JP2010031411A - 波状ヘム付き編地 - Google Patents

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Abstract

【課題】 インナー衣料として着用したときに、単位編地の端線がアウター衣料から目立ちにくく、かつ、前記端線の形状につき、その自由度が高く意匠性に極めて優れるとともに、その形状安定性も高い、波状ヘム付き編地を提供する。
【解決手段】 本発明にかかる波状ヘム付き編地は、単位編地の端線が波状となっている波状ヘム付き編地であって、複数ウェールにわたって大きく蛇行しながら挿入されている仕掛け弾性糸の収縮に追随することにより、前記端線の波状が形成されていることを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、単位編地の端線が波状となっている波状ヘム付き編地に関する。
編地は、通常、各種衣料に必要な所定の幅を有する単位編地が連結して編成されており、編成後に、各単位編地に分離されるが、このとき、単に連結部を刃物やレーザーでカットする方法では、解れ(ほつれ)が生じやすい問題があるため、従来、当て布や別生地の縫い合わせにより前記解れを防止していた。この当て布や別生地の縫い合わせは、アウター衣料から目立ちやすいという問題がある。
そこで、単位編地間に抜き糸を設けるとともに、各単位編地と抜き糸を連結する弾性連結組織を設けるようにし、抜き糸を抜き去ったときに弾性連結組織が各単位編地に引き込まれるようにすることで、単位編地ごとに分離するようにし、当て布や別生地の縫い合わせを行うことなく解れを防止する方法も知られている。
また、最近では、前記抜き糸による単位編地の分離によるヘムの形成に際して、単位編地の端線を波状にして、意匠性を高める試みがなされている。
例えば、非弾性糸および/または弾性糸の振りの異なる組織を交互に形成された波形ヘム部と、身生地部を有する編地が知られており、この技術によれば、縫い目のごろつきがなく、良好な着用感を有するとともに、審美性に優れる波形ヘム部を有する編地が得られるとされている(特許文献1参照)。
特開2004−68224号公報
しかし、上記特許文献1に記載の如き従来技術においては、単位編地の端線において編組織を変化させ、振りの異なる組織を交互に形成することにより、波状を形成しており、形状の自由度が低いものであった。具体的には、前記端線における編組織の変化では、波状に大小を設けたり、湾曲形状以外の形状(例えば、台形状など)を形成したりすることは困難であった。また、その形態安定性も十分とは言い難かった。
そこで、本発明が解決しようとする課題は、インナー衣料として着用したときにアウター衣料から単位編地の端線が目立ちにくく、着用感にも優れ、かつ、自由度の高い波状を形成することで意匠性に極めて優れ、その形態安定性も高い波状ヘム付き編地を提供することである。
本発明者は、上記課題を解決するべく鋭意検討を行った。そして、インナー衣料として着用したときにアウター衣料から単位編地の端線が目立ちにくい編地を得るべく試行錯誤を行った結果、前記端線が波状に形成されていると、直線状の場合に比べて、アウター衣料から目立ちにくくなることを見出すとともに、この波状を形成する手法として、複数ウェールにわたって大きく蛇行しながら挿入されている仕掛け弾性糸の収縮に追随させることで、容易にかつ高い自由度で形態安定性の高い波状を生じさせることができることを見出し、それを確認して、本発明を完成した。
すなわち、本発明にかかる波状ヘム付き編地は、単位編地の端線が波状となっている波状ヘム付き編地であって、複数ウェールにわたって大きく蛇行しながら挿入されている仕掛け弾性糸の収縮に追随することにより、前記端線の波状が形成されていることを特徴とする。
本発明にかかる波状ヘム付き編地は、インナー衣料として着用したときのアウター衣料への影響を見るとき、単位編地の端線が波状となっていることにより、直線形状のようにはっきりと形が表われないという利点がある。また、単位編地の端線の波状を、編成糸の振り幅によってではなく、大きく蛇行する仕掛け弾性糸の収縮に追随させることによって形成しているので、前記波状を容易にかつ高い自由度で生じさせることができるとともに、その形態安定性も高い。
以下、本発明にかかる波状ヘム付き編地について具体的に説明する。ただし、本発明の範囲はこれらの説明に拘束されることなく、以下の例示以外についても、本発明の趣旨を損なわない範囲で適宜変更実施し得る。
〔波状ヘム付き編地〕
本発明にかかる波状ヘム付き編地は、複数ウェールにわたって大きく蛇行しながら挿入されている仕掛け弾性糸の収縮に追随することにより、前記端線の波状が形成されている。
さらに、仕掛け弾性糸により波状となっているパワー切替部をも有していてよい。このようにして、パワー切替部においても、その形状を波状とすることによって、アウター衣料から目立ちにくくすることができるとともに、意匠性、形態安定性を高めることができる。
なお、本発明においては、編地の各用途に対応する適切なパワーを有し、かつ、編地の基本的な地組織となる領域を非パワー切替部と称し、非パワー切替部に対して相対的にパワーを強くしたり弱くしたりした領域をパワー切替部と称している。
本発明にかかる編地は、例えば、図1に示す実施形態では、両側の単位編地10が抜き糸20と弾性連結組織30を介して連結されており、単位編地10には、非パワー切替部11、パワー切替部12が設けられるとともに、大きく蛇行する仕掛け弾性糸13が挿入されている。前記仕掛け弾性糸13の収縮に追随して、単位編地の端線14が波状となっている様子が示されている。
図1に示す例では、単位編地の端線14から連設してパワー切替部12aが設けられている。このパワー切替部12aを設けておくことにより、単位編地の端線14付近における生地の安定性を向上させることができ、フィット感を付与するなど、編地の用途に応じた特性を付与することができる。例えば、前記パワー切替部12aの幅を1〜7cmとすることができ、そのパワーを非パワー切替部に対して3倍以内あるいは1/3倍以上としたり、または、1/3倍以上3倍以内の範囲で段階的に変化させたりすることができる。
なお、本発明において「パワー」とは、以下の測定方法により得られる値とする。
2.5cm×16.0cmの試験片を、タテ、ヨコ方向にそれぞれ採取して、これらの試験片を、上部つかみ2.5cm、下部つかみ3.5cm、つかみ間隔10.0cmとして、定速伸長型引張試験機に取り付け、30±2cm/minの速度で機械を操作し、3回繰り返し引っ張り、3回目の伸長時において、伸度80%まで引っ張るのに要する荷重をパワー(g)とした。
次に、図1に示す例では、さらに、パワー切替部12bが単位編地の端線14から離れた位置(単位編地10の内部)にも設けられている。このパワー切替部12bは、編地に対して、ヒップアップなどの体型補正機能などを付与する働きがある。
また、図1に示す例では、仕掛け弾性糸13が、端線14に隣接する位置のみならず、パワー切替部12a、12b中にも挿入されている。このように、仕掛け弾性糸13は、端線14に隣接する位置のほかに、波状を形成したい所望の位置に挿入して良く、パワー切替部12a、12bの全範囲にわたって仕掛け弾性糸13が挿入されている図1の実施形態によれば、パワー切替部12a、12bの全範囲にわたって均質に波状を形成したり、段階的に波状を緩めたりといった制御が可能となる。ただし、本発明はこの形態に限らず、例えば、仕掛け弾性糸13がパワー切替部12a,12bから境界線15a、15bを超えて非パワー切替部11にまで拡がって挿入されていてもよいし、非パワー切替部の内部のみに挿入されていてもよい。
このように、本発明にかかる編地における前記波状は、単位編地の端線14に必須に適用されるが、これに限らず、前記端線14と連設するパワー切替部12aや身生地内部のパワー切替部12bなどに適用することもできる。本発明にかかる波状ヘム付き編地において、単位編地の端線14以外を波状にするか否かは任意であり、目的に応じて決定すれば良い。
図1に示す分離前の編地においては、弾性連結組織30が抜き糸20とその両側の単位編地の端線14を連結している。1つの抜き糸20に対しては、その両側の単位編地10との間にそれぞれ弾性連結組織30を配置しておく。このとき、両方の弾性連結組織30は、互いに独立した組織であって、抜き糸20を解いたときに、それぞれの弾性連結組織30が両側の単位編地10に分かれて引き寄せられるような編成組織を採用する。
非パワー切替部11やパワー切替部12は、各衣類に適した編組織を採用することができ、通常の編地と共通する技術が適用できる。具体的には、非パワー切替部11においては、非弾性糸による編成組織に、弾性糸による編成組織を組み合わせることにより伸縮性を付与するとともに、パワー切替部12においては、前記弾性糸の繊度を変えたり、さらに別の弾性糸を組み合わせたりすることでパワーを切り替えることができ、これらの編成組織としては、従来公知のもの、例えば、ハーフ、サテン、メッシュ調などのトリコット組織、また、パワーネット、6コースサテンネット、ツインパワー、その他メッシュ調などのラッセル組織、さらに、4枚筬またはそれ以上の多枚筬による組織などが使用できる。
上記非パワー切替部11やパワー切替部12における地組織に使用される非弾性糸の太さとしては、例えば、17〜78dtexが好ましく、22〜44dtexがより好ましい。弾性糸の太さとしては、33〜480texが好ましく、44〜310dtexが好ましい。非パワー切替部11とパワー切替部12とで弾性糸の太さを変化させる場合には、その差を1/3以上3倍以内とすることが好ましい。
抜き糸20と弾性連結組織30も、通常採用されているもので良い。これらは、図1では1箇所にしか示されていないが、通常、単位編地の用途などに応じた所望の間隔で複数設けられる。
抜き糸20や、単位編地の端線14を構成する編成組織としては、例えば、01/10//、10/10//などの繰り返し単位を有する編成組織が採用できる。
抜き糸20は、通常、非弾性糸からなり、その太さとしては、例えば、33〜200dtexが好ましい。
また、前記端線14を形成する糸も、通常、非弾性糸からなり、その太さとしては、例えば、15〜55dtexが好ましい。
弾性連結組織30としては、通常の分離構造を有する編地と同様の構造が採用できる。例えば、両単位編地10と抜き糸20とを数コース毎に移行するように挿入された組織が採用できる。前記弾性連結組織30として、具体的には、例えば、22/00/22/11/33/11//、33/22/33/00/11/00//などの繰り返し単位を有する編成組織が採用できる。
弾性連結組織30は、弾性糸で編成しておくことによって、編地の分離時に抜き糸部を連結していた部分が、両側の単位編地10へとスムーズに引き寄せられることになる。弾性糸の太さとしては、例えば、88〜560dtexが好ましい。
前記した編地には、目的に応じて、例えば、非弾性糸あるいは弾性糸による柄や模様となる編成組織を組み合わせることができる。
〔仕掛け弾性糸〕
次に、本発明にかかる波状ヘム付き編地において必須に用いられる、複数ウェールにわたって大きく蛇行しながら挿入されている仕掛け弾性糸13について詳述する。
図2は、編地中の前記仕掛け弾性糸13の挿入されている個所を拡大したものであり、編成直後で仕掛け弾性糸13の収縮が行われていない点で図1に示す編地と異なる。
前記仕掛け弾性糸13は、単位編地の端線14に対して複数ウェールにわたって接近または離反するように振られて挿入されている形態が好ましく例示できる。前記「複数ウェールにわたって」とは、同一ウェール上で振られる場合を含まないという意味である。
前記端線14は、前記仕掛け弾性糸13の収縮に追随することにより波状となるものであることから、前記仕掛け弾性糸13は、前記波状を生じさせるに足る充分な収縮力を有することが好ましい。
前記仕掛け弾性糸13は1本に限らず、複数本使用されても良い。図2においては、15本の仕掛け弾性糸(5本の仕掛け弾性糸が3組)がウェールごとに離れて挿入されている。
充分な収縮力を得るためには、例えば、前記仕掛け弾性糸13として、1本または複数本が帯状にまたは引き揃えて挿入される仕掛け弾性糸を用い、前記仕掛け弾性糸13の1本の太さまたは複数本合計の太さを117dtex以上とすることが好ましい。より好ましくは260dtex以上であり、さらに好ましくは780dtexである。このように、仕掛け弾性糸の本数や繊度を適宜に設定することで、仕掛け弾性糸13に充分な収縮性を付与することができる。
前記仕掛け弾性糸13は、前記端線14への最接近部では、該仕掛け弾性糸13と前記端線14との間隔aが1〜10ウェールの範囲となるまで接近するものであることが好ましい。1ウェール以上の間隔があれば仕掛け弾性糸が端線を形成する糸と重なってしまうことが避けられ、10ウェール以内の間隔であれば仕掛け弾性糸13の収縮に追随することによる端線14の波状の形成が充分に行われて優れた外観が得られるからである。1〜5ウェールの範囲がより好ましい。
前記仕掛け弾性糸13は、前記端線14への最離反部では、該仕掛け弾性糸13と前記端線14との間隔bが15〜56ウェールの範囲となるまで離反するものであることが好ましい。15ウェール以上の間隔であれば仕掛け弾性糸13の収縮に追随することによる波状の形成が充分に行われて優れた外観が得られるからであり、56ウェール以下の間隔であれば仕掛け弾性糸13の収縮力を端線14に充分に伝えることができるからである。
前記仕掛け弾性糸13は、最接近部と最離反部の隣り合う間隔が、最も間隔の狭いところで、6コース以上であることが好ましい。図2では、最接近部と最離反部の隣り合う間隔とは、間隔c、間隔d、間隔eなどのことであり、これらの間隔のうち、最も間隔の狭いところでの間隔が6コース以上であるものが好ましい。前記間隔は、波状の種類、商品用途などを考慮して適宜決定すれば良いが、最接近部と最離反部の隣り合う間隔が狭すぎると、波状が小さくなりすぎてアウター衣料から目立ちやすくなったりメクレが発生したりするおそれがあり、また、逆向きの力が接近しすぎており、互いに影響を及ぼし、力が相殺してしまうことで、端線14の波状が仕掛け弾性糸13の蛇行に比して小さくなりすぎたり、不揃いとなったりするおそれがある。40〜120コースがより好ましい。
なお、上述のように、本発明では、仕掛け弾性糸13が、複数ウェールにわたって大きく蛇行しながら挿入されているので、同一ウェール上で振られて挿入される場合は前記大きな蛇行には含まれない。そのため、最接近部、最離反部が、同一ウェール上で複数コースにわたって形成されることがあるが、このときの最接近部と最離反部の隣り合う間隔は、次のようにして求められる値とする。すなわち、最接近部、最離反部が複数コースにわたる場合は、その中央のコースを基準に間隔を求める。具体的には、奇数2n+1(nは0以上の整数。以下、同様)のコースにわたる場合は、n+1コース目を基準とする。偶数2nのコースにわたる場合は、中央にコースが存在しないので、1コースを0.5コース毎に分割して架空のコースを想定し、n+0.5コース目を基準とする。簡単な例を示すと、図3に示す最接近部と最離反部の間隔は、(a)においては23コース、(b)においては21コース、(c)においては12.5コースである。
前記仕掛け弾性糸13は、図3に示すように、前記大きな蛇行の中に小さな蛇行を有し、この小さな蛇行の1回の振り幅が3ウェール以内であり、コース飛び数が3コース以内であるものが好ましい。このように、小さな振り幅で、かつ、コース飛び数のあまり大きくない動きであれば、仕掛け弾性糸13の収縮によって端線14を追随させる力が充分に生じるからである。前記1回の振り幅は2ウェール以内の範囲がより好ましく、1ウェールの振り幅および2ウェールの振り幅の組み合わせが特に好ましい。前記コース飛び数は1〜2コースがより好ましく、1コースが特に好ましい。
以上では、単位編地の端線14との関係において仕掛け弾性糸13を説明したが、所望のウェールとの関係において同様に仕掛け弾性糸13を配置することにより、所望のウェールを波状に変形させることができる。これにより、例えば、波状のパワー切替部を形成させることもできるのである。
〔波状の具体例〕
図4〜8は、仕掛け弾性糸13の大きな蛇行に応じて、端線の波状がいかに形成されるかを、様々な形状を例にとって模式的に表したものである。
図4〜8は、単位編地の端線14が波状となっている例を示すものであるが、簡単のために、抜き糸20および弾性連結組織30の図示を省略している。
図4は湾曲形状を採用したもので、各弧が全て同一の大きさである例を表している。
図4(a)は仕掛け弾性糸13が収縮する前の状態であり、図4(a)に矢印で示す方向に仕掛け弾性糸13の各部が伸縮することで、図4(b)の状態になる。図4(b)では、仕掛け弾性糸13の収縮に追随して端線14も湾曲状に変形されている。図4(b)に示す状態から抜き糸を抜き去れば、図4(c)に示す状態となり、端線14が湾曲状となっている波状ヘム付き編地の単位編地10が得られる。これらのことは、図5〜8における(a)〜(c)についても共通することであるので、以下ではそれらの説明を省略する。
図5は図4と同様に波状として湾曲形状を採用したものであるが、弧の大きさに変化を持たせている点で異なる。図5では大小の異なる弧を交互に配置しているが、その配置は適宜変更することが可能である。
図6は波状として台形状を採用したものである。上記湾曲形状と異なり、角度を持って屈曲している。このように角度を有する形状では、実際には、変形後にやや丸みを帯びる傾向にある。後述の図7,8に示す形態においても同様である。
図7は波状として三角形状を採用したものである。斜辺の長さに変化を持たせることで、独特な外観を呈している。
図8は波状として台形状と三角形状の組み合わせを採用したもので、図8における右側の単位編地では三角形状が一定間隔おきに突出するよう形成された波状ヘムが形成され、図8における左側の単位編地では台形形状が一定間隔おきに突出するよう形成された波状ヘムが形成される。
本発明にかかる波状ヘム付き編地における波状としては、例えば、上記湾曲形状、台形状、三角形状を相互に組み合わせたり、弧の曲率を様々に変えたり、というように様々な形状を例示することができ、極めて自由度が高い。
なお、図4〜8では、抜き糸20を挟む2つの端線14のうち、両側の端線14に対して接近または離反する仕掛け弾性糸13が図示されているが、片側だけであってもよい。ただし、両側の端線14に対して接近または離反する仕掛け弾性糸13を挿入する図4〜8に示す形態のほうが、両側で仕掛け弾性糸13の収縮力が作用するので、左右からバランス良く力が作用する点で好ましい。
また、図4〜8には、端線14に対して接近または離反する仕掛け弾性糸13は、左右に1箇所ずつしか図示されていないが、同様の仕掛け弾性糸が隣接するウェールに複数挿入されていても良い。仕掛け弾性糸を複数配置することで、収縮力が増し、波状の形成も良好となるとともに、形態安定性にも優れたものとなる。また、端線14から離れるにつれて段階的に蛇行を緩めることで、波状を徐々に緩めることができるという利点もある。前記のそれぞれの箇所において複数本の仕掛け弾性糸が挿入されていても良いことは前述のとおりである。
図4〜8では単位編地の端線14が波状となっている例を示したが、端線14以外の変形も同様になされる。その説明は上記と重複するため省略する。
〔編成糸〕
上記本発明にかかる波状ヘム付き編地に使用される編成糸としては、従来公知のものを用いることができる。編成糸は、非弾性糸と弾性糸に分けることができる。
本発明にかかる波状ヘム付き編地に使用される非弾性糸は、基本的には通常の編地と同様の糸材料が使用できる。
非弾性糸は、全く弾性の無い糸だけではなく、弾性糸に比べて弾性あるいは伸縮性の少ない糸であればよい。具体的には、本明細書において、非弾性糸とは、伸度100%未満の糸を意味する。好ましくは、伸度60%未満の糸である。
綿などの天然繊維、ナイロンなどの合成繊維、さらには半合成繊維や再生繊維なども使用できる。これらの繊維からなるフィラメント糸、紡績糸、交撚糸などの何れの形態でもよい。
非弾性糸の太さは、使用する目的に応じて適宜設定すれば良く、各目的における具体的な好適範囲は、上述したとおりである。基本的には、編地の表面に弾性糸が露出しないように覆い隠せる程度の太さを有することが好ましい。その上で、出来るだけ細くて強度を有していれば、薄地の編地を製造し易くなる。非弾性糸が太過ぎると、生地の伸縮性が悪くなり、表面質感や肌触りも悪くなり、ホツレも生じ易くなる。
本発明にかかる波状ヘム付き編地に使用される弾性糸は、基本的には通常の編地と同様の糸材料が使用できる。
弾性糸の材料は、通常の編地で使用されている弾性糸と同様のものが採用できる。例えば、ポリウレタン弾性糸が使用できる。スパンデックスとして知られる高弾性ポリウレタン糸が使用できる。弾性糸に非弾性糸を被覆した被覆弾性糸も使用できる。
弾性糸としては、伸度200%以上のものが使用できる。好ましくは、伸度400%以上である。
弾性糸の太さは、使用する目的に応じて適宜設定すれば良く、各目的における具体的な好適範囲は、上述したとおりである。基本的には、弾性糸が太いほど、伸縮性は強くなるが、弾性糸が太過ぎると、生地が分厚くなったり外観品質が低下したりする。
〔波状ヘム付き編地の製造〕
編成は、基本的には、通常の編地と共通する編成装置および編成方法が適用できる。
編機としては、トリコット編機、ラッセル編機、さらにはジャガード機構付き編機などが使用できる。
編成された編地は、セット加工や精練処理、染色処理などの、通常の編地に行われている処理工程を経て、編地製品となる。
特に、セット加工により、弾性糸が、糸同士の交差部分や編目部分で熱融着を起こして接合されることで、引き裂きに対する抵抗性が高まり、破裂強度が向上する。セット加工の処理条件は、使用する非弾性糸および弾性糸の種類や特性によっても異なるが、通常、180〜195℃の熱セット加工が採用される。
〔用途〕
通常の編地が使用される用途に使用できる。特に、外観性や着用感の良い編地が必要とされる各種の衣料品などに好適である。生地の端線やパワー切替部がアウター衣料から認識されにくいので、ファンデーション衣料などのインナー衣料に特に好適である。
以下では、本発明にかかる編地として、図1に示す編地を実際に作成し、これを実施例として、具体的に説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
編成装置としては、カールマイヤー社製のRSE6ELを用いた。
図9、図10は編地の単位編地10と抜き糸20と弾性連結組織30を構成する各糸の個別の編成組織を模式的に示している。
図9は、地組織を構成する編成組織A〜Cと、抜き糸20および抜き糸の左右に形成される単位編地の端線14を構成する編成組織Xと、抜き糸20と端線14とを連結する弾性連結組織30の編成組織Yを示し、図10は、複数ウェールにわたって大きく蛇行しながら挿入されている仕掛け弾性糸13による編成組織Zを示している。
各編成組織A〜C、X〜Zは下記の糸使いで編成した。
筬〔G1〕
(編成組織A):ナイロン33−26−2M94(東レ社製)
筬〔G2〕
(編成組織B):ナイロン33−26−2M94(東レ社製)
筬〔G3〕
(編成組織X)
抜き糸:ナイロン66、56//2T−17セミダル(東レ社製)
単位編地の端線:ナイロン66、ウーリー33T−26セミダル(東レ社製)
筬〔G4〕
(編成組織C)
非パワー切替部:ライクラ156−127C(オペロンテックス社製)
パワー切替部:ライクラ156−127C(2本持1本持の繰返し)(オペロン テックス社製)
(編成組織Y):ライクラ156−127C(オペロンテックス社製)
筬〔G5〕、筬〔G6〕
(編成組織Z):ライクラ117−127C//2(2本引き揃え)(オペロンテ ックス社製)
編成組織Aは編成装置の第1の筬〔G1〕で編成される非弾性糸の組織であり、編成組織Bは第2の筬〔G2〕で編成される非弾性糸の組織である。編成組織A,Bはハーフセットで編成される。
編成組織Cは第4の筬〔G4〕で編成される弾性糸の組織である。
編成組織Xは第3の筬〔G3〕で編成される非弾性糸の組織である。
編成組織Yは第4の筬〔G4〕で編成される弾性糸の組織である。
編成組織Zは第5の筬〔G5〕、第6の筬〔G6〕で編成される仕掛け弾性糸の組織である。
図9において、筬〔G1〕で編成される非弾性糸の編成組織A、筬〔G2〕で編成される非弾性糸の編成組織Bは、いずれも、12/21/12/10/01/10//の繰り返し単位からなる。
筬〔G3〕で編成される非弾性糸の編成組織Xは10/01//の繰り返し単位からなる。
筬〔G4〕で編成される弾性糸の編成組織Cおよび編成組織Yは22/11/33/11/22/00//の繰り返し単位からなる。
筬〔G5〕、筬〔G6〕で編成される仕掛け弾性糸の編成組織Zは、引き揃えられた2本の仕掛け弾性糸が隣接して9箇所に帯状に糸通しされてなる(合計18本)ものである。編成組織Zを構成する仕掛け弾性糸の動きは図2に示すとおりであり、図10は、図2に示す仕掛け弾性糸の動きの一部を詳細に図示したものである。この編成組織Zにおいて、筬〔G6〕で編成される仕掛け弾性糸は、筬〔G5〕で編成される仕掛け弾性糸とは間隔を空けて編成されており、その間隔は11ウェールである。そして、筬〔G5〕の仕掛け弾性糸と〔G6〕の仕掛け弾性糸とは、それぞれ、図10から分かるように、1ウェールまたは2ウェールの振り幅で小さく蛇行しながら、全体としても大きく蛇行している。
図2において、前記編成組織Zを構成する仕掛け弾性糸13と前記端線14との位置関係は、間隔aが3ウェール、間隔bが27ウェール、間隔c〜eなどに対応する間隔のうち最も狭いところが105コースであった。
以上のようにして形成された波状ヘム付き編地で作成した衣類は、意匠性に優れ、アウター衣料から単位編地の端線が目立たないものであった。また、波状のパワー切替部についても、所望のパワーを有しながら、アウター衣料からは目立ちにくいものであった。
本発明の波状ヘム付き編地は、例えば、パンツ、ガードル、ブラジャー、ショーツ、ストッキングなどのインナー衣料の素材として好適に利用できる。生地の端線やパワー切替部などが外観的に目立ち難いファッション性の高いインナー衣料を提供することができる。
本発明の波状ヘム付き編地の全体概略図 本発明の波状ヘム付き編地の部分拡大図 最接近部と最離反部の隣り合う間隔を求める際の参考図 本発明の波状ヘム付き編地の波状の一例 本発明の波状ヘム付き編地の波状の一例 本発明の波状ヘム付き編地の波状の一例 本発明の波状ヘム付き編地の波状の一例 本発明の波状ヘム付き編地の波状の一例 実施例の編地を構成する仕掛け弾性糸13以外の各編成糸の編成組織図 実施例の編地に挿入される仕掛け弾性糸13の編成組織図
符号の説明
10 単位編地
11 パワー切替部
12 非パワー切替部
13 大きく蛇行する仕掛け弾性糸
14 単位編地の端線
15 パワー切替部と非パワー切替部の境界線
20 抜き糸
30 弾性連結組織
G1〜G6 筬
A〜C、X〜Z 編成組織

Claims (12)

  1. 単位編地の端線が波状となっている波状ヘム付き編地であって、複数ウェールにわたって大きく蛇行しながら挿入されている仕掛け弾性糸の収縮に追随することにより、前記端線の波状が形成されていることを特徴とする、波状ヘム付き編地。
  2. 前記仕掛け弾性糸が複数本、ウェールごとに離れて挿入されている、請求項1に記載の波状ヘム付き編地。
  3. 前記仕掛け弾性糸は、前記大きな蛇行の中に小さな蛇行を有し、この小さな蛇行の1回の振り幅が3ウェール以内であり、コース飛び数が3コース以内である、請求項1または2に記載の波状ヘム付き編地。
  4. 前記仕掛け弾性糸が、1本または複数本が帯状にまたは引き揃えて挿入される前記弾性糸の、1本の太さまたは複数本合計の太さが260dtex以上である、請求項1から3までのいずれかに記載の波状ヘム付き編地。
  5. 隣り合う単位編地の端線が抜き糸を介して連結されてなる、請求項1から4までのいずれかに記載の波状ヘム付き編地。
  6. 前記仕掛け弾性糸は、前記端線への接近ごとの最接近部では、前記最接近部における該弾性糸と前記端線との間隔が1〜10ウェールの範囲となるまで接近している、請求項1から5までのいずれかに記載の波状ヘム付き編地。
  7. 前記仕掛け弾性糸は、前記端線への離反ごとの最離反部では、前記最離反部における該弾性糸と前記端線との間隔が15〜56ウェールの範囲となるまで離反している、請求項1から6までのいずれかに記載の波状ヘム付き編地。
  8. 前記仕掛け弾性糸は、最接近部と最離反部の隣り合う間隔が、最も間隔の狭いところで、6コース以上である、請求項1から7までのいずれかに記載の波状ヘム付き編地。
  9. 単位編地内に、前記仕掛け弾性糸により波状となっているパワー切替部をも有する、請求項1から8までのいずれかに記載の波状ヘム付き編地。
  10. 前記パワー切替部の少なくとも一部が、単位編地の端線と連設し、その幅が1〜7cmであり、前記端線と連設するパワー切替部のパワーが非パワー切替部に対して3倍以内である、請求項9に記載の波状ヘム付き編地。
  11. 前記パワー切替部の少なくとも一部が、単位編地の端線と連設し、その幅が1〜7cmであり、前記端線と連設するパワー切替部のパワーが非パワー切替部に対して1/3倍以上である、請求項9に記載の波状ヘム付き編地。
  12. 前記パワー切替部の少なくとも一部が、単位編地の端線と連設し、その幅が1〜7cmであり、前記端線と連設するパワー切替部のパワーが非パワー切替部に対して1/3倍以上3倍以内の範囲で段階的に変化している、請求項9に記載の波状ヘム付き編地。
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