JP2010042208A - 蒸気回収装置および加熱調理器 - Google Patents

蒸気回収装置および加熱調理器 Download PDF

Info

Publication number
JP2010042208A
JP2010042208A JP2008210048A JP2008210048A JP2010042208A JP 2010042208 A JP2010042208 A JP 2010042208A JP 2008210048 A JP2008210048 A JP 2008210048A JP 2008210048 A JP2008210048 A JP 2008210048A JP 2010042208 A JP2010042208 A JP 2010042208A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
water tank
light
water level
level detection
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2008210048A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4570674B2 (ja
Inventor
Teruo Nakamura
輝男 中村
Kenichiro Nishi
健一郎 西
Kyoko Hattori
杏子 服部
Yoshihiko Kojima
喜彦 児嶋
Wataru Fujimoto
渉 藤本
Kazuyoshi Negishi
和善 根岸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Home Appliance Co Ltd
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Home Appliance Co Ltd
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Home Appliance Co Ltd, Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Home Appliance Co Ltd
Priority to JP2008210048A priority Critical patent/JP4570674B2/ja
Publication of JP2010042208A publication Critical patent/JP2010042208A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4570674B2 publication Critical patent/JP4570674B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Cookers (AREA)
  • Measurement Of Levels Of Liquids Or Fluent Solid Materials (AREA)

Abstract

【課題】水槽の設置が水平でない場合でも、水槽に貯められた水量を正確に検知することができる蒸気回収装置を提供する。
【解決手段】蒸気回収装置は、炊飯器200の本体10に設置された水槽40と、水槽40が傾斜したときと傾斜する前とで、水槽40に貯溜される水の水面が略変動しない位置にて検知するように配置された下限水位検知部50aおよび上限水位検知部50bと、を有している。水槽40の平面視における略中間部に、投光面23および受光面25を具備する反射透過部55が形成され、下限水位検知部50aおよび上限水位検知部50bを構成する下限投光部51aおよび上限投光部51bは投光面23に対向し、下限水位検知部50aおよび上限水位検知部50bを構成する下限受光部52aおよび上限受光部52bは受光面25に対向している。
【選択図】図6

Description

本発明は蒸気回収装置および加熱調理器、水槽内に蒸気を供給して蒸気を回収する蒸気回収装置、および該蒸気回収装置を備えた加熱調理器に関するものである。
従来から、蒸気を水槽内に貯めた冷却水中に注入して復水(凝縮)するようにした蒸気回収装置が知られている。このとき、所定量の蒸気を復水しようとすると、これに対応するだけの冷却水が必要になるため、水槽内に貯まっている冷却水の量を検知する装置が各種開発されている。
例えば、プリズムと水との境界における屈折率と、プリズムと空気との境界における屈折率との相違を利用して、水槽内の液体の有無を検知する検知装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平7−311072号公報(第3頁、第5図)
しかしながら、特許文献1に開示された発明は、水槽の設置が水平でない場合、たとえば、当該水槽が装備された炊飯器が傾いて載置された場合、水槽に貯められた水量が、正確に検知されないという問題があった。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、水槽の設置が水平でない場合であっても、水槽に貯められた水量を正確に検知することができる蒸気回収装置、および該蒸気回収装置を有する加熱調理器を提供することを目的としている。
本発明に係る蒸気回収装置は、内部に貯溜される水によって蒸気を復水し回収する水槽と、
該水槽に貯溜される水の水位を検知する光学式水位検知手段と、
を有し、
前記光学式水位検知手段は、前記水槽が傾斜したときと傾斜する前とで、前記水槽に貯溜される水の水面が略変動しない位置にて検知するように配置されることを特徴とする。
本発明に係る蒸気回収装置は、光学式水位検知手段が、水槽が傾斜したときと傾斜していないときとで、水槽に貯溜される水の水面が略変動しない位置に配置されてなるから、水槽の姿勢(傾斜の有無や傾斜の程度)に左右されないで、水槽内の水位つまり水量を正確に検知することが可能になる。
以下、炊飯器を例に、図面に基づいて本発明の実施の形態について説明するが、本発明に係る加熱調理器とは、炊飯器に限定するものではなく、蒸気を発生または蒸気を回収する機能を有する調理器を指すものである。なお、各図において同じ部分または相当する部分には同じ符号を付し、また、複数の部材について共通する内容を説明する場合には、名称を形容する「下限、上限」や符号の添え字「a、b」の記載を省略する場合がある。
[実施の形態1]
図1〜図5は、本発明の実施の形態1に係る加熱調理器を説明するものであって、図1の(a)は外観を模式的に示す斜視図、図1の(b)は内部を透視して示す斜視図、図2の(a)は基本的な構成部材を模式的に示す側面図、図2の(b)は基本的な構成部材を模式的に示す平面視の断面図、図2の(c)は一部(水槽)を示す斜視図、図3は蒸気処理後の水温温度を示す相関図、図4は水位検知手段の原理を説明する平面視の断面図、図5は水位検知手段の配置を一部透視して示す斜視図である。
(炊飯器)
図1および図2において、炊飯器100は、本体10の内部に内鍋90が着脱可能に収納されるものであって、本体10は下部筐体11と、下部筐体11にヒンジ部14によって開閉自在に軸支された上部筐体12(蓋体に同じ)とから形成されている。上部筐体12の外面(上面に同じ)には、動作状況等を示す表示部16と、操作要領等を入力する操作部17とが配置され、上部筐体12の前面(側端部に同じ)には、上部筐体を開放可能にするロック解除ボタン18が設置されている。
(蒸気回収装置)
また、上部筐体12には着脱可能に内蓋13が取り付けられ、内蓋13は、上部筐体12が本体10の上面開口部を覆った際に、内鍋90の上面開口部を覆って内部を密閉状態にするものである。そして、内蓋13の中央部には蒸気導管30の一方の端部が着脱可能に装着されている。
さらに、内鍋90の脇に水槽20が設置され、水槽20には蒸気を取り込むための蒸気パイプ31が挿入されている。なお、蒸気パイプ31の上端は、上部筐体12が本体10の上面開口部を覆った際に、蒸気導管30の他方の端部に連通するものである。
したがって、炊飯中に内鍋90において発生した蒸気は、蒸気導管30および蒸気パイプ31を経由して、水槽20に貯まっている水中に供給されて復水するから、蒸気が炊飯器100の外部に漏洩することがない。
なお、蒸気パイプ31を水槽20の外部に配置して、蒸気パイプ31の下端を水槽20の低い位置(底面に近い位置)において水槽20に連通させてもよい。
(水槽)
水槽20は、透明素材(例えば、ポリスチレン等)によって形成された横長の略直方体であって、本体10の前面側の水槽前面29の角部Hおよび角部Jが円弧状に形成されている。そして、本体10の後面側の水槽後面21(角部A〜角部Gの範囲)は、幅方向の中央付近において断面略W字状の反射透過部55が形成されている。
すなわち、反射透過部55が形成されている水槽20は平面視において略対称形状であって、検知範囲における水面の平面形状は略線対称である。そして、その対称線(位置D−位置Iを含む線に同じ)を挟んで、投光側傾斜面22(位置B−位置Cを結ぶ線を含む)および投光面23(位置C−位置Dを結ぶ線を含む)からなる断面二等辺三角形の投光側凹部24と、受光面25(位置D−位置Eを結ぶ線を含む)および受光側傾斜面26(位置E−位置Fを結ぶ線を含む)からなる断面二等辺三角形の受光側凹部27とを有している(図2の(c)参照)。
なお、説明の便宜上、水槽20(反射透過部55が形成されている)として面対称形状のものを例示しているが、本発明はこれに限定するものではない。例えば、非対称形状であって、水槽20が傾斜した前後で、貯溜される水の水位が略変動しない位置に、反射透過部55が形成されていればよい。
なお、任意形状の水槽を左右に傾斜した場合、左右方向の一方側では水面が上昇し、左右方向の他方側では水面が下降するから、両者の境界に水位が変動しない位置が存在する。また、任意形状の水槽を前後に傾斜した場合、前後方向の一方側では水面が上昇し、前後方向の他方側では水面が下降するから、両者の境界に水位が変動しない位置が存在する。同様に、任意形状の水槽を左右および前後方向(斜め方向)に傾斜した場合には、その傾斜方向に対応して、水位が変動しない位置が存在する。すなわち、水槽の何れの位置についても、その位置を水位が変動しない位置にするような傾斜方向が存在する。
したがって、本発明における水位が略変動しない位置とは、傾斜方向が想定される水槽において、一義的に特定される位置、あるいは、傾斜方向が幾つかに限定されるような水槽において、限定的に特定される位置を指している。
例えば、少なくとも検知範囲に限って、水面の平面形状が略線対称形または略点対称形であって、対称線上若しくはその近傍、または対称点を通過して平面形状を二分する線上またはその近傍等に、反射透過部55が形成されていれば、前記対称線または前記対称点を通過する線に対して垂直な面内で傾斜する限り、水位が略変動しない(これについては別途詳細に説明する)。
また、水槽20を形成する素材は限定されるものではなく、少なくとも光路を形成しようとする範囲が、所定の光透過性を具備する素材(透明素材に同じ)によって形成されていればよい。
(水位検知部)
そして、反射透過部55には、水槽20の底面から所定の高さに下限水位検知部50aが対向配置され、下限水位検知部50aから所定の距離だけ上方に上限水位検知部50bが対向配置されている。下限水位検知部50aは、投光側凹部24に対向配置された下限投光部51aと受光側凹部27に対向配置された下限受光部52aとを有する。
同様に、上限水位検知部50bは、投光側凹部24に対向配置された上限投光部51bと受光側凹部27に対向配置された上限受光部52bとを有する。
したがって、水槽20に貯蔵された水量は、前記2箇所において検知されるようになっている(なお、検知原理については別途詳細に説明する)。
(水位の設定について)
図3は、水槽20に貯まっている水量を様々に変えて、蒸気処理(復水に同じ)を行った場合の蒸気処理後の水槽20内の水温測定結果であって、縦軸は水温[℃]、横軸は水槽内の初期水量[mL]である。
すなわち、図3に示されるように、初期水量をV1以下にすると、水温は100℃に達してしまい、蒸気を冷却することができないから、蒸気処理不能(復水不能)になる。
そこで、水槽20を形成する材料の耐熱温度を考慮して初期水量を設定することになる。例えば、水槽20を形成する樹脂材料の耐熱温度を考慮して、水温を90℃以下にすることが好ましい場合には、V2以上の水量に設定する。なお、調理後の清掃時の火傷防止のため、水温60℃以下が望ましい場合には、V3以上の水量にする。
このとき、水量を多くすると水槽20が大型化するため、本体10の小型化に逆行する。そのため、必要最少限の水量を精度よく設定すると共に、水量を精度よく検知することが必要になっている。
炊飯器100では、下限水位検知部50aが蒸気回収(復水)に必要な必要最少限の水量を検知し、上限水位検知部50bが復水完了時(炊飯終了時)において、水槽20から水が溢れ出さない最大の初期水量を検知するものである。
(水位検知の原理について)
次に、図4を用いて水位検知の原理、すなわち、図4の(a)において水槽20内に水がない場合(空気がある場合に同じ)を、図4の(b)において水槽20内に水がある場合、をそれぞれ説明する。
(空気がある場合)
図4の(a)において、投光部51からの光は光路1rに沿って進み、水槽20の投光面23の外面から入射角45°、屈折角26°で水槽20を形成する透明素材内に、光路2rに沿って入射する。このとき反射率は約5%程度であるから、大半の光量が透明素材内に入射している。
そして、水槽20の投光面23の内面に到達して光は、水槽20内が空気であるため、スネルの法則より、反射角26°屈折角45°で、屈折して光路3rに沿って空気中を進むことになる。このとき、反射率は約5%で、約5%が透明素材内に反射されることになる。
そうすると、投光部51からの光は、水槽20内の空気中を光路1rに平行な光路3rに沿って進み、水槽20の受光面25の内面に、入射角45°で入射するから、前記と同様に、屈折角26°で屈折して透明素材に入射し、光路4rに沿って進む。さらに、受光面25の外面において、前記と同様に、反射角26°、屈折角が45°となって屈折して光路5rに沿って空気中を進むことになる。
すなわち、光路1rと光路5rとは一致して同一直線上に位置するから、光路5r上に受光部52を配置しておけば、投光部51において発光された光は、受光部52において、受光されることになる。なお、透明素材への入射や反射によって、光量が減少するものの、発行された光の約80%の光が受光部52に入射する。
(水がある場合)
図4の(b)において、投光部51からの光は光路1rに沿って進み、水槽20の投光面23の外面から入射角45°、屈折角26°で水槽20を形成する透明素材内に、光路2rに沿って入射する。このとき反射率は約5%程度であるから、大半の光量が透明素材内に入射している。
そして、水槽20の投光面23の内面に到達した光は、水槽20内が水であるため、スネルの法則より、反射角26°、屈折角32°で、屈折して光路6rに沿って水中を進むことになる。このとき、反射率は約1%で、約1%が透明素材内に反射されることになる。
そうすると、投光部51からの光は、水槽20内の水中を光路1rに対しては13°(=45−32)だけ偏位した方向である光路6rに沿って進み、水槽20の受光面25の内面に、入射角58°(=90−32)、屈折角45°で入射する。このとき、反射率は約2%である。
さらに、光路7rに沿って透明素材中を進んだ光は、受光面25の外面において、入射角45°、反射角5°となって、全反射となる。すなわち、反射率約100%となって、受光面25の外面に出て行くことがない。
すなわち、かかる全反射した光は、光路8rに沿って受光面25の内面に到達し、入射角45、反射角45°、屈折角58°で水槽20内の水中に光路9rに沿って入射する。
以上より明らかなように、水がない場合に、投光部51から投光された光が、受光部52において受光可能なように、投光部51および受光部52を配置しておけば、水がある場合には、投光部51に投光された光が、受光部52において受光不能になるから、水の有無を検知することができる。
なお、以上は、投光部51からの光が投光面23の外面に入射角45°で入射し、且つ、反射透過部55が面対称形状であって、投光側傾斜面22および投光面23からなる断面二等辺三角形の投光側凹部24と、受光面25および受光側傾斜面26からなる断面二等辺三角形の受光側凹部27とを有するものを例示しているが、本発明はこれに限定するものではない。例えば、反射透過部55を非対称形状であって、断面不等辺三角形の投光側凹部24や断面不等辺三角形の受光側凹部27を有するものにして、前記入射角を適宜選定してもよい。
さらに、断面略W字状に替えて、側面の内側に突出する断面略三角形状や側面の外側に突出する断面略V字状であってもよい。
(水位検知部の配置位置の効果)
図5において、前記のように、炊飯器100は、本体10の前面側の略全幅を占める水槽20が設置され、しかも、ここで用いる水槽20は平面視および正面視において面対称形状になっている。そして、かかる対称面を挟むように、下限水位検知部50aおよび上限水位検知部50bが配置されている。
したがって、炊飯器100が水平に載置されない場合であっても、水槽20内に貯められた水の水面(図5において太実線にて示す)は、前記対称線の位置において、すなわち、下限水位検知部50aの下限投光部51aおよび下限受光部52aの位置において、炊飯器100が水平に載置された場合の水槽20内に貯められた水の水面(図5において太破線にて示す)から、略変動しない。このとき、水面が上昇した側の体積と水面が下降した側の体積とが等しいから、炊飯器100の載置状態に左右されることなく、正確な水量を検知することが可能になる。また、上限水位検知部50bにおいても同様である。
そして、下限水位検知部50aによって水量が不足していることを検知した場合には、表示部16に注水を促す表示がされ、上限水位検知部50bによって水量が過剰であることを検知した場合には、表示部16に排水を促す表示がされることになる。
以上のように、本願の蒸気回収装置は、水槽20と、蒸気を取り込むための蒸気パイプ31(図5において水槽20の一方の短辺寄りに挿入されているが、挿入位置が限定されるものではなく、水槽20の中間部に挿入されてもよい)と、下限水位検知部50aと、上限水位検知部50bと、を有するものであるが、炊飯器100に設置されるものに限定するものではなく、蒸気が発生してこれを回収する要請がある加熱調理器や給湯装置、あるいは各種蒸気発生装置等に、設置することができるものである。
そして、水槽20は、側面が全周に渡って略同一厚さに形成され、断面略W字状の凹凸量が少なく狭い範囲に納まるから、樹脂成形性に優れ、かつ、寸法精度および面精度が向上すると共に、製造コストが安価になる。また、清掃が容易で、取り扱い易く、また、見た目にすっきりし、意匠性を高められている。
なお、以上は、炊飯器100の前面側に水槽20を配置したが、本発明はこれに限定するものではなく、炊飯器100の側面に沿って配置したり、隅部に配置したりしてもよい。
なお、図5を参照して説明したように、水面が上昇した側の体積と水面が下降した側の体積とが等しい位置に、反射透過部55が対向配置されていればよいから、本発明は水槽20の形状(特に全体形状)を限定するものではない。例えば、少なくとも検知範囲に限って、水面の平面形状が略線対称形または略点対称形であって、対称線上若しくはその近傍、または対称点を通過して平面形状を二分する線上若しくはその近傍等であれば、前記対称線または前記対称点を通過する線に対して垂直な面内で傾斜する限り、水位が略変動しないから、前記対称線または前記対称点を通過する線上若しくはその近傍に反射透過部55が対向配置されていればよい。
さらに、本発明は、厳密に水位が変動しない位置であることを要しないから、例えば、少なくとも検知範囲に限って、水面が平面視略L字状の略線対称形になるようにして、一方の辺を炊飯器の左右方向に対して平行に配置し、他方の辺を炊飯器の前後方向に対して平行に配置し、隅部(内側)または角部(外側)に反射透過部55を対向配置してもよい。このとき、炊飯器が左右方向または前後方向等の何れの方向(左右方向および前後方向が合成された斜め方向を含む)に傾斜した場合、正確には対称線に対して垂直な面内で傾斜するものではないが、反射透過部55が対向している位置における水位は略変動しないから、傾斜方向にかかわらず、水槽の水量を正確に検知することができる。
[実施の形態2]
図6〜図9は、本発明の実施の形態2に係る加熱調理器を説明するものであって、図6の(a)は基本的な構成部材を模式的に示す側面図、図6の(b)は基本的な構成部材を模式的に示す平面視の断面図、図6の(c)は一部(水槽)を示す斜視図、図7の(a)は水位検知手段を模式的に説明する平面視の断面図、図7の(b)は水位検知手段の配置を模式的に示す正面図、図7の(c)は水位検知手段の配置を模式的に示す側面図、図8は水位検知の原理を説明する一部の拡大平面図、図9は図1に示す加熱調理器に設置された蒸気回収装置の水位検知手段の配置を一部透視して示す斜視図である。なお、実施の形態1(図1〜5)と同じ部分にはこれと同じ符号を付す。
(水槽)
図6において、炊飯器200の水槽40は、透明素材(例えば、ポリスチレン等)によって形成された略直方体であって、本体10の前面側の水槽前面49の角部Hおよび角部Jが円弧状に形成されている。そして、本体10の後面側の水槽後面41(角部A〜角部Gの範囲)は、幅方向の中央付近において断面略台形状の反射透過部56が形成されている。
すなわち、反射透過部56が形成されている水槽40は平面視において面対称形状であって、検知範囲における水面の平面形状は略線対称である。そして、その対称線(位置D−位置Iを含む線に同じ)を挟んで、傾斜した投光面42(位置B−位置Cを結ぶ線を含む、水槽40内に陥入している)、平行面43(位置C−位置Eを結ぶ線を含む、水槽後面41に平行)、傾斜した受光面44(位置E−位置Fを結ぶ線を含む)と、を有している(図2の(c)参照)。
なお、説明の便宜上、水槽40(反射透過部56が形成されている)として面対称形状のものを例示しているが、本発明はこれに限定するものではない。例えば、非対称形状であって、水槽40が傾斜した前後で、貯溜される水の水位が略変動しない位置に、反射透過部56が形成されていればよい(実施の形態1に同じ)。また、水槽40を形成する素材は限定されるものではなく、少なくとも光路を形成しようとする範囲が、所定の光透過性を具備する素材(透明素材に同じ)によって形成されていればよい。
(水位検知部)
そして、反射透過部56の投光面42に対峙して、水槽40の底面から所定の高さに下限水位検知部50aの下限投光部51aが配置され、下限投光部51aから所定の距離だけ上方に上限水位検知部50bの上限投光部51bが配置されている。また、傾斜面44に対峙して、水槽40の底面から所定の高さに下限受光部52aと、下限受光部52aから所定の距離だけ上方に上限受光部52bが配置されている。
(水位検知の原理について)
次に、図7および図8を用いて水位検知の原理、すなわち、投光部51から発せられた光が水槽20の透明素材中を通過する挙動について説明する。
図7は水槽40の一部を拡大して示す拡大平面図、図8は水槽40における光の挙動を説明する部分断面図である。図7において、水槽40の反射透過部56において、投光部51から発光された光の光路1s〜6sを矢印で示している。
(水がない場合)
図7に示すように、投光部51からの光は、光路1sを通って、投光面42の外面(入射面に同じ)において屈折・透過して、透明素材内に入り、光路2sを通って投光面23の内面(反射透過面に同じ)に至る。そして、水がない場合、全反射して、透明素材内を光路3sに沿って平行面43に平行に(水槽前面41に平行に同じ)進む。
そして、受光面44の内面(反射面に同じ)において全反射して、透明素材内を光路4sに沿って投光面23の外面(反射・透過面に同じ)に向かって進む。さらに、受光面44の外面(反射・透過面に同じ)において屈折・透過し、水槽40の外側に向かった光路5sに沿って進む。
(水がある場合)
一方、水がある場合には、投光部51からの光は、光路1sを通って、投光面42の外面(入射面に同じ)において屈折・透過して、透明素材内に入り、光路2sを通って投光面42の内面(反射透過面に同じ)に至る。そして、水があるから、投光面42の内面(屈折・透過面に同じ)において屈折・透過して、水中を光路6sに沿って水槽40の内部方向に向かって進む。
以上より、実施の形態1と同様に、水がない場合に、投光部51から投光された光が、受光部52において受光可能なように、投光部51および受光部52を配置しておけば、水がある場合には、投光部51に投光された光が、受光部52において受光不能になるから、水の有無を検知することができる。
図8において、空気の屈折率n1 を1.00、水の屈折率n3 を1.33、水槽40を構成する透明素材(ポリスチレン)の屈折率n2 を1.59として説明する。
なお、水槽40内が空気の場合には、タンク内部の屈折率n3 は、1.00となる。また、屈折に関するスネルの法則、及び、反射・透過に関するフレネルの公式は、下記の通りである。
(式1) θ1 =θ3 (入射角と反射角とは等しい)
(式2) n1 ×sinθ1 =n2 ×sinθ2
ここで、
1 :媒質1(入射側)の屈折率
2 :媒質2(透過側)の屈折率
θ1 :入射角
θ2 :屈折角
θ3 :反射角
また、フレネルの公式より、臨界が入射面に対し垂直の場合の反射係数rs及び透過係数tsを算出すると以下のようになる。
(式3) rs=(n1cosθ1−n2cosθ2)/(n1cosθ1+n2cosθ2
=−sin(θ1−θ2)/sin(θ1+θ2
(式4) ts=2n1cosθ1/(n1cosθ1+n2cosθ2
そこで、スネルの法則を用いて入射角θ1 のみを用いて書き換えると以下のようになる。
(式5) rs=[cosθ1−{(n2/n1)2 −(sinθ1)2}0.5]/[cosθ1+(n2/n1)2−(sinθ1)2}0.5]
(式6) ts=2cosθ1/[cosθ1+{(n2/n1)2−(sinθ1 )2}0.5]
臨界が入射面に対し水平の場合の反射係数rp及び透過係数tpを算出すると以下のようになる。
(式7) rp=(n1cosθ2−n2cosθ1)/(n1cosθ2+n2cosθ1
=tan(θ1−θ2)/tan(θ1+θ2
(式8) ts=2n1cosθ1/(n1cosθ2+n2cosθ1
さらに、スネルの法則を用いて入射角θ1 のみを用いて書き換えると以下のようになる。
(式9) rp=[−(n2/n1)2×cosθ1+{(n2/n1)2−(sinθ1)2}0.5]/[(n2/n1)2×cosθ1+{(n2/n1)2−(sinθ1)2}0.5]
(式10) tp=2×(n2/n1)×cosθ1/[(n2/n1)2×cosθ1+{(n2/n1)2−(sinθ1)2}0.5]
次いで、反射率R及び透過率Tが以下のように求められる。入射エネルギーに対する反射エネルギーの比を反射率Rといい、入射エネルギーに対する透過エネルギーの比を透過率Tという。
(式11) R=r2 =1/2(rs2+rp2
(式12) T=t2 ×(n2cosθ2/n1cosθ1
とそれぞれ表される。
屈折角θ2が90°となる入射角を臨界角とよび、それ以上の入射角では、全反射が生じる。
すなわち、n1>n2の場合に生じる(たとえば、水n1=1.33から空気n2=1.00中に出る場合などの)臨界角θ1 rinは、以下の式で求められる。
(式13) θ1rin=sin−1(n2/n1
図8において、水槽40の側面の厚み(水槽後面41の厚み)をH3 =2mm、投光面42の外面の底辺をW1 =3mmで、平行面43の深さ(投光面42の外面の高さ)をH1=1.5mmとした。また、水槽40を成形するときの厚み変更の制約条件として、側面の一部の厚みを他の部分の厚みの2倍以内、好ましくは1.5倍以内とすることは可能である。ここでは、水槽40の側面厚さをH3 =2mmとしたので、平行面43の厚さをH4 =H3 ×1.5=3mmとした。
投光部51からの光の入射角度を水槽40の平面視の対称面からθ1 =5°[deg]だけ左に傾いたものとして光路を追跡する。ちなみに、対称面に平行して投光された光の挙動を計算するには、θ1 =0°とすればよい。
投光面42の外面(入射面)の傾きを水槽40の対称面に対して下にθxとすると傾斜面の設定より、
θx=tan−1(1.5/3)=26.57°となる。
また、投光面42の内面(反射透過面)の傾きをθyとする。光路1sの入射角は、
θ2=θ1+θx=5+26.57=31.57°となる。スネルの法則より、屈折角は、θ3 =sin−1{(n1/n2)sin(θ2 )}=19.2degとなり、光は光路2sを進む。
次いで、投光面42の外面(反射透過面)で反射・透過が生じるが、反射後の光路3sが平行面43に平行となるようにθyを決めればよい。スネルの法則より、入射角θ5 =反射角θ5 であるから、光路3sと対称面とのなす角をθ4 とすると、
θ4 =θx−θ3 =7.3deg
θ5 =(90−θ4 )/2=41.3degとなる。さらに、このθ5 に対応する受光面42の外面(反射透過面)の角度は、
θy=90−θ5=48.7degとなる。
以上の条件においては、投光面42の内面(反射透過面)における入射角θ5 =41.3degは、水槽40と空気との界面における全反射条件を満たす。すなわち、水槽40に水がない場合(空気の場合)全反射となり光線は100%反射される。そうすると、全反射され光は光路3sに沿って透明素材内を進む。
一方、水槽40内に水がある場合、反射率は約2%程度と低く、約98%が水槽40内部に透過して、光路6sに沿って水槽40の内部に進む。このとき、n3 =1.33(水)として、屈折角θ6 は、
θ6 =sin−1{(n2 /n3 )×sinθ5 }=52.1°となる。
平行面43の厚さをH4 =3mmとして、投光面42の内面(反射透過面)の大きさを定めると、底辺W2 =2.2mm、高さH2=2.5mmの直角三角形の斜辺となる。
水槽40内が空気の場合は、光路3sに沿って進む光は、面対称位置に形成された受光面44の内面(反射透過面)において全反射された後、受光面44の外面(反射透過面)にて屈折・透過し、水槽40の外部に出る。
このとき、受光部52を、投光部51に対して面対称に配置しておけば、水槽40に水がない場合に、投光部51が投光した光が受光部52に受光されることになる。一方、水槽40内に水がある場合は、光量のほとんどが水槽40の内部に透過されるので、受光部52にはほとんど到達しない(2%×2%=0.04%程度でしかない)。
これにより、受光部52が受ける光量が多い場合には、水槽40内が空気であり、光量がほとんどない場合には、水槽40内が水であることが判別できる。
つまり、投光部51から発光され、受光部52で受光された光の光量が多いとき、水槽40の内部には水位検知器50が設置された位置にまで到達する量の水がないと判別することができる。一方、受光部52で受光された光の光量が少ないとき、水位検知器50が設置された位置にまで水位が到達していると判別することができる。
なお、投光部51からの入射角度が対称面に対して5°[deg]傾斜した場合について説明したが、本発明はこれに限定するものではなく、対称面に平行であってもよい。このとき、θ1 =0°として各角度の計算を行なうと、
θx=26.57°
θ2 =θx=26.57°
θ3 =sin−1{(1.0/1.59)sin(26.57)}=16.34°
θ4 =θ3 −θx=10.23°
θ5 =(90−θ4 )/2=39.9°
θy=90−θ5 =50.1°
となり、この場合も、前述のθ1 =5°と同様に、水槽40内が空気である場合と水である場合とにより、投光面42の内面(反射透過面)における挙動が異なり、前者では屈折して光路6sに向かい、後者では全反射して光路3sに向かう。
なお、厳密には、少し角度のずれた周辺光も受光部52に到達して、その出力に寄与しているため、これらの光の到達が減少していく可能性もある。したがって、最適な角度は、これらの諸条件を用途に応じて検討して決定すればよい。
(水位検知部の配置位置の効果)
図9において、前記のように、炊飯器200は、本体10の前面側の略全幅を締める水槽40が設置され、しかも、水槽40は平面視および正面視において面対称形状になっている。そして、かかる対称面を挟むように、下限水位検知部50aおよび上限水位検知部50bが配置されている。
したがって、炊飯器200が水平に載置されない場合であっても、水槽40内に貯められた水の水面(図9において太実線にて示す)は、前記対称面の位置において、すなわち、下限水位検知部50aの下限投光部51aおよび下限受光部52aの位置において、炊飯器200が水平に載置された場合の水槽40内に貯められた水の水面(図5において太破線にて示す)から、略変動しない。
このとき、水面が上昇した側の体積と水面が下降した側の体積とが等しいから(正確には、蒸気パイプ31が挿入されているため僅かに相違する)、炊飯器100の載置状態に左右されることなく、正確な水量を検知することが可能になる。また、上限水位検知部50bにおいても同様である。
そして、下限水位検知部50aによって水量が不足していることを検知した場合には、表示部16に注水を促す表示がされ、上限水位検知部50bによって水量が過剰であることを検知した場合には、表示部16に排水を促す表示がされることになる。
以上のように、本願の蒸気回収装置は、水槽40と、蒸気パイプ31と、下限水位検知部50aと、上限水位検知部50bと、を有するものであるが、炊飯器200に設置されるものに限定するものではなく、蒸気が発生してこれを回収する要請がある加熱調理器や給湯装置、あるいは各種蒸気発生装置等に、設置することができるものである。
そして、水槽40は、側面の陥入部が簡素な形状(平面視台形状)になり、面対称であることから、樹脂成形性に優れ、かつ、寸法精度および面精度が向上すると共に、製造コストが安価になる。また、清掃が容易で、取り扱い易く、また、見た目にすっきりし、意匠性を高められている。
なお、以上は説明の便宜上、反射透過部56を形成する投光面42と傾斜面44とが面対称形状であるものを例示しているが、本発明の水槽はこれに限定するものではない。
例えば、投光面42と傾斜面44とが非対称形状であって、水槽40内に空気がある場合(投光部51から発せられた光の光路上に水がない場合に同じ)に、投光部51から発せられた光が投光面42および受光面44において主に全反射して、受光部52に到達し、一方、水槽40内に水がある場合(投光部51から発せられた光の光路上に水がある場合に同じ)に、投光部51から発せられた光が投光面42において主に屈折透過して受光部52に到達しないものまたは到達困難なものであればよい。
また、反射透過部56の大きさや形状も限定するものではない。例えば、断面略台形形状の凹部に内鍋90の一部が侵入可能なように、平行面43を拡げると共に、投光面42および傾斜面44を内鍋90の一部に沿って長く(凹み量を拡大するに同じ)してもよい。また、例えば、断面略台形状に替えて、平行面43を具備しない断面略V字状あるいは断面略L字状であってもよい。
さらに、蒸気パイプ31を水槽40の外部に配置して、蒸気パイプ31の下端を水槽40の低い位置(底面に近い位置)において水槽40に連通させてもよい。
また、以上は、炊飯器200の前面側に水槽40を配置したが、本発明はこれに限定するものではなく、炊飯器200の側面に沿って配置したり、隅部に配置したりしてもよい。
以上より、本発明の蒸気回収装置は、水槽に貯えられた水量を正確に検知することができるから、各種蒸気発生装置あるいは各種蒸気処理装置の全体または部分として広く利用することができる。
本発明の実施の形態1に係る加熱調理器を説明する模式的に示す斜視図。 図1に示す加熱調理器の基本的な構成部材を模式的に示す側面図等。 図1に示す加熱調理器における蒸気処理後の水温温度を示す相関図。 図1に示す加熱調理器に設置された蒸気回収装置の水位検知手段の原理を説明する平面視の断面図。 図1に示す加熱調理器に設置された蒸気回収装置の水位検知手段の配置を一部透視して示す斜視図。 本発明の実施の形態2に係る加熱調理器の基本的な構成部材を示す側面図。 図6に示す加熱調理器に設置された蒸気回収装置の水位検知手段の配置を模式的に示す正面図等。 図6に示す加熱調理器に設置された蒸気回収装置の水位検知の原理を説明する一部の拡大平面図。 図6に示す加熱調理器に設置された蒸気回収装置の水位検知手段の配置を一部透視して示す斜視図。
符号の説明
1r〜6r:光路、1s〜6s:光路、10:本体、11:下部筐体、12:上部筐体、13:内蓋、14:ヒンジ部、16:表示部、17:操作部、18:ロック解除ボタン、20:水槽(実施の形態1)、21:水槽後面、22:投光側傾斜面、23:投光面、24:投光側凹部、25:受光面、26:受光側傾斜面、27:受光側凹部、29:水槽前面、30:蒸気導管、31:蒸気パイプ、40:水槽(実施の形態2)、41:水槽後面、42:投光面、43:平行面、44:受光面、49:水槽前面、50a:下限水位検知部、50b:上限水位検知部、51a:下限投光部、51b:上限投光部、52a:下限受光部、52b:上限受光部、55:反射透過部(実施の形態1)、56:反射透過部(実施の形態2)、56a:下限水位検知部、56b:上限水位検知部、90:内鍋、100:炊飯器(実施の形態1)、200:炊飯器(実施の形態2)。

Claims (9)

  1. 内部に貯溜される水によって蒸気を復水し回収する水槽と、
    該水槽に貯溜される水の水位を検知する光学式水位検知手段と、
    を有し、
    前記光学式水位検知手段は、前記水槽が傾斜したときと傾斜する前とで、前記水槽に貯溜される水の水面が略変動しない位置にて検知するように配置されることを特徴とする蒸気回収装置。
  2. 前記光学式水位検知手段が、前記水槽の平面視における略中間部に配置されることを特徴とする請求項1記載の蒸気回収装置。
  3. 前記水槽に貯溜される水の水面の平面形状が略線対称形または略点対称形であって、
    前記略線対称形の対称線上若しくは該対称線の近傍に、または前記略点対称形の対称点を通過して前記平面形状を二分する線上若しくは該線の近傍に、前記光学式水位検知手段が配置されてなることを特徴とする請求項1または2記載の蒸気回収装置。
  4. 前記光学式水位検知手段が、光を発する投光部と光を受ける受光部とを具備し、
    前記投光部および前記受光部が、前記水槽に形成された平面視において凹状または凸状の反射透過部に対峙することを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の蒸気回収装置。
  5. 前記水位検知手段が、それぞれ前記水槽の底面から所定の高さに設置された下限水位検知手段および上限水位検知手段を有することを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の蒸気回収装置。
  6. 前記水位検知手段が検知した検知結果を表示する表示部を有することを特徴とする請求項1乃至5の何れかに記載の蒸気回収装置。
  7. 前記反射透過部が平面視において断面略台形状または断面略三角形状であって、
    前記投光部から発せられた光の光路上に水がない場合、前記投光部から発せられた光が前記反射透過部において主に全反射して前記受光部に到達し、
    前記投光部から発せられた光の光路上に水がある場合、前記投光部から発せられた光が前記反射透過部から水中に主に屈折透過して前記受光部に到達困難または到達不能としていることを特徴とする請求項4乃至6の何れかに記載の蒸気回収装置。
  8. 内鍋が着脱自在に収納される本体と、
    該本体の上部開口部を開閉自在に閉塞する蓋体と、
    前記本体に設置された請求項1乃至7の何れかに記載の蒸気回収装置と、
    前記内鍋において発生した蒸気を前記蒸気回収装置に取り込むための蒸気導管と、
    を有することを特徴とする加熱調理器。
  9. 前記蒸気回収装置の水槽が前記本体の前面側で略全幅に渡って配置されるものであることを特徴とする請求項8記載の加熱調理器。
JP2008210048A 2008-08-18 2008-08-18 加熱調理器 Active JP4570674B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008210048A JP4570674B2 (ja) 2008-08-18 2008-08-18 加熱調理器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008210048A JP4570674B2 (ja) 2008-08-18 2008-08-18 加熱調理器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010042208A true JP2010042208A (ja) 2010-02-25
JP4570674B2 JP4570674B2 (ja) 2010-10-27

Family

ID=42014081

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008210048A Active JP4570674B2 (ja) 2008-08-18 2008-08-18 加熱調理器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4570674B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107788826A (zh) * 2016-08-31 2018-03-13 浙江绍兴苏泊尔生活电器有限公司 烹饪器具

Citations (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03231613A (ja) * 1990-02-08 1991-10-15 Hitachi Home Tec Ltd 調理器の蒸気回収装置
JPH05322630A (ja) * 1992-05-22 1993-12-07 Daiwa Can Co Ltd 缶内液面検出装置
JPH07311072A (ja) * 1994-05-20 1995-11-28 Canon Inc タンク内の液体有無検知装置
JPH0814989A (ja) * 1994-07-01 1996-01-19 Matsushita Electric Ind Co Ltd 非接触型液位検知装置
JPH08140836A (ja) * 1994-11-15 1996-06-04 Tiger Vacuum Bottle Co Ltd 電気炊飯器
JPH09174877A (ja) * 1995-12-14 1997-07-08 Xerox Corp 感知システム及びインク供給容器
JPH10192134A (ja) * 1997-01-10 1998-07-28 Sanyo Electric Co Ltd 電気炊飯器
JPH10323993A (ja) * 1997-02-19 1998-12-08 Canon Inc 検出システム、該検出システムを用いる液体吐出記録装置と液体収納容器、及び、光量変化受光システム
JPH1172369A (ja) * 1997-08-29 1999-03-16 Toyobo Co Ltd ボトルの液切れ検出装置及びその液切れ検出方法
JP2000127432A (ja) * 1998-10-27 2000-05-09 Canon Inc 液体収納容器、及び、その液体収納容器を含むカートリッジ、及び、そのカートリッジを用いる記録装置、及び、液体吐出記録装置
JP2001253090A (ja) * 2000-03-08 2001-09-18 Sharp Corp インクジェットプリンタのインク残量検出装置
JP2004053504A (ja) * 2002-07-23 2004-02-19 Auto Network Gijutsu Kenkyusho:Kk 超音波液面計
JP2006047087A (ja) * 2004-08-04 2006-02-16 Mitsubishi Electric Corp 超音波送受放射センサ及び位置検出装置並びに除湿器

Patent Citations (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03231613A (ja) * 1990-02-08 1991-10-15 Hitachi Home Tec Ltd 調理器の蒸気回収装置
JPH05322630A (ja) * 1992-05-22 1993-12-07 Daiwa Can Co Ltd 缶内液面検出装置
JPH07311072A (ja) * 1994-05-20 1995-11-28 Canon Inc タンク内の液体有無検知装置
JPH0814989A (ja) * 1994-07-01 1996-01-19 Matsushita Electric Ind Co Ltd 非接触型液位検知装置
JPH08140836A (ja) * 1994-11-15 1996-06-04 Tiger Vacuum Bottle Co Ltd 電気炊飯器
JPH09174877A (ja) * 1995-12-14 1997-07-08 Xerox Corp 感知システム及びインク供給容器
JPH10192134A (ja) * 1997-01-10 1998-07-28 Sanyo Electric Co Ltd 電気炊飯器
JPH10323993A (ja) * 1997-02-19 1998-12-08 Canon Inc 検出システム、該検出システムを用いる液体吐出記録装置と液体収納容器、及び、光量変化受光システム
JPH1172369A (ja) * 1997-08-29 1999-03-16 Toyobo Co Ltd ボトルの液切れ検出装置及びその液切れ検出方法
JP2000127432A (ja) * 1998-10-27 2000-05-09 Canon Inc 液体収納容器、及び、その液体収納容器を含むカートリッジ、及び、そのカートリッジを用いる記録装置、及び、液体吐出記録装置
JP2001253090A (ja) * 2000-03-08 2001-09-18 Sharp Corp インクジェットプリンタのインク残量検出装置
JP2004053504A (ja) * 2002-07-23 2004-02-19 Auto Network Gijutsu Kenkyusho:Kk 超音波液面計
JP2006047087A (ja) * 2004-08-04 2006-02-16 Mitsubishi Electric Corp 超音波送受放射センサ及び位置検出装置並びに除湿器

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107788826A (zh) * 2016-08-31 2018-03-13 浙江绍兴苏泊尔生活电器有限公司 烹饪器具

Also Published As

Publication number Publication date
JP4570674B2 (ja) 2010-10-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4717869B2 (ja) 蒸気回収装置およびこの蒸気回収装置を備えた加熱調理器
CN101832806B (zh) 用于饮料机的光学液位探测器
JP6303900B2 (ja) 液体検出センサ
JP5328832B2 (ja) 蒸気回収装置およびこの蒸気回収装置を備えた加熱調理器
JP4570674B2 (ja) 加熱調理器
JP4570667B2 (ja) 水位検知装置、蒸気回収装置及び加熱調理器
JP5153663B2 (ja) 水位検知装置及び加熱調理器
JP2005529323A5 (ja)
JP2009183704A (ja) 飲料を準備するための機械
KR20120110737A (ko) 얼음 검출 장치 및 이를 구비하는 얼음 정수기
JP4999869B2 (ja) 水位検知装置及び加熱調理器
JP2006300793A (ja) 光式液面センサ
WO2019180694A1 (en) Portable refractometer
JP5441645B2 (ja) タンク容器、及び、このタンク容器を備えた炊飯器
JP2008129006A (ja) 電子式傾斜センサー及びその電子式水平感知方法
JP2007285855A (ja) 液面検出装置および冷蔵庫
JP3548092B2 (ja) 液体検出装置
JP5147969B2 (ja) 蒸気回収装置およびこの蒸気回収装置を備えた加熱調理器
JP4906812B2 (ja) 水位検知装置及び加熱調理器
KR100648516B1 (ko) 광 포인팅 장치
JP2012093232A (ja) フォトセンサ及びレベルセンサ
JP3477429B2 (ja) 漏液センサ
RU2006103661A (ru) Жидкостной уровнемер
JP4087291B2 (ja) チューブ用液体センサ
JP6064161B2 (ja) 非接触液体検知構成

Legal Events

Date Code Title Description
A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20100202

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20100323

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100330

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100528

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100713

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100810

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130820

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 4570674

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250