JP2008184085A - パワーステアリング装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】トーションバーを介して互いに連結された入出力軸の相対回転をもって油路の切り替えを行うパワーステアリング装置において、出力軸の軸方向におけるがたつきを防止し、操舵フィーリングの向上を図ったパワーステアリング装置を提供する。
【解決手段】略有底円筒状のバルブハウジング17に収容された出力軸4の両端を第1、第2ボールベアリング24,25をもって軸支し、バルブハウジング17の開口部17aにプラグ18を螺合する。プラグ18の先端は第1ボールベアリング24のアウタレース24cに突き当てられていて、そのプラグ18をもって第1ボールベアリング24を介して出力軸4をバルブハウジング17の底部17b側に付勢することで、第1、第2ボールベアリング24,25の軸方向における内部すきまをなくし、出力軸4の軸方向のがたつきを防止する。
【選択図】図2
【解決手段】略有底円筒状のバルブハウジング17に収容された出力軸4の両端を第1、第2ボールベアリング24,25をもって軸支し、バルブハウジング17の開口部17aにプラグ18を螺合する。プラグ18の先端は第1ボールベアリング24のアウタレース24cに突き当てられていて、そのプラグ18をもって第1ボールベアリング24を介して出力軸4をバルブハウジング17の底部17b側に付勢することで、第1、第2ボールベアリング24,25の軸方向における内部すきまをなくし、出力軸4の軸方向のがたつきを防止する。
【選択図】図2
Description
本発明はパワーステアリング装置に関し、特にバルブハウジングに収容された入出力軸同士がトーションバーを介して連結されていて、その入出力軸の相対回転に応じて油路の切り替えを行うコントロールバルブを有するパワーステアリング装置における出力軸の支持構造の改良に関する。
この種のパワーステアリング装置における出力軸の支持構造としては、例えば特許文献1に記載のように、出力軸のうち入力軸側端部をボールベアリングをもって軸支するとともに、出力軸の中間部を滑り軸受として機能するブッシュにより軸支し、さらに出力軸のうち反入力軸側端部をラジアル方向でバルブハウジングに直接軸支する構造が提案されている。
特開平9−315326号公報
特許文献1に記載の出力軸の支持構造では、出力軸の軸方向における変位をボールベアリングをもって規制する構造になっていて、ボールベアリングには内部すきまが存在することから、出力軸にその軸方向でがたつきが発生し、運転者の操舵に対する応答性が低下して操舵フィーリングが悪化する恐れがあった。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであって、出力軸の軸方向におけるがたつきを防止することで、運転者の操舵に対する応答性を向上させ、操舵フィーリングの良好なパワーステアリング装置を提供することを目的としている。
本発明は、入力軸およびその入力軸にトーションバーを介して連結された出力軸がそれぞれ回転自在にバルブハウジングに収容されていて、入出力軸の相対回転に応じて油路の切り替えを行うコントロールバルブを備えたパワーステアリング装置において、出力軸のうちその軸方向における一方側を軸支する第1転がり軸受と、出力軸のうちその軸方向における他方側を軸支する第2転がり軸受と、出力軸をその軸方向に付勢して両転がり軸受のうち出力軸側のインナレースとバルブハウジング側のアウタレースとをそれぞれ軸方向にオフセットさせ、両転がり軸受の軸方向における内部すきまを少なくとも狭める付勢手段と、を備えていることを特徴としている。
すなわち本発明では、出力軸をその軸方向に付勢することで、両転がり軸受のうちバルブハウジング側に固定されたアウタレースと出力軸側に固定されたインナレースがそれぞれ軸方向でオフセットし、両転がり軸受の軸方向における内部すきまが少なくとも狭められることで、出力軸の軸方向におけるがたつきが防止される。
したがって本発明によれば、出力軸の軸方向におけるがたつきを防止することで、運転者の操舵に対する応答性が向上し、良好な操舵フィーリングが得られるメリットがある。
図1は本発明のより具体的な実施の形態を示していて、自動車のパワーステアリング装置を示す図てある。
本実施の形態におけるパワーステアリング装置では、図1に示すようにバルブユニット1のうち図示外のステアリングホイールに連結された入力軸2がトーションバー3を介して出力軸4に連結されているとともに、その出力軸4のピニオン部4aがパワーシリンダ5に組み込まれたラック軸6と噛合っている。そして、ラック軸6の両端部にはそれぞれボールジョイント7を介してタイロッド8が連結されていて、タイロッド8がパワーシリンダ5の軸方向に変位することで図示外の操舵輪が転舵されるようになっている。なお、入出力軸2,4およびトーションバー3はバルブハウジング17に回転自在に収容されている。
ラック軸6にはパワーシリンダ5内を二つの圧力室5a,5bに隔成するピストン9が結合されており、入出力軸2,4の相対回転、すなわちトーションバー3の捩れに応じて油路を切り替えるコントロールバルブ10をもって、オイルポンプ11(図2参照)から圧送される作動油を両圧力室5a,5bに選択的に供給し、操舵力をアシストするようになっている。
図2はバルブユニット1の詳細を示す図であって、図1におけるA―A断面図である。
バルブユニット1は、図2に示すようにリザーバタンク12から作動油が流入する流入ポート13と、リザーバタンク12に作動油を還流する還流ポート14と、パワーシリンダ5の各圧力室5a,5bにそれぞれ連通する一対の出力ポート15,16を備えていて、コントロールバルブ10がこれらの各ポート13,14,15,16間の油路を連通・遮断することでパワーシリンダ5によるアシスト力の発生を制御している。
バルブユニット1のバルブハウジング17は、例えばダイカストによりその全体が略有底円筒状に一体成形されていて、その開口部17aに螺合した付勢手段たるプラグ18をもってその開口部17aが閉塞されている。そのバルブハウジング17の内周側には複数の段状部17c,17d,17eが形成されていて、バルブハウジング17の内部空間がバルブハウジング17の底部17b側に向かって段階的に小径となる形状をなしている。なお、プラグ18にはロックナット19が螺合していて、そのロックナット19をもってプラグ18の回り止めがなされている。
また、トーションバー3のうちバルブハウジング17の開口部17a側端部はキー20により入力軸2に固定されているとともに、トーションバー3のうちバルブハウジング17の底部17b側端部は、例えば全周溶着等の溶着手段により出力軸4に固定されている。
さらに、入力軸2にはコントロールバルブ10のロータ10aが一体成形されているとともに、そのロータ10aに外挿されたコントロールバルブ10のスリーブ10bが出力軸4に一体成形されていて、ロータ10aはニードルベアリング21をもってスリーブ10bに軸支されている。すなわち、運転者が図示外のステアリングホイールを操舵すると、トーションバー3が捩れることによって入力軸2のロータ10aと出力軸4のスリーブ10bとが相対回転し、各ポート13,14,15,16間の油路が連通・遮断されるようになっている。
入力軸2はプラグ18の挿通孔18aを挿通していて、プラグ18内に保持された第1シール部材22により入力軸2とプラグ18との間がシールされ、且つ入力軸2が回転自在に保持されている。
一方、出力軸4のうちコントロールバルブ10よりも底部17b側の部位には、その出力軸4とバルブハウジング17との間をシールする第2シール部材23が設けられていて、これらの両シール部材22,23の間に作動油が充満されている。
出力軸4側の第2シール部材23は、出力軸4に形成された第1肩部4bとバルブハウジング17に形成された第1段状部17cの間に配置されていて、その第2シール部材23と第1肩部4bとの間には所定の隙間C1が設けられている。
そして、出力軸4の両端には第1、第2ボールベアリング24,25が第1、第2転がり軸受として設けられていて、その両ボールベアリング24,25をもって出力軸4が軸支されている。なお、第1、第2ボールベアリング24,25としては、スラスト荷重を負荷し得る転がり軸受としていわゆるアンギュラボールベアリングを用いている。
出力軸4のうちバルブハウジング17の開口部17a側端部を軸支する第1ボールベアリング24は、インナレース24aと転動体たるボール24bおよびアウタレース24cから構成されていて、そのインナレース24aが出力軸4と一体成形されている。また、そのアウタレース24cにプラグ18の先端が圧接していて、そのプラグ18をもって第1ボールベアリング24のアウタレース24cがバルブハウジング17に対する開口部17a側への相対変位を規制されている。
一方、出力軸4のうちバルブハウジング17の底部17b側端部を軸支する第2ボールベアリング25は、インナレース25aと転動体たるボール25bおよびアウタレース25cから構成されていて、そのインナレース25aが出力軸4に形成された第2肩部4dをもって出力軸4に対する開口部17a側への相対変位を規制されているとともに、そのアウタレース25bはバルブハウジング17に形成された第3段状部17eによってバルブハウジング17に対する底部17b側への相対変位を規制されている。
すなわち、プラグ18をバルブハウジング17の開口部17aにねじ込むことで、そのプラグ18の弾性変形に基づく復元力にて第1ボールベアリング24のアウタレース24cをバルブハウジング17の底部17b側に向かって付勢し、第1ボールベアリング24の軸方向における内部すきまをなくしているとともに、その第1ボールベアリング24を介して出力軸4がバルブハウジング17の底部17b側に向かって付勢されている。同時に、出力軸4を介して第2ボールベアリング25のインナレース25aがバルブハウジング17の底部17b側に付勢され、第2ボールベアリング25の軸方向における内部すきまをなくしている。なお、バルブハウジング17にはプラグ18の付勢方向で第1ボールベアリング24のアウタレース24cと引っ掛かりの関係となる第2段状部17dが形成されていて、その第2段状部17dと第1ボールベアリング24のアウタレース24cとの間にプラグ18の付勢力および両ボールベアリング24,25の軸方向における内部すきまの調整代として所定の隙間C2が設けられている。
換言すれば、両ボールベアリング24,25のインナレース24a,25a同士が所定の間隔で出力軸4に保持されていて、第1ボールベアリング24のアウタレース24cをプラグ18により押圧し、両ボールベアリング24,25のアウタレース24c、25c同士の軸方向における間隔を狭めることで、両ボールベアリング24,25のうち出力軸4側のインナレース24a,25aとバルブハウジング17側のアウタレース24c,25cをそれぞれ軸方向でオフセットさせ、両ボールベアリング24,25の軸方向における内部すきまをなくしている。
したがって本実施の形態によれば、プラグ18をバルブハウジング17にねじ込み、隙間C2の範囲内で両ボールベアリング24,25の内部すきまを調整してその内部すきまをなくすことで、出力軸4の軸方向におけるがたつきが防止され、運転者の操舵に対する応答性が向上するほか、出力軸4のピニオン部4aとラック軸6との噛合い状態が安定し、良好な操舵フィーリングが得られるメリットがある。
その上、バルブハウジング17の内部空間が一方側にのみ開口していて、且つ底部17b側に向かって段階的に小径となる形状をなしているため、一方向のボーリング加工によってバルブハウジング17の内径加工が行えるとともに、バルブユニット1の組立作業も一方向からの組み込みによって容易に行える上に、各部材の同心性を確保することができる。
さらに、第2シール部材23と出力軸4の第1肩部4bとの間に隙間C1を設けているため、プラグ18をバルブハウジング17の開口部17aにねじ込むことで出力軸4とバルブハウジング17が軸方向に相対変位しても第2シール部材23が押し潰されることがない。なお、本実施の形態では第2シール部材23と出力軸4の第1肩部4bとの間に隙間C1を設けたが、第2シール部材23とバルブハウジング17の第1段状部17cとの間に隙間を設け、出力軸4とバルブハウジング17が軸方向に相対変位した場合における第2シール部材23の潰れ変形を防止するようにしてもよい。
また、本実施の形態では第1、第2ボールベアリング24,25としていわゆるアンギュラボールベアリングを用いたが、出力軸4の両端を軸支する軸受としてはスラスト荷重を負荷し得る形式の転がり軸受であればよく、例えば安価な深溝ボールベアリングを用いることも可能である。
さらに、本実施の形態ではプラグ18の先端が第1ボールベアリング24のアウタレース24cに圧接するようにしたが、そのアウタレース24cを第2段状部17dに突き当てるとともに、プラグ18をもって第1ボールベアリング24のインナレース24aをバルブハウジング17の底部17b側に付勢してもよい。
上記実施の形態から把握される上記請求項に記載した以外の技術的思想について以下に説明する。
(1)第1転がり軸受および第2転がり軸受のインナレース同士が出力軸にその軸方向において所定間隔で保持されているとともに、第2転がり軸受のアウタレースがバルブハウジングに対する付勢手段の付勢方向への相対変位を規制されていて、第1転がり軸受のアウタレースを出力軸の他方側に向かって付勢することで、その第1転がり軸受を介して出力軸がその他方側に向かって付勢されていることを特徴とする請求項1に記載のパワーステアリング装置。
出力軸を第1転がり軸受のアウタレースおよび転動体を介して容易に付勢することができる。
(2)バルブハウジングのうち出力軸の軸方向における一方側に開口部が形成されているとともに、バルブハウジングのうち出力軸の軸方向における他方側に底部が形成され、
バルブハウジングの開口部を閉塞するプラグが付勢手段として第1転がり軸受のアウタレースをバルブハウジングの底部側に付勢していることを特徴とする(1)に記載のパワーステアリング装置。
バルブハウジングの開口部を閉塞するプラグが付勢手段として第1転がり軸受のアウタレースをバルブハウジングの底部側に付勢していることを特徴とする(1)に記載のパワーステアリング装置。
部品点数および加工工数を増加することなく容易に出力軸のがたつきを防止することができる。
(3)第1転がり軸受のアウタレースと、バルブハウジングのうちプラグの付勢方向で第1転がり軸受のアウタレースと引っ掛かりの関係となる段状部と、の間に隙間が設けられていることを特徴とする(2)に記載のパワーステアリング装置。
第1転がり軸受のアウタレースとバルブハウジングの段状部との間に隙間を設けることで、その隙間の範囲内で第1、第2転がり軸受の軸方向における内部すきまおよび上記プラグの付勢力を調整することができる。
(4)上記プラグがバルブハウジングの開口部側端部に螺合していることを特徴とする(2)または(3)に記載のパワーステアリング装置。
上記プラグのバルブハウジングへのねじ込み量を調整することで、容易に第1、第2転がり軸受の軸方向における内部すきまおよび上記プラグの付勢力の調整を行うことができる。
(5)上記プラグにそのプラグの緩みを防止するロックナットが螺合されていることを特徴とする(4)に記載のパワーステアリング装置。
ロックナットをもって上記プラグを確実に固定することで、上記プラグの付勢力を安定させることができる。
(6)バルブハウジング全体が一体成形されていることを特徴とする請求項1または(1)〜(5)のいずれかに記載のパワーステアリング装置。
バルブハウジングの強度が向上し、上記プラグの付勢力によるバルブハウジングの変形および破損を防止できる。
(7)コントロールバルブが、入力軸と一体的に設けられたロータと、そのロータに外挿され且つ出力軸と一体的に設けられたスリーブと、を備えていて、
スリーブが出力軸に一体成形されていることを特徴とする請求項1または(1)〜(6)のいずれかに記載のパワーステアリング装置。
スリーブが出力軸に一体成形されていることを特徴とする請求項1または(1)〜(6)のいずれかに記載のパワーステアリング装置。
上記プラグの付勢力に対するスリーブ付きの出力軸の強度を高めることができる。
(8)第1転がり軸受および第2転がり軸受として深溝ボールベアリングを用いていることを特徴とする請求項1または(1)〜(7)のいずれかに記載のパワーステアリング装置。
スラスト荷重を負荷し得る形式の転がり軸受を用いることで、上記プラグの付勢力を高め、より確実に出力軸のがたつきを防止することができる。
(9)第1転がり軸受のインナレースが出力軸に一体成形されていることを特徴とする請求項1または(1)〜(8)のいずれかに記載のパワーステアリング装置。
第1転がり軸受のうちインナレースの出力軸への取付強度を高めることができるとともに、第1転がり軸受のインナレースの出力軸への組付けが不要となる。
(10)出力軸側に形成された肩部とバルブハウジング側に形成された段状部との間に出力軸とバルブハウジングとの間をシールするシール部材が介在していて、出力軸側の肩部とシール部材の間およびバルブハウジング側の段状部とシール部材の間のうち少なくとも一方に隙間が設けられていることを特徴とする請求項1または(1)〜(9)のいずれかに記載のパワーステアリング装置。
上記プラグの付勢力によって出力軸とバルブハウジングが軸方向で相対変位した場合に、シール部材の潰れ変形を防止することができる。
2…入力軸
3…トーションバー
4…出力軸
10…コントロールバルブ
17…バルブハウジング
18…プラグ(付勢手段)
24…第1ボールベアリング(第1転がり軸受)
25…第2ボールベアリング(第2転がり軸受)
3…トーションバー
4…出力軸
10…コントロールバルブ
17…バルブハウジング
18…プラグ(付勢手段)
24…第1ボールベアリング(第1転がり軸受)
25…第2ボールベアリング(第2転がり軸受)
Claims (1)
- 入力軸およびその入力軸にトーションバーを介して連結された出力軸がそれぞれ回転自在にバルブハウジングに収容されていて、入出力軸の相対回転に応じて油路の切り替えを行うコントロールバルブを備えたパワーステアリング装置において、
出力軸のうちその軸方向における一方側を軸支する第1転がり軸受と、
出力軸のうちその軸方向における他方側を軸支する第2転がり軸受と、
出力軸をその軸方向に付勢して両転がり軸受のうち出力軸側のインナレースとバルブハウジング側のアウタレースとを軸方向にオフセットさせ、両転がり軸受の軸方向における内部すきまを少なくとも狭める付勢手段と、
を備えていることを特徴とするパワーステアリング装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007020397A JP2008184085A (ja) | 2007-01-31 | 2007-01-31 | パワーステアリング装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007020397A JP2008184085A (ja) | 2007-01-31 | 2007-01-31 | パワーステアリング装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008184085A true JP2008184085A (ja) | 2008-08-14 |
Family
ID=39727378
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007020397A Pending JP2008184085A (ja) | 2007-01-31 | 2007-01-31 | パワーステアリング装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2008184085A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR200452112Y1 (ko) | 2009-03-16 | 2011-02-01 | 복기용 | 자주식 엔진풀러의 파워 스티어링장치 |
-
2007
- 2007-01-31 JP JP2007020397A patent/JP2008184085A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR200452112Y1 (ko) | 2009-03-16 | 2011-02-01 | 복기용 | 자주식 엔진풀러의 파워 스티어링장치 |
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