JP2003267532A - ベルトコンベヤ - Google Patents
ベルトコンベヤInfo
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Abstract
列に整列しながら搬送するのに適した設備費の安価なベ
ルトコンベヤを提供する。 【解決手段】 第1回転軸11に複数のローラ21〜25が取
付られるとともに、これと同数のローラ36〜40が第2回
転軸12に取付られている。第1回転軸11において、一端
から数えて、奇数番目のローラ21、23、25が第1回転軸11
に対して固定されるとともに、偶数番目のローラ22、24
が第1回転軸11に対して回転自在とされている。第2回
転軸12において、同端から数えて、奇数番目のローラ3
6、38、40が第2回転軸に対して回転自在とされるととも
に、偶数番目のローラ37、39が第2回転軸12に対して固
定されている。同端から数えて、第1回転軸11および第
2回転軸12の同数番目のローラ21〜25、36〜40に順次ベ
ルト51〜55が巻掛られている。第1回転軸および第2回
転軸が互いに異なる速度で駆動されるようになされてい
る。
Description
ヤ、とくに、容器包装リサイクルの分野において、回収
した使用済みプラスチックボトルを、材質識別のために
縦1列に整列しながら搬送するベルトコンベヤに関す
る。
のベルトが並列状に配置されており、これらのベルトの
隣り合うもの同士異なる速度で移動させられるように各
ベルトが個別にモータによって駆動されるようになされ
てるものが知られている。
は、ベルトの数と同数のモータを必要とする。そのた
め、設備費が高価につくという問題点があった。
材質識別のために縦1列に整列しながら搬送するのに適
した設備費の安価なベルトコンベヤを提供することにあ
る。
コンベヤは、第1回転軸および第2回転軸が所定間隔を
おいて互いに平行に配置されており、第1回転軸に複数
のローラが取付られるとともに、これと同数のローラが
第2回転軸に取付られ、第1回転軸において、一端から
数えて、奇数番目のローラが第1回転軸に対して固定さ
れるとともに、偶数番目のローラが第1回転軸に対して
回転自在とされ、第2回転軸において、同端から数え
て、奇数番目のローラが第2回転軸に対して回転自在と
されるとともに、偶数番目のローラが第2回転軸に対し
て固定され、同端から数えて、第1回転軸および第2回
転軸の同数番目のローラに順次ベルトが巻掛られ、第1
回転軸および第2回転軸が互いに異なる速度で駆動され
るようになされているものである。
回転軸および第2回転軸を異なる速度で駆動すると、第
1回転軸および第2回転軸にそれぞれ固定されたローラ
に巻掛けられたベルトが異なる速度で移動させられる。
したがって、第1回転軸および第2回転軸を、例えば、
2つのモータで駆動することが可能であり、ベルトの数
の如何に関わり無く、コンベヤを最低2つのモータで駆
動することが可能であり、安価なコンベヤが提供され
る。
1つの駆動軸および2つの従動軸が隣り合うもの同士所
定間隔をおいて互いに平行に配置されており、駆動軸
に、大径駆動ローラおよび小径駆動ローラが一端から他
端にかけて交互にそれぞれ固定されており、大径駆動ロ
ーラおよび小径駆動ローラを合わせた数ずつの従動ロー
ラが、両従動軸にそれぞれ取付けられており、大径駆動
ローラおよび小径駆動ローラと、従動ローラとの対応す
るもの同士にベルトがそれぞれ巻掛られているものであ
る。
軸を駆動すると、大径駆動ローラおよび小径駆動ローラ
に巻掛られたベルトが異なる速度で移動させられる。し
たがって、駆動軸を、例えば、1つのモータで駆動する
ことが可能であり、ベルトの数の如何に関わり無く、コ
ンベヤを1つだけのモータで駆動することが可能であ
り、一層安価なコンベヤが提供される。
照してつぎに説明する。
ベヤは、左右に所定間隔をおいて互いに平行に配置され
ている第1回転軸11および第2回転軸12を備えている。
第1回転軸11および第2回転軸12は、支持部材13に軸受
け14によってそれぞれ回転自在に支持されている。
て、第1駆動ローラ21、第2従動ローラ22、第3駆動ロ
ーラ23、第4従動ローラ24および第5駆動ローラ25が順
次取付られている。第1駆動ローラ21、第3駆動ローラ
23および第5駆動ローラ25は、キー26によって第1回転
軸11にそれぞれ固定されている。第2従動ローラ22およ
び第4従動ローラ24は、軸受け27によって第1回転軸11
にそれぞれ回転自在に支持されている。
他端にかけて、第6従動ローラ36、第7駆動ローラ37、
第8従動ローラ38、第9駆動ローラ39および第10従動
ローラ40が順次取付られている。第6従動ローラ36、第
8従動ローラ38および第10従動ローラ40は、軸受け41
によって第2回転軸12にそれぞれ回転自在に支持されて
いる。第7駆動ローラ37および第9駆動ローラ39は、キ
ー42によって第2回転軸12にそれぞれ固定されている。
に第1べルト51が、第2従動ローラ22および第7駆動ロ
ーラ37に第2べルト52が、第3駆動ローラ23および第8
従動ローラ38に第3べルト53が、第4従動ローラ24お
よび第9駆動ローラ39に第4べルト54が、第5駆動ロー
ラ25および第10従動ローラ40に第5べルト55がそれぞ
れ巻掛られている。
取付られるとともに、第2回転軸12の一端に第2従動プ
ーリ62が取付られている。第1従動プーリ61と、第1モ
ータ71の出力軸に取付られた第1駆動プーリ81に第1べ
ルト91が巻掛られている。第2従動プーリ62と、第2モ
ータ72の出力軸に取付られた第2駆動プーリ82に第2べ
ルト92が巻掛られている。
を駆動し、第2モータ71は、低速で第2駆動プーリ82を
駆動する。そうすると、第1回転軸11が高速で駆動さ
れ、第2回転軸12が低速で駆動される。その結果、第1
回転軸11に固定された第1駆動ローラ21、第3駆動ロー
ラ23および第5駆動ローラ25に巻掛られた第1べルト5
1、第3べルト53および第5べルト55が高速で移動させ
られ、第2回転軸12に固定された第7駆動ローラ37およ
び第9駆動ローラ39に巻掛られた第2べルト52および第
4べルト54が低速で移動させられる。
軸101と、これの上方レベルに左右に所定間隔をおいて
互いに平行に配置されている第1従動軸111および第2
従動軸112を備えている。これらの駆動軸101および両従
動軸111、112は、支持部材113に軸受け114によって回転
自在に支持されている。
第1小径駆動ローラ121、第2大径駆動ローラ122、第3
小径駆動ローラ123、第4大径駆動ローラ124および第5
小径駆動ローラ125がそれぞれキー126により固定されて
いる。
ら他端にかけて、第1従動ローラ131、第2従動ローラ1
32、第3従動ローラ133、第4従動ローラ134および第5
従動ローラ135が軸受け136によって回転自在に支持され
ている。第1〜第5従動ローラ131〜135の径は、同じで
ある。詳しく図示しないが、第2従動軸112にも、第1
従動軸111と同様に、第6〜第10従動ローラが回転自
在に支持されている。
31および第6従動ローラに第1べルト141が、第2大径
駆動ローラ122、第2従動ローラ132および第7従動ロー
ラに第2べルト142が、第3小径駆動ローラ123、第3従
動ローラ133および第8従動ローラに第3べルト143が、
第4大径駆動ローラ124、第4従動ローラ134および第9
従動ローラに第4べルト144が、第5小径駆動ローラ12
5、第5従動ローラ135および第10従動ローラに第5べ
ルト145がそれぞれ巻掛られている。
れている。従動プーリ151と、モータ152の出力軸に取付
られた駆動プーリ153にベルト154が巻掛られている。
ーラ123および第5小径駆動ローラ125には一対の小径用
絞りローラ161が備えられるとともに、第2大径駆動ロ
ーラ122および第4大径駆動ローラ124に一対の大径用絞
りローラ162が備えられている。
と、第1小径駆動ローラ121、第2大径駆動ローラ122、
第3小径駆動ローラ123、第4大径駆動ローラ124および
第5小径駆動ローラ125は、等速度で駆動されるが、大
小径の差に基づくローラ周速度の相違により、第1小径
駆動ローラ121、第3小径駆動ローラ123および第5小径
駆動ローラ125にそれぞれ巻掛られた第1べルト141、第
3べルト143および第5べルト145は低速で移動させら
れ、第2大径駆動ローラ122および第4大径駆動ローラ1
24にそれぞれ巻掛られた第2べルト142および第4べル
ト144は高速で移動させられる。
た。ボトルを縦一列に整列する場合、多条Vトラフコン
ベヤが最適であるが、これにも本発明は適用できる。
の材質識別のために縦1列に整列しながら搬送するのに
適した設備費の安価なベルトコンベヤが提供される。
る。
ある。
Claims (2)
- 【請求項1】 第1回転軸11および第2回転軸12が所定
間隔をおいて互いに平行に配置されており、第1回転軸
11に複数のローラ21〜25が取付られるとともに、これと
同数のローラ36〜40が第2回転軸12に取付られ、第1回
転軸11において、一端から数えて、奇数番目のローラ2
1、23、25が第1回転軸11に対して固定されるとともに、
偶数番目のローラ22、24が第1回転軸11に対して回転自
在とされ、第2回転軸12において、同端から数えて、奇
数番目のローラ36、38、40が第2回転軸に対して回転自在
とされるとともに、偶数番目のローラ37、39が第2回転
軸12に対して固定され、同端から数えて、第1回転軸11
および第2回転軸12の同数番目のローラ21〜25、36〜40
に順次ベルト51〜55が巻掛られ、第1回転軸11および第
2回転軸12が互いに異なる速度で駆動されるようになさ
れているベルトコンベヤ。 - 【請求項2】 1つの駆動軸101および2つの従動軸11
1、112が隣り合うもの同士所定間隔をおいて互いに平行
に配置されており、駆動軸101に、大径駆動ローラ122、1
24および小径駆動ローラ121、123、125が一端から他端に
かけて交互にそれぞれ固定されており、大径駆動ローラ
122、124および小径駆動ローラ121、123、125を合わせた数
ずつの従動ローラ131〜135が、両従動軸111、112にそれ
ぞれ取付けられており、大径駆動ローラ122、124および
小径駆動ローラ121、123、125と、従動ローラ131〜135と
の対応するもの同士にベルト141〜145がそれぞれ巻掛ら
れているベルトコンベヤ。
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JP2002075521A JP3845768B2 (ja) | 2002-03-19 | 2002-03-19 | ベルトコンベヤ |
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JP2019010007A (ja) * | 2017-06-29 | 2019-01-24 | マイコック産業株式会社 | 食品用コーティング装置 |
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- 2002-03-19 JP JP2002075521A patent/JP3845768B2/ja not_active Expired - Fee Related
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