JP2010035450A - ルアー - Google Patents

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Abstract

【課題】フックの着脱容易性を確保した上で、フックの装着状態の確実性を向上させる。
【解決手段】ボディ側2に凹設された雌ねじ部41とフック側に突設された雄ねじ部42との螺合状態を保持する保持手段4を備えている。保持手段4は、螺合動作に連続する螺合終了時に弾性係合して螺合状態を保持し、螺合状態からの反螺合動作に連続して前記弾性係合による弾性力に抗して係合解除される係合凹部6と係合突部7を備えている。
【選択図】図2

Description

本発明は、釣りに用いられるルアーに関し、詳しくは、フックの交換が可能なルアーに関する。
ルアーは、様々な形態のものが存在するが、その多くは、対象魚が捕食する小魚類や甲殻類などの形状を模したボディに、ダブルフックやトレブルフック、あるいは笠針と呼ばれる複数の釣針を備えたフックが取り付けられてなるものである。
前記フックは、錆が発生したり針先が甘くなったりなどの傷みが生じたとき、あるいは、対象魚の大きさや種類の違いなどにより、フックを換えたりボディを換えたりできるように、ボディに対して着脱可能にされていることが多い。
前記ルアーの形態の内、イカ釣りに用いられるものに「餌木(えぎ)」と呼ばれるものがある。この餌木は、従来、ボディの後端側に笠針と呼ばれるフックが固定状に取り付けられているものであって、フックの着脱について全く考慮されていないものであった。
すなわち、前記餌木は、基本的にフックが使用できない程度に傷んだときが、餌木の寿命であった。更に、前記餌木は、基本的に対象となるイカの種類や釣り場の状況(水温、水深、水底、潮流、風など)に対応して、様々な形状、色、大きさ、重さのボディ及び様々なサイズのフックの餌木を使い分けるものであることから、イカの種類毎や多様な釣り場の状況毎に対応できるように多くの種類の餌木を用意する必要があった。
そこで、次の特許文献1に記載の発明のように、ボディに対してフックが着脱できる構造の餌木が提案されている。
特開2005−218331号
前記特許文献1に記載の餌木におけるフックの着脱構造を説明すると、第1の着脱構造は、ボディ(餌木本体)にその後方端から長手方向前方へ伸びる嵌入穴と、フック(針)に設けられて前記嵌入穴に嵌入される嵌入突起と、該嵌入突起が嵌入穴に嵌入した状態で、ボディ及び嵌入突起と嵌入穴を上下に横断して貫通するピン孔と、該ピン孔に前記ボディの下側から挿入して嵌入突起を固定するピンとから構成されている。
すなわち、前記嵌入突起を嵌入穴に嵌入した状態でピンをピン孔に貫通させることにより、ボディに対してフックが固定され、前記ピンを抜き取ることにより、嵌入突起が嵌入穴から抜き取り可能状態となるのでフックを取外すことができる(段落0046〜0050、図1、図2参照)。
また、第2の着脱構造は、ボディにその後方端から長手方向前方へ伸びる嵌入穴と、フックに設けられて前記嵌入穴に嵌入する嵌入突起と、前記嵌入穴の内部に弾性体を用いて周設される複数の固定溝と、該固定溝に嵌合するように嵌入突起に周設された複数の固定突部とから構成されている。
すなわち、前記嵌入突起を嵌入穴に嵌入すると、固定突部が固定溝に適合状に嵌合して、嵌入突起を保持することにより、ボディに対してフックが固定され、嵌入突起を嵌入穴から引抜く動作をし、固定突部を固定溝から脱出させることにより、フックを取外すことができる(段落0067〜0070、図4)。
また、第3の着脱構造は、ボディにその後方端から長手方向前方へ伸びる嵌入穴と、フックに設けられて前記嵌入穴に嵌入する嵌入突起と、該嵌入突起及び嵌入穴を螺合接続する螺合構造とから構成されている。
すなわち、前記嵌入突起を嵌入穴に捩じ込むことにより、ボディに対してフックが固定され、嵌入突起を螺合解除方向に回転させて嵌入突起を嵌入穴から抜き取ることにより、フックを取外すことができる(段落0073〜0074、図5)。
しかしながら、前記第1の着脱構造では、貫通孔に対して抜き挿しされるピンの大きさが餌木の大きさから見ても極めて細く、短いものであると思われ、該ピンを抜き挿しすることが行い難いものと考えられる。 また、前記ピンは、挿入状態を保持する手段を持たないため、掛かったイカを寄せるときや餌木を泳がせているときに、ピンが抜けてしまうおそれがある。前記ピンの挿入状態を保持するには、貫通孔に対してピンの挿入圧をある程度大きくすれば抜け難くなるが、反対にピンの抜き挿しが行い難くなることが考えられる。
前記第2の着脱構造では、固定溝に対する固定突部の嵌脱時には、フックに対して弾性体の弾性抵抗が作用するため、嵌入突起を嵌入する際に弾性抵抗に抗する力が必要であり、特に、フックを抜き取るときには、笠針の先端に対して十分な注意が必要である。すなわち、前記弾性抵抗が小さければ、フックの抜き挿しが容易になるが、掛かったイカを寄せるときの抵抗で抜けてしまうおそれがあり、反対に弾性抵抗を大きくすると掛かったイカを寄せるときの抵抗によるフックの抜けは抑制できるが、フックの抜き挿しが行い難くなることが考えられる。
前記第3の着脱構造では、フックの着脱が螺合によるものであって、容易にフックの着脱ができるものであるが、例えば、フックに掛かったイカが嵌入突起の螺合解除方向に回転したときに、該嵌入突起の螺合が緩んでしまうおそれがあり、該螺合が緩むとフックがボディから抜けてしまう可能性がある。
本発明は、このような問題に対処することを課題とするものである。すなわち、フックの着脱容易性を確保した上で、フックの装着状態を確実に保持することが本発明の目的である。
前記目的を達成するため、本発明に係るルアーは、以下の構成を少なくとも具備する。
すなわち、本発明にかかるルアーは、ボディとフックとが螺合構造を介して着脱可能に連結されているルアーにおいて、前記螺合構造は、前記ボディ又はフックの一方側に突設された雄ねじ部と、他方側に凹設された雌ねじ部と、前記雄ねじ部と雌ねじ部の螺合状態を保持する保持手段と、を備え、前記保持手段は、前記雄ねじ部又は雌ねじ部の一方側に設けられた係合凹部と、他方側に前記係合凹部に対して係脱するように設けられた係合突部であって、螺合動作に連続して前記係合凹部に対して係合するとともに、反螺合動作に連続して係合が解除される係合突部と、前記螺合動作及び反螺合動作に連続する係脱動作に対して抵抗力を与える抵抗力付与手段と、を備えていることを特徴とする。
また、前記抵抗力付与手段は、前記係脱方向につぶれ変形するとともに、該つぶれ変形から復帰する弾性を有していることを特徴とする。
また、前記抵抗力付与手段は、前記雄ねじ部を、前記係脱方向につぶれ変形するとともに、該つぶれ変形から復帰する弾性を有する弾性材で形成してなることを特徴とする。
また、前記フックに、螺合操作のための螺合操作体が備えられていることを特徴する。
また、前記螺合操作体は、ボディの一部を構成するものであることを特徴とする。
また、前記雄ねじ部がフック側に備えられていることを特徴とする。
以下、本発明に係るルアーを実施するための最良の形態を図面に基づいて説明する。
図1〜図5は、本発明に係るルアーの第1形態を示す構成図、図6及び図7は、該ルアーの作用図、図8は、本発明に係るルアーの第2形態を示す構成図、図9は、本発明に係るルアーの第3形態を示す構成図である。図10〜図12は、本発明に係るルアーの第4形態を示す構成図である。
なお、本形態のルアーは、「餌木(えぎ)」タイプのものを例示し、以下の説明では、「餌木(えぎ)」として説明するが、本発明のルアーは、餌木タイプに限るものではなく、合成樹脂材や木材から形成される、いわゆるハードルアーと呼ばれるものであればよい。
本形態の餌木1は、小魚を模した形状に形成されたボディ2の一端に、フック3が保持手段4を介して着脱可能に装着され、他端には、ライン、又はスイベルやサルカン、更には、スナップやスナップリングなどの各種連結具(図示せず)が連結されるアイ5が固定されている。
なお、以下では、フック3側を後側とし、アイ5側を前側という。また、本形態の餌木1は、シンカー(錘、図示せず)がボディ2に内蔵されたものであるが、本発明では、このシンカーが露出した餌木も含まれる。
ボディ2は、合成樹脂材や木材を所定形状に形成し、各種着色(図示せず)及び模様を施してなる周知の形態のものである。また、ボディ2の後端部20は、平面状に形成されており、該後端部に保持手段4の一方を構成する雌ねじ部41が凹設されている。図中、符号21は、模様の一部を構成するフェイスアイ(目玉模様)であり、符号22は、餌木1を落とし込んだり泳がせたりする際に姿勢を安定させるウイング部であり、小魚の鰭部分を模してある。
フック3は、丸棒状の固定管30の外周に複数の針からなる笠針31を直列2段状に固着したフック本体3Aと、前記保持手段4の他方を構成する雄ねじ部42と、前記固定管30と雄ねじ部42の間に介在され、該雄ねじ部42と前記雌ねじ部41との螺合及び螺合解除操作時に使用される螺合操作体3Bとから構成されている。前記フック本体3Aを構成する固定管30の外周に2本の笠針31は、ともにステンレス製、又はさび止め剤をコーティングした鉄製の周知の形態のものである。
前記螺合操作体3Bの前端部32は、ボディ2の後部を構成する形状に形成されており、図示するように、前記ボディ2の後端部20の平面と適合する平面として形成され、且つ平面外形がボディ2の後端部20の平面外形と同一形状に形成されている。さらに、螺合操作体3Bの外周は、該ボディ2の外周の曲線や曲面に段差なく連続するように形成されている。また、螺合操作体3Bの前端部32には、前記雄ねじ部42が一体に突設されており、この螺合操作体3Bを螺合方向に回転させることにより、雄ねじ部42が雌ねじ部41に螺合されて、フック3がボディ2に装着され、反螺合方向へ回転させることにより螺合が解除されてフック3がボディ2から取外されるようにしている。
保持手段4は、前記雌ねじ部41と雄ねじ部42との螺合状態を保持及び保持解除するものであり、雄ねじ部42の前端側に設けられた係合凹部6と、該係合凹部6と相互に係脱するものであって、雌ねじ部41の前端側(凹部分の終端側)に設けられた係合突部7と、前記螺合動作及び反螺合動作に連続する係脱動作に対して抵抗力を与える抵抗力付与手段と、を備えている。
第1形態〜第2形態の抵抗力付与手段は、前記係合凹部6と係合突部7との係脱時に、係脱方向に弾性的につぶれ変形し、該つぶれ変形から弾性復帰させる弾性力を抵抗力として作用するようにした弾性部8である。
前記係合凹部6は、雄ねじ部42の前端に突設された筒体61の前端縁61Aの径方向で正対する2箇所に設定された弾性部8の弾性力が作用する位置に、前後方向に沿って切欠き形成されている。前記係合突部7は、雌ねじ部41の前端側に前記筒体61の前端縁61Aと対向するように、該前端縁61A方向に突設されている。
前記弾性部8は、係合凹部6と係合突部7との係脱時には、係合凹部6の位置を前後方向に変更するように弾性変形し、係脱終了時には、係合凹部6を元の位置に戻すように弾性力が作用するようにされている。また、係合凹部6と係合突部7の位置関係は、前記ボディ2と螺合操作体3Bとが適合したときに係合する位置に設定されている。
すなわち、本形態の保持手段4は、雌ねじ部41に対する雄ねじ部42の螺合動作に連続すると共に、螺合終了時において、係合凹部6と係合突部7が弾性部8の弾性変形力に抗して係合すると共に、弾性部8の弾性力で係合が保持されることにより、これら雌ねじ部41に対する雄ねじ部42の螺合状態を保持するようにしている。また、係合凹部6と係合突部7とが係合した時点で、螺合操作体3Bの前端部32とボディ2の後端部20とがずれなく適合状に接触するようにしている。また、雌ねじ部41に対する雄ねじ部42の螺合状態からの反螺合動作に連続して、係合凹部6と係合突部7の係合が弾性部8の弾性変形力に抗して解除されることにより、これら雌ねじ部41に対する雄ねじ部42の螺合状態の保持を解除するようにしている。
保持手段4をより具体的に説明する。前記筒体61は、硬質の合成樹脂材などを用いて、径方向に力を加えると筒体61がつぶれるように変形する程度の厚みとして形成されている。前記係合凹部6は、筒体61の前端縁61Aを前側に突出させた突出部61Bの前端部610に凹設されている。また、係合凹部6は、雄ねじ部42の螺合動作側の側部61Cが、前後方向に平行な直線状に形成され、底部61Dが、前記側部61Cから反螺合動作側の側部61Eに向かって前側に比較的緩やかに傾斜する傾斜状に形成され、前記側部61Eは、前記前端縁61Aに向かって反螺合方向へ、前記側部61Cの直線に近い比較的急な角度で傾斜する傾斜状に形成されている。前記突出部61Bの前端部610は、反螺合方向側から螺合方向側に周方向に沿って前側に突出するように傾斜しており、この傾斜により、前記側部61Cの前端が側部61Eの前端よりも前側に突出した状態に形成される。
前記係合突部7は、硬質の合成樹脂材などを用いて、前記筒体61の径線上に沿うと共に、該径線上で向かい合う該筒体61の前端縁61Aに正対するように形成されている。すなわち、この係合突部7は、雌ねじ部41に対する雄ねじ部42の螺合動作により、前記筒体61の前端縁61Aに近づいて接触すると共に、螺合動作の継続により、前端縁61Aに対して摺動しながら、前記突出部61Bに至って前記係合凹部6に嵌るように係合するようにしている。また、この係合突部7は、雌ねじ部41に対する雄ねじ部42との反螺合動作により、前記係合凹部6から脱出して係合解除されるようにしている。
前記筒体61における突出部61Bの後側周面には、該突出部61Bに対して前後方向の弾性を与えるための弾性部8が設定されている。
本形態の弾性部8は、周方向に長い長孔であり、筒体61の周面に開孔されており、前記突出部61Bに対して後側へ押す力が加わったときに、後側につぶれるように変形しようとするその抵抗力と、変形から復帰しようとするその復帰力とで弾性力が作用するようにしている。すなわち、この長孔状の弾性部8は、係合突部7が螺合動作で前端縁61Aから突出部61Bに至ったとき、及び反螺合動作で係合凹部6から脱出するときに、突出部61Bに対して作用する後側へ押す力により、後側につぶれて係合凹部6に対して前記弾性力を作用させるものである。
次に、ボディ2に対するフック3の着脱における保持手段4の作用を具体的に説明する。
本形態では、ボディ2に対するフック3の着脱動作は、フック3に設けられた螺合操作体3Bを不動状態として持ち、ボディ2を螺合及び反螺合操作して、該螺合操作体3Bに突設された雄ねじ部42に対してボディ2に凹設された雌ねじ部41を螺合及び反螺合する動作として説明する。
なお、ボディ2に対するフック3の着脱における着脱動作は、ボディ2を不動状態として持ち、螺合操作体3Bを螺合及び反螺合操作してもよい。
先ず、前記ボディ2を螺合動作(図6の実線で示す矢印)すると、係合突部7が筒体61の前端縁61Aに接近し接触する。更に、螺合動作を続けると、係合突部7が前端縁61Aを摺動して突出部61Bの前端部610に至り、連続して該前端部610を摺動する。このとき、螺合動作に対して係合突部7が前端部610の傾斜に沿って摺動するときの抵抗が作用し、該抵抗に抗して螺合動作を続けると、係合突部7が突出部61Bに対して後側へ押す力を加え、この後側へ押す力で前記弾性部8を後側につぶすように変形させる(図6仮想線及び仮想線で示す矢印)。そして、前記弾性部8の後側へのつぶれ変形に伴って、突出部61Bが、その前端部610の位置を後側に移動させるように変形する(図6仮想線及び仮想線で示す矢印)。
すなわち、前記螺合動作では、係合突部7が突出部61Bの前端部610に対して押付けられる力が、前端部610の傾斜及び係合突部7の前端部610への接近により、徐々に強くなって、係合突部7に対する摺動抵抗を大きくしようとするが、この押付けられる力を、前記弾性部8の後側へのつぶれ変形に伴う突出部61Bの後側への変形移動により吸収して低減することができる。したがって、係合突部7が前記前端部610に接触した状態においても前記螺合動作を行なうことができる。
前記のように突出部61Bが移動変形すると同時に、該突出部61Bにはこの移動変形から復帰する方向の弾性部8の弾性が作用する。
すなわち、前記螺合動作を更に続け、前記係合突部7が係合凹部6に至ると、前記突出部61Bが移動変形から弾性的に復帰することにより、係合突部7が係合凹部6に対して嵌まり込むように係合する。そして、この係合状態において、前記螺合操作体3Bがボディ2に対して適合した状態で、ボディ2に対してフック3が装着される。
また、前記係合状態から反螺合動作(図7で示す矢印)すると、係合突部7が係合凹部6の底部61Dの傾斜を摺動すると共に、該底部61Dから連続して係合凹部6の側部61Eの傾斜を摺動することにより、前記螺合動作と同様に突出部61Bが後側へ移動変形する(図7仮想線及び仮想線で示す矢印)。そして、この移動変形により、係合突部7が係合凹部6の底部61Dから突出部61Bの前端部610方向へ向かって摺動すると共に、該前端部610に至り、更に、反螺合動作すると係合突部7が前端部610の傾斜を筒体61の前端縁61Aに向かって摺動する。このとき、係合突部7の前端部610の傾斜から筒体61の前端縁61Aに向かう摺動時において、突出部61Bがその移動変形から弾性的に元の位置に復帰する。更に、ボディ2を反螺合動作することによって、フック3をボディ2から取外すことができる。
本形態の餌木1によれば、保持手段4における係合状態では、係合凹部6の側部61Cに係合突部7が接触することにより、この係合状態以上の螺合動作が阻止されており、ボディ2又はフック3に対して螺合方向の力が作用しても、この係合状態以上の螺合による締め込みが行われない。
すなわち、雌ねじ部41の雄ねじ部42に対する過剰な螺合締め込みを防止して、螺合を解除できなくなったり、雄ねじ部42をねじ切ってしまったりというようなことを防止することができる。
また、前記係合状態では、比較的急な角度の傾斜である係合凹部6の側部6Eに係合突部7が接触することにより、反螺合動作に対して突出部61Bの移動変形による抵抗が作用している。
すなわち、螺合のみによるボディ2に対するフック3の装着状態よりも、確実にその装着状態を保持することができる。更に、雌ねじ部41の雄ねじ部42に対する螺合が緩めであっても、前記したように係合凹部6と係合突部7の嵌りあいによる係合で装着状態を保持しているので、ボディ2に対するフック3の装着状態の保持ができ、しかも、雌ねじ部41の雄ねじ部42に対する螺合動作及び反螺合動作が容易である。
また、ボディ2に対するフック3の着脱操作を、螺合操作体3Bを持って行えるので、フック本体3Aを手で持って行う際の、笠針31の曲がりや針先が指に刺さるなどの可能性を回避することができる。更に、螺合操作体3Bは、ボディ2の一部を構成するものであると共に、係合凹部6と係合突部7とが係合した位置において、ボディ2に対して適合するので、ボディ2に対してフック3を装着した状態において、餌木1本来の形状を確保することが容易であり、しかもこの形状の確保により、水中における動きを損ねることがない。
前記係合突部7は、ボディ2が繰り返し何度も使用されるものであり、フック3が消耗部品であるという観点から、前記弾性部8の弾性力よりも強い素材および/又は筒体61よりも硬い素材から構成することが好ましい。これによれば、係合突部7に対して係合凹部6が接触して摺動するときの摩擦による係合突部7の磨耗を抑制することができる。この係合突部7が磨耗すると、前記係合凹部6の係合ができなくなり、雄ねじ部42と雌ねじ部41の螺合が保持できない状態となるため、本発明の目的が達成できなくなってしまう。すなわち、この磨耗を抑制することによって、長期間に亘って、フック3の着脱容易性を確保した上で、フック3の装着状態を確実に保持できる。
次に、本発明に係る餌木1の第2形態を説明すると、本形態では、前記弾性部8を圧縮ばねとしたものである。
なお、以下では、要部のみを図示、説明すると共に、第1形態と重複する部分の説明を、図面に同符号を付すことにより省略する。
本形態の餌木1は、雄ねじ部42と筒体61とが分離しており、該雄ねじ部42と筒体61との間に、圧縮ばねとした弾性部8が介在されている。弾性部8は、一端を雄ねじ部42の前端に固着し、他端を筒体61の後端に固着してあり、螺合動作及び反螺合動作のときに、前記第1形態と同様に、筒体61の突出部61Bに対して係合突部(図示せず)の後側へ押す力が作用することで、弾性部8が圧縮して該筒体61を後方へ移動させることができる。
そして、弾性部8の弾性力により、係合凹部6と係合突部との係合状態を保持することができる。
また、第2形態においても、係合突部7を前記弾性部8の弾性力よりも強い素材および/又は筒体61よりも硬い素材から構成することが好ましい。
次に、本発明に係る餌木1の第3形態を説明すると、本形態では、フック3側に雌ねじ部41を凹設し、ボディ2側に雄ねじ部42を突設したものである。
なお、以下では、要部のみを図示、説明すると共に、第1形態と重複する部分の説明を、図面に同符号を付すことにより省略する。
本形態の餌木1は、螺合操作体3Bの前端に雌ねじ部41が凹設され、該雌ねじ部41の後端側(凹部分の終端側)に、第1形態と同様の係合突部7を突設している。また、雄ねじ部42の後端側には、前記第1形態と同様の突出部61B及び係合凹部6、更には弾性部8が形成された筒体61が固着されている。この形態によっても、筒体61の突出部61Bに対して係合突部7の後側へ押す力が作用することで、弾性部8の前側(第1形態では後側)へのつぶれ変形に伴って、突出部61Bが前側(第1形態では後側)に移動変形させることができる。そして、前記弾性部8の弾性力により、係合凹部6と係合突部7との係合状態を保持することができる。
前記第3形態においても、第2形態と同様に、弾性部8を圧縮ばねとし、該弾性部8を筒体61と雄ねじ部42の後端側(第2形態では前端側)とに介在した形態としてもよい(図示せず)。この第3形態の場合、前記第1形態及び第2形態とは逆に、筒体61を係合突部7よりも硬い素材から構成することが好ましい。
次に、本発明に係る餌木1の第4形態を説明すると、本形態は、雄ねじ部42自身が弾性部(抵抗力付与手段)として機能するようにしたものである。
本形態の雄ねじ部42は、係脱方向につぶれ変形するとともに、該つぶれ変形から復帰する弾性を有する弾性材(たとえば、硬質の熱可塑性合成樹脂、硬質の熱硬化性樹脂など)を用いて形成してある。該雄ねじ部42の先端面42Aには、前記係合突部7に対して係脱する係合凹部6が凹設されている。
本形態の係合凹部6は、前記先端面42Aに、前記係合突部7が適合状に係合するように、前記先端面42Aの中心線に沿うように凹設されている。また、前記係合凹部6は、断面円弧状の凹形状に形成され、前記係合突部7は、係合凹部6の凹形状と適合する断面円弧状の凸形状に形成されている。
次に、ボディ2に対するフック3の着脱における保持手段4の作用を具体的に説明する。
本形態では、ボディ2に対するフック3の着脱動作は、フック3に設けられた螺合操作体3Bを不動状態として持ち、ボディ2を螺合及び反螺合操作して、該螺合操作体3Bに突設された雄ねじ部42に対してボディ2に凹設された雌ねじ部41を螺合及び反螺合する動作として説明する。
なお、ボディ2に対するフック3の着脱における着脱動作は、ボディ2を不動状態として持ち、螺合操作体3Bを螺合及び反螺合操作してもよい。
まず、前記ボディ2を螺合動作すると、前記係合突部7が前記雄ねじ部42の先端面42Aに接近し接触する。さらに、螺合動作を続けると、係合突部7が前記先端面42Aを摺動する。このとき、螺合動作に伴って係合突部7が前記先端面42Aを押しながら摺動するため、この押しながらの摺動が螺合動作に対する抵抗力となる。そして、該抵抗力に抗して螺合動作を続けると、係合突部7が前記先端面42Aに対して後側へ押す力を加え、この後側へ押す力で前記先端面42Aを後側につぶすように変形させる。
すなわち、前記螺合動作では、前記係合突部7の前記先端面42Aに対して押付ける力が、螺合動作による係合突部7と先端面42Aの接近により、徐々に強くなって、係合突部7に対する摺動抵抗力を大きくしようとするが、この摺動抵抗力を、前記先端面42Aの後側へのつぶれ変形により吸収して低減することができる。したがって、前記係合突部7が前記先端面42Aに接触した状態においても前記螺合動作を行なうことができる。
また、前記先端面42Aがつぶれ変形すると同時に、該先端面42Aにはこのつぶれ変形から弾性的に復帰する力が作用する。
すなわち、前記螺合動作を更に続け、前記係合突部7が係合凹部6と平行となる位置に至ると、前記先端面42Aがつぶれ変形から弾性的に復帰することによって、係合突部7が係合凹部6に対して嵌まり込むように係合する。そして、この係合状態において、前記螺合操作体3Bがボディ2に対して適合した状態で、ボディ2に対してフック3が装着される。
前記係合状態から反螺合動作すると、前記係合突部7には、前記係合凹部6と適合状に係合していることによる抵抗力が作用する。該抵抗力に抗して反螺合動作すると、係合突部7が前記係合凹部6に対して周方向に押付ける力を加えることにより該係合凹部6を周方向につぶれ変形させる。そして、このつぶれ変形により、前記抵抗力を吸収して低減することで反螺合動作を行うことができる。また、この反螺合動作では、雌ねじ部41が雄ねじ部42から抜ける動作となり、この動作に伴って前記係合突起7が係合凹部を周方向に変形させながら該係合凹部6から脱出する。更に、ボディ2を反螺合動作することによって、前記フック3をボディ2から取外すことができる。
本形態の餌木1によれば、保持手段4における係合状態では、係合凹部6と係合突部7とが適合状に係合していることにより、この係合状態以上の螺合動作が阻止されており、ボディ2又はフック3に対して螺合方向の力が作用しても、この係合状態以上の螺合による締め込みが行われない。
すなわち、雌ねじ部41の雄ねじ部42に対する過剰な螺合締め込みを防止して、螺合を解除できなくなったり、雄ねじ部42をねじ切ってしまったりというようなことを防止することができる。
また、前記係合状態では、係合凹部6と係合突部7とが適合状に係合していることにより、反螺合動作に対して、係合凹部6と係合突部7とに抵抗が作用している。
すなわち、螺合のみによるボディ2に対するフック3の装着状態よりも、確実にその装着状態を保持することができる。更に、雌ねじ部41の雄ねじ部42に対する螺合が緩めであっても、前記したように係合凹部6と係合突部7の適合状の係合で装着状態を保持しているので、ボディ2に対するフック3の装着状態の保持ができ、しかも、雌ねじ部41の雄ねじ部42に対する螺合動作及び反螺合動作が容易である。
また、ボディ2に対するフック3の着脱操作を、螺合操作体3Bを持って行えるので、フック本体3Aを手で持って行う際の、笠針31の曲がりや針先が指に刺さるなどの可能性を回避することができる。更に、螺合操作体3Bは、ボディ2の一部を構成するものであると共に、係合凹部6と係合突部7とが係合した位置において、ボディ2に対して適合するので、ボディ2に対してフック3を装着した状態において、餌木1本来の形状を確保することが容易であり、しかもこの形状の確保により、水中における動きを損ねることがない。
係合突部7は、フック3が消耗部品であるという観点から、前記第1形態および第2形態と同様に、雄ねじ部42よりも硬い素材から構成することが好ましい。
また、第3形態と同様に、前記係合凹部6を前記雌ねじ部41側(ボディ2側)に設け、前記係合突部7を前記雄ねじ42側(フック3側)に設けた形態としてもよい(図示せず)。この場合、前記したように、フック3が消耗部品であるという観点から、前記ボディ2を前記係合突部7の素材よりも硬い素材から構成することが好ましい。
図13は、螺合操作体30Bの他の形態を示している。この螺合操作体30Bには、該螺合操作体30Bを螺合動作及び反螺合動作するための治具9が掛合する操作凹部300,301,302を備えたものである。前記操作凹部300,301は、前記螺合操作体30Bの側面31Bに、その径方向で向かい合うように凹設されている。前記操作凹部302は、前記螺合操作体30Bの側面31Bの、前記操作凹部300,301が向かい合う方向と直交する部位に凹設されている。
前記治具9は、前記操作凹部300,301,302に掛合する掛合突起91,92,93と、該掛合突起91,92,93を一体に備えた掛合部94と、該掛合部94と一体のハンドル部95とから構成されている。
前記掛合突起91は、平面C形を呈する前記掛合部92の一端部に、掛合突起92は、前記掛合部92の他端部に、掛合突起93は、掛合部の両端部間の縁部中央に突設され、図示するように、前記掛合突起91が前記操作凹部300に、掛合突起92が操作凹部301に、掛合突起93が操作凹部302に、それぞれ掛合するようにしている。
すなわち、前記操作凹部300,301,302に対して、前記掛合突起91,92,93を掛合した状態で、前記治具9を螺合方向及び反螺合方向に動作させることにより、ボディ2に対してフック3を着脱することができる。そして、前記治具9を使用することにより、フック3に手を触れず着脱できるので、着脱時において笠針31が曲がってしまうことや針先が指に刺さってしまうことなどを回避できる。
前記第1形態〜第4形態で例示した抵抗力付与手段(弾性部8、雄ねじ部42)は、いずれも、係合凹部6側に設定した形態のものであるが、本発明では、これらの形態に限るものではなく、係合突部7側に設定した形態も含む。例えば、係合突部7を係脱方向に移動可能に設け、該係合突部7に対して係合方向への弾性力を与えるように圧縮ばねなどの弾性部8を設けることによって達成できる(図示せず)。また、本発明では、弾性部8を係合凹部6側と係合突部7側の双方に設定した形態も含む(図示せず)。
前記雄ねじ部42は、第1形態及び第2形態のようにフック3側に突設してもよいし、第3形態のようにボディ側に突設してもよいが、消耗部品であるフック3側に突設することが好ましい。ボディ2は、消耗品ではなく何度も使用するものであって、餌木1の価格のほとんどを占めるものであるので、ボディ2側にある雄ねじ部42が折れるということは、餌木1自体が使用不可能な破損ということになり、交換に要する費用が餌木1の価格となって高価なものになってしまう。逆に、雄ねじ部42がフック3側にある場合に雄ねじ部42が折れても、フック3自体が消耗部品であるため、交換に要する費用は、フック3のみの価格であって安価である。すなわち、雄ねじ部42はフック3側に突設した形態であれば、雄ねじ部42の破損時の交換費用を安価にすることができる。ただし、雄ねじ部42がフック3側又はボディ2側のいずれにあっても、保持手段4の螺合状態の保持効果が変わるものではない。
本発明の餌木は、第1形態〜第4形態で例示したように、螺合操作体3Bを備えていない形態も含む。この場合、ボディ2とフック3の着脱操作する際の、笠針31の曲がりや針先が指に刺さることなどを回避するために、図13及び図14に示すように、フック3とは別部材とする螺合操作カバー3Cを用いるとよい。本形態の螺合操作カバー3Cは、ゴムのような軟質の合成樹脂材を用いた略円筒状をなす本体部31Cの一端面に、フック3における笠針31の針を1本毎に嵌合保持可能な保持凹部32Cが凹設されてなる。
すなわち、前記螺合操作カバー3Cを笠針31に被せるように嵌合し、この螺合操作カバー3Cを持って螺合動作及び反螺合動作をすることにより、ボディ2とフック3の着脱操作する際の、笠針31が曲がってしまうことや針先が指に刺さってしまうことなどを回避できる。
前記保持凹部32Cは、螺合操作カバー3Cの中心と同心とすると共に、フック本体3Aにおける笠針31の保持部310が嵌合する径の保持部嵌合凹部320と、該保持部嵌合凹部320の周縁から径方向外側に向かって、笠針31の針数と同数であって、該笠針31の針位置と同位置になるように複数形成された笠針嵌合凹部330とから構成されている。また、前記保持凹部32Cの深さは、少なくとも、針先が螺合操作カバー3Cから突出しない程度とするが、本形態のような2段状の笠針の場合、ボディ2側の針先が螺合操作カバー3Cから突出しない程度とするのが好ましい。
前記螺合操作カバー3Cによれば、該螺合操作カバー3Cを笠針31に被せるように嵌合し、この螺合操作カバー3Cを持って螺合動作及び反螺合動作をすることにより、ボディ2とフック3の着脱操作する際の、笠針31の曲がりや針先が指に刺さるなどの可能性を回避できる。また、この螺合操作カバー3Cは、餌木1を保管するときや持ち運ぶとき、更には、餌木1にライン(図示せず)を結ぶときなどのカバーとしても機能し、例えば、タックルボックスなどの収納箱に収納するときに、笠針31同士が引っ掛かるようなことを回避でき、しかも、釣り場に入るときに、いくつかのフックを服のポケットなどに入れておいても、笠針31がポケット内に引っ掛かるようなことも回避できる。
更に、この螺合操作カバー3Cを、交換用のフック3毎に被せておくことにより、フックの交換作業が、フック3に螺合操作カバー3Cを被せる第1工程、フック3を外す第2工程、他の螺合操作カバー3Cを被せた交換用のフック3を取り付ける第3工程という3つの工程の作業で行える(図示せず)。しかしながら、交換用のフック毎に螺合操作体を被せていない場合では、フック3に螺合操作カバー3Cを被せる第1工程、該フックを外す第2工程、外したフックから螺合操作カバー3Cを外す第3工程、該螺合操作カバー3Cを交換するフックに被せる第4工程、該フックをボディに取り付ける第5工程という5つの工程を要している(図示せず)。すなわち、螺合操作カバー3Cを、交換用のフック3毎に被せておくことによれば、フックの交換作業を迅速に行うことができる。
また、前記螺合操作カバー3Cは、フック毎に被せることによって、フックを保管するときや持ち運ぶときのカバーとしても機能し、例えば、タックルボックスなどの収納箱に収納するときに、笠針同士が引っ掛かるようなことを回避でき、しかも、釣り場に入るときに、いくつかのフックを服のポケットなどに入れておいても、笠針がポケット内に引っ掛かるようなことも回避できる。この場合、螺合操作カバー3Cの周面などに、フックの種類やサイズなどを記載しておくことにより、交換時のフック3の選択を容易に、且つ迅速に行うことができる(図示せず)。
すなわち、螺合操作カバー3Cの構成は、少なくとも、手で持つ部位である本体部31Cの一端面に、フック3が嵌合される保持凹部32Cが凹設されてなる。前記本体部31Cは、ゴムのような軟質の合成樹脂材を用いて形成することにより、フック3に対する着脱時において、保持凹部32Cに笠針31の針先が引っ掛かったときに該針先をつぶしてしまうようなことを回避できる。
前記本体部31Cは、円筒状に限らず、前記保持凹部32Cが凹設できる形状であれば、どのようなものでもよい(図示せず)。また、本体部31Cの側周面に、凹部又は凸部を一個又は複数個形成してもよく、この場合、凹部又は凸部フック3の着脱操作時の滑り止めとして機能させることができる(図示せず)。
なお、本発明は、例示した実施の形態に限定するものでは無く、特許請求の範囲の各項に記載された内容から逸脱しない範囲の構成による実施が可能である。
本発明に係る餌木の第1形態を示す構成図で要部を切欠して示す。 図1の要部拡大図。 図2においてフックとボディを分離した状態を示す。 (a)は図3の(a)-(a)線矢視図、(b)は図3の(b)-(b)線矢視図。 図4の(5)-(5)線拡大断面図。 保持手段の係合凹部と係合突部の係合状態に至る作用図。 保持手段の係合凹部と係合突部の係合解除状態に至る作用図。 本発明に係る餌木の第2形態を示す構成図。 本発明に係る餌木の第3形態を示す構成図。 本発明に係る餌木の第4形態を示す構成図。 図10においてフックとボディを分離した状態を示す。 (a)は図11の(a)-(a)線矢視図、(b)は図11の(b)-(b)線矢視図。 螺合操作体の他の形態を示す断面図。 螺合操作カバーの断面図。 図14の(15)-(15)矢視図。
符号の説明
1:餌木
2:ボディ
3:フック
4:保持手段
41:雌ねじ部
42:雄ねじ部(抵抗力付与手段)
3B:螺合操作体
6:係合凹部
7:係合突部
8:弾性部(抵抗力付与手段)

Claims (6)

  1. ボディとフックとが螺合構造を介して着脱可能に連結されているルアーにおいて、
    前記螺合構造は、
    前記ボディ又はフックの一方側に突設された雄ねじ部と、
    他方側に凹設された雌ねじ部と、
    前記雄ねじ部と雌ねじ部の螺合状態を保持する保持手段と、
    を備え、
    前記保持手段は、
    前記雄ねじ部又は雌ねじ部の一方側に設けられた係合凹部と、
    他方側に前記係合凹部に対して係脱するように設けられた係合突部であって、螺合動作に連続して前記係合凹部に対して係合するとともに、反螺合動作に連続して係合が解除される係合突部と、
    前記螺合動作及び反螺合動作に連続する係脱動作に対して抵抗力を与える抵抗力付与手段と、
    を備えていることを特徴とするルアー。
  2. 前記抵抗力付与手段は、前記係脱方向につぶれ変形するとともに、該つぶれ変形から復帰する弾性を有していることを特徴とする請求項1に記載のルアー。
  3. 前記抵抗力付与手段は、前記雄ねじ部を、前記係脱方向につぶれ変形するとともに、該つぶれ変形から復帰する弾性を有する弾性材で形成してなることを特徴とする請求項1又は2に記載のルアー。
  4. 前記フックに、螺合操作のための螺合操作体が備えられていることを特徴する請求項1ないし3いずれか1項に記載のルアー。
  5. 前記螺合操作体は、ボディの一部を構成するものであることを特徴とする請求項4に記載のルアー。
  6. 前記雄ねじ部がフック側に備えられていることを特徴とする請求項1ないし5いずれか1項に記載のルアー。
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KR102275035B1 (ko) * 2020-11-10 2021-07-08 박민구 두족류 낚시용 어구

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