JP2001157156A - デジタル放送受信装置 - Google Patents

デジタル放送受信装置

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JP2001157156A
JP2001157156A JP33333399A JP33333399A JP2001157156A JP 2001157156 A JP2001157156 A JP 2001157156A JP 33333399 A JP33333399 A JP 33333399A JP 33333399 A JP33333399 A JP 33333399A JP 2001157156 A JP2001157156 A JP 2001157156A
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JP33333399A
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Hideaki Takeya
秀秋 茸谷
Masuo Tsukada
益生 塚田
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 メモリ使用量を少なくし、メモリ管理を容易
にすることのできるデジタル放送受信装置を提供するこ
とを課題とする。 【解決手段】 メモリ部13のメモリ領域として、通常
必要なだけの少ない容量の複数の通常領域とは別に予備
領域を設け、トランスポートデコーダ部12がトランス
ポートストリームから分離、選択した複数のデータの書
き込み及び読み出しを行う際に、メモリ部13の通常領
域がいっぱいになった時には予備領域を連結して一時的
にメモリ領域を増加させるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はデジタル放送受信
装置に関し、特に、MPEG(moving picture experts
group)システム規格に準拠したデジタル放送を受信する
デジタル放送受信装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年デジタル衛星放送やデジタルケーブ
ル放送や地上波デジタル放送のように、映像や音声およ
び関連データをデジタルデータとして伝送する放送が行
なわれるようになってきている。ほとんどの場合、MP
EGシステム規格のトランスポートストリームのフォー
マットが使用されており、デジタル化された映像データ
や音声データ、および、これらに関連するデータである
プログラム仕様情報(以下PSIと称す)が含まれてい
る。
【0003】トランスポートストリーム(以下TSと称
す)は188バイトのトランスポートストリームパケッ
ト(以下TSPと称す)が複数連なって構成されてい
る。従って、188バイト程度以上のデータは、複数の
TSPに分割、格納されることになる。
【0004】TSP自体もいくつかのフィールドに分け
られている。先頭の4バイトはヘッダと呼ばれ、次にア
ダプテーションフィールド(以下AFと称す)が続き、
残りはペイロード(以下PLと称す)と呼ばれ、オーデ
ィオ、ビデオ、プログラム仕様情報(以下、PSIと称
す)などのデータが格納される。ヘッダの値によって
は、AFまたはPLが存在しない場合もある。ヘッダの
中にパケット識別子(以下PIDと称す)と呼ばれる1
3ビットのフィールドがあり、これにより様々なTSP
を識別できる。受信装置においては、まず、受信したデ
ジタルデータを復調してTSPとした後、このPIDに
よって必要なTSPを選別する。この選別機能をPID
フィルタリングと呼び、選別する手段をPIDフィルタ
と呼ぶ。
【0005】オーディオデータやビデオデータは、PE
S(packetized elementary stream)パケットと呼ばれる
フォーマットでPLに格納される。また、PSIはセク
ションと呼ばれるフォーマットでPLに格納される。セ
クションは、テーブルID、セクション・シンタックス
・インディケータ、セクション長、拡張テーブルID、
バージョン番号、カレント・ネクスト・インディケー
タ、セクション番号、最終セクション番号などの様々な
識別用データを含んでおり、これらの識別用データに基
づいて、さらにデータの選別を行なう。この選別機能を
セクション・フィルタリングと呼び、選別する手段をセ
クション・フィルタ(以下SFと称す)と呼ぶ。
【0006】PIDフィルタやSFを通過したデータ
は、本来のデジタル放送の再生に必要なデータ以外のデ
ータ、例えばヘッダなどを取り除いてから、メモリ部の
指定された領域に書き込まれる。オーディオデータやビ
デオデータは単にバッファリングされた後、AVデコー
ダ部に送られてデコードされる。PSIは、セクション
フォーマットとしてのデータが揃うと、マイクロコンピ
ュータ等を使用したシステム制御部によって読み出さ
れ、電子番組表(EPG)などのグラフィックデータや
スクランブルを解く鍵や課金情報などになる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、システ
ム制御部による制御の速度は有限なので、いくつもの領
域に区切られたメモリ領域がオーバーフローしないよう
に,即ち、書き込み速度に読み出し速度が追い付かなく
てデータが欠落しないようにするためには、メモリ部の
メモリ領域を大き目に確保しておく必要があった。オー
ディオデータやビデオデータのデータ量はほぼ一定であ
るが、PSIは一時的に急増することがある。急増する
度合は放送事業者に依存するが、この急増する度合いを
見込んで、予め、メモリ領域をオーバーフローさせない
ようにメモリ領域を大き目に確保しておく必要があっ
た。また、一度に増加するPSIは少数であるが、放送
内容や放送状況によって増加するPSIは異なるため、
メモリ領域の総数のうち大部分を占めるPSIの多くに
対して、大き目のメモリ領域を確保しておく必要があっ
た。この結果、メモリ使用量が増大してしまうという問
題点があった。
【0008】また、TSから分離、選択したデータを一
旦書き込み始めると、メモリ領域の範囲を変更すること
が困難であり、メモリ管理が容易に行えないという問題
点があった。なぜなら、例えば、書き込むアドレスを示
すライトポインタと読み出すアドレスを示すリードポイ
ンタとが、領域の範囲を示す上限アドレスまたは下限ア
ドレスを跨っている場合に、上限アドレスまたは下限ア
ドレスを変更すると、既に書き込まれているデータを読
み出せなくなったり、逆にまだ書き込まれていない領域
のデータを読み出したりするからである。
【0009】本発明は、上記のような問題点を解決する
ためになされたもので、メモリ使用量を少なくし、メモ
リ管理を容易にすることのできるデジタル放送受信装置
を提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明に係るデジタル
放送受信装置は、デジタル放送を受信し、復調してトラ
ンスポートストリームを出力する受信部と、メモリ領域
として、予備領域と、複数の通常領域とを有するメモリ
部と、上記トランスポートストリームを入力とし、該ト
ランスポートストリーム内の識別子に応じて、トランス
ポートストリームから複数のデータを分離、選択し、こ
の分離、選択した複数のデータの上記各通常領域への個
別の書き込み及び読み出しを行うとともに、いずれかの
通常領域に空きがなくなった場合に、上記予備領域をこ
の通常領域に連結して上記データの書き込み及び読み出
しに使用するトランスポートデコーダ部と、上記メモリ
部から読み出したデータのうちのオーディオデータとビ
デオデータとを復号して音声信号と映像信号とを出力す
るAVデコーダ部とを備えるようにしたものである。
【0011】また、この発明に係るデジタル放送受信装
置は、デジタル放送を受信し、復調してトランスポート
ストリームを出力する受信部と、メモリ領域として、予
備領域と通常領域とのいずれかとして切り替えて使用で
きる通常/予備領域と、複数の通常領域とを有するメモ
リ部と、受信するデジタル放送に応じて、上記通常/予
備領域を予備領域として使用する予備領域使用モード
か、上記通常/予備領域を通常領域として使用する予備
領域非使用モードかを選択指示するシステム制御部と、
上記トランスポートストリームを入力とし、該トランス
ポートストリーム内の識別子に応じて、トランスポート
ストリームから複数のデータを分離、選択するととも
に、上記システム制御部が予備領域使用モードを指示し
た場合には、上記分離、選択した複数のデータの上記各
通常領域への個別の書き込み及び読み出しを行うととも
に、いずれかの通常領域に空きがなくなった場合に、上
記予備/通常領域を予備領域として、この通常領域に連
結して上記データの書き込み及び読み出しに使用し、上
記システム制御部が予備領域非使用モードを指示した場
合には、上記複数の通常領域及び上記予備/通常領域の
全体を通常領域として、ここに上記分離、選択した複数
のデータの個別の書き込み及び読み出しを行うトランス
ポートデコーダ部と、上記メモリ部から読み出したデー
タのうちのオーディオデータとビデオデータとを復号し
て音声信号と映像信号とを出力するAVデコーダ部とを
備えるようにしたものである。
【0012】また、この発明に係るデジタル放送受信装
置は、デジタル放送を受信し、復調してトランスポート
ストリームを出力する受信部と、複数のメモリ領域を持
つメモリ部と、上記トランスポートストリームを入力と
し、該トランスポートストリーム内の識別子に応じて、
トランスポートストリームから複数のデータを分離、選
択し、この分離、選択した複数のデータの上記各メモリ
領域への個別の書き込み及び読み出しを行うトランスポ
ートデコーダ部と、上記メモリ部から読み出したデータ
のうちのオーディオデータとビデオデータとを復号して
音声信号と映像信号とを出力するAVデコーダ部とを備
え、上記トランスポートデコーダ部は、上記各メモリ領
域の範囲を示す上限アドレス及び下限アドレスと、上記
分離、選択したデータを上記各メモリ領域に書き込むア
ドレスであるライトポイント及び上記各メモリ領域から
読み出すアドレスであるリードポイントとに応じて、上
記上限アドレス及び下限アドレスの変更の可否を判定し
て上限アドレス及び下限アドレスの変更を制御する手段
を備えるようにしたものである。
【0013】
【発明の実施の形態】実施の形態1.以下、本発明の実
施の形態1として、MPEGシステム規格に準拠したデ
ジタル放送の受信装置について説明する。ここでは、特
に、このデジタル放送受信装置によるトランスポートス
トリームを分離、選択してメモリに記録する部分に関し
て詳しく説明する。
【0014】デジタル放送では、映像や音声や各種情報
は、トランスポートストリーム(以下、TSと称す)に
て伝送される。図8は本発明の実施の形態1に係るデジ
タル放送受信装置を説明するためのTSのフォーマット
を示す図であり、図において、TS100は188バイ
ト固定長の複数のトランスポートストリームパケット
(以下、TSPと称す)101を有している。各TSP
は、ヘッダ102、アダプテーションフィールド(以
下、AFと称す)103、ペイロード(以下、PLと称
す)104の3つから構成される。
【0015】ヘッダ102は4バイト固定長で、8ビッ
トの同期バイト、13ビットのパケット識別子(以下、
PIDと称す)、及び他の様々なデータから構成され
る。同じPID毎にTSPを集めることにより、188
バイト毎に分割そして混合された複数の元データを復元
することができる。AF103は可変長のデータで、先
頭の1バイトがそのデータ長を示すデータとなってお
り、それに続くAFデータのバイト数を表している。P
L104は、188バイトのTSP101から4バイト
のヘッダ102と(AFデータ長+1)バイトのAF1
03を差し引いた長さのデータとなっている。PL10
4には、主としてセクションとPESパケットとの2種
類のデータフォーマットに対応したデータが格納され、
PESパケット部120はオーディオデータやビデオデ
ータに用いられ、セクション部110はPSIに用いら
れる。
【0016】図9(a)〜(g)は、セクションのフォーマッ
トとTSPへの格納方式を説明するための図である。図
9(a)に示すように、セクション130は、8ビットの
テーブルID(以下、TIDと称す)、12ビットのセ
クションデータ長、そしてセクションデータなどから構
成される。TIDは、PIDで分離、選択されたTSP
を、さらに分離、選択するための識別子である。CRC
は誤り検出符号であり、所定の計算式に従ってセクショ
ンのデータを演算すると、その結果がオール0、即ち3
2ビットの全ビットが0になるように設定されている。
従って、演算結果がオール0でない場合、セクションの
データに何らかの異常があると考えられる。
【0017】セクションがTSP内にどのように格納さ
れるかを示したのが、図9(b)〜(g)のケース1〜6であ
り、図8で示したセクション部110に基づいて説明し
ている。図9(b)に示すケース1は、セクションデータ
として例えばセクション#1が1個入って、かつ、余り
がある場合を示している。ポインタフィールド(以下、
PFと称す)は、新たなセクションデータが何バイト目
から始まっているかを示している。セクションの先頭1
バイトはTIDであるので、TIDとPFの距離(バイ
ト数)から1だけ引いた値となる。つまり、この場合
は、PF=0と設定される。セクション終了後に、余っ
ているバイトデータは、スタッフィングバイト(以下S
TFと称す)と呼ばれる16進数表示のFFの値で埋め
られる。
【0018】図9(c)に示すケース2は、セクションデ
ータとして、セクション#1がセクション部110に1
個入って、セクション部110に最後で終了するか、ま
たは、セクション#1がセクション部110に入りきら
ず、次の同一PIDを有するTSPに跨る場合を表して
いる。
【0019】図9(d)に示すケース3は、上記ケース2
からの続きの場合を示しており、PFはなく、セクショ
ン部110に格納されるデータがセクション#1の途中
から始まり、セクション部110の途中で終了し、余り
をSTFで埋めている。
【0020】図9(e)に示すケース4も、ケース2から
の続きの場合を表しており、セクション#1の途中から
始まり、セクション部110の最後で終了するか、また
は、次の同一PIDを有するTSPに跨る場合を表して
いる。
【0021】図9(f)に示すケース5及び図9(g)に示す
ケース6も、ケース2からの続きの場合を表しており、
図9(f)はセクション#1の後に、別のセクション#2
が続く場合を表し、図9(g)は、さらに別のセクション
#3が続く場合を示している。STFと区別するため
に、TIDはFF以外の値でなければならない。PFは
セクション#2の開始位置を表しており、このTSPに
おけるセクション#1のデータ長、即ちバイト数と、同
じ値になる。
【0022】図1は本発明の実施の形態1に係るデジタ
ル放送受信装置10の構成を示すブロック図であり、図
において、アンテナ20によって受信されたデジタル放
送の放送電波は、デジタル放送受信装置10内の受信部
11でトランスポートストリームに変換される。受信部
11はチューナー部と、受信電波を復調する復調部と、
復調して得られたデータに対して誤り訂正を行う誤り訂
正部とを備えている。なお、ケーブルTVの場合はアン
テナではなくケーブルで放送電波が直接送られ、衛星放
送と地上波放送ではアンテナの形状も異なる。トランス
ポートストリームは、トランスポートデコーダ部12に
おいて、必要なデータだけ分離、選択されて、メモリ部
13に書き込まれる。メモリ部13に書き込まれたデー
タのうち、オーディオデータとビデオデータとはAVデ
コーダ部15に送られてデコードされ音声信号と映像信
号に変換され、ディスプレイ30から映像が、スピーカ
40から音声が、それぞれ出力される。メモリ部13に
書き込まれたデータのうち、プログラム仕様情報(以
下、PSIと称す)などは、システム制御部14に読み
込まれて解釈され、スクランブル鍵が抽出されたり、グ
ラフィックデータとしてAVデコーダ部15へ送られて
電子番組表(以下、EPGと称す)などが表示される。
【0023】図2は本発明の実施の形態1に係るデジタ
ル放送受信装置10におけるトランスポートデコーダ部
12の詳細な構成を示すブロック図であり、図におい
て、入力されたトランスポートストリームは、同期検出
部200が、TSPの先頭にある同期バイトを見つける
ことにより同期が取られる。同期を取ることにより、P
IDの入っているバイト位置を知ることができる。次に
PIDフィルタ210により、必要なPIDを有するT
SPだけ通過させ、それ以外のTSPは破棄される。通
過させるべきTSPのPIDは、PIDテーブル211
に記憶されており、TSPのヘッダ内にあるPIDとP
IDテーブル上のPIDとが一致判定部212において
比較され、一致した場合にはそのPIDのエントリ番号
をチャネル番号として出力する。このチャネル番号が、
後で述べるメモリ領域の番号に相当することになる。
【0024】PIDフィルタ210を通過したTSP
は、セクションフィルタ220及びセレクタ230に入
る。そのTSPがセクションの場合は、PIDフィルタ
210とセクションフィルタ220との両方を通過した
TSPがセレクタ230で選択され、セクションでない
場合は、PIDフィルタ210のみを通過したTSPが
セレクタ230で選択される。セクションフィルタ22
0では、通過させるセクションの条件がセクションテー
ブル221に記憶されており、一致判定部222におい
てTSP内のセクションの先頭付近のデータと比較され
る。一致した場合は通過し、一致しなかった場合は破棄
される。
【0025】セレクタ230から出力されたTSPは、
スクランブル解除部240に入力され、スクランブルが
かかっている場合には外部から入力されるスクランブル
鍵を用いて解除され、かかっていない場合にはそのまま
素通りして、次のフォーマット部250に出力される。
フォーマット部250では、ヘッダや、セクションでの
ポインタフィールド(以下、PFと称す)やスタッフィ
ングバイト(以下、STFと称す)などの不要なデータ
が削除され、メモリ制御部260に送られる。メモリ制
御部260では、一致判定部212により得られたチャ
ネル番号に応じたメモリ領域に、アドレス及びリード/
ライト制御信号を用いて、トランスポートストリームか
ら必要なデータのみを分離、選択してなる分離、選択デ
ータを書き込む。また、AVデコーダ部15からのAV
読み出し要求やシステム制御部14からのPSI読み出
し要求に応じて、オーディオデータやビデオデータ、P
SIが読み出される。
【0026】図3は本発明の実施の形態1に係るデジタ
ル放送受信装置10のトランスポートデコーダ部12に
おけるPIDフィルタ210の詳細な構成を示すブロッ
ク図である。PIDテーブル211は、エントリ番号
と、有効フラグと、13bitの条件との3つの項目から
構成されており、その組を16通り設定することができ
る。実際はエントリ番号はアドレスと等価であるので項
目数は2つとも言える。有効フラグが1である場合は、
条件の設定が有効であることを示し、有効フラグが0で
ある場合は、条件の設定が無効であることを示す。従っ
て、PIDフィルタ210を通過するTSPのPIDを
0種類から16種類まで設定することができる。なお、
図3のPIDテーブル211において、条件のみ16進
数で表示している。
【0027】一致判定部212においては、PIDフィ
ルタ210に入力されるTSPからPIDの13ビット
が抜き出され、比較器304に入力される。4ビットカ
ウンタ301は0〜15までカウントし、セレクタ30
2により、PIDテーブルのデータを1エントリずつ読
み出して比較器304に送る。有効フラグが1で、か
つ、比較器で2つのPIDが一致した場合、ラッチ30
5にその時のカウンタの値がラッチされ、チャネル番号
として出力される。つまり、チャネル番号とは、PID
テーブル上で最初に一致したエントリ番号となる。また
一致した結果もラッチされ、スイッチ306がオンとな
りTSPが通過し出力されることになる。もし、PID
テーブル上のどのエントリとも一致しなかった場合は、
スイッチ306はオフのままで、TSPは通過しない、
つまり破棄されることになる。
【0028】図4は本発明の実施の形態1に係るデジタ
ル放送受信装置10のトランスポートデコーダ部12に
おけるセクションフィルタ220の詳細な構成を示すブ
ロック図である。PIDテーブルと同様に、SFテーブ
ル221は、エントリ番号と有効フラグと条件との3つ
の項目から構成されており、これらの組を32個設定す
ることができる。エントリ番号はアドレスと等価である
ので項目数は2つとも言える。有効フラグが1である場
合は、条件の設定が有効であることを示し、有効フラグ
が0である場合は、条件の設定が無効であることを示
す。従って、SFフィルタ220を通過するTSPを0
種類から32種類まで設定することができる。条件は、
本実施の形態1においては、セクションから先頭8バイ
トとして16進数で表しており、Don't careな条件、即
ち値が何であってもかまわない条件を記号“X”を使っ
て表しており、また、分かり易くするために1バイト毎
に記号“_”で区切っている。従って、図4において、
エントリ番号0は、「セクションの1バイト目が00で
あり、2バイト目以降は何であっても構わない」ことを
表しており、エントリ番号3は、「16進数表示で、セ
クションの1バイト目が15、4バイト目が1F、5バ
イト目がAAであり、2、3、6、7、8バイト目は何
であっても構わない」ことを表している。
【0029】SFフィルタ210に入力されるTSPか
ら、一致判定部222においては、まず、抜き出し手段
403によってセクションの先頭8バイトを抜き出し、
比較器404に入力する。5ビットカウンタ401は0
〜31までカウントし、セレクタ402により、SFテ
ーブルのデータを1エントリずつ読み出して比較器40
4に送る。有効フラグが1で、かつ、比較器で2つのバ
イト列が一致すると、ラッチ405に一致した結果がラ
ッチされ、スイッチ406がオンとなりTSPが通過し
出力されることになる。もし、SFテーブル上のどのエ
ントリとも一致しなかった場合は、スイッチ406はオ
フのままで、TSPは通過しない、つまり破棄されるこ
とになる。
【0030】図5は、本発明の実施の形態1に係るデジ
タル放送受信装置10のトランスポートデコーダ部12
におけるメモリ制御部260の詳細な構成を示すブロッ
ク図である。上限アドレス記憶部510、及び下限アド
レス記憶部511はメモリ部13のメモリ領域の指定を
行うものであり、PIDフィルタ210により最大16
種類、即ち16チャネルのデータを取り込むことになる
ので、16チャネル分と予備領域2つ分の合計18チャ
ネル分の上限アドレスと下限アドレスとが、システム制
御部14から入力されるメモリ領域を設定するための領
域設定データに基づいて予め記憶されている。
【0031】図10は本発明の実施の形態1に係るデジ
タル放送受信装置10を説明するための、上限アドレス
記憶部510、及び下限アドレス記憶部511により指
定されるメモリ領域を模式的に示した図である。
【0032】上限アドレス記憶部510、及び下限アド
レス記憶部511により、例えば、図10(b)に示すよ
うに、18個のメモリ領域が指定される。この実施の形
態1においては、チャネル0をオーディオ用、チャネル
1をビデオ用とし、チャネル2〜チャネル15をそれぞ
れ順次PSI1〜PSI14用に割り当てている。つま
り、PIDテーブルにおいて、エントリ番号0にオーデ
ィオデータを含むTSPのPIDを、エントリ番号1に
ビデオデータを含むTSPのPIDを、エントリ番号2
にPSI1を含むTSPのPIDを記憶させている。な
お、ここでは便宜上、PSIを単にPSI1〜14など
と単純に番号付けしているが、実際には、これらは、プ
ログラムアソシエーションテーブル(PAT)、条件付
きアクセステーブル(CAT)、プログラムマップテー
ブル(PMT)や、共通情報(ECM)、個別情報(E
MM)など、それぞれの機能に応じたデータとなってい
る。
【0033】ライトポインタ記憶部512には、書き込
みの対象となるアドレスが記憶されており、メモリ領域
に書き込む度に、ライトポインタ更新制御部522によ
って、その値が更新される。通常は1バイトの書き込み
当たり1だけインクリメントされるが、上限アドレスに
達した場合は、下限アドレスに戻り、メモリ領域内を循
環することになる。ライトポインタは予備領域の分は不
要なので16チャネル分だけあればよい。同様に、リー
ドポインタ記憶部513には、読み出しの対象となるア
ドレスが記憶されており、メモリ領域から読み出す度
に、リードポインタ更新制御部523によって、その値
が更新される。通常は1バイトの読み出し当たり1だけ
インクリメントされるが、上限アドレスに達した場合
は、下限アドレスに戻り、メモリ領域内を循環すること
になる。また、ライトポインタを追い越すことはできな
い。また、リードポインタは予備領域の分は不要なの
で、16チャネル分だけあればよい。
【0034】リード/ライト制御部502はメモリ部1
3の動作を制御する。リード/ライト制御部502にフ
ォーマット後のデータが入力されると、メモリ部13へ
の書き込み動作が行なわれる。チャネル番号が領域選択
データとして出力され、ライトポインタ記憶部512か
ら該当するチャネルのライトポインタが読み出され、セ
レクタ520において選択されてメモリ部13へのアド
レスとして出力される。また、フォーマット後データが
そのまま分離され、選択データとして出力され、メモリ
部13に書き込まれる。また、AV読み出し要求やPS
I読み出し要求が発生すると、その要求に対応したデー
タの読み出し動作が行なわれる。例えば、オーディオデ
ータの要求ならば領域選択データとして0が出力され、
PSI1のデータの要求ならば領域選択データとして2
が出力される。リードポインタ記憶部513から該当チ
ャネルのリードポインタが読み出され、セレクタ520
において選択されてメモリ部13へのアドレスとなる。
【0035】各メモリ領域毎のライトポインタ(WP)
やリードポインタ(RP)をWPn、RPn(nは0か
ら最大チャネル数−1までの値)とすると、図10(b)
において、WP及びRPの移動範囲として示すように、
WP及びRPはメモリ領域内を循環することになる。な
お。図10において、STTn、ENDn(nは0から
領域の数−1までの値)は、それぞれ各メモリ領域毎の
下限アドレス、上限アドレスを表している。また、既に
書き込まれたが、まだ読み出されていないデータを「未
リードデータ」と呼び、その数をNRnで表す。上限ア
ドレス(ENDn)を越えると下限アドレス(STT
n)に戻ってくるループ状になっているので、WPn>
RPnの場合は、 WPn=RPn+NRn+1 WPn<RPnの場合は、 WPn=RPn+NRn−1−(ENDn−STTn) WPn=RPnの場合は、 NRn=1+(ENDn−STTn) の関係となる。
【0036】ここで、WPn=RPnの場合は、未リー
ドデータでメモリ領域がいっぱいになり、これ以上デー
タを書き込めない状態であり、次の書き込むべきデータ
が来るとオーバーフロー状態となってデータの取りこぼ
しが発生することになる。通常は書き込み速度と同程度
に読み出しを行なえばオーバーフロー状態は発生しない
が、同じPSIのデータが大量に送られて来た場合、未
リードデータが急増することになる。
【0037】このような場合でもメモリ領域が溢れない
ようにするために、従来では、図10(a)に示すよう
に、大量にPSIのデータが送られて来た場合を考慮し
て通常時に必要なメモリ領域よりもPSIを格納する各
メモリ領域を大き目に確保しておく必要があった。
【0038】即ち、音声や映像は元々一定の速度で再生
されるので、オーディオやビデオのデータ量は一定であ
り、従って、通常時に必要なメモリ領域だけ確保してお
けばオーバーフローすることはない。しかしながら、P
SIのデータは、一時的に急増する場合があるので、そ
の時にオーバーフロー状態に陥らないようにするために
は、通常時に必要なメモリ領域、即ち再生時に入力され
る大部分のPSIデータがオーバーフローすることなく
格納される大きさのメモリ領域よりも、大きなメモリ領
域を確保しておく必要があった。PSIは何種類もある
ので、その種類の数だけ余分にメモリ領域を確保する必
要があった。
【0039】これに対し、本実施の形態1においては、
通常、各PSIを格納するメモリ領域のそれぞれを通常
領域として、一時的に入力される大量のデータ以外の大
部分のデータを保持するのに必要なだけの大きさのメモ
リ領域をそれぞれ確保しておくとともに、1つ以上の予
備のメモリ領域を確保しておき、一時的に大量のデータ
が来た場合は、予め確保しておいた予備のメモリ領域を
連結することにより、一時的にメモリ領域を拡大し、メ
モリ領域が溢れることを防止する。
【0040】本実施の形態1においては、図10(b)に
示すように2つの予備の領域として、予備領域1と予備
領域2とを設けている。2つの予備領域があるのは、同
時に2つのデータが急増しても対応できるようにするた
めである。図10(c)は、本実施の形態1において、P
SI1用のメモリ領域がいっぱいになった場合のライト
ポインタ(WP2)とリードポインタ(RP2)の動き
を示している。読み出しのデータ量に比べて書き込みの
データ量が急激に増えWP2がRP2に追い付くと、P
SI1用メモリ領域がいっぱいになる。この時のWP2
の値を、図5に示した戻りアドレスレジスタ530に値
RSV1として保存し、新しいWP2の値を予備領域1
の下限アドレスSTT16とする。これにより、新たに
来るデータは予備領域1に書き込まれていく。一方、未
リードデータを速く読み出して、RP2の値を、RSV
1から上限アドレスEND2へ、END2から下限アド
レスのSTT2へ循環し、RSV1の1つ手前、つまり
(RSV1−1)に達するまで速く更新していく。(R
SV1−1)の次は、予備領域1の下限アドレスSTT
16になり、上限アドレスEND16に向かって増加し
ていく。この途中で、未リードデータがなくなった場合
は、 STT16≦RP2+1=WP2≦END16 の関係となる。
【0041】ライトポインタWP2は、予備領域1の上
限アドレスEND16に向かって増加していき、END
16の次は、戻りアドレスレジスタ530に保存してお
いたRSV1になり、元のPSI1用メモリ領域に戻る
ことになる。同様にリードポインタRP2も予備領域1
の上限アドレスEND16に達した次は、戻りアドレス
レジスタ530に保存しておいたRSV1になり、元の
PSI1用メモリ領域に戻る。ライトポインタWP2と
リードポインタRP2の両方がPSI1用メモリ領域に
戻った時点で、予備領域1は解放され、次にメモリ領域
がいっぱいになった場合に使用することが可能になる。
また、同時に2つのデータが急増した場合には、上述し
たように、予備領域1に加えて、予備領域2がデータが
急増したメモリ領域と連結される。なお、この予備領域
の数は1つ以上であればいくつであっても良い。
【0042】以上述べたライトポインタの値の更新はラ
イトポインタ更新制御部522によって制御され、同様
に、リードポインタの値の更新はリードポインタ更新制
御部523によって制御される。ライトポインタ更新制
御部522およびリードポインタ更新制御部523は、
ワイヤード回路やプログラムにより実行される回路など
により容易に構成できるものであり、本実施の形態での
詳細な構成の説明は省略する。
【0043】以上のように、この実施の形態1によれ
ば、メモリ部13内に、メモリ領域として、トランスポ
ートストリームから分離、選択した複数のデータの個別
の読み込みと書き込みとを行うための複数の通常領域
と、1以上の予備領域とを設け、複数の通常領域のいず
れかに空きがなくなった場合に、この空きがなくなった
通常領域に予備領域を連結するようにしたので、一時的
にデータが増加した場合には、必要なメモリ領域を上記
予備領域と連結して増加させ、データ量が通常に戻れ
ば,予備領域のデータを全て読み出した後,予備領域の
連結を解除して元にもどすことにより、必要に応じて動
的にメモリ領域を増加させてオーバーフローを防ぐこと
ができるとともに、一時的に増加するデータのための領
域を各通常領域ごとに持つのではなく、予備領域として
共通に持つこととなり、各通常領域を一時的に増加する
データ量を考慮しない、通常必要なサイズとすることが
でき、全体としてメモリ使用量の少ないデジタル放送受
信装置を得ることができる。
【0044】実施の形態2.図6は、本発明の実施の形
態2に係るデジタル放送受信装置のトランスポートデコ
ーダ部におけるメモリ制御部の構成を示すブロック図で
あり、図において、図5と同一符号は同一または相当す
る部分を示している。本実施の形態2に係るデジタル放
送受信装置は、上記実施の形態1に係るデジタル放送受
信装置において、トランスポートデコーダ部のメモリ制
御部の代わりに、この図6に示すメモリ制御部261を
用いるようにしたものであり、このメモリ制御部261
の構成は基本的には上記実施の形態1において図5に示
したメモリ制御部260の構成と同じであるが、システ
ム制御部14から出力される予備領域モードの信号がリ
ード/ライト制御部602に入力され、これがメモリの
リード/ライトの制御に用いられている点と、ライトポ
インタ記憶部612及びリードポインタ記憶部613の
チャネル数が実施の形態1のライトポインタ記憶部51
2及びリードポインタ記憶部513のチャネル数16か
ら18に増加している点が異なっている。
【0045】図11は、本発明の実施の形態2に係るデ
ジタル放送受信装置のメモリ部におけるメモリ領域を説
明するための模式図であり、図において、図10と同一
符号は同一または相当する部分を示している。本実施の
形態2に係るデジタル放送受信装置のメモリ部のメモリ
領域は、上記実施の形態1に係るデジタル放送のメモリ
領域の予備領域1,2を、図11(a)に示すように、予
備領域と通常領域とのいずれとして利用するかをリード
/ライト制御部602に入力される予備領域モードの信
号により切り替えられる通常/予備領域1,2としたも
のである。
【0046】この実施の形態2においては、メモリ制御
部261には、2つの動作モードが存在し、これらがシ
ステム制御部14により設定される予備領域モードによ
って切り替えられる。1つは、通常/予備領域1,2を
予備領域として利用して、上述した通常領域がいっぱい
になった時に通常/予備領域1,2を連結して使用する
モード(以下、予備領域使用モードと称す)であり、も
う1つは、通常/予備領域1,2を通常領域として利用
して、より多くの通常領域を持つようにするモード(以
下、予備領域非使用モードと称す)である。
【0047】予備領域非使用モードでは、いずれかの通
常領域がいっぱいになった場合であっても、これ以上デ
ータを保存するメモリ領域がないので、データがオーバ
ーフローさせてしまう。しかしながら、PSIのデータ
量が急増しないような放送、あるいは放送事業者の場合
は、図11(b)に示すようにメモリ領域に予備領域を設
けていても結局使用することがないので、この領域が無
駄になる。そこで、本実施の形態2においては、PSI
のデータ量が急増しないことが予めわかっている場合に
は、予備領域モードの信号によって、図11(c)のよう
に通常/予備領域1,2を通常のメモリ領域として使用
するよう切り替えて予備領域非使用モードとすることに
より、処理できるPSIの数を増やすことができる。な
お、上述したように、ライトポインタ記憶部612及び
リードポインタ記憶部613のチャネル数は予め通常/
予備領域1,2を通常のメモリ領域として使用した場合
のチャネル数分設けてあるので、処理数を増やすことが
できる。処理できるPSIの数を増やすと、別の放送チ
ャネルに関するPSIを先んじて取り込んで処理するこ
とにより、ユーザーが放送チャネルを変更した時の反応
速度を速めたり、付加的な情報をより多く流すことがで
きるようになる。これにより、通常/予備領域1,2を
有効利用できる。
【0048】また、PSIのデータ量が急増しないよう
な放送、あるいは放送事業者の場合には、予備領域モー
ドの信号により、通常/予備領域1,2を予備領域とし
て使用するよう切り替えて予備領域使用モードを選択し
て、データのオーバーフローを防ぐようにする。なお、
予備領域使用モードが選択されている場合の動作は実施
の形態1と同じなので、ここでは省略する。
【0049】以上のように、本実施の形態2によれば、
メモリ部13内に、メモリ領域として、トランスポート
ストリームから分離、選択した複数のデータの個別の読
み込みと書き込みとを行うための複数の通常領域と、1
以上の通常/予備領域とを設け、予備領域モードの信号
により、通常/予備領域を予備領域として使用するか、
通常領域として使用するかを選択するようにし、通常/
予備領域を予備領域とした場合においては、複数の通常
領域のいずれかに空きがなくなった場合に、この空きが
なくなった通常領域に通常/予備領域を連結するように
し、通常/予備領域を通常領域とした場合には、複数の
通常領域及びこの通常/予備領域の全体を通常領域とし
てここに複数のデータの読み込みと書き込みとを行うよ
うにしたから、少ないメモリ使用量でもオーバーフロー
しない通常/予備領域を予備領域として使用するモード
と、通常利用できるメモリ領域数を増加させる,通常/
予備領域を通常領域として使用するモードとの2つのモ
ードを放送事業者や放送内容に応じて使い分けることが
でき、上記実施の形態1と同様の効果を奏するととも
に、予備領域が不要である場合においても、通常/予備
領域を有効利用できる効果がある。
【0050】実施の形態3.図7は、本発明の実施の形
態3に係るデジタル放送受信装置のトランスポートデコ
ーダ部におけるメモリ制御部の構成を示すブロック図で
あり、図において、図5と同一符号は同一または相当す
る部分を示している。本実施の形態3に係るデジタル放
送受信装置は、上記実施の形態1に係るデジタル放送受
信装置において、トランスポートデコーダ部のメモリ制
御部の代わりに、この図7に示すメモリ制御部262を
用いるようにしたものである。メモリ制御部262の構
成は基本的に図5に示したメモリ制御部と同じである
が、変更される上限/下限アドレスを一時的に保持して
おく上限/下限アドレス一時バッファ701と、上限ア
ドレス記憶部510、下限アドレス記憶部511、ライ
トポインタ記憶部512、及びリードポインタ記憶部5
13からの出力を受け、ライトポインタとリードポイン
タとから上限/下限アドレスの変更の可否を判定し、上
限/下限アドレス一時バッファ701に対して上限/下
限アドレス変更イネーブル信号を出力してアドレスの変
更を制御するアドレス変更判定部721が追加されてい
る点が異なっている。
【0051】以下、本実施の形態3に係るデジタル放送
受信装置において、メモリ部13のメモリ領域を変更す
る場合について説明する。メモリ領域を設定するための
領域設定データ、即ち上限アドレス、下限アドレス、チ
ャネル指定などを行うデータは、システム制御部14か
らメモリ制御部262に送られてくる。変更しようとす
るメモリ領域を使用していない場合であれば、すぐに上
限アドレスや下限アドレスを変更しても動作は正常のま
まであるが、ライトやリードを行なっている場合は、単
純に変更すると誤動作する場合がある。これを図12、
図13および図14を用いて説明する。
【0052】図12は本発明の実施の形態3に係るデジ
タル受信装置におけるメモリ部13内の1つのメモリ領
域を縮小する場合を説明するための図であり、図におい
て、WPはライトポインタ、RPはリードポインタ、S
TTは変更前の下限アドレス、ENDは変更前の上限ア
ドレス、STT’は変更後の下限アドレス、END’は
変更後の上限アドレスを表している。また、図中、左側
は変更前の状態を、右側は変更後の状態をそれぞれ示
し、書き込まれたがまだ読み出されていないデータであ
る未リードデータの領域は斜線で示している。
【0053】また、図13は本発明の実施の形態3に係
るデジタル放送受信装置におけるメモリ部13内のメモ
リ領域を拡大する場合を説明するための図であり、図に
おいて、図12と同一符号は同一または相当する部分を
示している。また、図中、左側は変更前の状態を、右側
は変更後の状態をそれぞれ示し、書き込まれたがまだ読
み出されていないデータである未リードデータの領域は
斜線で示している。
【0054】また、図14は本発明の実施の形態3に係
るデジタル放送受信装置におけるメモリ部13内のメモ
リ領域を移動する場合を説明するための図であり、図に
おいて、図12と同一符号は同一または相当する部分を
示している。また、図中、左側は変更前の状態を、右側
は変更後の状態をそれぞれ示し、書き込まれたが、まだ
読み出されていないデータである未リードデータの領域
は斜線で示している。
【0055】まず、図12に示すメモリ領域を縮小する
場合においては、ライト/リード動作中に、上限アドレ
スまたは下限アドレスを変更可能なのは図12(a)の場
合だけである。即ち、WPとRPとがともに、変更後の
下限アドレスSTT’と変更後の上限アドレスEND’
との間に位置する場合、式で表すならば、STT≦ST
T’≦RP≦WP≦END’≦ENDの場合だけであ
る。これ以外の図12(b)〜(d)の場合、まだ読み出され
てない未リードデータが新しいメモリ領域の範囲外に残
ってしまうため、データが欠落してしまうので、上限ア
ドレスまたは下限アドレスの変更はできない。
【0056】次に、図13に示すメモリ領域を拡大する
場合においては、ライト/リード動作中に、上限アドレ
スまたは下限アドレスを変更可能なのは図13(a)の場
合だけである。即ち、WPがRPよりも変更前の上限ア
ドレスEND側にある場合、式で表すならば、STT’
≦STT≦RP≦WP≦END≦END’の場合だけで
ある。図13(b)の場合、未リードデータは新しいメモ
リ領域内にあるのだが、WP≦RPであるために、RP
はメモリ領域拡大後も1回だけ、変更前の上限アドレス
ENDから変更前の下限アドレスSTTに循環し、その
後は、変更後の上限アドレスEND’から変更後の下限
アドレスSTT’に循環する必要がある。このため、変
更前の下限アドレスSTTや上限アドレスENDを別途
保存しておかない限り、上限アドレスや下限アドレスの
変更はできない。
【0057】次に、図14に示すメモリ領域を移動する
場合においては、ライト及びリード動作中に、上限アド
レスまたは下限アドレスを変更できる条件は複雑であ
る。図14(a)のようにSTT’≦RP≦WP≦EN
D’であれば、上限、下限アドレスとも同時に変更可能
である。図14(b)のようにWP≦RPならば、変更後
のメモリ領域内に入らない未リードデータが存在するの
で、上限、下限アドレスの変更は不可能であり、図14
(a)の状態になるのを待つしかない。図14(c)のように
RP≦WP、かつ、変更後のメモリ領域内に入らない未
リードデータが存在する場合、上限、下限アドレスとも
同時変更は不可能であるが、図14(d)に示すように、
3段階に分けて行なえば、変更可能である。つまり、最
初に未リードデータが移動できるように、上限または下
限アドレスのいずれかを変更してメモリ領域を拡大す
る。次に時間が経過して、メモリがリード/ライトされ
て、RPとWPが更新され、STT’≦RP≦WP≦E
ND’となるまで待ち、この状態となった時点で、上限
または下限アドレスのうち、まだ変更していない方を変
更する。こうして、下限アドレスSTTと上限アドレス
ENDとの間のメモリ領域から下限アドレスSTT’と
上限アドレスEND’との間のメモリ領域への移動が完
了する。
【0058】このため、本実施の形態3においては、メ
モリ領域を変更する場合、変更を指定する領域設定デー
タが入力されると、その変更が、図12、図13、図1
4で示したいずれの条件に当てはまるかの条件判定がア
ドレス変更判定部721でライトポインタ、リードポイ
ンタ、変更前後の上限アドレス、及び変更前後の下限ア
ドレスに基づいて行なわれる。そして、判定された時点
で変更可能な場合には、システム制御部14からの新し
いアドレスが上限アドレス記憶部510または下限アド
レス記憶部511に書き込まれる。また、判定された時
点で、変更不可の場合には、上限/下限アドレス一時バ
ッファ701に領域設定データを保留しておき、変更可
能な条件になり次第、上限アドレス記憶部510または
下限アドレス記憶部511に書き込むように制御され
る。
【0059】以上のように、本実施の形態3によれば、
トランスポートデコーダ部12内のメモリ制御部262
において、メモリ領域を変更する場合に、メモリ領域の
上限アドレス、下限アドレス、データのリードポイン
タ、及びライトポインタから、メモリ領域の変更の可否
を判定し、メモリ領域の上限アドレスと下限アドレスと
の変更のタイミングを制御するようにしたので、分離、
選択したデータを書き込んだり読み出したりしている状
態の場合でも、そのメモリ領域の範囲を変更することが
できるので、実際に受信したデータ量の大小に応じて後
から動的にメモリ領域を変更したり、あるいは空きので
きたメモリ領域を詰めていく、いわゆるガーベージコレ
クションをすることができ、メモリ管理が容易なデジタ
ル放送受信装置を得ることができる効果が得られる。
【0060】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、デジタ
ル放送を受信し、復調してトランスポートストリームを
出力する受信部と、メモリ領域として、予備領域と、複
数の通常領域とを有するメモリ部と、上記トランスポー
トストリームを入力とし、該トランスポートストリーム
内の識別子に応じて、トランスポートストリームから複
数のデータを分離、選択し、この分離、選択した複数の
データの上記各通常領域への個別の書き込み及び読み出
しを行うとともに、いずれかの通常領域に空きがなくな
った場合に、上記予備領域をこの通常領域に連結して上
記データの書き込み及び読み出しに使用するトランスポ
ートデコーダ部と、上記メモリ部から読み出したデータ
のうちのオーディオデータとビデオデータとを復号して
音声信号と映像信号とを出力するAVデコーダ部とを備
えるようにしたから、メモリ領域の通常使用する通常領
域のいずれかがいっぱいになると予備領域を連結して一
時的にメモリ領域を増加させることにより、メモリ使用
量の少ないデジタル放送受信装置を提供できる効果があ
る。
【0061】また、この発明によれば、デジタル放送を
受信し、復調してトランスポートストリームを出力する
受信部と、メモリ領域として、予備領域と通常領域との
いずれかとして切り替えて使用できる通常/予備領域
と、複数の通常領域とを有するメモリ部と、受信するデ
ジタル放送に応じて、上記通常/予備領域を予備領域と
して使用する予備領域使用モードか、上記通常/予備領
域を通常領域として使用する予備領域非使用モードかを
選択指示するシステム制御部と、上記トランスポートス
トリームを入力とし、該トランスポートストリーム内の
識別子に応じて、トランスポートストリームから複数の
データを分離、選択するとともに、上記システム制御部
が予備領域使用モードを指示した場合には、上記分離、
選択した複数のデータの上記各通常領域への個別の書き
込み及び読み出しを行うとともに、いずれかの通常領域
に空きがなくなった場合に、上記予備/通常領域を予備
領域として、この通常領域に連結して上記データの書き
込み及び読み出しに使用し、上記システム制御部が予備
領域非使用モードを指示した場合には、上記複数の通常
領域及び上記予備/通常領域の全体を通常領域として、
ここに上記分離、選択した複数のデータの個別の書き込
み及び読み出しを行うトランスポートデコーダ部と、上
記メモリ部から読み出したデータのうちのオーディオデ
ータとビデオデータとを復号して音声信号と映像信号と
を出力するAVデコーダ部とを備えるようにしたから、
通常領域と予備領域に切替え可能な通常/予備領域を持
つことにより、通常/予備領域を予備領域に切替えるこ
とで、少ないメモリ使用量でオーバーフローを防ぐこと
ができるとともに、通常/予備領域を予備領域に切替え
ることで、利用できる通常領域の数を多くでき、放送事
業者や放送内容に応じてメモリ領域を効率よく利用でき
るデジタル放送受信装置を提供できる効果がある。
【0062】また、この発明によれば、デジタル放送を
受信し、復調してトランスポートストリームを出力する
受信部と、複数のメモリ領域を持つメモリ部と、上記ト
ランスポートストリームを入力とし、該トランスポート
ストリーム内の識別子に応じて、トランスポートストリ
ームから複数のデータを分離、選択し、この分離、選択
した複数のデータの上記各メモリ領域への個別の書き込
み及び読み出しを行うトランスポートデコーダ部と、上
記メモリ部から読み出したデータのうちのオーディオデ
ータとビデオデータとを復号して音声信号と映像信号と
を出力するAVデコーダ部とを備え、上記トランスポー
トデコーダ部は、上記各メモリ領域の範囲を示す上限ア
ドレス及び下限アドレスと、上記分離、選択したデータ
を上記各メモリ領域に書き込むアドレスであるライトポ
イント及び上記各メモリ領域から読み出すアドレスであ
るリードポイントとに応じて、上記上限アドレス及び下
限アドレスの変更の可否を判定して上限アドレス及び下
限アドレスの変更を制御する手段を備えるようにしたか
ら、上記各メモリ領域の範囲に変更が必要な場合に、メ
モリ領域の上限アドレス、下限アドレス、データのライ
トポインタ及びリードポインタの値に応じて、上限アド
レスまたは下限アドレスの変更のタイミングを操作する
ことによって、動的にメモリ領域を変更することがで
き、メモリ管理が容易なデジタル放送受信装置を提供で
きる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係るデジタル放送受信
装置の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態1に係るデジタル放送受信
装置のトランスポートデコーダ部の構成を示すブロック
図である。
【図3】本発明の実施の形態1に係るデジタル放送受信
装置のトランスポートデコーダ部のPIDフィルタの構
成を示すブロック図である。
【図4】本発明の実施の形態1に係るデジタル放送受信
装置のトランスポートデコーダ部のSFフィルタの構成
を示すブロック図である。
【図5】本発明の実施の形態1に係るデジタル放送受信
装置のトランスポートデコーダ部のメモリ制御部の構成
を示すブロック図である。
【図6】本発明の実施の形態2に係るデジタル放送受信
装置のトランスポートデコーダ部のメモリ制御部の構成
を示すブロック図である。
【図7】本発明の実施の形態3に係るデジタル放送受信
装置のトランスポートデコーダ部のメモリ制御部の構成
を示すブロック図である。
【図8】本発明の実施の形態1に係るデジタル放送受信
装置を説明するためのトランスポート・ストリーム・パ
ケットのフォーマットを示す図である。
【図9】本発明の実施の形態1に係るデジタル放送受信
装置のセクションのフォーマットを示す図である。
【図10】本発明の実施の形態1に係るデジタル放送受
信装置を説明するための、メモリ領域の構成を示す図で
ある。
【図11】本発明の実施の形態2に係るデジタル放送受
信装置を説明するための、メモリ領域の構成を示す図で
ある。
【図12】本発明の実施の形態3に係るデジタル放送受
信装置を説明するための、メモリ領域の構成を示す図で
ある。
【図13】本発明の実施の形態3に係るデジタル放送受
信装置を説明するための、メモリ領域の構成を示す図で
ある。
【図14】本発明の実施の形態3に係るデジタル放送受
信装置を説明するための、メモリ領域の構成を示す図で
ある。
【符号の説明】
10 デジタル放送受信装置 11 受信部 12 トランスポートデコーダ部 13 メモリ部 14 システム制御部 15 AVデコーダ部 200 同期検出部 210 PIDフィルタ 211 PIDテーブル 212,222 一致判定部 220 セクションフィルタ 221 セクションテーブル 230 セレクタ 240 スクランブル解除部 250 フォーマット部 260、261,262 メモリ制御部 502,602 リード/ライト制御部 510 上限アドレス記憶部 511 下限アドレス記憶部 512,612 ライトポインタ記憶部 513,613 リードポインタ記憶部 520 セレクタ 522 ライトポインタ更新制御部 523 リードポインタ更新制御部 530 戻りアドレスレジスタ 701 上限/下限アドレス一次バッファ 721 アドレス変更判定部
フロントページの続き Fターム(参考) 5C025 AA23 BA25 BA27 BA30 DA01 DA04 5C052 AA17 DD10 GA00 GA03 GB06 GD09 GE04 GF05 GF06 5C053 FA20 FA27 FA30 GB37 JA24 KA04 KA08 KA19 KA24 5C059 KK08 KK35 MA00 PP04 RA04 RB02 RB10 SS02 SS11 UA34 UA35 UA36

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 デジタル放送を受信し、復調してトラン
    スポートストリームを出力する受信部と、 メモリ領域として、予備領域と、複数の通常領域とを有
    するメモリ部と、 上記トランスポートストリームを入力とし、該トランス
    ポートストリーム内の識別子に応じて、トランスポート
    ストリームから複数のデータを分離、選択し、この分
    離、選択した複数のデータの上記各通常領域への個別の
    書き込み及び読み出しを行うとともに、いずれかの通常
    領域に空きがなくなった場合に、上記予備領域をこの通
    常領域に連結して上記データの書き込み及び読み出しに
    使用するトランスポートデコーダ部と、 上記メモリ部から読み出したデータのうちのオーディオ
    データとビデオデータとを復号して音声信号と映像信号
    とを出力するAVデコーダ部とを備えたことを特徴とす
    るデジタル放送受信装置。
  2. 【請求項2】 デジタル放送を受信し、復調してトラン
    スポートストリームを出力する受信部と、 メモリ領域として、予備領域と通常領域とのいずれかと
    して切り替えて使用できる通常/予備領域と、複数の通
    常領域とを有するメモリ部と、 受信するデジタル放送に応じて、上記通常/予備領域を
    予備領域として使用する予備領域使用モードか、上記通
    常/予備領域を通常領域として使用する予備領域非使用
    モードかを選択指示するシステム制御部と、 上記トランスポートストリームを入力とし、該トランス
    ポートストリーム内の識別子に応じて、トランスポート
    ストリームから複数のデータを分離、選択するととも
    に、上記システム制御部が予備領域使用モードを指示し
    た場合には、上記分離、選択した複数のデータの上記各
    通常領域への個別の書き込み及び読み出しを行うととも
    に、いずれかの通常領域に空きがなくなった場合に、上
    記予備/通常領域を予備領域として、この通常領域に連
    結して上記データの書き込み及び読み出しに使用し、上
    記システム制御部が予備領域非使用モードを指示した場
    合には、上記複数の通常領域及び上記予備/通常領域の
    全体を通常領域として、ここに上記分離、選択した複数
    のデータの個別の書き込み及び読み出しを行うトランス
    ポートデコーダ部と、 上記メモリ部から読み出したデータのうちのオーディオ
    データとビデオデータとを復号して音声信号と映像信号
    とを出力するAVデコーダ部とを備えたことを特徴とす
    るデジタル放送受信装置。
  3. 【請求項3】 デジタル放送を受信し、復調してトラン
    スポートストリームを出力する受信部と、 複数のメモリ領域を持つメモリ部と、 上記トランスポートストリームを入力とし、該トランス
    ポートストリーム内の識別子に応じて、トランスポート
    ストリームから複数のデータを分離、選択し、この分
    離、選択した複数のデータの上記各メモリ領域への個別
    の書き込み及び読み出しを行うトランスポートデコーダ
    部と、 上記メモリ部から読み出したデータのうちのオーディオ
    データとビデオデータとを復号して音声信号と映像信号
    とを出力するAVデコーダ部とを備え、 上記トランスポートデコーダ部は、上記各メモリ領域の
    範囲を示す上限アドレス及び下限アドレスと、上記分
    離、選択したデータを上記各メモリ領域に書き込むアド
    レスであるライトポイント及び上記各メモリ領域から読
    み出すアドレスであるリードポイントとに応じて、上記
    上限アドレス及び下限アドレスの変更の可否を判定して
    上限アドレス及び下限アドレスの変更を制御する手段を
    備えたことを特徴とするデジタル放送受信装置。
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