JP2010035183A - Dtvデータ処理装置 - Google Patents

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知希 西川
Kotaro Ezaki
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Abstract

【課題】DTVデータの処理過程において、データが欠落しているような欠陥パケットがあると、次のパケットに対してもヘッダが読めないため、正常なパケットも含めて捨てられる。
【解決手段】受信したTSフォーマットのデータ内に含まれるPESフォーマット形式のデータ列をTSヘッダ及びTSデータからPESヘッダを検出することでトランスポートデコーダ(TD)にて認識し、PESモードでは、PESデータ中において検出されたPESヘッダが存在するデータ列の場所を示す情報をPESヘッダとともにTDがAVデコーダ(AVD)に渡す。またESモードでは、TDにて、前記検出されたPESヘッダを除去し、受信したTSデータをESフォーマットに変換し、ESフォーマットに変換されたデータをAVDに渡す。
【選択図】図5

Description

本発明は、デジタルTV(DTV)放送の受像装置におけるデータ処理装置に関するものである。
従来、DTV用のシステムLSIではアンテナから前処理を経て受信される受信データは、トランスポートストリーム(TS)という形態をとる。DTVシステムはMPEG−2システムであり、MPEG−2ではデータ系列として、上述したTSに加え、プログラムストリーム(PS)があり、TSとPSの変換を行う際の中間データとして位置づけられているパケタイズドエレメンタリストリーム(PES)パケットがある。これらが最終的にはエレメンタリストリーム(ES)となり、処理される。TS,PS,PES,ESは、定められた規格が存在し、それぞれが異なった形式を持つ。DTVシステムではTSが前処理を経てトランスポートデコーダ(TD)に受信され、音声信号(オーディオデータ)、映像信号(ビデオデータ)、文字信号(テレテキストデータ)といったデータ(AVデータ)や暗号、番組情報などのセクションデータごとに分けられ、外部メモリに転送され一時格納される。これらの一時格納されたデータについて、セクションデータはCPUのソフトウェアによって処理され、AVデータはAVデコーダ(AVD)からの呼び出しによって、外部メモリからAVDに転送されAVデータのデコード処理が始まる。
従来、TDとAVDとCPUとをワンチップ化したシステムLSIが知られている。このシステムLSIでは、TDとAVDとの各々にデータ一時格納メモリが個別に外付けされる(特許文献1の図1参照)。AVDにおける処理の詳細については、例えば映像信号の水平垂直方向の拡大処理が他の文献に記載されている(特許文献2参照)。
特開2001―69106号公報 特開平11―355683号公報
上記従来の技術によれば、TDを経てAVD内のストリームインターフェイスに伝達される際、データが欠落しているような欠陥パケットがあると、欠陥パケットの次のパケットに対しても、ヘッダが読めないため、正常なパケットも含めて捨てられるという問題があった。
詳細に説明すると、従来のシステムでは、TDからAVDにデータを送信する場合、PESフォーマットとして送出していたため、データの有効、無効を示すヘッダの検出をTDではTSフォーマットで処理し、AVDの方ではPESフォーマットで処理していた。PESフォーマットはパケットのレングスがヘッダに記録され、決定されているため、ヘッダの検出は、ヘッダの情報に書かれたレングス毎に実行されている。したがって、連続して入力されたPESに対して、ヘッダが本来検出されるべき箇所で検出されなかった場合、検出されなかった時点から一つ前のPESパケットにはデータ量不足と判定され、ヘッダが検出されなかった時点から次のヘッダが来るまでのPESデータは廃棄される。あるいは、こういった現象を回避するため、TSをAVDで処理したとしても、冗長なメモリ転送が必要になる。一度TD用のメモリに格納したデータをTDからAVDに転送し、AVD用のメモリに置かれるからである。
また、上記従来のワンチップシステムLSIにおいてTD及びAVDがそれぞれ別々に管理していた外部メモリを1つに統合することが考えられるが、その場合のデータ転送の高効率化が課題であった。特に垂直帰線期間(VBI)にデータを転送するサービスおけるデータ、つまりVBIデータの転送が問題であった。
上記課題を解決するため、本発明によれば、受信したTSフォーマットのデータ内に含まれるPESフォーマット形式のデータ列をTSヘッダ及びTSデータからPESヘッダを検出することでTDにて認識し、PESデータ中において検出されたPESヘッダが存在するデータ列の場所を示す情報をPESヘッダとともにTDがAVDに渡す。また他のモードでは、TDにて、前記検出されたPESヘッダを除去し、受信したTSデータをESフォーマットに変換し、ESフォーマットに変換されたデータをAVDに渡すこととする。
また、TDとAVDとが一時格納メモリのデータ領域を共有し、共有されたデータ領域への書き込みプロセスはTDが行い、共有されたデータ領域からの読み出しプロセスはAVDが行うこととする。VBIデータについては、TDからメモリインターフェイスを介して一時格納メモリに格納したデータのうち、VBIデータを映像出力に重畳するためのデータ転送を、全てAVD側において制御することとする。
本発明によれば、有効データの廃棄を防止することができる。また、システムLSIと外部メモリとのインタフェースに関して無駄な転送を低減させることができ、外部メモリの格納量も低減させることができる。
更に、従来TD側にも存在したVBIデータの転送回路を全てAVD側に組み込むことによって、複数存在したVBIデータの転送経路を統一し、また同時にそのデータアクセスの制御方法を簡素化することができる。
本発明の第1の実施形態に係るDTVデータ処理装置のブロック図である。 図1中のTD&ADVブロックの詳細構成を示すブロック図である。 図1中のメモリの使用形態を示す概念図である。 図1中のTD&ADVブロックの他の詳細構成を示すブロック図である。 図4の構成におけるデータ処理手順を示すフローチャート図である。 図4の構成のESモードにおけるフォーマット変換のタイムチャート図である。 図4の構成のPESモードにおけるフォーマット変換のタイムチャート図である。 図4の構成の変形例を示すブロック図である。 本発明の第2の実施形態に係るDTVデータ処理装置のブロック図である。 図9中のビデオ出力回路の詳細構成を示すブロック図である。 図9中のビデオ出力回路の他の詳細構成を示すブロック図である。 図9中のビデオ出力回路の更に他の詳細構成を示すブロック図である。 図9の構成の変形例を示すブロック図である。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施の形態を説明する。
《第1の実施形態》
図1は、本発明の第1の実施形態に係るDTVデータ処理装置の概略構成例を示している。図1のDTV用システムLSI100において、TSはアンテナから前処理を経て受信されたデータ入力、AOUT及びVOUTはそれぞれAVデコードされたオーディオ出力及びビデオ出力である。101はTDとAVDとをシステム的に統合したブロック(TD&ADVブロック)であり、102はCPU、103はタイマ、シリアル通信などのペリフェラル、105は当該システムLSI100に対して外付けのメモリである。
図2は、図1中のTD&ADVブロック101の詳細構成例を示している。図2において、201はメモリインターフェイス、202はTD、203はAVD、204はオーディオコントローラ、205はビデオコントローラ、206は従来のTDにストリームインターフェイスが統合されたブロック、207はオーディオデコーダ、208はオーディオ出力回路、209はビデオデコーダ、210はフィルタ&オーディオ出力回路である。
本実施形態のDTVデータ処理装置では、ストリームインターフェイス&TDブロック206を備え、AVそれぞれのコントローラ204,205を備えることで、TSからPESに変換したものをAVD203に渡すだけでなく、ESフォーマットでデータをAVD203に渡すことができる。加えて、本実施形態におけるTD202がメモリインターフェイス201を介し、外部メモリ105にデータを一時格納した後、一時格納したデータをAVD203が受信要求する際も、TD202を経由する必要がなく、AVD203は外部メモリ105から直接データを受信することができる。
図3は、図1中のメモリ105の使用形態を示している。図3において、「TDp」はTD202の専用領域、「TDv」及び「TDa」はTD202からADV203へデータを渡すための共有領域、「AVD1」はADV203の専用領域である。図3に示すように、共有領域においては、TD202が書き込むデータに関するライトポインタ[ビデオ用のWP(TDv)及びオーディオ用のWP(TDa)]はTD202が管理するが、リードポインタ[ビデオ用のRP(AVDv)及びオーディオ用のRP(AVDa)]はAVD203が管理し、それらポインタはCPU102を通じて、ソフトウェアから読み出され、管理される。ただし、受信データがセクションなどAVデータ以外であった場合は、ライトポインタWP(TDp)とリードポインタRP(TDp)とをTD202が管理する。また、ADV203の専用領域については、ライトポインタWP(ADV1)とリードポインタRP(ADV1)とをADV203が管理する。
このようにして、TD202とAVD203とで用いるメモリ領域を統合することができ、冗長なデータ転送を減少させることができる。そのため、消費電力が低減され、システムの転送効率が向上する。また、TD202とAVD203とが統合されており、冗長な回路も削除して回路面積を低減できる。
図4は、図1中のTD&ADVブロック101の他の詳細構成例を示している。図4において、301はTSのヘッダを検出するブロック(TSヘッダ検出器)であり、302はTSヘッダ検出器301から得たTSヘッダからPESのヘッダを検出するブロック(PESヘッダ検出器)である。TSヘッダ検出器301は、設定次第で、PESデータ列からヘッダのデータのみを間引くことができる。303はメモリ105のアクセスを制御するDMAコントローラ、304はメモリ105に格納されているPESヘッダのアドレス情報を格納するアドレスバッファ、305はAVDである。
図4の構成によれば、TDにおいてTSの状態で、PESのヘッダデータの先頭を示す情報を、TSヘッダ検出器301から得たTSヘッダ及びデータを用いて、PESのヘッダの先頭を検出するPESヘッダ検出器302を備え、TSヘッダ検出器301にて検出されたヘッダの先頭を示す情報に従って、PESヘッダに相当するデータを取り除くことで、入力データをAVD305に渡す前にESフォーマットに変換することができる。また、PESヘッダを送出する場合、メモリ105のどのアドレスにPESヘッダが格納されるかを示す情報をアドレスバッファ304に格納しておくことにより、AVD305はPESヘッダを認識することができる。これら機構により、AVD305ではPESヘッダが示すレングス情報を一切考慮しないでPESヘッダを取り除くことができるため、有効データが無駄に廃棄されることなく転送される。そのため、データの無用な廃棄を防止することができる。
図5は、図4の構成におけるデータ処理手順を示している。図5のフローS1〜S7に従い、入力されるTSデータに関して処理を進めることにより、TSデータからPESヘッダがどこにあるかの検出を行い、AVD305にPESフォーマットで送るPESモードでは、メモリ105のどのアドレスに格納されるかという情報(アドレス情報)を同時に取得し、当該アドレス情報をAVD305に送出する。AVD305ではこの情報を元に、PESヘッダを処理することができるため、有効データを得ることができる。また、AVD305に対してデータをESで送出するESモードでは検出した情報を元に、PESヘッダを予めTDで廃棄しておくことで、メモリ105上にはESデータのみが格納される。
図6は、図4の構成のESモードにおけるフォーマット変換を示している。「H」はヘッダ、「D」はデータである。図6によれば、TSがPESに無駄なく変換される。PESからESへの変換についても同様である。したがって、AVD305ではヘッダの検出を必要とせず、処理を円滑に進めることができる。そのため、有効なデータが無駄に廃棄されることがない。
図7は、図4の構成のPESモードにおけるフォーマット変換を示している。「H」はヘッダ、「I」はID、「D」はデータである。図5に示す方法でPESヘッダが検出されたとき、図7のようにPESヘッダの先頭を示すパルス信号PHDを生成し、当該生成されたパルス信号PHDを元にPESヘッダを削除する。あるいは、パルス信号PHDをPESヘッダの先頭データと同時にAVD305に送出する。AVD305ではPESヘッダ内の情報にあるレングスを監視して次のPESヘッダを検出するのではなく、PESヘッダの先頭を示すパルス信号PHDでPESヘッダを認識する。これにより、PESのレングスに対して、データ量が足りないPESデータがあったとしても、次のPESヘッダを正しく検出できることにより、有効データを廃棄せずに済むため、データを保証することができ、品質の向上が見込める。
図8は、図4の構成の変形例を示している。図8によれば、AVデータに関しては、TDにてESまで変換してAVD305に渡す。AVD305の方でデータは全部管理し、あるいはメモリ105の領域をTDとAVD305とで共有する。セクションデータに関しては、フィルタリングした後、AVD305ではなくCPU102に渡す。VBIデータ(文字データ)に関しては、フィルタリング処理とフォーマット変換とを行った後、AVD305に渡す。
《第2の実施形態》
図9は、本発明の第2の実施形態に係るDTVデータ処理装置の概略構成例を示している。図9において、400はシステムLSI、401はTD、402はAVD、403は外付けのメモリ、404はTD側のDMAコントローラ、405はAVD側のDMAコントローラ、406はビデオ出力回路である。
図9のシステムLSI400にTSが入力された場合、TD401は、この入力ストリームを、映像、音声、及びその他の放送データとして分離した後、AVD402を介してメモリ403に一旦退避させる。このとき、TD側のDMAコントローラ404からAVD側のDMAコントローラ405に対して、メモリ403に対する書き込みの要求信号を発行し、AVD側のDMAコントローラ405は、メモリ403に対する全てのアクセス要求に対して調停を行った後、然るべきタイミングで、TD401に対してメモリ403へのデータ書き込みを許可する。上記手順を踏んでメモリ403に一時退避されたデータは、各々処理を受ける回路ブロックより読み出しの要求が発行されるまで格納される。
以上のようにして格納された映像、音声、及びその他の放送データのうち、特にテレテキスト放送に代表されるような、映像表示における垂直帰線期間に出力されるVBIデータは、AVD402に内蔵されるビデオ出力回路406によって然るべきタイミングに走査線上に重畳される。このとき、ビデオ出力回路406は、同じくAVD402に内蔵されるDMAコントローラ405に対してメモリ403からのデータ読み出しの要求信号を発行し、これを受け取ったDMAコントローラ405が、メモリ403に対する全てのデータアクセス要求を調停した後、然るべきタイミングでビデオ出力回路406に対して読み出しの許可を与え、メモリ403よりVBIのデータを読み出す。このように、AVD402は、内蔵するビデオ出力回路406よりVBIデータを含む映像信号を各放送規格に従って処理し、VOUTへ出力する。
図10は、図9中のビデオ出力回路406の詳細構成例を示している。図10において、407はDSP又はCPU、410はVBIデータ用のバッファメモリ、411はレジスタ群、412はVBIパルス発生回路、413はVBI重畳用セレクタ(SEL)である。
図10のビデオ出力回路406には、VBIデータ出力方式の各種規格に見合ったパルスを生成するVBIパルス発生回路412が内蔵されている。このVBIパルス発生回路412は、VBI1からVBInまで各種VBIの規格に対応した数、n個の発生回路で構成されている。このうち、垂直帰線期間において、重畳するデータの総量が比較的少ない規格(例えば、クローズドキャプション)に対応するVBIパルス発生回路412については、重畳するデータがソフト処理によって、一旦内部レジスタ411に書き込まれ、VBIパルス発生回路412がデータを重畳するタイミングを検出したとき、レジスタ411に書き込まれたデータを読み出してシリアル変換し、VBIデータとして出力する。またこのとき、VBIデータが書き込まれるレジスタ群411には、ビデオ出力回路406を制御するCPU(又はDSP)407によって、メモリ403からDMAコントローラ405を介して読み出されたデータが書き込まれる。
一方、垂直帰線期間において、重畳するデータの総量が比較的多い規格(例えば、テレテキスト)に対応するVBIパルス発生回路412については、垂直帰線期間において、予めVBIパルス発生回路412が、DMAコントローラ405に対し、メモリ403に対するVBIデータの読み出し要求信号を発行し、これに従って、DMAコントローラ405が、メモリ403に対する全てのアクセス要求を調停した後、然るべきタイミングで、メモリ403より読み出したVBIデータをバッファメモリ410に転送しておき、パルス発生のタイミングに合わせてバッファメモリ410からVBIデータを読み出し、シリアル変換してデータを出力する。
このようにしてVBIパルス発生回路412から出力されたパルスは、VBI重畳用セレクタ413によって、VBIパルスが生成された映像信号の走査線番号(ライン上)において最も優先されるべきVBI規格のパルスが唯一選択された後、選択されたパルスのタイミングに従って実際の映像信号に対して垂直帰線期間にVBIデータとして重畳され、VOUTに出力される。
以上、これら一連の動作を繰り返すことによって、全てのVBIデータは、メモリ403に退避された後、TD401を介することなく、AVD402の内部のDMAコントローラ405のみによって制御されるため、システムとして合理化され、システムLSI400とメモリ403との間におけるデータアクセスに関して無駄な調停を必要とせず、システム破綻を未然に防ぐことが可能となる。特に、VBIデータの転送に関しては、映像信号の垂直帰線期間、すなわち映像データの転送を必要としない時間帯にその出力を必要とするため、ビデオ出力回路406内において、映像信号データと連動してDMAコントローラ405へデータ転送の要求を一括して発行できる。また、調停回路の簡素化による面積削減効果が期待できる。
図11は、図9中のビデオ出力回路406の他の詳細構成例を示している。図11において、420はVBIデータ用のバッファメモリ、421は要求検出回路である。図11においては、各種VBIの規格に見合ったパルスを生成する全てのVBIパルス発生回路412から、AVD402に内蔵されているDMAコントローラ405に対して直接データ読み出しの要求信号を発行することができ、メモリ403に格納されている各種VBIデータを、VBIデータ読み出しの要求に従ってDMAコントローラ405を介してVBIデータ格納用バッファメモリ420に予め転送しておくことができる。VBIパルス発生回路412は、パルス発生に伴ってバッファメモリ420からVBIデータを読み出し、シリアル変換する。
図11の構成によれば、VBIの規格にかかわらず全てのVBIパルス発生回路412は、そのデータ転送においてCPU又はDSPによるソフト制御を介在させることがないため、ソフト開発の簡素化が可能となり、かつVBIデータを格納するバッファメモリ420を共有することによって無駄なレジスタを排除することが可能となることから、システムLSI400の面積削減効果が期待できる。
図12は、図9中のビデオ出力回路406の更に他の詳細構成例を示している。図12において、430はVBIデータ用のバッファメモリ、431はプログラマブルなVBIパルス発生回路である。図12においては、レジスタの設定により、各種VBIの規格に見合ったパルスを生成することが可能なVBIパルス発生回路431から、AVD402に内蔵されているDMAコントローラ405に対して直接データ読み出しの要求信号を発行することができ、このVBIデータ読み出しの要求に従ってメモリ403に格納されている各種VBIデータをDMAコントローラ405からVBIデータ格納用バッファメモリ430に予め転送しておくことができる。VBIパルス発生回路431は、パルス発生に伴ってバッファメモリ430からVBIデータを読み出し、シリアル変換する。
図12の構成によれば、プログラマブルなVBIパルス発生回路431の採用により、システムの柔軟性が向上する。
図13は、図9の構成の変形例を示している。図13において、440はエンコーダ、441はデコーダである。図13の構成によれば、メモリ403に一時退避されたデータのうち、特にテレテキスト放送に代表されるような、映像表示における垂直帰線期間に出力されるVBIデータは、TD401に内蔵されるエンコーダ440によってデータ圧縮される。このようにして圧縮されたVBIデータは、AVD402に内蔵されるビデオ出力回路406によって然るべきタイミングに読み出され、走査線上に重畳される。このとき、ビデオ出力回路406は、同じくAVD402に内蔵されるDMAコントローラ405に対してメモリ403からのデータ読み出しの要求信号を発行し、これを受け取ったDMAコントローラ405が、メモリ403に対する全てのデータアクセス要求を調停した後、然るべきタイミングでビデオ出力回路406に対して読み出しの許可を与え、メモリ403よりVBIデータを読み出す。このとき、DMAコントローラ405を介して読み出されたVBIデータは圧縮された状態となっているため、AVD402に内蔵されるデコーダ441によって元のデータに復元される。復元されたVBIデータは、ビデオ出力回路406より各放送規格に従って処理され、VOUTへ出力される。
以上、これら一連の動作を繰り返すことによって、全てのVBIデータは、エンコーダ440によってデータ圧縮された後、メモリ403に一時退避され、再びAVD402より読み出された場合には、DMAコントローラ405を通り抜けた後、デコーダ441によって元のデータに復元されることから、システムLSI400とメモリ403との間のデータ転送量を削減することができる。
以上説明してきたとおり、本発明は、DTV受像装置等におけるデータ処理に有用である。
100 システムLSI
101 TD&AVD
102 CPU
103 ペリフェラル
105 メモリ
201 メモリインターフェイス
202 トランスポートデコーダ(TD)
203 AVデコーダ(AVD)
301 TSヘッダ検出器
302 PESヘッダ検出器
303 DMAコントローラ
304 アドレスバッファ
305 AVデコーダ(AVD)
400 システムLSI
401 トランスポートデコーダ(TD)
402 AVデコーダ(AVD)
403 メモリ
404 DMAコントローラ
405 DMAコントローラ
406 ビデオ出力回路
407 DSP/CPU
410 バッファメモリ
411 レジスタ群
412 VBIパルス発生回路
413 VBI重畳用セレクタ(SEL)
420 バッファメモリ
421 要求検出回路
430 バッファメモリ
431 VBIパルス発生回路
440 エンコーダ
441 デコーダ

Claims (8)

  1. トランスポートデコーダとAVデコーダとメモリインターフェイスとを備え、前記メモリインターフェイスに一時格納メモリが接続されるDTVデータ処理装置であって、
    前記トランスポートデコーダと前記AVデコーダとが前記一時格納メモリのデータ領域を共有し、前記共有されたデータ領域への書き込みプロセスは前記トランスポートデコーダが行い、前記共有されたデータ領域からの読み出しプロセスは前記AVデコーダが行うことを特徴とするDTVデータ処理装置。
  2. 請求項1記載のDTVデータ処理装置において、
    システム制御用のCPUを更に備え、
    前記トランスポートデコーダから前記メモリインターフェイスに対してデータの書き込み動作が行われた際に、データ列が書き込まれたメモリ領域を指し示すライトポインタを、前記CPUを通じて前記AVデコーダに認識させることを特徴とするDTVデータ処理装置。
  3. 請求項2記載のDTVデータ処理装置において、
    前記AVデコーダから前記メモリインターフェイスに対してデータの読み出し動作が行われた際に、既に読み出されたデータ列が格納されていたメモリ領域を指し示すリードポインタを、前記CPUを通じて前記トランスポートデコーダに認識させることを特徴とするDTVデータ処理装置。
  4. トランスポートデコーダとAVデコーダとメモリインターフェイスとを備え、前記メモリインターフェイスに一時格納メモリが接続されるDTVデータ処理装置であって、
    前記トランスポートデコーダから前記メモリインターフェイスを介して前記一時格納メモリに格納したデータのうち、垂直帰線期間(VBI)データを走査線出力に重畳するためのデータ転送を、全て前記AVデコーダ側において制御することを特徴とするDTVデータ処理装置。
  5. 請求項4記載のデータ処理装置において、
    垂直帰線期間に重畳させるデータ放送の規格に従ってパルスを生成する回路を個別に持ち、垂直帰線期間内に重畳するVBIデータの総量によってデータの転送経路を切り換えることを特徴とするDTVデータ処理装置。
  6. 請求項4記載のデータ処理装置において、
    垂直帰線期間に重畳させるデータ放送の規格に従ってパルスを生成する回路を個別に持ち、垂直帰線期間内に重畳するVBIデータの総量にかかわらずデータの転送経路は唯一であって、
    前記データ転送経路に重畳するVBIデータを格納するバッファを備えていることを特徴とするDTVデータ処理装置。
  7. 請求項4記載のデータ処理装置において、
    垂直帰線期間に重畳させるデータ放送の規格にかかわらずパルスを生成する回路を唯一持ち、垂直帰線期間内に重畳するVBIデータの総量にかかわらずデータの転送経路も唯一であって、
    前記データ転送経路に重畳するVBIデータを格納するバッファを備えていることを特徴とするDTVデータ処理装置。
  8. 請求項4記載のデータ処理装置において、
    VBIデータを前記一時格納メモリに書き込む過程で所定の形式に従ってデータを圧縮し、かつ該データを前記一時格納メモリより読み出す過程で、前記圧縮されたデータを前記所定の形式に従って復元することを特徴とするDTVデータ処理装置。
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