JP2010030413A - 油圧式パワーステアリング装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】ハウジングと入力軸との軸心ずれを低減した油圧式パワーステアリング装置を提供する。
【解決手段】入力軸2と出力軸4を収容するハウジング10と、出力軸4を支持する第1軸受12と、第1軸受12をハウジング10内に固定する固定部材と、固定部材とは別体であって、入力軸2側に設けられ、この入力軸2を回転自在に支持する第2軸受100を備える。第2軸受100は、ハウジング10内に設けられ、径方向に移動可能で、ハウジング10と入力軸2との軸心ずれを低減することができる。
【選択図】図2
【解決手段】入力軸2と出力軸4を収容するハウジング10と、出力軸4を支持する第1軸受12と、第1軸受12をハウジング10内に固定する固定部材と、固定部材とは別体であって、入力軸2側に設けられ、この入力軸2を回転自在に支持する第2軸受100を備える。第2軸受100は、ハウジング10内に設けられ、径方向に移動可能で、ハウジング10と入力軸2との軸心ずれを低減することができる。
【選択図】図2
Description
本発明は、油圧式パワーステアリング装置のコントロールバルブに関する。
従来、特許文献1に開示される油圧式パワーステアリング装置においては、入力軸をハウジングに対して軸支持したコントロールバルブが開示されている。入力軸に対するラジアル方向の荷重を軸受によって受けることにより、入力軸の撓みを回避して異音やコントロールバルブの作動不良を防止している。
特開2005−225370号公報
しかしながら上記従来技術にあっては、軸受を保持するカバー部材がプラグ部材に対しボルトで固定されている。このプラグ部材はハウジングに挿入固定されてはいるものの、あくまでもハウジングとは別体であって、入力軸から径方向の力が作用した場合にプラグ部材の変形等によってハウジングの軸心とプラグ部材の軸心にズレが生じる可能性がある。したがって、軸受を介してプラグ部材に保持される入力軸とハウジングの軸心もずれるおそれがあった。
本発明は、上記問題に着目してなされたもので、その目的とするところは、ハウジングと入力軸との軸心ずれを低減した油圧式パワーステアリング装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明では、入力軸と出力軸を収容するハウジングと、出力軸を支持する第1軸受と、第1軸受をハウジング内に固定する固定部材と、固定部材とは別体であって、入力軸側に設けられ、この入力軸を回転自在に支持する第2軸受を備え、第2軸受は、ハウジング内に設けられることとした。
よって、ハウジングと入力軸との軸心ずれを低減した油圧式パワーステアリング装置を提供できる。
以下、本発明の油圧式パワーステアリング装置を実現する最良の形態を、図面に示す実施例に基づいて説明する。
[油圧式パワーステアリング装置のシステム構成]
実施例1につき説明する。図1は本願油圧式パワーステアリング装置のシステム構成図である。なお、ラック軸5の軸方向をz軸とし、シリンダ2における第2シリンダ室2b側を正方向とする。
実施例1につき説明する。図1は本願油圧式パワーステアリング装置のシステム構成図である。なお、ラック軸5の軸方向をz軸とし、シリンダ2における第2シリンダ室2b側を正方向とする。
パワーステアリング装置は、ステアリングホイールSW、ステアリングシャフトSS、バルブ装置1、シリンダ2、入力軸2、出力軸4、ラック軸5、ポンプP、および転舵輪FL,FRを有する。ステアリングホイールSWはステアリングシャフトSSを介して出力軸4に接続し、出力軸4はラック軸5に噛み合い、ラック軸5はシリンダ2に収装されている。
ステアリングシャフトSSとラック軸5との間にはバルブ装置1が設けられている。このバルブ装置1はポンプPおよび左右のシリンダ室2a,2bと接続し、ステアリングシャフトSSの回転によってポンプPから吐出された作動油の流量を制御するとともに、油路31,32を介して作動油を左右の第1、第2シリンダ室2a,2bのいずれかに振り分ける。
[バルブ装置]
図2は、バルブ装置1の軸方向断面図である。バルブ装置1は、ハウジング10、入力軸2、トーションバー3を有する。なお、入力軸2および出力軸4の軸方向をy軸とし、出力軸4側から入力軸2へ向かう方向を正方向とする。さらに、出力軸4側からラック軸5側へ向かう方向をx軸正方向側とする。
図2は、バルブ装置1の軸方向断面図である。バルブ装置1は、ハウジング10、入力軸2、トーションバー3を有する。なお、入力軸2および出力軸4の軸方向をy軸とし、出力軸4側から入力軸2へ向かう方向を正方向とする。さらに、出力軸4側からラック軸5側へ向かう方向をx軸正方向側とする。
ハウジング10はy軸方向に延在する中空部材であり、内周側に入力軸2、出力軸4、およびラック軸5を収容する。入力軸2はハウジング10のy軸正方向側に設けられ、出力軸4はy軸負方向側に設けられる。
また、ハウジング10はy軸負方向側においてx軸正方向側に延在するラック軸収容部11を有し、ラック軸5はこのラック軸収容部11に収容される。ラック軸5はリテーナ5aによりx軸負方向側に付勢され、ピニオンシャフトである出力軸4と噛み合う。
入力軸2はピン3aによってトーションバー3と接続する。出力軸4にはトーションバー圧入孔63が設けられ、トーションバー3のy軸負方向側端部が圧入されて接続される。これにより入力軸2はトーションバー3を介して出力軸4と接続する。
また、出力軸4のy軸正方向側には円筒形状に延在するアウタバルブ620が設けられ、入力軸2を回転可能に収容する。また、入力軸2の外周側であってアウタバルブ620と重複する位置にはインナバルブ610が設けられる。このインナバルブ610には内径方向に凹むインナバルブ溝611が周方向複数設けられ、これによりアウタバルブ620はインナバルブ610とともにコントロールバルブ600を形成する。
アウタバルブ620の外周には油溝310,320が設けられ、この油溝310,320を介してコントロールバルブ600は油路21〜24と接続する。これにより、コントロールバルブ600は入力軸2の回転に応じて油路21〜24から外部のシリンダへのオイルの導入または排出を行うコントロールバルブ機構として機能する。
ハウジング10の開口部10aには第2軸受100が設けられ、第2軸受100のy軸負方向側には第1軸受12が設けられている。第1、第2軸受12,100はともにハウジング10の内周に設けられるが、第1軸受12は出力軸4のアウタバルブ620を回転可能に支持する一方、第2軸受100は入力軸2を回転可能に支持する。
また、出力軸4のアウタバルブ620内周にはニードルベアリング12a,12bが設けられ、入力軸2はアウタバルブ620に挿入されてこのニードルベアリング12a,12bによりアウタバルブ620に対し回転可能に支持される。
さらに、出力軸4はハウジング10内周に設けられた第3、第4軸受13、14によりハウジング10に対して支持される。第3軸受13は油路21〜24のy軸負方向側であってラック軸5のy軸正方向側に設けられ、第4軸受14はラック軸5のy軸負方向側であってハウジング10内周の底部に設けられる。
したがって、出力軸4はハウジング10に対し第1、第3、第4軸受12,13,14を介して3点支持される。一方、入力軸2はハウジング10に対して第2軸受100を介して1点支持されるとともに、ニードルベアリング12a,12bを介して出力軸4に2点支持される。なお、油路21〜24は第1、第3軸受12,13の間に設けられている。
[第2軸受]
図3は第2軸受100付近の拡大断面図、図4は第2軸受100のy軸方向断面図である。第1軸受12は転がり軸受であるが、第2軸受100は内周面101を軸受面とするすべり軸受である。
図3は第2軸受100付近の拡大断面図、図4は第2軸受100のy軸方向断面図である。第1軸受12は転がり軸受であるが、第2軸受100は内周面101を軸受面とするすべり軸受である。
第2軸受100は円筒形状であり、y軸正方向側面105からy軸正方向側に突出するシール部材保持部102を有する。このシール部材保持部102の内周にはシール部材200が設けられ、入力軸2の外周に対し液密に当接して摺動する。シール部材200の外周側をシール部材保持部102で保持するため、シール部材200が外周側に脱落することがない。
シール部材200はシール部材保持部102の内周側であってy軸正方向側面105に当接して設けられ、シール部材保持部102のy軸正方向側に設けられた固定リング104aによりy軸正方向側を係止される。シール部材保持部102によってシール部材200を収容することで、レイアウト性が向上する。
第2軸受100の外周にはオイルシール103が設けられ、ハウジング10と液密に当接する。また、第2軸受100のy軸正方向側であってシール部材保持部102の外周側には固定リング104bが設けられ、この固定リング104bによって第2軸受100はハウジング10に対しy軸正方向側を係止される。
また、第2軸受100の内周面101と入力軸2の外周との間には径方向隙間h1が設けられ、第2軸受100はハウジング10内周に対し径方向移動可能に設けられている。これにより入力軸2外周と第2軸受内周面101との位置決め誤差およびフリクションを低減している。
なお、第2軸受100はオイルシール103の弾性力により内周側に付勢されるため、このオイルシール103の弾性力により第2軸受100の中心位置が決定される。
また、入力軸2の撓み・傾斜が小さい常用時には入力軸2と第2軸受100とが非接触となり、大きな操舵力が入力された場合は入力軸2の撓み・傾斜によって入力軸2と第2軸受100とが接触するように径方向隙間h1を設定する。
したがって、常用域では入力軸2のインナバルブ610とアウタバルブ620とのクリアランスはほぼ一定に保たれ、入力軸2は各ニードルベアリング12a,12bのみによって支持される。一方、過大な操舵トルクが入力された場合は、入力軸2自身が撓むため各ニードルベアリング12a,12bに加えて第2軸受100によっても入力軸2は軸支される。
コントロールバルブ600の特性は、入力軸2の外周に設けられるインナバルブ610とアウタバルブ620とのクリアランスに依存するため、常用域ではこのクリアランスをほぼ一定に保つことでコントロールバルブ600の特性を安定させ、スムーズな操舵特性を得るものである。
第2軸受100のy軸負方向側には第1軸受12が設けられ、出力軸4のアウタバルブ620を回転可能に軸支する。この第1軸受12はハウジング10内周とアウタバルブ620外周との間に圧入され、ハウジング10およびアウタバルブ620の第1軸受係止部15、621によりy軸負方向側を係止される。
また、第1軸受12のy軸正方向側には固定部材300が設けられている。この固定部材300の外周にはネジが形成され、ハウジング10の内周に螺着されて第1軸受12のy軸正方向側を係止し、y軸負方向側に押圧する。固定部材300のネジ力で第1軸受12をy軸負方向側に押圧することにより、第1軸受12のy軸方向軸力を容易に調整可能となる。
第1、第2軸受12,100および固定部材300は別部材で設けられる。これにより第2軸受100に対し入力軸2から径方向の入力があった場合でも、固定部材300および第1軸受12に対し力が伝達することがなく、固定部材300および第1軸受12の負担が低減される。
また、第2軸受100と固定部材300との間にはy軸方向の軸方向隙間h2が設けられている。固定部材300はネジ力によって第1軸受12をy軸負方向側に押圧しているため、押圧力と垂直なx軸正方向側から荷重が作用すると締結座面が滑り、ネジ力が緩むおそれがある。したがって軸方向隙間h2を設けることで、固定部材300に対するx軸正方向側からの荷重が入力されることを防止し、固定部材300のネジ力の緩みを回避する。
また、第2軸受100の外周面にはハウジング10に係止される係止部106が設けられている。この係止部106は第2軸受100の外周面から外径方向に突出し、ハウジング10の第2軸受係合部16に係止される。
係止部106はy軸負方向側が狭く、y軸正方向側に向かって拡径するテーパ状に設けられており、第2軸受100をy軸正方向側からハウジング10に挿入可能な形状となっている。第2軸受100の挿入後は係止部106のy軸正方向側に固定リング104bが組み付けられ、第2軸受100のy軸正方向側を係止する。
[実施例1の効果]
(1)ステアリングホイールSWに連繋された入力軸2と、
転舵輪FL,FRに連繋された出力軸4と、
入力軸2と出力軸4を収容するハウジング10と、
出力軸4を支持する第1軸受12と、
第1軸受12をハウジング10内に固定する固定部材300と、
固定部材300とは別体であって、入力軸2側に設けられ、この入力軸2を回転自在に支持する第2軸受100を備え、
第2軸受100は、ハウジング10内に設けられることとした。
(1)ステアリングホイールSWに連繋された入力軸2と、
転舵輪FL,FRに連繋された出力軸4と、
入力軸2と出力軸4を収容するハウジング10と、
出力軸4を支持する第1軸受12と、
第1軸受12をハウジング10内に固定する固定部材300と、
固定部材300とは別体であって、入力軸2側に設けられ、この入力軸2を回転自在に支持する第2軸受100を備え、
第2軸受100は、ハウジング10内に設けられることとした。
入力軸2を支持する第2軸受100をハウジング10に設けることで、第2軸受100および入力軸2の軸心とハウジング10の軸心のずれを低減することができる。
(2)固定部材300は、ハウジング10に螺着することとした。これにより、固定部材300のネジ力で第1軸受12をy軸負方向側に押圧し、第1軸受12のy軸方向軸力を容易に調整することができる。
(3)第2軸受100は、ハウジング10に対し径方向移動可能に収容されることとした。これにより、これにより入力軸2外周と第2軸受内周面101との位置決め誤差を低減することができる。
(4)第2軸受100は、入力軸2またはハウジング10との間に径方向隙間h1を有することとした。
入力軸2の撓み・傾斜が小さい常用時には入力軸2と第2軸受100とが非接触となり、大きな操舵力が入力された場合は入力軸2の撓み・傾斜によって入力軸2と第2軸受100とが接触するように径方向隙間h1を設定する。
入力軸2の撓み・傾斜が小さい常用時には入力軸2と第2軸受100とが非接触となり、大きな操舵力が入力された場合は入力軸2の撓み・傾斜によって入力軸2と第2軸受100とが接触するように径方向隙間h1を設定する。
したがって、常用域では入力軸2のインナバルブ610とアウタバルブ620とのクリアランスはほぼ一定に保たれる。過大な操舵トルクが入力された場合は、入力軸2自身が撓むため各ニードルベアリング12a,12bおよび第2軸受100によって入力軸2は軸支される。
コントロールバルブ600の特性は、入力軸2の外周に設けられるインナバルブ610とアウタバルブ620とのクリアランスに依存するため、常用域ではこのクリアランスをほぼ一定に保つことでコントロールバルブ600の特性を安定させ、スムーズな操舵特性を得ることができる。
(5)ハウジング10と第2軸受100との間に、シール部材200を設けた。これにより、第2軸受100に作動油のシール機能を持たせることができる。
(6)第2軸受100は、入力軸2側にシール部材保持部102を有し、シール部材200は、シール部材保持部102に収容されることとした。これによりレイアウト性を向上させることができる。
(7)第2軸受100は、すべり軸受面である内周面101を有するとともに、軸方向一方側にシール部材200の受け面(y軸正方向側面105)を備えることとした。これにより、y軸正方向側面105においてシール部材200のy軸負方向側を確実に保持することができる。
(8)第2軸受100は、ハウジング10に対し軸方向に係止される係止部106を有することとした。シール部材200の外周側をシール部材保持部102で保持するため、シール部材200が外周側に脱落することがない。
(9)固定部材300と第2軸受100との間に、軸方向隙間h2を設けた。
固定部材300はネジ力によって第1軸受12をy軸負方向側に押圧しているため、押圧力と垂直なx軸正方向側から荷重が作用すると締結座面が滑り、ネジ力が緩むおそれがある。したがって軸方向隙間h2を設けて固定部材300に対するx軸正方向側からの荷重が入力されることを防止し、固定部材300のネジ力の緩みを回避することができる。
実施例2につき説明する。基本構成は実施例1と同様である。実施例1ではシール部材200は第2軸受100のy軸正方向側に設けられていたが、実施例2ではy軸負方向側に設ける点で異なる。
図5は実施例2における第2軸受100付近の拡大断面図、図6は第2軸受100のy軸方向断面図である。実施例2の第2軸受100は断面逆L字型であり、過大操舵トルク入力時に入力軸2と当接する第2軸受内周面101はy軸正方向側に位置する。また、シール部材保持部102は第2軸受100の外周側であってy軸負方向側に突出する。シール部材200は第2軸受100のy軸負方向側面107に接し、かつシール部材保持部102の内周側に設けられる。
また、実施例1において第2軸受100をハウジング10に係止する係止部106は外径方向に突出していたが、実施例2の係止部106は突出せず、単なるテーパ形状に設けられる。テーパ状の係止部106では、第2軸受け100はy軸負方向側に向かって縮径する。また、係止部106を係止するハウジング10ではy軸負方向側に向かって縮径して係合部16を形成する。これにより、実施例2においても、実施例1と同様の効果を得ることができる。
実施例3につき説明する。実施例3では、実施例2を基本として第2軸受100の形状を変更する点で異なる。
図7は第2軸受100付近の拡大断面図、図8は第2軸受100のy軸方向断面図である。第2軸受100のy軸正方向側面105はハウジング10の外周側に延在する延在部108を有し、ハウジング10の開口部10aを完全に閉塞して開口部10aと嵌合する。このため、第2軸受100をハウジング10に係合させる固定リングは不要となる。これにより、実施例2と同様の作用効果が得られる。
図7は第2軸受100付近の拡大断面図、図8は第2軸受100のy軸方向断面図である。第2軸受100のy軸正方向側面105はハウジング10の外周側に延在する延在部108を有し、ハウジング10の開口部10aを完全に閉塞して開口部10aと嵌合する。このため、第2軸受100をハウジング10に係合させる固定リングは不要となる。これにより、実施例2と同様の作用効果が得られる。
[他の実施例]
以上、本発明を実施するための最良の形態を実施例に基づいて説明してきたが、本発明の具体的な構成は各実施例に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があっても、本発明に含まれる。
以上、本発明を実施するための最良の形態を実施例に基づいて説明してきたが、本発明の具体的な構成は各実施例に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があっても、本発明に含まれる。
2 入力軸
4 出力軸
10 ハウジング
12 第1軸受
100 第2軸受
101 内周面
102 シール部材保持部
105 y軸正方向側面(シール部材の受け面)
106 係止部
200 シール部材
300 固定部材
h1 径方向隙間
h2 軸方向隙間
FL,FR 転舵輪
SW ステアリングホイール
4 出力軸
10 ハウジング
12 第1軸受
100 第2軸受
101 内周面
102 シール部材保持部
105 y軸正方向側面(シール部材の受け面)
106 係止部
200 シール部材
300 固定部材
h1 径方向隙間
h2 軸方向隙間
FL,FR 転舵輪
SW ステアリングホイール
Claims (9)
- ステアリングホイールに連繋された入力軸と、
転舵輪に連繋された出力軸と、
前記入力軸と前記出力軸を収容するハウジングと、
前記出力軸を支持する第1軸受と、
前記第1軸受を前記ハウジング内に固定する固定部材と、
前記固定部材とは別体であって、前記入力軸側に設けられ、この入力軸を回転自在に支持する第2軸受と
を備え、
前記第2軸受は、前記ハウジング内に設けられること
を特徴とする油圧式パワーステアリング装置。 - 請求項1に記載の油圧式パワーステアリング装置において、
前記固定部材は、前記ハウジングに螺着すること
を特徴とする油圧式パワーステアリング装置。 - 請求項1に記載の油圧式パワーステアリング装置において、
前記第2軸受は、前記ハウジングに対し径方向移動可能に収容されること
を特徴とする油圧式パワーステアリング装置。 - 請求項1に記載の油圧式パワーステアリング装置において、
前記第2軸受は、前記入力軸または前記ハウジングとの間に径方向隙間を有すること
を特徴とする油圧式パワーステアリング装置。 - 請求項3に記載の油圧式パワーステアリング装置において、
前記ハウジングと前記第2軸受との間に、オイルシールを設けたこと
を特徴とする油圧式パワーステアリング装置。 - 請求項1に記載の油圧式パワーステアリング装置において、
前記第2軸受は、前記入力軸側にシール部材保持部を有し、
前記シール部材は、前記シール部材保持部に収容されること
を特徴とする油圧式パワーステアリング装置。 - 請求項1に記載の油圧式パワーステアリング装置において、
前記第2軸受は、前記ハウジング側から径方向内側に延在する摺動部を有し、
前記摺動部は、内周面にすべり軸受面を有するとともに、軸方向一方側に前記シール部材の受け面を備えること
を特徴とする油圧式パワーステアリング装置。 - 請求項1に記載の油圧式パワーステアリング装置において、
前記第2軸受は、前記ハウジングに対し軸方向に係止される係止部を有すること
を特徴とする油圧式パワーステアリング装置。 - 請求項1に記載の油圧式パワーステアリング装置において、
前記固定部材と前記第2軸受との間に、軸方向隙間を設けたこと
を特徴とする油圧式パワーステアリング装置。
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