JP2010035430A - 香気成分を含有するミネラル塩構造物とその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】香気成分を含有するミネラル塩は前述の通り香気成分が均一に含有され、かつ香りの持続性に優れたミネラル塩構造物及びその製造方法を提供すること。
【解決手段】ミネラル塩と糖質を主成分とする組成物とからなり、該ミネラル塩と糖質を主成分とする組成物とが重量比80:20〜10:90であり、かつ同時に該糖質を主成分とする組成物中に香気成分を含有することを特徴とするミネラル塩構造物。該ミネラル塩構造物は、糖質を溶融する工程、得られた溶融物を濃縮する工程、香気成分を濃縮した溶融物と混合する工程及び得られた混合物を成形・冷却する工程において、第1工程前、第1工程と第2工程の間、第2工程と第3工程の間、第3工程と第4工程の間のいずれかで1回あるいは2回以上に分けてミネラル塩を添加することによって製造する。
【選択図】なし
【解決手段】ミネラル塩と糖質を主成分とする組成物とからなり、該ミネラル塩と糖質を主成分とする組成物とが重量比80:20〜10:90であり、かつ同時に該糖質を主成分とする組成物中に香気成分を含有することを特徴とするミネラル塩構造物。該ミネラル塩構造物は、糖質を溶融する工程、得られた溶融物を濃縮する工程、香気成分を濃縮した溶融物と混合する工程及び得られた混合物を成形・冷却する工程において、第1工程前、第1工程と第2工程の間、第2工程と第3工程の間、第3工程と第4工程の間のいずれかで1回あるいは2回以上に分けてミネラル塩を添加することによって製造する。
【選択図】なし
Description
本発明は、香気成分を含むミネラル塩の構造物とその製造方法に関する。
食塩に代表されるミネラル塩は、人体の活動に必要なミネラルの供給源として生理学的に必要不可欠であると同時に、味質の一つである鹹味を呈するため、調味学的にも重要であり古くから重要な調味料として広く人類に使用されてきた。
ミネラル塩は単体ではシャープに鹸味を呈するため、十分に味・香りを有する食品に対してはそのまま使用されることもあるが、味・香りが不十分な食品に使用する際や、バリエーションを持たせる目的で他の調味料や、食品、香辛料等と併用される場合が多い。これら成分との併用を簡便にするためにプレミックスされた調味料が多く存在する。例えば醤油や、味噌のように全く形態を異にするもの、塩コショウや、ゆず塩のように単に香辛料等と混合したものなどがある。
このようなミネラル塩加工品の開発の中で、特に香りに着目して、香気成分を含有するミネラル塩の開発がなされてきた。
特許文献1に提案されているミネラル塩加工品は食塩自体に移り香で匂いをつけようとするものであり、使用できる香気成分が移り香として食塩に吸着するものに限定される。また、比較的平滑な食塩結晶の表面に付着しているに過ぎないので、保持能力が低く含有できる香気成分の量が大きく制限され、且つ、周囲に香気を分散させ易いことから、そのままの状態では食する時すなわち必要な時以外にも周囲に香気を発してしまうし、同時に香気成分を損失してしまう。揮発以外にも外界との相互作用、例えば熱や光による影響、酸素や水による影響などによる劣化などのリスクにより、香気の持続性に問題があった。
特許文献2ではミネラル塩混合物と多孔性物質と香気成分との混合物が提案されているが、多孔性物質はその構造上嵩密度が低く、ミネラル塩との嵩密度との差から製品中に偏りを生じてしまうという問題があった。また、吸着性の高い多孔性物質を使用しているものの香気成分の担持方法は依然として吸着であり、周囲に香気を分散させ易いことから、そのままの状態では食する時つまり必要な時以外にも周囲に香気を発してしまうし、同時に香気成分を損失してしまう。揮発以外にも外界との相互作用、例えば熱や光による影響、酸素や水による影響などによる劣化などのリスクにより、香気の持続性に問題があった。
一方で、香気成分を外界との様々な相互作用、例えば揮発、熱や光による影響、酸素や水による影響などから保護することや、固体(粉末)化することを目的として、香気成分をカプセル化する方法が古くから用いられてきた。
その中で糖質を主成分とする組成物中に香気成分を封止する方法は揮発性物質の揮発による損失や、外界との相互作用による酸化などの劣化を良く防ぐ優れた方法であることが知られていた。
特許文献3は該技術の初期の例の一つであり、加熱したコーンシロップ中に香気成分を分散させ、押し出し成形する方法が提案されている。
特許文献4はショ糖と澱粉加水分解物との混合品を使用した食用油脂含有カプセルの製造方法が提案されており、グルタミン酸ソーダ等の呈味物質が添加剤として提案されている。グルタミン酸ソーダはミネラル塩ではないし、明細書中に使用目的及び使用量は明記されていないが、食用油脂含有カプセルを調味する目的と考えられ、その場合使用量は多くとも1重量%程度となるものと推定される。
特許文献5は該技術の最近の例の一つであり、香気成分と糖質との均質溶融物を冷却する工程において、冷媒の温度を制限することによって品質の改善をなすという方法が提案されており、好適な材料としてイソマルト、ラクチトール、マンニトールが例示されている。
上記の特許文献及び該文献中で参照されている文献で提案されている技術は、いずれも単に香気成分乃至は油脂の糖質への封入によるカプセル化であり、新規なミネラル塩加工品を創出しようとする発明は示されていない。
また、塩飴として知られている、糖質を主成分とする組成物にミネラル塩と香気成分を含有してなるキャンディが存在するが、このキャンディにおいてミネラル塩はキャンディをそのまま食する前提で使用されており、ミネラル塩の濃度としては1〜5重量%程度である。
特開昭61−141859号公報
特開平05−336919号公報
特公昭34−5600号公報
特開昭61−12248号公報
特公2008−510695号公報
本発明は、上記従来の技術を鑑みて、香気成分を含有するミネラル塩は前述の通り香気成分が均一に含有され、かつ香りの持続性に優れたミネラル塩構造物及びその製造方法を提供することを課題とする。
本発明者らは、鋭意研究を重ねた結果、ミネラル塩と香気成分とを糖質を主成分とする組成物で構造物にすることによって上記課題の解決に至った。
すなわち、本発明の要旨は、
(1)ミネラル塩と糖質を主成分とする組成物とからなり、該ミネラル塩と糖質を主成分とする組成物とが重量比80:20〜10:90であり、かつ同時に該糖質を主成分とする組成物中に香気成分を含有することを特徴とするミネラル塩構造物、
(2)前記糖質がイソマルト、マンニトール及びラクチトールからなる群から1種または2種以上選ばれる前記(1)に記載のミネラル塩構造物、
(3)糖質を溶融する第1工程
得られた溶融物を濃縮する第2工程
香気成分を濃縮した溶融物と混合する第3工程及び
得られた混合物を成形・冷却する第4工程
を含み、第1工程前、第1工程と第2工程の間、第2工程と第3工程の間のいずれかにおいて、1回あるいは2回以上に分けてミネラル塩を添加することによって、前記(1)又は(2)に記載のミネラル塩構造物を製造する方法
に関する。
すなわち、本発明の要旨は、
(1)ミネラル塩と糖質を主成分とする組成物とからなり、該ミネラル塩と糖質を主成分とする組成物とが重量比80:20〜10:90であり、かつ同時に該糖質を主成分とする組成物中に香気成分を含有することを特徴とするミネラル塩構造物、
(2)前記糖質がイソマルト、マンニトール及びラクチトールからなる群から1種または2種以上選ばれる前記(1)に記載のミネラル塩構造物、
(3)糖質を溶融する第1工程
得られた溶融物を濃縮する第2工程
香気成分を濃縮した溶融物と混合する第3工程及び
得られた混合物を成形・冷却する第4工程
を含み、第1工程前、第1工程と第2工程の間、第2工程と第3工程の間のいずれかにおいて、1回あるいは2回以上に分けてミネラル塩を添加することによって、前記(1)又は(2)に記載のミネラル塩構造物を製造する方法
に関する。
本発明によれば、現代の香料開発技術によって得られる、あらゆる食品の香り、もしくは花等の食品以外の物の香り、あるいは自然には存在しない新規な香りまで、あらゆる香気成分を有するミネラル塩構造物を得ることができる。そしてその香りが外界との様々な相互作用、例えば揮発、熱や光による影響、酸素や水による影響などによっても大きく損なわれず、長期間高度に保持される。香気成分のカプセル化を十分に行うことができれば、従来の技術に見られたような、食する時つまり必要な時以外にも周囲に香気を発してしまう問題も防ぐことができるが、必要であれば持続性には香気成分を表面に付着させることで、部分的に持続性には劣るものの、多大な香気を周囲に発現させることも可能である。
本発明のミネラル塩構造物は、糖質を主成分とする組成物とからなり、該ミネラル塩と糖質を主成分とする組成物とが重量比80:20〜10:90であり、かつ同時に該糖質を主成分とする組成物中に香気成分を含有すること特徴とする。かかる特徴を有することで、揮発性に富んだ香気成分でもミネラル塩と均一に含有することができ、かつ香りの持続性に優れるという優れた効果が奏される。
本発明におけるミネラル塩構造物は、後述のような種々の用途に使用し得ることから、その使用用途にあわせて大きさ・形状を適宜選択すればよい。例えば、溶解させて使用する場合には必要量を一塊にしていかなる大きさ・形状でも使用できるが、溶解時間や使い易さを考慮すると0.1〜50mm程度の粒状が好適である。スナック菓子の調味のように、表面に付着しておく必要がある場合には、0.01〜1mm程度の粒状が好適である。
本発明におけるミネラル塩構造物は、後述のような種々の用途に使用し得ることから、その使用用途にあわせて大きさ・形状を適宜選択すればよい。例えば、溶解させて使用する場合には必要量を一塊にしていかなる大きさ・形状でも使用できるが、溶解時間や使い易さを考慮すると0.1〜50mm程度の粒状が好適である。スナック菓子の調味のように、表面に付着しておく必要がある場合には、0.01〜1mm程度の粒状が好適である。
本発明に使用されるミネラル塩は、食塩に代表される可食性の無機イオン化合物又はその混合物であれば何でも良く、無機イオン化合物の例としては塩化カリウム、塩化マグネシウム、硫酸マグネシウム、硫酸カルシウムなどが挙げられる。ただし、味質の面では食塩として流通しているもののように塩化ナトリウムを主体としたものが優れている。そのなかで、最近市場に出回っているいわゆる天然塩、すなわち海塩や、岩塩など、多種類のミネラルを含有するミネラル塩も使用できる。潮解性を有する無機塩を多く含む場合は最終製品において、ブロッキングの危険性や、保存状態によっては水溶液となった部分において外界との相互作用が発生してしまうため、香気成分の一部が失われてしまう危険性がある。最終製品の吸湿性が高い場合には、保存方法に注意を払うほかに、例えば炭酸カルシウムや、二酸化珪素、ラクトースやトレハロースなどの糖質、セルロースやその誘導体などの物質の添加あるいは混合によりブロッキングを防止することや、例えば油脂や蝋などの水分に対してバリア性の高い物質でコーティングするなどの方法をとることによって、ブロッキングや香気成分の損失を防ぐことができるが、使用に当たっては香気成分のカプセル化を阻害しない範囲で、また目的とする香気やその持続性、鹸味に大きな影響を与えない範囲内で添加する必要がある。
前記ミネラル塩の形状は、特に制限されないが、得られるミネラル塩構造物はミネラル塩以上の大きさとなるため、使用用途に合わせて適宜選択されるべきである。例えば、前述の構造物の大きさ・形状の例の場合では、使用するミネラル塩の平均粒径は0.001〜10mmが好ましい。
本発明に使用される糖質は、特に限定されないが、スクロース、グルコース、ラクトース、レブロース、フルクトース、マルトース、リボース、デキストローズ、イソマルト、ソルビトール、マンニトール、キシリトール、ラクチトール、マルチトール、ペンタトール、アラビノース、ペントース、キシロース、ガラクトース、水素化されたデンプン水解物、マルトデキストリン、に例示される糖質の1種類、あるいは2種類以上の混合物から選択される。特に製造工程での作業性の良さ、最終製品の吸湿性の低さ、及び甘味度の低さを鑑みるとイソマルト、マンニトール及びラクチトールが好適である。イソマルトは水素添加したパラチノースであればよく、三井製糖(株)からパラチニット、還元パラチノースとして販売されているものでもよい。
吸湿性が高い糖質を使用する場合は、保存状態によってはブロッキングなどの危険性のほかに、潮解が起こり水溶液となった部分において外界との相互作用が発生してしまうため、香気成分の一部が失われてしまう危険性がある。最終製品の吸湿性が高い場合には、保存方法に注意を払うほかに、例えば炭酸カルシウムや、二酸化珪素、ラクトースやトレハロースなどの糖質、セルロースやその誘導体などの物質の添加あるいは混合によりブロッキングを防止することや、例えば油脂や蝋などの水分に対してバリア性の高い物質でコーティングするなどの方法をとることによって、ブロッキングや香気成分の損失を防ぐことができるが、使用に当たっては香気成分のカプセル化を阻害しない範囲で、また目的とする香気やその持続性、鹸味に大きな影響を与えない範囲内で添加する必要がある。
本発明では、前記糖質は、糖質を主成分とする組成物として使用される。該組成物は、前記糖質を水と混合して溶融させた、必要であれば濃縮した後に、冷却・固化したものである。
前記のような糖質の溶融、濃縮、冷却、固化などの条件や手段は糖質を溶融して作製する公知の菓子類や、固体香料の製造方法において適宜採用すればよい。例えば、菓子類はキャンディであり、固体香料は特許文献3〜5に示される方法を応用して得られる。
前記のような糖質の溶融、濃縮、冷却、固化などの条件や手段は糖質を溶融して作製する公知の菓子類や、固体香料の製造方法において適宜採用すればよい。例えば、菓子類はキャンディであり、固体香料は特許文献3〜5に示される方法を応用して得られる。
本発明のミネラル塩構造物では、前記糖質を主成分とする組成物中に香気成分が含有される点に一つの大きな特徴がある。かかる特徴を有することで、揮発性に富む香気成分でも効率よく含有することができるため、香気の持続性がよくなり、かつミネラル塩構造物を食した際にミネラル塩由来の鹸味と香気成分由来の香気を同時に感じることができる。
本発明に用いられる香気成分は、室温で固体状又は液体状のものであれば特に限定されず、油溶性香料、水溶性香料や、乳化香料が使用できる。由来に関しては合成香料、天然抽出物のいずれも使用することができる。用いることができる香料の一例として、オレンジ油、レモン油、ペパーミント油、バニラのような精油類;アップルエッセンス、ストロベリーエッセンスのようなエッセンス類;β―カリオフィレンのようなアルコール類、バニリンのようなアルデヒド類、ギ酸ゲラニル、ギ酸ベンジル、酢酸エチルのようなエステル類;ビーフフレーバー、ポークフレーバー、チキンフレーバーのような調合香料を挙げることができる。
また、前記糖質を主成分とする組成物には前記のような糖質、香気成分以外にも、生産性・保存性の向上や、調味効果の増大のために、必要に応じて後述するような他の添加剤を含むことができる。
本発明のミネラル塩構造物では、前記ミネラル塩と糖質を主成分とする組成物(ミネラル塩:糖質を主成分とする組成物)とが重量比80:20〜10:90である。前記ミネラル塩の重量比が10重量%よりも低いと、必要な鹸味の発現のための使用量が多くなり、同時に糖質の量が多くなってしまうので、甘みが強く出てしまう場合があり、また80重量%よりも高いと糖質を主成分とする組成物とミネラル塩とを均一に混合することが困難となり、つまり香気成分の均一性が損なわれる。
また、本発明においてミネラル塩構造物とは、前記ミネラル塩と、香気成分を含有する糖質を主成分とする組成物とが混合された状態の固形物をいう。前記ミネラル塩と香気成分とは糖質を主成分とする組成物中に均一に分散していてもよいし、1個のミネラル塩の表面が香気成分を含む糖質を主成分とする組成物で部分的又は完全に被覆されていてもよいし、複数のミネラル塩同士が香気成分を含む糖質を主成分とする組成物で結合されていてもよい。
また、本発明のミネラル塩構造物は、食すると主として鹸味と香気を感じることができるが、必要であれば使用時に別の甘味剤を併用することができる。したがって、甘味度が低い糖質を使用したミネラル塩構造物の場合、汎用性に優れたものとなる。糖質によってもたらされる甘味が強すぎる場合には、甘味をマスキングする物質、例えばメントールやその誘導体等の冷涼感を与える物質や、酸味料、苦味料等を添加することによって汎用性を高めることができるが、使用に当たっては香気成分のカプセル化を阻害しない範囲で、また目的とする香気やその持続性、鹸味に大きな影響を与えない範囲内で添加する必要がある。
また、本発明に用いられる他の添加剤としては、香気成分の乳化が必要な場合には乳化剤が必要である。他には小割合の呈味料、調味料、酸味料、着色料、酸化防止剤、吸湿防止剤、固結防止剤、食物繊維やその誘導体などが単体やあるいは二種類以上を組み合わせて任意に併用できるが、香気成分のカプセル化を阻害しない範囲で、また目的とする香気やその持続性、鹸味に大きな影響を与えない範囲内で添加する必要がある。
また、本発明のミネラル塩構造物は、保存・使用に当たって、保存性の向上や調味効果の増大のため、必要に応じて他の物質を併用できる。
場合によっては各種の野菜、穀類、果実、海藻類、茸類、鳥獣類、魚類、乳加工品、卵、酵母、香草、香辛料やこれらの抽出物、香味油などの食品素材を単体やあるいは二種類以上を組み合わせて任意に併用できるが、香気成分のカプセル化を阻害しない範囲で、また目的とする香気やその持続性、鹸味に大きな影響を与えない範囲内で添加する必要がある。
場合によっては各種の野菜、穀類、果実、海藻類、茸類、鳥獣類、魚類、乳加工品、卵、酵母、香草、香辛料やこれらの抽出物、香味油などの食品素材を単体やあるいは二種類以上を組み合わせて任意に併用できるが、香気成分のカプセル化を阻害しない範囲で、また目的とする香気やその持続性、鹸味に大きな影響を与えない範囲内で添加する必要がある。
本発明のミネラル塩構造物は、
糖質を溶融する第1工程
得られた溶融物を濃縮する第2工程
香気成分を濃縮した溶融物と混合する第3工程及び
得られた混合物を成形・冷却する第4工程
を含み、第1工程前、第1工程と第2工程の間、第2工程と第3工程の間、第3工程と第4工程の間のいずれかにおいて、1回あるいは2回以上に分けてミネラル塩を添加することによって製造することができる。
糖質を溶融する第1工程
得られた溶融物を濃縮する第2工程
香気成分を濃縮した溶融物と混合する第3工程及び
得られた混合物を成形・冷却する第4工程
を含み、第1工程前、第1工程と第2工程の間、第2工程と第3工程の間、第3工程と第4工程の間のいずれかにおいて、1回あるいは2回以上に分けてミネラル塩を添加することによって製造することができる。
前記第1工程、第2工程および第3工程は、糖質を溶融して作製するキャンディ、または固体香料の製造方法に準じて行えばよい。したがって、第1工程において、糖質を溶融する装置、温度など、第2工程において糖類の溶融物を濃縮する手法、温度条件など、及び第3工程において香気成分と糖類の溶融物とを混合する手法については、使用する糖質や香気成分の種類に準じて、公知の方法に従って適当なものを選択すればよい。
第3工程における香気成分と濃縮した溶融物との混合条件としては、糖質が溶融状態で香気成分と混合されればよいが、例えば、糖質の溶融物の温度が80〜140℃で混合を行うことが好ましく、90〜120℃で混合を行うことがより好ましい。温度が高すぎる場合には、揮発による損失が生じるのみならず、糖質が焦げてしまい、焦げ臭を発する場合や、さらには本発明の構造物の形成が十分に行えなくなる場合がある。また、混合時には溶融物を攪拌しながら行えばよい。
また、ミネラル塩を添加するタイミングとしては、第1工程前、第1工程と第2工程の間、第2工程と第3工程の間、第3工程と第4工程の間のいずれかにおいて、1回あるいは2回以上に分けて行うが、本発明では各工程において基本的にミネラル塩が固体として存在するため、使用するミネラル塩の大きさ・形状によっては流路での滞留・詰まりなどの問題が発生しないように、製造条件の選択が必要である。また、ミネラル塩に限らず、必要量や、糖質、香気成分の種類によっても適宜条件を選択すれば、必要とする香気成分やミネラル塩を含有するミネラル塩構造物を、必要量得ることができる。
第4工程では、例えば、大きな容器中で原料を流しこんで成型した場合、冷却後に公知の手法で成型物を粉砕・粒度調整を施すことで均質なミネラル塩構造物を得ることができる。
以上のようにして得られる本発明のミネラル塩構造物は、調味料としてあらゆる食品に使用することができる。振りかけたり、溶かしたり、練りこんだり、まぶしたり、混ぜ込んだり、ディップしたりすることによって、米飯や、パンなどの主食、ステーキ、焼肉、から揚げなどの獣肉調理品、焼き魚や、煮魚、刺身などの魚介類調理品、サラダ、漬物、野菜炒めなどの野菜調理品、味噌汁、ポタージュなどのスープ類、オレンジジュース、コーラ、ビール、ワイン、ウイスキーなどの飲料類、ショートケーキ、プリン、ムース、キャンディ、ソフトキャンディ、チョコレート、クッキーなどのスイーツ、ポテトチップス、コーンスナック、プレッツェルなどのスナック菓子などに、香料を選択することで好適に使用できる。
以下に本発明を詳細に説明するための実施例を記載するが、本発明はこれにより何ら制限を受けるものではない。以下の説明中の数字は特に指定しない場合は重量部を示す。
(実施例1)
下記の様に原材料を用意した。A1とC1を混合後、加熱溶解した後に真空釜を用いて140℃、真空度−650mmHgにて水分値を2重量%まで濃縮した。上記濃縮物にB1を添加混合し、バットに展開後、冷却した。これを0.01〜0.05mmに粉砕して、ミネラル塩構造物を得た。得られたミネラル塩構造物に黒胡椒粉末を混合し、ポテトチップスにまぶして食したところ、鹸味とレモンのさわやかな香りがほどよくマッチして好適な食味であった。
下記の様に原材料を用意した。A1とC1を混合後、加熱溶解した後に真空釜を用いて140℃、真空度−650mmHgにて水分値を2重量%まで濃縮した。上記濃縮物にB1を添加混合し、バットに展開後、冷却した。これを0.01〜0.05mmに粉砕して、ミネラル塩構造物を得た。得られたミネラル塩構造物に黒胡椒粉末を混合し、ポテトチップスにまぶして食したところ、鹸味とレモンのさわやかな香りがほどよくマッチして好適な食味であった。
A1
イソマルト 300
水 100
B1
レモン香料 8
(合成、油溶性)
レモン香料 2
(天然、水溶性)
C1
塩化ナトリウム 700
イソマルト 300
水 100
B1
レモン香料 8
(合成、油溶性)
レモン香料 2
(天然、水溶性)
C1
塩化ナトリウム 700
(実施例2)
下記の様に原材料を用意した。A2を混合後、加熱溶解した後にC2を添加し、真空釜を用いて140℃、真空度−650mmHgにて水分値を2重量%まで濃縮した。上記濃縮物にB2を添加混合し、長さ30mmのラグビーボール状に成形・冷却し、ミネラル塩構造物を得た。熱したフライパンにオリーブオイルを引き、スズキを一匹入れた。これに前記ミネラル塩構造物4粒と、白ワイン200cc、水600ccを加えて煮たものを食したところ、鹸味とオレンジ・ハーブの香りがマッチした好適な食味であった。
下記の様に原材料を用意した。A2を混合後、加熱溶解した後にC2を添加し、真空釜を用いて140℃、真空度−650mmHgにて水分値を2重量%まで濃縮した。上記濃縮物にB2を添加混合し、長さ30mmのラグビーボール状に成形・冷却し、ミネラル塩構造物を得た。熱したフライパンにオリーブオイルを引き、スズキを一匹入れた。これに前記ミネラル塩構造物4粒と、白ワイン200cc、水600ccを加えて煮たものを食したところ、鹸味とオレンジ・ハーブの香りがマッチした好適な食味であった。
A2
ラクチトール 500
水 100
B2
オレンジ精油 10
(天然、油溶性)
タイム香料 1
(天然+合成、油溶性)
セージ香料 1
(天然+合成、油溶性)
C2
塩化ナトリウム 450
ラクチトール 500
水 100
B2
オレンジ精油 10
(天然、油溶性)
タイム香料 1
(天然+合成、油溶性)
セージ香料 1
(天然+合成、油溶性)
C2
塩化ナトリウム 450
(実施例3)
以下のように原材料を用意した。A3を混合後、加熱溶解した後に、真空釜を用いて125℃、真空度−550mmHgにて水分値を2.5重量%まで濃縮した。上記濃縮物にB3を添加混合した後に、C3を添加・混合した。これを上から押さえつけることで1mm厚に延ばし広げ、冷却した。これを割り、細かいチップ状のミネラル塩構造物を得た。これをソフトクリームに混ぜて食したところ、適度な鹸味がアクセントとしてチョコレートの甘い香りと同時に感じられ、好適な食味であった。
以下のように原材料を用意した。A3を混合後、加熱溶解した後に、真空釜を用いて125℃、真空度−550mmHgにて水分値を2.5重量%まで濃縮した。上記濃縮物にB3を添加混合した後に、C3を添加・混合した。これを上から押さえつけることで1mm厚に延ばし広げ、冷却した。これを割り、細かいチップ状のミネラル塩構造物を得た。これをソフトクリームに混ぜて食したところ、適度な鹸味がアクセントとしてチョコレートの甘い香りと同時に感じられ、好適な食味であった。
A3
グラニュー糖 1000
酵素処理水飴 400
水 100
B3
チョコレート香料 40
(合成、乳化)
C3
岩塩 500
グラニュー糖 1000
酵素処理水飴 400
水 100
B3
チョコレート香料 40
(合成、乳化)
C3
岩塩 500
(実施例4)
以下のように原材料を用意した。A4を混合後、加熱溶解した後に、混合したC4の半量を添加し、真空釜を用いて140℃、真空度−650mmHgにて水分値を2重量%まで濃縮した。上記濃縮物にB4を添加混合した後に、残っていたC4を全て加え、5分間攪拌混合した。エクストルーダーを用いて、これを0.5mm径、8mm長の円筒に成形し、冷却することで、ミネラル塩構造物を得た。これは十分にカプセル化されているようで、30cmはなれたところではほとんど香りを感じなかった。これをテンパリングしたミルクチョコレートに6重量%添加し、モールドに流しこんだ。十分にセットしたところで食したところ、適度な鹸味がアクセントとしてバナナ、バニラの甘い香りと同時に感じられ、好適な食味であった。
以下のように原材料を用意した。A4を混合後、加熱溶解した後に、混合したC4の半量を添加し、真空釜を用いて140℃、真空度−650mmHgにて水分値を2重量%まで濃縮した。上記濃縮物にB4を添加混合した後に、残っていたC4を全て加え、5分間攪拌混合した。エクストルーダーを用いて、これを0.5mm径、8mm長の円筒に成形し、冷却することで、ミネラル塩構造物を得た。これは十分にカプセル化されているようで、30cmはなれたところではほとんど香りを感じなかった。これをテンパリングしたミルクチョコレートに6重量%添加し、モールドに流しこんだ。十分にセットしたところで食したところ、適度な鹸味がアクセントとしてバナナ、バニラの甘い香りと同時に感じられ、好適な食味であった。
A4
マンニトール 1000
還元水飴 600
B4
バナナ香料 80
(合成、油溶性)
バニリン 8
(合成、油)
グリセリン脂肪酸エステル(乳化剤) 1
C4
塩化ナトリウム 300
塩化カリウム 30
塩化マグネシウム 20
マンニトール 1000
還元水飴 600
B4
バナナ香料 80
(合成、油溶性)
バニリン 8
(合成、油)
グリセリン脂肪酸エステル(乳化剤) 1
C4
塩化ナトリウム 300
塩化カリウム 30
塩化マグネシウム 20
(試験例1)
以下のように原材料を用意した。X、Yは表1に示すとおりa〜eの5通りの配合で、すべて以下に示す同じ条件でミネラル塩構造物を製造した。
A5を混合後、加熱溶融した後に、C5を添加し、真空釜を用いて140℃、真空度−650mmHgにて水分値を2重量%まで濃縮した。上記濃縮物にB5を添加混合した後に、8分間攪拌混合した。これをバットに流し込み、固化、冷却し、0.5〜1.5mmにハンマーで粉砕することで、a〜eの5種類のミネラル塩構造物を得た。得られたミネラル塩構造物をそれぞれ半重量の海苔と混合し、米飯に対してそれぞれ3重量%かけてパネラー4人による試食、評価を行った。結果は表1に示すとおりであった。
以下のように原材料を用意した。X、Yは表1に示すとおりa〜eの5通りの配合で、すべて以下に示す同じ条件でミネラル塩構造物を製造した。
A5を混合後、加熱溶融した後に、C5を添加し、真空釜を用いて140℃、真空度−650mmHgにて水分値を2重量%まで濃縮した。上記濃縮物にB5を添加混合した後に、8分間攪拌混合した。これをバットに流し込み、固化、冷却し、0.5〜1.5mmにハンマーで粉砕することで、a〜eの5種類のミネラル塩構造物を得た。得られたミネラル塩構造物をそれぞれ半重量の海苔と混合し、米飯に対してそれぞれ3重量%かけてパネラー4人による試食、評価を行った。結果は表1に示すとおりであった。
A5
パラチニット X
B5
ビーフ香料 10
(合成、油溶性)
オニオン香料 2
(合成、油溶性)
グリセリン脂肪酸エステル(乳化剤) 0.2
C5
塩化ナトリウム Y
パラチニット X
B5
ビーフ香料 10
(合成、油溶性)
オニオン香料 2
(合成、油溶性)
グリセリン脂肪酸エステル(乳化剤) 0.2
C5
塩化ナトリウム Y
表1の結果から、本発明品であるミネラル塩構造物b〜dは、評価が良好なものとなったのに対して、塩化ナトリウムの重量比率が少ないミネラル塩構造物aは評価が悪く、一方、パラチニットの重量比率が少ないミネラル塩構造物eでは、十分な構造物の形成が行えなかった。
また、実施例1〜4で得られたミネラル塩構造物は、いずれも1年間程度常温で保管しても良好な香りを持続していた。
Claims (3)
- ミネラル塩と糖質を主成分とする組成物とからなり、該ミネラル塩と糖質を主成分とする組成物とが重量比80:20〜10:90であり、かつ同時に該糖質を主成分とする組成物中に香気成分を含有することを特徴とするミネラル塩構造物。
- 前記糖質がイソマルト、マンニトール及びラクチトールからなる群から1種または2種以上選ばれる請求項1に記載のミネラル塩構造物。
- 糖質を溶融する第1工程
得られた溶融物を濃縮する第2工程
香気成分を濃縮した溶融物と混合する第3工程及び
得られた混合物を成形・冷却する第4工程
を含み、第1工程前、第1工程と第2工程の間、第2工程と第3工程の間、第3工程と第4工程の間のいずれかにおいて、1回あるいは2回以上に分けてミネラル塩を添加することによって、請求項1又は2に記載のミネラル塩構造物を製造する方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008198337A JP2010035430A (ja) | 2008-07-31 | 2008-07-31 | 香気成分を含有するミネラル塩構造物とその製造方法 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012139127A (ja) * | 2010-12-28 | 2012-07-26 | Hiroshi Kuji | 改質食塩の製造方法 |
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-
2008
- 2008-07-31 JP JP2008198337A patent/JP2010035430A/ja active Pending
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