JPH0742359A - シール材接着用プライマー治具 - Google Patents

シール材接着用プライマー治具

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Publication number
JPH0742359A
JPH0742359A JP22777393A JP22777393A JPH0742359A JP H0742359 A JPH0742359 A JP H0742359A JP 22777393 A JP22777393 A JP 22777393A JP 22777393 A JP22777393 A JP 22777393A JP H0742359 A JPH0742359 A JP H0742359A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
primer
brush
container
sealing material
cap
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP22777393A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenichiro Noguchi
賢一郎 野口
Tadashi Ishikawa
匡 石川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NOGUCHI KOSAN KK
Original Assignee
NOGUCHI KOSAN KK
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Filing date
Publication date
Application filed by NOGUCHI KOSAN KK filed Critical NOGUCHI KOSAN KK
Priority to JP22777393A priority Critical patent/JPH0742359A/ja
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 外壁仕上げ材の接合目地や窓,扉等のサッシ
を外壁に取付ける際に用いるシーリング材の接着部から
の漏水が多発するのを防止するための治具を提供する,
特にシーリング材の故障に最も多いプライマーの“塗布
むら”を無くするためのシール材接着用プライマー治具
を提供すること。 【構成】 プライマー容器1,プライマー供給孔2を有
する刷毛取付部3を傾斜させて備える該プライマー容器
のキャップ4及び該刷毛取付部に結合されプライマーの
供給を受ける回動可能な刷毛5から構成されるシール材
接着用プライマー治具。該プライマー供給孔をプライマ
ー容器内の底部隅部まで延長させるチューブ7をプライ
マー容器のキャップに取付けることが好ましく,また,
該チューブはその先端部8を偏平状に圧縮し角部に所定
開口に切断形成できる目印を備えることが好ましい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,外壁仕上げ材の接合目
地や窓,扉等のサッシを外壁に取付ける際に用いるシー
リング材の接着部からの漏水が多発するのを防止するた
めの治具に関し,特にシーリング材の故障に最も多いプ
ライマーの“塗布むら”を無くするためのシール材接着
用プライマー治具に関する。
【0002】
【従来の技術】新築間もない外壁仕上げ材の各接合目地
シーリング材が故障し,その部分からの漏水が多発して
いる。シーリング材の故障は,被着体との接着不良に起
因するもので幾つかの要因があるが,そのうちでもシー
リング材接着のためのプライマーの塗布不足,いわゆる
“塗布むら”が主原因になっていることが多い。プライ
マーの塗布作業は,作業者が片方の手にプライマー液の
入った容器を持ち,他方の手には刷毛を持って,プライ
マー液を刷毛にたっぷり付けて接着部にこれを盛り付け
るために押引する形で塗布している。このため刷毛を引
く際に部分的に刷毛がかすれていたり,プライマー液が
不足して均一に塗布されない状態で塗布むらが生じてい
る。また,これを防ぐために多量のプライマー液を刷毛
にたっぷり付けた場合には接着部から膨出してしまった
り,これがこぼれ落ちて仕上面を汚してしまうことが多
かった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】シーリング材を接着す
るためのプライマー塗布は前述の様に,片方に持った刷
毛にプライマー容器からプライマーを適量用意してシー
リングの接着面に刷毛を引くことで行っている。この刷
毛塗り作業は,“塗布むら”が無く,適量のプライマー
を接着面に塗布し,かつ仕上面への滴下を無くする様に
するにはかなりの熟練を要し,他の建設作業と同様に3
Kをさける世情の影響を受けて作業人口が大巾に少なく
なっており,その完全を期するためには多大のコストを
必要にしていた。このような状態で発生する,シーリン
グ部からの漏水の後仕舞は建設業にとって大きな問題に
なっており,その主要原因である“プライマーの塗布む
ら”防止は緊急の課題になっていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は,“プライマー
の塗布むら”を防止し,かつプライマー塗布を熟練工で
なくても簡単,確実に施工できる,プライマー容器,プ
ライマー供給孔を有する刷毛取付部を傾斜させて備える
該プライマー容器のキャップ及び該刷毛取付部に結合さ
れプライマーの供給を受ける回動可能な刷毛から構成さ
れるシール材接着用プライマー治具の提供をしようとす
るものである。本発明によるシール材接着用プライマー
治具は,さらにキャップのプライマー供給孔にプライマ
ー容器内の底部隅部まで延長させるチューブを取付け,
このチューブの先端部を偏平状に圧縮し角部に所定の開
口を切断形成できる表示を備えることもできる。
【0005】
【作用】本発明によるシール材接着用プライマー治具を
用いると,刷毛と一体の容器を任意に圧縮することでプ
ライマー容器から適量のプライマーが刷毛の部分に容易
に供給され,刷毛部では毛細管現象によって刷毛の全域
にプライマーが結果的に所定量供給され続け,これによ
って容量に対する一定の圧力と刷毛の引き速度で所定適
量のプライマーが確実に塗布される。また,プライマー
の塗布は,刷毛が回動できることから接着面の広さに合
わせて縦,横に刷毛の向きを変えることで適切に対処で
きる。さらに,刷毛の方向が特定されてもプライマー容
器内のチューブの先端部を常に底部隅部に向けることが
できるので,容器内のプライマーの最後の少量まで確実
に使い切ることができるものである。プライマーの塗布
が完了してプライマー容器を置くと刷,,毛取付部が上
方に傾斜していることから刷毛内及びプライマー供給孔
中の残留プライマーが自然にプライマー容器内に流下し
て刷毛や供給孔中で閉塞固化することがない。また,プ
ライマー容器の底部隅部にある少量のプライマーも塗布
時に容器が傾くことでチューブの先端から確実に取り出
されるし,さらにシール材の接着面が状況によってプラ
イマーの塗布量を変更したり,プライマーの粘度に合わ
せて調整する必要がある場合には,チューブの先端部に
ある表示に従って先端部を最適な大きさに切断開口する
ことで,プライマーの供給量を容易に変えることができ
る。
【0006】
【実施例】本発明の実施例を図面にもとづいて説明す
る。本発明によるプライマー治具は,第1図に示すよう
にプライマー容器1及び該プライマー容器1にねじ込ま
れたキャップ4及び該キャップに傾斜して備えられた刷
毛取付部3にねじ込まれた回動可能な刷毛5から構成さ
れている。キャップ4にはプライマー治具をセーフティ
コード等に引掛けるための鈎11が刷毛取付部3の反対
側に設けてある。刷毛取付部3の先端にはねじが切って
あり,刷毛5の柄10が接続してあるので,プライマー
の塗布の際に刷毛が落下することがない。刷毛取付部3
は,プライマー供給孔2を有し,キャップに対して20
゜近辺の傾斜を付けてあるので刷毛の塗布作業がし易
く,作業終了後にはプライマーが刷毛5,柄10内及び
キャップ4のプライマー供給孔2内に溜まらずにプライ
マー容器1に戻ってくるので固化して目詰まりを生ずる
ことがない。プライマー容器1は,柔らかいポリプロピ
レン製で,その表面は梨肌にしてあるから滑り難く軽く
握る程度でプライマーが刷毛に供給される。本発明によ
るプライマー治具は,上述のように構成されているの
で,シール材の接着面にプライマーを塗布する際には先
ず片手でプライマー容器を軽く握り込んでプライマーの
押し出しを行いながら刷毛のプライマー量を目視する。
次いで適量のプライマーが刷毛全体に浸出したことを確
認しながら接着面へのプライマーの塗布を行うが,塗布
面のプライマー状態を確かめながらプライマー容器の握
り方を種々に変えて塗布するのでプライマーの“塗布む
ら”が発生しない。
【0007】また,接着面の形状特に面積の大小に対応
して平刷毛の向きを適宜回転させて塗布作業を続けるこ
とができるので,最も適切なプライマーの塗布が刷毛の
塗布面積の選択で行なわれることになり,プライマーの
適量の供給と相まって,プライマーの塗布むらを完全に
防止することができる。第2図にキャップ及びプライマ
ー容器の断面が示されている。プライマー容器の底部は
中心が上げ底になっており,プライマーがドーナツ状に
なる部分12に溜まり,チューブ7の先端8が底部隅部
6のドーナツ状の部分に常に寄っているので,プライマ
ーが容器内に使い残されることがない。チューブ7はそ
の先端8が偏平状に圧縮して先細に造られている。プラ
イマー容器1からプライマーをシール材の接着部に適し
た量だけ供給するためとプライマーの粘度に合わせるた
めにはチューブの先端8に所定開口を切断形成する必要
があるので,先端8に目印9を表示しておき,プライマ
ー粘度の高さに合わせて濃いものは大口径のように対応
した大きさに形成できるようにしてある。第3図には容
器,キャップ,刷毛及び柄の分解状態を示しているが,
柄10のキャップ取付側はねじによって取付けられる
が,柄部分はキャップ13の中に柄の鍔14が回動可能
に遊嵌してある。これによって柄の先端に固定された平
刷毛5の短辺側の位置を自由に変更することができ刷毛
の握りを変えることも刷毛を持つ腕をねじることをしな
くともシール材の接着部の形状に合わせて刷毛を対応さ
せることができ,最も適した刷毛の処置でプライマーを
塗布することができる。また,刷毛の方向が特定されて
もプライマー容器内のチューブ7の先端部8を常に底部
隅部6に向けることができるから容器内のプライマーを
最後の少量まで使い切ることができる。刷毛5は柄10
の先端に取付けられている。刷毛の基礎部15は毛16
とパイプ17とがエポキシ樹脂で固定され,全体を金具
18で覆われている。パイプ17は毛16の中間部分ま
で突出してあり,パイプ17から出たプライマーは一旦
毛の根本に溜まってから毛細管現象により,刷毛の全域
に均等に浸出して行く。刷毛5,柄10及び刷毛取付部
3のプライマー供給孔の中からは作業終了後プライマー
が流下してプライマー容器内に滴下して内部に溜まるこ
とがないが,刷毛の固化を防止するためには,刷毛5を
キャップ4の刷毛取付部3から取外してシンナー等の溶
剤で刷毛を洗浄しておくことが望ましいと言える。
【0008】
【発明の効果】本発明によるシール材接着用プライマー
治具は,プライマー容器,プライマー供給孔を有する刷
毛取付部を傾斜させて備える該プライマー容器のキャッ
プ及び該刷毛取付部に結合されプライマーの供給を受け
る回動可能な刷毛から構成されるシール材接着用プライ
マー治具のように構成しているので以下の効果が得られ
る。 シーリング品質の確保 プライマーを均一に塗布することが可能となったため,
接着不良によるシーリングの故障が防止できる。 仕上面の汚染防止 従来は容器缶内のプライマー液を刷毛に付けて,目地に
塗布する際にプライマー液が仕上げ面に垂れて汚染する
ことがあったが,プライマー液入れ容器と刷毛が一体化
されたため,垂れによる汚染が防止できる。 危険作業の解消 従来は高所な足場(ゴンドラも含む)で両手でプライマ
ー塗布の作業をしていたが,片手で作業ができるため,
安全の向上につながる。 作業能率の向上 プライマー液を刷毛に付ける作業が削減できるため大幅
に作業時間が短縮されるし,刷毛の処理が特定されても
プライマー容器内のチューブ先端を底部隅部に常に向け
られるので,プライマーの少量まで使い切ることができ
る。 刷毛の取り扱いの容易性 プライマー容器と平刷毛の短辺の位置は任意に変えるこ
とができるので,簡単な刷毛の引きを行ってもシール材
の接着部の形成に最も合致した刷毛の処置ができる。 刷毛の固化防止 刷毛及び柄,キャップ内に残留するプライマーの流下に
よってプライマー供給孔等のプライマーが固化すること
がない。 刷毛への確実なプライマー供給 プライマーの種類,シール材,接着面に合致したプライ
マーの粘度,シール材接着面に合致したプライマーの供
給量を確立するためにチューブの偏平に圧縮した先端に
目印を設けてあるので,最適な開口を任意に形成するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は,本発明によるシール材接着用プライマー治具
の全体を示す斜視図。 第2図は,プライマー治具におけるキャップ,刷毛及び
プライマー容器の断面図。 第3図は,プライマー治具における容器,キャップ,刷
毛及び柄の分解図。 1 プライマー容器 2 プライマー供給
孔 3 刷毛取付部 4 プライマー容器
のキャップ 5 刷毛 6 プライマー容器
内の底部隅部 7 チューブ 8 チューブ先端 9 目印 10 刷毛の柄

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】プライマー容器,プライマー供給孔を有す
    る刷毛取付部を傾斜させて備える該プライマー容器のキ
    ャップ及び該刷毛取付部に結合されプライマーの供給を
    受ける回動可能な刷毛から構成されるシール材接着用プ
    ライマー治具。
  2. 【請求項2】 該プライマー供給孔をプライマー容器内
    の底部隅部まで延長させるチューブをプライマー容器の
    キャップに取付けることを特徴とする特許請求の範囲第
    1項に記載のシール材接着用プライマー治具。
  3. 【請求項3】 該チューブはその先端部を偏平状に圧縮
    し角部に所定開口に切断形成できる目印を備えることを
    特徴とする特許請求の範囲第1,2項に記載のシール材
    接着用プライマー治具。
JP22777393A 1993-07-30 1993-07-30 シール材接着用プライマー治具 Pending JPH0742359A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22777393A JPH0742359A (ja) 1993-07-30 1993-07-30 シール材接着用プライマー治具

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JP22777393A JPH0742359A (ja) 1993-07-30 1993-07-30 シール材接着用プライマー治具

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0742359A true JPH0742359A (ja) 1995-02-10

Family

ID=16866161

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP22777393A Pending JPH0742359A (ja) 1993-07-30 1993-07-30 シール材接着用プライマー治具

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JP (1) JPH0742359A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010031542A (ja) * 2008-07-29 2010-02-12 Sekisui Fuller Co Ltd 外壁の補修方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010031542A (ja) * 2008-07-29 2010-02-12 Sekisui Fuller Co Ltd 外壁の補修方法

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