JP2010030586A - 折りたたみパネル - Google Patents

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JP2010030586A JP2009144082A JP2009144082A JP2010030586A JP 2010030586 A JP2010030586 A JP 2010030586A JP 2009144082 A JP2009144082 A JP 2009144082A JP 2009144082 A JP2009144082 A JP 2009144082A JP 2010030586 A JP2010030586 A JP 2010030586A
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Hideo Yoshida
吉田秀男
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Aitec Co Ltd
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Abstract

【課題】
解決しようとする課題は、従来の折りたたみパネルは、上方、下方共には180度折り曲げることができないという点である。
【解決手段】
折りたたみパネルに第1のパネルと、第1のパネルから突き出た第1の庇部と、第2のパネルと、第2のパネルから突き出た第2の庇部と、第1の庇部と第2の庇部とに挟まれた中間部と、第1の庇部と中間部とを結ぶ第1のヒンジ部と、第2の庇部と中間部とを結ぶ第2のヒンジ部とを持たせることにより前記課題を解決した。
【選択図】図2

Description

本発明は、自動車の内装用パネル、特に、自動車のデッキボード、リヤーパーセルシェルフ、カーゴフロアボックス等の蓋体として使用される折りたたみパネルに関する。
折りたたみパネルに関する従来技術としては特許文献1に開示されているようなものがある。
しかし、特許文献1に開示されている折りたたみパネルは特許文献1内の図7に示されるように、上方に180度折り曲げることのみを目的とし、下方への折り曲げを想定しないものであった。また、無理やり下方に折り曲げたとしても特許文献1に開示されているような方法では、パネルの厚みに邪魔されて180度折り曲げることはできないという欠点があった。
特開2007−168253号公報 特開2006−224681号公報 再表2006−16609号公報
解決しようとする課題は、従来の折りたたみパネルが、上方、下方共には180度折り曲げることができないという点である。本発明は上記の点を解決するためになされた。
上記目的を果たすため本発明は、第1のパネルと、第1のパネルから突き出た第1の庇部と、第2のパネルと、第2のパネルから突き出た第2の庇部と、第1の庇部と第2の庇部とに挟まれた中間部と、第1の庇部と中間部とを結ぶ第1のヒンジ部と、第2の庇部と中間部とを結ぶ第2のヒンジ部とを有する折りたたみパネルであることを最も主要な特徴とする。
また、該折りたたみパネルを熱可塑性樹脂のブロー成形によって一体に形成することを第2の主要な特徴とする。
また、第1の庇部が第1のパネルの上面と同一の平面を共有しながら突き出ており、第2の庇部が第2のパネルの下面と同一の平面を共有しながら突き出ていることを第3の主要な特徴とする。
本発明によれば、折りたたみパネルが第1のパネルと、第1のパネルから突き出た第1の庇部と、第2のパネルと、第2のパネルから突き出た第2の庇部と、第1の庇部と第2の庇部とに挟まれた中間部と、第1の庇部と中間部とを結ぶ第1のヒンジ部と、第2の庇部と中間部とを結ぶ第2のヒンジ部とを有することで、上方への180度の折りたたみと、下方への180度の折りたたみにまったく同等の形態を折りたたみパネルに持たせることができるという利点がある。
本発明に係る折りたたみパネルの折り縮み前の斜視図 折り縮み前の折りたたみパネルを図1のA方向から見た部分矢視図 折り縮み中の折りたたみパネルを図1のA方向から見た部分矢視図 折り縮み後の折りたたみパネルを図1のA方向から見た部分矢視図 本発明に係る折りたたみパネルの折り縮み後の斜視図 上方に折りたたんだパネルを図1のA方向から見た部分矢視図 本発明に係る折りたたみパネルを上方に折りたたんだ斜視図 下方に折りたたんだパネルを図1のA方向から見た部分矢視図 本発明に係る折りたたみパネルを下方に折りたたんだ斜視図
上方、下方共に180度折り曲げることができる折りたたみパネルを実現させるという目的を、第1のパネルと、第1のパネルから突き出た第1の庇部と、第2のパネルと、第2のパネルから突き出た第2の庇部と、第1の庇部と第2の庇部とに挟まれた中間部と、第1の庇部と中間部とを結ぶ第1のヒンジ部と、第2の庇部と中間部とを結ぶ第2のヒンジ部とを有する折りたたみパネルとすることによって、ブロー成形という安価な工法を用いて、経済性を損なわずに実現した。
本発明の構成を発明の実施の形態に基づいて説明すると次の通りである。図1は、本発明の1実施例を示す折りたたみパネル1の斜視図である。
該折りたたみパネル1は熱可塑性樹脂のブロー成形によって形成され、第1のパネル11の上面と同一の平面を共有しながら突き出た第1の庇部12、第1のヒンジ部13を介して該第1の庇部12と接続した中間部30、第2のヒンジ部23を介して該中間部30と接続した第2の庇部22、該第2の庇部22の下面と同一の平面を共有する第2のパネル21とからなり、一体として形成されている。
言い換えれば、該第2の庇部22は該第2のパネル21の下面と同一の平面を共有しながら突き出ていることになる。
次に本発明の作用を説明する。該折りたたみパネル1用の分割金型(図示せず)内に半溶融状態にあるポリプロピレン等の熱可塑性樹脂のパリソン(図示せず)を垂下させ該分割金型を型締めする。
尚、該パリソンに適用される該熱可塑性樹脂としてはポリプロピレンに限らず、ポリエチレンや他のポリオレフィン系樹脂、ポリエチレンテレフタレートやポリブチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート等のポリエステル系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリアセタール系樹脂、シンジオタクチックポリスチレン、ポリスチレン、ゴム改質ポリスチレン、アクリロニトリル−スチレン共重合体、アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン共重合体、変性ポリフェニレンオキサイド、ポリフェニレンサルファイド、ポリカーボネート等、ブロー成形が可能な樹脂であれば何でも良い。また、該熱可塑性樹脂にガラス繊維、炭素繊維、ボロン繊維、硫酸カルシウム粉末、炭酸カルシウム粉末等を混錬させた複合材であってもよい。
その後該パリソン内に圧縮空気を吹き込んでブローアップし、該折りたたみパネル1のブロー成形を完了させる。
図2は図1のA方向から見た部分矢視図である。該第1のヒンジ部13及び該第2のヒンジ部23はブロー成形の金型によって圧縮、形成されたいわゆるインテグラルヒンジとなっている。
図3は図2と同じく図1のA方向から見た部分矢視図である。図中矢印の方向に該第1のヒンジ部13と該第2のヒンジ部23をともに折り曲げて該折りたたみパネル1を折り縮める途中の状態を表す。
図4は図2と同じく図1のA方向から見た部分矢視図である。図4中の矢印の方向に該第1のヒンジ部13と該第2のヒンジ部23を充分に折り曲げて該折りたたみパネル1を折り縮み完了させた状態を表す。
図4に示した該第1のヒンジ部13と該第2のヒンジ部23を充分に折り縮み完了させた状態の該折りたたみパネル1の斜視図を図5に示す。図から明らかなように該折りたたみパネル1の、該第1のパネル11の上面と、該第1の庇部12と、該第2のパネル21の上面とが、また、該第1のパネル11の下面と、該第2の庇部22と、該第2のパネル21の下面とが、それぞれ完全に同一平面上に位置することになる。
図5の状態から、該第1のヒンジ部13を回転中心として該第2のパネル21を上方に180度折りたたんだ状態を図6に示す。図6も図1のA方向から見た部分矢視図である。
図6の状態の該折りたたみパネル1の全体の斜視図を図7に示す。
逆に、図5の状態から該第2のヒンジ部23を回転中心として、第2のパネル21を下方に180度折りたたんだ状態を図8に示す。図8も図1のA方向から見た部分矢視図である。
図8の状態の該折りたたみパネル1の全体の斜視図を図9に示す。
図6と図8、及び図7と図9を見比べれば明らかなように該折りたたみパネル1を折りたたんだ形態は上方、下方への折りたたみ方向に関わらずまったく同一の形態となっている。従って、表裏の差異がまったくない均整な美を有する折りたたみパネルを簡単に得ることができる。また、該折りたたみパネル1の表面に装飾用の表皮を貼付けても同様に均整な美を簡単に得ることができる。
以上実施例に述べたように本発明によれば、折りたたみパネルが第1のパネルと、第1のパネルから突き出た第1の庇部と、第2のパネルと、第2のパネルから突き出た第2の庇部と、第1の庇部と第2の庇部とに挟まれた中間部と、第1の庇部と中間部とを結ぶ第1のヒンジ部と、第2の庇部と中間部とを結ぶ第2のヒンジ部とを有することで、上方への180度の折りたたみと、下方への180度の折りたたみにまったく同等の形態を持たせることができるという効果がある。
また、該折りたたみパネルを熱可塑性樹脂のブロー成形によって一体に形成することにより、安価に該折りたたみパネルを製造することができるという効果もある。
また、第1の庇部が第1のパネルの上面と同一の平面を共有しながら突き出ており、第2の庇部が第2のパネルの下面と同一の平面を共有しながら突き出ていることで、該折りたたみパネルを折り縮み状態にしたとき、該折りたたみパネルの第1のパネルの上面と、第1の庇部と、第2のパネルの上面とが、また、第1のパネルの下面と、第2の庇部と、第2のパネルの下面とが、それぞれ完全に同一平面上に位置することにより、該折りたたみパネル上に任意の物品を搭載しても該折りたたみパネルがガタつくことはなく、極めて安定な状態を保つことができるという効果もある。
尚、上記実施例では該折りたたみパネルは熱可塑性樹脂のブロー成形によって形成されるとしたが、これに限るものではなく、インジェクション成形やコンプレッション成形、熱プレス成形、発泡成形等、他の成形法で形成したものを積層したり、あるいは組合わせたりして形成してもよい。
例えば特許文献2に開示されているように、ポリエステル繊維又はポリエステルと木綿の混紡繊維を用いたポリプロピレン複合シート一対、または単なるポリプロピレンシート一対の間に挟むように、熱可塑性樹脂の発泡性ビーズを融着成形して得られた発泡板を配置し、隣り合う素材の境界面を熱付着させて形成してもよい。ここで、ポリプロピレン複合シート一対ではなくポリプロピレン単体シート一対であっても一向に構わないのは勿論のことである。
また、特許文献3に開示されているような長繊維強化熱可塑性樹脂スタンパブルシートをスタンピング成形して形成してもよい。
長繊維強化熱可塑性樹脂スタンパブルシートとは、一般的にガラス繊維等の長繊維で構成されたマットに熱可塑性樹脂を含浸させたシート状の複合材料である。この長繊維とは、ガラス繊維や炭素繊維などの無機繊維、アラミド繊維やナイロンなどの有機繊維またはケナフなどの天然繊維であって、平均繊維長が8mm以上のものを指す。
また、成形材料も熱可塑性樹脂に限らず、熱硬化性樹脂や金属、ゴム材料等、ヒンジ(蝶番)を形成することができるものでありさえすれば何でもよい。
また、該折りたたみパネルの中空部分に発泡性ビーズや発泡性ウレタンや他の充填材を充填してもよい。
本発明は、自動車の内装用パネル、特に、自動車のデッキボード、リヤーパーセルシェルフ、カーゴフロアボックス等の蓋体として使用される折りたたみパネルの他、一般に使用される折りたたみパネルに利用可能である。
1 折りたたみパネル
11 第1のパネル
12 第1の庇部
13 第1のヒンジ部
21 第2のパネル
22 第2の庇部
23 第2のヒンジ部
30 中間部

Claims (3)

  1. 第1のパネルと、第1のパネルから突き出た第1の庇部と、第2のパネルと、第2のパネルから突き出た第2の庇部と、第1の庇部と第2の庇部とに挟まれた中間部と、第1の庇部と中間部とを結ぶ第1のヒンジ部と、第2の庇部と中間部とを結ぶ第2のヒンジ部とを有することを特徴とする折りたたみパネル
  2. 請求項1における折りたたみパネルが熱可塑性樹脂のブロー成形によって一体に形成されたものであることを特徴とする請求項1記載の折りたたみパネル
  3. 請求項1または請求項2における第1の庇部が第1のパネルの上面と同一の平面を共有しながら突き出ており、第2の庇部が第2のパネルの下面と同一の平面を共有しながら突き出ていることを特徴とする請求項1記載または請求項2記載の折りたたみパネル
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