JP2006059519A5 - - Google Patents
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Description
本発明は、電子機器を操作する遠隔制御装置に関し、特に、これらに限定されないが、ソニー株式会社のウォークマン(登録商標)、音楽再生機器又はこのような個人用電子機器を操作する遠隔制御装置に関する。このような遠隔制御装置は、通常、使い勝手が良いように、個人用電子機器のヘッドセットのケーブルに組み込まれており、ユーザの衣服に止められるように設計されている。
このような遠隔制御装置は、現在多く販売されている。これらの遠隔制御装置を用い、デジタルボタンを押すことによって、「メニュー」、「表示」、「サウンド」、「再生」等のモードを選択することが通常行われている。通常、それぞれのモード毎に別々のデジタルボタンが設けられている。従来の遠隔制御装置の表示手段としては、通常、平面LCD表示画面があり、この平面LCD表示画面は、接着剤で所定の位置に固定されている。
上述した一般的な種類の遠隔制御装置は、特許文献1に開示されており、本明細書の図5及び図6はそこから引用している。このような遠隔制御装置において、表示画面は、窓を収納するフレームを有し、フレームは、接着剤で遠隔制御装置の本体に固定されている。遠隔制御装置の小型化が進み、フレームの接着剤を塗ることができる部分が小さくなり、適切且つ確実に窓を固定することは困難になっている。さらに、図6に示すように、様々な機能に対応した一連の専用モードボタンを設ける場合、小型化の妨げとなり、構成部品の数が多くなり、そのため組立時間も長くなり、また、使用者にとっては操作が複雑になっている。関連技術における変更例の、繰返し押すことによってモードの一覧を回す一般的なモード選択ボタンであっても、使用者が現在選択されているモードを確認するためには表示に注意を払わなければならず、不便である。したがって、このような遠隔制御装置の操作は非常に煩雑であり、また、その製造において組立が困難で、時間がかかる。
したがって、本発明の目的は、従来の遠隔制御装置を改良し、上述の問題のいくつかを解決又は少なくとも軽減させる及び/又は既知の遠隔制御装置の有効な変形例を提供することである。
本発明に係る情報処理装置は、複数の動作モードに対応する回転位置へ選択的に回転可能な操作部と、操作部の回転位置に対応する動作モードに関連した情報を表示手段に表示させる表示制御手段と、複数の動作モードを起動するための一の起動手段と、起動手段が起動されたとき、操作部の回転位置に対応する動作モードを起動させる制御手段とを備える。
好ましくは、制御手段を内蔵する細長い形状の本体と、本体の外側を覆う透明な表示窓とを有する。
好ましくは、表示窓は、本体の一端に嵌合する凹部を有する。
好ましくは、起動手段は、ボタンスイッチである。
好ましくは、表示手段は、本体に窓によって収納され、表示窓は、本体の周りを少なくとも180度に亘って覆う曲面を有する。好ましい構成において、表示窓は、本体の周りを最大で略270度に亘って延びており、その断面は、円弧状である。表示窓の延びる角度は、約180度から270度の範囲が好ましい。また、好ましくは、表示窓は、本体の構造体を構成し、本体に強度と剛性を与える。
好ましくは、表示窓は、接着剤を用いずに機械的に本体に取り付けられる。
好ましくは、起動手段は、表示手段に隣接して配される。
本発明において、情報処理装置の表示窓に円柱状又は管状の構造体を採用することによって、表示画面の有効領域を広く、また、強度を高くすることができる。これにより、従来の平面表示画面よりもそれ自体で強度の高い構造が得られる上に、情報処理装置の新規な組立方法を可能にする。特に、曲面状の窓は、本体に対して、本体の長手方向に単にスライドさせることにより取り付けることができ、接着剤を用いる必要がなく、例えば、クリップ、スナップロック、又は当業者が考え得る他の手段によって機械的に所定の位置に取り付けることができる。したがって、組立工程を単純化及び高速化することができる。さらに、曲面状の窓は、本体構造の一部を構成し、これにより、最終製品の剛性及び衝撃に対する強度が高くなる。このことは、ユーザが通常使用している間に窓に触れることがあるので、重要である。窓に対し、図2に示す矢印Z方向になんらかの力が加わったときに、従来の平面表示画面では傷つきやすい表示画面に力が伝わってしまう可能性があるが、本発明を適用した管状の窓を用いることにより、加えられた力は、表示画面ではなく、本体の壁に伝達される。したがって、表示画面をより良好に保護することができる。また、本発明の情報処理装置の構造によって、ESD(electrostatic discharge:静電放電)から表示画面が損傷されるリスクを低減することができる。
また、本発明では、一連の専用のモードボタンを不要とし、これにより、構成部品を減らし、ユーザが求める更なる小型化及び/又は表示画面を大きくする余地を産むことができる。また、機能を全く損なわずに、情報処理装置の大きさを縮小することができる。さらに、ジョグダイヤルを、単にモード位置を増やしたものに変更するだけで、後の製品モデルに新たな機能を組み込むことができる。これによって、追加的なモードボタンを設けるような場合に必要とされる大幅な設計変更を避けることができる。また、本発明の情報処理装置は、有益なスペースを節約しているので、情報処理装置全体の大きさを拡大せずに機能を追加することができる。
好ましくは、選択手段は、ジョグダイヤル形式の操作子である。例えば、音量調整にジョグダイヤルを用いることは、特許文献1にも開示されているが、従来の技術では、ジョグダイヤルを、起動ボタンと協働して、動作モード選択手段として用いることは知られていない。
ユーザは、モード選択にジョグダイヤル形式の操作子を用いることにより、操作が単純化される。特に、選択されたモードは、ユーザが即座に見ることができるジョグダイヤルの相対的位置に直接関連しているので、直ちに、且つ直感的に操作を行うことができる。また、上述した従来の情報処理装置のように、モード選択ボタンを何度も押しながら、押す度に表示画面を見て、現在のモードを確認する必要がなくなる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1に示すように、ソニー株式会社のウォークマン(登録商標)等の電子機器を操作するための遠隔制御装置1は、細長い略円柱状の本体2を有しており、この本体2は、LCD表示部8を覆う表示窓3を収納する。表示窓3は、細長い本体2の矢印X方向に差し込まれ、表示窓3の1つの端部4は、本体2の1つの端部5に近接して設けられた対応する形状の凹部(図示しない)に嵌合する。
図2に示すように、表示窓3の断面は円弧状であり、円柱状の本体2の周りを約270度に亘って覆っている。表示窓3は、本体2の構造的要素を構成しており、遠隔制御装置1に強度及び剛性を与える。また、本体2に対して表示窓3がつくる角度を180度以上とすることにより、図2の矢印Y方向の力に対して表示窓3が外れにくくすることができる。
図3及び図4に示すように、ジョグダイヤル形式の回転選択手段(以下、単にジョグダイヤルという。)6は、回転させることによって、例えば、「表示」、「メニュー」、「サウンド」、「再生」等のモードを選択することができる。ジョグダイヤル6を回転させてあるモードを一旦選択すると、ボタンスイッチ7を押すことによってそのモードは起動又は確定される。単一の共通のボタンスイッチ7は、全てのモード位置に対する起動手段として用いられる。これにより、使用中にジョグダイヤル6が思いもかけず回り、モードが無意識に切り替わることを防止することができる。
図3及び図4に示すように、この実施形態において、ボタンスイッチ7は、本体2の円周方向に伸びている。ボタンスイッチ7は、ジョグダイヤル6のリングにその軸方向に隣接して配設されている。このように配置することによって、実装スペースを節約でき、操作子であるジョグダイヤル6、ボタンスイッチ7を表示部8に対して軸方向に離れた位置にすることができる。ジョグダイヤル6のリングは、遠隔制御装置1の長手方向の軸に対して回転し、ボタンスイッチ7は、遠隔制御装置1の半径方向に押される。
上述したように、従来の平面表示画面は、通常、接着剤を用いて画面の周囲の位置に固定されている。このように接着剤を塗るスペースが必要な場合、事実上画面の有効範囲が小さくなってしまう。残念なことに、単純に接着剤の領域を狭くすると、画面が剥がれる可能性がある。本発明の実施形態では、接着剤を不要とし、上述した接着剤の使用による画面のスペースのロスをなくすようにしている。さらに、画面を本体に取り付ける機械的な構造によって、接着剤を使用する場合よりもより確実に画面を固定するようにしている。
この実施形態における表示窓3は、円柱状の曲面を有するので、従来の普通の平面表示画面よりも魅力的又は従来のものと異なった外観を呈する。
また、曲面状の表示窓3は、厚さが約0.8mmであっても、遠隔制御装置1に構造上の剛性を与える。略円柱状の表示窓3は、同じ厚さの画面材料からなる平面表示画面よりも強度が高い。
特許文献1に開示されているような従来の遠隔制御装置は、異なるモードのそれぞれに対して独立したボタンスイッチを用いている。確定/起動操作用にジョグダイヤル6及び共通のボタンスイッチ7を用いることによって、これら個別のスイッチが全て不要となり、その結果、製造コストを削減し、省スペースを実現し、より小さい小型の遠隔制御装置の可能性を開くことができる。これに代えて、省スペースによって、画面領域を大きくする等の新たな又は改善された特徴を導入することができる。
ジョグダイヤルは、従来の複数のボタンスイッチよりも操作が非常に簡単で使い勝手がよい。片手で操作することは比較的簡単である。従来の遠隔制御装置のユーザは、通常、液晶表示画面を見ることによって現在の動作モードを確認する必要があったが、本発明ではジョグダイヤルを用いることによって、ジョグダイヤル及びボタンスイッチの「感触」と、ジョグダイヤルのノブの表示を一瞥するだけで直感的にモードを確認及び起動することができる。
勿論、特許請求の範囲によって定義される本発明の主旨を逸脱することなく、上述の実施形態に様々な変更を行うことができることは明らかである。
Claims (9)
- 複数の動作モードに対応する回転位置へ選択的に回転可能な操作部と、
上記操作部の回転位置に対応する動作モードに関連した情報を表示手段に表示させる表示制御手段と、
上記複数の動作モードを起動するための一の起動手段と、
上記起動手段が起動されたとき、上記操作部の回転位置に対応する動作モードを起動させる制御手段と
を備える情報処理装置。 - 上記制御手段を内蔵する細長い形状の本体と、
上記本体の外側を覆う透明な表示窓とを、更に備えることを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。 - 上記表示窓は、上記本体の一端に嵌合する凹部を有することを特徴とする請求項2記載の情報処理装置。
- 上記起動手段は、ボタンスイッチであることを特徴とする請求項3記載の情報処理装置。
- 上記表示手段は、上記表示窓に覆われ、該表示窓は、上記本体の周りを少なくとも180度に亘って覆う曲面を有することを特徴とする請求項4記載の情報処理装置。
- 上記表示窓は、上記本体の周りを略270度に亘って覆い、該表示窓の断面は円弧状であることを特徴とする請求項5記載の情報処理装置。
- 上記表示窓は、上記本体の構造体を構成することを特徴とする請求項6記載の情報処理装置。
- 上記表示窓は、機械的に上記本体に取り付けられることを特徴とする請求項7記載の情報処理装置。
- 上記起動手段は、上記表示手段に隣接して配されることを特徴とする請求項8記載の情報処理装置。
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