JP2010030192A - 微細形状転写シート、微細形状転写シートの製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】微細形状転写シート、微細形状転写シートの製造方法、及びこの製造方法に用いる金型と製造装置に関し、成形後の微細形状転写シートの微細形状を傷付けることなく、保護フィルム等を介さず巻上げることを可能とする微細形状転写シートを提供する。
【解決手段】微細形状転写シートは、シート状の樹脂基材の片面に複数の凸型の微細形状が形成され、該微細形状の製品部以外の凸型の一部又は全部の高さが、製品部の凸型の高さよりも高いことを特徴とするものである。
【選択図】図1
【解決手段】微細形状転写シートは、シート状の樹脂基材の片面に複数の凸型の微細形状が形成され、該微細形状の製品部以外の凸型の一部又は全部の高さが、製品部の凸型の高さよりも高いことを特徴とするものである。
【選択図】図1
Description
本発明は、微細形状転写シート、微細形状転写シートの製造方法、及びこの製造方法に用いる金型と製造装置に関する。更に詳しくは、成形後の微細形状転写シートの微細形状を傷付けることなく、保護フィルム等を介さず巻上げることを可能とする微細形状転写シートに関する。
従来、導光板、光拡散板、レンズ等の光学フィルムを製造する手段として、薄いフィルムなどのシート状の基材の表面に、電離放射線硬化樹脂を塗工し、エンボスローラで該樹脂面を押圧、賦形すると同時に紫外線を照射させ、電離放射線硬化樹脂を硬化させ、その後、エンボスローラから上記シート状の基材と賦形された電離放射線硬化樹脂の一体化物を剥離して、微細凹凸形状を付与する成形方法(光インプリント法)がある。あるいは、薄いフィルムなどのシート状の基材の表面に、金型の表面に設けた微細凹凸形状を、加熱加圧して転写するプレス成形方法(熱インプリント法)が知られている(特許文献1、特許文献2)。これらのシート状の基材の表面に形成された微細凹凸形状は、外部圧力や擦れによって傷つきやすい性質を持っている。特に、このようなプレス成形法では、プレート板やロールによってシート状の基材を金型にプレスし、微細凹凸形状を転写するが、微細形状が熱可塑性樹脂であるため傷がつきやすく、巻上げるに際し、少なくとも巻上げる直前に保護フィルムを微細形状面に貼り合わせ、微細形状に傷がつくのを防止している。
特開2005−199455号公報
特開2005−310286号公報
しかしながら、一旦保護フィルムを貼り合わせてしまうと、プレス成形工程以降での検査工程をオフラインで実施できなくなる等の問題や、保護フィルムのコストが製造利益を圧迫するという問題が生じる。本発明の目的は、このような点に鑑み、成形後の微細形状転写シートの微細形状を傷付けることなく、保護フィルム等を介さず巻上げることを可能とする微細形状転写シートを提供することにある。さらにはこのような微細形状転写シートを製造する方法、及びこの製造方法に用いる金型と製造装置を提供することにある。
上述した目的を達成する本発明の微細形状転写シートは、シート状の樹脂基材の片面に複数の凸型の微細形状が形成され、該微細形状の製品部以外の凸型の一部又は全部の高さが、製品部の凸型の高さよりも高いことを特徴とするものである。
また、本発明の微細形状転写シートの製造方法は、複数の凹型の微細形状が表面に形成された金型の該表面に、シート状の樹脂基材を供給した後、該金型を該シート状の樹脂基材に押し当て、該シート状の樹脂基材の表面に微細形状を転写する微細形状転写シートの製造方法であって、
前記金型の微細形状の製品該当部以外の凹型の一部又は全部の深さが、製品該当部の凹型の深さよりも深いことを特徴とするものである。
前記金型の微細形状の製品該当部以外の凹型の一部又は全部の深さが、製品該当部の凹型の深さよりも深いことを特徴とするものである。
また、本発明の微細形状転写用金型は、シート状の樹脂基材の表面に複数の凸型の微細形状を転写するための金型であって、複数の凹型の微細形状が表面に形成され、該微細形状の製品該当部以外の凹型の一部又は全部の深さが、製品該当部の凹型の深さよりも深いことを特徴とするものである。
また、本発明の微細形状転写シートの製造装置は、複数の凹型の微細形状が表面に形成された金型を含む微細形状転写シートの製造装置であって、
前記金型の微細形状の製品該当部以外の凹型の一部又は全部の深さが、製品該当部の凹型の深さよりも深いことを特徴とするものである。
前記金型の微細形状の製品該当部以外の凹型の一部又は全部の深さが、製品該当部の凹型の深さよりも深いことを特徴とするものである。
尚、本発明の微細形状転写シートをはじめとして、微細形状転写シートを製造する方法、及びこの製造方法に用いる金型と製造装置について、特に成形方法に限定されることはなく、前述の光インプリント法および熱インプリント法ともに好適に用いることができる。
本発明によれば、シート状の樹脂基材の表面に複数の凸型の微細形状が形成され、微細形状の製品部以外の凸型の一部又は全部の高さが、製品部の凸型の高さよりも高い微細形状転写シートにおいて、巻上げ時に製品部の凸型の高さよりも高い微細形状の製品部以外を基点として巻き上げることにより、保護フィルム等を貼り付けなくとも凸型の微細形状を傷付けることなく巻上げることが可能となる。
以下、更に詳しく本発明の微細形状転写シート、微細形状転写シートの製造方法、微細形状転写用金型、および微細形状転写シートの製造装置について説明する。なお、以下の説明では熱インプリント法における微細形状転写シート等について説明しているが、光インプリント法においても同様に適用できる。
まず、本発明の微細形状転写シートは、シート状の樹脂基材の片面に複数の凸型の微細形状が形成され、該微細形状の製品部以外の凸型の一部又は全部の高さが、製品部の凸型の高さよりも高いことを特徴とするものである。ここで「製品部」とは、シート状の樹脂基材の表面に転写された凸型の微細形状のうち、最終的に製品として使用される部分を指す。
図4に、本発明の微細形状転写シートを保護フィルムなしで巻き上げた状態でのフィルム走行方向から見た模式断面図を示す。製品部の凸型の高さよりも高い製品部以外を対向する転写シートに接触させて巻き上げることで、製品部の凸型が対向する転写シートと接触しなくなる。あるいは、製品部の凸型が対向する転写シートに接触したとしても、大部分の圧力は製品部以外の凸型で受けるので製品部の凸型には強い圧力がかからなくなる。その結果、保護フィルム等を貼り付けなくとも製品部の凸型を傷付けることなく、転写シートを巻上げることが可能となる。なお、図4の微細形状転写シートでは、転写シートの中央部分が製品部であり、転写シートの両端部分の凸型の高さが高くなっているが、もちろんこの形に限定されるのではない。例えば、転写シート面の複数ヶ所に製品部が分散して形成され、各製品部の間の凸型の高さが高くなっていてもよい。要するに、転写シートを巻き上げた際に、製品部の凸型が対向する転写シートに接触しないか、凸型が変形しない程度の圧力で接触するように製品部以外の凸型の一部又は全部の高さが高くなっていればよい。
本発明にかかるシート状の樹脂基材は、熱可塑性樹脂を主体とした薄板状物であればよく、後述する成形用の熱可塑性樹脂(以下、成形用熱可塑性樹脂)からなる単層体、支持体の片面に成形用熱可塑性樹脂を積層した2層積層体、支持体の一方の面に成形用熱可塑性樹脂を他方の面に成形用熱可塑性樹脂とは異なる樹脂を積層した3層積層体、支持体の両面に成形用熱可塑性樹脂を積層した3層積層体等がある。単層体は製膜上のハンドリング等に優れている。2層積層体は成形用熱可塑性樹脂を配した面とは反対側の面に易滑性、耐摩擦性などの表面特性や、機械的強度、耐熱性を付与することができる。また、高価な成形用熱可塑性樹脂の使用を減らせるので単層体と比較してコストも抑えられる。3層積層体は支持体の両面に樹脂が積層されるので成形後のカールが防止できる点から好ましい。特に支持体の両面に成形用熱可塑性樹脂を積層した3層積層体の場合、両面の樹脂の特性が同じであるからカールの防止が容易となり好ましい。また、成形熱可塑性樹脂からなる単層体や、2層積層体又は3層積層体における成形面の成形用熱可塑性樹脂からなる層には、本発明の効果を阻害しない範囲において成形用熱可塑性樹脂以外の成分が含まれていてもよい。
また、シート状の樹脂基材の厚さは、好ましくは0.01〜3mmの範囲、より好ましくは0.01〜1mmの範囲である。0.01mm未満では成形するのに厚みが十分でない場合があり、3mmを超えると基材の剛性により搬送が難しくなる場合がある。
また、シート状の樹脂基材の厚さは、好ましくは0.01〜3mmの範囲、より好ましくは0.01〜1mmの範囲である。0.01mm未満では成形するのに厚みが十分でない場合があり、3mmを超えると基材の剛性により搬送が難しくなる場合がある。
本発明にかかる成形用熱可塑性樹脂は、ガラス転移温度Tgが好ましくは40〜180℃、より好ましくは50〜160℃、最も好ましくは50〜120℃の熱可塑性樹脂である。ガラス転移温度Tgが40℃未満であると成形品の耐熱性が低くなり形状が経時変化する場合がある。また、180℃を上回ると成形温度を高くせざるを得ないものとなりエネルギー的に非効率であり、またフィルムの加熱/冷却時の体積変動が大きくなりフィルムが金型に噛み込んで離型できなくなったり、また離型できたとしてもパターンの転写精度が低下したり、部分的にパターンが欠けて欠点となる場合がある。成型用熱可塑性樹脂は、好ましくはポリエチレンテレフタレート、ポリエチレン−2、6−ナフタレート、ポリプロピレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート等のポリエステル系樹脂、ポリエチレン、ポリスチレン、ポリプロピレン、ポリイソブチレン、ポリブテン、ポリメチルペンテン等のポリオレフィン系樹脂、環状ポリオレフィン系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリイミド系樹脂、ポリエーテル系樹脂、ポリエステルアミド系樹脂、ポリエーテルエステル系樹脂、アクリル系樹脂、ポリウレタン系樹脂、ポリカーボネート系樹脂、あるいはポリ塩化ビニル系樹脂などの熱可塑性樹脂からなるものである。これらの中で共重合するモノマー種が多様であり、かつ、そのことによって材料物性の調整が容易であるなどの理由から、特にポリエステル系樹脂、ポリオレフィン系樹脂、ポリアミド系樹脂、アクリル系樹脂またはこれらの混合物から選ばれる熱可塑性樹脂から主として形成されていることが好ましく、上述の熱可塑性樹脂が50重量%以上からなることがさらに好ましい。
シート状の樹脂基材の形成方法としては、例えば、単層体の場合、シート形成用材料を押出機内で加熱溶融し、口金から冷却したキャストドラム上に押し出してシート状に加工する方法(溶融キャスト法)が挙げられる。その他の方法として、シート形成用材料を溶媒に溶解させ、その溶液を口金からキャストドラム、エンドレスベルト等の支持体上に押し出して膜状とし、次いで、かかる膜層から溶媒を乾燥除去させてシート状に加工する方法(溶液キャスト法)等も挙げられる。
また、積層体の製造方法としては、支持体の樹脂と成形用熱可塑性樹脂をそれぞれ二台の押出機に投入し、溶融して口金から冷却したキャストドラム上に共押出してシート状に加工する方法(共押出法)、単膜で作製した支持体に成形用熱可塑性樹脂を押出機に投入して溶融押出して口金から押出しながらラミネートする方法(溶融ラミネート法)、支持体と成形用熱可塑性樹脂で構成されたシートをそれぞれ別々に単膜作製し、加熱されたロール群などにより熱圧着する方法(熱ラミネート法)、その他、シート形成用材料を溶媒に溶解させ、その溶液をシート上に塗布する方法(コーティング法)等が挙げられる。
本発明の微細形状転写用金型は、シート状の樹脂基材の表面に複数の凸型の微細形状を転写するための金型であって、複数の凹型の微細形状が表面に形成され、該微細形状の製品該当部以外の凹型の一部又は全部の深さが、製品該当部の凹型の深さよりも深いことを特徴とするものである。ここで「製品該当部」とは、金型の表面に形成された凹型の微細形状のうち、シート状の樹脂基材の表面に「製品部」に該当する凸型の微細形状をシート状の樹脂基材の表面に形成するための部分である。図3に金型上に付与された製品該当部と製品該当部以外の一例を示す。なお、本発明の微細形状転写用金型は、平板なプレートの表面に凹型が形成されたものに限らず、金型の表面が湾曲しておりその湾曲した表面に凹型が形成されたものや、金型全体がロールであってロールの表面に凹型が形成されたもの等も含まれる。
本発明にかかる金型に形成された凹型の微細形状は、製品該当部の凹型の深さよりも製品該当部以外に形成された凹型の深さが深ければ特に指定はなく、プリズム形状、楕円形状、矩形形状、角錐台形形状等が例示できる。金型にパターンを形成する方法としては、機械加工、レーザー加工、フォトリソグラフィ、電子線描画方法等がある。金型の材質としては、所望のプレス時の強度、パターン加工精度、フィルムの離型性が得られるものであればよく、例えば、ステンレス、ニッケル、銅等を含んだ金属材料、シリコーン、ガラス、セラミックス、樹脂、もしくは、これらの表面に離型性を向上させるための有機膜を被覆させたものが好ましく用いられる。金型の微細な凹型のパターンは、シート状の樹脂基材の表面に付与したい微細な凸型パターンに対応して形成されているものである。図1に製品該当部のプリズム形状よりも深さの深い形状が製品該当部以外に形成された金型の断面図を例示する。併せて、図2に同金型を用いてシート状の樹脂基材の表面に微細形状を転写した微細形状転写シートの断面図を示す。
本発明の微細形状転写シートの製造方法は、複数の凹型の微細形状が表面に形成された金型の該表面に、シート状の樹脂基材を供給した後、該金型を該シート状の樹脂基材に押し当て、該シート状の樹脂基材の表面に微細形状を転写する微細形状転写シートの製造方法であって、
前記金型の微細形状の製品該当部以外の凹型の一部又は全部の深さが、製品該当部の凹型の深さよりも深いことを特徴とするものである。
前記金型の微細形状の製品該当部以外の凹型の一部又は全部の深さが、製品該当部の凹型の深さよりも深いことを特徴とするものである。
また、本発明の微細形状転写シートの製造装置は、複数の凹型の微細形状が表面に形成された金型を含む微細形状転写シートの製造装置であって、
前記金型の微細形状の製品該当部以外の凹型の一部又は全部の深さが、製品該当部の凹型の深さよりも深いことを特徴とするものである。
前記金型の微細形状の製品該当部以外の凹型の一部又は全部の深さが、製品該当部の凹型の深さよりも深いことを特徴とするものである。
なお、薄いフィルムなどのシート状の基材の表面に、金型の表面に設けた微細凹凸形状を、加熱加圧して転写するプレス成形方法(熱インプリント法)の場合、前記加圧する部材としては、ロール又はプレート板のいずれであっても構わない。
また、熱インプリント法の場合において、本発明の微細形状転写シートの製造方法および製造装置は、微細形状が表面に形成されたプレート金型への加圧部材の押圧によってシート状の樹脂基材へ微細形状を転写するのみでなく、例えば、ロール状の金型へのニップロール等の押圧によって、シート状の樹脂基材へ微細形状を転写するものであっても好適に適用が可能である。
本発明の微細形状転写シートの製造方法は、加圧部材の一つであるプレート板によりシート状の樹脂基材を金型に押圧するに際し、プレート板とシート状の樹脂基材の間に緩衝材を設けて押圧することが好ましい。プレート板とシート状の樹脂基材との間に緩衝材を設けることで、プレート板の力をシート状の樹脂基材全面に均一にかけることができるので、転写ムラを起こすことがなく好ましい。緩衝材は、プレート板によりシート状の樹脂基材を金型にプレスしてシート状の樹脂基材の表面に微細形状を転写するに際し、その成形性を満たすもの、ならびに押圧時プレートまたは金型を加熱する場合があるので、耐熱性に優れたものであれば、各種ゴム、各種フィルム等いずれでも良い。
本発明の微細形状転写シートの製造方法を実現するための製造装置について、以下図面に基づいて具体的に説明する。図5に、かかる本発明の微細形状転写シートの製造装置の一例を、シート状の樹脂基材としてフィルムを用いた場合で、該フィルム幅方向から見た概略断面図を示す。
図5に示すように、本発明の微細形状転写シートの製造装置5は、プレスユニット10と、離型ユニット20と、ヒーターユニット30と、冷却ユニット40と、巻出ユニット50、巻取ユニット60から構成される。巻出ユニット50でロール状に巻き取られたフィルム6が、巻き出されて、プレスユニット10で本発明の金型7の微細形状が転写形成され、巻取ユニット60により保護フィルム等を介さずロール状に巻き取られる。巻出ユニット50と巻取ユニット60は、上記のフィルムの搬送装置である。プレスユニット10は、加圧プレート(上)14aが支柱11をガイドにして昇降移動できるように、プレスシリンダー12に連結されている。支柱11はフレーム(上)16aとフレーム(下)16bに挟まれるように配設されている。加圧プレート(上)14aの下面には温調プレート(上)15aが取り付けられている。一方、加圧プレート(下)14bの上面には温調プレート(下)15bが取り付けられている。各温調プレートには、それぞれ、加熱ユニット30、冷却ユニット40が配管、配線等を介して接続されている。そして、金型7は温調プレート(下)15bの上側表面に取り付けられて、下側温調プレートを介して、加熱、冷却制御される。そして温調プレート(上)15aが本発明にかかるプレート板として機能する。
次に、微細形状転写シートの製造装置5による一連のフィルム成形動作について説明する。図6と図7は、本発明の装置を用いて、ロール状の連続フィルムを間欠成形する動作をフィルム幅方向から見た概略断面図であり、以下に説明するプロセス(A)〜(K)の流れで成形するものである。
(A)あらかじめ、金型7をプレスユニット10にセットした後、フィルム6を巻出ユニット50にセットし、フィルム6の巻出部を引き出し、ガイドロールを経由し、プレスユニット内の金型の表面に沿わせ、さらに、離型ユニット20を経由して、巻取ユニット60で巻き取る(図6(a)参照)。
(B)次に、加熱ユニットを作動させて、温調プレート(上)15a、温調プレート(下)15bをともに成型温度まで上昇させる。
(C)プレスユニット10を作動させて、温調プレート(上)15aを下降させて、金型3の表面と温調プレート(上)との間にフィルムを挟むようにプレスする。このとき、フィルム固定部54および65を作動させてフィルムを固定しておく。温度、プレス圧力昇圧速度、加圧時間等の条件は、フィルムの材質、転写形状、特に凹凸のアスペクト比等に依存する。概ね、成形温度は100〜180℃、プレス圧力は1〜10MPa、成形時間が1秒〜60秒、昇圧速度は0.05MPa/s〜1MPa/sの範囲で設定される(図6(b)参照)。
(D)加熱しながらのプレスを完了した後、冷却ユニットを作動させて、温調プレート(上)15a、温調プレート(下)15bを降温させる。なお、冷却中もプレス加圧を継続していることが好ましい。冷却温度は金型表面の温度がフィルムを離型するのに十分に冷却されるように設定される。例えば、金型7の表面温度がフィルムのガラス転移点以下まで冷却を行うのが良い。
(E)冷却完了後、プレス圧力を開放して、温調プレート(上)15aを離型ユニット20がプレス装置内を水平移動させるのに十分なスペースを確保できる位置まで上昇させる(図6(c)参照)。
(F)温調プレート(上)15aが上昇を完了した後、フィルム固定部65を開放して、補助ロール旋回手段を駆動して、補助ロール22を剥離ロール21の上部まで旋回移動させて、フィルム6を剥離ロール21、補助ロール22に抱きつかせる(図6(d)参照)。
(G)その後、剥離ロール21をフィルム表面で23aの方向に回転させる。剥離ロール21は、フィルム表面との摩擦力により回転と同時に23bの方向に移動する。移動はプレス装置の加圧プレートに設けた剥離ロール直動ガイドに案内されながら移動する。この時に、金型表面に密着したフィルムが良好に離型される(図7(e)参照)。
(H)金型7の巻出側端部まで剥離が完了すると、剥離ロールの回転を停止する(図7(f)参照)。
(I)その後、剥離ロールが回転しないようにブレーキをかけて、フィルム固定部54を開放して、搬送駆動ロール64を回転させることにより、剥離ロール21と補助ロール22が相対位置を維持したまま、巻取側へ移動する。このとき、巻出側から新しいフィルムを引き出すとともに、成形したフィルムは巻取側に送り出される(図7(g)参照)。
(J)フィルムの引き出しが終わると、フィルム固定部54でフィルムを固定した後、補助ロールがもとの位置まで旋回して戻り、フィルム固定部65でフィルムを固定する。新しいフィルムが供給されることにより、あらかじめ引出バッファ部53で弛ましてあったフィルムが巻き取り側に引き出されるが、センサー57bによりフィルムが検知する位置まで、巻出ロール回転手段を作動させて、巻出ロールから新たなフィルムが引出バッファ部に供給される。一方、成型が完了したフィルムが送り出されると、送り出された長さ相当のフィルムは、一時的に巻取バッファ部63で保留され、センサー68aでフィルムを検知しなくなるまで、すなわち、新たに溜まった分の長さ相当のフィルムを、巻取ロール回転手段を作動させて巻き取る(図7(h)参照)。
(K)フィルムの離型が完了すると同時に、またはその直前から温調プレート(上)(下)の加熱を開始する。そして、プレスユニット10を作動させて、温調プレート(上)をフィルムの上面付近まで下降させておく。
昇温が完了した後にプレス成形を行い、上述した(C)からの動作を繰り返す。
上記の(F)〜(H)の動作により、スムーズな離型動作を間欠式フィルムの成形サイクルに組み込むことが可能となり、離型跡の少ない高品質な成形フィルムを生産できる。
また、上記の(I)の動作により、次サイクルで成形するフィルムを素早くプレスユニット内に供給することができるので、高い生産性で間欠的フィルム成形を実現できる。そして、両者のフィルムの離型動作、供給動作を組み合わせることにより、高品質な成形フィルムを高い生産性で生産できる。
(1)成形性の測定方法
レーザー顕微鏡(株式会社キーエンス製VK9700)を用いて、成形後の微細形状転写フィルムの成形断面を1000倍もしくは3000倍で観察し、成形高さを測定した。図8に示すように、各サンプルについて製品部をA〜Iの9箇所、製品部以外をa〜hの8箇所(製品部以外が図8(2)のような場合はa〜fの6箇所)を測定し、3サンプルについて測定した測定値の平均値を成形性の値とした。
レーザー顕微鏡(株式会社キーエンス製VK9700)を用いて、成形後の微細形状転写フィルムの成形断面を1000倍もしくは3000倍で観察し、成形高さを測定した。図8に示すように、各サンプルについて製品部をA〜Iの9箇所、製品部以外をa〜hの8箇所(製品部以外が図8(2)のような場合はa〜fの6箇所)を測定し、3サンプルについて測定した測定値の平均値を成形性の値とした。
〔実施例1〕
(1)金型サイズ:500mm(フィルム幅方向)×800mm(フィルム走行方向)×20mm(厚み)。
(2)金型材質:銅。
(3)微細形状(製品該当部):ピッチ10μm、凹型の深さ5μmで、フィルム走行方向から見たときの断面がプリズム形状のものを使用した。また、フィルム走行方向から見たときの製品該当部の巾は、480mmである。
(4)微細形状(製品該当部以外):ピッチ25μm、凹型の深さ12.5μmで、フィルム走行方向から見たときの断面がプリズム形状のものを使用した。また、フィルム走行方向から見たときに製品該当部の両端を挟むようにして製品該当部以外が設けられ、製品該当部以外の巾は、それぞれ10mmである。
(5)プレス装置:最大3000kNまで加圧できるもので、加圧は油圧ポンプによってされる。プレス装置内にはアルミ合金製でサイズが700mm(フィルム幅方向)×1000mm(フィルム走行方向)の温調プレートが上下に2枚取り付けられ、それぞれ、加熱装置、冷却装置に連結されている。なお、金型は下側の温調プレート上面に取り付けられている。加熱装置は熱媒循環装置で、熱媒はバーレルサーム#400(松村石油(株)製)で、150℃に加熱したものを100L/minの流量で流す。また、冷却装置は冷却水循環装置で、20℃に冷却された水を150L/minの流量で流すものである。
(5)緩衝材:厚み2.0mmの耐熱性基布の中間基材と、中間基材の両側に積層したフッ素ゴムとで構成された複合シート((株)金陽社製 型番F200)を準備した。この複合シートの片面に厚み100μmのフッ素樹脂フィルム(東レフィルム加工(株)型番:トヨフロンF100)を積層して緩衝材とした。この緩衝材を、フッ素樹脂フィルム面とは反対側の面を向けて上側の温調プレートに貼り付けた。
(6)離型装置:図5に示したものと同じ構成で剥離ロールと補助ロールを組み合わせたものを使用した。
(7)シート状樹脂基材:厚みが120μm、層構成は2層構成〔成形層:低融点のポリエチレンテレフタレート(ガラス転移点:75℃)40μm、支持層:ポリエチレンテレフタレート80μm)である。
(8)動作方法:上記の装置を用い、以下のように間欠的に成型を行った。あらかじめ、フィルムを巻出装置から巻取装置までプレス装置を経由して通しておく。次に、温調プレートが上下ともに110℃となるまで加熱した後、上側プレートを下降させて、フィルムのプレスを開始する。プレスは金型表面で7MPaで、30秒実施した。その後、プレスを継続したまま、温調プレートを上下ともに冷却する。各温調プレートが60℃になったときに冷却を停止する。上下ともに冷却が完了すれば、プレスを開放する。上側プレートを上限まで上昇させ、離型装置を駆動して、フィルムを離型する。
(9)上記の動作を繰り返し、100枚の微細形状フィルムを作成し巻上げた。巻芯部に該当する微細形状を目視で評価した結果、製品部の傷はなく、全面均一な転写状態であった。また、微細形状転写フィルムの成形性を確認した結果、製品部のプリズムの成形高さは4.7μm、製品部以外のプリズムの成形高さは11.9μmであり、製品部のプリズムは頂部が崩れているものはなく、製品部以外のプリズムは頂部が一部崩れているものがあった。
(1)金型サイズ:500mm(フィルム幅方向)×800mm(フィルム走行方向)×20mm(厚み)。
(2)金型材質:銅。
(3)微細形状(製品該当部):ピッチ10μm、凹型の深さ5μmで、フィルム走行方向から見たときの断面がプリズム形状のものを使用した。また、フィルム走行方向から見たときの製品該当部の巾は、480mmである。
(4)微細形状(製品該当部以外):ピッチ25μm、凹型の深さ12.5μmで、フィルム走行方向から見たときの断面がプリズム形状のものを使用した。また、フィルム走行方向から見たときに製品該当部の両端を挟むようにして製品該当部以外が設けられ、製品該当部以外の巾は、それぞれ10mmである。
(5)プレス装置:最大3000kNまで加圧できるもので、加圧は油圧ポンプによってされる。プレス装置内にはアルミ合金製でサイズが700mm(フィルム幅方向)×1000mm(フィルム走行方向)の温調プレートが上下に2枚取り付けられ、それぞれ、加熱装置、冷却装置に連結されている。なお、金型は下側の温調プレート上面に取り付けられている。加熱装置は熱媒循環装置で、熱媒はバーレルサーム#400(松村石油(株)製)で、150℃に加熱したものを100L/minの流量で流す。また、冷却装置は冷却水循環装置で、20℃に冷却された水を150L/minの流量で流すものである。
(5)緩衝材:厚み2.0mmの耐熱性基布の中間基材と、中間基材の両側に積層したフッ素ゴムとで構成された複合シート((株)金陽社製 型番F200)を準備した。この複合シートの片面に厚み100μmのフッ素樹脂フィルム(東レフィルム加工(株)型番:トヨフロンF100)を積層して緩衝材とした。この緩衝材を、フッ素樹脂フィルム面とは反対側の面を向けて上側の温調プレートに貼り付けた。
(6)離型装置:図5に示したものと同じ構成で剥離ロールと補助ロールを組み合わせたものを使用した。
(7)シート状樹脂基材:厚みが120μm、層構成は2層構成〔成形層:低融点のポリエチレンテレフタレート(ガラス転移点:75℃)40μm、支持層:ポリエチレンテレフタレート80μm)である。
(8)動作方法:上記の装置を用い、以下のように間欠的に成型を行った。あらかじめ、フィルムを巻出装置から巻取装置までプレス装置を経由して通しておく。次に、温調プレートが上下ともに110℃となるまで加熱した後、上側プレートを下降させて、フィルムのプレスを開始する。プレスは金型表面で7MPaで、30秒実施した。その後、プレスを継続したまま、温調プレートを上下ともに冷却する。各温調プレートが60℃になったときに冷却を停止する。上下ともに冷却が完了すれば、プレスを開放する。上側プレートを上限まで上昇させ、離型装置を駆動して、フィルムを離型する。
(9)上記の動作を繰り返し、100枚の微細形状フィルムを作成し巻上げた。巻芯部に該当する微細形状を目視で評価した結果、製品部の傷はなく、全面均一な転写状態であった。また、微細形状転写フィルムの成形性を確認した結果、製品部のプリズムの成形高さは4.7μm、製品部以外のプリズムの成形高さは11.9μmであり、製品部のプリズムは頂部が崩れているものはなく、製品部以外のプリズムは頂部が一部崩れているものがあった。
〔比較例1〕
金型の微細形状を下記のものに変更する以外は、実施例1と同様にして評価を行った。
(1)金型サイズ:500mm(フィルム幅方向)×800mm(フィルム走行方向)×20mm(厚み)。
(2)金型材質:銅。
(3)微細形状(製品該当部):ピッチ10μm、凹型深さ5μmで、フィルム走行方向から見たときの断面がプリズム形状のものを使用した。また、フィルム走行方向から見たときの製品該当部の巾は500mmであり、製品該当部と製品該当部以外の区別はなく、全て同じ凹型形状である。
(4)100枚の微細形状フィルムを作成し巻上げた。巻芯部に該当する微細形状を目視で評価した結果、傷が有ることを確認した。また、微細形状転写フィルムの成形性を確認した結果、プリズムの成形高さは4.3μmであり、一部プリズム頂部が崩れているものがあった。
金型の微細形状を下記のものに変更する以外は、実施例1と同様にして評価を行った。
(1)金型サイズ:500mm(フィルム幅方向)×800mm(フィルム走行方向)×20mm(厚み)。
(2)金型材質:銅。
(3)微細形状(製品該当部):ピッチ10μm、凹型深さ5μmで、フィルム走行方向から見たときの断面がプリズム形状のものを使用した。また、フィルム走行方向から見たときの製品該当部の巾は500mmであり、製品該当部と製品該当部以外の区別はなく、全て同じ凹型形状である。
(4)100枚の微細形状フィルムを作成し巻上げた。巻芯部に該当する微細形状を目視で評価した結果、傷が有ることを確認した。また、微細形状転写フィルムの成形性を確認した結果、プリズムの成形高さは4.3μmであり、一部プリズム頂部が崩れているものがあった。
1:金型上に形成された製品該当部
2:金型上に形成された製品該当部以外
3:微細形状転写シート上に形成された製品部
4:微細形状転写シート上に形成された製品部以外
5:微細形状転写シートの製造装置
6:シート状の樹脂基材
7:金型
10:プレスユニット
11:支柱
12:プレスシリンダー
13:昇降ガイド
14a、b:加圧プレート(上)、(下)
15a、b:プレート板(温調プレート)(上)、(下)
16:フレーム
17:緩衝材
20:離型ユニット
21:剥離ロール
22:補助ロール
30:ヒーターユニット
40:冷却ユニット
50:巻出ユニット
51:巻出ロール回転手段
52a〜d:ガイドロール
53:引出バッファ部
54:フィルム固定部
55:ボックス
56:吸引排気手段
57a、b:センサー
60:巻取ユニット
61:巻取ロール回転手段
62a〜d:ガイドロール
63:巻取バッファ部
64:搬送駆動ロール
65:フィルム固定部
66:ボックス
67:吸引排気手段
68a、b:センサー
2:金型上に形成された製品該当部以外
3:微細形状転写シート上に形成された製品部
4:微細形状転写シート上に形成された製品部以外
5:微細形状転写シートの製造装置
6:シート状の樹脂基材
7:金型
10:プレスユニット
11:支柱
12:プレスシリンダー
13:昇降ガイド
14a、b:加圧プレート(上)、(下)
15a、b:プレート板(温調プレート)(上)、(下)
16:フレーム
17:緩衝材
20:離型ユニット
21:剥離ロール
22:補助ロール
30:ヒーターユニット
40:冷却ユニット
50:巻出ユニット
51:巻出ロール回転手段
52a〜d:ガイドロール
53:引出バッファ部
54:フィルム固定部
55:ボックス
56:吸引排気手段
57a、b:センサー
60:巻取ユニット
61:巻取ロール回転手段
62a〜d:ガイドロール
63:巻取バッファ部
64:搬送駆動ロール
65:フィルム固定部
66:ボックス
67:吸引排気手段
68a、b:センサー
Claims (5)
- シート状の樹脂基材の片面に複数の凸型の微細形状が形成され、該微細形状の製品部以外の凸型の一部又は全部の高さが、製品部の凸型の高さよりも高い微細形状転写シート。
- 複数の凹型の微細形状が表面に形成された金型の該表面に、あるシート状の樹脂基材を供給した後、該金型を該シート状の樹脂基材に押し当て、該シート状の樹脂基材の表面に微細形状を転写する微細形状転写シートの製造方法であって、
前記金型の微細形状の製品該当部以外の凹型の一部又は全部の深さが、製品該当部の凹型の深さよりも深い微細形状転写シートの製造方法。 - シート状の樹脂基材の表面に複数の凸型の微細形状を転写するための金型であって、複数の凹型の微細形状が表面に形成され、該微細形状の製品該当部以外の凹型の一部又は全部の深さが、製品該当部の凹型の深さよりも深い微細形状転写用金型。
- 複数の凹型の微細形状が表面に形成された金型を含む微細形状転写シートの製造装置であって、
前記金型の微細形状の製品該当部以外の凹型の一部又は全部の深さが、製品該当部の凹型の深さよりも深い微細形状転写シートの製造装置。 - 微細形状が熱可塑性樹脂を加熱・加圧成型したものである請求項1に記載の微細形状転写シート。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008195909A JP2010030192A (ja) | 2008-07-30 | 2008-07-30 | 微細形状転写シート、微細形状転写シートの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008195909A JP2010030192A (ja) | 2008-07-30 | 2008-07-30 | 微細形状転写シート、微細形状転写シートの製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010030192A true JP2010030192A (ja) | 2010-02-12 |
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ID=41735275
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2008195909A Pending JP2010030192A (ja) | 2008-07-30 | 2008-07-30 | 微細形状転写シート、微細形状転写シートの製造方法 |
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Country | Link |
---|---|
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Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010221454A (ja) * | 2009-03-23 | 2010-10-07 | Toray Ind Inc | 間欠式フィルム成形方法および間欠式フィルム成形装置 |
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WO2014069002A1 (ja) * | 2012-11-05 | 2014-05-08 | オムロン株式会社 | 転写成形方法、金型構造、転写成形装置、及び、光学部材 |
KR101819916B1 (ko) * | 2016-04-29 | 2018-01-18 | 주식회사 청하 | 반사시트 성형층 제조방법 |
-
2008
- 2008-07-30 JP JP2008195909A patent/JP2010030192A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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