JP2010034696A - 解像度変換装置、方法およびプログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】N次元空間上のN次元座標値を入力としN次元座標値で指定される仮対応点の密度値を出力する仮対応点密度関数を設定する手段1005と、仮対応点密度関数を満たす密度値で仮対応点の集合を設定する手段1005と、仮対応点を基準とする第1範囲内の画素値である入力パターンを対象データから取得する手段1002と、第2範囲内の画素値である候補パターンを探索パターンデータから取得する手段1002と、複数の候補パターンのうち、入力パターンとの違いが他の候補パターンと比べ低い候補パターンである推定パターンを探索パターンデータ内から見つける手段1005と、仮対応点の画素値として、推定パターン内で仮対応点に対応する位置の画素値を設定する手段1005と、設定された画素値と仮対応点のN次元座標値とを使用して処理対象データの解像度を変換する手段1005と、を具備する。
【選択図】図10
Description
M. Shimizu et al., "Precise Sub-pixel Estimation on Area-based Matching," in Proc. IEEE International Conference on Computer Vision, pp.90-97, 2001. S. C. Park et al., "Super-Resolution Image Reconstruction: A Technical Overview," IEEE Signal Processing Magazine, pp.21-36, May 2003.
まず本実施形態の概要を説明する。
上記の問題の根本的な理由は、他のフレーム上に存在するそれぞれの画素を基準として、変換対象フレーム上で対応点を探すことにある。これらの問題を解決するには、発想を逆転させ、変換対象フレーム上で対応点を探すのではなく、変換対象フレーム上であるべき対応点の配列をあらかじめ決めておき、その対応点に合致する点を他のフレーム上で探せばよい。具体的には、例えば、まず、出力解像度の画素と同じ密度で仮の対応点(仮対応点)を配置し、次に、仮対応点のそれぞれについて、仮対応点を中心とした入力解像度のブロックを生成し、次に、利用可能な他のフレームすべてを対象としてブロック内の画像パターンに最も合致する画像パターンを探し、最後に、見つかった画像パターンの中心にある画素を仮対応点に対応する画素とすれば、再構成に必要な情報は得られる。この手法を仮対応点法と呼ぶことにする。
はじめに、解像度変換により、出力解像度の画像が復元される手法について説明する。次に、この解像度変換の復元精度を上げる手法について説明する。
解像度変換では、例えばぼけやダウンサンプリング(あるいはアップサンプリング)、ノイズにより、出力解像度の画像に変換が施されて、入力解像度の各画素が生成されたと考えて、元の出力解像度の画像を復元する。入力画像の各画素にインデックスi={1、2、3、・・・、L}を付与し、入力される画素値を下記(1)であらわす(画素がスカラー値でないなら、yは縦ベクトルであらわすものとする)。例えば、画素がRGBの3次元で与えられるなら、3次元の縦ベクトルであらわす。
POCSやMAP法では繰り返し演算に基づく最適化を行うことが多く、このような最適化では初期値として仮のxが必要となる。仮のxは、例えば入力画像の補間により生成できる。どのような補間手法を用いてもかまわないが、例えば、次の手法が使える。
既知の2点を用いて補間する。補間に用いる2点は、できるだけ補間すべき点の近くを用いることが望ましい。既知の2点の位置を下記(11)とし、その画素値を下記(12)とし、補間すべき点の位置を下記(13)としてあらわす。
既知の等間隔に配置された4点を用いて補間する。補間に用いる4点は、補間位置を中心とした2以下の範囲に配置されているものとする。補間値は、各点に対し、補間位置を中心とした次の式(15)であらわされる重みカーネルの値をかけてそれらの和を求めることで得られる。dは各点の補間位置からの距離を表す。γは補間関数を制御するパラメータで、例えばγ=−1.0あるいはγ=−0.5とする。
POCSによるRECONSTRUCTIONの流れの一例について図1を参照して説明する。そのアルゴリズムは次の通りである。このアルゴリズムは、例えば、後述の図10の演算部1005が行う。
(ステップ1)仮のxを生成する(ステップS101)。仮のxは、例えば入力画像の補間により生成できる。補間には、例えば線形補間やキュービックコンボリューション法が利用できる。
なお、厳密なRECONSTRUCTIONを行うかわりに、次の重みつき加算手法を利用することもできる。重みつき加算手法では、適当なカーネル行列Kを準備し、各画素に対する画像xを下記(30)式により推定する。
xの復元において、自然画像の性質、例えば隣り合う画素の輝度値が似ているといった知識を利用することもできる。その1例として、次に説明するMAP法によるxの推定がある。以下、図2に示した流れにしたがってMAP法を説明する。これは演算部1005が行う。
(ステップ1)仮のxを生成する(ステップS101)。仮のxは、例えば入力画像の補間により生成できる。
P1:水平方向の平行移動
P2:垂直方向の平行移動
の2通りを考えれば、第2項は縦横それぞれについて隣接画素のずれの大きさの和を求め、その合計値をλで重みづけした値になる。
以上の流れにより、出力画像xを推定することが可能になる。出力画像の推定精度は、その推定に用いた各iに対する式が、どれだけ選択可能な解xの次元数を減らせるか(Wのランクを上げることができるか)、およびどれだけ正確であるか、に依存する。その理由の概要を説明すると次のようになる。選択可能な解xの次元数が0でない場合、POCSなどのRECONSTRUCTIONはその解(正確には近似解)のうちの1つを選んで返す。しかし、RECONSTRUCTION段階では画像の性質は考慮されず、推定出力画像は選択可能な解xの中からランダムに(ユーザから見れば不適切な基準で)選ばれる。これは選択可能な解xが少ないときはあまり問題にならない。しかし、選択可能な解xの次元数が大きくなると、解xの選択肢も増えてしまい、望ましい画像が選ばれる可能性は低くなる。なお、RECONSTRUCTIONに後述のMAP法を用いると画像に関する知識を利用して選ぶことはできるが、それでも選択可能な解xの次元数が大きくなると望ましい出力画像が選ばれる可能性は低くなる点は同じである。このようなことを考えると、RECONSTRUCTIONを利用した解像度変換において、選択可能な解xの次元数を減らすことは極めて重要な問題になる。
ここで、本実施形態の信号処理装置について図10を参照して説明する。図10は、汎用的なCPUを用いたコンピュータ(TVやDVDプレーヤ、ハードディスクレコーダを含む)で実施する場合の構成の一例である。
本実施形態の信号処理装置は、入出力受付部1001、画像入力部1002、画像出力部1003、一時記憶部1004、演算部1005、不揮発記憶部1006を含む。
画像入力部1002は、N次元空間上のN次元座標値と、このN次元座標値での画素値の集合である対象画像データと、1つ以上の、N次元空間上のN次元座標値と、このN次元座標値での画素値の集合である、探索の対象とする探索画像パターンデータとを受け付ける。
不揮発記憶部1006は、後に図を参照して説明するプログラムを格納している。不揮発記憶部1006は、例えば、例えばハードディスクやROMである。不揮発記憶部1006は、上述した、画像データと探索画像パターンデータを予め記憶していてもよい。
一時記憶部1004は、入出力受付部1001からユーザの指示を受けて不揮発記憶部1006からプログラムを一時的に記憶し、演算部1005に提供する。一時記憶部1004は、演算部1005が演算した結果を一時的に記憶できる。
演算部1005は、一時記憶部1004からプログラムを受け取り、プログラムを実行する。実施形態の解像度変換装置の主な動作はすべて演算部1005が行う。
画像出力部1003は、演算部1005によって得られた結果を出力する。画像出力部1003は例えばモニタである。
なお、動画像の各フレームに対して、それを対象画像データとしてステップ1〜8を実行しているのであれば、すべてのフレームを処理するまで、入力画像を次のフレームに切り替えながら各ステップを繰り返すことで、動画像全体について解像度変換を行うことができる。
本実施形態の出力画像品質と計算量のトレードオフの制御は、仮対応点密度関数によって行われる。本実施形態を有効に利用するためには、仮対応点を減らすにつれ出力画像品質も下がる可能性があるが、なるべく出力画像品質を落とさずに計算量だけを減らしたい。そのためには、仮対応点密度関数をどのように与えるかが重要である。
仮対応点を基準としたブロックの補間生成に必要な係数を予め計算しなくてもよいなら、別の手法として、画像の性質を調べ、その性質にしたがって仮対応点密度関数を制御する手法を用いてもよい。このような手法の1例としては、入力された対象画像データの各画素間について高周波成分の強さを推定して、その強さにしたがって関数値を変化させる手法である。この理由は次の通りである。関数値の見積もりにおいて、知りたいことは仮対応点における解像度変換の効果である。一方、入力解像度の各画素値に残存する高周波成分が高いほど、解像度変換の効果は高いことが知られている。そこで、仮対応点の近傍における入力解像度の各画素の高周波成分が強いほど、解像度変換の効果も高いと仮定し、密度関数値を決めることにする。具体的には、演算部1005が、例えば、次の手順で関数値を決める。
(ステップX2−A)密度値を求めたい点を中心とした、予め定めた大きさの矩形あるいは円(画像の次元Nが3次元以上の場合は、(超)立方体や(超)球)を考え、その範囲内にある高周波成分データを用い、高周波成分の推定値を求める。推定値としては例えば平均値、分散、平均値に標準偏差の定数倍を加えた値、中央値、最大値、最小値が利用できる。
また、対象画像が水平・垂直の2次元あるいは水平・垂直・奥行きの3次元であって、かつ、その時系列画像に対して解像度変換を行う場合(すなわち、動画像の各フレームに対して解像度変換を行う場合)、あるいは、対象画像が時間軸を含む場合(すなわち、時空間画像に対して解像度変換を行う場合)には、動きの激しい部分ほど視力が低いという視覚の特性を用いることで、仮対応点の数を減らすことができる。具体的には、演算部1005が、例えば、関数値をフレーム間差分の関数として、以下の手順で求める。
以上に説明した手法のいずれか、あるいはそれらの組み合わせを使えば、N次元空間上の点を与えると仮対応点密度関数値が得られ、仮対応点を配置する際の入力として利用することができる(ステップS1103)。2つ以上の関数値算出手法を組み合わせる場合は、例えば、高周波成分データの重みつき和に基づいて(ステップX3)を実行するか、あるいは、それぞれの手法で関数値を求めた上で、最終的な関数値をそれらの代表値(例えば、積や和、平均値や中央値、最大値、最小値)とすればよい。後は、この仮対応点密度関数値を利用して、仮対応点を配置すればよい(ステップS1104)。具体的には、例えば仮対応点密度関数値の積分値が1になる位置ごとに仮対応点を配置すればよい。関数の形が処理ごとに変化しない場合は、あらかじめ仮対応点の位置を求めておき、その位置に配置するだけでよいが、関数の形が処理ごとに変化する場合、正確な積分を求めると計算量が多くなってしまう。
(ステップ2)注目する仮対応点候補位置(注目候補位置)をラスタスキャン順で先頭の位置とする(ステップS2002)。
また、関数の形が処理ごとに変化しない場合にも、以上に説明した手法で仮対応点の位置を決めることができる。この場合、仮対応点候補位置の集合を正確に求めるために、元の値よりも密にしておく(例えば、各軸について出力解像度の4倍の解像度を考え、その各画素位置とする)とよい。
このような配置を行えば、仮対応点の密度を動的に制御でき、主観的な画質を損なわずに無駄な計算を省くことができる。
求めた密度関数値は、仮対応点の配置密度を表している。密度関数値が低い領域では、仮対応点の密度は低くなり、その領域では計算量が削減できる代わりに、画像xの推定精度が落ちることになる。先に説明した図2に示したMAP法を利用し、画像xの推定精度の低下を事前知識により補う手法について説明する。MAP法による解像度変換において、画像の性質をあらわす事前知識は、多くの場合、近傍の数画素の間(例えば互いに隣接する複数画素間)に成り立つと期待できる画素値の関係を記述しており、その知識は最小化すべきエネルギー関数に組み込まれる。例えば、先に説明した下記(51)のエネルギー関数では、2画素間の差分値の大きさが小さいと期待し、第2項の重み(λm)はその大きさに対するペナルティ項を表している。
また、記憶媒体からコンピュータや組み込みシステムにインストールされたプログラムの指示に基づきコンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)や、データベース管理ソフト、ネットワーク等のMW(ミドルウェア)等が本実施形態を実現するための各処理の一部を実行してもよい。
さらに、本願発明における記憶媒体は、コンピュータあるいは組み込みシステムと独立した媒体に限らず、LANやインターネット等により伝達されたプログラムをダウンロードして記憶または一時記憶した記憶媒体も含まれる。
また、記憶媒体は1つに限られず、複数の媒体から本実施形態における処理が実行される場合も、本発明における記憶媒体に含まれ、媒体の構成は何れの構成であってもよい。
また、本願発明の実施形態におけるコンピュータとは、パソコンに限らず、情報処理機器に含まれる演算処理装置、マイコン等も含み、プログラムによって本発明の実施形態における機能を実現することが可能な機器、装置を総称している。
Claims (8)
- N次元空間(N:自然数)上のN次元座標値と、該N次元座標値における画素値との集合である対象画像データを入力する第1入力手段と、
前記N次元空間上のN次元座標値と、該N次元座標値における画素値との集合である探索画像パターンデータを入力する第2入力手段と、
前記N次元空間上のN次元座標値を入力とし、該N次元座標値で指定される仮対応点の密度値を出力する仮対応点密度関数を設定する第1設定手段と、
前記N次元空間上に、前記仮対応点密度関数で定まる密度値にしたがって、前記仮対応点の集合を設定する第2設定手段と、
前記仮対応点のそれぞれに対し、前記N次元空間上で前記仮対応点を基準とする第1範囲内の画素値である入力画像パターンを前記対象画像データから取得する第1取得手段と、
前記探索画像パターンデータに含まれるN次元座標値を基準とする第2範囲内の画素値である候補画像パターンを前記探索画像パターンデータから取得する第2取得手段と、
複数の候補画像パターンのうち、前記入力画像パターンとの違いが他の候補画像パターンと比べ低い候補画像パターンである推定画像パターンを、前記探索画像パターンデータ内から見つけるマッチング手段と、
前記仮対応点におけるそれぞれの画素値として、前記推定画像パターン内で仮対応点に対応する位置の画素値を設定する第3設定手段と、
設定された画素値と仮対応点のN次元座標値とを使用して、前記処理対象データの解像度を変換する変換手段と、を具備することを特徴とする解像度変換装置。 - 前記第1設定手段は、前記仮対応点密度関数として、N次元座標値である中心座標において大きい関数値をとり、該中心座標から離れるにしたがって関数値が小さくなる関数を設定することを特徴とする請求項1に記載の解像度変換装置。
- 前記対象画像データに対応する対象画像内で平坦領域を検出する検出手段をさらに具備し、
前記第1設定手段は、前記仮対応点密度関数として、前記平坦領域とされた領域においては他の領域に比較して相対的に小さい関数値を取る関数を設定することを特徴とする請求項1に記載の解像度変換装置。 - 前記対象画像データと前記探索画像パターンデータとのフレーム間差分を算出する算出手段をさらに具備し、
前記第1設定手段は、前記仮対応点密度関数が前記フレーム間差分の大きさの関数であるように設定することを特徴とする請求項1に記載の解像度変換装置。 - 前記第2設定手段は、
仮対応点を設定する位置の候補となる仮対応点候補位置の集合を入力する第3入力手段と、
前記仮対応点候補位置の集合の各要素を順に注目候補位置として設定する第4設定手段と、
ある積分値を記憶している記憶手段と、
前記注目候補位置における前記仮対応点密度関数の値を前記積分値に加算して加算積分値を取得する第3取得手段と、
前記加算積分値がしきい値を超える場合に、前記注目候補位置に仮対応点を設定し、前記加算積分値から該しきい値を減ずる第5設定手段と、を具備することを特徴とする請求項1に記載の解像度変換装置。 - 前記変換手段は、
出力解像度の互いに隣接する複数の画素間における画素値の関係を事前に定めた関係に近づける事前知識を記憶している記憶手段と、
前記仮対応点密度関数によって、前記関係を記述する画素のうち少なくとも1つの画素における密度関数値を算出する算出手段と、
前記密度関数値が大きいほど前記事前知識の重みを小さくするように制御する制御手段と、を具備することを特徴とする請求項1に記載の解像度変換装置。 - N次元空間(N:自然数)上のN次元座標値と、該N次元座標値における画素値との集合である対象画像データを入力し、
前記N次元空間上のN次元座標値と、該N次元座標値における画素値との集合である探索画像パターンデータを入力し、
前記N次元空間上のN次元座標値を入力とし、該N次元座標値で指定される仮対応点の密度値を出力する仮対応点密度関数を設定し、
前記N次元空間上に、前記仮対応点密度関数で定まる密度値にしたがって、前記仮対応点の集合を設定し、
前記仮対応点のそれぞれに対し、前記N次元空間上で前記仮対応点を基準とする第1範囲内の画素値である入力画像パターンを前記対象画像データから取得し、
前記探索画像パターンデータに含まれるN次元座標値を基準とする第2範囲内の画素値である候補画像パターンを前記探索画像パターンデータから取得し、
複数の候補画像パターンのうち、前記入力画像パターンとの違いが他の候補画像パターンと比べ低い候補画像パターンである推定画像パターンを、前記探索画像パターンデータ内から見つけ、
前記仮対応点におけるそれぞれの画素値として、前記推定画像パターン内で仮対応点に対応する位置の画素値を設定し、
設定された画素値と仮対応点のN次元座標値とを使用して、前記処理対象データの解像度を変換することを特徴とする解像度変換方法。 - コンピュータを、
N次元空間(N:自然数)上のN次元座標値と、該N次元座標値における画素値との集合である対象画像データを入力する第1入力手段と、
前記N次元空間上のN次元座標値と、該N次元座標値における画素値との集合である探索画像パターンデータを入力する第2入力手段と、
前記N次元空間上のN次元座標値を入力とし、該N次元座標値で指定される仮対応点の密度値を出力する仮対応点密度関数を設定する第1設定手段と、
前記N次元空間上に、前記仮対応点密度関数で定まる密度値にしたがって、前記仮対応点の集合を設定する第2設定手段と、
前記仮対応点のそれぞれに対し、前記N次元空間上で前記仮対応点を基準とする第1範囲内の画素値である入力画像パターンを前記対象画像データから取得する第1取得手段と、
前記探索画像パターンデータに含まれるN次元座標値を基準とする第2範囲内の画素値である候補画像パターンを前記探索画像パターンデータから取得する第2取得手段と、
複数の候補画像パターンのうち、前記入力画像パターンとの違いが他の候補画像パターンと比べ低い候補画像パターンである推定画像パターンを、前記探索画像パターンデータ内から見つけるマッチング手段と、
前記仮対応点におけるそれぞれの画素値として、前記推定画像パターン内で仮対応点に対応する位置の画素値を設定する第3設定手段と、
設定された画素値と仮対応点のN次元座標値とを使用して、前記処理対象データの解像度を変換する変換手段として機能させるための解像度変換プログラム。
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