JP2010030448A - ダイヤルスイッチ装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】複数のダイヤル操作部が集中配置され、その中のダイヤル操作部を操作可能に選択できるダイヤルスイッチ装置を提供する。
【解決手段】回転操作可能な複数の筒状のダイヤルスイッチ(300、400、500)が操作パネル上に同心円状に配置され、各ダイヤルスイッチがそれぞれ独立して操作パネルからポップアップするダイヤル操作ユニット100と、ポップアップするダイヤルスイッチの選択を行なう選択部(選択スイッチ200)と、を有した構成とする。選択スイッチ200をプッシュした回数に応じて所望のダイヤルスイッチがポップアップし、回転操作が可能となる。
【選択図】図2
【解決手段】回転操作可能な複数の筒状のダイヤルスイッチ(300、400、500)が操作パネル上に同心円状に配置され、各ダイヤルスイッチがそれぞれ独立して操作パネルからポップアップするダイヤル操作ユニット100と、ポップアップするダイヤルスイッチの選択を行なう選択部(選択スイッチ200)と、を有した構成とする。選択スイッチ200をプッシュした回数に応じて所望のダイヤルスイッチがポップアップし、回転操作が可能となる。
【選択図】図2
Description
本発明は、ダイヤルスイッチ装置に関し、特に、ポップアップする複数のダイヤル操作部を有するダイヤルスイッチ装置に関する。
ユーザーが車両のイグニッションスイッチをオンすると、エアコン操作ユニットが進退駆動機構に対しダイヤル操作部を突出させ、所定の時間後に後退させる出迎え動作であるウェルカムパフォーマンスを行わせる車載用操作装置がある(例えば、特許文献1参照)。
この車載用操作装置は、ダイヤル操作部、進退駆動機構、及び、接近物検知部を構成要素として有している。ダイヤル操作部は、ダイヤル操作部を操作軸線回りに相対回転可能に支持する支持基体と、この支持基体に取り付けられるとともにダイヤル操作部に加えられる回転操作変位を検知する操作変位検知部とが一体の操作ユニットを形成するものとして構成されている。進退駆動機構は、ダイヤル操作部を操作ユニットの形で一体的に進退駆動する。また、接近物検知部は、ダイヤル操作部への接近物を検知するとダイヤル操作部を突出(ポップアップ)させてダイヤル操作可能な状態にする。この車載用操作装置によれば、操作が必要な場合に、ダイヤル操作部を突出させてダイヤル操作可能な状態にすることができるとされている。
特開2007−261331号公報
しかし、特許文献1の車載用操作装置によれば、ダイヤル操作部がポップアップすることにより、操作が必要でない場合にじゃまにならず、また、ウエルカム動作等のパフォーマンスができるが、ダイヤル操作部では1つの操作ができるのみであり、従来のダイヤル操作とダイヤル操作機能は同等である。
従って、本発明の目的は、複数のダイヤル操作部が集中配置され、その中のダイヤル操作部を操作可能に選択できるダイヤルスイッチ装置を提供することにある。
[1]本発明は、上記目的を達成するため、回転操作可能な複数のダイヤル操作部が操作パネル上に同心円状に配置され、前記ダイヤル操作部がそれぞれ独立して前記操作パネルからポップアップするダイヤル操作ユニットと、前記ポップアップする前記ダイヤル操作部の選択を行なう選択部と、を有することを特徴とするダイヤルスイッチ装置を提供する。
[2]前記ダイヤル操作部は、前記選択部により選択されていない状態では、前記操作パネルの表面と略面一の位置に配置されていることを特徴とする上記[1]に記載のダイヤルスイッチ装置であってもよい。
[3]また、前記ダイヤル操作部は、前記選択部が選択される毎に異なるダイヤル操作部が所定の順番でポップアップすることを特徴とする上記[1]に記載のダイヤルスイッチ装置であってもよい。
本発明によれば、複数のダイヤル操作部が集中配置され、その中のダイヤル操作部を操作可能に選択できるダイヤルスイッチ装置を提供することができる。
[本発明の実施の形態]
図1は、本発明の実施の形態に係るダイヤルスイッチ装置10が車両1のヒータコントロールに適用される場合の配置例を示す斜視図である。図2(a)は、ダイヤルスイッチ装置10の縦断面図であり、(b)はA−A部で見たダイヤルスイッチ装置10の平面図である。図3(a)は、第2ダイヤルスイッチがポップアップした状態を示すダイヤルスイッチ装置10の縦断面図であり、(b)はB−B部で見たダイヤル操作部の平面図である。図4は、ダイヤルスイッチ装置10の全体構成ブロック図である。図5は、本発明の実施の形態に係るダイヤルスイッチ装置10の動作の一例を示すフローチャートである。
図1は、本発明の実施の形態に係るダイヤルスイッチ装置10が車両1のヒータコントロールに適用される場合の配置例を示す斜視図である。図2(a)は、ダイヤルスイッチ装置10の縦断面図であり、(b)はA−A部で見たダイヤルスイッチ装置10の平面図である。図3(a)は、第2ダイヤルスイッチがポップアップした状態を示すダイヤルスイッチ装置10の縦断面図であり、(b)はB−B部で見たダイヤル操作部の平面図である。図4は、ダイヤルスイッチ装置10の全体構成ブロック図である。図5は、本発明の実施の形態に係るダイヤルスイッチ装置10の動作の一例を示すフローチャートである。
(ダイヤルスイッチ装置10)
ダイヤルスイッチ装置10は、回転操作可能な複数の筒状のダイヤルスイッチが操作パネル上に同心円状に配置され、各ダイヤルスイッチがそれぞれ独立して操作パネルからポップアップするダイヤル操作ユニット100と、ポップアップするダイヤルスイッチの選択を行なう選択部(選択スイッチ200)と、を有して構成されている。
ダイヤルスイッチ装置10は、回転操作可能な複数の筒状のダイヤルスイッチが操作パネル上に同心円状に配置され、各ダイヤルスイッチがそれぞれ独立して操作パネルからポップアップするダイヤル操作ユニット100と、ポップアップするダイヤルスイッチの選択を行なう選択部(選択スイッチ200)と、を有して構成されている。
(ダイヤル操作ユニット100の構成)
図1に示すように、車両1の前方中央でステアリング2と同様に、運転者等が操作するインスツルメントパネル11に装着されたヒータコントロールパネル12に、ダイヤル操作ユニット100が装着されている。ダイヤル操作ユニット100で操作されるメニュー、ダイヤル量等は表示装置に表示される。
図1に示すように、車両1の前方中央でステアリング2と同様に、運転者等が操作するインスツルメントパネル11に装着されたヒータコントロールパネル12に、ダイヤル操作ユニット100が装着されている。ダイヤル操作ユニット100で操作されるメニュー、ダイヤル量等は表示装置に表示される。
図2(a)に示すように、ダイヤル操作ユニット100は、ダイヤル操作部としての第1ダイヤルスイッチ300、第2ダイヤルスイッチ400、第3ダイヤルスイッチ500が同心状に配置され、中心部には後述する選択スイッチ200が配置されている。第1ダイヤルスイッチ300、第2ダイヤルスイッチ400、第3ダイヤルスイッチ500は、例えば、ヒータコントロールの風量調節、温度設定、及び、風向調節に割り当てられており、それぞれの先端部がヒータコントロールパネル12の表面と略面一になるように、ヒータコントロールパネル12の取付け穴部12aに埋入された状態で装着されている。すなわち、ダイヤル操作ユニット100を操作しない状態では、第1ダイヤルスイッチ300〜第3ダイヤルスイッチ500がヒータコントロールパネル12の表面からポップアップ(突出)しておらず、ダイヤルツマミを操作者が把持して回転できない状態とされている。
ヒータコントロールパネル12の取付け穴部12aのダイヤル操作ユニット100中心部には、センターボス210が立設されている。センターボス210の先端部には選択スイッチ200が取付けられていると共に、第1フランジ210a、第2フランジ210bが軸線方向に略等間隔で設けられている。第1フランジ210aには第1ダイヤルスイッチ300が取付けられ、第2フランジ210bには第2ダイヤルスイッチ400が取付けられており、第3ダイヤルスイッチ500は取付け穴部12aの底面12bに取付けられている。
第1ダイヤルスイッチ300は、ダイヤル操作ユニット100の内周側に配置され、第1超音波モータ310、第1ポップアップリング320、第1ダイヤルツマミ321から大略構成されている。
第1超音波モータ310は、筒状の第1ステータ311およびその内側に回転可能に嵌合して配置された第1ロータ312から基本構成され、第1ステータ311に設けられた圧電素子(図示省略)により円周方向に進行波を発生させて第1ロータ312を回転駆動するものである。第1ステータ311は、センターボス210の第1フランジ210aに取付けられている。
第2ダイヤルスイッチ400及び第3ダイヤルスイッチ500も、第1ダイヤルスイッチ300と同様の構成となっている。すなわち、第2ダイヤルスイッチ400は、ダイヤル操作ユニット100の中間に配置され、第2超音波モータ410、第2ポップアップリング420、第2ダイヤルツマミ421から大略構成されている。第2超音波モータ410は、筒状の第2ステータ411およびその内側に回転可能に嵌合して配置された第2ロータ412から基本構成され、第2ステータ411に設けられた圧電素子(図示省略)により円周方向に進行波を発生させて第2ロータ412を回転駆動するものである。第2ステータ411は、センターボス210の第2フランジ210bに取付けられている。
同様に、第3ダイヤルスイッチ500は、ダイヤル操作ユニット100の外周側に配置され、第3超音波モータ510、第3ポップアップリング520、第3ダイヤルツマミ521から大略構成されている。第3超音波モータ510は、筒状の第3ステータ511およびその内側に回転可能に嵌合して配置された第3ロータ512から基本構成され、第3ステータ511に設けられた圧電素子(図示省略)により円周方向に進行波を発生させて第3ロータ512を回転駆動するものである。第3ステータ511は、取付け穴部12aの底面12bに取付けられている。
図2(b)は、図2(a)のA−A部で見たダイヤル操作ユニットであり、第2ダイヤルスイッチ400を側面から見たところを示す。筒状の第2ステータ411の内側に回転可能に嵌合して設けられる第2ロータ412は、外端部分412aがカム形状に形成されている。これにより、第2ロータ412が回転駆動されると、第2ポップアップリング420がヒータコントロールパネル12の表面から前方に突出し、ポップアップ動作が行なわれる。
上記の第2超音波モータ410の上部には、第2ポップアップリング420及び第2ダイヤルツマミ421が配置されている。第2ポップアップリング420は外周において、第2ステータ411の内側と回転不能で、かつ、軸線方向にスライド可能に嵌合している。また、第2ポップアップリング420の外端部分420aは、第2ロータ412と同様に、図2(b)で示すようにカム形状に形成されている。第2ポップアップリング420の外端部分420aは、ダイヤル操作ユニット100を操作しない状態では、図2(b)で示すように、第2ロータ412の外端部分412aのカム形状と隙間なく当接し、第2ポップアップリング420はヒータコントロールパネル12の表面から前方にポップアップ(突出)していない状態である。
一方、図3(a)、(b)に示すように、第2超音波モータ410の第2ロータ412が所定角度だけ回転すると、例えば、図3(b)のように、第2ポップアップリング420の外端部分420aと第2ロータ412の外端部分412aは、カム形状の山部と山部とが当接するようになり、図3(a)に示すように第2ポップアップリング420及び第2ダイヤルツマミ421が一体となってポップアップ(突出)する。
第2ポップアップリング420には、その外周において、第2ダイヤルツマミ421がガイドローラ430を介して回転可能に嵌合して取付けられている。また、第2ポップアップリング420と第2ダイヤルツマミ421との間には、第2ポテンショメータ440が設けられている。第2ポテンショメータ440は、抵抗パターン部と接点部とからなり、それぞれ第2ポップアップリング420と第2ダイヤルツマミ421に取付けられ、第2ダイヤルツマミ421を回転操作することにより接点部と抵抗パターン部との位置が変化し、第2ダイヤルツマミ421の回転位置に応じて所定の抵抗値となり、これに対応した電圧が出力される。
第1ポップアップリング320及び第1ダイヤルツマミ321、第3ポップアップリング520及び第3ダイヤルツマミ521は、上記示した第2ポップアップリング420及び第2ダイヤルツマミ421と同様の構成、動作であるので、説明を省略する。
尚、上記説明した、第1ダイヤルスイッチ300においては、第1ダイヤルツマミ321と第1ポップアップリング320の間に所定の回転間隔で節度感をもたせることで、操作容易性および操作感を向上させることができる。第2ダイヤルスイッチ400、第3ダイヤルスイッチ500も同様である。また、第1ダイヤルツマミ321、第2ダイヤルツマミ421、及び、第3ダイヤルツマミ521の外周部にローレットを形成することにより把持しやすくすることができ、また、それぞれで異なるローレットとし、あるいは、異なる色とすることにより第1〜3のどのダイヤルツマミかを識別しやすくできる。
(選択スイッチ200)
選択スイッチ200は、ダイヤル操作ユニット100の中央、すなわち、第1ダイヤルスイッチ300の内側部に設けられ、図2(a)に示すように、センターボス210の先端部に取付けられている。選択スイッチ200は、押釦スイッチを内蔵したプッシュスイッチ、静電容量の変化により動作するタッチセンサスイッチ、操作者が手を近づけると赤外光の変化により動作する近接センサスイッチ、等の種々のスイッチを使用することができる。本実施の形態では、プッシュスイッチを使用する。
選択スイッチ200は、ダイヤル操作ユニット100の中央、すなわち、第1ダイヤルスイッチ300の内側部に設けられ、図2(a)に示すように、センターボス210の先端部に取付けられている。選択スイッチ200は、押釦スイッチを内蔵したプッシュスイッチ、静電容量の変化により動作するタッチセンサスイッチ、操作者が手を近づけると赤外光の変化により動作する近接センサスイッチ、等の種々のスイッチを使用することができる。本実施の形態では、プッシュスイッチを使用する。
(ダイヤルスイッチ装置10の全体構成)
図4に、ダイヤルスイッチ装置10の全体構成を示す。車両1のヒータコントロールは、CPUからなるヒーコンECU600と、これに接続される記憶部610、表示装置13、ダイヤル操作ユニット100、及び、選択スイッチ200から構成されている。記憶部610には、ヒータコントロールのための制御プログラム、データが記憶されており、必要に応じてヒーコンECU600から読み出される。また、表示装置13は、ダイヤル操作ユニット100で操作した内容が表示されるが、他の車載機器の表示部と兼用にすることも可能である。
図4に、ダイヤルスイッチ装置10の全体構成を示す。車両1のヒータコントロールは、CPUからなるヒーコンECU600と、これに接続される記憶部610、表示装置13、ダイヤル操作ユニット100、及び、選択スイッチ200から構成されている。記憶部610には、ヒータコントロールのための制御プログラム、データが記憶されており、必要に応じてヒーコンECU600から読み出される。また、表示装置13は、ダイヤル操作ユニット100で操作した内容が表示されるが、他の車載機器の表示部と兼用にすることも可能である。
また、ヒーコンECU600には、選択スイッチ200、第1超音波モータ310,第2超音波モータ410,第3超音波モータ510、第1ポテンショメータ340,第2ポテンショメータ440,第3ポテンショメータ540が接続されている。このような構成のダイヤルスイッチ装置10における、動作の一例を図5に示すフローチャートを用いて以下に説明する。
選択スイッチ200がプッシュ操作されると、図5に示すダイヤルスイッチ装置10の動作フローがスタートする。
所定時間内に選択スイッチ200が1回プッシュされたかどうかを判断する(Step01)。1回プッシュ操作された場合は、現在ポップアップしている全てのダイヤルスイッチをポップアップ解除してイニシャライズする(Step02)。すなわち、第1〜3の超音波モータを全て初期回転位置に戻す。この状態から、第1超音波モータ310を所定角度だけ駆動して、第1ポップアップリング320及び第1ダイヤルツマミ321を一体にポップアップ(突出)させ、その旨を表示装置13に表示する(Step03)。この後、所定時間経過したかどうかを判断(Step04)し、所定時間経過した場合は、ダイヤル操作終了と判断してポップアップを解除する(Step31)。
Step01で所定時間内に1回プッシュ操作されたと判断されない場合、又は、Step04でまだ所定時間が経過していないと判断された場合は、Step11に移行し、所定時間内に選択スイッチ200が2回プッシュ操作されたかどうかを判断する(Step11)。2回プッシュ操作された場合は、現在ポップアップしている全てのダイヤルスイッチをポップアップ解除してイニシャライズする(Step12)。すなわち、第1〜3の超音波モータを全て初期回転位置に戻す。この状態から、第2超音波モータ410を所定角度だけ駆動して、第2ポップアップリング420及び第2ダイヤルツマミ421を一体にポップアップ(突出)させ、その旨を表示装置13に表示する(Step13)。この後、所定時間経過したかどうかを判断(Step14)し、所定時間経過した場合は、ダイヤル操作終了と判断してポップアップを解除する(Step31)。
Step11で所定時間内に2回プッシュ操作されたと判断されない場合、又は、Step14でまだ所定時間が経過していないと判断された場合は、Step21に移行し、所定時間内に選択スイッチ200が3回プッシュ操作されたかどうかを判断する(Step21)。3回プッシュ操作された場合は、現在ポップアップしている全てのダイヤルスイッチをポップアップ解除してイニシャライズする(Step22)。すなわち、第1〜3の超音波モータを全て初期回転位置に戻す。この状態から、第3超音波モータ510を所定角度だけ駆動して、第3ポップアップリング520及び第3ダイヤルツマミ521を一体にポップアップ(突出)させ、その旨を表示装置13に表示する(Step23)。この後、所定時間経過したかどうかを判断(Step24)し、所定時間経過した場合は、ダイヤル操作終了と判断してポップアップを解除する(Step31)。
Step21で所定時間内に3回プッシュ操作されたと判断されない場合、又は、Step24でまだ所定時間が経過していないと判断された場合は、Step01に移行する。
上記のポップアップ動作フローは、Step31のポップアップ解除で終了するが、選択スイッチ200が押されることにより再スタートすることができる。また、上記のポップアップ動作フローは、選択スイッチ200がプッシュ操作される間は循環して動作するので、Step01、Step11、及び、Step21におけるプッシュ回数は、それぞれ、1mod3、2mod3、3mod3として3で割った余りで判断することができる。このようにすると、所定時間内に多数回のプッシュ操作がされた場合でも動作可能である。
[本発明の実施の形態の効果]
上記示した本発明の実施の形態によれば以下のような効果を有する。
(1)ポップアップする同心状に配置されたダイヤルスイッチを有する構成としているので、複数の操作系を1箇所に集中配置することができる。これにより、省スペース化に寄与する。
(2)選択スイッチ200により、ダイヤル操作するダイヤルスイッチのみをポップアップすることができるので、スイッチ位置の把握が容易になり、操作性の向上に繋がる。
(3)同様に、選択スイッチ200により、ダイヤル操作するダイヤルスイッチのみをポップアップすることができるので、ダイヤル操作しない場合はポップアップせず、不要な操作等を抑制できる。
(4)ポップアップ動作と連動して、表示装置13にポップアップ状態を表示することができ、視覚的、感性的に優れたダイヤルスイッチ装置10が可能となる。
(5)本実施の形態によれば、3連ダイヤルスイッチ以外に、さらに多数のダイヤルスイッチを同心状に配置した構成も可能であり、さらなる省スペース化、操作系の集中化が可能となる。
上記示した本発明の実施の形態によれば以下のような効果を有する。
(1)ポップアップする同心状に配置されたダイヤルスイッチを有する構成としているので、複数の操作系を1箇所に集中配置することができる。これにより、省スペース化に寄与する。
(2)選択スイッチ200により、ダイヤル操作するダイヤルスイッチのみをポップアップすることができるので、スイッチ位置の把握が容易になり、操作性の向上に繋がる。
(3)同様に、選択スイッチ200により、ダイヤル操作するダイヤルスイッチのみをポップアップすることができるので、ダイヤル操作しない場合はポップアップせず、不要な操作等を抑制できる。
(4)ポップアップ動作と連動して、表示装置13にポップアップ状態を表示することができ、視覚的、感性的に優れたダイヤルスイッチ装置10が可能となる。
(5)本実施の形態によれば、3連ダイヤルスイッチ以外に、さらに多数のダイヤルスイッチを同心状に配置した構成も可能であり、さらなる省スペース化、操作系の集中化が可能となる。
なお、本発明は、上記した実施の形態に限定されず、本発明の技術思想を逸脱あるいは変更しない範囲内で種々の変形が可能である。
1…車両、2…ステアリング、10…ダイヤルスイッチ装置、11…インスツルメントパネル、12…ヒータコントロールパネル、13…表示装置、100…ダイヤル操作ユニット、200…選択スイッチ、210…センターボス、300…第1ダイヤルスイッチ、310…第1超音波モータ、311…第1ステータ、312…第1ロータ、320…第1ポップアップリング、321…第1ダイヤルツマミ、330…第1ガイドローラ、340…第1ポテンショメータ、400…第2ダイヤルスイッチ、410…第2超音波モータ、411…第2ステータ、412…第2ロータ、420…第2ポップアップリング、421…第2ダイヤルツマミ、430…第2ガイドローラ、440…第2ポテンショメータ、500…第3ダイヤルスイッチ、510…第3超音波モータ、511…第3ステータ、512…第3ロータ、520…第3ポップアップリング、521…第3ダイヤルツマミ、530…第3ガイドローラ、540…第3ポテンショメータ、610…記憶部
Claims (3)
- 回転操作可能な複数のダイヤル操作部が操作パネル上に同心円状に配置され、前記ダイヤル操作部がそれぞれ独立して前記操作パネルからポップアップするダイヤル操作ユニットと、
前記ポップアップする前記ダイヤル操作部の選択を行なう選択部と、
を有することを特徴とするダイヤルスイッチ装置。 - 前記ダイヤル操作部は、前記選択部により選択されていない状態では、前記操作パネルの表面と略面一の位置に配置されていることを特徴とする請求項1に記載のダイヤルスイッチ装置。
- 前記ダイヤル操作部は、前記選択部が選択される毎に異なるダイヤル操作部が所定の順番でポップアップすることを特徴とする請求項1に記載のダイヤルスイッチ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2008194944A JP2010030448A (ja) | 2008-07-29 | 2008-07-29 | ダイヤルスイッチ装置 |
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