JP2010031043A - ガンの治療 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、アプリジン、またはアプリジン類似体である関連化合物を使用する、ガンの治療に関する。
【解決手段】カルニチン及び他の筋肉保護剤は、アプリジン及びアプリジン類似体の副作用の防止に有用である。
【選択図】なし

Description

本発明は、アプリジン、またはアプリジン類似体である関連化合物を使用する、ガンの治療に関する。
ガンは、二つのカテゴリーに分類できる悪性新生物の群を含み、一方は病院で観察される大多数の場合を含む癌腫であり、もう一方は白血病、リンパ腫、中枢神経系腫瘍、及び肉腫を含む他の比較的少ないガンである。癌腫は、上皮組織にその起源を有する一方で、肉腫は、結合組織、及び中胚葉組織にその起源を有する構造物から発達する。肉腫は、例えば筋肉または骨に影響することができ、骨、膀胱、腎臓、肝臓、肺、耳下腺、または脾臓で生じ得る。
ガンは侵襲性であり、新たな部位に転移する傾向を有する。それは周辺組織に直接広がり、リンパ系及び循環系を通じて転移するであろう。手術、及び局所的疾患に対する放射線、及び薬剤を含むガンに対する多くの治療が利用可能である。しかしながら、多くのガンのタイプに対する利用可能な治療の効力は制限され、臨床上の利益を示す新規な改良された形態の治療が必要とされている。これは特に、進行性及び/または転移性疾患の有する患者に対して当てはまる。さらに、確立された治療で以前に治療された後に、進行性の疾患を再発している患者にも当てはまり、その患者では、同じ治療でのさらなる治療は、耐性の獲得のため、または関連する毒性による治療薬の投与の制限のためほとんど有効ではない。
化学療法は、遠位の転移を有する進行性のガンの治療に対して必要とされ、手術の前の腫瘍の減少のためしばしば有用であるために、ガンの治療において重要な役割を果たしており、多くの抗ガン剤が、各種の作用機序に基づいて開発されている。
アプリジンとして既知であるデヒドロジデミンBは、WO 91/04985の主題である。それはジデミンとして既知の化合物に関連し、以下の構造を有する:
アプリジンに関するさらなる情報は、例えば以下の文献に見出される:
[参考文献1]
臨床前の研究では、アプリジンは、二つの上皮様細胞系、CT−1及びCT−2、並びにヒト大腸ガン細胞系、HT−29に対して投与量依存的な細胞毒性活性を有していた。ほとんどの増殖系、CT−2は、アプリジンに対して最も感受性であった。前記化合物は、全ての三種の細胞系においてオルニチンデカルボキシラーゼ活性を減少した(Lobo C, Garcia-Pozo SG等, Effect of dehydrodidemnin B on human colon carcinoma cell lines. Anticancer Research. 17: 333-336, Jan-Feb 1997)。同様な研究では、アプリジン50nmol/Lは、乳ガン細胞系、MDA−MB231及びMCF−7の増殖を、それぞれ17及び47%阻害した。スペルミジン及びスペルミンの有意な増大が、処理細胞で観察された(Gomezfabre PM, Depedro E等, Polyamine contents of human breast cancer cells treated with the cytotoxic agents chlorpheniramine and dehydrodidemnin B. Cancer Letters. 113: 141-144, 26 Feb 1997)。フローサイトメトリー分析により、アプリジンが、見かけの細胞周期脱出を誘導しないことが示された(Erba E, Balconi G等, Cell cycle phases pertubations induced by new natural marine compounds. Annals of Oncology. 7(Suppl. 1): 82, 1996)。マウスでは、アプリジンが、160マイクロ/kgの最適投与量で、移植されたP388白血病及びB16黒色腫に対して活性であった。ジデミンBとは異なり、アプリジンは、SC移植ルイス肺癌腫において活性であった(Faircloth G, Rinehart K等, Dehydrodidemnin B a new marine derived anticancer agent with activity against experimental tumour models. Annals of Oncology. 7(Suppl. 1): 34, 1996)。
低濃度のアプリジンに継続的にさらすことは、非ホジキンリンパ腫、黒色腫、及び乳黒色腫、卵巣及び非小細胞肺ガンを含む、数多くの細胞系の増殖を阻害した。効果の強さは、さらした時間に依存し、非骨髄毒濃度で達成可能であるようであった。非小細胞肺ガン、乳ガン、及び黒色腫細胞系は、≧0.001マイクロモル/Lの濃度でアプリジンに継続的にさらすことに感受性であった。アプリジンは、クローン原性造血幹細胞に対してドクソルビシンと同様な毒性を有した'Depenbrock H, Peter R等, In vitro activity of aplidine, a new marine-derived anti-cancer compound, on freshly explanted clonogenic human tumour cells and haematopoietic precursor cells. British Journal of Cancer. 78: 739-744, No. 6, Sep 1998)。
アプリジンは、ヒトガン異種移植片を有するマウスに対して有意な活性を有した。2.1mg/kgの最大寛容投与量で、アプリジンは、9%の処理/コントロール(T/C)腫瘍比でいくつかの動物で完全に近い治癒を生じた。1.25mg/kgでは、胃腫瘍に対して有意な活性が観察され(T/C14%)、前立腺腫瘍増殖の阻害もまた観察された(T/C25%)(Faircloth G, Grant W等, Preclinical development of aplidine, a novel marine-derived agent with potent antitumour activity. Annals of Oncology. 9(Suppl. 2): 34, 1998)。
アプリジンは、ガンに対する潜在的な使用の他の化合物、特にジデミンと関連する。アプリジンは、それ自体デヒドロジデミンである。
我々が一般的にアプリジン類似体と称する、関連ジデミン及び他のそのような化合物の例は、以下に見出される:
[参考文献2]
文献(d)は、タマンダリンと称されるアプリジン類似体、特にタマンダリンA及びタマンダリンBに関する:
本発明は、アプリジン、またはアプリジン類似体である関連化合物を使用する、ガンの治療に関する。
我々は、L−カルニチンのような筋肉保護剤を使用して、アプリジン化合物でヒト患者を治療する改良された方法を開発した。アプリジン化合物は、アプリジンそれ自体、及びアプリジン類似体を含む。
図1は、アプリジン及びL−カルニチンの投与に対する関係において、ある患者についての筋肉酵素の変化の関係を示す図である。 図2は、アプリジン及びL−カルニチンの投与に対する関係において、別の患者についての筋肉酵素の変化の関係を示す図である。 図3は、アプリジン及びアプリジン−カルニチンについてのアシルカルニチンの進化を示す図である。
本発明は、ガンに罹患したいずれかの動物、特にヒトを治療する方法であって、罹患患者に治療上の有効量のアプリジンまたはアプリジン類似体であるアプリジン化合物、またはその製薬組成物、及び骨格筋保護剤を投与することを含む方法を提供する。
アプリジン化合物及び筋肉保護剤は、異なる投与摂生で別個の組成物として通常投与される。
本発明はさらに、L−カルニチンのような筋肉保護剤を投与することを含む、アプリジン化合物の副作用を軽減する方法を提供する。筋肉保護剤を投与することを含む、アプリジン化合物の推奨投与量を増大する方法もまた提供される。
本発明はまた、アプリジン化合物及び骨格筋保護剤を別個にまたは併せて含む、組み合わせ製薬調製物、並びにその調製方法に関する。組み合わせ調製物は、同時にまたは連続して使用するためのものである。
とりわけ本発明は以下のものを提供する:アプリジンまたはアプリジン類似体及び骨格筋保護剤を投与することによる、ガンの治療のための医薬の調製における、アプリジン化合物の使用;アプリジンまたはアプリジン類似体及び骨格筋保護剤を投与することによる、ガンの治療のための医薬の調製における、骨格筋保護剤の使用;並びにアプリジンまたはアプリジン類似体及び骨格筋保護剤を投与することによる、ガンの治療のための医薬の調製における、アプリジン化合物及び骨格筋保護剤の使用。
製薬組成物または医薬の例は、静脈投与のための適切な組成を有する液体(溶液、懸濁液、またはエマルション)を含み、それらは純粋化合物、またはキャリアー若しくは薬理学的に活性な化合物との組み合わせを含んでも良い。
本発明のアプリジン化合物またはアプリジン組成物の投与は、好ましくは静脈点滴によるDosing Protocolに基づく。我々は、72時間まで、より好ましくは1から24時間の点滴時間を使用することを推奨し、約1時間、約3時間、または約24時間が最も好ましい。病院に一泊滞在する必要なく治療が実施できる短い点滴時間が特に望ましい。しかしながら点滴は、約24時間、または必要であればそれより長くても良い。点滴は、可変的なパターンで適切な間隔で、例えば一週間に一度、一週間に二度、または一週間当たりより頻繁に実施されて良く、典型的には一週間の間隔で任意に隔週で繰り返されて良い。
カルニチンの存在下及び不存在下での投与摂生の例は、以下の表に示される:
前記化合物の正確な投与量は、特定の製剤、適用の態様、及び特定の部位、宿主、及び処理される腫瘍に従って変化するであろう。年齢、体重、性別、食事、投与の時間、排出速度、宿主の状態、薬剤の組み合わせ、反応感度、及び疾患のひどさのような他の因子も考慮されるであろう。投与は、最大の寛容投与量の範囲内で連続的にまたは周期的に実施できる。
好ましいアプリジン化合物はアプリジンであるが、本発明は、導入部で前述の文献(a)から(e)に記載されたものを含むアプリジン類似体の投与のために使用できる。アプリジン類似体の例は、ジデミンA、ジデミンB、ジデミンC、ジデミンD、及びジデミンE、並びにPCT/GB01/02901で調製された化合物を含む。
好ましい筋肉保護剤はL−カルニチンであるが、ラセミ体カルニチン、L−カルニチンの前駆体及び類似体が使用できる。前駆体及び誘導体の例は、アセチルカルニチン、及びカルニチンの他のエステル、及び脂肪酸または他の有機酸を含む。適切な投与量は、0.05から0.2g/kg、より適切には0.075から0.15g/kg、好ましくは約0.1/kgL−カルニチン/日を含む。これらの投与量は、他の筋肉保護剤に適するように適当に変化できる。3の分割した部分で、L−カルニチンまたは他の筋肉保護剤を投与することが簡便であるが、他の投与摂生も使用できる。一つの実際に好ましい方法では、L−カルニチンの投与量は、3.5g/日以上、例えば1.5gを一日三回である。
筋肉保護剤の投与と並んで、本発明のアプリジン化合物及び組成物は、組み合わせ治療を提供する他の薬剤と共に使用されても良い。他の薬剤は、アプリジンと同じ組成物の一部を形成しても良く、または同時または異時での投与のための別個の組成物として提供されても良い。他の薬剤の同定は特に制限されず、適切な候補は以下のものを含む:
a)抗細胞分裂効果を有する薬剤、特に細胞骨格エレメントを標的とするもの、タキサン薬剤(タクソール、パンクリタクセル、タクソテレ、ドセタクセルのような)、ポドフィロトキシン、またはビンカアルカロイド(ビンクリスチン、ビンブラスチン)のような微小管調節剤を含む;
b)代謝拮抗剤(5-フルオロウラシル、シタラビン、ゲンシタラビン、ペントスタチンのようなプリン類似体、メトトレキセートのような);
c)アルキル化剤または窒素マスタード(ニトロソウレア、シクロホスファミド、またはイフォスファミドのような):
d)DNAを標的とする薬剤、例えばアントラサイクリン薬剤、アドリアマイシン、ドクソルビシン、ファルモルビシン、またはエピルビシン;
e)トポイソメラーゼを標的とする薬剤、例えばエトポシド;
f)ホルモン及びホルモンアゴニストまたはアンタゴニスト、例えばエストロゲン、アンチエストロゲン(タモキシフェン及び関連化合物)及びアンドロゲン、フルタミド、ロイプロレリン、ゴセレリン、シプロトロン、またはオクトレオチド;
g)ヘルセプチンのような抗体類似体を含む、腫瘍細胞においてシグナル伝達を標的とする薬剤;
h)アルキル化薬剤、例えば白金薬剤(シスプラチン、カルボンプラチン、オキサリプラチン、パラプリジンアチン)、またはニトロソウレア;
i)腫瘍の転移に強力に影響する薬剤、例えばマトリックスメタロプロテイナーゼインヒビター;
j)遺伝子治療及びアンチセンス薬剤;
k)抗体治療薬;
l)海洋起源の他の生体活性化合物、特にカハラリドFまたはet−743のようなエクチナサイジン;
m)抗嘔吐剤のようなアプリジンの副作用を打ち消す他の薬剤;
o)アプリジンを推奨投与量で投与し、毒性を制御することを可能にするより一般的な薬剤。
我々はさらに、血管内皮増殖因子(VEGF)のレセプターをコードする遺伝子(FLT−1)の発現をアプリジンが阻害することを見出した。さらにアプリジンは、腫瘍細胞によるVEGFタンパク質自体の生産をひどく阻害することが見出された。
細胞塊、特に腫瘍細胞塊によるVEGF分泌は、細胞塊に向かって形成され、維持された増殖のための流路をそれに供給できる毛細管のネットワークを確立する新生血管を導くde novo血管形成(脈管新生)を引き起こす。これらの効果、特に腫瘍細胞によるVEGFの生産の示された破壊は、脈管新生をもたらす腫瘍細胞の能力をひどく阻害することが予測される。さらにVEGFは、増殖因子としていくつかの造血性の腫瘍細胞(MOLT4ヒト白血病細胞のような)によって直接必要とされる。
かくしてアプリジンは、増殖中の原発性腫瘍または転移物のde novo血管形成に対する阻害効果を有し、それ故増殖のために血管形成を必要とすることが既知である腫瘍細胞の増殖を阻害することが予測できる。アプリジンはまた、造血性の腫瘍に対して活性であるはずである。
膀胱腫瘍は、VEGF及びVEGFレセプターの上流調節を導く上皮増殖因子(EGF)に対するレセプターを過剰発現している腫瘍の一つのタイプである。VEGFのそのレセプターに対する結合は、シグナリングのための他のメカニズムの間で、一過的局所的カルシウムイオン変化によって、細胞増殖の刺激を導くと解される。VEGF機能を阻害する化合物は、そのような腫瘍に対して阻害的であると予測される。
実験的に、アプリジンは、予測に従って、ヒト膀胱ガンに対する顕著に高い活性を有することが見出された(いくつかの動物モデルで完全な緩和を与える)。
アプリジンは、数多くの腫瘍に対する効果のため、広範囲にわたる抗腫瘍活性を有すると予測できる。
VEGFの効果は、それが新生血管の阻害を含むため、より意味がある。血管に対する効果に加えて、特定の腫瘍は細胞増殖のために直接的にVEGFを必要とする(即ち白血病、リンパ腫、膀胱腫瘍、及び卵巣腫瘍)。
ガン患者における応答は、アプリジンでの臨床試験で観察されており、治療方法の有用性を示している。
フェーズI臨床試験及び薬物動態学的分析により、ガン患者の治療における臨床上の効力のために必要とされる投与量範囲において、扱いやすい毒性でのポジティブな治療上の可能性をアプリジンが提供することが示される。特に本発明は、腎臓ガン、黒色腫、骨髄甲状腺癌腫、肺神経内分泌腫瘍、非ホジキンリンパ腫、大腸ガン、非小細胞肺ガン等の治療のために有効であることが予測される。
本発明の方法は、筋肉保護剤の投与と組み合わせて、他の治療薬との組み合わせの存在下または不存在下で、推奨投与レベル(RD)で72時間以下の期間に亘る静脈点滴によって薬剤を投与することを含む。
アプリジンは、治療上の使用のために適切な製剤中にアプリジン及び賦形剤からなる滅菌凍結乾燥製品として供給され貯蔵される。
可溶化したアプリジンは、熱及び光のストレスの試験条件下で実質的な分解を示し、凍結乾燥投与形態が形成された。参考としてここに取り込まれるWO 99/42125参照。現在の好ましい実施態様では、凍結乾燥は、膨張剤として25mg/mLのD−マンニトールを含む注射水(WfI)中に40%(v/v)tert-ブタノール中のアプリジンの500mg/mL溶液から実施された。バイアル当たり500mgのアプリジンと膨張剤として25mgのD−マンニトールとを含むプロトタイプが、臨床試験における可溶性、凍結乾燥サイクルの長さ、及び投与量の必要条件の観点から最適な製剤であることが見出された。最適な再構成溶液は、15/1570%(v/v/v)Cremaphor EL/エタノール/WfI(CEW)であることが見出された。再構成製品、及び通常の塩水での最高性製品の希釈液(1:100v/vまで)は、調製の後少なくとも24時間安定であるようであった。そのような時間後に入手可能な貯蔵データは、暗所で4℃で貯蔵された場合、前記製剤は少なくとも1年間安定であることを示す。
点滴溶液の調製もまた、各患者について計算された投与量に対応する再構成溶液容量を引き出し、0.9%塩化ナトリウムの100から1000mlの間を含む点滴バッグまたはボトル内に必要とされる再構成溶液容量を注入し、その後全体をゆっくりと手で攪拌しながら均一化することによって、無菌条件下で実施される。
アプリジン点滴溶液は、調製の48時間後以内で、できるだけ早く静脈内で投与されるべきである。PVC及びポリエチレン点滴システム、並びに透明ガラスが、好ましい容器及び導管材料である。
投与はサイクルで実施され、好ましい適用法では、アプリジンの静脈点滴は、各サイクルの第一週で患者に与えられ、患者はサイクルののことの間で回復される。各サイクルの好ましい継続時間は、3または4週のいずれかである;複数のサイクルを、必要なように与えることができる。薬剤はまた、各サイクルの第一日目のそれぞれで投与されて良い。投与の遅延及び/または投与量の減少及びスケジュールの調節は、治療の各患者の寛容に応じて必要なように実施され、特に投与量の減少は、正常な血清濃度より高い肝臓トランスアミナーゼ、またはアルカリホスファターゼ、またはビルルビンを有する患者で推奨される。
推奨投与量は、いずれかの投与量制限毒性(DLT)を提示する6の患者の2以下で、National Cancer Institute, (USA)によって確立されたCommon Toxicity Criteriaに従って、慣用可能で、制御可能で、可逆的な毒性を生ずる患者に安全に投与できる最高の投与量である。ガン治療のためのガイドラインは、しばしば最高の安全投与量での化学療法試薬の投与についてしばしば想起され、その投与量での毒性は、最大の効力を達成するために制御可能である(DeVita, V.T.Jr., Hellman, S.及びRosenberg, S.A., Cancer: Principles and Practice of Oncology, 第3版, 1989, Lipincott, Philadelphia)。
この治療方法を使用するアプリジンについてのDLTは、臨床試験で測定された。これらの研究は、投与プロトコールの異なる種類についての推奨投与量レベルを確立した。
アプリジンは、推奨投与量(RD)以下の投与量レベルで安全に投与できる。
点滴は、以下のものを含む典型的な摂生で、現在好ましい方法である:
3週間といった複数週での毎週の24時間の点滴、その後一週の休み;
隔週で24時間の点滴;
4週ごとに3週間毎週1時間の点滴;
3週当たり1時間×5日といった毎日の点滴;及び
隔週ごとに3時間といった点滴。
特に、我々の共に継続する出願であるWO 0135974における実施例及び関連する議論を参照。
以前では、アプリジンの投与に対する報告された主な生物学的応答は、ヒト患者における応答を予測するために有用性が存在する、不正確性が顕著であることが既知の動物またはin vitroモデル、または有効で安全な治療方法がまだ利用可能でない実験的設定にあるヒト患者(使用される投与量は、推奨投与量を超えて顕著に高い毒性投与量であり、投与スケジュールは適切ではなかった)において観察されていた。
本発明の方法を使用する臨床試験では、適切な血漿レベルがRDで患者で達成され、最も重要なことには、客観的に測定可能な応答が、患者に対する臨床上の利益の証拠を示した。
患者の毒性に対する定義はWHOの基準から採用され、応答はWHOの応答基準に従って測定された。
客観的な応答は、以前の治療に対して難治性の進行性及び/または転移性のガンを有する患者で得られた。
特にこの方法での治療は、確立された治療薬で以前に治療された後に進行性の疾患を示した、進行性及び/または転移性の疾患を有するガン患者での応答を示した。
より一般的には、本発明は、アプリジン治療と組み合わせた筋肉保護剤の使用を含む。我々は、実験的薬剤アプリジンと化学療法を組み合わせる筋肉毒性の治療にカルニチンが有効であることを特に見出した。フェーズI試験では、毎週4500mcg/m、次いで隔週で6000mcg/mのアプリジンの24時間の点滴を使用した場合、患者の中には、筋肉痙攣、筋肉痛、筋疾患弱化によって特徴付けされるある形態の筋肉及び骨格毒性を経験するものが存在した。彼らはまた、筋肉破壊及び損傷の指標である血清クレアチンキナーゼの測定可能な増大を示した。L−カルニチン4.5g/日(毎日三回1.5gの投与量)、または0.1mg/kg(毎日三回0.033mgの投与量)を治療に加えた場合、患者は隔週で6000mcg/mまでのアプリジンの投与量に寛容であった。正常なクレアチンキナーゼ値で観察されるような有益な効果は、少なくとも13週の研究期間を通じて継続した。それ故、L−カルニチンのような筋肉保護剤は、アプリジンまたはアプリジン類似体での治療を受ける患者に対して有用な筋保護剤である。
それ故本発明の好ましい方法では、ガンに対して治療されたガン患者、特に化学療法を受けた患者を同定する工程、及びアプリジン化合物、特にアプリジンで彼らを治療する工程を含む。
本PCT出願は、より早期の特許出願の優先権を享受する。特に本明細書からはみ出ない開示が存在する場合、及びその開示が本願に関連するであろう場合には、それらは参考として特に取り込まれる。
[実施例1]
固形腫瘍及び非ホジキンリンパ腫を有する患者における、隔週ごとの24時間の連続的点滴として与えられた、アプリジンのフェーズI試験及び薬物動態学的研究
患者の特徴
患者数 43
平均年齢、年齢(範囲 52(18−71)
ECOG実施状態
0 19
1 21
2 2
以前の放射線治療 27
以前の化学療法(摂生回数)
1 7
2 5
≧3 29
腫瘍タイプ
肺 6
大腸 8
腎臓 5
乳房 4
膵臓 4
リンパ腫 3
卵巣 2
甲状腺 3
骨 1
黒色腫 1
膵臓 1
子宮 1
中皮腫 1
胃 1
その他 2
患者の累計的及び投与量の上昇
*サイクルの定義:2の隔週の点滴
患者当たりの最悪の毒性
筋肉毒性の特徴付け(DLT)
患者#27−毎週6000μg/mで治療された骨髄甲状腺癌腫を有する男性患者は、G2筋肉痛と兆候的なG3 CPKを有した。治療を中断した後3週間以内で毒性は回復した。
3の患者(5000及び6000μg/m)は、SPK MB(心臓)の有意な上昇が存在しないCPK MM(筋肉)の増大からなる、CPK(≧G2)のマイナーな上昇を経験した。アルドラーゼレベルの平行的な評価が観察された。骨格筋保護剤としてのカルニチン補給を使用することによる改善の兆候が報告されている。筋肉生検を2の患者で実施した;E/M:ミオシンの太い繊維の部分的な消失。
薬物動態学的データ
アプリジンは、投与量直線的なPKプロフィールを有するようである(低サンプルサイズによって課される束縛の範囲内で)
相対的高血漿CL:平均値(四分位)252(192−415mL/分/m
高患者内CL可変性(CL62%の変数係数)
23.8(15.7−35.0時間)の平均値(四分位)を有する長いt1/2の中間値
広い分布、413(274−638L/m)の平均Vss(四分位)
予備的区画分析:血漿ぷりフィールは、迅速な初期(平均半減期0.64時間)及びより長い最終期(平均半減期25.8時間)を有する一次2区画モデルによってベストフィットされる。
薬物動態学とアプリジン細胞分裂毒性の関係
筋肉毒性は、高投与量でのみ現れ、24時間の点滴の後に出現する。
1時間の点滴の後のCmax値は、24時間の点滴の後のものよりすでに高い。それ故、Cmaxの関係は除外されるであろう。
細胞分裂毒性を有する患者におけるAUC値は高いが、最大値ではない。
それはアプリジンの高い持続血漿濃度を有する患者に影響した。明らかな筋肉毒性を有する3の患者は、24時間の点滴の後25.8時間の平均t1/2に比較して、44時間の過剰なt1/2を有した。
結論
投与量レベルナンバーIII前(1800mcg/mから5000mcg/m)から報告された、薬剤誘導性筋肉変化は、6000mcg/mでの投与量制限毒性である(1/9患者)。抗腫瘍活性は、NHL及び腎癌腫を有する患者でも記録されている。この研究は、骨格筋保護剤としてのカルニチン補給を使用することによって、隔週で6000−7000mcg/mの実効性を現在調査している。
[実施例2]
アプリジンのフェーズI試験は、アプリジンの筋肉毒性を明らかにした。
臨床上の特徴
提示は患者の間で可変的である。穏やかな場合は筋肉痙攣を有し(隔週で32000mcg/mからの投与量で)、一方よりひどい場合では、症状はフレー度3まで到達するクレアチンキナーゼ(CK)の可逆的な増大に関連する。投与量を制限する場合では、近接する分布の弱化が存在する。その効果は遅延して開始され、薬剤の3から8(平均4)の点滴の後に出現する。
病理学的特徴
光学顕微鏡:ほんの最小の壊死、または全く変化が存在しない(ほとんどの生検由来の患者で)、またはII型繊維萎縮症(胃腺癌及び随伴する長期的10mg/日プレドニゾンを有する患者で)。
電子顕微鏡:グリコーゲン及び食作用阻止性液胞の非特異的な蓄積で、最も重要な変化は太い繊維の消失。
暴露に対する関係
筋肉毒性の兆候が見出される前の、1時間の点滴の後に観察された最大濃度(Cmax)は、24時間の点滴の筋肉毒性に関連する投与量の後のものより高く、Cmax関係を除外した。筋肉毒性を有する患者における曲線の下部の領域(AUC)値は、高い傾向にあるが均一ではなく、最大でもない。投与量制限筋肉毒性を有する患者は、丁度2のアプリジン点滴、即ち筋肉毒性のために評価可能ではない程短い治療を受けた患者を除き、最長の終結半減期を有した。筋肉毒性を有する別の患者は、短い半減期を有した。おそらく筋肉毒性を有するある患者における相対的に高いAUCは、長い半減期を反映した。それ故、アプリジン筋肉毒性は、高い暴露または濃度よりむしろ長期化した暴露に関連するようである。
筋肉酵素変化
アプリジンとL−カルニチン投与に関する関係の例が、図1及び2に示されている。両者の図面について、アプリジンは1日目から開始して14日ごとに与えられた。図1については、矢印は削除されたアプリジン投与量を示す。
矯正的測定
一日3回1.5グラム、または一日3回0.033g/kgの投与量でのL−カルニチンが、実験APL−A−003−98の全ての患者で開始された。この研究では、以前に骨格筋毒性を有する4の患者が、骨格筋症状が存在せず、一過的なグレード1のCK増大のみを有する治療を継続可能であった。前述の研究の開始時点からL−カルニチン予防を受けている11の患者のうち、CKの随伴するG1の増大のみが存在した。二人の患者は、減少した投与量での治療(それぞれ投与上の問題及び不規則な悪性合併症のため、一週間当たり1g)の後、CKの兆候的な増大を有した(それぞれ弱化に関連するグレード3、及び無力症に関連するグレード1)。
この研究で使用される投与量でのL−カルニチンは十分に寛容である。今日まで報告された唯一の毒性は、グレード1の腹部不快感及び下痢の存在である。投与量は、前記効果を制御するために減少しても良い。減少したL−カルニチン投与量の後CKの増大を有する患者の初期グラフ分析は、この投与量が一日当たり3.5グラムより低く減少されるべきではないことを示唆する。
全ての前述の研究では、予防的なL−カルニチンが存在しない(治療上の基礎についてのみ許容される)最大寛容投与量(MTD)及び推奨投与量(RD)が定義されるであろう。後にこの研究では、全身性のL−カルニチン予防が開始され、新たなMTD及びRDが規定されるであろう。
L−カルニチンによる腫瘍生産の可能性を、25のヒト腫瘍細胞系のパネルを使用して評価した。初期研究は、アプリジンの抗腫瘍活性に対するL−カルニチンの効果を欠如と一致する。
図3は、アシルカルニチンの評価を示し、ここでは太線は、それぞれのパラメーターに対する正常集団についての95%CIを表す。
アシルカルニチンプロフィール
毒性の間、及びL−カルニチン保護の下で継続されたアプリジン治療の後に、ベースラインで明らかな毒性(痙攣+増大したCK+弱化)を有する患者から得た血漿におけるタンデムマススペクトロメトリーにより測定した。ベースラインでは、遊離L−カルニチンの減少と、パルミトイル及びステアロイルカルニチンの増大が存在した。アプリジン単独での筋肉毒性の間で、遊離L−カルニチンは減少する一方、パルミトイルカルニチンは増大し、ステアロイルカルニチンは安定であり、L−カルニチンは増大し、血清遊離カルニチンは過剰な値まで増大し、一方でパルミトイルカルニチンは減少した。ステアロイルカルニチンは安定であった。長鎖アシルカルニチンについての値は、CPT−II欠損のための診断的カットオフの半分未満であった。それ故これは、この患者に存在する下地となる分子的欠損(または少なくとも唯一ではない欠損)ではなかった。
結論
4のフェーズI試験でのアプリジンについての投与量制限因子は、骨格筋毒性であった。L−カルニチンを、患者において使用するための筋保護剤として評価した。入手可能な臨床データは、L−カルニチン予防が、24時間の隔週の点滴研究においてそれぞれ33%及び40%までのアプリジンMTD−RDを増大できることを示し、新たな投与量制限因子は非筋肉性となった。
フェーズII研究は、7mg/mのアプリジンのRD、及び3の部分に分割された0.1g/kg/日の初期投与量でのL−カルニチンを使用して開始されるであろう。

Claims (10)

  1. 筋肉保護剤と組み合わせてアプリジン化合物を投与することを含む、患者におけるガンの治療方法。
  2. アプリジン化合物及び筋肉保護剤が、異なる投与摂生で別個の組成物として投与される、請求項1記載の方法。
  3. アプリジン化合物がアプリジンである、請求項1または2記載の方法。
  4. アプリジンの投与量が、以下のプロトコール:
    3週間毎週の24時間の点滴、その後一週の休み;
    隔週で24時間の点滴;
    4週ごとに3週間毎週1時間の点滴;
    3週当たり一日1時間の静脈点滴×5日;及び
    隔週ごとに3時間の点滴;
    の一つに従う、請求項3記載の方法。
  5. 筋肉保護剤がL−カルニチンである、請求項1から4のいずれか一項記載の方法。
  6. L−カルニチンが、分割された投与量として毎日投与される、請求項5記載の方法。
  7. 患者がガンの疾患に対する治療を既に受けており、腫瘍が難治性である、請求項1から6のいずれか一項記載の方法。
  8. アプリジンまたはアプリジン類似体及び骨格筋保護剤を投与することによる、ガンの治療のための医薬の調製における、アプリジン化合物の使用。
  9. アプリジンまたはアプリジン類似体及び骨格筋保護剤を投与することによる、ガンの治療のための医薬の調製における、骨格筋保護剤の使用。
  10. アプリジンまたはアプリジン類似体及び骨格筋保護剤を投与することによる、ガンの治療のための医薬の調製における、アプリジン化合物及び骨格筋保護剤の使用。
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