JP2010031542A - 外壁の補修方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 本発明の外壁の補修方法は、タイル貼りした外壁のタイル間に形成された目地、又は、外壁のシーリング材に、粘度が10000mPa・s以下の液状の有機重合体を塗布することを特徴とするので、目地やシーリング材上に有機重合体を塗布するといった作業だけで、シーリング材や、目地から露出した接着剤などの有機材料の表面に有機重合体による塗膜を形成し被覆することによって外壁の強度及び意匠性を向上させて外壁を将来の長期間に亘って継続的に使用することができる。
【選択図】 図1
Description
加熱、冷却装置及び減圧ライン、窒素ライン付きミキサーに、加水分解性シリル基を含有する重合体(東亞合成社製 商品名「アルフォンUS−6110」)100重量部、ベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤(チバ・スペシャリティ・ケミカルズ社製 商品名「チヌビン327」)2重量部及びヒンダードアミン系光安定剤(チバ・スペシャリティ・ケミカルズ社製 商品名「チヌビン765」)2重量部からなる混合物を供給して減圧下にて混合しながら110℃まで昇温し、110℃で2時間に亘って加熱脱水処理を行った。
加水分解性シリル基を含有する重合体100重量部の代わりに、加水分解性シリル基を含有する重合体(東亞合成社製 商品名「アルフォンUS−6110」)50重量部、及び、加水分解性シリル基を含有する重合体(カネカ社製 商品名「S−303」)50重量部を用いたこと以外は実施例1と同様にして液状の有機重合体を得た。
加水分解性シリル基を含有する重合体100重量部の代わりに、加水分解性シリル基を含有する重合体(東亞合成社製 商品名「アルフォンUS−6110」)75重量部、及び、加水分解性シリル基を含有する重合体(カネカ社製 商品名「S−303」)25重量部を用いたこと以外は実施例1と同様にして液状の有機重合体を得た。
加水分解性シリル基を含有する重合体100重量部の代わりに、加水分解性シリル基を含有する重合体(東亞合成社製 商品名「アルフォンUS−6110」)90重量部、及び、加水分解性シリル基を含有する重合体(カネカ社製 商品名「S−303」)10重量部を用いたこと以外は実施例1と同様にして液状の有機重合体を得た。
加水分解性シリル基を含有する重合体100重量部の代わりに、加水分解性シリル基を含有する重合体(東亞合成社製 商品名「アルフォンUS−6110」)90重量部、及び、加水分解性シリル基を含有する重合体(カネカ社製 商品名「MA440」)10重量部を用いたこと以外は実施例1と同様にして液状の有機重合体を得た。
加熱、冷却装置及び減圧ライン、窒素ライン付きミキサーに、ポリプロピレングリコール(AGC旭硝子社製 商品名「エクセノール3020」)100重量部及びベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤(チバ・スペシャリティ・ケミカルズ社製 商品名「チヌビン327」)2重量部からなる混合物を供給して減圧下で混合しながら120℃まで昇温し、120℃で2時間に亘って加熱脱水処理を行った。
加熱、冷却装置及び減圧ライン、窒素ライン付きミキサーに、加水分解性シリル基を含有する重合体(東亞合成社製 商品名「アルフォンUS−6110」)75重量部、加水分解性シリル基を含有する重合体(カネカ社製 商品名「S−303」)25重量部、ベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤(チバ・スペシャリティ・ケミカルズ)社製 商品名「チヌビン327」)2重量部及びヒンダードアミン系光安定剤(チバ・スペシャリティ・ケミカルズ社製 商品名「チヌビン765」)2重量部からなる混合物を供給し、混合物を減圧下で混合しながら110℃まで昇温し、110℃で2時間に亘って加熱脱水処理を行った。
脱水エタノールを10重量部の代わりに30重量としたこと以外は実施例7と同様にして、液状の有機重合体を得た。
脱水エタノールを10重量部の代わりに50重量としたこと以外は実施例7と同様にして、液状の有機重合体を得た。
脱水エタノールを10重量部の代わりに100重量としたこと以外は実施例7と同様にして、液状の有機重合体を得た。
脱水エタノールを10重量部の代わりに400重量としたこと以外は実施例7と同様にして、液状の有機重合体を得た。
加水分解性シリル基を含有する重合体として、加水分解性シリル基を含有する重合体(カネカ社製 商品名「S−303」)を用いたこと以外は実施例1と同様にして液状の有機重合体を得た。
加水分解性シリル基を含有する重合体として、加水分解性シリル基を含有する重合体(カネカ社製 商品名「MA440」)を用いたこと以外は実施例1と同様にして液状の有機重合体を得た。
加熱、冷却装置及び減圧ライン、窒素ライン付きミキサーに、加水分解性シリル基を有する重合体(カネカ社製 商品名「S−203」)100重量部、炭酸カルシウム(白石カルシウム社製 商品名「ホワイトンP30」)110重量部、炭酸カルシウム(丸尾カルシウム社製 商品名「カルファイン200M」)70重量部、酸化チタン(石原産業社製 商品名「CR−90」)20重量部、カーボンブラック(三菱化学社製 商品名「#45」)2重量部、ベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤(チバ・スペシャリティ・ケミカルズ社製 商品名「チヌビン327」)2重量部及びヒンダードアミン系光安定剤(チバ・スペシャリティ・ケミカルズ社製 商品名「チヌビン765」)2重量部からなる混合物を供給して減圧下で均一になるまで混練した。
加熱、冷却装置及び減圧ライン、窒素ライン付きミキサーに、加水分解性シリル基を有する重合体(カネカ社製 商品名「S−203」)100重量部、エポキシ樹脂(ジャパンエポキシレジン社製 商品名「エピコート828」)10重量部、炭酸カルシウム(白石カルシウム社製 商品名「ホワイトンP30」)110重量部、炭酸カルシウム(丸尾カルシウム社製 商品名「カルファイン200M」)70重量部、酸化チタン(石原産業社製 商品名「CR−90」)20重量部、カーボンブラック(三菱化学社製 商品名「#45」)2重量部、ベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤(チバ・スペシャリティ・ケミカルズ社製 商品名「チヌビン327」)2重量部及びヒンダードアミン系光安定剤(チバ・スペシャリティ・ケミカルズ社製 商品名「チヌビン765」)2重量部からなる混合物を供給して減圧下で均一になるまで混練した。
液状の有機重合体の粘度をBM型粘度計を用いて23℃における粘度を測定した。なお、液状有機重合体の粘度が10mPa・s以下になった場合は、「10mPa・s以下」と表記した。
正面矩形状の窯業系サイディング材から構成された外壁を用意した。この外壁のサイディング材間に形成された隙間(幅10mm、長さ1m)には上述の要領で作製したシーリング材が充填されていた。
○・・・垂れはなかった。
△・・・垂れは若干発生したが簡単に除去できた。
×・・・垂れが多量に発生した。
タイル貼りされた外壁を用意した。この外壁は、厚みが12mmの窯業系サイディング材の屋外側表面に上述の有機系接着剤を全面に塗布し、この有機系接着剤上に、一辺が45mmの正方形状で且つ厚みが2mmのタイルが複数枚、上下左右方向にそれぞれ10mmの隙間を存して貼着されていた。
(塗布具A)
筒部として、内径が0.5mm、外径が1.5mm、長さが100mmの円筒状のステンレス製筒部2を用いた図1に示した塗布具を用いた。
(塗布具B)
図2に示したような、内径が0.5mm、外径が11mm、長さが100mmの円筒状のステンレス製筒部2の先端開口部に馬毛を固着させた筒部を図1に示した収納部1に着脱自在に装着してなる塗布具を用いた。
(塗布具C)
図3に示したような、内径が0.5mm、外径が11mm、長さが100mmの円筒状のステンレス製外筒21内に、内径が0.5mm、外径が1.5mm、長さが110mmの円筒状のステンレス製内筒22が配設一体化されており、内外筒部21、22の先端開口部間に馬毛が固着され且つ内筒22の先端部を外筒21の先端開口部から10mmだけ突出させた筒部を図1に示した収納部1に着脱自在に装着してなる塗布具を用いた。
スレート板(縦35mm×横20mm×厚み3mm)上に上記シーリング材を厚み1.0mmで塗布し、23℃、湿度50%RHの雰囲気下で336時間養生した。
スレート板(縦35mm×横20mm×厚み3mm)上に上記有機系接着剤を0.5mmの厚みで塗布した後、23℃、湿度50%RH雰囲気下で336時間養生したものについて200時間の促進劣化を行った。
2 筒部
21 外筒
22 内筒
A 塗布具
Claims (7)
- タイル貼りした外壁のタイル間に形成された目地、又は、外壁のシーリング材に、粘度が10000mPa・s以下の液状の有機重合体を塗布することを特徴とする外壁の補修方法。
- 有機重合体が加水分解性シリル基を含有する重合体を含むことを特徴とする請求項1に記載の外壁の補修方法。
- 有機重合体がウレタンプレポリマーを含むことを特徴とする請求項1に記載の外壁の補修方法。
- 有機重合体が85重量%以下の溶剤を含有していることを特徴とする請求項1に記載の外壁の補修方法。
- 有機重合体を収納する収納部とこの収納部内に連通した状態に接続された筒部とを備えた塗布具を用い、上記収納部内に収納した上記有機重合体を上記筒部の先端開口部から吐出させて目地又はシーリング材に塗布することを特徴とする請求項1に記載の外壁の補修方法。
- 塗布具の筒部が、外筒とこの外筒内に配設一体化された内筒とを備え、上記内外筒の先端開口部間に刷毛を挟持させてなることを特徴とする請求項5に記載の外壁の補修方法。
- 内筒の先端部が外筒の先端開口部から突出していることを特徴とする請求項6に記載の外壁の補修方法。
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