JP2010044918A - コネクタ固定保持装置 - Google Patents

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隆二 塚越
Isami Kenmochi
伊佐美 劔持
Yutaka Hamano
豊 濱野
Makoto Kotabe
真 小田部
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Abstract

【課題】外形状が異なる形状のコネクタを記録再生装置に適切に固定可能なHDMIホルダの提供。
【解決手段】HDMIホルダ1の回動可能な各ケース11,12に、弾性分割部材13をそれぞれ設けた。そして、弾性分割部材13の間に第1コネクタ32または第2コネクタを挿入して記録再生装置2に接続した後に、弾性分割部材13を各把持部の外周面の所定領域に面接触させるように各ケース11,12を回動させて、軸支ねじ部材および回動規制ねじ部材15で各ケース11,12を固定する。
【選択図】図1

Description

本発明は、コネクタの電子機器への固定を保持するコネクタ固定保持装置に関する。
従来、電子機器に接続されるコネクタの抜け止めをする構成が知られている(例えば、特許文献1〜7参照)。
特許文献1に記載のものは、開閉自在なハウジングにより差込プラグの差込方向(接続方向)を保持するとともに、ケーブル通し穴により差込プラグのケーブルを保持し、ハウジングを装置に固定する構成が採られている。
特許文献2に記載のものは、ケースの上側から下方に延びる一対のリブが設けられている。そして、この一対のリブをコネクタの挿抜側の両側に当接させることで、コネクタの抜け止めをしている。
特許文献3に記載のものは、コネクタ部に螺合されて差込プラグ挿入方向に延びる支柱と、差込プラグまたはケーブルを掛け止めするとともに支柱により回動可能に支持された係止片とを備えている。そして、ケーブルの抜け方向に外力がかかったときに支柱に対する係止片の傾斜が大きくなり、係止片が支柱を挟んで外力に抵抗することで抜け止めしている。
特許文献4に記載のものは、上部と垂直部からなる略コ字状に形成された押さえ金具である。この押さえ金具には、上部を切り欠いて下方に折曲して形成された押圧片が設けられている。そして、インレット端子に挿入されたコネクタの上面に押さえ金具の押圧片を接触させて、インレット端子の嵌合部の下面壁と押圧片とで挟み込むことにより、コネクタの抜けを防止している。
特許文献5に記載のものは、弾性体として成形されてパネル筐体に固定される抜け止め防止部材であり、差込コネクタがコードの付け根部分とともに嵌め合わされる内筒部を備えた構成が採られている。
特許文献6に記載のものは、USBケーブルコネクタの上下方向の動きを抑えるガイドを有しシャーシに固定されるキャップであり、USBケーブルコネクタの傾斜部を支えるクッション部材を備えた構成が開示されている。
特許文献7に記載のものは、一端を開口させた箱状に形成された止具を備えている。この止具には、開口縁に切欠き形成された凹部が設けられている。そして、分配器に同軸ケーブルを接続した後に、これらを挟むように一対の止具を取り付けて、一方の凹部の周縁内側面を分配器の接栓収容部の第2の係止部に当接させるとともに、他方の凹部の周縁内側面を同軸ケーブルの第1の係止部に当接させることで抜け止めしている。
特開平10−92511号公報 特開2001−283968号公報 特開2005−93290号公報 特開2007−323962号公報 実開平5−36777号公報 特開2001−135413号公報 特開2006−120451号公報
しかしながら、特許文献1〜3のような構成では、コネクタの接続方向の面との当接により抜けを防止しているため、コネクタに接続方向と略直交する方向へのがたつきが生じてしまい、電子機器の端子接続部およびコネクタが破損してしまうおそれがある。また、特許文献4に記載のような構成では、コネクタにおける利用者に把持される把持部の上面のみを押圧片で押圧しているため、インレット端子の下壁面の接続方向の寸法が短い場合、コネクタに接続方向と略直交する方向へのがたつきが生じてしまい、電子機器の端子接続部が破損してしまうおそれがある。
さらに、特許文献5〜7のような構成では、抜け止めできるコネクタの形状が限定されてしまい、外形状が異なるコネクタを抜け止めできないおそれがある。
本発明は、外形状が異なる形状のコネクタを電子機器に適切に固定可能なコネクタ固定保持装置を提供することを1つの目的とする。
請求項1に記載の発明は、端子および把持部を有するコネクタの前記端子が電子機器の端子取付面に設けられた端子接続部に接続されたときに、前記コネクタの前記電子機器への固定を保持するコネクタ固定保持装置であって、前記把持部の外周面を前記端子の着脱方向に対し垂直な多方向から面接触して保持するように設けられた弾性部材と、前記端子の着脱方向と垂直な方向に前記把持部に対して近接離間し、近接することで前記弾性部材を前記把持部に付勢する付勢調整部材と、前記弾性部材を前記端子取付面に対して固定する固定部と、を具備したことを特徴とするコネクタ固定保持装置である。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
なお、本実施形態では、電子機器としての記録再生装置に取り付けられるコネクタ固定保持装置としてのHDMI(High Definition Multimedia Interface)ホルダを例示して説明する。
[HDMIホルダの構成]
まず、HDMIホルダの構成について説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係るHDMIホルダで第1コネクタを記録再生装置に固定した状態を示す斜視図である。図2は、HDMIホルダで第2コネクタを記録再生装置に固定した状態を示す斜視図である。図3は、HDMIホルダの斜視図である。図4は、HDMIホルダを電子機器の背面側から見た図であり、第1コネクタ固定前の状態を示す。図5は、HDMIホルダを電子機器の背面側から見た図であり、第1コネクタ固定後の状態を示す。
図1および図2に示すように、HDMIホルダ1は、記録再生装置2に取り付けられて、この記録再生装置2に接続された第1ケーブル31の第1コネクタ32や第2ケーブル35の第2コネクタ36を記録再生装置2に固定する。
ここで、記録再生装置2は、略箱状の装置ケース21と、この装置ケース21の背面側の端子取付面22に設けられた端子接続部23(図9参照)と、装置ケース21内に設けられた図示しない処理部とを備えている。端子接続部23には、各コネクタ32,36の端子39(図9参照)が着脱自在に接続される。処理部は、HDMI規格に対応したデータ入出力処理をして、各ケーブル31,35を介して入力されるコンテンツデータを記録媒体に記録したり、この記録したコンテンツデータを再生したりする。
各コネクタ32,36は、それぞれ略直方体状、略円柱状に形成されており、利用者に把持される第1,第2把持部33(例えば、図4参照),37を備えている。この第1,第2把持部33,37の一面からは、それぞれ各ケーブル31,35に電気的に接続された端子39が突出している。
HDMIホルダ1は、図1〜図5に示すように、付勢調整部材を構成する付勢分割部材としての上ケース11と、付勢調整部材を構成する付勢分割部材としての下ケース12と、弾性部材を構成する一対の弾性分割部材13と、固定部を構成する軸支ねじ部材14と、固定部を構成する回動規制ねじ部材15と、を備えている。
上ケース11は、端子取付面22に取り付けられたときに下ケース12の上側に位置し、略長方形金属板の長手方向の両端側を略垂直に折り曲げることで断面略コ字状に形成されている。この上ケース11は、端子取付面22と略直交する状態で設けられる略正方形板状の上基部と、端子取付面22側から見たときに上基部の左側縁および右側縁からそれぞれ下側に延びる左上壁部および右上壁部と、を備えている。
上基部における端子取付面22と対向する側縁(以下、背面対向側縁と称す)には、略長方形状に切り欠かれた切欠部111が設けられている。この切欠部111により、上ケース11が端子取付面22に設けられた背面ねじ部材24と接触することが防止される。
左上壁部の背面対向側縁の左側には、端子取付面22に略沿って左斜め下方向に突出する略板状の上軸支延出部112が一連に設けられている。この上軸支延出部112の突出方向略中央には、左上壁部の下端の略真横に位置する状態で略円形状の軸支孔113が設けられている。
右上壁部の背面対向側縁の右側には、端子取付面22に略沿って略真下方向に延びる略板状の上回動軌道確保部114が一連に設けられている。この上回動軌道確保部114には、右上壁部の下端の略真横から下方に延びる略円弧状の円弧孔115が設けられている。この円弧孔115は、上ケース11が軸支孔113を中心に回動したときの軌道に対応する形状に形成されている。
下ケース12は、上ケース11と同じ材料により略等しい断面略コ字状にされており、下基部と、この下基部の左側縁から上側に延びる左下壁部と、下基部の右側縁から上側に延びる右下壁部と、を備えている。
左下壁部の背面対向側縁の左側には、端子取付面22に略沿って左斜め上方向に延びる略板状の下軸支延出部122が一連に設けられている。この下軸支延出部122の突出方向略中央には、左下壁部の上端の略真横に位置する状態で略円形状の軸支孔123が設けられている。
右下壁部の背面対向側縁の右側には、上回動軌道確保部114と略等しい形状に形成され、端子取付面22に略沿って略真上方向に突出する下回動軌道確保部124が一連に設けられている。この下回動軌道確保部124には、下ケース12が軸支孔123を中心に回動したときの軌道に対応する形状に形成された略円弧状の円弧孔125が設けられている。
そして、各ケース11,12は、上軸支延出部112が下軸支延出部122に重なり、かつ、上回動軌道確保部114が下回動軌道確保部124に重なる状態で、軸支ねじ部材14および回動規制ねじ部材15により端子取付面22に取り付けられる。
弾性分割部材13は、例えばポリウレタンなどの弾性を有する材料により略板状に形成されている。この弾性分割部材13は、各ケース11,12のそれぞれの内周面全体に略等しい厚さで設けられている。また、図2,5に示すように、弾性分割部材13は、各コネクタ32,36の各把持部33,37に対して近接し、各ケース11,12で各コネクタ32,36を挟み込んだときに弾性変形して、各コネクタ32,36の着脱方向に対して垂直な多方向から各把持部33,37の外周面34,38に面接触するように設けられている。この面接触により、各把持部33,37および各コネクタ32,36の端子取付面22への固定が補強されるとともに保持される。
軸支ねじ部材14は、ねじ軸部141が軸支孔113,123に挿通されるとともに端子取付面22に螺合されることで、各ケース11,12を端子取付面22に回動可能に軸支する。また、軸支ねじ部材14は、ねじ頭部142により各軸支延出部112,122を端子取付面22に押し付けるまでねじ軸部141が螺合されることで、各ケース11,12を端子取付面22に固定する。
回動規制ねじ部材15は、ねじ軸部151が円弧孔115,125に挿通されるとともに端子取付面22に螺合されることで、各ケース11,12の回動の軌道が確保される。また、回動規制ねじ部材15は、ねじ頭部152が各回動軌道確保部114,124を端子取付面22に押し付けるまでねじ軸部151が螺合されることで、各ケース11,12を端子取付面22に固定する。
[HDMIホルダによるコネクタの固定方法]
次に、HDMIホルダ1による第1コネクタ32の固定方法について説明する。なお、第2コネクタ36の固定方法は、第1コネクタ32の場合と同じなので説明を省略する。
まず、利用者は、弾性分割部材13が各把持部33,37から離れる方向に動かされた状態において、図4に示すように、第1コネクタ32の端子39を端子取付面22の端子接続部23に接続する。この後、図5に示すように、各ケース11,12を各弾性分割部材13が第1把持部33に近づく方向に回動させることで、各弾性分割部材13を第1把持部33の外周面34全体に面接触させつつ弾性変形させる。そして、軸支ねじ部材14および回動規制ねじ部材15を締めることで各ケース11,12を固定して、作業が終了する。以上により、第1コネクタ32および第1把持部33の端子取付面22への固定が補強され、保持される。
[HDMIホルダの作用効果]
上述したようなHDMIホルダ1では、以下のような作用効果を奏することができる。
(1)HDMIホルダ1の回動可能な各ケース11,12に、弾性分割部材13をそれぞれ設けている。そして、弾性分割部材13の間に各コネクタ32,36を挿入して記録再生装置2に接続した後に、各コネクタ32,36の着脱方向に対して垂直な多方向から弾性分割部材13を各把持部33,37の外周面34,38に面接触させるように各ケース11,12を回動させて、各ねじ部材14,15で各ケース11,12を固定する。
このため、各コネクタ32,36が接続方向と略直交する方向へがたつくことを防止でき、記録再生装置2の端子接続部23の破損を防止できる。また、弾性を有する弾性分割部材13を各コネクタ32,36に接触させているため、外形状やサイズが異なる各コネクタ32,36を抜け止めできる。
(2)一対の弾性分割部材13を各ケース11,12にそれぞれ設け、各ケース11,12を回動させることで弾性分割部材13を各把持部33,37に面接触させている。
このため、一対の弾性分割部材13間の距離を広げることで、各コネクタ32,36を挿入しやすくなり、各コネクタ32,36の固定作業を容易にできる。
(3)各ケース11,12を端子取付面22に回動可能に軸支させているため、各ケース11,12の回動先端側のみを操作するだけで弾性分割部材13を各把持部33,37に面接触させることができ、各コネクタ32,36の固定作業を容易にできる。
(4)軸支ねじ部材14に、各ケース11,12を回動可能に軸支する機能と、各ケース11,12を固定する機能を設けているため、これらの機能をそれぞれ有する別々の部材を設ける構成と比べて構造を簡略にでき、部品点数も削減できる。
(5)各ケース11,12を各軸支延出部112,122が重なり合う状態で設け、1個の軸支ねじ部材14により軸支させているため、2個の軸支ねじ部材14で各軸支延出部112,122をそれぞれ軸支させる構成と比べて構造を簡略にでき、部品点数も削減できる。
(6)回動規制ねじ部材15に、円弧孔115,125との当接により各ケース11,12の回動量を規制する機能と、各ケース11,12を固定する機能を設けているため、これらの機能をそれぞれ有する別々の部材を設ける構成と比べて構造を簡略にでき、部品点数も削減できる。
(7)各ケース11,12を各回動軌道確保部114,124が重なり合う状態で設け、1個の回動規制ねじ部材15により軸支させているため、構造を簡略にでき、部品点数も削減できる。
[他の実施形態]
なお、本発明は前述の一実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
すなわち、軸支ねじ部材14および回動規制ねじ部材15のうちの一方に代わりに端子取付面22に固定された棒状部材を設け、他方を螺合することで各ケース11,12を固定してもよい。
また、各軸支延出部112,122や各回動軌道確保部114,124を重ね合わさずに、2個の軸支ねじ部材14で回動自在に、あるいは2個の回動規制ねじ部材15で回動量を規制してもよい。
そして、各回動軌道確保部114,124および回動規制ねじ部材15を設けなくてもよい。
また、図6に示すようなコネクタ固定保持装置としてのHDMIホルダ1Aとしてもよい。このHDMIホルダ1Aは、上ケース11と、下ケース12と、一対の弾性分割部材13と、固定部を構成する一対の移動規制ねじ部材14Aと、を備えている。
上ケース11の各上壁部(左上壁部および右上壁部)の背面対向側縁には、略真下方向に延びる略板状の上移動規制延出部112Aがそれぞれ一連に設けられている。この上移動規制延出部112Aには、各上壁部の下端の真横から下方に延びる長円状の長円孔113Aが設けられている。下ケース12の各下壁部(左下壁部および右下壁部)の背面対向側縁には、上移動規制延出部112Aと略等しい形状の下移動規制延出部122Aがそれぞれ一連に設けられている。この下移動規制延出部122Aには、各下壁部の上端の真横から上方に延びる長円孔123Aが設けられている。
移動規制ねじ部材14Aは、ねじ軸部141Aが長円孔113A,123Aに挿通されるとともに端子取付面22に螺合されることで、各ケース11,12を端子取付面22に対して上下方向に移動可能に支持し、ねじ頭部142Aにより各移動規制延出部112A,122Aを端子取付面22に押し付けるまでねじ軸部141Aが螺合されることで、各ケース11,12を端子取付面22に固定する。
そして、上述のHDMIホルダ1Aで第1コネクタ32を端子取付面22に固定する際には、各ケース11,12が互いに離れることで一対の弾性分割部材13の間に第1コネクタ32を挿入可能であり、かつ、例えば一方の移動規制ねじ部材14Aを締めて各ケース11,12を端子取付面22に固定した状態において、第1コネクタ32を弾性分割部材13の間に挿入して接続する。次に、移動規制ねじ部材14Aを緩めて各ケース11,12を移動可能にして、図6に示すように、各ケース11,12を移動させて接触させることで、各弾性分割部材13を第1把持部33の外周面34全体に面接触させつつ弾性変形させる。そして、移動規制ねじ部材14Aを締めることで各ケース11,12に固定して、作業が終了する。
また、図7および図8に示すようなコネクタ固定保持装置としてのHDMIホルダ1Bとしてもよい。このHDMIホルダ1Bは、付勢調整部材としての付勢円弧板部11Bと、この付勢円弧板部11Bに固定された付勢弾性分割部材13B1と、固定部としての固定円弧板部14Bと、この固定円弧板部14Bに固定された固定弾性分割部材13B2と、を備えている。
固定円弧板部14Bは、中心角が180°よりも大きい円弧板状に形成されており、周方向の一端から径方向の外側に延びる固定延出部141Bを備えている。付勢円弧板部11Bは、360°から固定円弧板部14Bの中心角を引いた値と略等しい中心角を有する円弧板状に形成されており、周方向の一端から径方向の外側に延びる付勢延出部111Bを備えている。固定円弧板部14Bおよび付勢円弧板部11Bは、それぞれの周方向の他端に設けられた回動軸112Bで連結されている。この回動軸112Bを中心にして、付勢円弧板部11Bは、固定円弧板部14Bに対して回動する。
固定弾性分割部材13B2および付勢弾性分割部材13B1は、中央に第1コネクタ32の第1把持部33の外形状よりも若干大きい略直方体形状のコネクタ挿入空間が形成された略円柱状の部材を、固定円弧板部14Bおよび付勢円弧板部11Bの中心角と略等しい角度で切断することにより形成されている。
ホルダ取付板15Bは、略正方形板状に形成されている。このホルダ取付板15Bの一縁の略中央には、切り起こし形成された取付部151Bが設けられている。この取付部151Bの切り起こし方向側の面には、固定円弧板部14Bが取り付けられて固定される。また、ホルダ取付板15Bには、端子挿通孔152Bが設けられている。
端子取付面22には、断面略L字のレール状に形成された一対の側縁支持部221Bと、舌片状に形成された一対の下縁支持部222Bとが設けられている。側縁支持部221Bは、ホルダ取付板15Bの左右両側縁をそれぞれ支持し、下縁支持部222Bは、ホルダ取付板15Bの下縁を支持する。このような構成にすることにより、ねじ部材を利用することなく、HDMIホルダ1Bが固定されたホルダ取付板15Bを端子取付面22に固定することができる。
そして、上述のHDMIホルダ1Bで第1コネクタ32を端子取付面22に固定する際には、付勢円弧板部11Bを開いて(第1コネクタ32から離れる方向に回動させて)、第1コネクタ32を接続する。そして、付勢円弧板部11Bを閉じて(第1コネクタ32に近づく方向に回動させて)、各延出部141B,111Bをねじ部材142Bで固定することで、各弾性分割部材13B1,13B2を第1把持部33の外周面34全体に面接触させつつ弾性変形させて、作業が終了する。
ここで、HDMIホルダ1Bでは、各延出部141B,111Bが上側に位置するようにしているため、端子取付面22が部屋の壁際に位置するように記録再生装置2が設置された場合でも、上側からのぞき込みながら記録再生装置2を動かすことなく作業できる。なお、ねじ部材142Bとして、ねじ軸部の一端に設けられたねじ頭部の代わりにつまみ部を設けたものを利用すれば、ドライバを利用することなく作業できる。
さらに、図9および図10に示すようなコネクタ固定保持装置としてのHDMIホルダ1Cとしてもよい。このHDMIホルダ1Cは、付勢調整部材としての付勢リング11Cと、弾性部材13Cと、固定部としての固定リング14Cと、を備えている。
付勢リング11Cは、中央に円形のコネクタ挿通孔を有する略六角形板状の六角リング部111Cと、コネクタ挿通孔の周縁から略円筒状に突出する付勢筒部112Cと、を備えている。コネクタ挿通孔および付勢筒部112Cの内周面は、付勢筒部112Cの突出先端に向かうに従って直径が大きくなる略錐面状に形成されている。また、付勢筒部112Cの外周面には、ねじ溝113Cが設けられている。
弾性部材13Cは、端子取付面22に取り付けられる略円板状の弾性取付部131Cを備えている。この弾性取付部131Cの一面には、4個の弾性分割部132Cが互いに離れて設けられている。この4個の弾性分割部132Cは、組み合わさると外周面がコネクタ挿通孔および付勢筒部112Cの内周面に対応する略円錐台状となるように形成されている。そして、4個の弾性分割部132Cで囲まれる空間は、第1コネクタ32の第1把持部33の外形状と略等しい形状に形成されている。
固定リング14Cは、略円環状の円環リング部141Cと、この円環リング部141Cの内周面には、付勢筒部112Cのねじ溝113Cに螺合するねじ溝142Cが設けられている。また、円環リング部141Cの背面対向側縁には、中心を挟んで略対向する位置からそれぞれ突出する取付舌片部143Cが設けられている。そして、固定リング14Cは、取付舌片部143Cに挿通されたねじ部材117Bが端子取付面22に螺合されることで、内部に弾性分割部132Cを収容した状態で端子取付面22に固定される。
そして、付勢リング11Cの六角リング部111Cが端子取付面22に近づくと、弾性分割部132Cは、付勢リング11Cの内周面により互いに近づく方向に付勢されて、各コネクタ32,36の外周面34,38に面接触する。また、付勢リング11Cの六角リング部111Cが端子取付面22から離れると、弾性分割部132Cは、付勢リング11Cの内周面による付勢力が弱くなり互いに離れる。
そして、上述のHDMIホルダ1Cで第1コネクタ32を端子取付面22に固定する際には、弾性分割部132Cを付勢していない状態において、第1コネクタ32を弾性分割部132Cの間に挿入して端子39を端子接続部23に接続する。そして、付勢リング11Cの六角リング部111Cに例えばスパナを係合させて、図9,10に示すように、付勢リング11Cを端子取付面22に近づくように回転させることで、弾性分割部132Cを第1把持部33の外周面34全体に面接触させつつ弾性変形させて、作業が終了する。
また、図11に示すようなコネクタ固定保持装置としてのHDMIホルダ1Dとしてもよい。このHDMIホルダ1Dは、固定部としての固定筒部14Dと、弾性部材13Dと、付勢調整部材としての付勢ねじ部材11Dと、付勢板15Dと、を備えている。
固定筒部14Dは、略円筒状に形成されている。この固定筒部14Dには、中心を挟んで略対向する位置からそれぞれ舌片状に突出し、ねじ部材117Bにより端子取付面22に固定される取付舌片部146Dが設けられている。
弾性部材13Dは、略円柱状に形成され、固定筒部14D内に収容されている。この弾性部材13Dの中央には、第1コネクタ32の第1把持部33の外形状よりも若干大きい略直方体形状のコネクタ挿入空間が形成されている。
付勢ねじ部材11Dは、固定筒部14Dに螺合されている。ねじ軸部111Dの先端と弾性部材13Dとの間には、付勢板15Dが設けられている。そして、ねじ軸部111Dで付勢板15Dを介して弾性部材13Dを押して弾性変形させることで、弾性部材13Dを各コネクタ32,36の外周面34,38に面接触させる。
そして、上述のHDMIホルダ1Dで第1コネクタ32を端子取付面22に固定する際には、弾性部材13Dを弾性変形させない状態において、第1コネクタ32を弾性部材13D内に挿入して接続する。この後、付勢ねじ部材11Dを締めることで、図11に示すように、弾性部材13Dを第1把持部33の外周面34全体に面接触させつつ弾性変形させて、作業が終了する。
さらに、図12に示すようなコネクタ固定保持装置としてのHDMIホルダ1Eとしてもよい。このHDMIホルダ1Eは、固定部としての固定円弧板部14Eと、付勢調整部材としての付勢円弧板部11Eと、弾性部材13Eと、を備えている。
固定円弧板部14Eは、中心角が180°よりも若干大きい円弧板状に形成されている。この固定円弧板部14Eの背面対向側縁における周方向の一端および他端側には、それぞれ舌片状に突出し、ねじ部材117Bにより端子取付面22に固定される取付舌片部116Eが設けられている。また、固定円弧板部14Eの外周面における他端側には、周方向に沿ってラック141Eが設けられている。さらに、一端の取付舌片部116Eには、回動軸142Eが立設して設けられている。
付勢円弧板部11Eは、中心角が固定円弧板部14Eと略等しい円弧板状に形成されている。この付勢円弧板部11Eは、周方向の一端側が回動軸142Eを中心に回動可能に軸支されている。また、付勢円弧板部11Eの内周面における他端側には、固定円弧板部14Eのラック141Eに係合するラック111Eが周方向に沿って設けられている。そして、ラック111E,141Eが係合すると、付勢円弧板部11Eと固定円弧板部14Eとにより略筒が形成される。また、付勢円弧板部11Eの他端には、外側に突出するつまみ部112Eが設けられている。
弾性部材13Eは、略円柱状に形成され、付勢円弧板部11Eおよび固定円弧板部14Eで囲まれる空間に収容されている。この弾性部材13Eの中央には、第1コネクタ32の第1把持部33の外形状よりも若干大きい略直方体形状のコネクタ挿入空間が形成されている。
そして、つまみ部112Eの操作により付勢円弧板部11Eが外側に弾性変形しつつ矢印Y1の方向に回動すると、弾性部材13Eは、圧縮されて各コネクタ32,36の外周面34,38に面接触する。また、付勢円弧板部11Eが矢印Y2の方向に回動すると、弾性部材13Eは、圧縮されずに面接触が解除される。
そして、上述のHDMIホルダ1Eで第1コネクタ32を端子取付面22に固定する際には、弾性部材13Eを弾性変形させない状態において、第1コネクタ32を弾性部材13E内に挿入して接続する。この後、付勢円弧板部11Eを矢印Y1の方向に回動させることで、図12に示すように、弾性部材13Eを第1把持部33の外周面34全体に面接触させつつ弾性変形させて、作業が終了する。
また、図13に示すようなコネクタ固定保持装置としてのHDMIホルダ1Fとしてもよい。このHDMIホルダ1Fは、固定円弧板部14Fと、付勢調整部材11Fと、弾性部材13Eと、を備えている。
固定円弧板部14Fは、ラック141Eが設けられていない点を除いて固定円弧板部14Eと略等しい構成を有している。この固定円弧板部14Fの背面対向側縁における周方向の一端、他端、および、他端よりも若干一端側(他端側)には、それぞれ舌片状に突出し、ねじ部材117Bにより端子取付面22に固定される取付舌片部116Fが設けられている。また、一端の取付舌片部116Fには、回動軸142Eが立設して設けられている。さらに、他端および他端側の取付舌片部116Fの間には、つまみ取付舌片部118Fが設けられている。このつまみ取付舌片部118Fには、先端が固定円弧板部14Fよりも手前側(端子取付面22から離れた側)に位置するつまみ回動軸119Fが立設されている。
付勢調整部材11Fは、付勢円弧板部111Fと、付勢操作部112Fと、を備えている。付勢円弧板部111Fは、ラック111Eが内周面ではなく外周面に設けられている点を除いて付勢円弧板部11Eと略等しい構成を有している。付勢操作部112Fは、つまみ回動軸119Fに設けられてラック111Eと係合するピニオン113Fと、つまみ回動軸119Fの先端に設けられた略板状のつまみ部114Fと、を備えている。そして、付勢円弧板部111Fの回動先端側の内周面と、固定円弧板部14Fの他端側の外周面とが摺接すると、付勢円弧板部111Fと固定円弧板部14Fとにより内部に弾性部材13Eが設けられる略筒が形成される。そして、弾性部材13Eは、つまみ部114Fの操作により付勢円弧板部111Fが摺動して矢印Y1の方向に回動すると、各コネクタ32,36の外周面34,38に面接触し、矢印Y2の方向に回動すると、圧縮されずに面接触が解除される。
そして、上述のHDMIホルダ1Fで第1コネクタ32を端子取付面22に固定する際には、弾性部材13Eを弾性変形させない状態において、第1コネクタ32を弾性部材13E内に挿入して接続する。この後、付勢円弧板部111Fを矢印Y1の方向に回動させることで、図13に示すように、弾性部材13Eを第1把持部33の外周面34全体に面接触させつつ弾性変形させて、作業が終了する。
ここで、図13では、弾性部材13Eを略円柱状に形成したが、図14に示すように、4個の略台形柱状の弾性分割部材13Gを、軸方向が着脱方向と略一致し、かつ、第2コネクタ36の第2把持部37の円周方向に沿って略等しい間隔で設けたHDMIホルダ1Gとしてもよい。また、図1〜5では、弾性分割部材13を略板状に形成したが、図15に示すように、各ケース11,12に4個ずつの略四角柱状の弾性分割部材13Hを、軸方向が着脱方向と略一致し、かつ、左右方向に略等しい間隔で設けたHDMIホルダ1Hとしてもよい。
これらのような構成にすれば、弾性部材の利用量を少なくできる。ここで、外周面34に接触する略四角筒状の弾性分割部材13Hの面積の総和は、略板状の弾性分割部材13と比べて小さくなるが、弾性分割部材13Hの厚さを弾性分割部材13よりも厚くして弾性変形量を多くすることで、弾性変形力を大きくすることができ、弾性分割部材13を用いた場合と略等しい付勢力を確保できる。
なお、弾性分割部材13G,13Hの個数は上述した個数に限られない。
なお、上述のHDMIホルダ1A〜1Hは、各把持部33,37の外周面34,38に着脱方向に対して垂直な方向から弾性分割部材13,13B1,13B2,13G,13H、弾性部材13C〜13Eが面接触するように、各コネクタ32,36を端子取付面22に固定する。
ここで、図12〜図14の構成では、付勢円弧板部11E,111Fと、固定円弧板部14E,14Fとで形成される略筒状の内径を拡大させたり、縮小させたりすることで、弾性部材13Eや弾性分割部材13Gを外周面34,38に付勢している。なお、本発明の弾性部材や弾性分割部材の外周を囲む略筒状に形成された付勢調整部材の内径を、拡大させたり縮小させたりする構成としては、上述の構成に限られずいずれの構成を用いることができる。
さらに、本発明の付勢調整部材は、把持部に対して弾性部材を介して外側を取り囲むように配置することができる。このような付勢調整部材における端子取付面と平行な方向での外径は、付勢調整部材の内部空間を拡大、縮小させる方向に変形し、弾性部材を把持部に対して多方向から付勢できさえすれば円環形、方形、多角形、あるいはいずれの形状でもよい。
また、コネクタが接続される電子機器は、表示装置、オーディオ装置、コンピュータなどであってもよい。そして、コネクタは、各種データを送受信するケーブルに設けられたものに限らず電力を送受信するケーブルに設けられたものであってもよい。
その他、本発明の実施の際の具体的な構造および手順は、本発明の目的を達成できる範囲で他の構造などに適宜変更できる。
[実施形態の作用効果]
上記したように、HDMIホルダ1の各ケース11,12に、弾性分割部材13をそれぞれ設けている。そして、弾性分割部材13の間に各コネクタ32,36を挿入して記録再生装置2に接続した後に、弾性分割部材13を各把持部33,37の外周面34,38の所定領域に面接触させるように各ケース11,12を回動させて、各ねじ部材14,15で各ケース11,12を固定する。
このため、各コネクタ32,36が接続方向と略直交する方向へがたつくことを防止でき、記録再生装置2の端子接続部23の破損を防止できる。また、弾性を有する弾性分割部材13を各コネクタ32,36に接触させているため、外形状が異なる各コネクタ32,36を抜け止めできる。
本発明の一実施形態に係るHDMIホルダで第1コネクタを記録再生装置に固定した状態を示す斜視図である。 前記一実施形態におけるHDMIホルダで第2コネクタを記録再生装置に固定した状態を示す斜視図である。 前記一実施形態におけるHDMIホルダの斜視図である。 前記一実施形態におけるHDMIホルダを電子機器の背面側から見た図であり、第1コネクタ固定前の状態を示す。 前記一実施形態におけるHDMIホルダを電子機器の背面側から見た図であり、第1コネクタ固定後の状態を示す。 本発明の第1変形例に係るHDMIホルダを背面側から見た図である。 本発明の第2変形例に係るHDMIホルダの背面側からの分解斜視図である。 前記第2変形例に係るHDMIホルダの背面側から見た図である。 本発明の第3変形例に係るHDMIホルダの横断面図である。 前記第3変形例におけるHDMIホルダを背面側から見た図である。 本発明の第4変形例に係るHDMIホルダの縦断面図である。 本発明の第5変形例に係るHDMIホルダを背面側から見た図である。 本発明の第6変形例に係るHDMIホルダを背面側から見た図である。 本発明の第7変形例に係るHDMIホルダを背面側から見た図である。 本発明の第8変形例に係るHDMIホルダを背面側から見た図である。
符号の説明
1,1A,1B,1C,1D,1E,1F,1G,1H…コネクタ固定保持装置としてのHDMIホルダ
2…電子機器としての記録再生装置
11…付勢調整部材を構成する付勢分割部材としての上ケース
11B,11E…付勢調整部材としての付勢円弧板部
11C…付勢調整部材としての付勢リング
11D…付勢調整部材としての付勢ねじ部材
11F…付勢調整部材
12…付勢調整部材を構成する付勢分割部材としての下ケース
13,13B1,13B2,13G,13H…弾性部材を構成する弾性分割部材
13C,13D,13E…弾性部材
14…固定部を構成する軸支ねじ部材
14A…固定部を構成する移動規制ねじ部材
14B,14E,14F…固定部としての固定円弧板部
14C…固定リング
14D…固定部としての固定筒部
15…固定部を構成する回動規制ねじ部材
22…端子取付面
23…端子接続部
32,36…第1,第2コネクタ
33,37…第1,第2把持部
39…端子
112…上軸支延出部
113,123…軸支孔
114…上回動軌道確保部
115…円弧孔
122…下軸支延出部
124…下回動軌道確保部

Claims (7)

  1. 端子および把持部を有するコネクタの前記端子が電子機器の端子取付面に設けられた端子接続部に接続されたときに、前記コネクタの前記電子機器への固定を保持するコネクタ固定保持装置であって、
    前記把持部の外周面を前記端子の着脱方向に対し垂直な多方向から面接触して保持するように設けられた弾性部材と、
    前記端子の着脱方向と垂直な方向に前記把持部に対して近接離間し、近接することで前記弾性部材を前記把持部に付勢する付勢調整部材と、
    前記弾性部材を前記端子取付面に対して固定する固定部と、
    を具備したことを特徴とするコネクタ固定保持装置。
  2. 請求項1に記載のコネクタ固定保持装置において、
    前記付勢調整部材は、一対の付勢分割部材から構成され、
    前記弾性部材は、前記一対の付勢分割部材でそれぞれ付勢される一対の弾性分割部材から構成されている
    ことを特徴とするコネクタ固定保持装置。
  3. 請求項2に記載のコネクタ固定保持装置において、
    前記一対の付勢分割部材は、前記端子取付面に沿った一端側を中心にして回動可能に前記端子取付面に軸支されている
    ことを特徴とするコネクタ固定保持装置。
  4. 請求項3に記載のコネクタ固定保持装置において、
    前記付勢分割部材の一端側には、軸支孔が設けられ、
    前記固定部は、前記軸支孔に挿通されて前記端子取付面に螺合されるねじ軸部、および、このねじ軸部の一端に設けられたねじ頭部を有する軸支ねじ部材であり、
    この軸支ねじ部材は、前記ねじ軸部が前記軸支孔に挿通されることで前記付勢分割部材を回動可能に軸支し、前記ねじ頭部で前記軸支孔の周縁を前記端子取付面に押し付けることで前記付勢分割部材を固定する
    ことを特徴とするコネクタ固定保持装置。
  5. 請求項4に記載のコネクタ固定保持装置において、
    前記軸支孔は、前記付勢分割部材の前記一端側から前記端子取付面に略沿って略板状に延出する軸支延出部に設けられ、
    前記一対の付勢分割部材は、前記軸支延出部が重なり合う状態で設けられて1個の前記軸支ねじ部材により回動可能に軸支されるとともに固定される
    ことを特徴とするコネクタ固定保持装置。
  6. 請求項3ないし請求項5のいずれかに記載のコネクタ固定保持装置において、
    前記付勢分割部材の前記端子取付面に略沿った他端側には、前記回動の軌道に対応する円弧状に形成された円弧孔が設けられ、
    前記固定部は、前記円弧孔に挿通されて前記端子取付面に螺合されるねじ軸部、および、このねじ軸部の一端に設けられたねじ頭部を有する回動規制ねじ部材であり、
    この回動規制ねじ部材は、前記ねじ軸部が前記円弧孔の周方向の端部に当接することで前記付勢分割部材の回動量を規制し、前記ねじ頭部で前記軸支孔の周縁を端子取付面に押し付けることで前記付勢分割部材を固定する
    ことを特徴とするコネクタ固定保持装置。
  7. 請求項6に記載のコネクタ固定保持装置であって、
    前記円弧孔は、前記付勢分割部材の前記他端側から前記端子取付面に略沿って略板状に延出する回動軌道確保部に設けられ、
    前記一対の付勢分割部材は、前記回動軌道確保部が重なり合う状態で設けられて1個の前記回動規制ねじ部材により回動量が規制されるとともに固定される
    ことを特徴とするコネクタ固定保持装置。
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