JP5410841B2 - 流体装置およびポンプ装置 - Google Patents
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Description
図2および図3(a)に示すように、ポンプケース3は、内側にインペラ体6が配置されたカップ状の本体部分30と、この本体部分30の上底部36の中央からモータ軸線L方向に延在する円筒状の吸引管部33と、本体部分30の円筒状胴部37からその接線方向に延在する吐出管部35とを備えている。
図4は、本発明の実施の形態に係るポンプ装置100に用いたインペラ体6の説明図であり、図4(a)、(b)は、インペラ体6をポンプ室1の側からみた斜視図、およびモータ部2の側からみた斜視図である。
図2に示すように、本形態のポンプ装置100は、モータ部2の側にホルダ部材5を備えており、ホルダ部材5は、モータ軸線L方向に対して直交する方向に広がる板状本体部分56と、この板状本体部分56の略中央からモータ部2が位置する側に突出する軸受保持部55とを備えている。軸受保持部55には、回転軸7が貫通する軸穴57が形成されており、かかる軸穴57の内径寸法は回転軸7の外径寸法よりわずかに大きい。軸穴57において、ホルダ部材5のモータ軸線L方向の両端には一対の環状段部572、573が形成されている。本形態では、かかる環状段部572、573に、回転軸7を回転可能に支持する円筒状のラジアル軸受24、25が保持されている。また、回転軸7において、ポンプ室1が位置する側とは反対側の端部にはワッシャ77が取り付けられており、かかるワッシャ77は、ラジアル軸受25の端部に当接して回転軸7がポンプ室1の側に変位することを規制する。
本形態のポンプ装置100では、回転軸7においてポンプ室1が位置する側とは反対側の端部には、ステータコイル27に対してモータ軸線L方向で対向する底板部218を備えた金属製のロータケース21が連結されている。また、ロータケース21において底板部218の外周縁から起立する円筒状胴部219の内周面にはステータコア26に対して径方向外側で対向する円筒状のロータマグネット22が保持されている。
本形態では、回転軸7の端部は、隔壁部材4の貫通穴40を貫通してインペラ体6に連結されている。このため、ポンプ室1の液体が隔壁の貫通穴40を介してモータ部2の側に漏れるおそれがある。また、モータ部2の側から隔壁の貫通穴40を介してポンプ室1に気泡が侵入するおそれがある。
本形態では、隔壁部材4に対してモータ部2の側に第1環状シール部材8が配置され、隔壁部材4よりポンプ室1の側には第1環状シール部材8が配置されていない。そこで、本形態では、回転軸7においてインペラ体6との結合部付近に摺動部材であるスラストワッシャ69を装着し、隔壁部材4においてスラストワッシャ69と対向する環状領域によって、インペラ体6にスラストワッシャ69を介して当接してインペラ体6および回転軸7のモータ部2側への変位を規制するスラスト受け部48が構成されている。すなわち、本形態では、隔壁部材4において貫通穴40の開口縁付近をインペラ体6および回転軸7のモータ部2側への変位を規制するスラスト受け部48として利用している。なお、インペラ体6および隔壁部材4の材質によっては、スラストワッシャ69を省略することもあり、この場合、隔壁部材4のスラスト受け部48は、インペラ体6に直接、当接してインペラ体6および回転軸7のモータ部2側への変位を規制する。なお、小径の凹部478をスラスト受け部48としても良い。
以上説明したように、本形態のポンプ装置100では、複数の固定部材11のうち、ホルダ部材5には、隔壁部材4に対してモータ部2が位置する側で回転軸7の外周面との間に環状空間80を構成するシール部材収納用筒部51が形成され、かかる環状空間80には、回転軸7の外周面およびシール部材収納用筒部51の内周面に接する第1環状シール部材8が配置されている。このため、ポンプ室1から流体が回転軸7の外周面を伝ってモータ部2の側に漏れることを防止することができるとともに、モータ部2の側から回転軸7の外周面を伝ってポンプ室1に気泡が侵入することを防止することができる。
2 モータ部(電磁部)
3 ポンプケース(固定部材)
4 隔壁部材(固定部材)
5 ホルダ部材(固定部材)
6 インペラ体
7 回転軸
8 第1環状シール部材
11 固定部材
21 ロータケース
22 ロータマグネット
23 絶縁シート
24、25 ラジアル軸受
26 ステータコア
27 ステータコイル
40 貫通穴
48 スラスト受け部
51 シール部材収納用筒部
61 表羽根
66 裏羽根
65 連結用円筒部
69 スラストワッシャ(摺動部材)
80 環状空間
91 第2環状シール部材
100 ポンプ装置(流体装置)
Claims (8)
- ロータおよびステータコイルが配置された電磁部と、インペラ体が配置された流体室と、該流体室と前記電磁部との間に介在する隔壁部材を含む複数の固定部材と、を有し、前記隔壁部材に形成された貫通穴を前記電磁部から回転軸が貫通して前記インペラ体に連結された流体装置において、
前記複数の固定部材には、前記回転軸を回転可能に支持する一対のラジアル軸受を保持するホルダ部材が含まれ、
当該ホルダ部材には、前記隔壁部材に対して前記電磁部が位置する側で前記回転軸の外周面との間に環状空間を構成するシール部材収納用筒部が形成され、
前記環状空間には、前記回転軸の外周面および前記シール部材収納用筒部の内周面に接する第1環状シール部材が設けられていることを特徴とする流体装置。 - 前記環状空間より外周側では、前記隔壁部材と前記ホルダ部材との間に第2環状シール部材が挟持されていることを特徴とする請求項1に記載の流体装置。
- 前記第1環状シール部材と前記第2環状シール部材が前記回転軸の軸線方向に重なって配置されていることを特徴とする請求項2に記載の流体装置。
- 前記貫通穴の内径寸法は、前記シール部材収納用筒部の内径寸法より小さく、
前記環状空間において前記隔壁部材が位置する側の開口は、当該隔壁部材によって略封鎖されていることを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載の流体装置。 - 前記隔壁部材において前記流体室が位置する側に、前記インペラ体に直接あるいは摺動部材を介して当接して当該インペラ体および前記回転軸の前記電磁部側への変位を規制するスラスト受け部が設けられていることを特徴とする請求項4に記載の流体装置。
- 前記インペラ体は、前記隔壁部材と対向する面側に、放射状に延在する複数の裏羽根を備え、
当該裏羽根は、前記インペラ体において前記スラスト受け部と対向する環状領域の外周縁から径方向外側に延在していることを特徴とする請求項5に記載の流体装置。 - 前記回転軸において前記流体室が位置する側とは反対側の端部には、前記ステータコイルに対して軸線方向で対向する底板部を備えた金属製のロータケースが連結され、
前記底板部において前記ステータコイルと対向する面には絶縁シートが貼付されていることを特徴とする請求項1乃至6の何れか一項に記載の流体装置。 - 請求項1乃至7の何れか一項に記載の流体装置からなることを特徴とするポンプ装置。
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