JP2010033854A - 放電灯始動装置、ランプソケット、放電灯装置及び車両用前照灯 - Google Patents

放電灯始動装置、ランプソケット、放電灯装置及び車両用前照灯 Download PDF

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Abstract

【課題】振動や衝撃が発生した場合や高温になった場合であっても電子部品間の電気的な接続が切断するのを防止する。
【解決手段】パルス電圧を生成するパルス回路を構成する各パルス回路用素子(コンデンサ40、放電ギャップ41)と、両端間にパルス回路が接続される1次巻線51と放電灯の両端間に接続される2次巻線とを有しパルス回路が生成したパルス電圧を放電灯に伝達して上記放電灯を始動させるパルストランス5とは、リードフレーム60が合成樹脂にインサート成形されてなる回路基板6に固定される。コンデンサ40のリード線400とリードフレーム60の先端部600との間は、接続線7で接続されている。接続線7とリード部(コンデンサ40のリード線400及びリードフレーム60の先端部600)とは、ワイヤラッピングで接続されて溶接される。接続線7は、導電材料から作られリード部より軟らかいジャンパー線である。
【選択図】図1

Description

本発明は、放電灯を始動するために用いられる放電灯始動装置、並びに、この放電灯始動装置を備えるランプソケット、放電灯装置及び車両用前照灯に関するものである。
放電灯を始動するために用いられる放電灯始動装置は、さまざまな分野で使用されている。特に、自動車分野において、放電灯始動装置は、放電灯としてHIDランプ(高輝度放電灯)を搭載した車両用前照灯(自動車用ヘッドランプ)に、上記HIDランプを始動させるために用いられている。
従来の放電灯始動装置としては、電子部品間を電気的に接続するために、各電子部品のリード線同士を直接接合したり、回路基板にインサート成形されたリードフレームを介して電子部品間を接合したりする(例えば、特許文献1〜3参照)。
特開平11−260575号公報 特開2006−310177号公報 特開2006−310178号公報
しかしながら、従来の放電灯始動装置には、振動や衝撃が発生すると、電子部品間を接合する接合部や、電子部品とリードフレームを接合する接合部に、振動や衝撃による応力が集中することから、これらの接合部にストレスが発生し、接合部の接合が外れてしまい、電子部品間の電気的な接続が切断されてしまうという問題があった。特にリードフレームに電子部品を接合する場合、リードフレームに加わった振動や衝撃が電子部品に減衰なく直接伝達されてしまうため、上記問題が顕著に現れた。また、従来の放電灯始動装置が自動車に搭載された場合、振動や衝撃が大きくなるため、上記問題が顕著に現れた。
また、小型化を図るために、多数の電子部品やリードフレーム等の構造部品、絶縁材料等をハウジングに収納すると、各収納部品の線膨張係数の違いによって、周囲温度(車両用前照灯では周囲温度−40℃〜150℃)において、温度サイクルによって熱ストレスが発生し、電子部品間(特に異種部品間)の接合部に応力が繰り返し加わることから、振動や衝撃が発生した場合と同様に、接合部の接合が外れてしまい、電子部品間の電気的な接続が切断されてしまうという問題があった。特にリードフレームに電子部品を接合する場合、リードフレームの材料(金属部品、例えば銅など)と電子部品の材料(セラミック材料)との間で線膨張係数が大きく異なるため、少ない回数の繰り返し熱応力の印加によって、接合部の接合が外れてしまう。
本発明は上記の点に鑑みて為されたものであり、その目的は、振動や衝撃が発生した場合や高温になった場合であっても電子部品間の電気的な接続が切断するのを防止することができる放電灯始動装置、ランプソケット、放電灯装置及び車両用前照灯を提供することにある。
請求項1に係る放電灯始動装置の発明は、パルス電圧を生成するパルス回路を構成する複数個のパルス回路用素子と、両端間に前記パルス回路が接続される1次巻線と放電灯の両端間に接続される2次巻線とを有し当該パルス回路が生成したパルス電圧を当該放電灯に伝達して当該放電灯を始動させるパルストランスと、導電性を有するリードフレームが合成樹脂にインサート成形されてなり各パルス回路用素子と前記パルストランスとをそれぞれ電子部品としこれら複数個の電子部品が固定される回路基板と、各電子部品のリード線と前記リードフレームとをそれぞれリード部としこれら複数のリード部のうち2つのリード部の間に接続され当該2つのリード部の間を電気的に導通させる接続線とを備え、前記接続線は、前記リード部より軟らかいことを特徴とする。
ここで、「前記接続線は、前記リード部より軟らかい」とは、リード部と接続線とに同じ大きさの外力が働いたときに、リード部より接続線のほうが変形しやすい(形状変化が大きい)ことをいう。言い換えると、同じ大きさの外力が働いたときのひずみがリード部より接続線のほうが大きいことをいう。
請求項2に係る放電灯始動装置の発明は、請求項1の発明において、前記接続線と当該接続線に接続される前記2つのリード部の少なくとも一方とは、ワイヤラッピングで接続され溶接されることを特徴とする。
請求項3に係る放電灯始動装置の発明は、請求項2の発明において、前記接続線とワイヤラッピングで接続されるリード部の少なくとも当該接続線が巻き付けられる巻付部分は柱状に形成され、前記リード部の巻付部分に対する前記接続線の線径比は0.6以下であることを特徴とする。
本発明の線径は、リード部の断面が多角形である場合、2つの頂点を結ぶ線のうち最も長いものの長さとする。
請求項4に係るランプソケットの発明は、請求項1乃至3の何れか1項の放電灯始動装置と、放電灯を保持するとともに当該放電灯とパルストランスとを電気的に接続するソケット部とを備えることを特徴とする。
請求項5に係る放電灯装置の発明は、請求項1乃至3の何れか1項の放電灯始動装置と、前記放電灯始動装置によって始動する放電灯とを一体に備えることを特徴とする。
請求項6に係る車両用前照灯の発明は、請求項1乃至3の何れか1項の放電灯始動装置と、前記放電灯始動装置によって始動する放電灯と、前記放電灯を点灯維持させる電力を生成する放電灯点灯装置と、前記放電灯始動装置、前記放電灯及び前記放電灯点灯装置を保持し車両に取り付けられるハウジングとを備えることを特徴とする。
請求項7に係る車両用前照灯の発明は、請求項4のランプソケットと、前記ランプソケットに保持される放電灯と、前記放電灯を点灯維持させる電力を生成する放電灯点灯装置と、前記ランプソケット及び前記放電灯点灯装置を保持し車両に取り付けられるハウジングとを備えることを特徴とする。
請求項8に係る車両用前照灯の発明は、請求項5の放電灯装置と、放電灯を点灯維持させる電力を生成する放電灯点灯装置と、前記放電灯装置及び前記放電灯点灯装置を保持し車両に取り付けられるハウジングとを備えることを特徴とする。
請求項1の発明によれば、電子部品や回路基板に振動や衝撃が加わったり、熱応力が働いたりして、各リード部(電子部品のリード線、リードフレーム)が移動したり変形したりした場合であっても、各リード部より軟らかい接続線で2つのリード部の間を接続することによって、各リード部の移動や変形に応じて接続線が変形するので、2つのリード部が直接接合される場合に比べて、2つのリード部の間が電気的に切断する可能性を低減することができる。
請求項2の発明によれば、接続線とリード部とをワイヤラッピングで接続され溶接されることによって、上記ワイヤラッピングを行うときに2つのリード部の間に発生する力(例えば張力など)を溶接時に低減させることができるので、通常状態において、電子部品や回路基板に力が働かないようにすることができる。
請求項3の発明によれば、リード部に対する接続線の線径比を0.6以下とすることによって、接続線をリード部に巻き付けるときに発生する張力でリード部が折れ曲がるのを防止することができるので、接続線とリード部とを安定にワイヤラッピングで接続することができる。
請求項4の発明によれば、ランプソケットが放電灯始動装置及びソケット部を備えることによって、放電灯始動装置とソケット部(ランプソケット)とを別体に備える場合に比べて、小型化を図ることができる。また、請求項4の発明においても、放電灯始動装置では、電子部品や回路基板に振動や衝撃が加わったり、熱応力が働いたりして、各リード部(電子部品のリード線、リードフレーム)が移動したり変形したりした場合であっても、各リード部より軟らかい接続線で2つのリード部の間を接続することによって、各リード部の移動や変形に応じて接続線が変形するので、2つのリード部が直接接合される場合に比べて、2つのリード部の間が電気的に切断する可能性を低減することができる。
請求項5の発明によれば、放電灯始動装置と放電灯とを一体に備えることによって、放電灯始動装置と放電灯とを別体に備える場合に比べて、小型化を図ることができる。また、請求項5の発明においても、放電灯始動装置では、電子部品や回路基板に振動や衝撃が加わったり、熱応力が働いたりして、各リード部(電子部品のリード線、リードフレーム)が移動したり変形したりした場合であっても、各リード部より軟らかい接続線で2つのリード部の間を接続することによって、各リード部の移動や変形に応じて接続線が変形するので、2つのリード部が直接接合される場合に比べて、2つのリード部の間が電気的に切断する可能性を低減することができる。
請求項6乃至8の発明によれば、請求項1乃至3の放電灯始動装置を車両に搭載して使用することができる。また、請求項6乃至8の発明においても、放電灯始動装置では、電子部品や回路基板に振動や衝撃が加わったり、熱応力が働いたりして、各リード部(電子部品のリード線、リードフレーム)が移動したり変形したりした場合であっても、各リード部より軟らかい接続線で2つのリード部の間を接続することによって、各リード部の移動や変形に応じて接続線が変形するので、2つのリード部が直接接合される場合に比べて、2つのリード部の間が電気的に切断する可能性を低減することができる。
(実施形態1)
実施形態1に係る放電灯始動装置について説明する。本実施形態の放電灯始動装置は、放電灯を点灯させるために車両用前照灯(自動車用ヘッドランプ)に用いられるイグナイタである。近年、車両用前照灯の小型化に対する要求が非常に高まっていることから、従来、放電灯始動装置とランプソケットとが別体であったが、本実施形態では、小型化の要求を満たすために、放電灯始動装置とソケット部とを一体に備えるランプソケットについて説明する。
まず、実施形態1に係るランプソケットの構造について図1〜4を用いて説明する。このランプソケット2は、放電灯始動装置1(図7参照)と一体に備えるものであり、図1に示すように、放電灯3(図2参照)の始動時にパルス電圧を生成するパルス回路を構成するコンデンサ40及び放電ギャップ41と、両端間にパルス回路が接続される1次巻線51と放電灯3の両端間に接続される2次巻線52(図7参照)とを有し上記パルス回路が生成したパルス電圧を放電灯3に伝達して上記放電灯3を始動させるパルストランス5と、導電性を有する複数のリードフレーム60が絶縁樹脂にインサート成形された回路基板6とを、放電灯始動装置1として備えている。
放電灯3は、図2(a)に示すように、管状に形成されたバルブ30と、後述のソケット部55に挿入される口金31とを備えているHIDランプ(高輝度放電灯)である。口金31には、図2(a)に示すように外周電極32が周囲に設けられ、図2(b)に示すように、高電圧が印加される中心電極33が中心に設けられている。
図1に示す回路基板6の各リードフレーム60は、それぞれ金属板に打ち抜き加工と曲げ加工とが施されて形成されたものである。各リードフレーム60の厚さは0.3mmである。リードフレーム60には、一部の端部に柱状の先端部600が設けられている。また、回路基板6には、ハーネスL1が接続されるハーネス接続部61が設けられている。
回路基板6には、コンデンサ40及び放電ギャップ41が固定されるとともに、パルストランス5が着脱自在に配置される。パルストランス5を回路基板6と別体に形成し回路基板6に対して着脱自在にすることによって、回路基板6にパルストランス5をインサート成形する場合と違って、不良が発生した回路基板6を破棄する場合にも、パルストランス5が破棄されることはなく、不良の発生によるリスクを小さくすることができるため、製造コストを低減することができる。
コンデンサ40は、図3(b)に示すように、2つのチップコンデンサ402,402が両側電極においてリード線400,401で接続されたものである。各チップコンデンサ402は、例えばセラミックチップコンデンサである。リード線400,401は、例えば断面円状の直径0.6mmの錫めっき軟銅線である。リード線400,401で接続された2つのチップコンデンサ402,402は、パルス電圧発振時の圧電共振対策のために、図3(a)に示すように、周囲がシリコーン樹脂403で封止される。
図1に示す放電ギャップ41は、円柱状の部品であって、軸方向の両端部にリード線410,411が設けられている。放電ギャップ41は、回路基板6のリードフレーム60に形成された先端部601にリード線410が挟持されることによって、電気的及び機械的にリードフレーム60に直接接続される。
パルストランス5は、上述のように1次巻線51及び2次巻線52(図7参照)を備えるとともに、磁性体(フェライト)からなる円柱状のコア53を備えている。コア53には、平角線からなるリボン状の2次巻線52が側面にエッジワイズ巻きされている。2次巻線52が巻回されたコア53は、熱可塑性の絶縁材料(例えばPEIなど)54で封止される。1次巻線51は、直径0.3mmの導線であり、2次巻線52が巻回されてコア53を封止した絶縁材料54の外周に巻き付けられる。2次巻線52及びコア53が絶縁材料54で封止されたパルストランス5は、回路基板6に着脱自在に配置される。
回路基板6に配置されたパルストランス5では、1次巻線51の一端部510が、リードフレーム60の先端部602に巻き付けられワイヤラッピングされて溶接される。同様に、1次巻線51の他端部511も、リードフレーム60の先端部603に巻き付けられワイヤラッピングされて溶接される。
また、パルストランス5には、図1の裏面に放電灯3の口金31(図2参照)が挿入されて上記放電灯3を保持するソケット部55が設けられている。ソケット部55は、保持する放電灯3と2次巻線52とを電気的に接続する。
ランプソケット2には、図4(a)に示すように、放電灯3の口金31がソケット部55に挿入されることによって、放電灯3が取り付けられる。ランプソケット2に放電灯3が取り付けられた状態を図4(b)に示す。
ところで、本実施形態のランプソケット2は、図1に示すように、コンデンサ40のリード線400とリードフレーム60の先端部600との間に接続される接続線7をさらに備えている。
接続線7は、例えば軟銅線などの導電材料から作られたジャンパー線であり、コンデンサ40のリード線400とリードフレーム60の先端部600との間を電気的に導通させる。接続線7と上記接続線7に接続されるコンデンサ40のリード線400及びリードフレーム60の先端部600(以下、リード線400と先端部600とを区別しないときは総称して「リード部」という。)とは、ワイヤラッピングで接続され、マイクロアーク溶接によって溶接される。コンデンサ40のリード線400の巻付部分に対する接続線7の線径比は0.6以下である。なお、コンデンサ40の他方のリード線401は、電気的及び機械的にリードフレーム60に直接接続されている。
接続線7としては、リード部より軟らかいものが用いられる。ここで、「接続線7がリード線400及びリードフレーム60より軟らかい」とは、リード線400及びリードフレーム60と接続線7とに同じ大きさの外力が働いたときに、リード線400及びリードフレーム60より接続線7のほうが変形しやすい(形状変化が大きい)ことをいう。言い換えると、同じ大きさの外力が働いたときのひずみがリード線400及びリードフレーム60より接続線7のほうが大きいことをいう。
接続線7をリード部より軟らかくするためには、同じ材料を用いて接続線7の線径をリード部の線径より細くしたり、リード部よりも軟らかい材料を接続線7に用いたりすればよい。本実施形態では、コンデンサ40のリード線400としては直径0.6mmの錫めっき軟銅線が用いられ、接続線7としては直径0.3mm以下の軟銅線が用いられる。なお、接続線7の強度を考慮すると、接続線7は直径0.1mm以上の軟銅線であることが好ましい。
本実施形態では、コンデンサ40及び放電ギャップ41とリードフレーム60との接続方向と、回路基板6の線膨張に対する拡大方向とにおいて、コンデンサ40の材料、放電ギャップ41の材料、回路基板6の材料がそれぞれ異なるため、温度サイクルによる熱ストレスが印加されたときに、コンデンサ40又は放電ギャップ41の接合部に発生する熱応力を、接続線7を介することによって緩和し、熱ストレスを回避する。
また、接続線7は、常温時にリード線400とリードフレーム60の間に働く張力を0N以下に設定する必要があるため、十分にたるませることが好ましい。これにより、電子部品に熱応力が加わった場合でも、すぐに電子部品の接合部にストレスが加わるようにはならない。上記張力を0N以下にするためには、接続線7を、リードフレーム60の先端部600に巻き付けてワイヤラッピングし、さらに溶接することが有効である。ワイヤラッピング後の溶接によって、張力がかかるように巻き付けられていたものが、溶接による溶融によって張力が緩み、接続線7が塑性変形状態で固定される。
なお、応力緩和策としては、リードフレーム60の中間部分をキンク形状のように湾曲させて対応する例も考えられる。しかし、コンデンサ40のリード線400とリードフレーム60との間は5mm〜10mm程度しかないので、リードフレーム60にキンク形状を設けて応力緩和することは困難である。
また、接続線7の直径が0.3mmより大きくなると、リード線400やリードフレーム60の先端部600に接続線7を巻き付けるのが難しくなる。例えば、直径0.6mmのリード線400に直径0.4mmの接続線7を巻き付ける場合、リード線400が巻き付け時の張力によって折れ曲がってしまい、ワイヤラッピングを安定して行うことが難しい。
コンデンサ40の一部は、ソケット部55の外壁550に機械固定用樹脂接着剤404で接着されている。これにより、コンデンサ40の機械的な固定を強めることができるので、コンデンサ40にかかる機械的負荷によって、溶接された接合部が破損するのを防止する。
次に、本実施形態に係る放電灯始動装置1を備えるランプソケット2の製造方法について図1を用いて説明する。まず、コア53に2次巻線52(図7参照)を巻き付け、2次巻線52が巻き付けられたコア53を絶縁材料54で封止する。このとき、絶縁材料54による樹脂成型によってソケット部55が形成される。その後、絶縁材料54の外周に1次巻線51を巻き付けて、パルストランス5を作製する。
上記パルストランス5の作製とは別に、リードフレーム60を絶縁樹脂でインサート成形して回路基板6を作製する。その後、回路基板6にパルストランス5を嵌め合わせる。このとき、パルストランス5に形成された挿入孔にリードフレーム60の先端部602,603が挿入される。1次巻線51の一端部510を先端部602に巻き付けてワイヤラッピングを行い、接合部(巻付部)に対してマイクロアーク溶接を施して、接合部を溶接固定する。同様に、1次巻線51の他端部511を先端部603に巻き付けてワイヤラッピングを行い、接合部(巻付部)に対してマイクロアーク溶接を施して、接合部を溶接固定する。
続いて、コンデンサ40の一部を機械固定用樹脂接着剤404でソケット部55の外壁550に接着して固定する。その後、接続線7の一端部70をコンデンサ40のリード線400に巻き付けてワイヤラッピングを行う。一方、接続線7の他端部71をリードフレーム60の先端部600に巻き付けてワイヤラッピングを行う。接続線7の両端部70,71がともにワイヤラッピングされた後、各接合部(巻付部)の一部に対してマイクロアーク溶接を施して、各接合部を溶接固定する。なお、マイクロアーク溶接は、リード線400や先端部600への電圧印加時間が0.1秒以下であるため、コンデンサ40やリードフレーム60の温度を上げるほどのエネルギーがリード線400や先端部600に加わることがない。
続いて、放電ギャップ41の各リード線410をリードフレーム60の先端部601に挟持させることによって、放電ギャップ41を回路基板6に固定する。
次に、本実施形態に係るランプソケット2(放電灯始動装置1)の使用例について説明する。ランプソケット2が用いられる一例として、図5に示すような車両用前照灯8がある。この車両用前照灯8は、放電灯始動装置1(図7参照)を一体に備えるランプソケット2と、ランプソケット2に保持される放電灯3と、放電灯3を点灯維持させる電力を生成する放電灯点灯装置(インバータ)80と、ランプソケット2及び放電灯3を収納する収納凹部810が設けられ放電灯点灯装置80を保持するハウジング81と、例えばガラスのような透明な材料からなりハウジング81の前側に取り付けられて収納凹部810を覆うレンズ82とを備えている。
放電灯点灯装置80は、ハーネスL2を介してバッテリ(図示せず)に接続され、バッテリから得られる例えば12Vの直流電力を電源として放電灯3を点灯維持させる交流電力を生成し、ハーネスL1及びランプソケット2を介して放電灯3に供給する。
ハウジング81は、例えばねじ止めによって車両に取り付けられる。ハウジング81の後面(図5の右面)には、メンテナンス時にランプソケット2を出し入れするための挿入孔811が設けられている。挿入孔811は、ランプソケット2を避ける凹部830が前側(図5の左側)に設けられハウジング81に着脱自在に結合するキャップ83によって覆われる。さらに、ハウジング81の下側には、放電灯点灯装置80が取り付けられている。
ハウジング81の下面には、ランプソケット2(放電灯始動装置1)と放電灯点灯装置80とを接続するハーネスL1が挿通される電線挿通孔812が形成されている。また、ハウジング81の収納凹部810には、放電灯3の周囲に配置され放電灯3の光を配光する反射板84が収納されている。さらに、ハウジング81には、反射板84に機械的に結合した光軸調整ねじ85が螺合する。車両用前照灯8は、光軸調整ねじ85の締め付けを調整することによって、反射板84の向きを調整することができるようになっている。
ランプソケット2は、放電灯3を介して反射板84に固定されることによって、ハウジング81の収納凹部810に収納されている。このため、ランプソケット2は、非常に高温状態(170℃程度)になる。
次に、本実施形態に係る放電灯始動装置1を備えるランプソケット2が車両用前照灯8などに用いられ、ランプソケット2に振動や衝撃が加わった場合について図1を用いて説明する。電子部品(コンデンサ40や放電ギャップ41、パルストランス5など)が回路基板6に固定された放電灯始動装置1に外部から振動や衝撃が加わると、各電子部品及び回路基板6が振動する。このとき、コンデンサ40のリード線400と、リードフレーム60の先端部600とは、同じ方向に揺れる場合よりも、互いに異なる方向に揺れる場合のほうが多い。このとき、接続線7は軟らかいため、リード線400の揺れやリードフレーム60の先端部600の揺れに応じて、接続線7は変形する。これにより、リード線400と接続線7との接合部及びリードフレーム60の先端部600と接続線7との接合部にかかるストレスが小さくなり、上記接合部が外れる可能性を低減することができる。
特に車両用前照灯8に用いられた場合、走行による振動や衝撃が頻繁且つ多数加わるが、本実施形態に係る放電灯始動装置1では、従来の放電灯始動装置に比べて、接合部が外れるような不具合を低減することができる。
次に、本実施形態に係る放電灯始動装置1の回路構成について図6,7を用いて説明する。この放電灯始動装置1は、図6に示すように、直流電源Eに接続される放電灯点灯装置80と放電灯3の間に接続されるものである。放電灯始動装置1は、図7に示すように、3個の入力端子TI1,TI2,TI3と、3個の出力端子TO1,TO2,TO3とを備えている。第1の出力端子TO1、第2の出力端子TO2及び第3の出力端子TO3は、それぞれ放電灯3の互いに異なる端子に接続されている。第2の出力端子TO2と第3の出力端子TO3とは放電灯3の端子を介して互いに電気的に接続されている。
第1の入力端子TI1と第2の出力端子TO2との間には、パルストランス5の1次巻線51及び放電ギャップ41の直列回路とコンデンサ40との並列回路が接続されている。
第2の入力端子TI2は、フィルターチョークLcの一方の巻線を介して第3の出力端子TO3に接続されている。また、第3の入力端子TI3は、フィルターチョークLcの他方の巻線とパルストランス5の2次巻線52とを介して第1の出力端子TO1に接続されている。さらに、フィルターチョークLcの後段には、フィルターチョークLcとともにフィルタ回路を構成するアクロスザラインコンデンサ(以下「Xコンデンサ」という。)Cxが設けられている。
次に、本実施形態に係る放電灯始動装置1の動作について図7を用いて説明する。放電灯3を始動するには、第1の出力端子TO1、第2の出力端子TO2及び第3の出力端子TO3に放電灯3が接続された状態で、第2の入力端子TI2に対して第1の入力端子TI1と第3の入力端子TI3とにそれぞれ正の電圧を加える。例えば、第1の入力端子TI1、第2の入力端子TI2、第3の入力端子TI3の電位をそれぞれ例えば−380V、600V、0Vとする。すると、コンデンサ40が充電され、コンデンサ40の両端電圧が上昇していく。やがて、コンデンサ40の両端電圧が所定値に達すると、放電ギャップ41が導通(オン)する。つまり、放電ギャップ41は、スイッチング素子の役割を果たしている。
放電ギャップ41が導通すると、放電ギャップ41を介してコンデンサ40の充電電荷がパルストランス5の1次巻線51に放電され、パルストランス5の1次巻線51にパルス電圧が出力される。パルストランス5の1次巻線51にパルス電圧が出力されたときに、パルストランス5の2次巻線52には高電圧のパルス電圧が発生する。パルストランス5の2次巻線52に生じたパルス電圧は、第2の入力端子TI2と第3の入力端子TI3との間の電圧に重畳して第1の出力端子TO1及び第3の出力端子TO3から放電灯3の両端に印加される。放電灯3は、パルス電圧によって絶縁破壊されて始動する。
なお、本実施形態に係る放電灯始動装置1では、第2の出力端子TO2と第3の出力端子TO3とが放電灯3の端子を介して電気的に接続されていなければコンデンサ40は充電されないので、放電灯3が取り付けられていない状態での高電圧パルスの発生を防ぐことができる。
続いて、本実施形態に係る放電灯点灯装置80の動作について図6,7を用いて説明する。放電灯点灯装置80は、放電灯始動装置1の第1の入力端子TI1及び第3の入力端子TI3に接続されている。まず、放電灯点灯装置80は、第1の入力端子TI1と第3の入力端子TI3との間に交流電圧を印加する。このとき、第1の入力端子TI1、コンデンサ40、第2の出力端子TO2、放電灯3、第1の出力端子TO1、パルストランス5の2次巻線52、第3の入力端子TI3の経路(又は逆方向)で電流が流れ、放電灯3が点灯する。
以上、本実施形態によれば、電子部品(コンデンサ40、放電ギャップ41、パルストランス5など)や回路基板6に振動や衝撃が加わったり、熱応力が働いたりして、各リード部(電子部品のリード線400,401、リードフレーム60)が移動したり変形したりした場合であっても、各リード部より軟らかい接続線7で2つのリード部の間を接続することによって、各リード部の移動や変形に応じて接続線7が変形するので、2つのリード部が直接接合される場合に比べて、2つのリード部の間が電気的に切断する可能性を低減することができる。
また、接続線7とリード部とをワイヤラッピングで接続され溶接されることによって、上記ワイヤラッピングを行うときに2つのリード部の間に発生する力(例えば張力など)を溶接時に低減させることができるので、通常状態において、電子部品や回路基板6に力が働かないようにすることができる。
さらに、リード部に対する接続線7の線径比を0.6以下とすることによって、接続線7をリード部に巻き付けるときに発生する張力でリード部が折れ曲がるのを防止することができるので、接続線7とリード部とを安定にワイヤラッピングで接続することができる。
なお、実施形態1では、放電灯始動装置1を一体に備えるランプソケット2について説明したが、実施形態1の変形例として、放電灯始動装置1とランプソケット2とが別体である構成であってもよい。このような構成においても、実施形態1と同様の効果を奏する。以下の実施形態においても同様である。
(実施形態2)
実施形態2に係るランプソケット2aは、図8に示すように、実施形態1の接続線7(図1参照)に代えて、コンデンサ40のリード線400と放電ギャップ41のリード線410との間に接続される接続線7aを備える点で、実施形態1に係るランプソケット2(図1参照)と相違する。なお、実施形態1と同様の構成要素については、同一の符号を付して説明を省略する。
本実施形態のコンデンサ40及び放電ギャップ41は、それぞれ機械的固定としてリード線400,410がリードフレーム60に直接固定され、電気的接続としてリード線400,410が接続線7aで接続されている。本実施形態では、コンデンサ40が固定されるリードフレーム60と、放電ギャップ41が固定されるリードフレーム60とは、電気的に独立(互いの導通がない)している。つまり、コンデンサ40は、リードフレーム60の先端部600に挟持されることによって、回路基板6に固定され、放電ギャップ41は、リードフレーム60の先端部601に挟持されることによって、回路基板6に固定される。
本実施形態では、接続線7aの線径(直径)を0.3mm、リード線400,410の線径(直径)を0.6mmとしている。リード線400,410の断面が多角形の場合、上記リード線400,410の線径とは、2つの頂点を結ぶ線のうち最も長いものの長さとする。
なお、本実施形態に係るランプソケット2aは、実施形態1のランプソケット2と同様に、車両用前照灯8に用いることが可能である。
次に、本実施形態に係る放電灯始動装置1を備えるランプソケット2aの製造方法について図8を用いて説明する。まず、パルストランス5及び回路基板6の作製は実施形態1と同様である。
続いて、コンデンサ40に対しては、実施形態1のように、機械固定用樹脂接着剤404(図1参照)でソケット部55の外壁550に接着して固定するのではなく、リード線400をリードフレーム60の先端部600に挟持させて固定する。その後、リード線400の先端部分(挟持部分から先端方向に突出する部分)に接続線7aの一端部70aを巻き付けてワイヤラッピングを行い、接合部(巻付部)の一部に対してマイクロアーク溶接を施して、接合部を溶接する。
続いて、放電ギャップ41の各リード線410をリードフレーム60の先端部601に挟持させることによって、放電ギャップ41を回路基板6に固定する。その後、リード線410の先端部分(挟持される位置から先端方向に突出する部分)に接続線7aの他端部71aを巻き付けてワイヤラッピングを行い、接合部(巻付部)の一部に対してマイクロアーク溶接を施して、接合部を溶接する。
以上、本実施形態によれば、温度サイクル時の熱応力が接続線7aにより緩和され、長期間の使用における接合部の信頼性を向上させることができる。また、本実施形態によれば、実施形態1と同様に、2つのリード部が直接接合される場合に比べて、2つのリード部の間が電気的に切断する可能性を低減することができる。
なお、ランプソケット2bとして、図9に示すように、リードフレーム60がコンデンサ40a又は放電ギャップ41aの何れかを固定し、コンデンサ40aのリード線400と放電ギャップ41aのリード線410の間を、接続線を介することなく、抵抗溶接を用いて空中配線によって直接接続するものがある。このランプソケット2bでは、リードフレーム60を支えている回路基板の樹脂の温度サイクルによる線膨張の影響を受けるのが片側だけになり、コンデンサ40aと放電ギャップ41aが温度サイクルの熱ストレス印加時にリード線400を介して同期して働くので、接合部への熱ストレスの繰り返し回数が低減し、接合部の信頼性を向上させることができる。しかし、振動や衝撃、熱応力がない通常状態における接合部の接合の安定性を考慮すると、ランプソケット2bよりも実施形態1,2のランプソケット2,2a(図1,8参照)のほうが優れている。
(実施形態3)
ところで、近年、放電灯始動装置1に対する小型化の要求が高くなっている。特に、自動車に搭載される車両用前照灯8において、放電灯始動装置1の小型化が強く求められている。
そこで、実施形態3では、図10(a)に示すように、ランプソケット2(図2参照)が存在せずに放電灯3と放電灯始動装置1とが一体である放電灯装置9について説明する。本実施形態に係る放電灯装置9は、実施形態1又は2の放電灯始動装置1と、放電灯始動装置1によって始動する放電灯3とを一体に備えている。すなわち、本実施形態に係る放電灯装置9は、放電灯始動装置一体型HIDランプである。なお、実施形態1と同様の構成要素については、同一の符号を付して説明を省略する。
本実施形態では、図10(a)の底面部方向から見た放電灯始動装置1の内部に、図10(b)に示すように、リードフレームが絶縁樹脂にインサート成形された回路基板6において、リード部42,43に接続線7bが巻き付けられてワイヤラッピングされ、さらに溶接されて固定されている。
なお、本実施形態の放電灯装置9は、実施形態1と同様に、車両用前照灯8に用いることが可能である。
実施形態1に係るランプソケットの外観斜視図である。 同上に係る放電灯であって、(a)が側面図、(b)が外観斜視図である。 実施形態1に係るコンデンサであって、(a)が外観図、(b)が樹脂封止前の状態を示す図である。 同上に係る放電灯及びランプソケットであって、(a)が嵌合前の状態を示す外観図、(b)が嵌合状態を示す外観図である。 同上に係る車両用前照灯の断面図である。 同上に係る放電灯始動装置の回路構成を説明するためのブロック図である。 同上に係る放電灯始動装置の回路図である。 実施形態2に係るランプソケットの外観斜視図である。 同上に係るランプソケットの比較例を示す外観斜視図である。 (a)が実施形態3に係る放電灯装置の側面図、(b)が同上に係る放電灯始動装置の底面部方向から見た内部を示す図である。
符号の説明
1 放電灯始動装置
2,2a,2b ランプソケット
3 放電灯
40,40a コンデンサ
400,401 リード線
41,41a 放電ギャップ
5 パルストランス
51 1次巻線
52 2次巻線
55 ソケット部
6 回路基板
60 リードフレーム
600〜603 先端部
7,7a,7b 接続線
8 車両用前照灯
80 放電灯点灯装置
81 ハウジング
9 放電灯装置

Claims (8)

  1. パルス電圧を生成するパルス回路を構成する複数個のパルス回路用素子と、
    両端間に前記パルス回路が接続される1次巻線と放電灯の両端間に接続される2次巻線とを有し当該パルス回路が生成したパルス電圧を当該放電灯に伝達して当該放電灯を始動させるパルストランスと、
    導電性を有するリードフレームが合成樹脂にインサート成形されてなり各パルス回路用素子と前記パルストランスとをそれぞれ電子部品としこれら複数個の電子部品が固定される回路基板と、
    各電子部品のリード線と前記リードフレームとをそれぞれリード部としこれら複数のリード部のうち2つのリード部の間に接続され当該2つのリード部の間を電気的に導通させる接続線とを備え、
    前記接続線は、前記リード部より軟らかいことを特徴とする放電灯始動装置。
  2. 前記接続線と当該接続線に接続される前記2つのリード部の少なくとも一方とは、ワイヤラッピングで接続され溶接されることを特徴とする請求項1記載の放電灯始動装置。
  3. 前記接続線とワイヤラッピングで接続されるリード部の少なくとも当該接続線が巻き付けられる巻付部分は柱状に形成され、
    前記リード部の巻付部分に対する前記接続線の線径比は0.6以下であることを特徴とする請求項2記載の放電灯始動装置。
  4. 請求項1乃至3の何れか1項に記載の放電灯始動装置と、
    放電灯を保持するとともに当該放電灯とパルストランスとを電気的に接続するソケット部と
    を備えることを特徴とするランプソケット。
  5. 請求項1乃至3の何れか1項に記載の放電灯始動装置と、
    前記放電灯始動装置によって始動する放電灯と
    を一体に備えることを特徴とする放電灯装置。
  6. 請求項1乃至3の何れか1項に記載の放電灯始動装置と、
    前記放電灯始動装置によって始動する放電灯と、
    前記放電灯を点灯維持させる電力を生成する放電灯点灯装置と、
    前記放電灯始動装置、前記放電灯及び前記放電灯点灯装置を保持し車両に取り付けられるハウジングと
    を備えることを特徴とする車両用前照灯。
  7. 請求項4記載のランプソケットと、
    前記ランプソケットに保持される放電灯と、
    前記放電灯を点灯維持させる電力を生成する放電灯点灯装置と、
    前記ランプソケット及び前記放電灯点灯装置を保持し車両に取り付けられるハウジングと
    を備えることを特徴とする車両用前照灯。
  8. 請求項5記載の放電灯装置と、
    放電灯を点灯維持させる電力を生成する放電灯点灯装置と、
    前記放電灯装置及び前記放電灯点灯装置を保持し車両に取り付けられるハウジングと
    を備えることを特徴とする車両用前照灯。
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