JP2010046640A - フィルタープレスの開板構造 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 濾板12を移動させる開閉機13には、把持機構を構成する把持機本体56及び把持爪57と、押圧機構を構成する押圧機本体58及び押圧体59と、が設けられている。押圧機本体58は、把持爪57上に取り付けられている。開閉機13で濾板12を移動させる際、把持爪57で対象濾板12Aの支持腕45を掴むとともに、押圧機本体58から押杵部58aを伸ばして押圧体59で隣接濾板12Bの支持腕45を押さえ、さらに対象濾板12Aが隣接濾板12Bから離れるまで、押杵部58aを伸ばし続け、押圧体59で隣接濾板12Bの支持腕45を押さえ続ける。
【選択図】 図7
Description
そこで、本発明者等は、濾板同士を好適に開離させることを目的に、特許文献4に示すフィルタープレスの濾板開離方法及びそれに使用するフィルタープレスを提案している。この特許文献4のフィルタープレスにおいては、移動対象となる濾板を対象濾板とし、該対象濾板に隣接する濾板を隣接濾板として、濾板を移動させるための開板機に把持体と押圧体を設け、把持体である一対の把持アームによって対象濾板を掴んで移動させる場合に、押圧体である押圧アームで隣接濾板を押さえ続けることにより、隣接濾板から対象濾板を引き剥がしている。
本発明は、このような従来技術に存在する問題点に着目してなされたものである。その目的とするところは、対象濾板が移動されている間、隣接濾板を好適に押さえ続けることができるフィルタープレスの開板構造を提供することにある。
上記押圧機構において、押圧機本体は、上記把持爪の表面上に配設されている。これにより、上記把持機構によって上記対象濾板が掴まれた状態で、該押圧機本体は、該把持機構の把持爪とともに該対象濾板に接近した状態とされている。さらに該押圧機本体は上記把持爪上において、上記押圧体が上記開板方向と逆方向に伸びるように配置されている。ここで、上記対象濾板は、上記隣接濾板と密着している場合、該隣接濾板を引っ張ることで開板方向に動かそうとする。これに対し、上記押圧体は、上記開板方向と逆方向から伸びて上記隣接濾板に当接することにより、該隣接濾板を押さえる力を発生させる。従って、上記隣接濾板を動かそうとする力のベクトルと、上記隣接濾板を押さえる力のベクトルとは、互いに逆方向になり、該押さえる力の全てを上記隣接濾板を押さえるための押圧力とすることができる。さらにまた、互いの力のベクトル方向が交差しておらず、該隣接濾板に対する押圧体の接点が移動してしまうことを防止することができる。そして、押さえる力の全てを押圧力とすることができ、接点の移動を抑制することができることから、対象濾板が移動されている間、隣接濾板を好適に押さえ続けることができる。
上記構成によれば、移動対象となる濾板を移動に適した位置とすることができる。すなわち、スラリーによって強固に粘着した濾板同士を引き剥がしたり、あるいは付着したケーキを剥離させるために濾板を振動させたりした場合、濾板がその移動に不適な位置である不正位置に移動してしまうおそれがある。
なお、濾板がその移動に適正な位置にある場合を適正位置とすれば、該適正位置にある濾板は、他の濾板と互いに略平行な位置関係となっているが、上記不正位置にある濾板は、他の濾板と互いに略平行な位置関係となっていない。
濾板が不正位置に移動してしまった場合、濾板の両側に配設された開閉機がそれぞれ共働して移動するものであると、一側の開閉機が該濾板の支持腕を掴んでも、他側の開閉機が該濾板の支持腕を掴むことができなくなる。あるいは、濾板の両側に配設された開閉機がそれぞれ独立して移動するものであると、各開閉機で濾板の支持腕を掴むことは可能となるが、該濾板を適正位置とするための各開閉機の移動の制御が難しくなり、また振動、各開閉機の移動のずれ等によって濾板支持枠に対して斜めに支持された濾板が濾板支持枠から脱落してしまうおそれもある。
そこで、上記構成のように移動対象となる隣接濾板を、その隣接位置にある濾板に押し付けた場合、該隣接濾板は適正位置となるため、移動対象である濾板の支持腕を確実に掴むための濾板の位置修正を簡易な構成で行うことができる。
上記構成によれば、開閉機の移動を検出するセンサを設け、濾板の両側に配設された開閉機の閉板方向の移動がそれぞれ止まったことを該センサによって検知するまで、上記開閉機は上記隣接濾板を該隣接濾板の隣接位置にある濾板に押し付け続けるようになっている。つまり、上記開閉機は、上記隣接濾板の周縁が隣接位置の濾板の周縁に圧接されて該隣接濾板が動かなくなり、閉板方向への移動が出来なくなって移動停止するまで、隣接濾板を隣接位置の濾板に押し付け続けるようになっており、隣接濾板を確実に適正位置とすることができる。従って、移動対象である濾板の支持腕を掴むための濾板の位置修正を確実に行うことができる。
図1に示すように、フィルタープレス10は、機枠11と、複数個の濾板12と、開閉機13と、濾布14とを備えている。
上記機枠11は、底部に配設された底枠21と、該底枠21の両端部にそれぞれ立設された外枠22A,22Bとを備えている。該機枠11において、一対の外枠22A,22Bの間には、濾板支持枠23が左右一対で架設されている。上記濾板12は、該濾板支持枠23によって左右両側を摺動自在に支持されることにより、該濾板支持枠23の延びる方向を移動方向(図1中で横方向)として移動できるようになっている。該機枠11において、濾板12の移動方向における一端側(図1中で左端側)の外枠22Aには、固定盤24が固定されている。濾板12の移動方向における他端側(図1中で右端側)の外枠22Bには、シリンダ25が固定されるとともに、該シリンダ25から延びる押圧杵26を介して押盤27が支持されている。
上記複数個の濾板12は、上記固定盤24と上記押盤27の間に配設されている。隣接する一対の濾板12の上端間には、濾布展張金具28が架設されている。該濾布展張金具28は、側面視で山形状をなしており、各濾板12の移動に伴って濾板12の移動方向に開閉自在とされている。上記濾布14は、2つ折り状とされ、両下端がそれぞれ該濾板12に接続されるとともに、上端中央がスプリング28aを介して濾布展張金具28に吊られて支持されている。ケーキの排出時には、濾板12の移動に連動して、濾布展張金具28が開くとともに、濾布14がスプリング28aで上方へ引っ張られつつ開くようになっている。
濾布展張金具28の上方には振動機28bが配設されている。該振動機28bは、濾布展張金具28の上端部を叩くことにより、該濾布展張金具28にスプリング28aを介して吊持された濾布14をばね振動させるようになっている。そして、ばね振動する該濾布14からは、ケーキが振り落とされるようになっている。
上記開閉機支持枠29には、開閉機13が該開閉機支持枠29上を移動自在に支持されている。また濾板12の移動方向における開閉機支持枠29の両端の下部には、それぞれスプロケット30が設けられている。該スプロケット30は、シャフト31を介してフィルタープレス10に支持されている。これらスプロケット30の間には、チェーン32が架設されており、該チェーン32は、その途中で開閉機13に接続されている。
上記スプロケット30は、図示しないモータによって回転駆動されるようになっており、該スプロケット30の回転が上記チェーン32に伝達され、該チェーン32が上記開閉機13を引っ張ることにより、該開閉機13は上記開閉機支持枠29上を所定方向へ移動するように構成されている。そして、該開閉機13が上記濾板12を掴んだ状態で該開閉機支持枠29上を移動することにより、該濾板12は、所定方向へ移動されるようになっている。
該濾板本体41の略中央下部には、フィード孔43が形成されている。また該濾板12の上面には、スラリーを圧入するための圧入路44の一端が開口されている。該圧入路44は、その他端でフィード孔43内に連通している。そして、濾過対象であるスラリーは、圧入路44及びフィード孔43を介し、凹部42によって形成された濾室に送り込まれて脱水処理される。なお、特に図示はしないが、該濾板本体41には、スラリー中の濾液を排出するための濾液出口と、該濾液出口に濾液を集める溝とが設けられている。
該濾板本体41の左右側面には、長板状の支持腕45が取り付けられている。該支持腕45の下面略中間部には、逆L字状をなす引掛爪46が取り付けられている。上記濾板12は、該支持腕45を上記濾板支持枠23に載せ、かつ濾板本体41の側面と引掛爪46との間で濾板支持枠23を挟むようにして、該濾板支持枠23に引っ掛けられて支持されている。
上記フィルタープレス10は、上記濾過位置において、複数の濾板12を互いに接触した状態とし、さらにシリンダ25及び押圧杵26による押盤27からの押圧によって固定盤24と押盤27との間に挟み込み、重合状態として、重合状態とされた濾板12の間に濾布14を挟着する。そして、各濾板12間に形成された濾室内にスラリーが圧入され、スラリーを濾過する脱水作業が行なわれる。
脱水作業の終了後、上記押盤27からの押圧が解除され、開閉機13が濾板12を1枚ずつ掴み、上記開閉機支持枠29上を移動することにより、該濾板12を上記待機位置へと上記濾板支持枠23に沿って移動させる。開閉機13は、該濾板12を1枚ずつ濾過位置から待機位置へと移動させる。該濾過位置から該待機位置の間の該清掃位置において、移動対象である濾板12は、隣接する濾板12との間を拡げられており、この濾板12間の拡がりに伴い、濾布展張金具28の間と、濾布14の間が開かれる。そして、該清掃位置では、振動機28bが濾布展張金具28の上端部を叩き、濾布14を振動させることにより、該濾布14の表面に付着したケーキが振り落とされる。
開閉機13は、上記開閉機支持枠29を両側方から挟むように配設された外側基板51Aと内側基板51Bを有している。外側基板51A及び内側基板51Bの間には、上記開閉機支持枠29を上下方向から挟むように配設された上下2対のガイドローラ52が取り付けられている。外側基板51Aの内面で下部には、一対のチェーン接続部54が取り付けられており、該チェーン接続部54には該開閉機13を移動させるべく上記チェーン32の端部が接続されるようになっている。
上記の把持機本体56、杵部56a、把持爪57は、対象濾板12Aを掴むための把持機構を構成している。該把持機構において、把持機本体56は、杵部56aが上記開板方向と直交する方向に伸縮するように配置されている。従って、該把持機構において把持爪57は、杵部56aの先端に装着されていることから、対象濾板12Aの支持腕45に対して開板方向と直交する方向から接近移動するように構成されている。そして、開板方向と直交する方向から支持腕45に接近移動した把持爪57は、その内側部分が該支持腕45の端部と係合することにより、対象濾板12Aを掴むようになっている(図5参照)。
なお、特に図示はしないが、上記開閉機13には、濾板12を検出する濾板センサが設けられている。そして、開閉機13は、該濾板センサによって対象濾板12Aを認識したうえで、把持機構の把持爪57を対象濾板12Aの支持腕45へ伸ばして該対象濾板12Aを掴むように構成されている。
上記の押圧機本体58、押杵部58a、押圧体59は、隣接濾板12Bが対象濾板12Aと共に移動することを抑制するための押圧機構を構成している。該押圧機構において、押圧機本体58は、押圧体59が装着された押杵部58aの一端が閉板方向、つまりは濾板12の開板方向への移動と逆方向に伸長移動するように配置されている。従って、該押圧機構において押圧体59は、押圧機本体58が把持爪57の上面に取り付けられており、押圧体59が押杵部58aの一端に装着されていることから、対象濾板12Aに隣接する隣接濾板12Bの支持腕45に対して開板方向と逆方向である閉板方向から接近移動するように構成されている。そして、閉板方向から支持腕45に接近移動する押圧体59は、その先端部を該支持腕45の閉板方向側の表面に押し当てることにより、隣接濾板12Bを押さえ付けるようになっている(図6,図7参照)。
なおセンサは、上記ロータリーエンコーダに限定されるものでなく、開閉機13の移動を検出可能なものであれば、光センサ、圧力センサ、振動センサ等のような種々のセンサを用いてもよい。例えば、押圧機本体58に圧力センサ等のセンサを設け、濾板12から押圧体59に加えられた抵抗力で押杵部58aが押圧機本体58に押し込まれたことを検知した場合に、モータの回転を止めたり、逆回転させたり等してもよい。
上記フィルタープレス10で重合状態にある複数の濾板12間を開く、いわゆる開板時において、開閉機13による濾板12の移動作業は、対象濾板12Aを濾過位置から清掃位置へと移動させる第1の過程と、対象濾板12Aを清掃位置から待機位置まで移動させる第2の過程と、移動対象が待機位置まで移動された対象濾板12Aから隣接濾板12Bに切り変わる第3の過程とに大きく分けられる。そして、該第1の過程から該第3の過程を繰り返し、全ての濾板12について濾過位置から待機位置へと移動させる。
第1の過程の第1段階として、図4に示すように、開閉機13は、杵部56aと押杵部58aを縮めた状態としたまま、対象濾板12Aの側方に移動する。
第1の過程の第2段階として、図5に示すように、濾板センサ(図示略)によって対象濾板12Aが検知されたことに基づき、把持機本体56から杵部56aを伸長させて把持爪57を対象濾板12Aの支持腕45に向かって接近移動させる。そして、該把持爪57の内側に支持腕45の端部を捉えることにより、対象濾板12Aを掴む。このとき、該把持爪57の上面に取り付けられた押圧機本体58は、把持爪57とともに該対象濾板12Aの支持腕45に接近する。
第1の過程の第3段階として、図6に示すように、押圧機本体58から押杵部58aが閉板方向に伸び、押圧体59が隣接濾板12Bの支持腕45の端部に接触する。そして、開閉機13が開板方向へ向かって移動を開始し、該開閉機13の移動に伴って上記把持爪57で掴まれた対象濾板12Aが清掃位置へと移動し始める。
第1の過程の第4段階として、図7に示すように、開閉機13によって移動された対象濾板12Aが清掃位置に到達する。そして、該清掃位置で対象濾板12Aは、濾布14に付着したケーキを落とされることによって清掃される。
対象濾板12Aを隣接濾板12Bから引き剥がすべく、該隣接濾板12Bを押さえる押圧機構は、該隣接濾板12Bが対象濾板12Aとともに移動しようとする方向(開板方向)と真逆の方向である閉板方向へ押杵部58aを伸ばすことにより、押圧体59で隣接濾板12Bを押さえる力を発生させる。従って、密着した対象濾板12Aが隣接濾板12Bを動かそうとする力のベクトルと、押圧体59が隣接濾板12Bを押さえる力のベクトルは、互いに逆方向になり、押圧体59が隣接濾板12Bを押さえる力の全てが該隣接濾板12Bに対する押圧力として作用する。また隣接濾板12Bが移動しようとする方向と、押圧機構が隣接濾板12Bを押さえる方向とが真逆の方向であるため、隣接濾板12Bの支持腕45に対する押圧体59の接点は移動せず、一定位置に保たれる。
また押杵部58aの伸長量は特に限定されず、対象濾板12Aを隣接濾板12Bから引き剥がすことが可能な程度の長さであればよい。すなわち、押圧機構によって隣接濾板12Bを押さえ付ける場合には、開閉機13によって対象濾板12Aが所定位置、つまりは隣接濾板12Bから引き剥がされた位置に移動されるまでの間、押圧機本体58から押杵部58aが伸び続けることにより、押圧体59で隣接濾板12Bの支持腕45を押さえ続ければよい。従って、押杵部58aの伸長量は、把持爪57が対象濾板12Aを掴み、かつ押圧体59が隣接濾板12Bを押圧した状態で、押杵部58aが最大伸長量となったときに対象濾板12Aと隣接濾板12Bの間に間隙が形成されるような長さとすればよい。
第2の過程の第1段階として、清掃位置で清掃された対象濾板12Aは、把持爪57で掴まれた状態のまま開閉機13によって待機位置へと移動し始める(図7参照)。
第2の過程の第2段階として、図8に示すように、開閉機13によって待機位置へと移動された対象濾板12Aは、該待機位置に保管される。このとき開閉機13において押圧機構の押杵部58aは、伸びた状態のままとされる。
なお、濾板12の清掃は、必ずしも各図に示した清掃位置で対象濾板12Aを移動停止させて行う必要はなく、例えば待機位置を清掃位置として、待機位置まで対象濾板12Aを移動させてから清掃を行ってもよい。また清掃位置は、必ずしも複数の濾板12の全てで同一位置とする必要はなく、各濾板12毎にそれぞれ清掃位置が異なっていてもよい。
第3の過程の第1段階として、図9に示すように、開閉機13は、押圧機構の押杵部58aが伸びた状態のままで、把持爪57の先端が対象濾板12Aの支持腕45の端部に引っ掛からないように、把持機本体56の杵部56aを縮める。そして、開閉機13は、次の移動対象である隣接濾板12Bに接近するため、閉板方向への移動を開始する。
第3の過程の第2段階として、図10に示すように、開閉機13は、その移動途中で押杵体59の先端を隣接濾板12Bの支持腕45の端部に接触させる。該開閉機13は、押杵体59の先端を支持腕45の端部に接触させたまま、閉板方向への移動を継続する。そして、隣接濾板12Bは、該開閉機13によって閉板方向へ押されながら移動することにより、不正位置にある状態から、移動に適した位置である適正位置となるように位置修正される。
第3の過程の第3段階として、図11に示すように、開閉機13によって閉板方向へ押された隣接濾板12Bは、該隣接濾板12Bの閉板方向の隣接位置にある濾板12Cに接触する。このとき該開閉機13は、閉板方向への移動を継続しており、その結果、該隣接濾板12Bは、濾板12Cに押し付けられる。
第3の過程の第4段階として、隣接濾板12Bは、開閉機13に押され、濾板12Cに押し付け続けられた結果、その周縁が濾板12Cの周縁に圧接されて移動することができなくなり、適正位置となる。また隣接濾板12Bが移動することができなくなると、開閉機13の移動に伴って、隣接濾板12Bから押圧体59を介して伝達される抵抗力により押杵部58aが押圧機本体58の内部に押し込まれる。該押圧機本体58には、押杵部58aの位置を検出するためのセンサ(図示略)が取り付けられている。押杵部58aが押圧機本体58の内部に押し込まれたこと、つまりは開閉機の閉板方向の移動が止まったことが該センサによって検知されると、開閉機13は、押杵部58aを収縮させることにより、隣接濾板12Bの濾板12Cへの押し付けを解除する。また図12に示すように、該開閉機13は、押杵体59の先端が隣接濾板12Bの支持腕45の端部に接触しないようにするため、把持機本体56の杵部56aを縮めるとともに、濾板センサ(図示略)によって隣接濾板12Bが検知されるまで閉板方向へ移動し、該隣接濾板12Bを移動対象として認識する。
11 機枠
12 濾板
12A 対象濾板
12B 隣接濾板
13 開閉機
14 濾布
23 濾板支持枠
29 開閉機支持枠
45 支持腕
56 把持機本体
57 把持爪
58 押圧機本体
59 押圧体
62 センサとしてのロータリーエンコーダ
Claims (3)
- 重合状態にある複数個の濾板の間に濾布を挟着させてスラリーの濾過を行うフィルタープレスにあって、該複数個の濾板の両側に該濾板を所定方向へ移動させる開閉機がそれぞれ配設されており、該開閉機で該濾板を移動させることにより、重合状態にある該複数個の濾板を互いに開離させるフィルタープレスの開板構造において、
上記フィルタープレスには、上記複数個の濾板を支持する濾板支持枠と、上記開閉機を支持する開閉機支持枠とが、互いに平行に延びるように配設されており、
上記濾板は、その両側に設けられた支持腕を上記濾板支持枠に支持させることにより、該濾板支持枠に沿って移動自在とされており、
上記開閉機は、上記開閉機支持枠に支持されることにより、該開閉機支持枠に沿って所定方向に移動自在とされており、
上記開閉機には、移動対象である対象濾板を掴むための把持機構と、該対象濾板に隣接する濾板である隣接濾板が該対象濾板と共に移動することを抑制するための押圧機構と、が設けられており、
上記把持機構は、把持機本体と、該把持機本体に装着された把持爪と、を備え、該把持機本体から該把持爪を上記対象濾板の支持腕に向かって接近移動させ、該把持爪を該支持腕に係合させることによって上記対象濾板を掴むものであり、
上記押圧機構は、押圧機本体と、該押圧機本体に装着された押圧体と、を備え、該押圧機本体から該押圧体を上記隣接濾板の支持腕に向かって伸ばし、該押圧体を該支持腕に押し当てることによって上記隣接濾板を押さえるものであり、
上記開閉機による上記濾板の移動方向のうち、上記対象濾板が上記隣接濾板から開離されて移動される方向を開板方向とし、該開板方向とは逆の方向を閉板方向として、
上記把持機本体は、上記把持爪が上記開板方向と交差又は直交する方向に接近移動するように配置されており、
上記押圧機本体は、上記把持爪の表面上であって、上記閉板方向に伸びるように配置されており、
上記把持機構によって上記対象濾板を掴む場合には、上記押圧機本体が上記把持爪とともに該対象濾板の支持腕に接近しており、
上記押圧機構によって上記隣接濾板を押さえる場合には、上記開板機によって上記対象濾板が所定位置に移動されるまでの間、上記押圧機本体から上記押圧体が伸び続けることによって上記隣接濾板の支持腕を押さえ続けている
ことを特徴とするフィルタープレスの開板構造。 - 上記対象濾板を所定の待機位置まで移動させてから移動対象が上記対象濾板から上記隣接濾板に変わる過程で、上記開閉機が上記閉板方向に移動して上記隣接濾板に接近する場合には、
上記開閉機は、上記押圧機構の上記押圧体を伸ばした状態で移動し、該押圧体を上記隣接濾板の支持腕に接触させて、該隣接濾板を上記閉板方向に押すことにより、該隣接濾板を該隣接濾板の隣接位置にある濾板に押し付けるように構成されている請求項1に記載のフィルタープレスの開板構造。 - 上記開閉機の移動を検出するセンサが設けられており、上記対象濾板を所定の待機位置まで移動させてから移動対象が上記対象濾板から上記隣接濾板に変わる過程では、上記開閉機が上記隣接濾板を該隣接濾板の隣接位置にある濾板に押し付けている状態で、上記濾板の両側に配設された開閉機の閉板方向の移動がそれぞれ止まったことを該センサによって検知した場合に、上記開閉機による上記隣接濾板の押し付けを解除する請求項2に記載のフィルタープレスの開板構造。
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