JP2010037072A - ピッチ整列コンベヤ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 搬送ローラ2の軸方向一方端に動力伝達手段3を備え、その搬送ローラを架台1の対向する側板に亘って所定間隔をおいて回転可能に架設支持すると共に、該搬送ローラ2は前記動力伝達手段の位置を適宜本数毎、前記架台に互い違い状に配置し、更に、前記架台の両側板に沿って前記搬送ローラの動力伝達手段と連繋して動力を伝達する駆動部4,4’を配置し、且つその両駆動部の回転に速度差をつけた。
【選択図】 図1
Description
従って、コンベヤの構成が複雑化し、且つ駆動源のモータの台数も多く、ローラユニットを構成するために従動磁石の取り付け位置が異なる複数種類のローラを用意する必要があり、製作コストが高騰するという問題点を有する。
又、駆動軸を回転する各モータは、ローラの回転速度が周期的に変化するように制御する必要があり、その為に制御が複雑になるという問題点を有する。
更に、ローラユニットに配設する従動磁石群と、駆動軸に配設する駆動磁石群は、物品搬送方向と交差する幅方向一方から他方に向けて斜状に配置されているため、ローラの有効幅(搬送に供する幅)が狭くなるという問題点を有し、有効幅が狭くなるのを防止するためには、予め磁石群の配設領域分を確保してローラの軸長を長くする必要がある。しかし、その場合はコンベヤの機幅が幅広くなり、これに連接するコンベヤの機幅が不揃いになるなどの問題を有する。
前記搬送ローラは、回転する支軸の外周側に樹脂製の短筒を軸方向に沿い複数個を嵌着し、且つ該短筒を支軸に対して遊転可能、又は一体回転可能とした短筒装着タイプ、或いは回転する支軸のみで短筒を備えない軸単体タイプの何れでもよい。
又、前記搬送ローラを架台に互い違い状に配置するとは、動力伝達手段の配置側を揃えた複数本の搬送ローラからなる群を1ブロックとした場合、そのブロック単位毎に動力伝達手段の配置側が架台の両側板に対して交互に位置するように配置することを意味する。
そして、コンベヤを構成する搬送ローラは軸方向の端部に動力伝達手段を備えた1種の搬送ローラでよく、また、駆動部も架台の幅方向両側に配置する二系統のみでよいため、コンベヤの構成、制御を簡素化することができる。
又、両方の駆動部を変速回転(定速回転/変速回転を含む)とした場合、変速回転の速度を停止に近づけることで前記収束への搬送距離を短くすることができる。即ち、変速回転の回転を調整することで一定ピッチに整列するのに要する時間(搬送距離)を適宜調整することができる。しかも、急激な停止動作が無いため、被搬送物に与える衝撃を軽減することができる。
そして、請求項2記載の構成により、発塵、騒音の少ないコンベヤとすることができ、衛生的且つ快適な作業環境を確立でき、食品加工の製造ライン等に好適なものとなる。
又、請求項3、4記載の構成により、速度差を有する領域を構成する搬送ローラの本数を簡単に増減できる。因って、被搬送物の搬送方向の長さ等に応じて前記速度差の領域を容易に変更調整することができる。
図1乃至図3はピッチ整列コンベヤの全体構成を示し、そのピッチ整列コンベヤAは所定の高さに形成した架台1と、前記架台1に架設して搬送面を構成する軸方向の一側部に動力伝達手段3を備えた搬送ローラ2と、前記架台1の幅方向両側に配置され前記搬送ローラ2を駆動回転する駆動部4,4’とで構成されている。
前記側板1a,1a’はアルミ材の押し出し成形品の型材で構成され、その側板1a,1a’の対向する内側面に搬送ローラ2の軸端部を支持する受部材6と、前記搬送ローラ2を駆動回転する駆動部4,4’の駆動軸を支持する支持部材7が固着されている。
前記受部材6は、合成樹脂製の平板に、搬送ローラ2の軸側部に取り付けられる軸受5,5’を収容し、且つ鉛直方向への離脱を許容する上方が開放された略C形の軸受収容部6aが一定間隔(搬送ローラの設置間隔)をおいて形成されている。それにより、搬送ローラ2は架台1に対して着脱可能となり、搬送ローラ2の交換、搬送ローラの付け替え、設置本数の増減等を容易に行うことが可能となる。
そして、この搬送ローラ2が前記架台1の側板1a,1a’の内側面に固着した受部材6に亘り且つ機長方向に向かい一定の間隔で回転可能に架設支持されて搬送面が構成され、その搬送面を構成する各搬送ローラ2を駆動回転する駆動部4,4’が前記架台1の幅方向両側に位置する側板1a,1a’に沿って配置されている。
前記駆動軸10は、機長と略同じ長さを有した長尺の軸で構成され、その駆動軸10の外周に駆動マグネットリング11が、搬送ローラ2の動力伝達手段(従動マグネットリング)3と対応するよう搬送ローラ2の設置間隔と同じ間隔で嵌着固定されている。
前記モータ12から駆動軸10への動力伝達は、モータ12の出力軸及び駆動軸10にプーリを固着し、その両プーリに亘ってベルトを巻き架けて動力を伝達できるように構成されている。尚、モータ12によって駆動軸10を駆動する方式は、図示のベルト伝達に限らず、その他の接触型動力伝達(チェーン方式、歯車方式等)、或いは磁力の吸引と反発作用を利用した非接触型の動力伝達方式としてもよい。
そして、前駆駆動部4,4’は両者の回転に速度差がつくように制御されている。両駆動部4,4’の回転に速度差をつける制御としては、下記の方式が挙げられる。
(1)一方の駆動部4’を連続運転、他方の駆動部4を間欠運転とする。間欠運転はタイマによって制御する。
(2)両方の駆動部4,4’とも連続駆動で、且つ一方の駆動部4’を定速回転、他方の駆動部4は変速回転(変速<定速)とする。
尚、駆動部4,4’の何れを連続運転、定速回転、間欠運転、変速回転とするかは自由である。
搬送方向のピッチ(間隔)を一定に整列する為に前記搬送ローラ2をある本数宛纏めて1グループとし、そのグループ毎の動力伝達手段(従動マグネットリング)3が駆動部4、駆動部4’と交互に対応位置するように架設する。その場合、1グループの搬送方向に沿った領域(ブロック)の長さは、少なくとも被搬送物Wの搬送方向に沿った長さと略同じかそれより長く形成する。従って、前記1グループを構成する搬送ローラ2の本数は、被搬送物Wの長さ、及び搬送ローラの口径、搬送ローラのピッチ(取付間隔)等によって決定される。図示例では搬送ローラ2を5本で1グループが構成されている。
そして、上記した(1)、(2)の何れの運転制御においても、シーケンサや基板等を用いる複雑な速度制御は必要なく、二系統の駆動部4,4’を一般的な速度制御(定速/変速)で制御し、間欠運転はタイマを使用して制御することができる。コンベヤの一般的な速度制御としては、(a)スピードコントロールモータを使用しボリュームで電気抵抗値を調整して速度を変える、(b)インバータ変速、(c)DCモータ変速が挙げられる。
そして、その取り外した搬送ローラ2を左右反転させて、動力伝達手段(従動マグネットリング)3を備えない側端が駆動部4’と対応するように配置して、両端の軸受5,5’を受部材6に上方より押し込んで架設支持し、最後にカバー8を取り付けて完了する。
上記操作を行うことで、例えば図7に示すように領域X、領域Yを構成する搬送ローラ2の本数を簡単に変更(図示例では5本→3本に減少)することができる。
(1)図示の実施の形態では、搬送ローラを駆動回転する駆動方法として非接触型の駆動方法としたが、これに限定されず接触型の駆動方法(例えば、丸ベルト駆動、チェーン駆動、平・Vベルト駆動等)でもよい。但し、搬送ローラを上下方向に着脱可能とする場合はチェーン駆動、平・Vベルト駆動が有効である。
(2)図示の実施の形態では、側板を型材で構成した例を示しているが、これに限定されず、平板で構成してもよい。
(3)非接触型の駆動方法において、駆動伝達が可能であれば、駆動マグネットリング及び従動マグネットリングのS極帯とN極帯の着磁形態は螺旋状に限定されない。
1a,1a’…側板 2…搬送ローラ
3…動力伝達手段 4,4’…駆動部
5,5’…軸受 6…受部材
W…被搬送物
Claims (6)
- 搬送ローラの軸方向一方端に動力伝達手段を備え、その搬送ローラを架台の対向する側板に亘って所定間隔をおいて回転可能に架設支持すると共に、該搬送ローラは前記動力伝達手段の位置を適宜本数毎、前記架台に互い違い状に配置し、更に、前記架台の両側板に沿って前記搬送ローラの動力伝達手段と連繋して動力を伝達する駆動部を配置し、且つその両駆動部の回転に速度差をつけたことを特徴とするピッチ整列コンベヤ。
- 前記動力伝達手段は、磁力の吸引・反発作用を利用した非接触型の駆動方式であることを特徴とする請求項1記載のピッチ整列コンベヤ。
- 前記搬送ローラは架台に対し鉛直方向に着脱可能としたことを特徴とする請求項2記載のピッチ整列コンベヤ。
- 前記搬送ローラは支軸の両側部に軸受を一体に備え、他方、架台の両側板には前記軸受を収容し、且つ前記軸受の鉛直方向への離脱を許容する受部材を備えていることを特徴とする請求項3記載のピッチ整列コンベヤ。
- 前記架台の幅方向両側に配置する駆動部の速度差は、一方の駆動部が連続運転で、他方の駆動部が間欠運転であることを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項記載のピッチ整列コンベヤ。
- 前記架台の幅方向両側に配置する駆動部の速度差は、両方の駆動部が連続運転で、且つ両方の駆動部は変速回転であることを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項記載のピッチ整列コンベヤ。
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