JP5728399B2 - 計測装置、方法及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、計測装置、方法及びプログラムに関する。
従来から、視点の異なる複数のカメラで物体を撮影した複数の画像の対応関係より、当該物体の3次元位置を計測するステレオ計測と呼ばれる技術が知られている。
3次元位置は、例えば、複数の画像の中から画像のペアが選択され、選択された画像上の計測点の位置と選択された画像を撮影したカメラの位置関係とから計測されるが、当該カメラの位置、レンズの焦点距離、撮像素子の大きさ、及び解像度、並びに当該画像上の計測点の位置によって計測精度が異なる。このため、3次元位置の計測精度を高めるためには、計測点との関係で最適な画像のペアを選択する必要がある。
特開2007−278845号公報
しかしながら、従来技術では、複数の画像のうちの特定の画像との関係で最適な画像を選択するため、当該特定の画像を含まない画像組については選択できない。このため、計測点との関係で最適な画像組を選択できず、3次元位置の計測精度が悪い場合があった。
本発明が解決しようとする課題は、3次元位置の計測精度を高めることができる計測装置、方法及びプログラムを提供することである。
実施形態の計測装置は、表示制御部と、設定部と、第1算出部と、第2算出部と、選択部と、を備える。表示制御部は、異なる視点で撮像された複数の画像のうち第1画像を表示部に表示する。設定部は、前記第1画像上に計測位置を設定する。第1算出部は、前記複数の画像のうちの前記第1画像以外のいずれかである第2画像に対し、前記計測位置に対応する対応位置を算出する。第2算出部は、前記第1画像、前記計測位置、前記第2画像、及び前記対応位置を用いて、前記計測位置の3次元位置及び当該3次元位置の誤差を算出する。選択部は、第2算出部により3次元位置及び誤差が算出される毎に、前記複数の画像に含まれる画像が取りうる画像組の中から、前記3次元位置の誤差が前記第2算出部により算出された前記誤差よりも小さくなる画像組が存在するか否か判定し、存在する場合当該画像組を選択し、存在しない場合前記3次元位置を確定する。第2算出部は、前記選択部により画像組が選択される毎に、当該画像組に含まれる新たな第1画像、当該新たな第1画像に前記3次元位置を投影した第1投影位置、当該画像組に含まれる新たな第2画像、及び当該新たな第2画像に前記3次元位置を投影した第2投影位置を用いて、前記計測位置の新たな3次元位置及び誤差を算出する。
本実施形態の計測装置の例を示す構成図。 本実施形態の計測処理例を示すフローチャート。 本実施形態の選択画面例を示す図。 本実施形態の表示画面例を示す図。 本実施形態の対応点算出処理例を示すフローチャート。 本実施形態の対応点算出処理例の説明図。 本実施形態の表示画面例を示す図。 本実施形態の3次元位置の計測誤差の例を示す説明図。 本実施形態の3次元位置の計測誤差の算出手法例を示す説明図。 本実施形態の3次元位置の計測誤差の算出手法例を示す説明図。 本実施形態の3次元位置の計測誤差の算出手法例を示す説明図。 本実施形態の3次元位置の計測誤差の算出手法例を示す説明図。 本実施形態の3次元位置の計測誤差の算出手法例を示す説明図。 本実施形態の画像ペア探索処理例を示すフローチャート。 本実施形態の画像変換手法例の説明図。
以下、添付図面を参照しながら、実施形態を詳細に説明する。
図1は、本実施形態の計測装置100の一例を示す構成図である。図1に示すように、計測装置100は、表示部110と、表示制御部120と、入力部130と、第1選択部140と、設定部150と、第1算出部160と、第2算出部170と、第2選択部180と、変換部190とを、備える。
表示部110は、例えば、液晶ディスプレイなどの表示装置により実現できる。表示制御部120、第1選択部140、設定部150、第1算出部160、第2算出部170、第2選択部180、及び変換部190は、例えば、CPU(Central Processing Unit)などの処理装置にプログラムを実行させること、即ち、ソフトウェアにより実現してもよいし、IC(Integrated Circuit)などのハードウェアにより実現してもよいし、ソフトウェア及びハードウェアを併用して実現してもよい。入力部130は、例えば、カメラなどの撮像装置や、撮像装置により撮像された画像を記憶する記憶装置などにより実現できる。記憶装置は、例えば、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)、ROM(Read Only Memory)、メモリカードなどの磁気的、光学的、及び電気的に記憶可能な記憶装置の少なくともいずれかにより実現できる。
図2は、本実施形態の計測装置100で行われる計測処理の手順の流れの一例を示すフローチャートである。
まず、入力部130は、オペレータからのマウス操作等に基づいて、異なる視点で撮影された複数の画像及び当該複数の画像それぞれを撮影したカメラのカメラパラメータを入力する(ステップS10)。
カメラパラメータは、カメラの内部パラメータと外部パラメータとに大別される。内部パラメータは、画像上でのレンズの光学中心座標、レンズの焦点距離、及び撮像素子の有効画素間隔などを含む。外部パラメータは、カメラの動きを表すものであり、回転行列及び並進ベクトルなどで表現される。但し、カメラパラメータは、内部パラメータ及び外部パラメータを合成した投影変換行列(透視投影行列と同義)であってもよい。投影変換行列は、3行4列の行列であり、空間上の3次元座標(3次元座標系の一例)から各カメラの画像座標(画像座標系の一例)への変換を表す。
なお、入力対象の画像は、予め歪みなどが除去され、3次元位置の計測に適したものであるものとする。
入力部130から複数の画像が入力されると、表示制御部120が当該複数の画像の選択画面を表示部110に表示するので、第1選択部140は、オペレータからのマウス操作等に基づいて、複数の画像の中から第1画像を選択する(ステップS20)。図3は、本実施形態の選択画面の一例を示す図である。図3に示す例では、第1選択部140は、複数の画像200の中から画像400を第1画像に選択している。
第1選択部140により第1画像が選択されると、表示制御部120は、当該第1画像の表示画面を表示部110に表示する(ステップS30)。図4は、本実施形態の表示画面の一例を示す図である。図4に示す例では、表示制御部120は、第1選択部140により第1画像に選択された画像400の表示画面を表示部110に表示している。
なお、ステップS90から本ステップへ戻ってきた場合、表示制御部120は、ステップS90で画像変換された第1画像及びステップS80で選択された第2画像の表示画面を表示部110に表示する。
続いて、設定部150は、オペレータからのマウス操作等に基づいて、表示部110に表示されている表示画面中の第1画像に対して計測点(計測位置の一例)を設定する(ステップS40)。計測点とは、3次元位置の計測対象点である。なお、ステップS30において、計測点及び計測点の周辺が十分に映っている画像が第1画像に選択されていると、オペレータは、計測点を入力しやすくなる。図4に示す例では、設定部150は、表示画面の画像400上に計測点401を設定している。
なお、ステップS90を経ている場合、第1画像に既に計測点(投影点)が設定されているため、本ステップを省略してもよいし、既に設定されている計測点が計測対象位置からずれている場合には、設定部150は、計測点の位置を修正し、再設定してもよい。
設定部150により計測点が設定されると、第1算出部160は、入力部130から入力された複数の画像のうち第1画像以外の画像のいずれかである第2画像に対し、第1画像に設定された計測点に対応する対応点(対応位置の一例)を算出する(ステップS50)。
なお、ステップS90を経ている場合、第2画像の対応点(投影点)は既に算出されているため、本ステップを省略してもよい。但し、ステップS40において、計測点が再設定されている場合には、第1算出部160は、本ステップを実行する。
図5は、本実施形態の第1算出部160で行われる対応点算出処理の手順の流れの一例を示すフローチャートである。
まず、第1算出部160は、第1画像に対し、計測点を囲むウィンドウ領域を設定する(ステップS501)。第1算出部160は、ウィンドウ領域の大きさを、第1画像の解像度、ノイズ、及びテクスチャ有無などに応じて決定すればよい。図6は、本実施形態の対応点算出処理の一例の説明図である。図6に示す例では、第1画像である画像400に対し、計測点401を囲むウィンドウ領域500が設定されている。
続いて、第1算出部160は、第2画像を仮設定する(ステップS502)。第1算出部160は、入力部130から入力された複数の画像のうち第1画像以外の全ての画像を第2画像に仮設定してもよいし、入力部130から入力された複数の画像のうち第1画像以外の特定の画像を第2画像に仮設定してもよい。
本実施形態では、第1算出部160は、第1画像以外の全ての画像を第2画像に仮設定するまでステップS502〜505の処理を繰り返すものとするが、第2画像の仮設定処理はこれに限定されるものではない。第1算出部160は、入力部130から入力された複数の画像のうち第1画像と最も撮影時刻が近い画像、第1画像の撮影時刻から一定時刻経過した画像、又は第1画像と最も撮影時刻の離れた画像を第2画像に仮設定するようにしてもよい。また、ステップS90を経て、ステップS40において計測点が再設定されている場合、第1算出部160により仮設定される第2画像は、ステップS80で選択された第2画像となる。これらの場合、ステップS502〜505の処理は、繰り返されない。
図6に示す例では、画像501が第2画像に仮設定されている。
続いて、第1算出部160は、第1算出部160により仮設定された第2画像について、第1画像の計測点に対するエピポーラ線を算出する(ステップS503)。具体的には、第1算出部160は、第1画像及び第2画像のカメラパラメータを用いてエピポーラ線を算出する。なお、カメラパラメータを用いたエピポーラ線の算出手法は、公知であるため、詳細な説明は省略する。
図6に示す例では、画像501に対し、エピポーラ線502が算出されている。
続いて、第1算出部160は、第1画像のウィンドウ領域に対応するウィンドウ領域を第2画像のエピポーラ線上に設定し、両ウィンドウ領域内の輝度の相関値を算出する(相関演算を行う)ことで、対応点を算出する(ステップS504)。つまり、第1算出部160は、第1画像と第2画像とを相関演算することにより対応点を算出する。
図6に示す例では、画像501のエピポーラ線502上にウィンドウ領域503が設定されている。
第1算出部160は、例えば、数式(1)に示すような、NCC(Normalized Cross-Correlation)を用いて、輝度の相関値の算出(相関演算)を行う。
数式(1)では、第2画像である画像501上の位置(x、y)のNCCの値を算出している。I400、I501は、それぞれ、図6に示す画像400(第1画像)、画像501(第2画像)の輝度を表す。k及びjは、図6に示すウィンドウ領域500内の画素位置を表し、x+k及びy+jは、ウィンドウ領域503内の画素位置を表す。
なお、第1算出部160の相関演算手法は、NCCに限定されず、SAD(Sum of Absolute Difference)、SSD(Sum of Squared Difference)、及びZNCC(Zero-mean Normalized Cross-Correlation)などであってもよい。
第1算出部160は、画像501上の位置(x、y)をエピポーラ線502上で移動させながら相関値を算出する。そして第1算出部160は、相関値を算出した画像501上の位置(x、y)、算出した相関値、及び第2画像に仮設定された画像501を図示せぬ記憶部に記憶(保存)する。記憶部は、例えば、HDD、SSD、RAM(Random Access Memory)、メモリカードなどの磁気的、光学的、及び電気的に記憶可能な記憶装置の少なくともいずれかにより実現できる。
なお、xとyとは、エピポーラ線502により直線の関係にあるが、エピポーラ線502の推定誤差等も考慮して、第1算出部160は、エピポーラ線502上に限らず、エピポーラ線502に隣接する位置(例えば、エピポーラ線502の±N(Nは自然数)画素)についても相関演算を行ってもよい。また、第1算出部160は、画像501上の位置(x、y)の精度を高めるため、相関値に2次曲線や等角直線形状をあてはめ、サブピクセル推定を行ってもよい。
続いて、第1画像以外の全ての画像を第2画像に仮設定していなければ(ステップS505でNo)、ステップS502に戻り、第1画像以外の全ての画像を第2画像に仮設定し、仮設定が終了していれば(ステップS505でYes)、ステップS506へ進む。
続いて、第1算出部160は、ステップS504で保存された相関値を比較し、第1画像と最も相関がある(相関が最も高い)第2画像及び当該第2画像上の位置(x、y)を探索する(ステップS506)。相関値は、NCCやZNCCが用いられた場合には、値が大きいものほど相関が高くなり、SADやSSDが用いられた場合には、値が小さいものほど相関が高くなる。
なお、第1算出部160は、ステップS504で保存された相関値が閾値TC(第2閾値の一例)を満たす第2画像及び当該第2画像上の位置(x、y)を探索してもよい。また、ステップS90を経て、ステップS40において計測点が再設定されている場合、第1算出部160は、ステップS504において、ステップS80で算出される誤差に従って計測誤差も算出することで、相関値の代わりに計測誤差が最も小さい第2画像及び当該第2画像上の位置(x、y)を探索するようにしてもよい。
続いて、第1算出部160は、探索した第2画像を第2画像に決定し、探索した第2画像上の位置(x、y)を対応点に決定する(ステップS507)。
図2に戻り、第1算出部160により第2画像及び対応点が決定されると、表示制御部120は、第1画像及び第2画像の表示画面を表示部110に表示する(ステップS60)。図7は、本実施形態の表示画面の一例を示す図である。図7に示す例では、表示制御部120は、第1選択部140により第1画像に選択された画像400及び第1算出部160により第2画像に決定された画像601の表示画面を表示部110に表示している。画像400には、計測点401が重畳して表示され、画像601には、対応点602及びエピポーラ線603が重畳して表示されている。
ここで、オペレータは、計測点401に対応する対応点602の位置が合っているかどうかを確認する。対応点602の位置が合っていない場合、設定部150は、オペレータからのマウス操作等に基づいて、画像601上の対応点602の位置を、例えば、エピポーラ線603上に載るように修正し、再設定してもよい。この際、表示制御部120は、画像601(表示画面)を拡大表示して、対応点を精度よく修正できるようにしてもよい。
続いて、第2算出部170は、第1画像、第1画像上の計測点、第2画像、及び第2画像上の対応点を用いて、計測点の3次元位置を算出するとともに、算出した3次元位置の誤差を算出する(ステップS70)。なお、ステップS90を経ている場合、第2算出部170は、新たな第1画像、当該新たな第1画像に前回の3次元位置(前回のステップS70で算出した3次元位置)を投影した第1投影点(第1投影位置の一例)、新たな第2画像、及び当該新たな第2画像に前回の3次元位置を投影した第2投影点(第2投影位置の一例)を用いて、計測点の3次元位置を算出する。以下の説明では、計測点を第1投影点、対応点を第2投影点に読み替えることができるものとする。
具体的には、第1画像の計測点の同次座標を数式(2)で表し、第2画像の対応点の同次座標を数式(3)で表し、カメラパラメータで与えられる第1画像、第2画像それぞれの3行4列の投影変換行列をP、P’とし、算出対象の3次元位置の同次座標を数式(4)で表すとする。この場合、算出対象の3次元位置は、数式(5)及び数式(6)で表され、未知数3つ、式4つの連立方程式が成り立つため、第2算出部170は、例えば、最小2乗法などによって、数式(7)で表される3次元位置を算出する。
次に、3次元位置の計測誤差の算出手法について説明する。
図8は、本実施形態の3次元位置の計測誤差の一例を示す説明図である。図8(A)では、第1画像700の計測点の3次元位置703を通過する光線705と第2画像701の画像面が交差する位置が第2画像701の対応点となる。対応点を誤差なく推定することは困難であり、実際には対応点推定の誤差が載ってしまうため、光線705の両側には誤差が載った形の光線ができ、計測誤差707が生じている。
図8(B)では、第1画像700の計測点の3次元位置704を通過する光線706と第2画像702の画像面が交差する位置が第2画像702の対応点となる。なお、図8(B)では、第1画像700は、図8(A)と同一の場所に位置しているが、第2画像702は、図8(A)と異なる場所に位置している。図8(A)と図8(B)とで、計測点を通る光軸と計測点の奥行位置とを合わせると、図8(B)の計測誤差708は、図8(A)の計測誤差707よりも大きいことがわかる。
第2算出部170は、第2画像の誤差を考慮して計測誤差を算出してもよいし、第1画像及び第2画像の両方の誤差を考慮して計測誤差を算出してもよい。第1画像の誤差は、第1画像に計測点を設定する際に生じる誤差である。
第2算出部170は、第2画像の誤差を考慮して計測誤差を算出する場合、第2画像の対応点の同次座標を数式(3)に代えて数式(8)、数式(9)で表し、数式(5)及び数式(6)に適用することにより、数式(10)、数式(11)で表される3次元位置を算出する。
ここで、数式(8)、数式(9)で表される第2画像の対応点の同次座標は、エピポーラ線が画像に水平であり、サブピクセル推定処理がなされており、サブピクセル推定処理で計算できる限界の画素位置(例えば、1画素の1/4程度)や画素単位で対応点が算出された場合に、サンプリング間隔の1/2画素を誤差が載りうる位置とし、それをs画素としたものである。
そして第2算出部170は、数式(12)を用いて、3次元位置の計測誤差を算出する。
ここで、max(A,B,C)は、A、B、Cのうちの最大値を返す関数であり、|D|はノルムを示す。
なお第2算出部170は、エピポーラ線が画像に水平でない場合には、図9に示すように、エピポーラ線800の方向に合わせて、対応点801の両側に誤差804を鑑みた点802と点803とを設定すればよく、誤差804の大きさは、エピポーラ線800に沿ってs画素とすればよい。
また第2算出部170は、図10に示すように、エピポーラ線800が通る画素それぞれに点900〜903を設定し、設定した点900〜点903から3次元位置を求め、数式(12)のように、ノルムが最大になるものを3次元位置の計測誤差としてもよい。
数式(12)では、ノルムの最大値を算出したが、平均、分散、又は最小値を算出してもよい。
第2算出部170は、第1画像及び第2画像の両方の誤差を考慮して計測誤差を算出する場合、図11及び図12に示すように、第1画像700の計測点のまわりの誤差を考慮し、計測点の誤差が載った形の光線と第2画像701の対応点誤差が載った形の光線との交点である3次元位置1000〜1003を算出し、3次元位置703からの差分のノルムの最大値を3次元位置の計測誤差としてもよい。図12は、図11の円Sで囲われた部分の拡大図である。なお第2算出部170は、3次元位置703からの差分のノルムの最大値ではなく、平均、分散、又は最小値を算出するようにしてもよい。
また第2算出部170は、図13に示すように、第1画像である画像1000の計測点1002を囲むウィンドウ領域1003と、第2画像である画像1001の対応点を囲むウィンドウ領域1005と、の画像パタンの相関値や、ウィンドウ領域1003と誤差が載りうる点を囲むウィンドウ領域1006、1007との画像パタンの相関値に、2次関数1008をあてはめ、2次係数を算出してもよい。
この2次係数は、相関値の滑らかさを表しており、値が大きいものほど2次関数が急峻となり、誤差の少ない推定ができている可能性が高い。ここで、相関値は、ウィンドウ領域が対応の取りにくいパタンしか含まれていない、画像のノイズが多い、画像がぶれている、又は画像の明るさが適切でないなどの場合に滑らかになる。なお第2算出部170は、2次曲線の代わりに等角直線をあてはめ、その傾きを相関値の滑らかさとして扱ってもよい。
図2に戻り、第2選択部180(選択部の一例)は、第2算出部170により算出された3次元位置及び計測誤差を用いて、入力部130から入力された複数の画像に含まれる画像が取りうる画像ペア(画像組の一例)の中から、3次元位置の誤差が第2算出部170により算出された誤差よりも小さくなる画像ペアが存在するか否か判定し、存在する場合当該画像ペアを選択し、存在しない場合3次元位置を確定する(ステップS80)。
図14は、本実施形態の第2選択部180で行われる画像ペア探索処理の手順の流れの一例を示すフローチャートである。
まず、第2選択部180には、第2算出部170により算出された3次元位置及び計測誤差が入力される(ステップS801)。
続いて、第2選択部180は、入力部130から入力された複数の画像の中から画像ペアを設定する(ステップS802)。ここで、第2選択部180は、第2算出部170により3次元位置及び計測誤差の算出に用いられた第1画像と第2画像との画像ペア以外の画像ペアを重複しないように設定する。
続いて、第2選択部180は、選択した画像ペアのそれぞれの画像上に、第2算出部170により算出された3次元位置を投影する(ステップS803)。具体的には、第2選択部180は、3次元位置の同次座標を数式(4)で表し、選択した画像ペアそれぞれの画像の投影変換行列P、P’を用いると、選択した画像ペアのそれぞれの画像上における投影位置を数式(5)及び数式(6)で算出することができる。
続いて、第2選択部180は、選択した画像ペアの誤差を算出する(ステップS804)。なお、誤差の算出については、第2算出部170で説明した手法を用いることができる。第2選択部180は、例えば、選択した画像ペアのうちいずれかの画像の誤差を考慮して計測誤差を算出する場合、まず、画像ペアのうち一方の画像を第1画像、他方の画像を第2画像として誤差を算出し、続いて、第1画像と第2画像とを入れ替えて誤差を算出する。そして第2選択部180は、算出した誤差の最大値、最小値、又は平均値を当該画像ペアの計測誤差とする。
本実施形態では、誤差は、位置推定による計測誤差を想定しているが、実際には画像の質も影響する。このため、第2選択部180は、第2算出部170と同様の手法で、選択した画像ペアに対して、相関値の滑らかさを表す2次係数を算出する。そして第2選択部180は、算出した2次係数が閾値TD(第1閾値の一例)より小さい場合(即ち、よりなだらかな変化の場合)、第2算出部170により3次元位置及び計測誤差の算出に用いられた第1画像と第2画像との画像ペアよりも高い精度で3次元位置を推定できる可能性が低くなるため、計測誤差はより大きくなると予想し、当該計測誤差にペナルティ値を与える。例えば、第2選択部180は、計測誤差をα倍する(但し、αは正である)。
続いて、全ての画像ペアを設定していなければ(ステップS805でNo)、ステップS802に戻り、全ての画像ペアを設定し、画像ペアの設定が終了していれば(ステップS805でYes)、ステップS806へ進む。例えば、入力部130から入力された複数の画像が画像A、画像B、及び画像Cであり、第2算出部170による3次元位置及び計測誤差の算出に用いられた画像ペアが画像A、Bである場合、第2選択部180は、画像A、Cの画像ペア、画像B、Cの画像ペアを設定すれば、画像ペアの設定が終了となる。
続いて、第2選択部180は、設定した画像ペアの中から計測誤差が第2算出部170により算出された計測誤差より小さい画像ペアを探索する(ステップS806)。
画像ペアを探索した場合(ステップS807でYes)、第2選択部180は、探索した画像ペアを新たな第1画像及び第2画像の画像ペアに決定する(ステップS808)。具体的には、第2選択部180は、画像ペアを探索すると、探索した画像ペア及び当該画像ペアそれぞれの画像が撮影された位置を計測誤差の小さい順に記したリストを作成する。そして第2選択部180は、作成したリストの中から、最も順位の高い(リスト内で計測誤差が最も少ない)画像ペア、最も順位の低い(リスト内で計測誤差が最も大きい)画像ペア、計測誤差が第2算出部170により算出された計測誤差より設定値TH小さい画像ペア、又は第2算出部170により計測誤差の算出に用いられた第1画像又は第2画像と撮影位置が近い画像ペアを新たな第1画像及び第2画像の画像ペアに決定する。
更に第2選択部180は、決定した画像ペアのいずれかの画像を第1画像とし、他方の画像を第2画像とする。但し、第2選択部180は、決定した画像ペアに、第2算出部170により計測誤差の算出に用いられた第1画像が含まれている場合には、当該第1画像をそのまま第1画像とし、他方の画像を第2画像とする。一方、第2選択部180は、決定した画像ペアに、第2算出部170により計測誤差の算出に用いられた第1画像が含まれていない場合には、当該第1画像と空間的に位置の近い画像、撮影時刻の近い画像、又は焦点距離の近い画像を第1画像とし、他方の画像を第2画像とする。なお、第1画像と空間的に位置の近い画像は、外部パラメータの並進ベクトルより算出できる。
一方、画像ペアを探索しなかった場合(ステップS807でNo)、つまり、設定した画像ペアのうち第2算出部170により計測誤差の算出に用いられた第1画像及び第2画像の画像ペアの計測誤差が最小である場合、処理は終了となる。
変換部190は、第2選択部180により新たな第1画像及び第2画像の画像ペアが決定されると(ステップS80でYes)、新たな第1画像と第2算出部170により計測誤差の算出に用いられた第1画像との見た目が近くなるように、画像内の回転などの画像変換を行う(ステップS90)。例えば、変換部190は、元の第1画像の回転方向に、新た第1画像の回転方向を合わせる画像変換を行う。
図15は、本実施形態の画像変換手法の一例の説明図である。変換部190は、図15に示すように、現在の第1画像1300の計測点の3次元位置1302と現在の第1画像1300との交点1304を通る画像の垂直線1305上に2つの光線1306と1307を設定する。次に、変換部190は、3次元位置1302と現在の第1画像1300の光学中心1308との距離が同じになる光線1306、1307上の位置を、それぞれ、点1309、1310とする。次に、変換部190は、3次元位置1302、点1309、1310を新たな第1画像1301に投影して、それぞれ、投影位置1313、1312、1311とし、投影位置1313、1312、1311を結ぶ直線と新たな第1画像1301の縦軸との傾きβを算出する。次に、変換部190は、算出した傾きβを用いて、投影位置1313を中心として画像の回転変換を行う。
変換部190は、元の画像から変換後の画像への変換規則を記憶部に記憶(保存)しておく。これにより、第2算出部170は、変換後の画像上の座標を変換前の座標に一度戻し、3次元位置及び計測誤差を算出する。なお、変換部190による画像変換は、オペレータが計測点を確認する際の視認性向上を目的としているため、画像変換を必ず行う必要なく、必要に応じて行えばよい。
この後、ステップ30へ戻り、変換部190により画像変換され、3次元位置が投影された新たな第1画像、及び第2選択部180により選択され、3次元位置が投影された新たな第2画像の表示画面が表示制御部120により表示部110に表示される。
なお、変換部190は、第1画像だけでなく第2画像についても画像変換を行ってもよい。また、変換部190は、例えば、「A.Fussielloら、A Compact Algorithm for rectification of stereo paris、Machine Vision and Applications, 2000.」に開示されている手法を用いて、画像変換を行ってもよい。
表示制御部120は、第2選択部180により新たな第1画像及び第2画像の画像ペアが決定されず(ステップS80でNo)、3次元位置が確定されると、当該3次元位置及び当該3次元位置の誤差を表示部110に表示する(ステップS100)。なお、確定された3次元位置及び当該3次元位置の誤差は、ファイル等に出力されてもよい。
以上のように、本実施形態によれば、計測誤差の小さくなる画像ペアが逐次的に選択され、計測誤差が最も小さくなる画像ペアによる3次元位置が算出されるので、3次元位置の計測精度を高めることができる。特に本実施形態によれば、最初に選択する第1画像の選び方が、最終的な3次元位置の推定精度に影響しないため、習熟度の異なるオペレータであっても、各人のばらつきが生じず、高品質な3次元計測が可能となる。
(変形例)
上記実施形態では、第2画像が1つである場合を想定していたが、第2画像は複数であってもよい。この場合、第1算出部160は、「M.Okutomi and T.Kanade,"A Multiple-Baseline Stereo", IEEE Transactions on Pattern Analysis and Machine Intelligence, Vol.15, No.4, pp.353-363, April 1993.」に開示されているように、奥行きの逆数を用いて相関値を算出し、対応点を算出すればよい。
(ハードウェア構成)
上記実施形態及び変形例の計測装置100は、CPU(Central Processing Unit)などの制御装置、ROMやRAMなどの記憶装置、HDDやSSDなどの外部記憶装置、ディスプレイなどの表示装置、マウスやキーボードなどの入力装置、及びカメラなどの撮像装置等を備えており、通常のコンピュータを利用したハードウェア構成で実現可能となっている。
上記実施形態及び変形例の計測装置100で実行されるプログラムは、ROM等に予め組み込んで提供される。
また、上記実施形態及び変形例の計測装置100で実行されるプログラムを、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、CD−R、メモリカード、DVD、フレキシブルディスク(FD)等のコンピュータで読み取り可能な記憶媒体に記憶されて提供するようにしてもよい。
また、上記実施形態及び変形例の計測装置100で実行されるプログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するようにしてもよい。また、上記実施形態及び変形例の計測装置100で実行されるプログラムを、インターネット等のネットワーク経由で提供または配布するようにしてもよい。
上記実施形態及び変形例の計測装置100で実行されるプログラムは、上述した各部をコンピュータ上で実現させるためのモジュール構成となっている。実際のハードウェアとしては、例えば、制御装置が外部記憶装置からプログラムを記憶装置上に読み出して実行することにより、上記各部がコンピュータ上で実現されるようになっている。
なお、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
例えば、上記実施形態のフローチャートにおける各ステップを、その性質に反しない限り、実行順序を変更し、複数同時に実施し、あるいは実施毎に異なった順序で実施してもよい。
以上のように上記実施形態及び変形例によれば、3次元位置の計測精度を高めることができる。
100 計測装置
110 表示部
120 表示制御部
130 入力部
140 第1選択部
150 設定部
160 第1算出部
170 第2算出部
180 第2選択部
190 変換部

Claims (10)

  1. 異なる視点で撮像された複数の画像のうち第1画像を表示部に表示する表示制御部と、
    前記第1画像上に計測位置を設定する設定部と、
    前記複数の画像のうちの前記第1画像以外のいずれかである第2画像に対し、前記計測位置に対応する対応位置を算出する第1算出部と、
    前記第1画像、前記計測位置、前記第2画像、及び前記対応位置を用いて、前記計測位置の3次元位置及び当該3次元位置の誤差を算出する第2算出部と、
    第2算出部により3次元位置及び誤差が算出される毎に、前記複数の画像に含まれる画像が取りうる画像組の中から、前記3次元位置の誤差が前記第2算出部により算出された前記誤差よりも小さくなる画像組が存在するか否か判定し、存在する場合当該画像組を選択し、存在しない場合前記3次元位置を確定する選択部と、を備え、
    前記第2算出部は、前記選択部により画像組が選択される毎に、当該画像組に含まれる新たな第1画像、当該新たな第1画像に前記3次元位置を投影した第1投影位置、当該画像組に含まれる新たな第2画像、及び当該新たな第2画像に前記3次元位置を投影した第2投影位置を用いて、前記計測位置の新たな3次元位置及び誤差を算出する計測装置。
  2. 前記選択部は、3次元座標系から画像座標系への変換を表す投影変換行列を用いて、前記画像組に含まれる各画像に前記3次元位置を投影して投影位置を設定し、当該各投影位置に基づいて当該画像組における前記3次元位置の誤差を算出する請求項1に記載の計測装置。
  3. 前記選択部は、前記各投影位置周辺で相関演算を行い、相関値の滑らかさを示す値が第1閾値を満たしていない場合、前記画像組における前記3次元位置の誤差にペナルティ値を与える請求項2に記載の計測装置。
  4. 前記選択部は、前記3次元位置の誤差が前記第2算出部により算出された前記誤差よりも小さくなる画像組が複数存在する場合、前記3次元位置の誤差が最も小さい画像組を選択する請求項1〜3のいずれか1つに記載の計測装置。
  5. 前記選択部は、選択した前記画像組に前記第1画像が含まれている場合、当該第1画像を前記新たな第1画像とし、他の画像を前記新たな第2画像とする請求項1〜4のいずれか1つに記載の計測装置。
  6. 前記第1算出部は、前記第1画像と前記第2画像とを相関演算することにより前記対応位置を算出し、
    前記第2画像は、前記複数の画像のうち、前記第1画像との相関が最も高い画像、前記第1画像との相関が第2閾値を満たす画像、前記第1画像と最も撮影時刻が近い画像、又は前記第1画像と最も撮影時刻が遠い画像である請求項1〜5のいずれか1つに記載の計測装置。
  7. 前記表示制御部は、前記対応位置が設定された前記第2画像を表示部に表示し、
    前記設定部は、前記対応位置を修正して再設定する請求項1〜6のいずれか1つに記載の計測装置。
  8. 前記第1画像の回転方向に、新第1画像の回転方向を合わせる画像変換を行う変換部を更に備え、
    前記表示制御部は、前記第1投影位置が設定され、前記画像変換が行われた前記新たな第1画像、前記第2投影位置が設定された前記新たな第2画像を表示部に表示し、
    前記設定部は、前記第1投影位置及び前記第2投影位置の少なくともいずれかを修正して再設定する請求項1〜7のいずれか1つに記載の計測装置。
  9. 表示制御部が、異なる視点で撮像された複数の画像のうち第1画像を表示部に表示する表示ステップと、
    設定部が、前記第1画像上に計測位置を設定する設定ステップと、
    第1算出部が、前記複数の画像のうちの前記第1画像以外のいずれかである第2画像に対し、前記計測位置に対応する対応位置を算出する第1算出ステップと、
    第2算出部が、前記第1画像、前記計測位置、前記第2画像、及び前記対応位置を用いて、前記計測位置の3次元位置及び当該3次元位置の誤差を算出する第2算出ステップと、
    選択部が、第2算出部により3次元位置及び誤差が算出される毎に、前記複数の画像に含まれる画像が取りうる画像組の中から、前記3次元位置の誤差が前記第2算出部により算出された前記誤差よりも小さくなる画像組が存在するか否か判定し、存在する場合当該画像組を選択し、存在しない場合前記3次元位置を確定する選択ステップと、を含み、
    前記第2算出ステップでは、更に、前記選択部により画像組が選択される毎に、当該画像組に含まれる新たな第1画像、当該新たな第1画像に前記3次元位置を投影した第1投影位置、当該画像組に含まれる新たな第2画像、及び当該新たな第2画像に前記3次元位置を投影した第2投影位置を用いて、前記計測位置の新たな3次元位置及び誤差を算出する計測方法。
  10. 異なる視点で撮像された複数の画像のうち第1画像を表示部に表示する表示ステップと、
    前記第1画像上に計測位置を設定する設定ステップと、
    前記複数の画像のうちの前記第1画像以外のいずれかである第2画像に対し、前記計測位置に対応する対応位置を算出する第1算出ステップと、
    前記第1画像、前記計測位置、前記第2画像、及び前記対応位置を用いて、前記計測位置の3次元位置及び当該3次元位置の誤差を算出する第2算出ステップと、
    第2算出ステップにより3次元位置及び誤差が算出される毎に、前記複数の画像に含まれる画像が取りうる画像組の中から、前記3次元位置の誤差が前記第2算出部により算出された前記誤差よりも小さくなる画像組が存在するか否か判定し、存在する場合当該画像組を選択し、存在しない場合前記3次元位置を確定する選択ステップと、をコンピュータに実行させ、
    前記第2算出ステップでは、更に、前記選択ステップにより画像組が選択される毎に、当該画像組に含まれる新たな第1画像、当該新たな第1画像に前記3次元位置を投影した第1投影位置、当該画像組に含まれる新たな第2画像、及び当該新たな第2画像に前記3次元位置を投影した第2投影位置を用いて、前記計測位置の新たな3次元位置及び誤差を算出する計測プログラム。
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