JP2010043628A - エンジンの制御装置 - Google Patents

エンジンの制御装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2010043628A
JP2010043628A JP2008210195A JP2008210195A JP2010043628A JP 2010043628 A JP2010043628 A JP 2010043628A JP 2008210195 A JP2008210195 A JP 2008210195A JP 2008210195 A JP2008210195 A JP 2008210195A JP 2010043628 A JP2010043628 A JP 2010043628A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fuel
engine
gasoline
ecu
supercharger
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2008210195A
Other languages
English (en)
Inventor
Kotaro Suzuki
宏太朗 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP2008210195A priority Critical patent/JP2010043628A/ja
Publication of JP2010043628A publication Critical patent/JP2010043628A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/10Internal combustion engine [ICE] based vehicles
    • Y02T10/12Improving ICE efficiencies

Landscapes

  • Exhaust-Gas Circulating Devices (AREA)
  • Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)

Abstract

【課題】 アルコール燃料とガソリン燃料とを使用可能に構成されたエンジンにつき、過給機のレスポンス向上や高過給時のEGRガスの導入を図ることが可能なエンジンの制御装置を提供する。
【解決手段】 ECU1Aは、ガソリン燃料とアルコール燃料とを選択的に使用可能に構成されたエンジン50の背圧上昇要求時にアルコール燃料の噴射割合を増加させる噴射燃料制御手段を備える。噴射燃料制御手段は具体的にはスロットル開度Thの変化量ΔTh/Δtが所定値aよりも大きいときを背圧上昇要求時として、アルコール燃料の噴射割合を増加させるように構成されている。また、アルコール燃料の噴射割合を増加させるにあたり、噴射燃料制御手段は具体的には、運転燃料がガソリン燃料になっている場合に、運転燃料をガソリン燃料からアルコール燃料に切り替えるように構成されている。
【選択図】 図5

Description

本発明はエンジンの制御装置に関し、特にアルコール燃料とガソリン燃料とを使用可能に構成されたエンジンについてのエンジンの制御装置に関する。
従来、エンジンの燃料としてアルコール燃料を用いることが知られている。アルコール燃料はエンジンで広く一般に使用されているガソリン燃料等の代替燃料としての有用性を有している。一方、2種以上の燃料を使用可能に構成されたいわゆるバイフューエルエンジンが知られている。バイフューエルエンジンは例えば2種の燃料を選択的に使用可能に構成される。
アルコール燃料を使用するエンジンにつき、本発明と関連性があると考えられる技術が例えば以下のように提案されている。特許文献1では燃料中のアルコール濃度に応じて最適過給圧を設定する技術が提案されている。特許文献2では燃料中のアルコール濃度が低下することで燃焼温度が低下し、これによりNOx発生量が多くなるときに、EGR(排気還流)量を増大させる技術が提案されている。特許文献3では供給する燃料の性状に応じて機関出力の補正を行う技術が提案されている。特許文献4では燃料中のアルコール濃度が所定以上のときに排気圧を抑える技術が提案されている。
特開平3−70822号公報 特開平4−272463号公報 特開2008−157044号公報 特開平5−5428号公報
ところで、排気駆動式の過給機付きのガソリンエンジンでは、アクセルペダルの踏み込みに対して過給機のレスポンスが遅れるいわゆるターボラグが発生することが知られている。この点、過給機のレスポンス向上に対する有効な方策としては、例えば可変動弁機構で吸排気弁のバルブオーバラップを拡大することが考えられる。しかしながら、可変動弁機構は一般に油圧駆動であるため、特に機関冷間時の応答性が低い点で問題があり、またバルブオーバラップを拡大する関係上、サイクル間で応答性良く背圧を高めることができない点で問題があった。
また過給機付きのガソリンエンジンでは、ノッキングの発生に対して条件的に厳しいエンジン運転が行われる。このため、過給機付きのガソリンエンジンでは、ノッキング改善のため低温のEGRガスを大量に導入することがある。この点、EGRは例えばエンジンに対してEGR通路を設け、このEGR通路を介してEGRガスを導入することで行うことができる。また排気駆動式の過給機付きエンジンの場合、EGR通路は吸気系のうち、過給機のコンプレッサ部よりも後ろの部分と、排気系のうち、過給機のタービン部よりも前の部分とを連通するように設けることができる。しかしながら、このようにEGR通路を設けた排気駆動式の過給機付きのガソリンエンジンでは、過給圧の上昇によってEGR通路を介してEGRガスを導入するために必要な差圧が得られなくなる点で問題があった。
そこで本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、アルコール燃料とガソリン燃料とを使用可能に構成されたエンジンにつき、過給機のレスポンス向上や高過給時のEGRガスの導入を図ることが可能なエンジンの制御装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するための本発明のエンジンの制御装置は、ガソリン燃料とアルコール燃料とを使用できるエンジンの背圧上昇要求時に前記アルコール燃料の噴射割合を増加させる噴射燃料制御手段を備えることを特徴とする。
また本発明は前記エンジンが、排気駆動式の過給機付きのエンジンであり、前記エンジンの背圧上昇要求時が、スロットル開度の加速側の変化量が所定値よりも大きいときである構成であってもよい。
また本発明は前記エンジンが排気駆動式の過給機付きで、且つ吸気系のうち、前記過給機のコンプレッサ部よりも後ろの部分と、排気系のうち、前記過給機のタービン部よりも前の部分とを連通するように排気を還流するEGR通路が設けられたエンジンであり、前記エンジンの背圧上昇要求時が、所定の高過給時である構成であってもよい。
本発明によれば、アルコール燃料とガソリン燃料とを使用可能に構成されたエンジンにつき、過給機のレスポンス向上や高過給時のEGRガスの導入を図ることができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を図面と共に詳細に説明する。
図1はECU(Electronic Control Unit:電子制御装置)1Aで実現された本実施例に係るエンジンの制御装置をエンジン50など関連する各構成とともに模式的に示す図である。吸気系10はエアフロメータ11とインタークーラ12とスロットル弁13とインテークマニホールド14とを有して構成されている。エアフロメータ11はエアフロセンサと大気温センサとを有して構成されており、吸入空気量を計測するとともに計測した吸入空気量に応じた信号を出力する。インタークーラ12は過給機30によって圧縮された吸気を冷却する。スロットル弁13はECU1Aの制御のもと、図示しないアクチュエータによって開閉駆動し、吸入空気量を調節する。インテークマニホールド14はエンジン50の各気筒に吸気を分配する。排気系20は、エキゾーストマニホールド21と触媒22とを有して構成されている。エキゾーストマニホールド21は、各気筒からの排気を合流させる。触媒22は流通する排気を浄化する。
過給機30は排気駆動式のターボチャージャであり、コンプレッサ部31とタービン部32とを有して構成されている。過給機30は、図示しないコンプレッサホイールを収納するコンプレッサ部31が吸気系10に、図示しないタービンホイール32を収納するタービン部32が排気系20に、それぞれ介在するようにして配設されている。コンプレッサホイールとタービンホイールとは回転軸で連結されており、タービンホイールが排気によって駆動されると、回転軸を介してコンプレッサホイールが駆動し吸気を圧縮する。これにより過給が行われる。
排気還流系40はEGR通路41と、EGRクーラ42と、EGRバルブ43とを有して構成されている。EGR通路41は吸気系10と排気系20とを連通している。EGR通路41は高圧配管で形成されており、具体的には吸気系10のうち、コンプレッサ部31よりも後ろの部分と、排気系20のうち、タービン部32よりも前の部分とを連通している。また本実施例ではさらに具体的にはインテークマニホールド14の上流側の集合部分とエキゾーストマニホールド21の下流側の集合部分とを連通している。EGRクーラ42は還流される排気を冷却する。EGRバルブ43はECU1Aの制御のもと、EGR通路41の開度を変更し、還流される排気の量を調節する。なお、排気還流系40は例えばエンジン50の気筒毎に設けられてもよい。
エンジン50はバイフューエルエンジンであり、ガソリン燃料系60とアルコール燃料系70の2つの燃料供給系統を有して構成されている。ガソリン燃料系60はガソリン燃料用のデリバリパイプ61およびインジェタク62を、アルコール燃料系70はアルコール燃料用のデリバリパイプ71およびインジェクタ72をそれぞれ有して構成されている。ガソリン燃料用のインジェクタ62とアルコール燃料用のインジェクタ72とはそれぞれインテークマニホールド14に気筒51毎に設けられている。
次にエンジン50の燃料供給系統について図2を用いてさらに説明する。
ガソリン燃料系60は、上述のデリバリパイプ61およびインジェクタ62のほか、さらに具体的にはガソリン燃料を貯留する燃料タンク63や、燃料タンク63からデリバリパイプ61にガソリン燃料を圧送する燃料ポンプ64や、プレッシャレギュレータ65や、還流管66を有して構成されている。プレッシャレギュレータ65はデリバリパイプ61内の圧力を所望の値に調圧する。これにより、インジェクタ62からの燃料の噴射供給が安定して行われる。インジェクタ62から噴射されずにデリバリパイプ61に滞留したガソリン燃料は、デリバリパイプ61の下流側から還流管66を通って燃料タンク63に還流される。
アルコール燃料系70は、上述のデリバリパイプ71およびインジェクタ72のほか、さらに具体的にはアルコール燃料を貯留する燃料タンク73や、燃料タンク73からデリバリパイプ71にアルコール燃料を圧送する燃料ポンプ74や、プレッシャレギュレータ75や、還流管76を有して構成されている。アルコール燃料系70は基本的に上述のガソリン燃料系60と同様に構成されている。
バイフューエルエンジンであるエンジン50では、このように燃料タンクやデリバリパイプやインジェクタなどがそれぞれの燃料毎に設けられている。
かかる2つの燃料供給系統を備えたエンジン50に燃料を供給するにあたり、ECU1Aはガソリン燃料用インジェクタ62とアルコール燃料用インジェクタ72とを制御する。この点、ECU1Aは具体的にはガソリン燃料用インジェクタ62またはアルコール燃料用イジェクタ72のうち、いずれかのインジェクタを選択的に制御する。2つの燃料供給系統を備えることに加え、このようにECU1Aが制御を行うことにより、エンジン50は運転燃料としてガソリン燃料とアルコール燃料とを選択的に使用可能に構成される。エンジン50には、回転数NEを検出するために利用されるクランク角センサ101や、エンジン50の冷却水温を検出するための水温センサ102など各種のセンサが配設されている。
ECU1Aは、図示しないCPU、ROM、RAM等からなるマイクロコンピュータと入出力回路などを有して構成されている。ECU1Aは主にエンジン50を制御するように構成されており、本実施例では具体的にはインジェクタ62、72のほか、スロットル弁13やEGRバルブ43などを制御するように構成されている。これら制御対象はECU1Aに電気的に接続されている。また、ECU1Aにはエアフロメータ11や、クランク角センサ101や、水温センサ102のほか、スロットル弁13のスロットル開度Thを検知するスロットル開度センサ103などの各種のセンサが電気的に接続されている。ROMはCPUが実行する種々の処理が記述されたプログラムやマップデータなどを格納するための構成である。CPUがROMに格納されたプログラムに基づき、必要に応じてRAMの一時記憶領域を利用しつつ処理を実行することで、ECU1Aでは各種の制御手段や判定手段や検出手段や算出手段などが機能的に実現される。
ここで、ECU1Aで機能的に実現される手段について説明する前にガソリン燃料およびアルコール燃料について図3および図4を用いて説明する。図3に示すように代表的なアルコール燃料はエタノールCOであり、分子量は46である。またアルコール燃料を運転燃料とした場合の理論空燃比は8.95である。一方、代表的なガソリン燃料はイソオクタンC18であり、分子量は114である。またガソリン燃料を運転燃料とした場合の理論空燃比は14.5である。
アルコール燃料およびガソリン燃料の反応式は図示の通りであり、これらの反応式、分子量および理論空燃比から、エタノールのガソリンに対する反応後の分子数比はおよそ1.2倍と求まる。すなわち、アルコール燃料のほうがガソリン燃料よりも反応後の分子数が大きい。
図4はエンジン50の背圧を運転燃料がガソリン燃料である場合とアルコール燃料である場合とで比較する図である。この図から反応後の分子数が大きいアルコール燃料のほうがガソリン燃料よりも背圧が高まっていることがわかる。このため、運転燃料をガソリン燃料から反応後の分子数が大きいアルコール燃料に切り替えることで、エンジン50の背圧を高めることができる。
これに対して、ECU1Aでは特に以下に示す噴射燃料制御手段が機能的に実現される。噴射燃料制御手段は、エンジン50の背圧上昇要求時にアルコール燃料の噴射割合を増加させる。噴射燃料制御手段は本実施例では具体的にはスロットル開度Thの変化量ΔTh/Δtが所定値aよりも大きいときを背圧上昇要求時として、アルコール燃料の噴射割合を増加させるように構成されている。また、アルコール燃料の噴射割合を増加させるにあたり、噴射燃料制御手段は本実施例では具体的には、運転燃料がガソリン燃料になっている場合に、運転燃料をガソリン燃料からアルコール燃料に切り替えるように構成されている。
次にECU1Aの動作を図5に示すフローチャートを用いて詳述する。ECU1Aでは、図5のフローチャートに示す処理がごく短い時間間隔で繰り返し実行される。ECU1Aはスロットル開度Thの加速側の変化量ΔTh/Δtが所定値aよりも大きいか否かを判定する(ステップS11)。本ステップで加速が開始されたか否かが判定される。ステップS11で肯定判定であれば、ECU1Aは運転燃料がガソリン燃料であるか否かを判定する(ステップS12)。肯定判定であれば、ECU1Aは燃料タンク73にアルコール燃料があるか否かを判定する(ステップS13)。アルコール燃料があるか否かは例えばレベルセンサの出力に基づき判定することができる。ステップS11、S12またはS13で否定判定であれば特段の処理を要しないため、本フローチャートを一旦終了する。
一方、ステップS13で肯定判定であれば、ステップS14でECU1Aは噴射する燃料をガソリン燃料からアルコール燃料に切り替える(アルコール燃料で運転)。これによりエンジン50の背圧を高めることができる。このため過給機30のレスポンスを向上させることができるとともに、より大きなエンジン出力を得ることができ、エンジン出力を所定の必要出力に到達させることも可能になる。
このようにECU1Aは、アルコール燃料とガソリン燃料とを使用可能に構成されたエンジン50につき、過給機30のレスポンス向上を図ることやより大きなエンジン出力を得ることができる。
本実施例に係るECU1Bは、噴射燃料制御手段が以下に示すように構成されている点と、以下に説明するマップデータがROMに格納されている点以外、ECU1Aと実質的に同一のものとなっている。またECU1Bに関連する各構成はECU1Aの場合と同様となっている。このため本実施例ではECU1Bおよび関連する各構成については図示省略する。なお、本実施例に係る噴射燃料制御手段はECU1AのROMに格納されたプログラムを変更することで実現できる。
本実施例では噴射燃料制御手段が、所定の高過給時をエンジン50の背圧上昇要求時として、アルコール燃料の噴射割合を増加させるように構成されている。ここで所定の高過給時とは、高過給時であることに起因してEGRガスを導入することができないときであり、本実施例では具体的にはエンジン50の運転状態(ここでは負荷KLおよび回転数NE)がEGR導入不可能領域にある場合となっている。EGR導入不可能領域は運転燃料がガソリン燃料である場合に高過給時であることに起因してEGRガスを導入することができない領域であり、エンジン50の運転状態(ここでは負荷KLおよび回転数NE)に応じて予めマップデータで定義されている。またこのマップデータはROMに予め格納されている。
なお、本実施例に係る噴射燃料制御手段も実施例1の場合と同様に、運転燃料がガソリン燃料である場合に、運転燃料をガソリン燃料からアルコール燃料に切り替えることで、アルコール燃料の噴射割合を増加させるように構成されている。
次にECU1Bの動作を図6に示すフローチャートを用いて詳述する。ECU1Bは運転燃料がガソリン燃料であるか否かを判定する(ステップS21)。肯定判定であれば、ECU1Bはエンジン50の運転状態(ここでは負荷KLおよび回転数NE)に基づき、エンジン50の運転状態がEGR導入不可能領域であるか否かを判定する(ステップS22)。負荷KLは例えばエアフロメータ11やスロットル開度センサ103の出力に基づき検出することができる。ステップS22で肯定判定であれば、ECU1Bは燃料タンク73にアルコール燃料があるか否かを判定する(ステップS23)。ステップS21、S22またはS23で否定判定であれば特段の処理を要しないため、本フローチャートを一旦終了する。
一方、ステップS23で肯定判定であれば、ステップS24でECU1Bは運転燃料をガソリン燃料からアルコール燃料に切り替える(アルコール燃料で運転)。これにより背圧を高めることができる。したがって吸気系10と排気系20との差圧を大きくすることができ、EGRガスの導入領域を拡大することができる。またEGRガスを導入することで、燃費やエンジン出力を改善することができる。
このようにECU1Bは、アルコール燃料とガソリン燃料とを使用可能に構成されたエンジン50につき、高過給時のEGRガスの導入を図ることができる。
上述した実施例は本発明の好適な実施の例である。但し、これに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変形実施可能である。
例えば上述した実施例ではエンジン50をガソリン燃料とアルコール燃料とを選択的に使用可能に構成した場合について説明したが、エンジンはガソリン燃料とアルコール燃料とを例えば同時的に(すなわち選択的にではない態様で)使用可能に構成されるとともに、ガソリン燃料とアルコール燃料の噴射割合を変更可能に構成されたエンジンであってもよい。この点、本発明のエンジンの制御装置はガソリン燃料とアルコール燃料とを使用可能に構成されたエンジンにつき、噴射燃料制御手段が、エンジンの背圧上昇要求時にアルコール燃料の噴射割合を増加させる構成であってもよい。すなわち、このような構成とした場合でも過給機のレスポンス向上や高過給時のEGRガスの導入を図ることにつき、所定の効果を奏することが可能である。またエンジンの背圧上昇要求時は背圧の上昇により、所定の効果を奏することが可能なときであれば、上述した実施例に限られない。
また噴射燃料制御手段はECU1で実現することが合理的であるが、例えばその他の電子制御装置や専用の電子回路などのハードウェアやこれらの組み合わせによって実現されてもよい。この点、本発明のエンジンの制御装置は例えば複数の電子制御装置や電子制御装置と電子回路等のハードウェアとの組み合わせで実現されてもよい。すなわち本発明のエンジンの制御装置は例えば分散制御的な態様で実現されてもよい。同様に噴射燃料制御手段についても分散制御的な態様で実現されてよい。
ECU1Aを関連する各構成とともに模式的に示す図である。 エンジン50の燃料供給系統の構成を模式的に示す図である。 エタノールのガソリンに対する反応後の分子数比の説明図である。 エンジン50の背圧を運転燃料がガソリン燃料である場合とアルコール燃料である場合とで比較する図である。 ECU1Aの動作をフローチャートで示す図である。 ECU1Bの動作をフローチャートで示す図である。
符号の説明
1 ECU
10 吸気系
11 エアフロメータ
13 スロットル弁
20 排気系
30 過給機
40 排気還流系
41 EGR通路
50 エンジン
60 ガソリン燃料系
61 デリバリパイプ
62 インジェクタ
70 アルコール燃料系
71 デリバリパイプ
72 インジェクタ

Claims (3)

  1. ガソリン燃料とアルコール燃料とを使用できるエンジンの背圧上昇要求時に、前記アルコール燃料の噴射割合を増加させる噴射燃料制御手段を備えることを特徴とするエンジンの制御装置。
  2. 請求項1記載のエンジンの制御装置であって、
    前記エンジンが排気駆動式の過給機付きのエンジンであり、前記エンジンの背圧上昇要求時が、スロットル開度の加速側の変化量が所定値よりも大きいときであることを特徴とするエンジンの制御装置。
  3. 請求項1記載のエンジンの制御装置であって、
    前記エンジンが排気駆動式の過給機付きで、且つ吸気系のうち、前記過給機のコンプレッサ部よりも後ろの部分と、排気系のうち、前記過給機のタービン部よりも前の部分とを連通するように排気を還流するEGR通路が設けられたエンジンであり、前記エンジンの背圧上昇要求時が、所定の高過給時であることを特徴とするエンジンの制御装置。
JP2008210195A 2008-08-18 2008-08-18 エンジンの制御装置 Pending JP2010043628A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008210195A JP2010043628A (ja) 2008-08-18 2008-08-18 エンジンの制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008210195A JP2010043628A (ja) 2008-08-18 2008-08-18 エンジンの制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2010043628A true JP2010043628A (ja) 2010-02-25

Family

ID=42015186

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008210195A Pending JP2010043628A (ja) 2008-08-18 2008-08-18 エンジンの制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2010043628A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016148269A (ja) * 2015-02-12 2016-08-18 マツダ株式会社 過給機付きエンジンの燃料制御装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016148269A (ja) * 2015-02-12 2016-08-18 マツダ株式会社 過給機付きエンジンの燃料制御装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4301296B2 (ja) 内燃機関の排気再循環システム
US7836693B2 (en) Exhaust recirculation apparatus for engine and method for controlling the same
US7305828B2 (en) Engine boost pressure control
KR101601157B1 (ko) 터보차저와 슈퍼차저를 갖는 엔진 시스템
US10344688B2 (en) Apparatus and method for engine control
JP2006233898A (ja) Egr装置
JP2010096049A (ja) 内燃機関の制御装置
JP2009203918A (ja) ガソリンエンジンの運転制御方法
JP3966243B2 (ja) 内燃機関
JP4911432B2 (ja) 内燃機関の制御装置
JP2007303380A (ja) 内燃機関の排気制御装置
JP2005320937A (ja) 内燃機関の過給圧制御装置
JP2012158997A (ja) 内燃機関の制御装置
JP5679776B2 (ja) 内燃機関の排気ガス再循環制御方法
EP2642102B1 (en) Control device for internal combustion engine
JP2009191660A (ja) 内燃機関の制御装置
JP2010121534A (ja) 内燃機関の制御装置
JP2006220062A (ja) 水素添加内燃機関の制御装置
JP2010043628A (ja) エンジンの制御装置
JP2012167638A (ja) 内燃機関の排気ガス再循環制御方法
JP2012047093A (ja) 内燃機関
JP2007040178A (ja) 可変容量型ターボチャージャの制御装置
JP5136699B2 (ja) 内燃機関の制御装置
JP2005299570A (ja) 圧縮着火内燃機関の予混合燃焼制御システム
JP3726588B2 (ja) 内燃機関の制御装置