JP2010037857A - スクリーン装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】施工現場での丈寸法の切り詰めによる調整を容易としたスクリーン装置を提供すること。
【解決手段】左右に対向配置される、少なくとも一方がスライド移動可能な一対のスクリーン取付枠部2、3の間に、収縮および展開自在なスクリーン6が取り付けられ、スクリーンを収縮および展開方向に貫通して支持する張力部材8がスクリーン取付枠部の内部に引き回され、張力部材は、スライド移動可能なスクリーン取付枠部2の上端部から中央部寄りのところでスクリーン取付側と反対側の外部に引き出されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、カーテン、ブラインド、網戸、さらに間仕切りなどとして用いることのできる多用途のスクリーン装置に関する。
カーテン、ブラインドなどの遮光および調光手段や網戸、間仕切りなどに適用可能な、スムーズで安定した開閉操作を実現する装置として、本出願人は、スクリーン装置を提供している(たとえば特許文献1、2)。
特許文献1に記載したスクリーン装置では、開閉方向にスライド移動自在なスライドバーと、このスライドバーに対向して配置された一つの枠部との間に、複数のプリーツ部を有する折畳および展開自在なスクリーン部材が支持されている。このスクリーン部材を開閉方向に貫通し、スライドバーの内部において内蔵された方向転換手段により折り返され、交差する2本のワイヤー部材が、対向配置された一対の枠部に張設されている。このような2本のワイヤー部材によってスムーズで安定した開閉操作を実現している。
特許文献2に記載したスクリーン装置では、対向配置された、少なくとも一方がスライド移動可能な一対のスクリーン取付枠部に、スクリーンが、両スクリーン取付枠部間に収縮および展開自在に取り付けられ、スクリーン取付枠部への取付側でないスクリーンの両端部付近にスライドガイド枠部が一対配設されている。スライドガイド枠部は、対向配置された一対の側壁部とこれを相互に繋ぐ架橋部とを有する剛性ユニットが隣り合う2つの剛性ユニットの間で回動自在に連設されて形成され、スライドガイド枠部は、屈曲性を有し、少なくとも一端が自由端とされてスクリーン取付枠部内に収納および引き出し可能とされている。スライド移動可能なスクリーン取付枠部のスライド移動にともなって、スクリーン取付枠部から引き出されたスライドガイド枠の部分は直線性を保持する。このようなスライドガイド枠部によってスムーズで安定した開閉操作を実現し、設置の制約を解消してもいる。
特許第2749473号公報 特許第3403652号公報
上記スクリーン装置は、その優れた開閉操作性や施工性などから汎用されているが、スクリーン装置が設置される開口部などの大きさは、ある程度規格化されているとはいえ幾つかあり、その全てに対応してスクリーン装置を製造するとなると、スクリーン装置は多品種なものとなり、製品の安定供給や在庫管理などの面で問題が生じる。また、開口部などの大きさは建物の建付け具合などによって微妙に異なる場合が多く、たとえ規格化されていても施工現場での調整が余儀なくされることが多い。特に横開き式のスクリーン装置では丈寸法の調整が必要とされる。
また、一般に、スクリーン装置は、品質安定性などを考慮して製造工場において主要な部分が組み立てられて出荷されている。したがって、施工現場において調整する際には、組み立てられたものを一旦分解し、スライドバー、スクリーン取付枠部およびスクリーンなどを切断した後、再度組み立てることになり、施工作業が煩雑化してしまう。
本発明は、以上の通りの事情に鑑みてなされたものであり、施工現場での丈寸法の切り詰めによる調整を容易としたスクリーン装置を提供することを課題としている。
本発明は、上記の課題を解決するために、以下の特徴を有している。
第1の発明は、左右に対向配置される、少なくとも一方がスライド移動可能な一対のスクリーン取付枠部の間に、収縮および展開自在なスクリーンが取り付けられ、スクリーンを収縮および展開方向に貫通して支持する張力部材がスクリーン取付枠部の内部に引き回されたスクリーン装置において、張力部材は、スライド移動可能なスクリーン取付枠部の上端部から中央部寄りのところでスクリーン取付側と反対側の外部に引き出されていることを特徴としている。
第2の発明は、左右に対向配置される、少なくとも一方がスライド移動可能な一対のスクリーン取付枠部の間に、収縮および展開自在なスクリーンが取り付けられ、スクリーンの下端部付近にスライドガイド枠部が配設され、スライドガイド枠部は、対向配置された一対の側壁部と両側壁部を相互に繋ぐ架橋部とを有する剛性ユニットが隣り合う2つの剛性ユニットの間で回動自在に連設されて形成され、スライドガイド枠部は、屈曲性を有し、少なくとも一端が自由端とされてスライド移動可能なスクリーン取付枠部内に収納および引き出し可能とされる一方、スクリーン取付枠部のスライド移動にともなってスクリーン取付枠部から引き出されたときにスライドガイド枠部の引き出された部分は直線性を保持するスクリーン装置であって、スライドガイド枠部の自由端に一端が固定された張力部材が、スライド移動可能なスクリーン取付枠部の内部に引き込まれるとともに、スライド移動可能なスクリーン取付枠部の上端部から中央部寄りのところでスクリーン取付側と反対側の外部に引き出されていることを特徴としている。
第3の発明は、上記第2の発明の特徴において、張力部材の他端が、スライド移動可能なスクリーン取付枠部に対向配置される戸当りに固定されているか、またはスライド移動可能なスクリーン取付枠部のスライド移動をその上端部においてガイドする上レールに固定されていることを特徴としている。
第4の発明は、上記第3の発明の特徴において、一対のスクリーン取付枠部はともにスライド移動可能とされ、両端が自由端とされたスライドガイド枠部が両スクリーン取付枠部内に収納および引き出し可能とされ、張力部材の他端が、スライドガイド枠部において一端が固定された自由端と反対側の自由端に固定され、両スクリーン取付枠部の上端部から中央部寄りのところでスクリーン取付側と反対側に引き出された張力部材は、上レールの内部に引き込まれ、ループを形成していることを特徴としている。
第5の発明は、上記第4の発明の特徴において、一対のスクリーン取付枠部の間にセンターピラーが配設され、センターピラーは、両スクリーン取付枠部と同方向にスライド移動可能とされ、スクリーンを収縮および展開方向に貫通して支持する1本または2本以上の複数本の張力部材の内、少なくとも1本がセンターピラーに固定されていることを特徴としている。
上記第1の発明によれば、スクリーンを収縮および展開方向に貫通して支持し、スクリーン取付枠部の内部に引き回された張力部材が、スライド移動可能なスクリーン取付枠部の上端部から中央部寄りのところでスクリーン取付側と反対側の外部に引き出されているため、張力部材が外部に引き出されている部分から上側においてスクリーン装置を電動鋸などの切断工具を用いて切断し、開口部などの大きさに合うように丈寸法を切り詰めることができる。施工現場での寸法の切り詰めによる調整が容易となる。
上記第2の発明によれば、スライドガイド枠部は、スクリーンの下端部付近に配設され、スクリーンの上端部付近には配設されてなく、しかもスライドガイド枠部の自由端に一端が固定され、スライド移動可能なスクリーン取付枠部の内部に引き込まれた張力部材が、スライド移動するスクリーン取付枠部の上端部から中央部寄りのところでスクリーン取付側と反対側の外部に引き出されているため、上記第1の発明と同様に、張力部材が外部に引き出されている部分から上側においてスクリーン装置を電動鋸などの切断工具を用いて切断し、開口部などの大きさに合うように丈寸法を切り詰めることができる。施工現場での寸法の切り詰めによる調整が容易となる。
上記第3の発明によれば、上記第2の発明の効果に加え、張力部材の他端は、スライド移動可能なスクリーン取付枠部に対向配置される戸当りに固定したり、スライド移動可能なスクリーン取付枠部のスライド移動をその上端部においてガイドする上レールに固定したりすることができ、施工現場の状況などに応じて固定部位を選択することができる。また、上レールに固定する場合、戸当りを省略することも可能となり、スクリーン装置の部品を削減することができ、在庫管理が容易となる。
上記第4の発明によれば、上記第3の発明の効果に加え、一対のスクリーン取付枠部はともにスライド移動可能とされ、両端が自由端とされたスライドガイド枠部が両スクリーン取付枠部内に収納および引き出し可能とされているので、スクリーンを建物の開口部などの全体に展開したときのスクリーン装置の横幅が拡大され、スクリーン装置の設計における幅と丈の比率の自由度が拡大する。
また、張力部材の他端が、スライドガイド枠部において一端が固定された自由端と反対側の自由端に固定され、両スクリーン取付枠部の上端部から中央部寄りのところでスクリーン取付側と反対側に引き出された張力部材は、上レールの内部に引き込まれ、ループを形成しているので、スクリーンを建物の開口部などの全体に展開した状態において、スクリーン装置はほぼ左右対称の構造を有し、左右勝手に差はなく、両スクリーン取付枠部のどちらで操作しても同じ操作感が得られる。しかも、両スクリーン取付枠部の操作性および安定した平行移動が向上する。
上記第5の発明によれば、上記第4の発明の効果に加え、センターピラーを備え、スクリーンを収縮および展開方向に貫通して支持する少なくとも1本の張力部材がセンターピラーに固定されているので、耐風圧性能が高まり、強風時にも形状および構造が安定して保持される。また、広幅のスクリーン装置であっても、センターピラーによって収納代が拡大するので、折り畳まれて収縮するスクリーンを完全に収納することができ、スクリーンが露出せず、外観が良好となるとともに、収納時のスクリーンが汚れにくくなる。センターピラーは、後付けも可能であり、施工現場に応じて開口部などの大きさに合わせ、広幅のスクリーン装置に調整することができる。
図1は、本発明のスクリーン装置の一実施形態を示した分解斜視図である。
図1に示したスクリーン装置1は第1の発明に対応している。
スクリーン装置1では、一対のスクリーン取付枠部2、3が配設され、スクリーン取付枠部2は左側に、スクリーン取付枠部3は右側に位置し、左右に対向して配置されている。両スクリーン取付枠部2、3はともに、上下方向に延びる中空なバー状の部材であり、アルミニウムなどの軽量材料により押出成形などが可能とされている。また、両スクリーン取付枠部2、3は、長さ方向に垂直な断面は略コ字型の形状を有している。
スクリーン取付枠部2はスライド移動が可能とされ、左右方向にスライド移動する。スクリーン装置1では、断面略コ字型の形状を有する上レール4が配設され、上レール4は、たとえばドアや窓などの建物の開口部内縁の上側などに沿って横方向に取り付けられる。また、スクリーン装置1では、上レール4に対向して下方に配置される下レール5が配設され、下レール5は、たとえば建物の開口部内縁の下側などに沿って横方向に取り付けられる。スクリーン取付枠部2は、上端部が上レール4の内側に収められ、下端部が下レール5上に配置されている。したがって、スクリーン取付枠部2の左右方向のスライド移動は、上レール4および下レール5にガイドされ、安定性が高められている。
スクリーン取付枠部3は固定されている。たとえば建物の開口部内縁の右側などに固定される。スクリーン取付枠部3の上端部も上レール4の内側に収められ、外観上の共通化が図られている。
このようなスクリーン取付枠部2、3の間にスクリーン6が取り付けられている。スクリーン6は、プリーツ加工によりプリーツが付けられ、スクリーン取付枠部2、3の間に収縮および展開自在とされている。スクリーン6は、スクリーン装置1を網戸などとして使用する場合にはネットから形成することができ、スクリーン装置1の用途に応じて布、樹脂製のシートなどからも形成することができる。また、プリーツ加工によるプリーツ以外に、たとえばハニカム構造などによって収縮および展開自在とすることができる。
スクリーン6は、スクリーン取付枠部2が左側にスライド移動する際に、建物の開口部などに展開し、遮光および調光、虫などの侵入などの機能を果たす。一方、スクリーン取付枠部2が右側にスライド移動すると、スクリーン6は収縮し、スクリーン取付枠部2、3の間に折り畳まれる。
スクリーン6は、左右両端部に支持プレート7が取り付けられ、支持プレート7を介してスクリーン取付枠部2、3に取り付けられている。スクリーン取付枠部2、3の内側には幅方向に突出するリブが配設されている。スクリーン取付枠部2には、そのリブの左側に支持プレート7が挿入され、支持プレート7がリブに係合することによってスクリーン6が取り付けられている。スクリーン取付枠部3には、リブの右側に支持プレート7が挿入されてリブに係合することによってスクリーン6が取り付けられている。支持プレート7とリブの係合は片持ち式または両持ち式のいずれであってもよく、また、取付作業が容易な適宜な係合方式が採用される。
スクリーン6の折り畳まれ、収縮した部分は、スクリーン取付枠部2ではリブの右側に、スクリーン取付枠部3では左側に収納され、スクリーン取付枠部2は、右方向にはその右側の端面がスクリーン取付枠部3の左側の端面に接触するまで移動し、このとき、折り畳まれ、収縮したスクリーン6は、スクリーン取付枠部2、3の内側に収納され、露出しない。
さらに、スクリーン装置1では、スクリーン6を収縮および展開方向に貫通する張力部材8が配設されている。張力部材8は、一端81と他端82を有し、スクリーン取付枠部2、3の内部に引き回され、一端81側および他端82側がともにスライド可能なスクリーン取付枠部2から外部に引き出されている。張力部材8は、プリーツ状のスクリーン6を支持する部材であり、張力部材8によってスクリーン6の自立性が確保されるとともに、面強度が高められている。また、収縮および展開が張力部材8にガイドされ、スムーズに行われる。さらに、張力部材8は、スクリーン取付枠部2を左右方向にスライド移動させる際の操作荷重を均一化し、スライド操作をスムーズなものとしている。
このような張力部材8は、1本であっても、2本以上の複数本であってもよく、また、スクリーン取付枠部2の内部における引き回し方も、上記効果を考慮し、必要な張力が得られるように適宜なものとすることができる。たとえば、スクリーン取付枠部2の内部において一端81側と他端82側を交差させて引き回したり、交差させず、一端81側と他端82側が互いに離間するように引き回したりなどすることができる。張力部材8には、紐、ワイヤーなどの張力が発生する適宜な線材が採用される。素材については耐久性などを考慮して適宜なものが選択される。
そして、スクリーン装置1では、張力部材8の一端81側が、スクリーン取付枠部2の上端部から中央部寄りのところでスクリーン6の取付側と反対側の外部に引き出されている。引き出された張力部材8の一端81側は、スクリーン取付枠部2のスクリーン6の取付側と反対側の外面に沿ってスクリーン取付枠部2の上端に向かい、スクリーン取付枠部2の上端部に取り付けられた上キャップ9に掛けられて左側に屈曲され、スクリーン取付枠部2に対向して左方に配置された戸当り10に固定ピース11を介して固定されている。戸当り10は、建物の開口部内縁の左側などに固定され、スクリーン取付枠部2のスライド移動の左側の限界を規定している。戸当り10の上端部も上レール4の内側に収められ、外観上の共通化が図られている。
上キャップ9に掛けられて左側に屈曲した張力部材8の一端81側は、一旦上レール4の内部に引き込まれ、戸当り10の上端部に取り付けられた上キャップ12に掛けられて下側に屈曲され、戸当り10の内部に引き込まれている。張力部材8の一端81側は、その先端部に固定ピース11が結び付けられており、固定ピース11が戸当り10にネジ13などによって固定されることによって戸当り10に固定されている。固定ピース11の固定位置は戸当り10の高さ方向に変更自在であり、張力部材8の長さなどを考慮し、必要な張力が得られる適当な位置に固定ピース11は固定することができる。
このように、張力部材8の一端81側は、スクリーン取付枠部2の中央部から上端寄りのところで外部に引き出されているが、引き出された一端81側は、スクリーン取付枠部2のスクリーン6の取付側と反対側の外面に沿って上方に延び、スクリーン取付枠部2の上端から上レール4の内部に引き込まれ、また、戸当り10の上端から内部に引き込まれているので、一端81側は、建物の開口部などに露出しない。一端81側が、たとえば窓の開閉操作や人の出入りなどに邪魔になることはなく、外観上も良好となる。
一方、張力部材8の他端82側は、スクリーン取付枠部2の下端から外部に引き出され、スクリーン取付枠部2の下端部に取り付けられた、上キャップ9と同様に機能する下キャップ14に掛けられて左側に屈曲されている。屈曲した張力部材8の他端82側は、下レール5に沿って左方向に延び、戸当り10の下端部に取り付けられた下キャップ15に掛けられて上側に屈曲され、戸当り10の内部に引き込まれている。張力部材8の他端82側も、その先端部に固定ピース11が結び付けられており、固定ピース11が戸当り10にネジ13などによって固定されることによって戸当り10に固定されている。固定ピース11の固定位置の変更については上記の通りである。このように、張力部材8の他端82側も建物の開口部などに露出することはなく、たとえば窓の開閉操作や人の出入りなどに邪魔にならず、外観上も良好となる。一端81側および他端82側の戸当り10への固定によって張力部材8には必要な張力がかかる。
スクリーン装置1は、通常、スクリーン取付枠部2、3の間にスクリーン6が取り付けられ、張力部材8が配線された状態に工場で組み立てられて出荷される。張力部材8の配線は、一端81側および他端82側がスクリーン取付枠部2から外部に引き出されるまで行われる。施工現場では、この状態のまま建物の開口部などにスクリーン装置1が設置される。
スクリーン装置1の大きさは、建物の開口部などの大きさを見越してある程度規格化しておくことができるが、全ての開口部などの大きさに対応して生産することは難しい。また、開口部などの大きさは建物の建付け具合などによって微妙に異なることが多いため、横開き式のスクリーン装置1の場合、丈寸法が開口部などの縦寸法に合わせて調整が必要とされる。
スクリーン装置1では、上記の通り、スクリーン6を収縮および展開方向に貫通して支持し、スクリーン取付枠部2、3の内部に引き回された張力部材8が、スライド移動可能なスクリーン取付枠部2の上端部から中央部寄りのところでスクリーン6の取付側と反対側の外部に引き出されているため、スクリーン装置1の丈寸法が建物の開口部などの縦寸法よりも長い場合には、張力部材8が外部に引き出されている部分から上側においてスクリーン装置1を、図2に示したように、電動鋸16などの切断工具を用いて切断し、開口部などの縦寸法に合うように丈寸法を切り詰めることができる。この切断によって、スクリーン取付枠部2、3、支持プレート7およびスクリーン6は一度に切断され、切断は、張力部材8により支障されず、張力部材8が配線された工場出荷の組み立て状態のまま行うことができる。その際には、上キャップ9をスクリーン取付枠部2から取り外しておくことができる。張力部材8を一旦引き抜いて切断し、配線するなどの分解および再組立を行う必要がなく、施工現場での寸法の切り詰めによる調整は容易である。
図3は、図1に示したスクリーン装置1に基づく本発明のスクリーン装置の一実施形態を示した斜視図である。図3図中には図1に示したスクリーン装置1に対応する部分に同一の符号を付し、その説明を省略する。
図1に示したスクリーン装置1はいわゆる片開き式であるが、図3に示したスクリーン装置17は両開き式である。一方、スクリーン装置17は、図1に示したスクリーン装置1を基本としており、スクリーン装置17では、スクリーン装置1から戸当たり10ならびに張力部材8の一端81側および他端82側を戸当たり10に固定するための固定ピース11、上キャップ12、ネジ13および下キャップ15を除いた部分をユニット18とし、2つのユニット18がほぼ左右対称に配設されている。
また、スクリーン装置17では、左側のユニット18においてスクリーン取付枠部2から外部に引き出され、上キャップ9で屈曲し、右方向に延びる張力部材8の一端81側は、その先端部において上レール4の右端部に取り付けられる右キャップ19に連結されている。同様に、右側のユニット18においてスクリーン取付枠部2から外部に引き出され、上キャップ9で屈曲し、左方向に延びる張力部材8の一端81側は、その先端部において上レール4の左端部に取り付けられる、右キャップ19と同一構成を有する左キャップ20に連結されている。このような上レール4に取り付けられる右キャップ19および左キャップ20への連結によって、張力部材8の一端81側は上レール4に固定される。
左側のユニット18においてスクリーン取付枠部2の下端から外部に引き出され、下キャップ14で屈曲し、右方向に延びる張力部材8の他端82側は、その先端部において下レール5の右端部に配設される固定部材21に連結されている。同様に、右側のユニット18においてスクリーン取付枠部2の下端から外部に引き出され、下キャップ14で屈曲し、左方向に延びる張力部材8の他端82側は、その先端部において下レール5の左端部に配設される、固定部材21と同一構成を有する固定部材22に連結されている。このような固定部材21、22への連結によって、張力部材8の一端82側は開口部内縁の下側などに固定される。そして、左右のユニット18に配設された張力部材8には必要な張力がかかり、しかも一端81側、他端82側は、それぞれ、上レール4の内部に引き込まれ、下レール5に沿って左方向に延びるので、建物の開口部などに露出しない。一端81側および他端82側が、たとえば窓の開閉操作や人の出入りなどに邪魔になることはなく、外観上も良好となる。
スクリーン装置17では、上記の通りのユニット18が2つほぼ左右対称に配設されているので、図1に示したスクリーン装置1と同様に、張力部材8がスライド移動可能なスクリーン取付枠部2の外部に引き出されている部分から上側においてユニット18を、図2に示したように、電動鋸16などの切断工具を用いて切断し、開口部などの縦寸法に合うように丈寸法を切り詰めることができる。その際には、左右のユニット18において上キャップ9をスクリーン取付枠部2から取り外しておくことができ、施工現場での寸法の切り詰めによる調整は容易である。
図4は、本発明のスクリーン装置の一実施形態を示した正面図である。
図4に示したスクリーン装置23は第2の発明に対応している。
スクリーン装置23では、一対のスクリーン取付枠部24、25が配設され、スクリーン取付枠部24は左側に、スクリーン取付枠部25は右側に位置し、左右に対向して配置されている。両スクリーン取付枠部24、25はともに、上下方向に延びる中空なバー状の部材であり、アルミニウムなどの軽量材料により押出成形などが可能とされている。また、両スクリーン取付枠部24、25は、長さ方向に垂直な断面は略コ字型の形状を有している。
スクリーン取付枠部24はスライド移動が可能とされ、左右方向にスライド移動する。スクリーン装置23では、断面略コ字型の形状を有する上レール26が配設され、上レール26は、たとえばドアや窓などの建物の開口部内縁の上側などに沿って横方向に取り付けられる。また、スクリーン装置23では、上レール26に対向して下方に配置される下レール27が配設され、下レール27は、たとえば建物の開口部内縁の下側などに沿って横方向に取り付けられる。スクリーン取付枠部24は、上端部が上レール26の内側に収められ、下端部が下レール27上に配置されている。したがって、スクリーン取付枠部24の左右方向のスライド移動は、上レール26および下レール27にガイドされ、安定性が高められている。
スクリーン取付枠部25は固定されている。たとえば建物の開口部内縁の右側などに固定される。スクリーン取付枠部25の上端部も上レール26の内側に収められ、外観上の共通化が図られている。
このようなスクリーン取付枠部24、25の間にスクリーン28が取り付けられている。スクリーン28は、図示を省略しているが、プリーツ加工によりプリーツが付けられ、スクリーン取付枠部24、25の間に収縮および展開自在とされている。スクリーン28は、スクリーン装置23を網戸などとして使用する場合にはネットから形成することができ、スクリーン装置23の用途に応じて布、樹脂製のシートなどからも形成することができる。また、プリーツ加工によるプリーツ以外に、たとえばハニカム構造などによって収縮および展開自在とすることができる。
スクリーン28は、スクリーン取付枠部24が左側にスライド移動する際に、建物の開口部などに展開し、遮光および調光、虫などの侵入などの機能を果たす。一方、スクリーン取付枠部24が右側にスライド移動すると、スクリーン28は収縮し、スクリーン取付枠部24、25の間に折り畳まれる。スクリーン28の折り畳まれ、収縮した部分は、スクリーン取付枠部24では右側に、スクリーン取付枠部25では左側に収納され、スクリーン取付枠部24は、右方向にはその右側の端面がスクリーン取付枠部25の左側の端面に接触するまで移動し、このとき、折り畳まれ、収縮したスクリーン28は、スクリーン取付枠部24、25の内側に収納され、露出しない。
さらに、スクリーン装置23では、スクリーン28の下端部付近にスライドガイド枠部29が配設されている。スライドガイド枠部29は、剛性ユニット30が隣り合う2つの剛性ユニット30の間で回動自在に連設されて形成されている。スライドガイド枠部29については、上記特許文献2などに記載し、これまでに提供しているスライドガイド枠部を採用することができる。説明の簡略化のために図示を一部省略しているが、剛性ユニット30は、対向配置された一対の側壁部と、両側壁部を相互に繋ぐ架橋部とを有している。側壁部には、長さ方向の一端部に外側に突出する突起が配設され、他端部に突起と係合可能な貫通孔31が形成されている。また、側壁部には、上記突起に隣接して貫通孔31と反対側の位置に外側に突出する小突起が配設されるとともに、貫通孔31に隣接して上記突起の側に略三日月状の長孔32が形成されている。このような剛性ユニット30が、隣り合う2つの剛性ユニット30において、上記突起を貫通孔31に側壁部の内側から嵌め込んで係合させるとともに、上記小突起を長孔32に差し込むことにより回動自在に連設され、スライドガイド枠部29を形成している。このため、スライドガイド枠部29は、屈曲性を有し、また、上記小突起が長孔32の長さ方向の一端に接触し、剛性ユニット30の回動が規制されることによって直線性を保持することが可能となってもいる。
スライドガイド枠部29は、右端においてスクリーン取付枠部25に固定されている。一方、スライドガイド枠部29の左端は自由端とされ、スライド移動可能なスクリーン取付枠部24内に収納および引き出し可能とされている。スクリーン取付枠部24を左方向にスライド移動させると、スライドガイド枠部29はスクリーン取付枠部24から引き出され、引き出された部分は直線性を保持する。一方、スクリーン取付枠部24を右方向にスライド移動させると、スライドガイド枠部29は、スクリーン取付枠部24の下端部において屈曲し、スクリーン取付枠部24の内部に収納される。このようなスライドガイド枠部29のスクリーン取付枠部24内の収納および引き出しは、スクリーン28の収縮および展開に同期して行われる。スライドガイド枠部29は、建物の開口部などに露出することはなく、たとえば窓の開閉操作や人の出入りなどに邪魔にならず、外観上も良好となる。
また、スクリーン装置23では、張力部材33が配設されている。張力部材33は、一端331および他端332を有し、一端331がスライドガイド枠部29の左端側の自由端に固定され、スライド移動可能なスクリーン取付枠部24の内部に引き込まれている。また、張力部材33は、スクリーン取付枠部24の上端部から中央部寄りのところでスクリーン28の取付側と反対側の外部に引き出されている。張力部材33がスクリーン取付枠部24から外側に引き出される部分には、摩擦を軽減するなどのためにクランクピース34が配設され、クランクピース34はネジ35によってスクリーン取付枠部24に固定されている。
引き出された張力部材33の他端332側は、スクリーン取付枠部24のスクリーン28の取付側と反対側の外面に沿ってスクリーン取付枠部24の上端に向かい、スクリーン取付枠部24の上端部に取り付けられた上キャップ36に掛けられて左側に屈曲され、スクリーン取付枠部24に対向して左方に配置された戸当り37に固定ピース38を介して固定されている。戸当り37は、建物の開口部内縁の左側などに固定され、スクリーン取付枠部24のスライド移動の左側の限界を規定している。戸当り37の上端部も上レール26の内側に収められ、外観上の共通化が図られている。
上キャップ36に掛けられて左側に屈曲した張力部材33の他端332側は、一旦上レール26の内部に引き込まれ、戸当り37の上端部に取り付けられた上キャップ39に掛けられて下側に屈曲され、戸当り37の内部に引き込まれている。張力部材33の他端332側は、その先端部に固定ピース38が結び付けられており、固定ピース38が戸当り37にネジ40などによって固定されることによって戸当り37に固定されている。固定ピース38の固定位置は戸当り37の高さ方向に変更自在であり、張力部材33の長さなどを考慮し、必要な張力が得られる適当な位置に固定ピース38は固定することができる。
このように、張力部材33の他端332側は、スクリーン取付枠部24の中央部から上端寄りのところで外部に引き出されているが、引き出された他端332側は、スクリーン取付枠部24のスクリーン28の取付側と反対側の外面に沿って上方に延び、スクリーン取付枠部24の上端から上レール26の内部に引き込まれ、また、戸当り37の上端から内部に引き込まれているので、他端332側は、建物の開口部などに露出しない。他端332側が、たとえば窓の開閉操作や人の出入りなどに邪魔になることはなく、外観上も良好となる。
なお、張力部材33の他端332側は、建物の開口部などに露出しない限り、戸当り37ではなく、上レール26の左端部に固定ピース38を介して固定することもできる。張力部材33の他端332側を上レール26の左端部に固定する場合、戸当り37は省略することも可能となり、スクリーン装置23の部品を削減することができ、在庫管理が容易となる。
スクリーン装置23では、スクリーン取付枠部24が左方向にスライド移動する際には、スライドガイド枠部29および張力部材33に働く張力によって、スクリーン取付枠部24は、固定されているスクリーン取付枠部25に対して平行な状態を保持することができる。また、スクリーン取付枠部24が右方向にスライド移動する際には、張力部材33に働く張力とスライドガイド枠部29に働く圧縮力によって、スクリーン取付枠部24は、固定されているスクリーン取付枠部25に対して平行な状態を保持することができる。このため、スクリーン取付枠部24は、左右方向に安定してスムーズにスライド移動することができ、また、スクリーン取付枠部2の操作荷重が均一化し、スライド操作がスムーズになっている。
なお、張力部材33には、紐、ワイヤーなどの張力が発生する適宜な線材が採用される。素材については耐久性などを考慮して適宜なものが選択される。
さらに、スクリーン装置23には、スクリーン28の大きさなどに応じてプリーツ状のスクリーン28を支持するために、スクリーン28を収縮および展開方向に貫通する張力部材41が配設されている。張力部材41も、張力部材33と同様に、紐、ワイヤーなどの張力が発生する適宜な線材が採用され、その素材については耐久性などを考慮して適宜なものが選択される。張力部材41は、1本であっても、2本以上の複数本であってもよく、複数本の場合には、スクリーン28の上下方向に一定の間隔で配設することができる。
張力部材41は、一端411がスクリーン取付枠部25に固定され、他端412側は、スクリーン取付枠部24の内部に引き回され、スライドガイド枠部29の左端側の自由端に固定されている。張力部材41のスクリーン取付枠部24の内部における引き回し方は特に制限はなく、必要な張力が得られるように、たとえば、一旦下側に屈曲させた後、スクリーン取付枠部24の下端部において上側に屈曲させるなどの適宜な方式とすることができる。
張力部材41によってスクリーン28の自立性が確保されるとともに、面強度を高めることができる。また、収縮および展開が張力部材41にガイドされ、スムーズに行われる。
このようなスクリーン装置23は、通常、スクリーン取付枠部24、25の間にスクリーン28が取り付けられ、スライドガイド枠部29がスクリーン28の下端部付近に配設され、張力部材33、41が配線された状態に工場で組み立てられて出荷される。張力部材33の配線は、他端332側がスクリーン取付枠部24から外部に引き出されるまで行われる。施工現場では、この状態のまま建物の開口部などにスクリーン装置23が設置される。
スクリーン装置23の大きさは、建物の開口部などの大きさを見越してある程度規格化しておくことができるが、全ての開口部などの大きさに対応して生産することは難しい。また、開口部などの大きさは建物の建付け具合などによって微妙に異なることが多いため、横開き式のスクリーン装置23の場合、丈寸法が開口部などの縦寸法に合わせて調整が必要とされる。
スクリーン装置23では、上記の通り、スライドガイド枠部29の自由端に一端331が固定され、スクリーン取付枠部24の内部に引き込まれた張力部材33が、スクリーン取付枠部24の上端部から中央部寄りのところでスクリーン28の取付側と反対側の外部に引き出されているため、スクリーン装置23の丈寸法が建物の開口部などの縦寸法よりも長い場合には、張力部材33が外部に引き出されている部分から上側においてスクリーン装置23を、電動鋸などの切断工具を用いて切断し、開口部などの縦寸法に合うように丈寸法を切り詰めることができる。この切断によって、スクリーン取付枠部24、25およびスクリーン28は一度に切断され、切断は、張力部材33、41およびスライドガイド枠部29により支障されず、張力部材33、41が配線された工場出荷の組み立て状態のまま行うことができる。張力部材33、41を一旦引き抜いて切断し、配線したり、スライドガイド枠部29を一旦取り外し、再取り付けしたりするなどの分解および再組立を行う必要がなく、施工現場での寸法の切り詰めによる調整は容易である。
図5は、図4に示したスクリーン装置23に基づく本発明のスクリーン装置の一実施形態を示した正面図である。図5図中には図4に示したスクリーン装置23に対応する部分に同一の符号を付し、その説明を省略する。
図4に示したスクリーン装置23はいわゆる片開き式であるが、図5に示したスクリーン装置42は両開き式である。一方、スクリーン装置42は、図4に示したスクリーン装置23を基本としており、スクリーン装置42では、スクリーン装置23から戸当たり37および張力部材33の他端332側を戸当たり37に固定するための固定ピース38を除いた部分をユニット43とし、2つのユニット43がほぼ左右対称に配設されている。また、スクリーン装置42では、上レール26および下レール27が2つのユニット43で共用とされている。
そして、スクリーン装置42では、左側のユニット43においてスクリーン取付枠部24から外部に引き出され、上キャップ36で屈曲し、右方向に延びる張力部材8の他端332側が、上レール26の内部に引き込まれるとともに、右側のユニット43のスクリーン取付枠部24の上端部に取り付けられた上キャップ36に掛けられて下側に屈曲され、右側のユニット43のスクリーン取付枠部24の内部に引き回され、他端332が右側のユニット43のスライドガイド枠部29の自由端に固定されている。すなわち、スクリーン装置42では、左右両ユニット43において張力部材33が共用とされている。このようにして左右のユニット43に配設されたスライドガイド枠部29のそれぞれに一端331と他端332が固定された張力部材33には必要な張力がかかり、両ユニット43のスクリーン取付枠部24の内部に引き込まれるとともに上レール26の内部に引き込まれているので、建物の開口部などに露出しない。張力部材33が、たとえば窓の開閉操作や人の出入りなどに邪魔になることはなく、外観上も良好となる。
スクリーン装置42では、上記の通りのユニット43が2つほぼ左右対称に配設されているので、図4に示したスクリーン装置23と同様に、張力部材33がスライド移動可能なスクリーン取付枠部24の外部に引き出されている部分から上側においてユニット43を電動鋸などの切断工具を用いて切断し、開口部などの縦寸法に合うように丈寸法を切り詰めることができる。その際には、両ユニット43において上キャップ36をスクリーン取付枠部24から取り外しておくことができ、施工現場での寸法の切り詰めによる調整は容易である。
また、戸当り37が省略されているので、スクリーン装置42は、上レール26および下レール27を左右のユニット43において共用としていることからも、部品がさらに削減され、在庫管理が容易となっている。
なお、張力部材33の他端332は、工場出荷時に右側のユニット43のスライドガイド枠部29に固定せず、調整後にスライドガイド枠部29の自由端に固定するようにして、スクリーン装置42の設置作業をさらに容易にすることができる。この場合、張力部材33の他端332の固定を容易とするために、たとえば、図4に示したクランクピース34を縦長の部材とし、クランクピース34にスクリーン取付枠部24の内外を連通する縦長のスリットを形成しておくことができる。このスリットを通じて張力部材33の他端332側を右側のユニット43のスクリーン取付枠部24の内部に容易に引き込むことができ、スライドガイド枠部29の自由端への固定が容易となる。
図6は、図5に示したスクリーン装置42の変形例としての本発明のスクリーン装置の一実施体形態を示した正面図である。図6図中には図5に示したスクリーン装置42に対応する部分に同一の符号を付し、その説明を省略する。
スクリーン装置44では、左右のユニット43において張力部材33を共用しない点において図5に示したスクリーン装置42と本質的に異なっている。
左側のユニット43においてスクリーン取付枠部24から外部に引き出され、上キャップ9で屈曲し、右方向に延びる張力部材33の他端332側は、上レール26の内部に引き込まれ、上側に屈曲されるとともに、上レール26の上端部において左側に屈曲されている。そして、他端332には、図4に示した固定ピース38と同様に機能する固定ピース45が結び付けられており、上レール26の内側上端部に形成された溝部に固定ピース45が嵌合し、ネジ46によって固定されている。固定ピース45の固定位置は上レール26の長さ方向に変更自在とされている。固定ピース45を介して他端332が上レール26に固定されて張力部材33には必要な張力がかかる。
右側のユニット43においても同様であり、スクリーン取付枠部24から外部に引き出され、上キャップ9で屈曲し、左方向に延びる張力部材33の他端332側は、上レール26の内部に引き込まれ、上側に屈曲されるとともに、上レール26の上端部において右側に屈曲されている。そして、他端332には固定ピース45が結び付けられており、上レール26の内側上端部に形成された溝部に固定ピース45が嵌合し、ネジ46によって固定されている。固定ピース45の固定位置は上レール26の長さ方向に変更自在とされている。固定ピース45を介して他端332が上レール26に固定されて張力部材33には必要な張力がかかる。
そして、左右のユニット43に配設された張力部材33はともに上レール4の内部に引き込まれているので、建物の開口部などに露出せず、張力部材33が、たとえば窓の開閉操作や人の出入りなどに邪魔になることはなく、外観上も良好となる。
なお、スクリーン装置44では張力部材41が省略されているが、図5に示したスクリーン装置42と同様に、また、図4に示したスクリーン装置23と同様に、1本または2本以上の複数本の張力部材41を配設し、スクリーン28を収縮および展開方向に貫通して支持することができる。
このようなスクリーン装置44も図5に示したスクリーン装置42と同等の効果を奏する。
図7は、図4に示したスクリーン装置23の変形例としての本発明のスクリーン装置の一実施形態を示した正面図である。図7図中には図4に示したスクリーン装置23に対応する部分に同一の符号を付し、その説明を省略する。
スクリーン装置47では、右側のスクリーン取付枠部25が、左側のスクリーン取付枠部24と同様に左右方向にスライド移動可能とされている。また、スクリーン28の下端部付近に配設されたスライドガイド枠部29が、左右両端ともに自由端とされ、スクリーン取付枠部25には固定されず、スクリーン取付枠部25内にも収納および引き出し可能とされている。スクリーン取付枠部25を右方向にスライド移動させると、スライドガイド枠部29はスクリーン取付枠部25から引き出され、引き出された部分は直線性を保持し、スクリーン取付枠部25を左方向にスライド移動させると、スライドガイド枠部29は、スクリーン取付枠部25の下端部において屈曲し、スクリーン取付枠部25の内部に収納される。このようなスライドガイド枠部29のスクリーン取付枠部25内の収納および引き出しも、スクリーン28の収縮および展開に同期して行われる。
スライドガイド枠部29は、両スライドガイド枠部24、25内の収納および引き出しがスムーズに行われるなどのために、長さ方向の中央部に連結部材48が配設され、連結部材48を中心にほぼ左右対称な構造を有している。連結部材48は、スライドガイド枠部29における連結端の剛性ユニット30に対応する構造を有するものとすることができ、たとえば、対向配置された一対の側壁部と、両側壁部を相互に繋ぐ架橋部とを有するものとすることができる。側壁部には、長さ方向の両端部に外側に突出する突起が配設され、この突起は、剛性ユニット30の突起とほぼ同一の形状および大きさを有し、剛性ユニット30の貫通孔31と係合可能とされる。また、側壁部には、突起に隣接して端縁側に略三日月状の突起が配設され、この略三日月状の突起は、図4に示した剛性ユニット30の略三日月状の長孔32と係合可能とされる。そして、連結端に位置する剛性ユニット30の貫通孔31に連結部材48の上記突起を内側から嵌め込んで係合させるとともに、長孔に略三日月状の突起を内側から嵌め込んで係合させることにより、連結部材48を介してスライドガイド枠部29は1本に連結され、連結部材48を中心にしてほぼ左右対称な構造となる。
左右両端が自由端とされたスライドガイド枠部29は、両スクリーン取付枠部24、25内に収納および引き出し可能とされているため、スクリーン28を建物の開口部などの全体に展開したときのスクリーン装置47の横幅が、図4に示したスクリーン装置23に比べて拡大され、スクリーン装置の設計における幅と丈の比率の自由度が拡大する。
また、スクリーン装置47では、スライドガイド枠部29の左端側の自由端に一端331が固定された張力部材33が、図4に示した張力部材33と同様に、スクリーン取付枠部24の上端部から中央部寄りのところでスクリーン28の取付側と反対側の外側に引き出されている。引き出された張力部材33は、スクリーン取付枠部24のスクリーン28の取付側と反対側の外面に沿ってスクリーン取付枠部24の上端に向かい、スクリーン取付枠部24の上端部に取り付けられた上キャップ36に掛けられて左側に屈曲され、上レール26の内部に引き込まれている。また、張力部材33は、上レール26の左端部において右側に屈曲され、上レール26の右端部まで延び、スクリーン取付枠部25の上端に取り付けられた上キャップ36にかけられて下側に向かい、スクリーン取付枠部25のスクリーン28の取付側と反対側の外面に沿って下方に延び、スクリーン取付枠部25の上端部から中央部寄りのところで内部に引き込まれている。そして、他端332がスライドガイド枠部29の右端側の自由端に固定されている。
このようにしてスライドガイド枠部29の左端側の自由端に一端331が固定され、右端側の自由端と他端332が固定されて、張力部材33はループを形成し、張力部材33には必要な張力がかかる。また、スクリーン取付枠部24、25の内部に引き込まれるとともに、上レール26の内部に引き込まれているので、張力部材33は、建物の開口部などに露出せず、たとえば窓の開閉操作や人の出入りなどに邪魔になることはなく、外観上も良好となる。
さらに、スクリーン装置47では、図4に示した張力部材41のスクリーン取付枠部25に固定された一端411は、スライドガイド枠部29の右端側の自由端に固定され、必要な張力がかかっている。スクリーン取付枠部25の内部における張力部材41の引き回しは、スクリーン取付枠部24の内部における引き回しと対称にされている。一旦下側に屈曲させた後、スクリーン取付枠部25の下端部において上側に屈曲させている。こうして張力部材41は、プリーツ状のスクリーン28を収縮および展開方向に貫通して支持している。
このようなスクリーン装置47においても、スライドガイド枠部29の自由端に一端331および他端332が固定され、スクリーン取付枠部24、25の内部に引き込まれた張力部材33は、両スクリーン取付枠部24、25の上端部から中央部寄りのところでスクリーン28の取付側と反対側の外部に引き出されているため、スクリーン装置47の丈寸法が建物の開口部などの縦寸法よりも長い場合には、張力部材33が外部に引き出されている部分から上側においてスクリーン装置47を、電動鋸などの切断工具を用いて切断し、開口部などの縦寸法に合うように丈寸法を切り詰めることができる。この切断によって、スクリーン取付枠部24、25およびスクリーン28は一度に切断され、切断は、張力部材33、41およびスライドガイド枠部29により支障されず、張力部材33、41が配線された工場出荷の組み立て状態のまま行うことができる。張力部材33、41を一旦引き抜いて切断し、配線するなどの分解および再組立を行う必要がなく、施工現場での寸法の切り詰めによる調整は容易である。
なお、張力部材33の他端332は、工場出荷時にスライドガイド枠部29の右端側の自由端に固定せず、調整後にスライドガイド枠部29の自由端に固定するようにして、スクリーン装置47の設置作業をさらに容易にすることができる。この場合、張力部材33の他端332の固定を容易とするために、たとえば、図4に示したクランクピース34をスクリーン取付枠部25にも配設し、スクリーン取付枠部25に配設されるクランクピース43を縦長の部材とするとともに、クランクピース43にスクリーン取付枠部25の内外を連通する縦長のスリットを形成しておくことができる。このスリットを通じて張力部材33の他端332側をスクリーン取付枠部25の内部に容易に引き込むことができ、スライドガイド枠部29の自由端への固定が容易となる。
また、スクリーン装置47は、スクリーン28を建物の開口部などの全体に展開した状態において、中央部に関してほぼ左右対称の構造とすることもできるため、左右勝手に差はなく、スクリーン取付枠部24、25のどちらで操作しても同じ操作感が得られる。そして、スクリーン装置47では、スクリーン取付枠部24、25が平行に保たれるためには、スクリーン取付部材24、25のいずれか一方は建物の開口部内縁などに固定しておく必要がある。スクリーン装置47では、スクリーン取付枠部25が建物の開口部内縁の右側などに固定されているが、スクリーン取付枠部24を建物の開口部内縁の左側などに固定し、スクリーン取付枠部25を左右方向にスライド移動させることも可能である。スクリーン取付枠部24、25の操作性および安定した平行移動は、上記のループを形成する張力部材33によって向上する。
図8は、図7に示したスクリーン装置の変形例としての本発明のスクリーン装置の一実施形態を示した正面図である。図8図中には図7に示したスクリーン装置47に対応する部分に同一の符号を付し、その説明を省略する。
スクリーン装置49では、左右のスクリーン取付枠部24、25の間にセンターピラー50が配設され、センターピラー50は、両スクリーン取付枠部25、26と同様に左右方向のスライド移動が可能とされている。スクリーン28は、センターピラー50を挟んで左右両側に配設されている。すなわち、左側のスクリーン28は、スクリーン取付枠部24とセンターピラー50との間に収縮および展開自在に取り付けられ、右側のスクリーン28は、スクリーン取付枠部25とセンターピラー50との間に取り付けられている。
また、スクリーン装置49では、スクリーン28を収縮および展開方向に貫通して支持する張力部材41は、左右両側のスクリーン28で共用とされ、両スクリーン28を貫通している。張力部材41は、上記の通り、1本または2本以上の複数本設けることができ、この内の少なくとも1本の張力部材41がセンターピラー50に固定点51において固定されている。
したがって、スクリーン装置49では、スクリーン取付枠部24の左右方向のスライド移動にともなってセンターピラー50もスクリーン取付枠部24のスライド方向と同方向にスライド移動し、左右のスクリーン28が展開および収縮する。折り畳まれて収縮するスクリーン28は、センターピラー50とスクリーン取付枠部24の間、センターピラー50とスクリーン取付枠部25との間にそれぞれ収納される。このようなスクリーン28の収納を可能とするために、センターピラー50には、スクリーン取付枠部24、25と同様な凹状のスクリーン収納部を設けることができる。また、スクリーン取付枠部24を固定し、スクリーン取付枠部25を左右方向にスライド移動させる場合にも、センターピラー50は同様に左右方向にスライド移動する。
このようなセンターピラー50もスクリーン取付枠部24、25と同様に、上下方向に延びる中空なバー状の部材ですることができ、アルミニウムなどの軽量材料により押出成形などが可能とされる。
そして、スクリーン装置49は、上記の通り、センターピラー50を備え、少なくとも1本の張力部材41がセンターピラー50に固定されているので、耐風圧性能が高まっている。強風時にも形状および構造が安定して保持される。また、広幅のスクリーン装置であっても、センターピラー50によって収納代が拡大するので、折り畳まれて収縮するスクリーン28を完全に収納することができ、スクリーン28が露出せず、外観が良好となるとともに、収納時のスクリーン28が汚れにくくなる。スクリーン装置49は、図7に示したスクリーン装置47にセンターピラー50とスクリーン28をもう1枚追加して形成することもでき、図7に示したスクリーン装置47を基本として用意し、施工現場に応じてセンターピラー50およびスクリーン28を後付けし、開口部などの大きさに合わせた広幅のスクリーン装置49に調整することができる。
また、スクリーン装置49は、図7に示したスクリーン装置47を基本としているので、スクリーン装置47と同様に、丈寸法の調整など、同等な効果を奏する。
このようにセンターピラー50を配設する場合、スクリーン取付枠部24、25とセンターピラー50との間の平行関係は、張力部材41においてセンターピラー50に固定された固定点51から一端411、固定点51から他端412までの長さを調整することによって調整することができる。
また、スクリーン取付枠部24、25とセンターピラー50との間の平行関係をより確実かつ安定に実現するために、たとえば図8に示したように、センターピラー50をネジ52などによってスライドガイド枠部29に連結部材48などにおいて固定し、センターピラー50に固定する張力部材41は、スクリーン28のできる限り上部に位置させることができる。
この他、図9に示したように、センターピラー50は、スライドガイド枠部29には固定せずに、スライドガイド枠部29に沿って左右方向にスライド移動可能とし、張力部材41をスクリーン28の上部および下部の2箇所に貫通させ、張力部材41をセンターピラー50の上下2箇所に固定点51において固定することができる。
この場合、図10にセンターピラー50の周辺を部分的に示したように、センターピラー50の下端部に左右方向に貫通するガイド部53を形成し、ガイド部53の上端にセンターピラー50の正面部および背面部から内側に突出するガイドリブ54を突設することができる。ガイド部53の内部にスライドガイド枠部29を左右方向に通すことにより、センターピラー50は、ガイド部53における内面、ガイドリブ54の下面の少なくともいずれか一つの面がスライドガイド枠部29に摺接するなどして、センターピラー50は、スライドガイド枠部29に沿って左右方向にスライド移動可能となる。また、センターピラー50のスライド移動は、スライドガイド枠部29の収納および引き出し時の移動に干渉せず、安定して行なわれる。
なお、図10に示したように、センターピラー50には、左右の側面部に凹状のスクリーン28の収納部55を形成することができる。
また、スライドガイド枠部29を形成している剛性ユニット30は、上記の通り、対向配置された一対の側壁部56と、両側壁部56を相互に繋ぐ架橋部57とを有している。側壁部56には、長さ方向の一端部に外側に突出する突起58が配設され、他端部に突起58が係合可能な貫通孔31が形成されている。また、図10にも図示を省略しているが、側壁部56には、突起58に隣接して貫通孔31と反対側の位置に外側に突出する小突起が配設されるとともに、貫通孔31に隣接して突起58の側に、図4に示した長孔32に相当する略三日月状の長孔が形成されている。
この他、スクリーン取付枠部24、25とセンターピラー50との間の平行関係をより確実かつ安定に実現するために、図11に示したように、センターピラー50は、スライドガイド枠部29に固定しないばかりかスライドガイド枠部29と無縁とし、下端をスライドガイド枠部29に干渉しない程度に配置して、上端部において上レール26に吊持させることができる。この場合、図9に示したスクリーン装置49と同様に、張力部材41をスクリーン28の上部および下部の2箇所に貫通させ、張力部材41をセンターピラー50の上下2箇所に固定点51において固定する。
センターピラー50の上端部の表面側および背面側の両側面には回転可能なランナー59が配設されている。上レール26の表面部および背面部の内側には、ランナー59を案内するランナーレール60が配設されている。ランナーレール60は、上レール26の高さ方向の中央部付近に延設された、下方に折れ曲がった断面略L字型の形状を有するレール片61と、上レール26の下端から延設された、上方に折れ曲がった断面略L字型の形状を有するレール片62とから形成されている。ランナー59は、ランナーレール60のレール片61、62の間に挿入され、ランナーレール60から抜け外れることなく、ランナーレール60に沿って回転することができ、この回転によって、センターピラー50がスクリーン装置49の左右方向にスライド可能となる。
スクリーン取付枠部24、25は、通常、床面などの基準面に対して垂直に設置されるため、上レール26に上端部において吊持されたセンターピラー50は、自重によってスクリーン取付枠部24、25に対して平行関係を保持することができる。
本発明のスクリーン装置の一実施形態を示した分解斜視図である。 図1に示したスクリーン装置の丈寸法の調整作業を例示した斜視図である。 図1に示したスクリーン装置に基づく本発明のスクリーン装置の一実施形態を示した斜視図である。 本発明のスクリーン装置の一実施形態を示した正面図である。 図4に示したスクリーン装置に基づく本発明のスクリーン装置の一実施形態を示した正面図である。 図5に示したスクリーン装置の変形例としての本発明のスクリーン装置の一実施体形態を示した正面図である。 図4に示したスクリーン装置の変形例としての本発明のスクリーン装置の一実施形態を示した正面図である。 図7に示したスクリーン装置の変形例としての本発明のスクリーン装置の一実施形態を示した正面図である。 図8に示したスクリーン装置の変形例としての本発明のスクリーン装置の一実施形態を示した正面図である。 図9に示したスクリーン装置のセンターピラー周辺を示した要部斜視図である。 図8に示したスクリーン装置の変形例としての本発明のスクリーン装置の一実施形態を示した要部断面図である。
符号の説明
1、17 スクリーン装置
2、3 スクリーン取付枠部
6 スクリーン
8 張力部材
23、42、44、47、49 スクリーン装置
24、25 スクリーン取付枠部
26 上レール
28 スクリーン
29 スライドガイド枠部
30 剛性ユニット
33 張力部材
331 一端
332 他端
37 戸当り
50 センターピラー

Claims (5)

  1. 左右に対向配置される、少なくとも一方がスライド移動可能な一対のスクリーン取付枠部の間に、収縮および展開自在なスクリーンが取り付けられ、スクリーンを収縮および展開方向に貫通して支持する張力部材がスクリーン取付枠部の内部に引き回されたスクリーン装置において、張力部材は、スライド移動可能なスクリーン取付枠部の上端部から中央部寄りのところでスクリーン取付側と反対側の外部に引き出されていることを特徴とするスクリーン装置。
  2. 左右に対向配置される、少なくとも一方がスライド移動可能な一対のスクリーン取付枠部の間に、収縮および展開自在なスクリーンが取り付けられ、スクリーンの下端部付近にスライドガイド枠部が配設され、スライドガイド枠部は、対向配置された一対の側壁部と両側壁部を相互に繋ぐ架橋部とを有する剛性ユニットが隣り合う2つの剛性ユニットの間で回動自在に連設されて形成され、スライドガイド枠部は、屈曲性を有し、少なくとも一端が自由端とされてスライド移動可能なスクリーン取付枠部内に収納および引き出し可能とされる一方、スクリーン取付枠部のスライド移動にともなってスクリーン取付枠部から引き出されたときにスライドガイド枠部の引き出された部分は直線性を保持するスクリーン装置であって、スライドガイド枠部の自由端に一端が固定された張力部材が、スライド移動可能なスクリーン取付枠部の内部に引き込まれるとともに、スライド移動可能なスクリーン取付枠部の上端部から中央部寄りのところでスクリーン取付側と反対側の外部に引き出されていることを特徴とするスクリーン装置。
  3. 張力部材の他端が、スライド移動可能なスクリーン取付枠部に対向配置される戸当りに固定されているか、またはスライド移動可能なスクリーン取付枠部のスライド移動をその上端部においてガイドする上レールに固定されていることを特徴とする請求項2に記載のスクリーン装置。
  4. 一対のスクリーン取付枠部はともにスライド移動可能とされ、両端が自由端とされたスライドガイド枠部が両スクリーン取付枠部内に収納および引き出し可能とされ、張力部材の他端が、スライドガイド枠部において一端が固定された自由端と反対側の自由端に固定され、両スクリーン取付枠部の上端部から中央部寄りのところでスクリーン取付側と反対側に引き出された張力部材は、上レールの内部に引き込まれ、ループを形成していることを特徴とする請求項3に記載のスクリーン装置。
  5. 一対のスクリーン取付枠部の間にセンターピラーが配設され、センターピラーは、両スクリーン取付枠部と同方向にスライド移動可能とされ、スクリーンを収縮および展開方向に貫通して支持する1本または2本以上の複数本の張力部材の内、少なくとも1本がセンターピラーに固定されていることを特徴とする請求項4に記載のスクリーン装置。
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