JP2008207130A - フィルタープレスの濾板開離方法及びそれに使用するフィルタープレス - Google Patents

フィルタープレスの濾板開離方法及びそれに使用するフィルタープレス Download PDF

Info

Publication number
JP2008207130A
JP2008207130A JP2007048048A JP2007048048A JP2008207130A JP 2008207130 A JP2008207130 A JP 2008207130A JP 2007048048 A JP2007048048 A JP 2007048048A JP 2007048048 A JP2007048048 A JP 2007048048A JP 2008207130 A JP2008207130 A JP 2008207130A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
filter plate
filter
plate
target
plates
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2007048048A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Koike
博 小池
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Japan Envirotic Industry Co Ltd
Original Assignee
Japan Envirotic Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Japan Envirotic Industry Co Ltd filed Critical Japan Envirotic Industry Co Ltd
Priority to JP2007048048A priority Critical patent/JP2008207130A/ja
Publication of JP2008207130A publication Critical patent/JP2008207130A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Filtration Of Liquid (AREA)

Abstract

【課題】 濾板同士を好適に開離させることができるフィルタープレスの濾板開離方法及びそれに使用するフィルタープレスを提供する。
【解決手段】 横枠23に支持されながら重合状態にある複数個の濾板12の両側には、該濾板12を前進移動させる開板機13を設けておき、該スラリーの濾過後に該開板機13によって対象濾板12Aを前進移動させて隣接濾板12Bから開離させる。開板機13には、対象濾板12Aを掴む第1把持アーム41及び第2把持アーム42と、隣接濾板12Bを押さえる押圧アーム43とが設けられ、第1把持アーム41及び第2把持アーム42で対象濾板12Aを掴みながら前進移動させる間、該押圧アーム43で該隣接濾板12Bを押さえ続ける。
【選択図】 図3

Description

本発明はスラリーを濾過して濾液とケーキに分離するためのフィルタープレスの濾板開離方法及びそれに使用するフィルタープレスに関するものである。
従来、上記のようなフィルタープレスとして、例えば特許文献1〜3に示すものが挙げられる。該フィルタープレスは、複数個の濾板を有しており、該複数個の濾板を重合状態として隣り合う濾板の間に濾室を形成し、該濾室内にスラリー(汚泥)を圧入することにより、該スラリーの圧搾脱水を行う。また、スラリーの濾過後は、複数個の濾板の重合状態を解除し、濾板間を開くことにより、該濾室に残ったケーキを取り除く。
特開昭61−153112号公報 特開2001−79312号公報 特開2003−305312号公報
ところが、上記従来のフィルタープレスにおいては、ケーキが粘着性を有していたり、あるいはスラリーの圧搾脱水を行う際に濾板間の気密性が高くて減圧状態となっていたりする等の理由で、濾板同士が密着している場合がある。このような場合には、複数個の濾板が、密着して接合した状態のままで共に移動してしまうことがあり、濾板間を十分に開くことができず、ケーキが排出できなくなるという問題があった。
本発明は、このような従来技術に存在する問題点に着目してなされたものである。その目的とするところは、濾板同士を好適に開離させることができるフィルタープレスの濾板開離方法及びそれに使用するフィルタープレスを提供することにある。
上記従来の問題点を解決する手段として、請求項1に記載のフィルタープレスの濾板開離方法の発明は、機枠に支持されながら重合状態にある複数個の濾板の間に濾布を挟着させてスラリーの濾過を行うフィルタープレスにあって、重合状態にある該複数個の濾板の一側あるいは両側には該濾板を所定方向へ移動させる濾板開閉装置を設けておき、スラリーの濾過後に該濾板開閉装置によって該濾板を逐次所定方向へ前進移動させて重合状態にある該複数個の濾板を互いに開離させるフィルタープレスの濾板開離方法において、該濾板開閉装置には、移動対象である対象濾板を掴む把持体と、該対象濾板に隣接する濾板である隣接濾板を押さえる押圧体とが設けられており、該把持体で該対象濾板を掴みながら、該把持体を移動させて該対象濾板を所定方向へ前進移動させる一方で、該対象濾板を所定位置まで前進移動させる間、該押圧体で該隣接濾板を押さえ続け、該隣接濾板の前進移動を抑制することを要旨とする。
上記構成によれば、移動対象である対象濾板は、把持体に掴まれて前進移動される。一方、対象濾板の前進移動中、対象濾板に隣接する濾板である隣接濾板は、該対象濾板が所定位置、すなわち該隣接濾板から開離可能な位置、あるいは該隣接濾板から開離した位置
まで移動される間、押圧体によって押さえ続けられる。従って、該隣接濾板は、その前進移動を押圧体によって阻まれ、元々の位置に留まろうとする。結果、対象濾板に隣接濾板が密着した状態であっても、該対象濾板は、該隣接濾板から引き剥がされ、該対象濾板のみが前進移動し、濾板同士を好適に開離させることができる。
また請求項2に記載のフィルタープレスの発明は、請求項1に記載のフィルタープレスの濾板開離方法で使用するフィルタープレスであって、機枠と、該機枠に摺動自在に支持された複数個の濾板と、該複数個の濾板の一側あるいは両側に設けられ、該濾板を所定方向へ移動させる濾板開閉装置と、該複数個の濾板の間に挟着される濾布とを備えており、該濾板開閉装置は、該濾板を前進移動させるべく該機枠上を所定方向へ前進移動自在とされた開板機を有しており、該開板機には、移動対象である対象濾板を掴む把持体と、該対象濾板に隣接する濾板である隣接濾板を押さえる押圧体とが設けられていることを要旨とする。
上記構成によれば、開板機は、その把持体によって対象濾板を掴み、該対象濾板を好適に前進移動させるとともに、その押圧体によって隣接濾板を押さえ、該隣接濾板の前進移動を阻む。結果、対象濾板に隣接濾板が密着した状態であっても、該対象濾板は、該隣接濾板から引き剥がされ、該対象濾板のみが前進移動し、濾板同士を好適に開離させることができる。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載のフィルタープレスの発明において、該押圧体は、該開板機の前進移動に伴って、該前進移動の方向と反対方向である後進方向へ伸長する伸縮機構を有していることを要旨とする。
上記構成によれば、該押圧体が伸縮機構を有しているため、濾板同士を好適に開離させるべく該開板機を十分な距離だけ前進移動させても、該隣接濾板を確実に押さえ続けることができる。
また請求項4に記載の発明は、請求項2又は請求項3に記載のフィルタープレスの発明において、該把持体は、該対象濾板を該対象濾板の移動方向の前後からそれぞれ押さえる一対のアームから構成されていることを要旨とする。
上記構成によれば、他の濾板との引き剥がし時の勢い等により、該対象濾板が想定される正規の位置からずれる等していたとしても、該対象濾板を確実に掴むことができる。
また請求項5に記載の発明は、請求項2から請求項4のうち何れか一項に記載のフィルタープレスの発明において、該開板機は、該対象濾板を検知するセンサを有しており、該センサによって該対象濾板を認識したうえで該把持体によって該対象濾板を掴むことを要旨とする。
上記構成によれば、対象濾板が想定される正規の位置からずれる等していたとしても、該対象濾板を確実に認識することができる。
本発明によれば、濾板同士を好適に開離させることができる。
以下、本発明を具体化した一実施形態について説明する。
図1に示すように、フィルタープレス10は、機枠11と、複数個の濾板12と、濾板開閉装置を構成する開板機13と、濾布14とを備えている。
該機枠11は、底部に配設された台枠21と、該台枠21の前後両端部に立設された複数対の縦枠22と、これら縦枠22間の中間部に架設された横枠23と、隣接する一対の濾板12の上端間に架設された濾布展張金具24とからなる。該横枠23は、該濾板12の両側を摺動自在に支持している。該濾布展張金具24は側面山形状をなし、該濾板12の移動に伴い、前後方向(図1中で横方向)に開閉する。
該開板機13は、該濾板12の一側又は両側にて該横枠23上を前後方向移動自在に配されており、該濾板12を該横枠23に沿って後進(図1中で左方向)又は前進(図1中で右方向)移動させるように構成されている。なお、該開板機13は、該開板機13を移動させるために必要となるモータ(図示略)、チェーン(図示略)等の装置とともに濾板開閉装置を構成している。
該濾布14は、2つ折り状とされ、両端がそれぞれ該濾板12に接続されるとともに、中央がスプリング24aを介して濾布展張金具24に吊られて支持されている。
複数個の濾板12は、該開板機13によってそれぞれが単独で横枠23に沿って後進又は前進移動する。該濾布14は、スプリング24aを介して濾布展張金具24に繋がれており、該濾板12の移動に連動して濾布展張金具24が開きつつ前後方向へ開閉し、またスプリング24aで上方へ引っ張られつつ該濾板12によって前後方向へ引っ張られることにより、アコーディオン状に後進又は前進移動する。
すなわち、スラリーの脱水作業を行うべく該複数個の濾板12を重合状態とする場合には、該濾板12が該開板機13によって互いに接近する方向へ後進移動され、該濾板12の移動に伴って移動した該濾布14は、該濾板12の間に挟持されることとなる。また、スラリーの脱水後に濾板12の開離作業を行う場合には、該濾板12が該開板機13によって互いに離間する方向へ前進移動されるとともに、該濾板12の移動に伴って前進移動した該濾布14が開放される。
該機枠11上において、複数個の濾板12の後端側(図1中で左端側)には固定盤25が配設され、複数個の濾板12の前端側(図1中で右端側)には押盤26が配設されている。該固定盤25は、機枠11に固定されることにより、その移動を規制されている。該押盤26には、押圧杆27を介して支持台28に支持された油圧シリンダ29が接続されている。
該複数個の濾板12を重合状態とする場合、複数個の該濾板12は、該固定盤25と該押盤26の間に挟持固定されるとともに、該油圧シリンダ29により、該押盤26を介して該押圧杆27で該固定盤25に向かって押圧される。また該濾布14は、該濾板12の間に挟着されることとなる。
該固定盤25には、スラリーを圧入するための圧入路30が設けられている。また濾板12にはフィード孔31が設けられるとともに、該フィード孔31は、複数個の濾板12が重合状態にある際、互いに連続しており、スラリー導入路32を形成している。該スラリー導入路32は、該圧入路30と連通している。スラリーは、ポンプ等を用いて該圧入路30から該スラリー導入路32へと圧入される。該スラリー導入路32に圧入されたスラリーは、各濾板12間において濾布14により濾過され、スラリー中の固形分、つまりケーキは濾布14内に蓄積される。
なお、スラリー中の濾液は、濾板12に設けられた連絡孔(図示略)を介して外部へ排出される。そして、脱水作業による濾過工程終了後は、押盤26を開き、次いで開離作業として重合状態にある濾板12を濾板開閉装置13により開き、濾板12間の濾布14内に収容されているケーキを下方へ落下させて排除する。
図2に示すように、濾板12は、枠部33と該枠部33に囲繞される板体34とからなる。濾板12の左右側縁には、支持腕35が差出されており、該濾板12は、該支持腕35を横枠23に引っ掛けることにより、機枠11に支持されている。該板体34の下部には、フィード孔31が筒状に形成されている。また該板体34の表面には、複数の凸条36が形成されている。なお、特に図示しないが、該濾板12には、濾液を排出するための連絡孔も設けられている。
該凸条36は、脱水作業時において、ケーキにその形状を転写し、該ケーキの表面に凹条を形成する。該凹条が形成されたケーキは、開離作業にて落下する際、該凹条をきっかけに割れて細かくなる。
図3に示すように、該開板機13の内部には、把持体である第1把持アーム41及び第2把持アーム42と、押圧体である押圧アーム43と、センサ44とが設けられている。該第1把持アーム41は、濾板12の移動方向(図3中で横方向)における後側(図3中で左側)に前斜め向きで配設され、該第2把持アーム42は、濾板12の移動方向(図3中で横方向)における前側(図3中で右側)に後ろ斜め向きで配設されている。該押圧アーム43は、該第1把持アーム41と該第2把持アーム42の間に後ろ斜め向きで配設されている。該センサ44は、該第1把持アーム41と該第2把持アーム42の間に配置されており、該支持腕35を検知する。該開板機13は、該センサ44による検知結果に基づき、該濾板12を認識する。
第1把持アーム41、第2把持アーム42及び押圧アーム43は、それぞれエアシリンダによって構成されており、伸縮機構を有している。該第1把持アーム41及び該第2把持アーム42は、移動対象となる対象濾板12Aの支持腕35に対し、それぞれの先端を前後から伸ばし、各先端の間に該支持腕35を挟むことで対象濾板12Aを掴むようになっている。該押圧アーム43は、対象濾板12Aに隣接する隣接濾板12Bの支持腕35に対し、その先端を前方から伸ばし、該先端を該支持腕35に押し当てることで隣接濾板12Bの前進移動を阻むようになっている。
次に、濾板12の開離作業時における開板機13の動作について説明する。
開離作業時において、まず図4(a)に示すように、開板機13は、第1把持アーム41の先端を収縮させた状態で後進し、対象濾板12Aに接近する。該開板機13は、センサ44によって対象濾板12Aを認識する(図4(a)中に二点鎖線で示す)。
次に図4(b)に示すように、開板機13は、対象濾板12Aの支持腕35の側方へ移動し、第1把持アーム41の先端を伸ばし、かつ第2把持アーム42の先端を伸ばして、各先端の間に該支持腕35を挟み、対象濾板12Aを掴む。
ここで、図5(a)に示すように、対象濾板12Aが斜めになっている場合、該対象濾板12Aの両側に配置された左右一対の開板機13は、第2把持アーム42の先端を伸ばした状態としたうえで、対象濾板12Aに向かって後進する。すると、図5(b)中に2点鎖線で示すように、対象濾板12Aは、両側の支持腕35が第2把持アーム42によって押されることにより、やがてまっすぐな状態(他の濾板12と平行な状態)になる。該対象濾板12Aがまっすぐな状態となったら、左右一対の開板機13は、双方のセンサ44が対象濾板12Aの支持腕35を共に検知することができるようになる。そして、双方のセンサ44が共に支持腕35を検知したことに基づき、左右一対の開板機13は、それぞれの第1把持アーム41の先端を伸ばし、対象濾板12Aを掴む。
すなわち、本実施形態のフィルタープレスは、把持体を第1把持アーム41及び第2把持アーム42の前後一対のアームで構成し、かつ左右一対の開板機13がセンサ44によってそれぞれ対象濾板12Aを認識するようになっている。そして、左右一対の開板機13は、前後一対のアームのうち濾板12の開離作業時における開板機13の移動方向で後進側に配置されるアーム(第2把持アーム42)を用い、対象濾板12Aの位置修正を行ったうえで、その位置修正の結果を一対のセンサ44が対象濾板12Aを共に認識することで確認している。結果、対象濾板12Aの位置、状態に係わらず、該対象濾板12Aを確実に認識し、掴むことができる。
上記のように開板機13が対象濾板12Aを掴んだ後、図6(a)に示すように、開板機13は、押圧アーム43の先端を伸ばし、該先端を隣接濾板12Bの支持腕35に押し当てる。該開板機13は、押圧アーム43の先端を伸ばし続けながら前進移動する。そして、図6(b)に示すように、開板機13は、該対象濾板12Aを所定位置まで前進移動させる間、押圧アーム43の先端を伸ばし続ける。
すなわち、本実施形態のフィルタープレスは、開板機13が押圧アーム43の先端を伸ばし続けながら前進移動することにより、隣接濾板12Bの支持腕35と押圧アーム43の先端との接触点である押し接点を絶対的に静止させるように構成されている。一方、対象濾板12Aの支持腕35と、第1把持アーム41及び第2把持アーム42との接触点である掴み接点は、開板機13の移動に伴って移動する。このように開板機13は、掴み接点を移動させるべく動体である一方で、動体でありながら押し接点を静止させる構成を有している。結果、本実施形態のフィルタープレスは、対象濾板12Aを移動させつつ、隣接濾板12Bを停止させたままとすることで、該対象濾板12Aを該隣接濾板12Bから引き剥がすことができる。
ここで、該対象濾板12Aを所定位置まで前進移動させる場合の「所定位置」とは、該対象濾板12Aが該隣接濾板12Bから完全に離れた位置、あるいは該対象濾板12Aが該隣接濾板12Bから離れることが可能な位置を云う。つまり、該対象濾板12Aは、該隣接濾板12Bから完全に離れた位置まで前進移動させることが望ましい。しかし、該隣接濾板12Bから完全に離れておらず、該隣接濾板12Bに接触した状態であっても、該隣接濾板12Bと密着して接合した状態が解除されてさえいるならば、濾板同士を好適に開離させることが可能となる。したがって所定位置は、該対象濾板12Aが該隣接濾板12Bから完全に離れた位置のみならず、該対象濾板12Aが該隣接濾板12Bから離れることが可能な位置も含むものとする。
対象濾板12Aが隣接濾板12Bから完全に離れた後、図7(a)に示すように、開板機13は、対象濾板12Aを待機位置となる所定位置まで移動させる。なお、対象濾板12Aが隣接濾板12Bから完全に離れた後から、対象濾板12Aを所定位置まで移動させる間、開板機13は、押圧アーム43の先端を伸ばし続けてもよく、また押圧アーム43の伸長を停止させてもよい。そして、図7(b)に示すように、開板機13は、対象濾板12Aを所定位置まで移動させた後、第1把持アーム41、第2把持アーム42及び押圧アーム43を収縮させ、先の隣接濾板12Bであった濾板12を対象濾板12Aと定め、上記動作を繰り返す。
なお、本発明は上記実施形態に記載された形態のものに限定されず、例えば押圧体は、エアシリンダから構成された押圧アーム43に限らず、スプリング等の伸縮機構を有するものによって構成してもよい。また把持体は、前後一対のアームで構成することに限らず、1本のアームによって構成してもよい。また押圧体は、開板機13内に設けることに限らず、該開板機13の外に設けたり、あるいは該開板機13に従動しつつも、該開板機13とは別に横枠23上を移動可能に構成してもよい。
実施形態のフィルタープレスを示す概念図。 濾板を示す斜視図。 実施形態の開板機を示す概念図。 (a)は開板機が対象濾板に接近する状態を示す概念図、(b)は開板機が対象濾板を掴んだ状態を示す概念図。 (a)は開板機が斜めになった対象濾板に接近する状態を示す概念図、(b)は開板機が斜めになった対象濾板を掴んだ状態を示す概念図。 (a)は開板機が隣接濾板を押し止めながら前進移動しようとする状態を示す概念図、(b)は開板機が隣接濾板を押し止めながら前進移動する状態を示す概念図。 (a)は開板機が対象濾板を所定位置まで前進移動させた状態を示す概念図、(b)は開板機が対象濾板を離した状態を示す概念図。
符号の説明
10 フィルタープレス
11 機枠
12 濾板
13 開板機
14 濾布
41 把持体としての第1把持アーム
42 把持体としての第2把持アーム
43 押圧体としての押圧アーム
44 センサ

Claims (5)

  1. 機枠に支持されながら重合状態にある複数個の濾板の間に濾布を挟着させてスラリーの濾過を行うフィルタープレスにあって、重合状態にある該複数個の濾板の一側あるいは両側には該濾板を所定方向へ移動させる濾板開閉装置を設けておき、スラリーの濾過後に該濾板開閉装置によって該濾板を逐次所定方向へ前進移動させて重合状態にある該複数個の濾板を互いに開離させるフィルタープレスの濾板開離方法において、
    該濾板開閉装置には、移動対象である対象濾板を掴む把持体と、該対象濾板に隣接する濾板である隣接濾板を押さえる押圧体とが設けられており、
    該把持体で該対象濾板を掴みながら、該把持体を移動させて該対象濾板を所定方向へ前進移動させる一方で、該対象濾板を所定位置まで前進移動させる間、該押圧体で該隣接濾板を押さえ続け、該隣接濾板の前進移動を抑制することを特徴とするフィルタープレスの濾板開離方法。
  2. 請求項1に記載のフィルタープレスの濾板開離方法で使用するフィルタープレスであって、
    機枠と、該機枠に摺動自在に支持された複数個の濾板と、該複数個の濾板の一側あるいは両側に設けられ、該濾板を所定方向へ移動させる濾板開閉装置と、該複数個の濾板の間に挟着される濾布とを備えており、
    該濾板開閉装置は、該濾板を前進移動させるべく該機枠上を所定方向へ前進移動自在とされた開板機を有しており、
    該開板機には、移動対象である対象濾板を掴む把持体と、該対象濾板に隣接する濾板である隣接濾板を押さえる押圧体とが設けられていることを特徴とするフィルタープレス。
  3. 該押圧体は、該開板機の前進移動に伴って、該前進移動の方向と反対方向である後進方向へ伸長する伸縮機構を有している請求項2に記載のフィルタープレス。
  4. 該把持体は、該対象濾板を該対象濾板の移動方向の前後からそれぞれ押さえる一対のアームから構成されている請求項2又は請求項3に記載のフィルタープレス。
  5. 該開板機は、該対象濾板を検知するセンサを有しており、該センサによって該対象濾板を認識したうえで該把持体によって該対象濾板を掴む請求項2から請求項4のうち何れか一項に記載のフィルタープレス。
JP2007048048A 2007-02-27 2007-02-27 フィルタープレスの濾板開離方法及びそれに使用するフィルタープレス Pending JP2008207130A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007048048A JP2008207130A (ja) 2007-02-27 2007-02-27 フィルタープレスの濾板開離方法及びそれに使用するフィルタープレス

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007048048A JP2008207130A (ja) 2007-02-27 2007-02-27 フィルタープレスの濾板開離方法及びそれに使用するフィルタープレス

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2008207130A true JP2008207130A (ja) 2008-09-11

Family

ID=39783901

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007048048A Pending JP2008207130A (ja) 2007-02-27 2007-02-27 フィルタープレスの濾板開離方法及びそれに使用するフィルタープレス

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2008207130A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20130039932A (ko) * 2011-10-13 2013-04-23 주식회사 동진쎄미켐 자가 가교형 고분자, 이를 포함하는 레지스트 하층막 조성물 및 이를 이용한 패턴 형성 방법
CN113457232A (zh) * 2021-06-15 2021-10-01 苏州清溪环保科技有限公司 一种高效厨余垃圾固液分离装置

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5453361A (en) * 1977-09-16 1979-04-26 Wilms Gmbh Filter
JPS60114310A (ja) * 1983-11-25 1985-06-20 ザ メイナー エンジニアリング カンパニ リミテツド フイルタプレス
JPS6210007U (ja) * 1985-06-28 1987-01-21
JPH022804A (ja) * 1988-01-12 1990-01-08 Nippon Enbairo Kogyo Kk フィルタープレスにおける濾板開閉機構

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5453361A (en) * 1977-09-16 1979-04-26 Wilms Gmbh Filter
JPS60114310A (ja) * 1983-11-25 1985-06-20 ザ メイナー エンジニアリング カンパニ リミテツド フイルタプレス
JPS6210007U (ja) * 1985-06-28 1987-01-21
JPH022804A (ja) * 1988-01-12 1990-01-08 Nippon Enbairo Kogyo Kk フィルタープレスにおける濾板開閉機構

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20130039932A (ko) * 2011-10-13 2013-04-23 주식회사 동진쎄미켐 자가 가교형 고분자, 이를 포함하는 레지스트 하층막 조성물 및 이를 이용한 패턴 형성 방법
KR101863634B1 (ko) 2011-10-13 2018-06-04 주식회사 동진쎄미켐 자가 가교형 고분자, 이를 포함하는 레지스트 하층막 조성물 및 이를 이용한 패턴 형성 방법
CN113457232A (zh) * 2021-06-15 2021-10-01 苏州清溪环保科技有限公司 一种高效厨余垃圾固液分离装置
CN113457232B (zh) * 2021-06-15 2022-07-08 苏州清溪环保科技有限公司 一种高效厨余垃圾固液分离装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5627465B2 (ja) フィルタプレス
JP2008207130A (ja) フィルタープレスの濾板開離方法及びそれに使用するフィルタープレス
KR101446752B1 (ko) 여과포 고정식 필터 프레스
CN214763550U (zh) 一种压滤机拉板振打卸料系统
JPH0732761A (ja) 折り丁パイルの折り丁を分離するための装置
EP1752300A3 (en) Transport system, recording apparatus and liquid ejection apparatus
CN102462986A (zh) 原液的供给装置及压力过滤脱水装置
KR102537917B1 (ko) 여과포 좌우 폴딩 기능을 구비한 가압 여과기
JP5155064B2 (ja) フィルタープレスの開板構造
JP2008290307A (ja) ページ捲り機構
JP2001149704A (ja) ろ布固定型フィルタープレスのろ布洗浄装置
CN202478689U (zh) 污泥压滤机喷气卸料装置
CN109399243A (zh) 床板装订用板材输送机和板材输送方法
JP2001199618A (ja) 印刷機のパイル交換における分離補助装置
CN203591957U (zh) 一种试管分拣设备的机械手装置
EA038051B1 (ru) Способ работы фильтр-пресса и фильтр-пресс
US7475875B2 (en) Apparatus and method for separating printing plates
CN215323671U (zh) 一种具有压紧拍齐结构的单烟支剔除装置
JP5315032B2 (ja) フィルタープレス装置
JP5928820B2 (ja) フィルタープレスの開板方法
CN217237791U (zh) 一种防疫用口罩机产品质检装置
ATE326419T1 (de) Vorrichtung zum stapeln eines einlaufenden bogenstroms
JP2008214105A (ja) テストシートを取り出す方法および装置
JP2002239310A (ja) フィルタプレス
CN205169917U (zh) 一种覆膜机的上纸机构

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100120

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20101217

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101227

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20110426