JP2010031837A - モータおよびポンプ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】モータのシャフトを水平としたポンプ装置において、シャフトを支持する軸受への水浸入が確実に防止されるようにする。
【解決手段】シャフト支持隔壁10を挟んでモータハウジング5とポンプハウジング6を形成し、シャフト支持隔壁はポンプハウジング側にオイルシール20を保持し、モータハウジング側に筒部18を備える。筒部の貫通穴19にシャフト40を支持する軸受26を保持し、貫通穴の開口端面とオイルシールの間にシール空間Sを形成し、オイルシールからポンプハウジング内に延びたシャフトにインペラ60を取り付ける。軸受とオイルシールの間でシャフトにストッパプレート45を設ける一方、シール空間を排水路Dにより外部に連通させる。これにより、オイルシールから漏れ入ってシャフト上を流れる水はストッパプレートで遮断されて軸受26に達せず、シール空間Sにも溜まらずに外部へ排出される。
【選択図】図1

Description

本発明は、モータおよびポンプ装置、とくにそのモータのシャフトの軸受に対する防水構造に関する。
従来、例えばケースにモータのシャフトを支持するとともに、シャフトの先端にインペラを取り付けて、モータとポンプを一体に組み付けたモータ駆動のポンプ装置がある。
このようなポンプ装置として、特開2001−090685号公報に記載のものでは、ケーシング上部の凹部に駆動モータがそのシャフト(回転軸)を上下方向にして取り付けられ、凹部の底壁を貫通したシャフトの下端にインペラが取り付けられている。そして、インペラが臨む室の水が駆動モータを収容している凹部へ浸入しないように、シャフトに嵌合したインペラの軸部と底壁の間にはシール部材としてのオイルシールが設けられている。
しかしながら、オイルシールはシャフトとの接触部に弾性体を用いているため、その弾性体の傷付きのほか、経時劣化、シャフトの振動に対する追従不足、糸くずなど異物の噛み込みなどによりシャフトとの間に隙間が発生したり、温度変化によるオイルシール内外の圧力差などに起因して、オイルシール部から凹部内へ水が漏れるおそれがある。
そこでこの対策として、凹部の上記底壁をケーシング外方へ進むにしたがって低くなる傾斜面にするとともに、凹部の外壁に傾斜面と連なる排出穴を設けている。
これにより、オイルシール部を経て凹部内に漏れ入った水は傾斜面を流れて排出穴から凹部外へ排出される一方、駆動モータはオイルシールよりも高い位置に配置されているので、モータの内部に水が到達することはない。
特開2001−090685号公報
ところで、この種のポンプ装置は例えば洗濯機や食器洗浄機の循環ポンプとして利用されるが、その仕様によってはモータのシャフトを水平方向にしたいわゆる横置き配置が要求される場合がある。
シャフトを上下方向にした縦置き型においてモータを上部に配置した上述の従来ポンプ装置では、オイルシール部から凹部内に漏れ入った水は自重によって上昇を妨げられ、すべて底壁の傾斜面を流れて有効に排出されるが、当該ポンプ装置をそのまま横置き配置とした場合には、傾斜面や排出穴があっても、シャフトを伝って軸受に水が浸入してしまうおそれが生じる。
凹部内へ漏れ入った水がシャフトを支持する軸受に至れば、軸受が錆びてシャフトが回転しなくなるという不具合につながり、あるいはモータのコイル配線や配線コネクタに及べば電気ショートのおそれがあって、耐久性と信頼性を損なうことになる。
したがって本発明は、上述の問題点に鑑み、シャフトの横置き配置においてモータ内部への水浸入が確実に防止されるようにしたモータを提供することを目的とする。
本発明は、ステータとロータを収納するモータハウジング内に軸受を設け、該軸受にロータのシャフトを水平に支持するとともに、シャフトを軸受けからシール部材を貫通させてモータハウジングの外部へ延ばしたモータにおいて、軸受とシール部材の間で、シャフト上の液体の軸方向流れを遮断するシャフト表面流れ阻止手段を設けたものとした。
上記シャフト表面流れ阻止手段としては、シャフトに嵌め込んだ円盤状のストッパプレート、シャフトに係止されたOリング、あるいはシャフトと一体に形成されたつば部などを採用することができる。
また、モータハウジングは、シール部材を保持するシール部材保持部とシール部材保持部から離間して軸受を保持する貫通穴とを備える隔壁部材を有し、該隔壁部材が貫通穴の開口端面とシール部材の間にシール空間を形成していることが望ましい。
また、開口端面には、貫通穴の開口を囲む土手部を設けることができ、その際には、土手部の端面とシャフト表面流れ阻止手段とが所定の間隙で対向して、シャフトの移動量を規制するように設定するのが好ましい。
さらには、シャフト表面流れ阻止手段の外径は土手部の外周径以上とするのが望ましい。
さらにまた、モータハウジングにはシール空間の下部に開口してモータハウジング外部に連通する排水路を設けるのが好ましい。
そして、モータの隔壁部材を共有するポンプハウジングを備え、該ポンプハウジング内に位置させたインペラをシャフトに直接結合させることにより、ポンプ装置を構成することができる。
この際、隔壁部材とインペラの間にはラビリンスシールを形成するのが好ましい。
本発明によれば、シール部材を通って漏れ入る水があっても、シャフト上を軸方向に流れる水はシャフト表面流れ阻止手段で遮断され、軸受に達することができない。したがって、軸受からモータ内部に水が浸入するおそれがなくなり、耐久性および信頼性を向上させる。
実施の形態の全体構造を示す縦断面図である。 シャフト支持隔壁をモータハウジング側から見た斜視図である。 オイルシールまわりの詳細を示す拡大断面図である。 オイルシールまわりの詳細を示す断面斜視図である。 ストッパプレートの正面図である。
次に本発明をポンプ装置に適用した実施の形態について説明する。
図1は、実施の形態の全体構造を示す縦断面図である。
ポンプ装置1は、ポンプPとこれを駆動するモータMとからなる。
ポンプ装置1のケース2は、モータハウジング5とポンプハウジング6からなっている。
第1ケース3は外周壁3aを備える有底のドラム状で、その開口部をシャフト支持隔壁10でカバーされて、モータハウジング5が形成される。また、シャフト支持隔壁10と第2ケース4とでポンプハウジング6が形成される。すなわち、シャフト支持隔壁10は両ハウジングの共有で、シャフト支持隔壁10を挟んで第1ケース3と第2ケース4を対向させ、互いに結合してある。
これら第1ケース3、第2ケース4およびシャフト支持隔壁10の3部材の結合は、順次に周方向複数箇所の爪を用いたバヨネット方式で連結し、ボルトなどで回り止めされる。このほか、3部材を多数のボルト・ナット等で同時に結合してもよい。
シャフト支持隔壁10はポンプハウジング6側に膨んだ膨出部12を有する。膨出部12は後述するシャフト40を軸心とする円筒状の外周壁13と、外周壁13から内方へ向かうディスク部14とからなっており、ディスク部14の中心部にボス部15を有する。ボス部15にはシール部材としてのオイルシール(JIS B2402 / ISO 6194・Rotary shaft lip type seals) 20が保持されている。
さらに、シャフト支持隔壁10からモータハウジング5内へは、筒部18が延びている。筒部18はその根元の拡径部17でボス部15に接続している。
筒部18は、後述するロータのシャフト40を通す貫通穴19を有し、貫通穴19の両端にはシャフト40を支持する軸受26、27が設けられている。シャフト40は貫通穴19からポンプハウジング6方向へ延びている。
ボス部15の内部には、貫通穴19の開口端面50(後掲の図3参照)とオイルシール20との間に、シール空間Sが形成されている。
筒部18の外周には、ヨーク31aにコイル31bを巻いたステータ30が取り付けられている。
筒部18の先端からモータハウジング5内に突出したシャフト40の端部には、ステータ30の外方に筒壁35を位置させたドラム34が結合されている。ドラムの筒壁35内面には永久磁石36が接着などにより取り付けられ、永久磁石36の内周面がステータ30の外周面との間に所定の間隙をもつように設定されている。これらドラム34、永久磁石36およびシャフト40によりロータ33が形成されている。
ステータ30とロータ33とによりモータMが形成される。
外部電源ケーブルと接続するための図示省略の配線コネクタは、図1の断面とは異なる位置でモータハジング5の側壁を貫通してケース2の外部に臨む。このため、シャフト支持隔壁10をモータハウジング5側から見た斜視図である図2に示すように、配線コネクタの取り付け部56がシャフト支持隔壁10に形成されている。とくに図示しないが、第1ケース3の外周壁3aには配線コネクタの取り付け部56に対応する切り欠きが形成されて干渉を避けている。
一方、ポンプPは、シャフト支持隔壁10のオイルシール20からポンプハウジング6内に突出したシャフト40の端部にインペラ60を取り付けて構成される。
インペラ60は、断面ハット形状のベース壁61の外面(シャフト支持隔壁10から離れる側)に羽根63を備え、シャフト支持隔壁10に対向する裏面側にはハット形状の頂部から延びる結合筒部65を備えている。
シャフト40の端部にはローレット41が形成されており、結合筒部65をシャフト40の端部に圧入することにより、インペラ60がシャフト40に直接結合される。これにより、インペラ60はモータ側のみから保持された片持ち構造となる。
なお、インペラ60とシャフト40の結合は、ローレット41のほか、スプラインやボルト結合その他によっても可能である。
シャフト40にインペラ60が結合された状態において、結合筒部65の先端とオイルシール20を保持したボス部15の端面との間には所定の間隙が設けられている。
第2ケース4はその側壁4aの内周が円筒形状であり、その開口端はシャフト支持隔壁10の膨出部12の外周壁13に対してインローで嵌合する。第2ケース4と外周壁13との嵌合面にはシールリング7が設けられている。
第2ケース4の底壁4bはシャフト支持隔壁10から離間しており、この底壁4bには、シャフト40の延長線上に整合させて水吸込口8が設けられるとともに、側壁4aには水吐出口9が設けられている。これにより、水吸込口8から流入した水がモータで駆動されて回転するインペラ60により、水吐出口9から吐出される。
インペラ60の裏面側にはさらに、結合筒部65を中心とする2つのリング壁67、68が設けられ、軸方向に結合筒部65の先端と同じ位置まで所定の間隔をおいて平行に延びている。
そして、膨出部12のボス部15からは先端が2つのリング壁67、68の間に臨むようにリング壁69が延びている。また、膨出部12のディスク部14には、インペラ60の外周側のリング壁68の先端を受け入れるように、リング状の凹部70が形成されている。
これらリング壁67、68、69および凹部70により、ラビリンスシールが形成され、水流の影響がオイルシール20部分に直接及ばないようにしている。
つぎに、オイルシールまわりの詳細について説明する。
図3は、オイルシール20まわりの拡大断面図、図4は同部分の断面斜視図である。
シャフト支持隔壁10のボス部15には、ポンプハウジング6側に開口するオイルシール保持部16が形成され、その底壁を突当て部16aとしている。
オイルシール20は、例えばSUS304(JIS)製の断面L形状の金属環21に弾性体をモールドしたベース部22と、ベース部22の弾性体とは離間して金属環21の内端に接合した弾性体のリップ23、24とからなる。
オイルシール20は、ベース部22をその先端が突当て部16aに当接するまで弾性圧入して押し込むことにより、オイルシール保持部16内に位置決めされ、そのリップ23、24をシャフト40に摺接させる。
ベース部22の内周壁22aは傾斜しており、突当て部16a側において、シール空間Sにおける突当て部16aから貫通穴19の開口端面50の間に至る内周壁57と同径で、突当て部16aから遠のくほど小径となっている。
筒部18は、その根元の拡径部17でボス部15に接続している。
シャフト40を支持する軸受26は、円筒状のすべり含油軸受であり、筒部18の根元側において貫通穴19の端部を座ぐり状に拡径した軸受保持部49に配置されている。筒部先端側の軸受27も同様である。
筒部18根元側の貫通穴19の開口端面50には、軸受保持部49の開口縁全周にそって軸方向に突出する土手部52が設けられている。土手部52の外径は、シール空間Sにおける突当て部16aから貫通穴19の開口端面50までの間における内周径57よりも小さく、したがって土手部52とシール空間Sの内周壁57の間にリング状溝54が形成されている。
シャフト40の外周には、軸受26とオイルシール20の間において、リング状の切り欠き溝43が形成されており、この切り欠き溝43にストッパプレート45が係止させてある。
ストッパプレート45は、円盤形状のポリスライダー(商品名)製で、図5に示すように、中央にシャフト40の切り欠き溝43の底径よりもわずかに小径の穴47を有し、その穴縁から放射状に複数のスリット48が形成されている。スリット48は自由状態において隙間が閉じている切込みである。
ストッパプレート45の外径は、土手部52の外周径以上に設定され、またストッパプレート45の係止位置は、土手部52の軸方向端面とストッパプレート45の間が所定の小間隙となるように設定される。
ストッパプレート45の組み付けは、オイルシール20取り付けの前に、穴47を弾性拡径させてシャフト40のポンプハウジング6側先端から嵌め込むことにより行う。この際、スリット48が設けられているので、穴47の拡径が容易である。シャフト40の先端からスライドしてゆき、切り欠き溝43に嵌め込まれた状態において、ストッパプレートの穴47の内縁は切り欠き溝43の底壁に密着する。また、スリット48の隙間も水滴を通さない程度の微小である。
つぎに、シャフト支持隔壁10のモータハウジング5内に面する側には、トンネル80が形成され、一端がシール空間Sの突当て部16aから貫通穴19の開口端面50の間に至る内周壁57に開口し、他端がモータハウジング5の外方に向って開口する直線穴81がトンネル80内に形成されている。この直線穴81はシャフト支持隔壁10の成型時にスライドコアを用いて同時に形成される。
とくに図2に示すように、トンネル80の外形は、シャフト支持隔壁10の壁面を隆起させ、ボス部15から直線状に延びるビード形状である。トンネル80のモータ側に面した外壁は筒部18の拡径部17の壁面と面一になっている。直線穴81の一般断面は四角形で、図3に示すように、シャフト40の軸に平行な方向において上記シール空間Sへの開口より広幅で、貫通穴の開口端面50よりもモータハウジング5内側へ拡がっている。直線穴81はトンネルの外方端から先は溝として延びている。
トンネル80は配線コネクタの取り付け部56とは異なる方向に延びている。
トンネル80の外方端は、図1に示すように、第1ケース3の外周壁3aに当接するように設定されている。外周壁3aのトンネル80が当接する部位には、トンネル内の直線穴81に整合させた切り欠き83が形成され、トンネル80の外方端から先は、溝82として延びている。なお、図1には溝82の側壁が示されているが、簡単のため溝より紙面奥側のバヨネット爪47などは図示省略してある。これにより、シール空間Sは直線穴81、溝82および切り欠き83を通じて、配線コネクタの取り付け部56から離間した部位でモータハウジング5外に連通する。すなわち、これら直線穴81(および溝82)と切り欠き83により排水路Dが形成される。
排水路Dは、ポンプ装置1の設置状態において、直線穴81がシール空間Sの最底部に開口し、垂直下方に向いている。
この排水路Dにより、ポンプハウジング6側からオイルシール20を通って漏れ入った水がシール空間Sに溜まろうとしても、直ちにケース外部へ排出されるから、軸受26が溜まり水に浸ってしまうことがない。また、排水路Dは独立した経路で水を直接ケース外部へ排出するから、途中でコイル配線やコイル配線と配線コネクタの接続部が収容される空間に入り込むこともない。
さらに、排水路Dが直線のため、ケース外部からシャフト40が直接視認できるので、ポンプ装置組立後でもレーザ光の照射によりシャフト40の回転数や振れを測定することができる。
すなわち、回転数測定の場合には、シャフト40の周方向一部に反射特性の異なる部材や反射角度を異ならせた傾斜面を設けたり、周方向に凹凸を付しあるいは面粗度を変化させておき、反射光強度の変化速度を検知すればよい。
また、振れ測定の場合には、シャフト40の全周または周方向等間隔に反射部材を設けておき、反射光による反射部材までの距離変化を検知すればよい。
以上のように構成されたポンプ装置1では、オイルシール20と軸受26の間にシャフト40に固定されたストッパプレート45が設けられているので、オイルシール20を通ってポンプハウジング6側から水が漏れ入ってくる場合があっても、シャフト40を伝って流れようとする水はストッパプレート45に阻まれて、軸受26に達しない。
また、ポンプ作動中でシャフト40が回転している場合には、ストッパプレート45に阻まれた水は遠心力により飛散してシール空間Sの周壁に付着することになるが、オイルシール20のベース部22はストッパプレート45から遠のくほどに内周壁22aが小径となっているので、ベース部22の上部に付着した水は傾斜した内周壁22aにそってストッパプレート45から離間する方向に流れる。
一方、突当て部16aから筒部18の貫通穴19の開口端面50の間に至る内周壁57に付着した水が貫通穴19の開口端面50方向へ流れても、土手部52が開口端面50から突出しているので、この土手部52に遮られて貫通穴19の軸受26に到達することはない。水は内周壁57と土手部52間に形成されたリング状溝54にそって流れ落ちることになる。
本実施の形態では、ストッパプレート45が発明におけるシャフト表面流れ阻止手段に該当する。また、シャフト支持隔壁10が隔壁部材に、開口端面50が貫通穴の筒部根元側の開口端面に、オイルシール20がシール部材に、そしてオイルシール保持部16がシール部材保持部にそれぞれ該当する。
実施の形態は以上のように構成され、ステータ30とロータ33を収納するモータハウジング5内に軸受26を設け、該軸受26にロータ33のシャフト40を水平に支持するとともに、シャフト40を軸受26からオイルシール20を貫通させてモータハウジング5の外部へ延ばしたモータにおいて、軸受26とオイルシール20の間に円盤状のストッパプレート45を設けたので、オイルシール20を通って漏れ入る水があっても、シャフト40上を軸方向に流れる水はストッパプレート45で遮断され、軸受26に達することができない。したがって、モータ内部への水浸入が防止され、軸受26が錆びてシャフト40が回転しなくなる不具合や、電気ショートのおそれがなくなるので、耐久性および信頼性を向上させる。
また、モータの出力軸として、シャフト自体がオイルシール20を貫通しているので、例えばカップリングなどを介した別体の軸が出力軸としてオイルシールを貫通する場合に軸振れが大きいのに比較して、オイルシールの破損や劣化がなく、水漏れの要因自体も抑えられる。
シャフト支持隔壁10は、オイルシール20を保持するオイルシール保持部16と、オイルシール保持部16から離間して前記軸受26を保持する貫通穴19とを備えて、該貫通穴19の開口端面50とオイルシール20の間に水密のシール空間Sを形成しているので、漏れ入った水がコイル配線や配線コネクタへ及ぶこともない。
そして、開口端面50には貫通穴19の開口を囲む土手部52が設けられているので、シャフト40の回転時に遠心力で飛散した水がシール空間Sの内周壁57を伝って開口端面50へ流れても、土手部52に遮られることになり、より確実に軸受26への水浸入が阻止される。これは、ポンプ装置1の設置姿勢がずれてモータMがポンプP側よりも下方に位置するようになって、水が周囲の壁から開口端面50へ流れようとする傾向が大きくなった場合にとくに有効である。
また、ストッパプレート45の外径は土手部52の外周径以上としてあるので、回転するストッパプレート45から飛散する水が土手部52の端面に付着し内側へ入ってしまうようなおそれもない。
したがって、土手部52はストッパプレート45と協働して耐久性および信頼性を一層向上させる。
また、土手部52の軸方向端面とストッパプレート45の間が所定の小間隙となるように設定されているので、ポンプハウジング6内の水圧によりインペラ60が押され、シャフト40がモータハウジング5方向へ変位したときに、ストッパプレート45が土手部52に当接するから、それ以上のインペラ60あるいはロータ33の移動が規制される。
この際、ストッパプレート45が表面に黒鉛層を備えるポリスライダー製であるため、土手部52との当接による圧接、摺接に対して高い耐クリープ性、滑り特性および磨耗特性を発揮する。
モータハウジング5には、シール空間Sの下部に開口してモータハウジング5の外部に直接連通する排水路Dが設けられているので、漏水がシール空間Sに溜まって軸受26が浸水することがない。
また、排水の経路が中間の室を経由するなどしてコイル配線や配線コネクタへ排水が及ぶおそれもない。
さらに、シャフト支持隔壁10をモータハウジング5と共有するポンプハウジング6を備え、該ポンプハウジング内に位置させたインペラ60をシャフト40に直接結合させているので、ケース構成の簡単なポンプ装置1が実現するとともに、モータMの回転軸とインペラ60の駆動軸とが同一のシャフト40であるから、インペラ60の振れが小さく、振動のない円滑な回転特性が得られる。
そして、シャフト支持隔壁10とインペラ60の間にはラビリンスシールが形成されているので、ポンプハウジング6内の水流の圧力変動がオイルシール20に及ばず、オイルシール部における水漏れが抑制される。
なお、実施の形態では、ストッパプレート45をポリスライダー製の円盤形状としたが、材質はこれに限定されず、他の樹脂あるいは金属板でもよい。例えば金属板の場合にはカシメや圧入により固定できる。
またシャフト表面流れ阻止手段としては、ストッパプレート45の代わりに、弾性体のOリングをシャフトの切り欠き溝43に係止させ、あるいは、ヘッダ成型によりシャフト40と一体のつばを形成してもよい。これらによってもシャフト40を伝って軸受26方向へ流れる水に対する阻止効果が得られる。
モータハウジング5は、有底のドラム状の第1ケース3と、その開口部をカバーするシャフト支持隔壁10とで形成するものとしたが、これに限定されず、例えばシャフト支持隔壁がその周縁から延びてロータ33およびステータ30を収納するドラム部を備え、ドラム部の開口を平板状のカバー部材で閉じてモータハウジングを形成したものにも本発明はそのまま適用される。
また、軸受26、27はすべり含油軸受けとしたが、モータの要求仕様に応じて、ボールベアリングやローラ/ニードルベアリングであってもよい。
インペラ60はその結合筒部65をポンプハウジング6内でシャフト40に結合したが、結合筒部をシール空間S内まで延ばして、オイルシールのリップ23、24の摺接相手が結合筒部の外周面となるようにしてもよい。
さらに、実施の形態はモータMをポンプPと一体に組み付けたポンプ装置を例に説明したが、本発明はポンプ装置に一体化したものに限らず、シャフトをオイルシールから外部へ突出させて当該シャフトが液体に曝される使用環境で用いられる種々のモータに適用できる。
1 ポンプ装置
2 ケース
3 第1ケース
4 第2ケース
4a 側壁
4b 底壁
5 モータハウジング
6 ポンプハウジング
7 シールリング
8 水吸込口
9 水吐出口
10 シャフト支持隔壁
12 膨出部
13 外周壁
14 ディスク部
15 ボス部
16 オイルシール保持部
16a 突当て部
17 拡径部
18 筒部
19 貫通穴
20 オイルシール
21 金属環
22 ベース部
22a 内周壁
23、24 リップ
26、27 軸受
30 ステータ
31 コイル
33 ロータ
34 ドラム
35 筒壁
36 永久磁石
40 シャフト
41 ローレット
43 切り欠き溝
45 ストッパプレート
47 穴
48 スリット
49 軸受保持部
50 開口端面
52 土手部
54 リング状溝
56 取り付け部
57 内周壁
60 インペラ
61 ベース壁
63 羽根
65 結合筒部
67、68、69 リング壁
70 凹部
80 トンネル
81 直線穴
82 溝
83 切り欠き
D 排水路
M モータ
P ポンプ

Claims (11)

  1. ステータとロータを収納するモータハウジング内に軸受を設け、該軸受にロータのシャフトを水平に支持するとともに、シャフトを軸受けからシール部材を貫通させてモータハウジングの外部へ延ばしたモータにおいて、
    前記軸受とシール部材の間で、前記シャフト上の液体の軸方向流れを遮断するシャフト表面流れ阻止手段を設けたことを特徴とするモータ。
  2. 前記シャフト表面流れ阻止手段が、前記シャフトに嵌め込んだ円盤状のストッパプレートであることを特徴とする請求項1に記載のモータ。
  3. 前記シャフト表面流れ阻止手段が、前記シャフトに係止されたOリングであることを特徴とする請求項1に記載のモータ。
  4. 前記シャフト表面流れ阻止手段が、前記シャフトと一体に形成されたつば部であることを特徴とする請求項1に記載のモータ。
  5. 前記モータハウジングは、前記シール部材を保持するシール部材保持部とシール部材保持部から離間して前記軸受を保持する貫通穴とを備える隔壁部材を有し、
    該隔壁部材は、前記貫通穴の開口端面とシール部材の間にシール空間を形成していることを特徴とする請求項1から4のいずれか1に記載のモータ。
  6. 前記開口端面には、前記貫通穴の開口を囲む土手部が設けられていることを特徴とする請求項5に記載のモータ。
  7. 前記土手部の端面とシャフト表面流れ阻止手段とが所定の間隙で対向し、前記シャフトの移動量を規制するように設定されていることを特徴とする請求項6に記載のモータ。
  8. 前記シャフト表面流れ阻止手段の外径が前記土手部の外周径以上であることを特徴とする請求項6または7に記載のモータ。
  9. 前記モータハウジングには、前記シール空間の下部に開口してモータハウジング外部に直接連通する排水路が設けられていることを特徴とする請求項5から8のいずれか1に記載のモータ。
  10. 請求項5から9のいずれか1に記載のモータの前記隔壁部材を共有するポンプハウジングを備え、
    該ポンプハウジング内に位置させたインペラを前記シャフトに直接結合させたことを特徴とするポンプ装置。
  11. 前記隔壁部材とインペラの間にラビリンスシールを形成してあることを特徴とする請求項10に記載のポンプ装置。
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