JP2010034654A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】地紋画像等を付加して文書を印刷する際に、その有無を一般ユーザの任意に委ねることなく、管理者において正しく管理する。
【解決手段】ユーザのPC等からMFPに印刷要求を発行すると、そのジョブを送信したアプリケーションが事前に登録されたものであるか否かをMFPの制御ユニットが判断する(ステップS10)。その結果、登録されているアプリケーションに該当していれば(Yes)、MFPは自動的に地紋印刷を実行する(ステップS12)。
【選択図】図4

Description

本発明は、例えばプリンタや複写機、ファクシミリ送受信機、これらの機能を備えた複合機、多機能周辺機器等の画像形成システム、及び画像形成システムのコンピュータにより実行される画像形成用プログラムに関する。
従来、ユーザからの特殊な操作に応じて、文書等の画像に地紋画像を付加して印刷する先行技術が知られている(例えば、特許文献1参照。)。すなわち、この先行技術は、ユーザによって特殊なコマンドが入力されると、印刷用の文書画像に地紋画像を合成して出力するものである。地紋画像は、例えば背景画像にマスク画像を潜像として埋め込んだものであり、地紋画像が用紙に印刷された状態では、マスク画像を肉眼で観察することは困難である。ただし、画像形成の過程で背景画像の解像度は複写機で再現不能な解像度に変換されているため、印刷された文書画像を複写すると、潜像パターンが複写物にくっきりと現れる。
このため上記の先行技術によれば、通常の用紙を用いて印刷を行った場合であっても、ユーザが必要に応じて地紋画像の付加を指示すれば、特殊な複写偽造防止用紙を用いたときと同様に複写を禁止した印刷物を得ることができると考えられる。
特開2001−197297号公報(段落0032〜0048、図2、図3)
上記の先行技術は、文書の印刷時に地紋を付加するかどうかをあくまでユーザの任意に委ねており、そこに一定の利便性があると認められる。しかしながら、例えば企業等において複写禁止の対象となっている文書であれば、これを必ず地紋画像を付加した状態で印刷する必要があり、その都度、地紋の有無をユーザ(一般従業員等)の任意によって選択できる状態はセキュリティ管理の観点から好ましくない。もちろん、特殊な操作を管理者のみに許可すればよいが、所詮は人が決めただけのことであるから、そこに人的な間違いが生じないという保証はない。
そこで本発明は、地紋画像等を付加して文書を印刷する際に、その有無を一般ユーザの任意に委ねることなく、管理者等の権限において正しく管理することができる技術の提供を課題とする。
本発明の画像形成システムは、印刷対象となる文書等に固有の特性に基づいて地紋印刷の有無を決定することにより、上記の課題を解決するものである。すなわち本発明の画像形成システムは、所定の外部機器で生成された印刷用データを受信するデータ受信手段と、この受信した印刷用データに基づいて画像処理を行い、画像データを生成する画像処理手段と、この生成された画像データに基づいて画像を形成する画像形成手段とを備える。また画像形成システムは、上記の印刷用データに対して外部機器により付加された固有情報に基づいて画像データに付加情報を含めた状態で画像形成手段により画像を形成するべきか否かを決定する制御手段を備えるものである。なお画像形成システムは、画像形成手段により形成された画像を媒体に印刷する印刷手段を備えてもよい。
本発明の画像形成システムによれば、画像データに付加情報を含めた状態で画像を形成することにより、文書等の印刷時に例えば上記の地紋画像を付加することができる。このとき、付加情報を含めるかどうかは、外部機器から受信した印刷用データに含まれる固有情報に基づいて決定される。すなわち、印刷用データには、その本来の印刷内容(例えば文書内容)の他に、外部機器によって付加された固有情報が含まれている。このような固有情報は、通常、ユーザの覚知することのない内部情報(制御上の情報)として存在するものであり、ユーザの任意により付加したり付加しなかったりを選択できるものではない。このため制御手段において、どのような固有情報を受け取った場合に付加情報を含めて画像データを生成するべきかを予め設定しておくことにより、ユーザの任意に委ねることなく、地紋等の印刷の有無を正しく管理することができる。
上記の制御手段は、固有情報として印刷用データの生成に用いられたアプリケーションに関する情報を取得し、その結果、特定のアプリケーションを用いて印刷用データが生成されたことを確認した場合、画像データに付加情報を含めた状態で画像を形成するべき旨を決定することができる。
外部機器において何らかのアプリケーションを用いて印刷用データが生成される場合、その印刷用データには固有情報として、いずれのアプリケーションを用いて生成されたものであるのかを表す情報が含まれている。このため、例えば企業等において機密文書等の作成用に特定のアプリケーションが予め決まっている場合、画像形成システムにおいて特定のアプリケーションを用いて作成された文書であることが確認できれば、その印刷用データについては必ず付加情報を含めて画像を形成することで、印刷物に地紋画像等の付加情報を確実に刷り込むことができる。
また本発明は、画像形成システムのコンピュータにより実行される画像形成用プログラムを提供する。このプログラムは、少なくとも以下の手順をコンピュータに実行させるものである。
(1)所定の外部機器で生成された印刷用データを受信する手順。
(2)印刷用データに対して外部機器により付加された固有情報を取得する手順。
(3)取得した固有情報に基づき、画像処理において印刷用データとは別の付加情報を含めた状態で画像データを生成するべきか否かを判断する手順。
(4)判断の結果に基づき、付加情報を含めた状態で画像データを生成するか、もしくは付加情報を含めない状態で画像データを生成するかのいずれかの態様で画像処理を進行させる手順。
画像形成システムのコンピュータが上記の手順を実行することより、上述した画像形成システムとしての機能を実現することができる。
より好ましくは、上記(2)〜(4)の手順はさらに以下の内容を有する。
上記(2)の取得する手順は、印刷用データの生成に用いられたアプリケーションに関する情報を取得する手順である。また上記(3)の判断する手順は、特定のアプリケーションを用いて印刷用データが生成されたか否かを確認する手順である。
上記(4)の進行させる手順は、上記(3)の手順での判断結果によって異なる手順に分岐する。すなわち、(3)の手順で特定のアプリケーションを用いて印刷用データが生成されたことを確認した場合、(4)の進行させる手順は、付加情報を含めた状態で画像データを生成する態様で画像処理を進行させる手順となる。
一方、(3)の判断する手順で特定のアプリケーションを用いて印刷用データが生成されたことを確認しなかった場合、(4)の進行させる手順は、付加情報を含めない状態で画像データを生成する態様で画像処理を進行させる手順となる。
以上の詳細な手順をコンピュータに実行させることで、特定のアプリケーションを用いて作成された印刷用データについては、画像形成システムにおいて確実に付加情報を付加した状態で画像を形成することができる。このため、出力された印刷物には常に付加情報が刷りこれまた状態となる。
本発明によれば、ユーザの任意に委ねることなく機密文書等のセキュリティを正しく管理することができる。このため、本来なら地紋等を含めて印刷するべき文書に地紋が印刷されていなかったり、逆に地紋の印刷が不要である文書に間違って地紋を印刷してしまったりする事態を未然に防止することができるので、セキュリティ管理の向上に加えてユーザの利便性をも向上することができる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。
図1は、画像形成システム(又は画像形成装置)の一例である多機能周辺機器1(以下、「MFP」と呼称する。)を左前上方から示す斜視図である。図1中、MFP1はユーザ(操作者)に相対する正面と、ユーザからみて左側の面とが示されている。
MFP1は、例えば据え置き型の装置本体2を有する。この装置本体2は例えば胴内排紙型であり、その内側には排紙トレイ15が形成されている。またMFP1は、装置本体2の上側に連結された原稿送り装置(ADF)8を備えている。装置本体2はその上部に光学式のスキャナ部(画像読取部)9を備える。ユーザがMFP1を複写機やファクシミリ、ネットワークスキャナとして利用する場合、MFP1はこの原稿送り装置8を用いて原稿を自動送りすることができる。また、自動送りされた原稿の画像面はスキャナ部9にて光学的に読み取られる。
MFP1は、スキャナ部9の手前側に設置された操作パネル20を備える。この操作パネル20は、ユーザの各種操作に供される複数の操作キーやスイッチ(図1中参照符号なし)を有する。また操作パネル20は表示画面21を有している。この表示画面21は各種の情報を表示する。表示画面21はタッチパネル式の入力デバイスを兼用しており、その表示画面21は操作用のメニューボタン等の画像を表示する。
装置本体2は、その下部にフロントローディング式の用紙供給装置3を保有する。詳しくは、用紙供給装置3は上下2段の給紙カセット4を含んでいる。ユーザは、各カセット4をMFP1の正面側に向けて引き出したり、背面側に向けて押し込んだりすることができる。またユーザは、各カセット4を引き出した状態でその内部に用紙を補給することができる。
図2は、MFP1の内部構造を概略的に示す図である。なお、図中に実線で示された矢印は用紙の搬送方向を表している。各カセット4には用紙Pが積層した状態で収容されており、用紙Pはカセット4から1枚ずつ分離されて図中の左上方向に向けて送出される。
装置本体2は、用紙供給装置3の左方に用紙搬送部6を備えている。用紙搬送部6は、カセット4から送出された用紙Pを装置本体2の左側面に沿って上方に向けて搬送する。また、装置本体2はその右側面に開閉式の手差しトレイ5を備えている。この手差しトレイ5から供給された用紙もまた、図中でみて装置本体2の右側から左方向に向けて搬送され、その後、上方に向けて縦搬送される。
装置本体2は、その内部に搬送方向でみて下流側から順にレジストローラ7、画像形成部10及び転写部11を備えている。また装置本体2は、図2でみて画像形成部10の右方に設置されたレーザースキャニングユニット(LSU)14を備えている。このレーザースキャニングユニット14は画像形成部10の感光体ドラム(図中参照符号なし)に向けて走査光を照射する。なお画像形成部10の機能は公知であり、その詳細は省略する。
また装置本体2は、用紙搬送方向でみて転写部11の下流側に定着部12及び排出分岐部13を備えている。定着部12はローラ対19を有しており、このローラ対19の間に用紙Pを挟み込んだ状態で搬送しつつ、用紙Pにトナー画像を定着させる。MFP1が片面印刷を行う場合、定着部12から排出された用紙は排出分岐部13を経て排紙トレイ15に排出される。排出分岐部13と用紙搬送部6との間に両面印刷用ユニット16が配置されている。この両面印刷用ユニット16は定着部12から排出された用紙を用紙搬送部6に戻し、画像形成部10に向けて再び送出する。
図3は、MFP1の制御上の構成に関するブロック図である。以下、それぞれについて説明する。
上記のようにMFP1は、その基本機能を実現する構成として、用紙搬送部6、レジストローラ7、原稿送り装置8及びスキャナ部9を備えるほか、画像形成部10、レーザースキャニングユニット14、転写部11及び定着部12を備えている。また画像形成部10は、感光体ドラム10aや帯電器10b、現像ユニット10c等の要素(図2には符号が示されていない)を含む。
MFP1は制御ユニット30を備えており、この制御ユニット30は上記の各構成要素の動作を制御する。また操作パネル20は、ユーザの操作に応じて制御ユニット30に操作信号を入力するほか、制御ユニット30からの出力に基づいて表示画面21に操作メニュー等の画像を表示する。
図3には示されていないが、制御ユニット30は例えば中央処理装置(CPU)をはじめ、ROMやRAM等のメモリデバイスを有したコンピュータである。このような制御ユニット30は、例えば電子回路基板上に上記のCPUやROM、RAM等の半導体デバイスを実装したモジュールとして装置本体2に内蔵されている。
またMFP1はネットワーク通信部22を備えており、このネットワーク通信部22は、外部機器(例えばパーソナルコンピュータ)との間でネットワーク通信を行う機能を有する。MFP1は、ネットワーク通信部22を通じて図示しないネットワーク(例えばLAN)に接続されている。また図示していないが、この他にMFP1は電話回線に接続するためのモジュラージャックを備えるほか、例えばUSB規格やIEEE規格に準拠したコネクタを備えていてもよい。
以上がMFP1の制御に関する構成の概要である。制御ユニット30が上記の各要素の動作を制御することで、MFP1において原稿画像の読み取りや印刷用データの受信、画像処理、画像の形成及び印刷が実際に行われる。加えて制御ユニット30は、予め組み込まれた印刷オプション機能として、印刷実行時に地紋印刷又は通常印刷のいずれかの形態を選択することができる。以下、制御ユニット30が印刷実行時に実行する画像形成用プログラムについて説明する。
図4は、制御ユニット30が実行する印刷実行処理の手順例を示すフローチャートである。以下、手順に沿って説明する。
〔印刷用データの受信〕
ステップS10:制御ユニット30は、ネットワーク通信部22を通じて印刷用データを受信したか否かを確認する。印刷用データは、上記のように例えばネットワークに接続された外部機器(パーソナルコンピュータ)等から送信されるものである。特に印刷用データを受信していなければ(No)、制御ユニット30は引き続き待ち受け状態となる。そして、制御ユニット30は印刷用データを受信したことを確認すると(Yes)、次にステップS11を実行する。
〔固有情報の確認〕
ステップS11:次に制御ユニット30は、今回受信した印刷用データが登録されているアプリケーションを用いて生成(作成)されたものであるか否かを判断する。この判断は、例えば以下の方法を用いて行うことができる。
(1)1つ目の方法は、今回の印刷用データを送信してきたアプリケーションの名称から判断する方法である。この方法を用いる場合、MFP1の管理者は、制御ユニット30の記憶部(例えばRAM)に予めアプリケーションの名称を登録しておくものとする。
アプリケーションの名称は、プリンタドライバを動作させているプロセスのイメージ名(実行ファイル名)から判断することができる。プロセスのイメージ名は、印刷用データを送信してきたアプリケーションに固有の情報(例えば”KC−WORD.EXE”,”DLL23.EXE”,”TOOL.EXE”等)であるため、このイメージ名はパーソナルコンピュータで実行中のアプリケーション名称に対応している。
したがって、MFP1が印刷用データ(印刷ジョブ)を受信した場合、制御ユニット30はプロセスのイメージ名を取得するAPI(例えば、GetModuleFileName())を実行することで、取得したイメージ名からアプリケーション名称を知ることができる。制御ユニット30は、このときの名称が登録済みのアプリケーション名称に該当するか否かを判断する。
(2)2つ目の方法は、今回の印刷用データに付されているジョブ名称から確認する方法である。この方法を用いる場合、制御ユニット30はその記憶部にアプリケーションごとに固有のジョブ名称を登録しておくものとする。
印刷用データを受信すると、MFP1のスプーラにジョブ名称が蓄積される。このため、制御ユニット30はスプーラに蓄積されたデータからジョブ名称を取得することができる。すなわち、例えば、企業の基幹業務用として一般的に普及しているアプリケーションには、印刷用データごとにジョブ名の先頭に固有情報を付加する機能を有しているものが多い。この固有情報は、例えばアプリケーションの名称に依存した文字列(例えば”KC−WORD・・・”等のテキストデータ)であり、この文字列はMFP1に対して印刷要求を発行してきたアプリケーションに対応している。
したがって、MFP1が印刷用データ(印刷ジョブ)を受信した場合、制御ユニット30はジョブ名称を取得するAPI(例えば、StartDoc())を実行し、その引数であるDOCINFO構造体を解読することで、ジョブ名称の先頭文字列(例えば数バイト分)を知ることができる。制御ユニット30は、このときのジョブ名称が登録済みのアプリケーションに対応するものであるか否かを判断する。
上記(1),(2)の判断方法は、いずれか一方だけを用いてもよいし、両方を並列に用いてもよい。両方を並列で用いる場合、制御ユニット30は2つのOR条件で判断を行う。いずれにしても、今回受信した印刷用データが登録されているアプリケーションを用いて生成されたものであることを確認した場合(Yes)、制御ユニット30は次にステップS12を実行する。
ステップS12:制御ユニット30は、地紋印刷実行処理を実行する。この場合、制御ユニット30は画像処理のプロセスで画像データに地紋画像を含める。そして制御ユニット30は、地紋画像を含めた画像データに基づいて画像形成部10による画像形成動作を制御する。これにより、MFP1は文書等に地紋を埋め込んだ状態で印刷を実行することができる。
これに対し、今回受信した印刷用データが登録されているアプリケーションを用いて生成されたものでないと判断した場合(ステップS11:No)、制御ユニット30は以下の手順を実行する。
ステップS14:制御ユニット30は、現時点で地紋印刷の設定が有効であるか否かを確認する。この設定は、例えば管理者以外の一般ユーザが任意に行うことができるものである。現在の設定が有効であることを確認した場合(Yes)、制御ユニット30は上記のステップS12に進む。これにより、MFP1はユーザの任意で地紋印刷を実行することができる。
ステップS16:一方、現在の地紋印刷の設定が有効でないことを確認した場合(ステップS14:No)、制御ユニット30は通常印刷実行処理を実行する。この場合、制御ユニット30は画像処理において画像データに地紋画像を含めない。そして制御ユニット30は、通常の(地紋画像を含まない)画像データに基づいて画像形成部10による画像形成動作を制御する。これにより、MFP1は通常の印刷を実行する。
図5は、MFP1が事前にアプリケーションの登録を受け付ける際の作業メニューの例を示す図である。MFP1の管理者(一般ユーザ以外の権限のある人物)は、例えば操作パネル20を通じて制御ユニット30の管理メニューを実行し、アプリケーションを登録することができる。
アプリケーションの登録は、上記の2つの方法に対応して2通りに行うことができる。したがって管理者は、(1)アプリケーション名称から登録する方法と、(2)ジョブ名称から登録する方法のいずれか一方又は両方を選択することができる。
アプリケーション名称から登録する場合、管理メニューの中で「アプリケーション名称から登録する」のチェックボックスにチェックを入れると、例えば1段目の行にプルダウン式にアプリケーション一覧が表示される。この場合、管理者はプルダウンボタン(図中の▽印)をタッチし、一覧表示された中から地紋印刷の対象とするアプリケーションを選択して登録する。図示の例は、”KC−WORD”を一覧から選択した状態を示している。この状態で”OK”ボタンをタッチすると、選択したアプリケーション名称が登録される。
また管理者は、任意のアプリケーション名称を入力することもできる。この場合、管理メニューの中で「任意のアプリを入力」のラジオボタンにチェックを入れ、2段目の行に任意のアプリケーション名称をテキスト入力して”OK”ボタンをタッチすればよい。
あるいは、ジョブ名称から登録する場合、管理メニューの中で「ジョブ名称から登録する」のチェックボックスにチェックを入れると、3段目の行が入力可能となる。そして管理者は、3段目の行に登録したいアプリケーションに対応したジョブ名称の文字列をテキスト入力して”OK”ボタンをタッチすればよい。
特に図示していないが、登録済みのアプリケーションは、管理メニューの「登録一覧」タブをタッチすることで一覧表示される。管理者は、この画面上で登録済みのアプリケーションを確認したり、削除したりすることができる。
以上のように、図4に手順例を挙げた画像形成用プログラムをMFP1の制御ユニット30が実行することで、予めMFP1に登録されているアプリケーションで作成した文書をユーザが印刷しようとすると、ユーザの任意によることなく、必ず地紋印刷が実行される。このため、地紋印刷の有無をユーザの任意に委ねることなく、管理者権限によって正しく管理することができる。このようなシステムは、例えば企業内で基幹システム(例えば勤怠管理システム、経理管理システム等)で使用される文書の印刷管理に適している。なお、登録されていないアプリケーションについては、ユーザの任意で地紋印刷を選択することもできるため(上記のステップS14)、依然としてユーザの利便性を損なうことはない。
本発明は上述した実施形態に制約されることなく、種々に変形して実施可能である。例えば、画像データに付加される付加情報は地紋画像だけでなく、何らかの管理情報(例えば、複写機の動作を禁止する命令)をコード化して埋め込んだ電子透かしであってもよい。
なお、画像形成プログラムはコンピュータの記憶装置に組み込まれたものだけでなく、例えばCD−ROMのような記録媒体に記録されているものでもよいし、ネットワーク上のサーバに記録されているものであってもよい。いずれにしても、画像形成システムのコンピュータがプログラムを読み込んで実行することにより、上述したシステムとしての動作を実現することができる。
その他、一実施形態では画像形成システムの例としてMFPを挙げているが、画像形成システムはプリンタ専用機であってもよい。
MFPの斜視図である。 MFPの内部構造を概略的に示す図である。 MFPの制御上の構成に関するブロック図である。 印刷実行処理の手順例を示すフローチャートである。 MFPが事前にアプリケーションの登録を受け付ける際の作業メニューの例を示す図である。
符号の説明
1 MFP
3 用紙供給装置
4 給紙カセット
10 画像形成部
11 転写部
20 操作パネル
22 ネットワーク通信部
30 制御ユニット

Claims (4)

  1. 所定の外部機器で生成された印刷用データを受信するデータ受信手段と、
    前記印刷用データに基づいて画像処理を行い、画像データを生成する画像処理手段と、
    前記画像データに基づいて画像を形成する画像形成手段と、
    前記印刷用データに対して前記外部機器により付加された固有情報に基づき、前記画像データに付加情報を含めた状態で前記画像形成手段により画像を形成するべきか否かを決定する制御手段と
    を備えたことを特徴とする画像形成システム。
  2. 請求項1に記載の画像形成システムにおいて、
    前記制御手段は、
    前記固有情報として前記印刷用データの生成に用いられたアプリケーションに関する情報を取得し、その結果、特定のアプリケーションを用いて前記印刷用データが生成されたことを確認した場合、前記画像データに付加情報を含めた状態で画像を形成するべき旨を決定することを特徴とする画像形成システム。
  3. 所定の画像処理を通じて生成した画像データに基づいて画像を形成する画像形成システムのコンピュータに、
    所定の外部機器で生成された印刷用データを受信する手順と、
    前記印刷用データに対して前記外部機器により付加された固有情報を取得する手順と、
    取得した前記固有情報に基づき、前記画像処理において前記印刷用データとは別の付加情報を含めた状態で前記画像データを生成するべきか否かを判断する手順と、
    前記判断の結果に基づき、前記付加情報を含めた状態で前記画像データを生成するか、もしくは前記付加情報を含めない状態で前記画像データを生成するかのいずれかの態様で前記画像処理を進行させる手順と
    を実行させる画像形成用プログラム。
  4. 請求項3に記載の画像形成用プログラムにおいて、
    前記取得する手順として、
    前記印刷用データの生成に用いられたアプリケーションに関する情報を取得する手順を実行させ、
    前記判断する手順として、
    特定のアプリケーションを用いて前記印刷用データが生成されたか否かを確認する手順を実行させ、
    その結果、前記特定のアプリケーションを用いて前記印刷用データが生成されたことを確認した場合、
    前記進行させる手順として、
    前記付加情報を含めた状態で前記画像データを生成する態様で前記画像処理を進行させる手順を実行させ、
    一方、前記判断する手順で前記特定のアプリケーションを用いて前記印刷用データが生成されたことを確認しなかった場合、
    前記進行させる手順として、
    前記付加情報を含めない状態で前記画像データを生成する態様で前記画像処理を進行させる手順を実行させることを特徴とする画像形成用プログラム。
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