JP2010040945A - 真空処理装置 - Google Patents

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Katsumi Yasuda
克己 安田
Takeshi Sato
雄志 佐藤
Toshio Miki
利夫 三木
Yosuke Muraguchi
洋介 村口
Kazunari Kitachi
一成 北地
Kyoji Murakishi
恭次 村岸
Yutaka Maeda
豊 前田
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Abstract

【課題】ケーブル類からのガスの発生の問題をなくし、また、真空室の真空状態を確保しつつ真空室外から真空室内の可動部の位置を検出することができる真空処理装置を提供する。
【解決手段】センサヘッド32により支持台4等の位置情報を検出し、送信機95により位置情報を光信号L1、L2及びL3に変換し透光部113bを介して真空室1外の受信機81に出射し、受信機81で光信号L1、L2及びL3を受信しドライバ/電源ユニット8で位置情報に変換することができる。つまり、真空室1外から支持台4等の位置情報を検出するために、真空室1の隔壁11に貫通孔を形成して位置情報を送信するためのケーブルをこの貫通孔を介して真空室1外へ導出したり、真空室1内に敷設したりする必要がない。従って、ケーブル類からのガスの発生の問題をなくし、真空室1の真空状態を確保しつつ真空室1外から真空室1内の支持台4等の位置を検出できる。
【選択図】図7

Description

本発明は、真空室内で半導体ウエハ基板、ガラス基板等の被処理体を搬送したり、その他処理したりする真空処理装置に関する。
従来から、半導体基板等の被搬送物を搬送する装置として、真空容器内でリニアモータにより移動可能な可動部が設けられたものが提案されている。この真空容器内搬送装置の可動部は、可動部の位置を検出するためのリニアスケールを備える。この装置に配置された位置検出センサは、このリニアスケールの位置情報を検出し、検出信号を可動部外に配線等を介して出力する。可動部外に配置された制御部は、この検出信号を受信し、可動部の位置を検出している(例えば、特許文献1の図6参照。)。
また、真空容器内搬送装置が、可動部の位置を検出するための変位センサを真空容器外に備える技術も開示されている。これにより、真空容器の外側から変位センサにより可動部の位置を検出している(例えば、特許文献2の図1参照。)。
特開平6−179524号公報 特開2003−332404号公報
しかしながら、上記特許文献1の技術では、真空容器内にそのような配線類が置かれると、真空度によっては配線に用いられる被覆用の樹脂等からガスが発生し、被搬送物等の被処理体に悪影響を与える。
一方、位置検出センサから延びる配線類が真空容器内で気密構造のダクトで覆われ、そのダクト内が大気圧状態とされることで、上記ガスの発生の問題を解決することも考えられる。この場合、ダクトは真空容器を構成する隔壁の固定側と、移動体の移動側との間に設けられるため、ダクトは伸縮性のある構造、例えば蛇腹またはアーム構造等の可動性のものを採用しなければならず、真空容器を構成する隔壁の固定側でのシール性が重要となる。
また、上記特許文献2の技術では、真空容器の隔壁の外側に変位センサを設けるために、隔壁に貫通孔が形成され、貫通孔内にOリングや薄肉キャップが挿入され、薄肉キャップに変位センサが収容されている。このため、Oリングや薄肉キャップにより隔壁の貫通孔を塞ぎ真空容器内の真空状態を確保する必要がある。しかしながら、薄肉キャップと貫通孔との密着性を確保することが難しく、真空容器内のシール性を確保することが困難である。
以上のような事情に鑑み、本発明の目的は、可動部の位置を検出するセンサーの出力を真空室外部に伝送するための配線類を真空室内から排除して、ガスの発生の回避、並びに真空室の気密性確保を図ることのできる真空処理装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明に係る真空処理装置は、真空室と、可動部と、位置情報検出手段と、第1の変換手段と、第1の発信手段と、第1の受信手段と、第2の変換手段とを有する。上記真空室は、電磁波を透過可能な第1の透過部を有する。上記可動部は、上記真空室内で移動可能である。上記位置情報検出手段は、上記真空室内に設けられ、上記可動部の可動域での位置情報を検出する。上記第1の変換手段は、上記可動部内に設けられ上記位置情報を第1の電磁波信号に変換する。上記第1の発信手段は、上記第1の変換手段により得られた上記第1の電磁波信号を上記第1の透過部を通じて上記真空室外に発信する。上記第1の受信手段は、上記第1の透過部を介して上記第1の電磁波信号を受ける。上記第2の変換手段は、上記第1の受信手段により受けた第1の電磁波信号を変換する。
本発明では、位置情報検出手段により可動部の位置情報を検出し、第1の変換手段により位置情報を第1の電磁波信号に変換し、第1の発信手段によりこの第1の電磁波信号を第1の透過部を通じて真空室外に射出し、第1の受信手段で第1の電磁波信号を受け、第2の変換手段により第1の電磁波信号を変換することができる。つまり、真空室内に位置情報を検出するためのケーブルを敷設したり、真空室の壁に貫通孔を形成して位置情報を送信するためのケーブルをこの貫通孔を介して真空室外へ導出したり、真空室の壁に貫通孔を形成して真空状態を確保しつつ位置検出手段をこの貫通孔に挿入したりする必要がない。従って、ケーブル類からのガスの発生の問題をなくし、また、真空状態を確保しつつ真空室外から真空室内の可動部の位置情報を検出することができる。このとき、第1の変換手段が変換した可動部の位置情報を含む第1の電磁波信号は、指向性に優れているので、搬送距離が長くなったときにも対応することができる。
上記真空室は、上記可動部を挟んで上記第1の透過部に対向する第2の透過部を有し、当該真空処理装置は、上記第1の変換手段により得られた上記第1の電磁波信号を上記第2の透過部を通じて上記真空室外に発信する第2の発信手段と、上記第2の透過部を介して上記第2の電磁波信号を受ける第2の受信手段と、上記第2の受信手段により受けた第2の電磁波信号を変換する第3の変換手段とを更に具備するようにしてもよい。
これにより、第2の発信手段により、可動部が移動する方向で第1の電磁波信号と反対向きに第2の電磁波信号を発信し、第2の受信手段により第2の電磁波信号を受け、第3の変換手段により第2の電磁波信号を変換することができる。従って、例えば可動部が移動する方向の移動距離が長いときでも、少なくとも一方の電磁波信号を用いて位置情報を正確に変換することができる。
上記第2の変換手段により得られた位置情報または上記第3の変換手段により得られた位置情報に基づき、上記第1の受信手段と上記第2の受信手段のうち、受けた上記電磁波信号の伝送距離が短い方の受信手段を判断し、この受信手段に対応する上記変換手段の出力を有効な位置情報として判定する判定手段を更に具備するようにしてもよい。
これにより、可動部の移動方向での位置に応じて、より正確な位置情報を変換することができる。
上記可動部の可動域に対応して上記可動部の位置情報を検出するための指標情報が設けられたスケールと、上記可動部と一体的に移動可能に設けられ上記スケールの上記指標情報を読取り上記位置情報を検出する検出部とを有するようにしてもよい。
これにより、可動部が移動するときに真空室内の検出部により真空室内のスケールの指標情報を読取ることができるので、検出部を配置するための貫通孔を真空室の壁に形成する必要がなく、真空室の真空状態を確保することができる。
以上のように、本発明によれば、可動部の位置を検出するセンサーの出力を真空室外部に伝送するための配線類を真空室内から排除して、ガスの発生の回避、並びに真空室の気密性確保を図ることができる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る真空処理装置として、真空室1内で被処理体を搬送する真空搬送装置を示す斜視図である。図2は、その真空搬送装置の断面図であり、図3は、その概略的な平面図である。
真空搬送装置100は、真空室1、搬送ロボット10、支持台4、リニアモータ5、リニアセンサ3、電力供給機構2、受信機81及びドライバ/電源ユニット8を備える。
搬送ロボット10は、真空室1内に配置された、半導体ウエハや液晶ディスプレイに用いられるガラス基板等の図示しない被処理体を処理する処理ユニットとして機能する。支持台4は、搬送ロボット10をその下方側から支持する。リニアモータ5は、支持台4を真空室1内で移動させる。リニアセンサ3はリニアモータ5の駆動制御に用いられる。電力供給機構2は、搬送ロボット10の駆動源に電力を供給する。受信機81は、リニアセンサ3により検出された検出信号を受信する。ドライバ/電源ユニット8は、真空室1外に設けられ、受信機81で受信した信号に基づきリニアモータ5の駆動を制御し、また、電力供給機構2に接続される電源等を有する。
真空室1は、その真空室1の内外を区画する隔壁11を有する。真空室1は図示しない真空ポンプに接続され、隔壁11内で減圧状態を維持することが可能となっている。その真空度は、真空搬送装置100に接続される他の処理装置200の真空度と実質的に同じになるように設定される。隔壁11は、実質的に直方体形状でなり、上面111と、搬送ロボット10の移動方向(Y軸方向)で対面する前面112及び背面113と、その移動方向と直交する方向(X軸方向)で対面する側面114及び115と、隔壁11内に突出した凸部116aを有する底部116とを有する。隔壁11の底部116の凸部116aには、その長手方向に沿ってリニアモータ5が敷設されており、搬送ロボット10はそのリニアモータ5の長手方向に沿ってY軸方向に移動可能となっている。
図3に示すように、真空搬送装置100は、典型的には、蒸着装置、プラズマエッチング装置、ロードロック室等、半導体製造プロセスで用いられる図示しない処理装置200に接続されて使用され得る。
一例として、図3に示すように、隔壁11の前面112、側面115及び背面113に、その真空処理装置200がそれぞれ接続されるとする。この場合、搬送ロボット10が、被処理体を、それらの開口112a、115a及び113aを介して処理装置200に搬入したり、処理装置200から搬出したりする。真空搬送装置100に接続される処理装置200が1つの場合もあり得る。なお、開口115a等は図示しないゲートバルブにより開閉されるようになっている。
支持台4は、隔壁11の底部116の形状に対応する形状でなり、上段部41と下段部42とを有する。
支持台4の上段部41には、搬送ロボット10の駆動部が収容された駆動ボックス91が載置されている。この駆動ボックス91は、ケーブルダクト92を介して、下段部42の表面に載置されたコントローラボックス9に接続されている。駆動ボックス91内、ケーブルダクト92内及びコントローラボックス9内は気密に連通している。これらの駆動ボックス91、ケーブルダクト92及びコントローラボックス9等の容器内の圧力は実質的に大気圧になるように維持される。
駆動ボックス91内に収容された駆動部は、搬送ロボット10を駆動するための図示しないモータ、その他の機構等で構成される。搬送ロボット10は、伸縮する多関節アームとこのアームの端部に設けられ被処理体を保持する保持部(ハンド)とを有するものが用いられる。しかし、搬送ロボット10はこのような形態に限られず、多関節アームを有していないが被処理体を保持する保持部を有するものであってもよい。駆動ボックス91内の駆動部は、搬送ロボット10のアームを伸縮させたり、搬送ロボット10を旋回させたりすることで、真空室1に接続された他の処理装置200にアクセスすることが可能となっている。
支持台4の下段部42の裏面側には、リニアガイド7がX軸方向で対称に2つ設けられている。リニアガイド7は、隔壁11の底部116にY軸方向に沿って敷設されたガイドレール71と、支持台4の下段部42の裏面に取り付けられた、ガイドレール71に係合してスライドする被ガイド体72とをそれぞれ有する。
図2に示すように、下段部42の裏面側には磁気軸受ユニット6がX軸方向で対称に2つ設けられている。この磁気軸受ユニット6は、隔壁11の底部116にY軸方向に沿って敷設された軸受部61と、下段部42の裏面に取り付けられ、この軸受部61上で浮上するスライド部62とで構成されている。軸受部61のベース部611に取り付けられた永久磁石612は、スライド部62の取り付け部材621に取り付けられた永久磁石622に反発するように、それぞれの永久磁石612及び622磁極の向きが設定されている。このような磁気軸受ユニット6により、リニアガイド7にかかる負荷を軽減することができ、リニアガイド7の長寿命化を図ることができる。
図4は、リニアモータ5のX軸方向で見た断面図である。
このリニアモータ5は、底部116の凸部116aの裏面側、つまり隔壁11の外側に配置された固定子51と、支持台4の上段部41の裏面に取り付けられた可動子52とを有する。固定子51は、長手方向(Y軸方向)で等間隔に複数の磁極部511aを有するヨーク511と、これらの磁極部511aにそれぞれ巻回されたコイル512とを備える。ヨーク511の磁極部511aごとに、複数の永久磁石513が設けられており、つまり、1つの磁極部511aには複数の永久磁石513が設けられている。複数の永久磁石513は、その永久磁石513の、可動子52と対向する端面が露出するように、かつ、その永久磁石513の端面と磁極部511aの表面とが面一となるように、磁極部511aに埋設されている。
可動子52は、その長手方向(Y軸方向)に複数の歯521を有する磁性材である。
このようなリニアモータ5では、固定子51の1つの磁極部511aに複数の永久磁石513が設けられているので、固定子51及び可動子52間のギャップに強力な磁束が発生し、他の方式のリニアモータ5と比べ大きな推力を得ることができる。
リニアモータ5は、本実施形態のようなタイプに限られず、PM型リニアモータ、コアレス型リニアモータ等、他のタイプのリニアモータが用いられてもよい。
図1及び図2に示すように、ドライバ/電源ユニット8と、受信機81及びリニアモータ5の固定子51のコイル512とは電気ケーブル83、84により接続されている。これらは真空室1外の大気圧下に置かれているので、このように有線接続であってもガスの発生の問題がない。
リニアセンサ3は、後で詳述するが隔壁11の底部116に敷設されたリニアスケール31を有する。例えば支持台4の下段部42に取り付けられた後述するセンサヘッドによりリニアスケール31からスケール情報(指標情報)が検出される。このセンサヘッドは、例えば図示しないケーブルダクト内の電気ケーブルを介して、コントローラボックス9内の送信機95に接続されている。送信機95は、センサヘッドにより検出されたスケール情報(指標情報)を無線により上記受信機81に送信し、受信機81はこれをドライバ/電源ユニット8に送信する。ドライバ/電源ユニット8は、この情報に基づき、リニアモータ5の駆動を制御する。
送信機95から受信機81へのスケール情報(指標情報)の無線通信には、典型的には光が用いられるが、電波であってもよい。
リニアセンサ3の検出方式として、光学式、静電式、磁気式、またはその他の方式を用いることができる。例えば光学式の場合には、指標情報は、リニアスケール31に設けられた白黒などの線やピットやウォルブなどにより記録されている。静電式の場合には、リニアスケール31に設けられた電気的に帯電した帯電体などにより記録されている。磁気式の場合には、リニアスケール31に設けられた着磁された磁極体により記録されている。
図1及び図2に示すように、電力供給機構2は、隔壁の側面114に配置されている。電力供給機構2は非接触型のものであり、隔壁11の外側に配置された1次側機構(1次側電磁石21)と、隔壁11内に配置された2次側機構(2次側電磁石22)とを有する。2次側電磁石22は、コントローラボックス9内に配置され、2次側電磁石22は、例えば交流電力を直流電力に変換する整流回路を介して、搬送ロボット10の駆動部を制御する制御器93(図5)に接続されている。制御器93は、制御回路やその他の回路を搭載した回路基板等を含む。
図5は、電力供給機構2及びコントローラボックス9の、Y軸方向で見た断面図である。図6は、電力供給機構2及びコントローラボックス9のZ軸方向で見た断面図である。
この電力供給機構2は、1次側電磁石21から電磁誘導により発生する磁場を用いて2次側電磁石22に電力を供給する。例えば1次側電磁石21及び2次側電磁石22は、E型コア211、221、これに巻回されたコイル212、222をそれぞれ備えている。
1次側電磁石21は、搬送ロボット10の搬送方向に沿って延設されており、搬送ロボット10の真空室1内での移動範囲に対応した長さに形成されている。2次側電磁石22は、上述したようにコントローラボックス9内に配置され、少なくとも搬送ロボット10が移動する範囲内で1次側電磁石21に対向するように配置される。
隔壁11のうち、1次側電磁石21及び2次側電磁石22が対面する位置には、磁場を透過させる透過部材117が設けられている。コントローラボックス9にも、1次側電磁石21及び2次側電磁石22が対面する位置には、透過部材98が設けられている。これらの透過部材117及び98は、例えば誘電体または半導体が用いられる。誘電体としては、例えばガラス、セラミックス、半導体は、例えばシリコンが用いられる。半導体の場合、真性に近いほど渦電流を抑制することができる。このような透過部材117及び98が用いられることにより渦電流の発生を抑制して、1次側電磁石21から2次側電磁石22へ効率良く電力が供給される。
1次側電磁石21は、ドライバ/電源ユニット8内の図示しない電源装置に接続されている。この電源装置は、高周波インバータ回路及び制御回路等を有し、高周波インバータ回路は、電源の直流電力を交流電力に変換する。その周波数は、典型的には10kHzであるが、これに限られず、例えば透過部材の材料に応じた適切な周波数が選択されればよい。上記制御回路は、高周波インバータ回路を制御し、1次側電磁石21から発生させる高周波磁場に、搬送ロボット10の駆動源となる制御器93等への通信信号を重畳する。この通信信号は、制御器93の作動を開始させるためのスタート信号を少なくとも含んでいればよい。
コントローラボックス9内の制御器93は、2次側電磁石22が1次側電磁石21から受けた磁場により得られる高周波電力を整流し、また、その高周波電力から通信信号を検出する。これにより、制御器93は、この電力を用いて通信信号を搬送ロボット10の駆動部へ送信することで搬送ロボット10を駆動する。
なお、2次側電磁石22が1次側電磁石21から受けた電力は、制御器93及び送信機95へ供給されるだけでなく、例えば真空室1内の図示しない各種センサの駆動源またはその他の機構の駆動源にも供給されてもよい。
図5及び図6では、コイル212、212と給電線82、97に高周波電力と通信信号が重畳しているが、高周波電力用のコイル及び給電線と、通信信号用のコイル及び給電線とが別々に設けられてもよい。
図7は真空搬送装置100の搬送ロボット10の位置を検出するための詳細な構成を示すブロック図である。
真空搬送装置100は、真空室1内に設けられたリニアスケール31、支持台4と一体的に移動可能に設けられたセンサヘッド32、コントローラボックス9内に設けられた送信機95、真空室1外に設けられた受信機81及びドライバ/電源ユニット8を備える。なお、コントローラボックス9の側壁901には、貫通孔が形成されており、この貫通孔内に透光部902が配置されている。透光部902は、例えばガラス部材やアクリル部材等で構成されている。コントローラボックス9内では、大気圧雰囲気が保たれている。
リニアスケール31は、支持台4の移動する方向(図7のY方向)で支持台4が移動する範囲に亘るように真空室1の底部116の内面に配置されている。リニアスケール31の分解能は所定の値(例えば10μm)に設定されている。
センサヘッド32は、支持台4の移動する方向(図7のY方向)での支持台4の位置情報を検出するためのセンサである。センサヘッド32は例えば光学的なセンサであり、リニアスケール31に照射した光の反射光を受光し電気信号に変換しケーブル33を介して位置情報を送信器95に出力する。
図8はセンサヘッド32及び送信機95の構成を示すブロック図である。
センサヘッド32は、位置検出センサ321、322及び323を備えている。位置検出センサ321、322及び323は、それぞれ図示しない発光素子と光電変換素子を備えている。位置検出センサ321、322及び323は、それぞれリニアスケール31に光を照射し反射光を光電変換素子で受光し電気信号に変換して、この電気信号をケーブル33を介して送信機95に出力する。位置検出センサ321、322で生成される電気信号の位相は例えば4分の1ずれる。位置検出センサ323は、原点を示すリニアスケール31に光を照射するように配置されている。
送信機95は、回路基板951、変調回路952、953及び954、駆動回路955、956及び957、発光素子958、959及び960、及びレンズ961、962及び963を備える。
変調回路952、953及び954は、それぞれ位置検出センサ321、322及び323からの所定の周波数のパルス信号を変調する。例えば支持台4の移動速度が1m/sのときには、パルス周波数100KHzを10MHz程度に変調する。変調回路952、953及び954は、この変調した変調信号を駆動回路955、956及び957に出力する。
駆動回路955、956及び957は、電圧を印加されることで、発光素子958、959及び960を駆動する。
発光素子958、959及び960は、駆動回路955、956及び957からの駆動信号に応じて発光する。すなわち、発光素子958、959及び960は、これらの駆動信号に応じて、それぞれ位置情報を含んだ光信号L1、L2及びL3をレンズ961、962及び963に向けて発信する。発光素子958、959及び960には、例えば発光ダイオード(Light Emitting Diode)を用いることができる。
発光素子958の光信号L1はA相の出力であり、発光素子959の光信号L2はB相の出力であり、発光素子960の光信号L3はZ相の出力である。発光素子958の光信号L1と発光素子959の光信号L2とは、ドライバ/電源ユニット8で支持台4の移動する方向を判断するために用いられる。発光素子960の光信号L3は、ドライバ/電源ユニット8でリニアスケール31の原点を検出するために用いられる。
レンズ961、962及び963は、発光素子958、959及び960からの光信号L1、L2及びL3を集光し、図7に示す真空室1の透光部113bに向けて照射する。
真空室1の背面113の隔壁11には、図7に示すように透光部113bが形成されている。透光部113bは、例えば円形状のガラス部材やアクリル部材で構成されている。透光部113bは、真空室1の背面113の隔壁11に形成された貫通孔113cに挿入されている。ガラス部材やアクリル部材は、精度よく加工することができる。このため、貫通孔113c内に透光部113bを隙間なく挿入することができ、透光部113bにより真空室1の真空状態が確保されている。
図7に示すように、受信機81は、光信号L1、L2及びL3を受信することができるように、真空室1の外側で透光部113bの近くに配置されている。
図9は受信機81とドライバ/電源ユニット8との構成を示すブロック図である。
受信機81は、回路基板811、レンズ812、813及び814、受光素子815、816及び817、復調回路818、819及び820を備える。
レンズ812、813及び814は、それぞれ光信号L1、L2及びL3を集光し受光素子815、816及び817に入射させる。
受光素子815、816及び817は、それぞれレンズ812、813及び814を透過した光信号L1、L2及びL3を受光し、光電変換して、電気信号を復調回路818、819及び820に出力する。受光素子815、816及び817には、例えば光電変換素子であるフォトダイオードが用いられる。
復調回路818、819及び820は、それぞれ電気信号を復調し位置情報を生成し、電気ケーブル84を介して、ドライバ/電源ユニット8に出力する。
ドライバ/電源ユニット8は、受信機81から電気ケーブル84を介して位置情報を受信し、この位置情報に基づき、リニアモータ5を駆動するための信号を出力し支持台4を移動させる。
図10は位置情報を含む光信号L1、L2及びL3の送受信の動作を示す図である。
同図に示すように、例えば送信機95の発光素子958から射出された光信号L1は、レンズ961で集光され、コントロールボックス9の透光部902を透過する。透光部902を透過した光信号L1は、真空室1内を進み、真空室1の隔壁11の透光部113bを透過する。透光部113bを透過した光信号L1は、真空室1外の受信機8のレンズ812で集光される。レンズ812で集光された光信号L1は、受光素子815で受光され電気信号に変換される。受光素子815で生成された電気信号は、復調回路818で復調され、復調された電気信号は、電気ケーブル84を介してドライバ/電源ユニット8に入力される。
このように本実施形態によれば、センサヘッド32により支持台4等の位置情報を検出し、送信機95により位置情報を光信号L1、L2及びL3に変換し透光部113bを介して真空室1外の受信機81に出射し、受信機81で光信号L1、L2及びL3を受信しドライバ/電源ユニット8で位置情報に変換することができる。つまり、真空室1外から支持台4等の位置情報を検出するために、真空室1内に位置を検出するためのケーブルを敷設したり、真空室1の隔壁11に貫通孔を形成して位置情報を送信するためのケーブルをこの貫通孔を介して真空室1外へ導出したり、真空室1内に敷設したりする必要がない。従って、ケーブル類からのガスの発生の問題をなくし、また、真空室1の真空状態を確保しつつ真空室1外から真空室1内の支持台4等の位置を検出することができる。
このとき、送信機95は、大気圧雰囲気のコントローラボックス9内に設けられているので、送信機95が真空室1内に配置されている場合に比べて、送信機95の損傷を防止することができる。送信機95が送信する位置情報を含む光信号L1、L2及びL3は、指向性に優れているので、支持台4の移動距離が長くなったときにも対応することができる。また、光信号L1、L2及びL3を用いるので、他の電子部品の電気信号との混信の発生を防止することができる。
なお、送信機95のLED958、LED959、LED960に発光波長が異なるLEDを用いる(波長をλ1、λ2、λ3とする)ようにしてもよい。また、受信機81のレンズ812、813、814の前に(例えば透光部113bとレンズ812、813、814の間に)それぞれ波長λ1、λ2、λ3の光を透過するバンドバスフィルタを配置するようにしてもよい。
このような構成によれば、光信号L1、L2、L3が発散光であっても受信機81での混信がないため、送信機95と受信機81との光軸合せがラフであっても受信機81が信号を受信可能となり、設置時の調整が容易であったり、曲線移動するようなアクチュエータ(可動部など)にも対応したりすることができる。
図11は本発明の他の実施形態に係る真空搬送装置の構成を示す図である。これ以降の説明では、図1〜図10に示した実施形態に係る真空搬送装置等が含む部材や機能等について同様のものは説明を簡略化または省略し、異なる点を中心に説明する。
本実施形態の真空搬送装置300は、上記実施形態と比べて、コントローラボックス9内に設けられた第2の送信機120、真空室1外に設けられた第2の受信機130を備え、ドライバ/電源ユニット8が受信機81からの位置情報に加えて第2の受信機130からの位置情報を受信し支持台4等の位置を検出する点が異なる。
第2の送信機120は、図11に示すように、送信機95と同様にコントローラボックス9内に配置されている。第2の送信機120は、駆動回路955、956及び957からの駆動信号を受信可能な発光素子1201等を備え、発光素子1201等は、発光素子958、959及び960の発光の向きと反対向き(図11のY方向プラス向き)に同様に3種類の光信号L4、L5及びL6を発光する。この光信号L4、L5及びL6は、レンズ1202等で集光され、コントロールボックス9に形成された透光部903を透過する。透光部903を透過した光信号L4、L5及びL6は、真空室1内を光信号L1、L2及びL3とは反対向きに進み、隔壁11に形成された透光部113dを透過する。透光部113dを透過した光信号L4、L5及びL6は、第2の受信機130のレンズ1301等で集光され、第2の受信機130の受光素子1302等で電気信号に変換される。以降、受信機81と同様に、第2の受信機130の図示しない復調回路は、この電気信号を復調し第2の受信機130の図示しない第2の駆動回路に出力する。第2の受信機130は、この復調信号を第2の電気ケーブル140を介してドライバ/電源ユニット8に出力する。
これにより、ドライバ/電源ユニット8は、受信機81からの位置情報と、第2の受信機130からの位置情報とを受信し、支持台4の位置や移動方向や移動速度などを検出する。
このような構成によれば、ドライバ/電源ユニット8は、例えば支持台4等が移動する方向の移動距離が長いときでも、少なくとも一方の送受信機を用いて、より正確に位置情報を検出することができる。
例えば、ドライバ/電源ユニット8は、受信機81からの位置情報に基づきドライバ/電源ユニット8により検出された支持台4の第1の位置情報と、第2の受信機130からの位置情報に基づきドライバ/電源ユニット8により検出された支持台4の第2の位置情報とが共に、予め定められたリニアスケール31の中央の位置より大きいか小さいかを判断する。ドライバ/電源ユニット8は、例えばこれらの位置が共に中央の位置より大きいときには、例えば送信機95の光信号L1等の伝送距離が短いと判定する。この場合は、ドライバ/電源ユニット8は、送信機95と受信機81とからの位置情報を採用する。ドライバ/電源ユニット8は、これらの位置情報が共に中央の位置より小さいと判定したときには、第2の送信機1201の第2の光信号L4等の伝送距離が短いと判定する。この場合には、ドライバ/電源ユニット8は、第2の送信機120と第2の受信機130とからの位置情報を採用する。
これにより、送受信機間の距離(光信号の伝送距離)が短い方の送受信機の位置情報を用いることができるので、支持台4の移動方向の長さが長いときでも、確実かつ正確な位置情報を検出することができる。
また、ドライバ/電源ユニット8が、上述した第1の位置情報と、上述した第2の位置情報との差分が予め定められた所定の差分以下であるか否かを判断し、所定の差分以下であるときに第1の位置情報と第2の位置情報との平均を支持台4の位置とするようにしてもよい。このようにしても、支持台4等の可動部の位置をより正確に検出することができる。
本実施形態では、制御器93及び上記送信機95等が、2次側電磁石22と同様にコントローラボックス9に収容されている。したがって、制御器93及び送信機95に含まれる回路基板951、発光素子960等が真空下に晒されることがなく、それらに悪影響を与えることを防止できる。
図12は、他の実施形態の真空搬送装置の構成を示す図である。
本実施形態の真空搬送装置は、図11に示す真空搬送装置に比べて、受信機81、130の代わりに受信機350、360、加算回路370及び復調回路380を備える点が異なる。受信機350は、例えばレンズ814、受光素子817等を備え、復調回路は備えていない。受信機360は、レンズ1301、受光素子1302等を備え、復調回路は備えていない。受光素子817、1302は、光信号をアナログ(電気)信号に変換し、それぞれアナログ信号を加算回路370に出力する。加算回路370は、受信機350の受光素子817と、受信機360の受光素子1302とからのアナログ信号を足し合わせた後に、復調回路380に出力する。復調回路380は、加算回路370からの信号を復調し、ドライバ/電源ユニット8に出力する。図12では図示しない他のレンズ812、813、受光素子815、816についても同様である。なお、加算回路370及び復調回路380をドライバ/電源ユニット8内に収容するようにしてもよい。
このような構成によれば、支持台4等の可動部の位置の変化による、復調回路380への入力信号強度の変化が少なくなり、精度・信頼性などが向上する。つまり、受信機350と支持台4等の可動部との距離が、受信機360と支持台4等の可動部との距離より小さいときには、受信機360からのアナログ信号の強度が小さくなるが、逆に受信機350からのアナログ信号の強度が大きくなる。従って、加算回路380でこの二つのアナログ信号を加算することで、復調回路380への入力信号強度の変化を低減することができ、位置情報の精度・信頼性などを向上させることができる。
本発明に係る実施形態は、以上説明した実施形態に限定されず、他の種々の実施形態が考えられる。
上記各実施形態では、真空室1は、空気の圧力が所定の真空度にまで減圧されることとして説明した。しかし真空室1内を満たす気体は、空気に限られず、窒素、アルゴン等の不活性気体またはその他の気体が減圧されてもよい。コントローラボックス9内及び/または駆動ボックス内の気体も空気に限られず、不活性気体またはその他の気体であってもよい。
上記実施形態では、コントローラボックス9、駆動ボックス91等の容器内の圧力は実質的に大気圧とした。しかし、それらの容器内の圧力は、後述するそれらの容器内に収容された機器類に悪影響を及ぼさない程度であれば大気圧より大きくても小さくてもよい。
搬送ロボット10の主たる搬送方向はリニアに限られず、曲線及びこれらの組合せ等がある。
電力供給機構2は、隔壁11の上面111、底部116に配置されていてもよい。特に、例えば、隔壁11の側面114や底部116に比べ、上面111には他の機器や構造物が少ないため、例えば図6で示した形態のように長い形状の1次側電磁石21をその隔壁11の上面111に設置することができる。
上記各実施形態では、搬送ロボット10を備える真空搬送装置100について説明した。しかし、例えばX−Yステージのように被処理体を2次元的に移動させる移動体を備えた真空装置、あるいは、被処理体を回転させる動作を含む処理ユニットを備えた真空装置に適用されてもよい。
上記各実施形態では、リニアスケール31が真空室1の隔壁11の底部116の内面に配置されている例を示した。しかし、これに限定されず、例えば隔壁11の側面114及び115の内面側にリニアスケールを配置し、センサヘッドで位置情報を検出するようにしてもよい。
上記各実施形態では、センサヘッド32を支持台4に固定し、支持台4とセンサヘッド32とが一体的に移動可能となるようにする例を示した。しかし、これに限定されず、支持台4と一体的に移動可能な部材であればよく、例えばコントロールボックス9の底面側にのみ固定してもよい。
本発明の一実施形態に係る真空処理装置として、真空室内で被処理体を搬送する真空搬送装置を示す斜視図である。 図1に示す真空搬送装置の断面図である。 図1に示す真空搬送装置の概略的な平面図である。 リニアモータのX軸方向で見た断面図である。 電力供給機構及びコントローラボックスの、Y軸方向で見た断面図である。 電力供給機構及びコントローラボックスのZ軸方向で見た断面図である。 搬送ロボットの位置を検出するための詳細な構成を示すブロック図である。 センサヘッド及び送信機の構成を示すブロック図である。 受信機とドライバ/電源ユニットとの構成を示すブロック図である。 位置情報を含む光信号の送受信の動作を示す図である。 本発明の他の実施形態に係る位置情報検出機構の構成を示す図である。 他の実施形態の真空搬送装置の構成を示す図である。
符号の説明
1…真空室
2…電力供給機構
3…リニアセンサ
4…支持台
5…リニアモータ
8…ドライバ/電源ユニット
9…コントローラボックス
10…搬送ロボット
11…隔壁
21…1次側電磁石
22…2次側電磁石
31…リニアスケール
32…センサヘッド
81…受信機
95…送信機
100、300…真空搬送装置
113b…透光部
120…第2の送信機
130…第2の受信機
812…受光素子
958、1201…発光素子(LED)

Claims (4)

  1. 電磁波を透過可能な第1の透過部を有する真空室と、
    前記真空室内で移動可能な可動部と、
    前記真空室内に設けられ、前記可動部の可動域での位置情報を検出する位置情報検出手段と、
    前記可動部内に設けられ前記位置情報を第1の電磁波信号に変換する第1の変換手段と、
    前記第1の変換手段により得られた前記第1の電磁波信号を前記第1の透過部を通じて前記真空室外に発信する第1の発信手段と、
    前記第1の透過部を介して前記第1の電磁波信号を受ける第1の受信手段と、
    前記第1の受信手段により受けた第1の電磁波信号を変換する第2の変換手段と
    を具備する真空処理装置。
  2. 請求項1に記載の真空処理装置であって、
    前記真空室は、前記可動部を挟んで前記第1の透過部に対向する第2の透過部を有し、
    当該真空処理装置は、
    前記第1の変換手段により得られた前記第1の電磁波信号を前記第2の透過部を通じて前記真空室外に発信する第2の発信手段と、
    前記第2の透過部を介して前記第2の電磁波信号を受ける第2の受信手段と、
    前記第2の受信手段により受けた第2の電磁波信号を変換する第3の変換手段と
    を更に具備する真空処理装置。
  3. 請求項2に記載の真空処理装置であって、
    前記第2の変換手段により得られた位置情報または前記第3の変換手段により得られた位置情報に基づき、前記第1の受信手段と前記第2の受信手段のうち、受けた前記電磁波信号の伝送距離が短い方の受信手段を判断し、この受信手段に対応する前記変換手段の出力を有効な位置情報として判定する判定手段
    を更に具備する真空処理装置。
  4. 請求項1に記載の真空処理装置であって、
    前記位置情報検出手段は、
    前記可動部の可動域に対応して前記可動部の位置情報を検出するための指標情報が設けられたスケールと、
    前記可動部と一体的に移動可能に設けられ前記スケールの前記指標情報を読取り前記位置情報を検出する検出部と
    を有する真空処理装置。
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