JP2010031671A - 排気熱回収器 - Google Patents

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Abstract

【課題】内筒部と外筒部との間に排気ガス流路が2重に設けられた排気熱回収器において、内筒部内で発生する凝縮水をバルブの開閉状態にかかわらず内筒部内から器外へ排出することを可能とする。また、内側の排気ガス流路に発生した凝縮水を器外へ排出することを可能とする。
【解決手段】内筒部10と、内筒部10の連通路12aより排気系下流側に設けられたバルブ20と、内筒部10の外周側に間隔をおいて設けられた外筒部40と、内筒部10と外筒部40との間に設けられた熱交換部30と、を備える。熱交換部30は、第1排気ガス流路32aと、第2排気ガス流路32bと、冷却水流路31a,31bと、を備える。そして、第1排気ガス流路32aと、内筒部および熱交換部の排気ガス排出口12,Eより排出される排気ガスの排出エリアZとを連通する第1凝縮水排出路33が設けられている。
【選択図】図4

Description

本発明は、内燃機関の排気ガスの熱を回収するための排気熱回収器に関する。特に、排気熱回収器の内部に発生する凝縮水を排出する技術に関する。
従来より、自動車用エンジンの排気ガスの熱を回収する機器として、排気熱回収器が知られている。このような排気熱回収器は、内燃機関の排気管の途中に設置され、排気管を通過するエンジンの排気ガスとエンジンの冷却水との間で熱交換を行う。エンジンの冷却水を介して回収された排気熱は、例えば、車室内の暖房に利用される。また、エンジンの暖機運転を早期に完了させるために、エンジンの冷間時(例えばエンジンの始動初期時)に冷却水温度を急速に上昇させることにも利用される。
このような排気熱回収器には、内部の排気ガスの流路が切替可能となったものが多い。特許文献1に開示されている排気熱回収器は、熱交換部を避けて排気ガスを通過させるバイパス流路を形成する内筒部と、この内筒部の下流側でパイパス流路開閉するバルブと、内筒部の外周側に間隔をおいて設けられた外筒部と、内筒部と外筒部の間に設けられた熱交換部(排気熱回収流路および冷却水流路)とを備えている。排気熱回収を行う場合には、バルブを閉鎖し、内筒部内に導入された排気ガスを、内筒部の側部に設けられた多数の小孔より、内筒部の外周に設けられた排気熱回収流路に導入し、冷却水流路を流れる冷却水との間で熱交換を行わせる。
一方、排気熱回収を行わない場合には、バルブを開放して内筒部内に導入された排気ガスをストレートに下流側に排出して、排気ガスを熱交換部に導入しないようにし、必要以上の冷却水の温度上昇を抑制するとともに、排気ガスの圧損を抑制する。
ところで、排気ガスの主成分には、窒素、二酸化炭素および水が多量に含まれており、排気熱回収器においては、排気ガスが熱交換で温度降下するのに伴い多くの凝縮水が発生する。この凝縮水は、アイドリング時など排気ガス流速が小さい状況が続くと排出されずに器内に滞留し易くなる。凝縮水は、液体のまま器外下流側へ排出されれば問題ないが、排気熱回収器内で蒸発すると、その際に周囲の熱を奪うため、熱回収効率が低下するという問題が生じる。また、滞留凝縮水が腐食性であったり、寒冷時に凍結すると、排気熱回収器各部に悪影響を及ぼすおそれがある。
特許文献1に開示されている排気熱回収器は、凝縮水を器外へ排出し易くするために、外筒部の下流側にテーパ部を設け、テーパ部の大径端の最下部を同テーパ部の小径端の最下部より高位置とし、さらに外筒部を下流側へ傾斜させている。これにより、排気熱回収器の外筒部内に発生した凝縮水を排気ガス流によって器外へ排出し易くし、排気熱回収器内での凝縮水の滞留を防止している。
ところで、本件出願人は、本件発明に係る排気熱回収器を完成する以前に、図9に示すような、排気熱回収器100を開発している。この排気熱回収器100は、内筒部110と外筒部120との間に熱回収用の排気ガス流路131,132が同心状に二重に設けられている。この排気熱回収器100では、バルブ140が閉鎖されると、内筒部110内に導入される排気ガスは、内筒部110の下流側開口部110aに近い部分に形成された連通孔111から内側の排気ガス流路131に導入され、排気系上流側(図中左側)へ誘導される。このとき、排気ガス流路131を流れる排気ガスと内側の冷却水流路133を流れる冷却水との間で熱交換が行われる。内側の排気ガス流路131と外側の排気ガス流路132とは排気系上流側で連通しており、内側の排気ガス流路131内を排気系上流側に向かって流れる排気ガスはこの連通部で反転して外側の排気ガス流路132内を排気系下流側に向かって流れる。このとき、外側の排気ガス流路132内を流れる排気ガスと内側および外側の冷却水流路133,134を流れる冷却水との間で熱交換が行われる。
特開2006−558084号公報
ところで、特許文献1に開示されている排気熱回収器のように、内筒部と外筒部との間に熱交換部が設けられ、内筒部内の排気ガス流路をバルブにて開閉することにより、内筒部内を流れる排気ガスを熱交換部に切替可能に導入する排気熱回収器では、エンジン始動直後に、低温の内筒部内で凝縮水が発生することがある。エンジン始動直後は、暖機運転が完了していないため、バルブが閉鎖していることが多く、内筒部内に発生した凝縮水を器外へ排出することができなかった。このため、バルブが開放するまでの間に内筒部内に発生した凝縮水が蒸発し熱回収効率が低下するおそれがあった。
また、内筒部と外筒部との間に排気ガス流路が同心状に二重に設けられた排気熱回収器では、熱回収効率が向上する反面、内側の排気ガス流路に発生した凝縮水を器外へ排出しにくいという問題があった。
本発明は上記問題点に鑑みて創案されたものであり、内筒部と外筒部との間に排気ガス流路が同心状に多重に設けられた排気熱回収器において、内筒部内で発生する凝縮水をバルブの開閉状態にかかわらず内筒部内から器外へ排出することを可能とした排気熱回収器を提供することを目的とする。また、内側の排気ガス流路に発生した凝縮水を器外へ排出することを可能とした排気熱回収器を提供することをも目的とする。
上述の課題を解決するための手段として、本発明の排気熱回収器は、以下のように構成されている。すなわち、本発明の排気熱回収器は、側部に連通路を有する内筒部と、前記連通路より排気系下流側で前記内筒部内の排気ガス流路を開閉するバルブと、前記内筒部の外周側に間隔をおいて設けられた外筒部と、前記内筒部と前記外筒部との間に設けられた熱交換部と、を備えることを前提とするものであって、前記熱交換部は、前記内筒部の連通路より流出する排気ガスを排気系上流側へ誘導する第1排気ガス流路と、前記第1排気ガス流路の排気系上流側端部に連通され、前記第1排気ガス流路から導入される排気ガスを前記第1排気ガス流路の外周側で排気系下流側へ誘導する第2排気ガス流路と、前記第1排気ガス流路および前記第2排気ガス流路を通過する排気ガスと熱交換可能に冷媒を循環させる冷媒流路と、を備える。そして、前記第1排気ガス流路と、前記内筒部および前記熱交換部の排気ガス排出口より排出される排気ガスの排出エリアとを連通する第1凝縮水排出路が設けられたことを特徴としている。
かかる構成を備える排気熱回収器によれば、第1排気ガス流路と、排気ガスの排出エリアとを連通する第1凝縮水排出路が設けられていることから、第1排気ガス流路に発生した凝縮水を器外へ容易に排出することが可能となる。
また、本発明の排気熱回収器は、以下のように構成されていてもよい。すなわち、本発明の排気熱回収器は、上記構成を備える排気熱回収器において、前記第1排気ガス流路の外側壁面の下部に前記第1凝縮水排出路の入口に向かって下降傾斜した傾斜部が形成されていることを特徴とするものである。
かかる構成を備える排気熱回収器によれば、上記傾斜部が設けられていることから第1排気ガス流路内に発生した凝縮水は傾斜部によって第1凝縮水排出路の入口へ向かって流れ易くなる。その結果、より効率的に第1排気ガス流路内に発生した凝縮水を排気ガスの排出エリアを通じて器外へ排出することが可能となる。
また、本発明の排気熱回収器は、以下のように構成されていてもよい。すなわち、本発明の排気熱回収器は、上記何れかの構成を備える排気熱回収器において、前記内筒部の排気系下流側端部の下部に、前記排気ガスの排出エリアへ連通する第2凝縮水排出路が設けられたことを特徴とするものである。
かかる構成を備える排気熱回収器によれば、上記第2凝縮水排出路が設けられていることから、内筒部内で発生する凝縮水をバルブの開閉状態にかかわらず内筒部内から排気ガスの排出エリアを通じて器外へ容易に排出することが可能となる。
本発明に係る排気熱回収器によれば、内側の排気ガス流路(第1排気ガス流路)に発生した凝縮水を器外へ容易に排出することが可能となる。また、内筒部内で発生する凝縮水をバルブの開閉状態にかかわらず内筒部内から器外へ容易に排出することが可能となる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。図1〜図5は本発明の実施の形態における、排気熱回収器1を示している。この排気熱回収器1は、例えば自動車のエンジンなどの排気系の一部を構成するものとして設置される。図1は排気熱回収器1の側面図、図2は排気熱回収器1の平面図、図3は図1のA−A断面図、図4は排気熱回収器1の縦断面図、図5は図4のB矢視図である。
排気熱回収器1は、内筒部10、バルブ20、熱交換部30、外筒部40などで主に構成されている。
内筒部10は、内側に配置された第1内筒部11と、この第1内筒部11の外側に断熱材13および所定の隙間を介して同心配置された第2内筒部12とからなる2重管構造となっている。第1内筒部11の上流側端部(図4中左側端部)は、第2内筒部12の上流側端部より更に上流側に位置し、第2内筒部12の下流側端部(図4中右側端部)は、第1内筒部11の下流側端部より更に下流側に位置している。
第1内筒部11の上流側端部には、排気系上流側の構成部材に接続され、同構成部材より排気ガスが導入される排気ガス導入口11aが形成されている。第2内筒部12の側部には、第2内筒部12の内外空間を連通する連通孔12aが形成されている。この連通孔12aは、第2内筒部12内の排気ガスを後述する熱回収排気ガス流路32aへ導入するための連通路として機能する。また、第2内筒部12の下流側端部の開口部(排気ガス排出口)12bには、バルブ受座12cが形成されている。図5に示すように、このバルブ受座12cの下部(周方向最低位置)に内筒部10の長手方向に沿った切欠が設けられており、この切欠によって内筒部10内と排気ガス排出エリアZとを連通する凝縮水排出路14(第2凝縮水排出路)が形成されている。なお、上記排気ガス排出エリアZは、内筒部10や熱交換部30の排気ガス排出口Eより排気ガスが排出されるエリアである。また、凝縮水排出路14の形状は、内筒部10内と排気ガス排出エリアZとを連通するものであればよい。したがって、例えば、内筒部10の長手方向に対して傾斜したものや、屈曲、湾曲したもの等であってもよい。
バルブ20は、上記バルブ受座12cに嵌脱自在に嵌まり込むように設けられており、内筒部10の下流側端部の開口部12bを開閉することによって、内筒部10内の排気ガス流路を開閉する。なお、内筒部10内の排気ガス流路を開閉するバルブは上記に限定されず種々のバルブを用いることができる。また、バルブ20又は種々のバルブによって排気ガス流路を開閉する内筒部10内の位置は、上記連通孔12aより下流側であればよい。
図3に示すように、バルブ20の一側部は、バルブシャフト51にビスなどの固定具52にて固定されており、バルブシャフト51が正逆方向へ回転されることにより、バルブ20は外筒部40内で開閉動作を行うようになっている。
バルブシャフト51は、その一端側が斜め下方に向かって外筒部40を内側から外側に向かって貫通している。外筒部40には、その内方に向かってくびれたくびれ部40Aが形成されており、バルブシャフト51は、そのくびれ部40A,40Aの間に架設されたシャフトケース53内に収容されている。バルブシャフト51はシャフトケース53内の両端付近に固定された軸受54,54,55に回転自在に支持されている。なお、シャフトケース53も外筒部40を貫通している。このシャフトケース53の中間部には、バルブ20の可動領域を確保するための窓部53aが形成されている。
軸受54,54の間には、排気ガスの漏出を抑えるラビリンス56が嵌め込み装着されている。一方、シャフトケース53の斜め上方の開口は、密閉キャップ58により密閉され、排気ガスが外筒部40から上記開口を通じて外へ漏出しないようになっている。
シャフトケース53およびバルブシャフト51の斜め下端側の周囲には、バルブシャフト51を、バルブ20が閉塞する方向へ回転付勢するねじりコイルスプリング57(以下単に「コイルスプリング57」という。)が配設されている。このコイルスプリング57の一端はシールド60に係合され、他端はバルブシャフト51の露出部51aの先端に固設されたシャフトレバー59に係合されている。なお、上記シールド60は、コイルスプリング57およびシャフトレバー59を覆ってこれらを撥ね泥、撥ね水などから保護するものである。
上記シャフトレバー59としては、カム状のものが使用されている。シャフトレバー59は、アクチュエータ70の伸縮するロッド71の先端部によって押圧可能な位置に配設されており、上記ロッド71の押圧力を受けると、そのロッド71の移動量に応じてバルブシャフト51およびバルブ20を開側へ回転するようになっている。一方、アクチュエータ70のロッド71が収縮すると、コイルスプリング57の回転付勢力によって、バルブシャフト51およびバルブ20は閉側へ回転するようになっている。なお、本実施形態では、アクチュエータ70として、排気熱回収器1を循環する冷却水温度に応じてロッド71を伸縮作動するサーモ式アクチュエータが採用されている。
次に、熱交換部30について説明する。説明の便宜のため、以下では、熱交換部30内の排気ガスの流れ方向にかかわらず、排気熱回収器1が設置される排気系の上流側(図4中左側)を排気系上流側といい、排気熱回収器1が設置される排気系の下流側(図4中右側)を排気系下流側という。
熱交換部30は、内筒部10と外筒部40との間に設けられており、冷却水流路31a、31b、熱回収排気ガス流路32a、32b等で構成されている。これらは、内筒部10より外側に向かって、内側熱回収排気ガス流路(第1排気ガス流路)32a、内側冷却水流路31a、外側熱回収排気ガス流路(第2排気ガス流路)32b、外側冷却水流路31bの順に配設されている。
内側熱回収排気ガス流路32aは、内筒部10の連通孔12aより流出する排気ガスを排気系上流側へ誘導するように形成されている。この内側熱回収排気ガス流路32aの内側壁面32aaは第2内筒部12の外周面で構成され、内側熱回収排気ガス流路32aの外側壁面32abは内側冷却水流路31aとの間の隔壁で構成されている。上記外側壁面32abは、排気系下流側端部から排気系上流側に向かって(バルブ20閉鎖時の排気ガスの流れ方向に向かって)縮径した縮径部Xを有している。したがって、この縮径部Xの下部(周方向最低部)は、後述する凝縮水排出路33の入口に向かって下降傾斜した傾斜部Xaとなっている。また、内側熱回収排気ガス流路32aの排気系下流側端部32acの下部(周方向最低部)には、内側熱回収排気ガス流路32aと排気ガス排出エリアZとを連通する凝縮水排出路(第1凝縮水排出路)33が設けられている。
外側熱回収排気ガス流路32bは、内側熱回収排気ガス流路32aの排気系上流側端部に連通しており、内側熱回収排気ガス流路32aから導入される排気ガスを内側熱回収排気ガス流路32aの外周側で排気系下流側へ誘導するように形成されている。
内側冷却水流路31aと外側冷却水流路31bとは複数箇所において連通部Hにより冷却水(冷媒)が流通可能なように連通されている。
つぎに、外筒部40その他の構成について説明する。外筒部40は、外側冷却水流路31bの外周壁を構成するとともに、バルブ20の配置箇所より更に下流側へ延出している。外筒部40の排気系下流側端部には、この排気熱回収器1の下流側の排気系構成部材と接続され、外筒部40内を通過した排気ガスを排出する排出口40aが形成されている。なお、外筒部40の上流側端部と第1内筒部11の外周面との間は閉塞部材41によって、第2内筒部12の外周面と内側冷却水流路形成部材35の下流側端部との間は閉塞部材36によってそれぞれ閉塞されている。
図1および図2に示すように、外筒部40の側底部には、内側冷却水流路31aおよび外側冷却水流路31bに連通し、これら冷却水流路31a,31bに冷却水を導入する冷却水導入用配管80が接続されている。また、外筒部40の上部には、外側冷却水流路31bに連通し、加熱された冷却水を排出するための冷却水排出用配管81が接続されている。
つぎに、排気熱回収器1による排気ガスの熱回収について説明する。
エンジン(内燃機関)から排出された排気ガスが内筒部10内を流れる際に、バルブ20が閉じられていると、内筒部10内に流れ込んだ排気ガスは、図4の矢印に示すように、連通孔12aを通過して、内側熱回収排気ガス流路32aへ導入され排気系上流側(図4中左側)へ向かって流れる。そして、その排気ガスは、内側冷却水流路31a内の冷却水との間で熱交換を行った後、閉塞部材41内で反転して外側熱回収排気ガス流路32bへ導入される。外側熱回収排気ガス流路32b内を流れる排気ガスは、内側冷却水流路31aおよび外側冷却水流路31b内の冷却水との間で熱交換を行いつつ、外側熱回収排気ガス流路32bを通り抜け、熱交換部30の排気ガス排出口Eより排気ガス排出エリアZを経て、外筒部40の排出口40aに接続された下流側の排気系構成部材へと排出される。
このとき、冷却水導入用配管80から冷却水流路31a、31b内に導入された冷却水は、熱回収排気ガス流路32a、32bを流れる排気ガスとの熱交換によって加熱され、冷却水排出用配管81から排気熱回収器1の外へ導出される。
一方、排気熱回収器1で排気ガスの熱を回収しない場合や排気熱回収器1で回収する熱量を抑える場合はバルブ20が開放される。バルブ20が開放されると、内筒部10の連通孔12aを通じて、内側熱回収排気ガス流路32aへ導入されていた排気ガスの大部分が、内筒部10の下流側の開口部12bを通過し、排気ガス排出エリアZを経て、外筒部40の排出口40aから下流側の排気系構成要素へ排出される。その結果、熱回収排気ガス流路32a、32bに導入される排気ガスは、大幅に減少し、回収される排気ガスの熱量が低減される。
つぎに、排気熱回収器1に発生する凝縮水の排水について説明する。
図6に示すように、バルブ20を閉鎖した状態(排気熱回収状態)で、内筒部10内に上流側から排気ガスが流れ込むと、エンジンの運転開始初期時など内筒部10の温度が昇温する前において、内筒部10の内周面に凝縮水が発生する場合がある。この場合、内筒部10の内周面に発生した凝縮水は、内筒部10の内周面に沿って、周方向低位置側へ流下しつつ、排気ガスによって下流側に流される。その結果、内筒部10の内周面に発生した凝縮水は、内筒部10の下流側端部の最下部に集まり、集まった凝縮水W1は、凝縮水排出路14から排気ガス排出エリアZへと排出される。
また、内側熱回収排気ガス流路32aの外側壁面32abにも凝縮水が発生し易い。ここに凝縮水が発生すると、その凝縮水は、外側壁面32abに沿って、周方向低位置側へ流下し、外側壁面32abの傾斜部Xaでは、より低位置側となる排気系下流側(図6中右側)にある凝縮水排出路33の入口に向かって流れる。そして、凝縮水排出路33の入口に集まった凝縮水W3は、凝縮水排出路33から排気ガス排出エリアZへ排出される。
一方、外側壁面32abの傾斜部Xa以外の場所に流下した凝縮水W4は、内側熱回収排気ガス流路32a内を流れる排気ガスによって、外側熱回収排気ガス流路32b側へ送出され、外側熱回収排気ガス流路32b内で発生する凝縮水とともに、熱交換部30の排気ガス排出口Eからら排気ガス排出エリアZへと排出される。
なお、排気ガス排出エリアZへ排出された凝縮水は、熱交換部30を通り抜けた排気ガス流によって器外下流側(外筒部40の排出口40aに接続された下流側の排気系構成部材)へ排出される。また、バルブ20が開放されると、排気ガス排出エリアZへ排出された凝縮水は、内筒部10の開口部12bから噴出する高速の排気ガスによっても器外下流側へ排出される。
以下、上記排気熱回収器1によるその他の作用効果について説明する。
排気熱回収器1の内側熱回収排気ガス流路32aでは、外側壁面32abの縮径部Xにおいて、流れ方向に向かって排気ガスの通過断面積が漸次減少するため、排気ガスの流速が増加する。排気ガスの流速が増加すると、外側壁面32abに対する伝熱量が増加するので、内側冷却水流路31aを流れる冷却水との熱交換量も増加し、熱回収効率が高くなる。
ここで、上記伝熱量の増加理由を説明する。ニュートンの冷却法則によれば、内側熱回収排気ガス流路32aの外側壁面32abの微小面積dS[m2]を通して、dτ[s]の間に内側熱回収排気ガス流路32aを流れる排気ガスから外側壁面32abに伝わる伝熱量dQは、
dQ = h(T0−Tw)dS・dτ [J(ジュール)]・・・・・・(式1)
で表すことができる。ここで、hは熱伝達率[W/(m2・K)]であり、
h = Nu×(熱伝導率)/(管径)・・・・・・・・・・・・・・・(式2)
で表すことができる。ここで、熱伝導率[W/(m・K)]は、外側壁面32abの熱伝導率であり、管径[m]は、内側熱回収排気ガス流路32aの外径である。また、Tw、T0[K]は、それぞれ、外側壁面32abの表面温度および排気ガスの代表温度である。
また、マックアダムスの法則によれば、ヌセルト数Nuは、
Nu = 0.053×Re0.8Pr0.4・・・・・・・・・・・・・・・(式3)
で表すことができる。ここで、Reはレイノルズ数、Prはプラントル数である。
また、レイノルズ数Reは、
Re=u×D/ν・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(式4)
で表すことができる。ここで、uは、排気ガスの流速[m/s]、Dは、管径(内側熱回収排気ガス流路32aの外径)[m]、νは排気ガスの動粘度[m2/s]である。
式4より、レイノルズ数Reは、排気ガスの流速uに比例するといえる。また、プラントル数Prはほぼ一定であるとみなすことができるので、式3のヌセルト数Nuは、レイノルズ数Reの増加に伴って増加する。また、式3を式2に代入すると、熱伝達率hは、ヌセルト数Nuに比例することがわかる。さらに、式2を式1に代入すると、伝熱量dQは、伝熱率hとともに増減することがわかる。このことは、伝熱量dQが、排気ガスの流速uの増加に伴って増加することを示している。したがって、内側熱回収排気ガス流路32aを流れる排気ガスの流速が増加すると、排気ガスの内側冷却水流路31aを流れる冷却水に対する伝熱量が増加し、熱回収効率が高くなるといえる。
以下、上記排気熱回収器1による更にその他の作用効果について説明する。
従来より、排気熱回収器では、暖機運転の完了後、バルブを開放することで排気熱の回収を抑制するようにしているが、バルブ開放状態においても熱交換部を少量の排気ガスが通過してしまうことにより、冷却水の温度を上昇させてしまうことがあった。
例えば、排気熱回収器1において、凝縮水排出路33が設けられていなければ、エンジンの負荷が高いとき(排気系を流れる排気ガスの量が多いとき)に、バルブ30を開放すると、図7の矢印Pに示すように、内筒部10内を比較的高速度で流れる排気ガスによって、内側熱回収排気ガス流路32a内の排気ガスが、連通孔12aを通じて内筒部10内に吸込まれる。この動きに連動して、排気ガス排出エリアZにある排気ガスが熱交換部30の排気ガス排出口Eから吸込まれ、熱回収排気ガス流路32a、32b内を排気ガスが逆流するようになる。その結果、逆流する排気ガスと冷却水との間で熱交換が行われ、冷却水の温度を必要もなく上昇させてしまう。
しかし、本発明の実施の形態に係る排気熱回収器1によれば、内側熱回収排気ガス流路32aと排気ガス排出エリアZとを直接的に連通する連通路となる凝縮水排出路33が設けられていることから、上記熱回収排気ガス流路32a、32b内での排気ガスの逆流が抑制される。
すなわち、図8の矢印Q1に示すように、内側熱回収排気ガス流路32a内の排気ガスは、連通孔12aを通じて内筒部10内に吸込まれるものの、排気ガス排出エリアZにある排気ガスは、矢印Q2に示すように、熱交換部の排気ガス排出口Eよりも吸入抵抗の小さい凝縮水排出路33から吸入され易くなる。この結果、熱回収排気ガス流路32a、32b内を逆流する排気ガスの流量が大幅に低減され、冷却水の不必要な温度上昇を抑えることができる。
<他の実施形態>
既述した実施形態では、図3および図4に示したように、凝縮水排出路33は、内側熱回収排気ガス流路32aの排気系下流側端部32acの下部(周方向最下位置)において周方向小範囲にて形成されているが、熱回収排気ガス流路32a、32b内での上記排気ガスの逆流をより積極的に抑制する場合は、凝縮水排出路33を更に周方向に拡張したものとしたり、内側熱回収排気ガス流路32aの排気系下流側端部32acの下部以外の場所、例えば内側熱回収排気ガス流路32aの排気系下流側端部32acの上部などに、内側熱回収排気ガス流路32aと排気ガス排出エリアZとを直接的に連通する連通路を形成してもよい。
本実施形態では、縮径部Xは周方向全体に亘って形成されているが、内側熱回収排気ガス流路32a内に発生した凝縮水の排水のみを目的とする場合は、縮径部Xは、必ずしも周方向全体に亘って形成されている必要はない。例えば、周方向最低位置近傍のみに縮径部Xが設けられていてもよい。
また、本実施形態では、縮径部Xは内側熱回収排気ガス流路32aの途中から排気系下流側端部に亘って設けられているが、内側熱回収排気ガス流路32aの排気系上流側端部から排気系下流側端部に亘って設けられていてもよい。
本発明は、エンジンの排気ガスの熱を回収するための排気熱回収器に適用することが可能である。
本発明の実施の形態に係る排気熱回収器の側面図である。 本発明の実施の形態に係る排気熱回収器の平面図である。 図1のA−A断面図である。 本発明の実施の形態に係る排気熱回収器の縦断面図である。 図4のB矢視図であって、一部を省略して表した図である。 本発明の実施の形態に係る排気熱回収器の縦断面図であって、凝縮水の排水作用を説明する説明図である。 第1凝縮水排出路が設けられていない排気熱回収器において、バルブ開放時に器内を流れる排気ガスの流れを示した図である。 第1凝縮水排出路が設けられた本発明の実施の形態に係る排気熱回収器において、バルブ開放時に器内を流れる排気ガスの流れを示した図である。 第1および第2凝縮水排出路が設けられていない排気熱回収器の縦断面図である。
符号の説明
E 熱交換部の排気ガス排出口
H 連通路
Xa 傾斜部
Z 排気ガス排出エリア
10 内筒部
12b 開口部(排気ガス排出口)
14 凝縮水排出路(第2凝縮水排出路)
20 バルブ
30 熱交換部
31a 内側冷却水流路(冷媒流路)
31b 外側冷却水流路(冷媒流路)
32a 内側熱回収排気ガス流路(第1排気ガス流路)
32b 外側熱回収排気ガス流路(第2排気ガス流路)
33 凝縮水排出路(第1凝縮水排出路)
40 外筒部

Claims (3)

  1. 側部に連通路を有する内筒部と、
    前記連通路より排気系下流側で前記内筒部内の排気ガス流路を開閉するバルブと、
    前記内筒部の外周側に間隔をおいて設けられた外筒部と、
    前記内筒部と前記外筒部との間に設けられた熱交換部と、
    を備え、
    前記熱交換部は、前記内筒部の連通路より流出する排気ガスを排気系上流側へ誘導する第1排気ガス流路と、
    前記第1排気ガス流路の排気系上流側端部に連通され、前記第1排気ガス流路から導入される排気ガスを前記第1排気ガス流路の外周側で排気系下流側へ誘導する第2排気ガス流路と、
    前記第1排気ガス流路および前記第2排気ガス流路を通過する排気ガスと熱交換可能に冷媒を循環させる冷媒流路と、
    を備える排気熱回収器であって、
    前記第1排気ガス流路と、前記内筒部および前記熱交換部の排気ガス排出口より排出される排気ガスの排出エリアとを連通する第1凝縮水排出路が設けられた、
    ことを特徴とする排気熱回収器。
  2. 請求項1に記載の排気熱回収器において、
    前記第1排気ガス流路の外側壁面の下部に前記第1凝縮水排出路の入口に向かって下降傾斜した傾斜部が形成されていることを特徴とする排気熱回収器。
  3. 請求項1又は2に記載の排気熱回収器において、
    前記内筒部の排気系下流側端部の下部に、前記排気ガスの排出エリアへ連通する第2凝縮水排出路が設けられたことを特徴とする排気熱回収器。
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