JP2010032716A - 液晶デバイスの製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】2枚のガラス基板が液晶室を区画するシール帯から外側に突出することなく形成することができる液晶デバイスの製造方法を提供する。
【解決手段】互いに内面を対面させ所定の間隔をもって配設された2枚のガラス基板の間にシール帯によって液晶室が区画された液晶デバイスの製造方法であって、2枚のガラス基板の間に液晶室に注入される液晶を封止するに必要な幅の少なくとも2倍の幅を有するシール帯を配設して複数の液晶室を区画する液晶室形成工程と、複数の液晶室を形成した2枚のガラス基板の一方のガラス基板側からガラス基板を透過してシール帯の幅を2分する位置における内部にレーザー光線の集光点を位置付けてシール帯に沿ってレーザー光線を照射し、シール帯の内部に変質層を形成する変質層形成工程と、シール帯に形成された変質層に沿って2枚のガラス基板を分割するガラス基板分割工程とを含む。
【選択図】図6

Description

本発明は、2枚のガラス基板の間にシール帯によって液晶室が区画された液晶デバイスの製造方法に関する。
液晶デバイスは、2枚のガラス基板の間にシール帯によって液晶室が区画され、該液晶室に注入口から液晶が注入されている。このような液晶デバイスは、2枚のガラス基板の間に複数の液晶室を区画する隣接して配設されたシール帯とシール帯との間の切断ラインに沿って切削ブレードによって切断して個々の液晶デバイスに形成される。(例えば、特許文献1参照。)
特許第3120819号公報
而して、隣接するシール帯の間には1mm程度の間隔が形成されており、厚さが20〜30μmの切削ブレードによってシール帯とシール帯との間の切断ラインに沿って2枚のガラス基板を切断すると、2枚のガラス基板の切れ代がシール帯から外側に突出するため、電気機器の小型化を図る面で改善すべき問題となっている。
本発明は上記事実に鑑みてなされたものであり、その主たる技術的課題は、2枚のガラス基板が液晶室を区画するシール帯から外側に突出することなく形成することができる液晶デバイスの製造方法を提供することである。
上記主たる技術課題を解決するため、本発明によれば、互いに内面を対面させ所定の間隔をもって配設された2枚のガラス基板の間にシール帯によって液晶室が区画された液晶デバイスの製造方法であって、
該2枚のガラス基板の間に該液晶室に注入される液晶を封止するに必要な幅の少なくとも2倍の幅を有するシール帯を配設して複数の液晶室を区画する液晶室形成工程と、
該複数の液晶室を形成した該2枚のガラス基板の一方のガラス基板側から該ガラス基板を透過して該シール帯の幅を2分する位置における内部にレーザー光線の集光点を位置付けて該シール帯に沿ってレーザー光線を照射し、該シール帯の内部に変質層を形成する変質層形成工程と、
該シール帯に形成された変質層に沿って該2枚のガラス基板を分割するガラス基板分割工程と、を含む、
ことを特徴とする液晶デバイスの製造方法が提供される。
上記液晶を封止するに必要な幅の少なくとも2倍の幅を有するシール帯は、少なくとも該液晶室が互いに隣接する領域に配設される。
また、上記変質層形成工程において照射されるレーザー光線の波長は、266〜1300nmに設定されていることが望ましい。
上記ガラス基板分割工程は、2枚のガラス基板の一方のガラス基板側から該一方のガラス基板の内部にレーザー光線の集光点を位置付けて該シール帯に形成された変質層に沿ってレーザー光線を照射し、該一方のガラス基板の内部に該シール帯に形成された変質層に沿って第1の変質層を形成する第1の変質層形成工程と、2枚のガラス基板の他方のガラス基板側から該他方のガラス基板の内部にレーザー光線の集光点を位置付けて該シール帯に形成された変質層に沿ってレーザー光線を照射し、該他方のガラス基板の内部に該シール帯に形成された変質層に沿って第2の変質層を形成する第2の変質層形成工程と、該一方のガラス基板と該他方のガラス基板および該シール帯を該第1の変質層と該第2の変質層および該シール帯に形成された変質層に沿って破断する破断工程とを含む。
また、上記ガラス基板分割工程は、2枚のガラス基板の一方のガラス基板に該シール帯に形成された変質層に沿ってスクライブすることにより第1のスクライブラインを形成するする第1のスクライブ工程と、2枚のガラス基板の他方のガラス基板に該シール帯に形成された変質層に沿ってススクライブすることにより第2のスクライブラインを形成するする第2のスクライブ工程と、該一方のガラス基板と該他方のガラス基板および該シール帯を該第1のスクライブラインと該第2のスクライブラインおよび該シール帯に形成された変質層に沿って破断する破断工程とを含む。
本発明においては、2枚のガラス基板の間に液晶室に注入される液晶を封止するに必要な幅の少なくとも2倍の幅を有するシール帯を配設して複数の液晶室を区画する液晶室形成工程と、複数の液晶室を形成した2枚のガラス基板の一方のガラス基板側からガラス基板を透過してシール帯の幅を2分する位置における内部にレーザー光線の集光点を位置付けてシール帯に沿ってレーザー光線を照射し、シール帯の内部に変質層を形成する変質層形成工程と、シール帯に形成された変質層に沿って2枚のガラス基板を分割するガラス基板分割工程とを含んでいるので、2枚のガラス基板はシール帯に形成された変質層に沿って分割されるためで、シール帯から外側に突出することなく形成することができる。従って、液晶デバイスの小型化を可能にするとともに、2枚のガラス基板の切れ代が実質的に不要となるのでガラス板を有効利用することができる。
以下、本発明による液晶デバイスの製造方法の好適な実施形態について、添付図面を参照して詳細に説明する。
図1には本発明による液晶デバイスの製造方法によって製造される液晶デバイスが複数形成された液晶デバイスウエーハの斜視図が示されている。
図1に示す液晶デバイスウエーハ2は、互いに内面(裏面)を対面させ所定の間隔(例えば4μm)をもって配設された厚みが0.2〜0.5mmの第1のガラス基板21および第2のガラス基板22と、該第1のガラス基板21と第2のガラス基板22との間に配設され複数の液晶室23を区画する直線状のシール帯24を具備している(液晶室形成工程)。ここで、シール帯24について、更に詳細に説明する。シール帯24は、エポキシ樹脂等のシール材によって形成されている。このシール帯24は、図示の実施形態においては液晶室23が互いに隣接する領域に形成される第1のシール部241と、液晶室23が互いに隣接する領域以外の他の領域に形成される第2のシール部242とからなっている。図示の実施形態における第1のシール部241の幅B1は、第2のシール部242の幅B2の少なくとも2倍に形成されている。即ち、第2のシール部242の幅B2は液晶室13に注入される液晶を封止するに必要な幅に設定されており、従って、第1のシール部241の幅B1は液晶室23に注入される液晶を封止するに必要な幅の少なくとも2倍に設定されている。
図1を参照して説明を続けると、上記液晶デバイスウエーハ2を構成するシール帯24における両側部に配設された第2のシール部242には、上記複数の液晶室23とそれぞれ連通する液晶注入口243が設けられている。また、上記液晶デバイスウエーハ2を構成する第1のガラス基板21と第2のガラス基板22の表面には、液晶室23の周囲三方の位置にそれぞれ配線パッド25が設けられている。このように構成された液晶デバイスウエーハ2には、図示の実施形態においては6個の液晶デバイス20が形成されている。
以下、上述した液晶デバイスウエーハ2を個々の液晶デバイス20に分割する分割方法について説明する。
液晶デバイスウエーハ2を個々の液晶デバイス20に分割するには、先ず、複数の液晶室23を形成した2枚のガラス基板の一方例えば第1のガラス基板21側から該第1のガラス基板21を透過してシール帯24における第1のシール部241の幅を2分する位置における内部にレーザー光線の集光点を位置付けて第1のシール部241の長手方向に沿ってレーザー光線を照射し、シール帯24における第1のシール部241の内部に変質層を形成する変質層形成工程を実施する。この変質層形成工程は、図2に示すレーザー加工装置3を用いて実施する。図2に示すレーザー加工装置3は、被加工物を保持するチャックテーブル31と、該チャックテーブル31上に保持された被加工物にレーザー光線を照射するレーザー光線照射手段32と、チャックテーブル31上に保持された被加工物を撮像する撮像手段33を具備している。チャックテーブル31は、表面に複数の吸引孔311が形成されており、この複数の吸引孔311が図示しない吸引手段に連通するように構成されている。このように構成されたチャックテーブル31は、回転機構312によって回転せしめられるとともに、図示しない加工送り機構によって図2において矢印Xで示す加工送り方向に移動せしめられるとともに、図示しない割り出し送り機構によって図2において矢印Yで示す割り出し送り方向に移動せしめられるようになっている。
上記レーザー光線照射手段32は、実質上水平に配置された円筒形状のケーシング321を含んでいる。ケーシング321内には図示しないYAGレーザー発振器或いはYVO4レーザー発振器からなるパルスレーザー光線発振器や繰り返し周波数設定手段を備えたパルスレーザー光線発振手段が配設されている。上記ケーシング321の先端部には、パルスレーザー光線発振手段から発振されたパルスレーザー光線を集光するための集光器322が装着されている。
上記レーザー光線照射手段32を構成するケーシング321の先端部に装着された撮像手段33は、可視光線によって撮像する通常の撮像素子(CCD)の外に、被加工物に赤外線を照射する赤外線照明手段と、該赤外線照明手段によって照射された赤外線を捕らえる光学系と、該光学系によって捕らえられた赤外線に対応した電気信号を出力する撮像素子(赤外線CCD)等で構成されている。この撮像手段33は、撮像した画像信号を図示しない制御手段に送る。
図2に示すレーザー加工装置3を用いて変質層形成工程を実施するには、図3に示すようにチャックテーブル31上に液晶デバイスウエーハ2の第2のガラス基板22側を載置する。そして、図示しない吸引手段を作動することにより、液晶デバイスウエーハ2をチャックテーブル31上に吸引保持する(ウエーハ保持工程)。従って、チャックテーブル31に保持された液晶デバイスウエーハ2は、第1のガラス基板21が上側となる。
このようにしてチャックテーブル31上に液晶デバイスウエーハ2を吸引保持したならば、撮像手段33および図示しない制御手段によって液晶デバイスウエーハ2のレーザー加工すべき加工領域を検出するアライメント工程を実行する。即ち、撮像手段33および図示しない制御手段は、液晶デバイスウエーハ2を構成するシール帯24における所定方向に形成された第1のシール部241を撮像し、撮像した第1のシール部241に沿ってレーザー光線を照射するレーザー光線照射手段32の集光器322との位置合わせを行うためのパターンマッチング等の画像処理を実行し、レーザー光線照射位置のアライメントを遂行する。また、所定方向と直交する方向に延びる第1のシール部241に対しても同様にアライメントを遂行する。
以上のようにしてチャックテーブル31上に保持されたウエーハ2のレーザー加工すべき加工領域を検出するアライメントが行われたならば、図4の(a)で示すようにチャックテーブル31を移動し、第1のシール部241の幅を2分する位置(幅方向の中心位置)をレーザー光線照射手段32の集光器322の直下に位置付けるとともに、図4の(b)で示すように第1のシール部241の一端(図4の(b)において左端)をレーザー光線照射手段32の集光器322の直下に位置付ける。そして、集光器322から照射されるレーザー光線の集光点Pを第1のシール部241の厚さ方向中間部に位置付ける。次に、集光器322からパルスレーザー光線を照射しつつチャックテーブル31を図4の(b)において矢印X1で示す方向に所定の加工送り速度で移動せしめる。そして、図4の(c)で示すようにレーザー光線照射手段32の集光器322の照射位置が第1のシール部241の他端(図4の(b)において右端)の位置に達したら、パルスレーザー光線の照射を停止するとともにチャックテーブル31の移動を停止する。この結果、第1のシール部241には、図4の(c)および図4の(d)に示すように幅方向中心部に第1のシール部241に沿って変質層240が形成される。この変質層240は、溶融再固化層として形成される。
上記変質層形成工程における加工条件は、例えば次のように設定されている。
波長 :266〜1300nmのパルスレーザー
平均出力 :0.3〜0.8W
繰り返し周波数 :200kHz〜1MHz
集光スポット径 :φ6μm
加工送り速度 :100mm/秒
なお、上記変質層形成工程において照射するレーザー光線の波長は、266nmより短いとガラス基板がレーザー光線を吸収してアブレーション加工され、シール帯24に変質層を形成することができない。また、レーザー光線の波長が1300nmより長いと、シール帯24も透過してしまいシール帯24に変質層を形成することができない。従って、上記変質層形成工程において照射するレーザー光線の波長は、266〜1300nmに設定する必要がある。
以上のようにして、液晶デバイスウエーハ2の所定方向に延在する第1のシール部241に沿って上述した変質層形成工程を実行したならば、チャックテーブル31を90度回動せしめて、上記所定方向に対して直交する方向に延びる各第1のシール部241に沿って上述した変質層形成工程を実行する。
変質層形成工程を実施したならば、シール帯24における第1のシール部241に形成された変質層240に沿って第1のガラス基板21および第2のガラス基板22を分割するガラス基板分割工程を実施する。
ガラス基板分割工程の第1に実施形態について、図5乃至図8を参照して説明する。
ガラス基板分割工程の第1に実施形態は、先ず第1のガラス基板21側から第1のガラス基板21の内部にレーザー光線の集光点を位置付けてシール帯24における第1のシール部241に形成された変質層240に沿ってレーザー光線を照射し、第1のガラス基板21の内部に変質層240に沿って第1の変質層を形成する第1の変質層形成工程を実施する。この第1の変質層形成工程は、上記図2に示すレーザー加工装置3を用いて実施することができる。
上記図2に示すレーザー加工装置3を用いて第1の変質層形成工程を実施するには、図5に示すようにチャックテーブル31上に上記変質層形成工程が実施された液晶デバイスウエーハ2の第2のガラス基板22側を載置する。そして、図示しない吸引手段を作動することにより、液晶デバイスウエーハ2をチャックテーブル31上に吸引保持する(ウエーハ保持工程)。従って、チャックテーブル31に保持された液晶デバイスウエーハ2は、第1のガラス基板21が上側となる。
このようにしてチャックテーブル31上に液晶デバイスウエーハ2を吸引保持したならば、撮像手段33および図示しない制御手段によって液晶デバイスウエーハ2のレーザー加工すべき加工領域を検出するアライメント工程を実行する。即ち、撮像手段33および図示しない制御手段は、液晶デバイスウエーハ2を構成するシール帯24における所定方向に形成された第1のシール部241に形成された変質層240を撮像し、撮像した変質層240に沿ってレーザー光線を照射するレーザー光線照射手段32の集光器322との位置合わせを行い、レーザー光線照射位置のアライメントを遂行する。また、所定方向と直交する方向に延びる第1のシール部241に形成された変質層240に対しても同様にアライメントを遂行する。このとき、変質層240は第1のシール部241の内部に形成されているが、撮像手段33が上述したように赤外線照明手段と赤外線を捕らえる光学系および赤外線に対応した電気信号を出力する撮像素子(赤外線CCD)等で構成された撮像手段を備えているので、変質層240を撮像することができる。
以上のようにしてチャックテーブル31上に保持された液晶デバイスウエーハ2のレーザー加工すべき加工領域を検出するアライメントが行われたならば、図6の(a)で示すようにチャックテーブル31を移動し、第1のシール部241に形成された変質層240をレーザー光線照射手段32の集光器322の直下に位置付けるとともに、図6の(b)で示すように第1のシール部241に形成された変質層240の一端(図6の(b)において左端)をレーザー光線照射手段32の集光器322の直下に位置付ける。そして、集光器322から照射されるレーザー光線の集光点Pを第1のガラス基板21の厚さ方向中間部に位置付ける。次に、集光器322から紫外線領域の波長を有すパルスレーザー光線を照射しつつチャックテーブル31を図6の(b)において矢印X1で示す方向に所定の加工送り速度で移動せしめる。そして、図6の(c)で示すようにレーザー光線照射手段32の集光器322の照射位置が第1のシール部241に形成された変質層240の他端(図6の(b)において右端)の位置に達したら、パルスレーザー光線の照射を停止するとともにチャックテーブル31の移動を停止する。この結果、第1のガラス基板21には、図6の(c)および図6の(d)に示すように第1のシール部241に形成された変質層240に沿って第1の変質層210が形成される。この第1の変質層210は、溶融再固化層として形成される。
上記第1の変質層形成工程における加工条件は、例えば次のように設定されている。
波長 :266〜355nmのパルスレーザー
平均出力 :2〜4W
繰り返し周波数 :200kHz〜1MHz
集光スポット径 :φ6μm
加工送り速度 :150mm/秒
以上のようにして、液晶デバイスウエーハ2を構成する第1のガラス基板21に所定方向に延在する第1のシール部241に形成された変質層240に沿って上述した第1の変質層形成工程を実行したならば、チャックテーブル31を90度回動せしめて、上記所定方向に対して直交する方向に延びる各第1のシール部241に形成された変質層240に沿って上述した第1の変質層形成工程を実行する。
以上のようにして、液晶デバイスウエーハ2を構成する第1のガラス基板21に第1の変質層形成工程を実行したならば、第2のガラス基板22側から第2のガラス基板22の内部にレーザー光線の集光点を位置付けてシール帯24における第1のシール部241に形成された変質層240に沿ってレーザー光線を照射し、第2のガラス基板22の内部に変質層240に沿って第2の変質層を形成する第2の変質層形成工程を実施する。この第2の変質層形成工程を実施するには、上記第1の変質層形成工程が実施されチャックテーブル31に吸引保持されている液晶デバイスウエーハ2の吸引保持を解除し、液晶デバイスウエーハ2を反転して第1のガラス基板21をチャックテーブル31に吸引保持する。従って、チャックテーブル31に吸引保持された液晶デバイスウエーハ2は、第2のガラス基板22が上側となる。そして、上記第1の変質層形成工程と同様に第2の変質層形成工程を実施し、図7の(a)および(b)に示すように第2のガラス基板22の内部にシール帯24における第1のシール部241に形成された変質層240に沿って第2の変質層220を形成する。
上述した第1の変質層形成工程および第2の変質層形成工程を実施したならば、第1のガラス基板21および第2のガラス基板22とシール帯24を第1の変質層210および第2の変質層220とシール帯24に形成された変質層240に沿って破断する破断工程を実施する。この破断工程は、例えば図8の(a)に示すように上述した第1の変質層形成工程および第2の変質層形成工程が実施された液晶デバイスウエーハ2を柔軟なゴムシート4上に載置する。そして、液晶デバイスウエーハ2の上面を押圧ローラー40によって押圧しつつ転動することによって、図8の(b)、(c)に示すように液晶デバイスウエーハ2を構成する第1のガラス基板21および第2のガラス基板22とシール帯24は強度が低下せしめられた第1の変質層210および第2の変質層220と変質層240に沿って破断し、個々の液晶デバイス20に分割される。このように、液晶デバイスウエーハ2を構成する第1のガラス基板21および第2のガラス基板22は、シール帯24における第1のシール部241に形成された変質層240に沿って設けられた第1の変質層210および第2の変質層220に沿って破断されるので、シール帯24から外側に突出することなく形成することができる。従って、液晶デバイス20の小型化を可能にするとともに、第1のガラス基板21および第2のガラス基板22の切れ代が実質的に不要となるのでガラス板を有効利用することができる。
次に、ガラス基板分割工程の第2に実施形態について、図9乃至図13を参照して説明する。
ガラス基板分割工程の第2に実施形態は、先ず第1のガラス基板21にシール帯24における第1のシール部241に形成された変質層240に沿ってスクライブすることにより第1のスクライブラインを形成するする第1のスクライブ工程を実施する。この第1のスクライブ工程は、図9に示すスクライブ装置5を用いて実施する。図9に示すスクライブ装置5は、被加工物を保持するチャックテーブル51と、該チャックテーブル51上に保持された被加工物にスクライブラインを形成するスクライブ機構52を具備している。チャックテーブル51は、上記図2に示すレーザー加工装置3のチャックテーブル31と同様に、表面に複数の吸引孔511が形成されており、この複数の吸引孔511が図示しない吸引手段に連通するように構成されている。このチャックテーブル51は、上記図2に示すレーザー加工装置3のチャックテーブル31と同様に回転機構512によって回転せしめられるとともに、図示しない加工送り機構によって図9において矢印Xで示す加工送り方向に移動せしめられるとともに、図示しない割り出し送り機構によって図9において矢印Yで示す割り出し送り方向に移動せしめられるようになっている。
スクライブ機構52は、支持基台521と、該支持基台521に一端を支持軸522によって上下方向に揺動可能に支持されたスクライバ支持部材523と、該スクライバ支持部材523の他端に回転支持軸524によって回転可能に支持されたローラスクライバ525と、スクライバ支持部材523に押圧力を作用せしめる押圧力付勢手段526とを具備している。支持基台521は図示しない支持台に割り出し方向である図9において矢印Yで示す方向に移動可能に配設されている。ローラスクライバ525は焼結ダイヤモンドによって形成されており、回転支持軸524によってスクライバ支持部材523の他端に回転可能に支持されている。押圧力付勢手段526は、上記支持基台521の上端に突出して形成された支持部521aに螺合された調整ネジ526aと、該調整ネジ526aの下端に装着されたバネ受け板526bと、該バネ受け板526bと上記スクライバ支持部材523の上面との間に配設されたコイルバネ526cとからなっている。なお、図示の実施形態においては押圧力付勢手段としてコイルバネ526cおよび調整526aを用いた例を示したが、押圧力付勢手段としてエアーピストンを用い、エアー圧を調整することにより押圧力を制御してもよい。また、図示の実施形態におけるスクライブ装置5は、顕微鏡やCCDカメラを備えた撮像手段53を具備している。この撮像手段53は、上記図2に示すレーザー加工装置3の撮像手段33と実質的に同一の構成でよい。
上記図9に示すスクライブ装置5を用いて第1のスクライブ工程を実施するには、図10に示すようにチャックテーブル51上に上記変質層形成工程が実施された液晶デバイスウエーハ2の第2のガラス基板22側を載置する。そして、図示しない吸引手段を作動することにより、液晶デバイスウエーハ2をチャックテーブル51上に吸引保持する(ウエーハ保持工程)。従って、チャックテーブル51に保持された液晶デバイスウエーハ2は、第1のガラス基板21が上側となる。
このようにしてチャックテーブル51上に液晶デバイスウエーハ2を吸引保持したならば、撮像手段53および図示しない制御手段によって液晶デバイスウエーハ2のスクライブ加工すべき加工領域を検出するアライメント工程を実行する。即ち、撮像手段53および図示しない制御手段は、液晶デバイスウエーハ2を構成するシール帯24における所定方向に形成された第1のシール部241に形成された変質層240を撮像し、撮像した変質層240とローラスクライバ525との位置合わせを行うためのパターンマッチング等の画像処理を実行し、レーザー光線照射位置のアライメントを遂行する。また、所定方向と直交する方向に延びる第1のシール部241に形成された変質層240に対しても同様にアライメントを遂行する。このとき、変質層240は第1のシール部241の内部に形成されているが、撮像手段33が上述したように赤外線照明手段と赤外線を捕らえる光学系および赤外線に対応した電気信号を出力する撮像素子(赤外線CCD)等で構成された撮像手段を備えているので、変質層240を撮像することができる。
以上のようにしてチャックテーブル51上に保持された液晶デバイスウエーハ2のスクライブ加工すべき加工領域を検出するアライメントが行われたならば、図11の(a)で示すようにチャックテーブル51を移動し、第1のシール部241に形成された変質層240をローラスクライバ525の直下に位置付けるとともに、図11の(b)で示すように液晶デバイスウエーハ2の一端(図11の(b)において左端)をローラスクライバ525の直下に位置付ける。そして、押圧力付勢手段526を作動してローラスクライバ525を第1のガラス基板21の表面(上面)に所定の荷重で圧接する。次に、液晶デバイスウエーハ2を吸引保持したチャックテーブル51を図11の(b)において矢印X1で示す方向に所定の加工送り速度で移動せしめる。そして、図11の(c)で示すように液晶デバイスウエーハ2の他端(図11の(b)において右端)がローラスクライバ525を通過したら、チャックテーブル51の移動を停止する。この結果、第1のガラス基板21には、図11の(c)および図11の(d)に示すように第1のシール部241に形成された変質層240に沿って第1のスクライブライン211が形成される。
以上のようにして、液晶デバイスウエーハ2を構成する第1のガラス基板21に所定方向に延在する第1のシール部241に形成された変質層240に沿って上述した第1のスクライブ工程を実行したならば、チャックテーブル51を90度回動せしめて、上記所定方向に対して直交する方向に延びる各第1のシール部241に形成された変質層240に沿って上述した第1のスクライブ工程を実行する。
以上のようにして、液晶デバイスウエーハ2を構成する第1のガラス基板21に第1のスクライブ工程を実行したならば、第2のガラス基板22にシール帯24における第1のシール部241に形成された変質層240に沿ってスクライブすることにより第1のスクライブラインを形成する第2のスクライブ工程を実施する。この第2のスクライブ工程を実施するには、図12に示すように上記第1のスクライブ工程が実施されチャックテーブル51に吸引保持されている液晶デバイスウエーハ2の吸引保持を解除し、液晶デバイスウエーハ2を反転して第1のガラス基板21をチャックテーブル51に吸引保持する。従って、チャックテーブル51に吸引保持された液晶デバイスウエーハ2は、第2のガラス基板22が上側となる。そして、上記第1のスクライブ工程と同様に第2のスクライブ工程を実施し、図12の(a)および(b)に示すように第2のガラス基板22の内部にシール帯24における第1のシール部241に形成された変質層240に沿って第2のスクライブライン221を形成する。
上述した第1のスクライブ工程および第2のスクライブ工程を実施したならば、第1のガラス基板21および第2のガラス基板22とシール帯24を第1のスクライブライン211および第2のスクライブライン221とシール帯24に形成された変質層240に沿って破断する破断工程を実施する。この破断工程は、上記図8の(a)、(b)、(c)に示した破断方法と同様な方法によって実施することができる。即ち、図13の(a)に示すように第1のスクライブ工程および第2のスクライブ工程が実施された液晶デバイスウエーハ2を柔軟なゴムシート4上に載置する。そして、液晶デバイスウエーハ2の上面を押圧ローラー40によって押圧しつつ転動することによって、図13の(b)、(c)に示すように液晶デバイスウエーハ2を構成する第1のガラス基板21および第2のガラス基板22とシール帯24は第1のスクライブライン211および第2のスクライブライン221と強度が低下せしめられた変質層240に沿って破断し、個々の液晶デバイス20に分割される。このように、液晶デバイスウエーハ2を構成する第1のガラス基板21および第2のガラス基板22は、シール帯24における第1のシール部241に形成された変質層240に沿って設けられた第1のスクライブライン211および第2のスクライブライン221に沿って破断されるので、シール帯24から外側に突出することなく形成することができる。従って、液晶デバイス20の小型化を可能にするとともに、第1のガラス基板21および第2のガラス基板22の切れ代が実質的に不要となるのでガラス板を有効利用することができる。
本発明による液晶デバイスの製造方法によって製造される液晶デバイスを複数形成した液晶デバイスウエーハの斜視図。 本発明による液晶デバイスの製造方法における変質層形成工程を実施するためのレーザー加工装置の要部を示す斜視図。 図2に示すレーザー加工装置のチャックテーブルに図1に示す液晶デバイスウエーハを保持した状態を示す斜視図。 本発明による液晶デバイスの製造方法における変質層形成工程を示す説明図。 図2に示すレーザー加工装置のチャックテーブルに図4に示す変質層形成工程が実施された液晶デバイスウエーハを保持した状態を示す斜視図。 本発明による液晶デバイスの製造方法におけるガラス基板分割工程の第1の実施形態における第1の変質層形成工程を示す説明図。 本発明による液晶デバイスの製造方法におけるガラス基板分割工程の第1の実施形態における第1の変質層形成工程および第2の変質層形成工程が実施された液晶デバイスウエーハを示す説明図。 本発明による液晶デバイスの製造方法におけるガラス基板分割工程の第1の実施形態における破断工程を示す説明図。 本発明による液晶デバイスの製造方法におけるガラス基板分割工程の第2の実施形態におけるスクライブ工程を実施するためのスクライブ装置の要部を示す斜視図。 図9に示すスクライブ装置のチャックテーブルに図4に示す変質層形成工程が実施された液晶デバイスウエーハを保持した状態を示す斜視図。 本発明による液晶デバイスの製造方法におけるガラス基板分割工程の第2の実施形態における第1のスクライブ工程を示す説明図。 本発明による液晶デバイスの製造方法におけるガラス基板分割工程の第2の実施形態における第1のスクライブ工程および第2のスクライブ工程が実施された液晶デバイスウエーハを示す説明図。 本発明による液晶デバイスの製造方法におけるガラス基板分割工程の第2の実施形態における破断工程を示す説明図。
符号の説明
2:液晶デバイスウエーハ
20:液晶デバイス
21:第1のガラス基板
22:第2のガラス基板
23:液晶室
24:シール帯
240:変質層
241:第1のシール部
242:第2のシール部
25:配線パッド
3:レーザー加工装置
31:レーザー加工装置のチャックテーブル
32:レーザー光線照射手段
4:ゴムシート
40:押圧ローラー
5:スクライブ装置
51:スクライブ装置のチャックテーブル
52:スクライブ機構
525:ローラスクライバ
F:環状のフレーム
T:ダイシングテープ

Claims (5)

  1. 互いに内面を対面させ所定の間隔をもって配設された2枚のガラス基板の間にシール帯によって液晶室が区画された液晶デバイスの製造方法であって、
    該2枚のガラス基板の間に該液晶室に注入される液晶を封止するに必要な幅の少なくとも2倍の幅を有するシール帯を配設して複数の液晶室を区画する液晶室形成工程と、
    該複数の液晶室を形成した該2枚のガラス基板の一方のガラス基板側から該ガラス基板を透過して該シール帯の幅を2分する位置における内部にレーザー光線の集光点を位置付けて該シール帯に沿ってレーザー光線を照射し、該シール帯の内部に変質層を形成する変質層形成工程と、
    該シール帯に形成された変質層に沿って該2枚のガラス基板を分割するガラス基板分割工程と、を含む、
    ことを特徴とする液晶デバイスの製造方法。
  2. 該液晶を封止するに必要な幅の少なくとも2倍の幅を有するシール帯は、少なくとも該液晶室が互いに隣接する領域に配設される、請求項1記載の液晶デバイスの製造方法。
  3. 該変質層形成工程において照射されるレーザー光線の波長は、266〜1300nmに設定されている、請求項1又な2記載の液晶デバイスの製造方法。
  4. 該ガラス基板分割工程は、2枚のガラス基板の一方のガラス基板側から該一方のガラス基板の内部にレーザー光線の集光点を位置付けて該シール帯に形成された変質層に沿ってレーザー光線を照射し、該一方のガラス基板の内部に該シール帯に形成された変質層に沿って第1の変質層を形成する第1の変質層形成工程と、2枚のガラス基板の他方のガラス基板側から該他方のガラス基板の内部にレーザー光線の集光点を位置付けて該シール帯に形成された変質層に沿ってレーザー光線を照射し、該他方のガラス基板の内部に該シール帯に形成された変質層に沿って第2の変質層を形成する第2の変質層形成工程と、該一方のガラス基板と該他方のガラス基板および該シール帯を該第1の変質層と該第2の変質層および該シール帯に形成された変質層に沿って破断する破断工程とを含む、請求項1から3のいずれかに記載の液晶デバイスの製造方法。
  5. 該ガラス基板分割工程は、2枚のガラス基板の一方のガラス基板に該シール帯に形成された変質層に沿ってスクライブすることにより第1のスクライブラインを形成する第1のスクライブ工程と、2枚のガラス基板の他方のガラス基板に該シール帯に形成された変質層に沿ってススクライブすることにより第2のスクライブラインを形成する第2のスクライブ工程と、該一方のガラス基板と該他方のガラス基板および該シール帯を該第1のスクライブラインと該第2のスクライブラインおよび該シール帯に形成された変質層に沿って破断する破断工程とを含む、請求項1から3のいずれかに記載の液晶デバイスの製造方法。
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