JP2010029228A - 自動血圧監視装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】生体の実際のリスクに応じて適切なタイミングでカフを用いた血圧測定が可能な自動血圧監視装置を提供する。
【解決手段】血圧測定起動手段64において、心筋酸素消費量指標値算出手段62により算出された心筋酸素消費量指標値(心拍数血圧値積RPP)と心拍変化情報算出手段58により算出された心拍変化情報(ΔHR)とに基づいて、血圧測定手段50による血圧測定を起動させることから、生体状態の実際にリスクに応じた起動条件で血圧測定手段50による血圧測定が起動される。従って、生体の実際のリスクに応じて適切なタイミングでカフを用いた血圧測定が可能となる。
【選択図】図2

Description

本発明は、生体の血圧を監視するための自動血圧監視装置に関するものである。
一般に、生体の血圧値を比較的長期にわたって監視するための血圧監視装置は、生体の一部に巻回されるカフを用い、そのカフの圧迫圧力を変化させることによりその生体の血圧値を測定する血圧測定手段を、一定の周期で自動的に起動させる。
上記の血圧測定手段によりカフを用いて測定される血圧測定値は、比較的信頼性が得られることから、その血圧測定手段による血圧測定を繰り返し実行することが考えられるが、血圧監視の遅れを解消しようとして自動起動周期を短くすると、カフの生体に対する圧迫頻度が高くなるので大きな負担を生体に強いることになるとともに、そのカフによる圧迫頻度が極端に高くなると、鬱血が生じて正確な血圧値が得られなくなる不都合が発生する。
これに対し、生体の血圧測定が必要な状態となったことが生体情報に基づいて決定されると、カフによる血圧測定を開始させるようにした自動血圧監視装置が提案されている。たとえば、特許文献1には、生体の心拍周期の周波数解析により得られた周波数成分分析値(心拍周期情報)の変動値が予め設定された判断基準範囲を越えたことに基づいて、カフによる血圧測定を開始させる自動血圧監視装置が提案されている。これによれば、周波数成分分析値が予め設定された判断基準範囲を越えたことに基づいて、カフによる血圧測定が起動させられることから、その周波数成分分析値により血圧変動の起こり得る可能性が推定されてカフにより血圧測定が開始されるので、短周期で血圧測定することが解消されて、生体に対する負担が軽減されるとともに、正確な血圧監視が可能となる。
特開2008−43356号公報
しかしながら、上記特許文献1の自動血圧監視装置によれば、生体の実際のリスクに拘わらず、生体パラメータが予め設定された一定の血圧測定起動条件に到達すると一律にカフによる血圧測定が開始されるので、必ずしも適切にカフによる血圧測定が開始される訳ではなかった。すなわち、それほどリスクのない生体状態であれば、不要にカフによる血圧測定が開始される傾向となり、リスクの高い生体状態であれば、迅速に血圧測定値が得られないということになるので、生体状態のリスクに応じた適切な血圧監視ができない場合があった。
本発明は、以上の事情を背景として為されたものであり、その目的とするところは、生体の実際のリスクに応じて適切なタイミングでカフを用いた血圧測定が可能な自動血圧監視装置を提供することにある。
本発明者は、以上の事情を背景として種々研究を重ねるうち、生体の心筋の酸素消費量が生体状態のリスクを適切に示すことに着目し、その心筋の酸素消費量を表す心拍数血圧値積RPP(=HR×BPSYS)を用い、その大きさに応じて異なる血圧測定起動条件を設定すると、生体の実際のリスクに応じて適切なタイミングでカフを用いた血圧測定が可能となることを見いだした。本発明は、このような知見に基づいて為されたものである。
すなわち、上記目的を達成するための請求項1に係る発明の要旨とするところは、(a)生体の一部への圧迫圧力を変化させるカフを用いて該生体の血圧値を測定する血圧測定手段を備え、該生体の血圧値を監視するための自動血圧監視装置であって、(b)前記生体の最高血圧値を記憶する最高血圧値記憶手段と、(c)前記生体の心拍の変化情報を示す心拍変化情報を算出する心拍変化情報算出手段と、(d)前記最高血圧値記憶手段により記憶された最高血圧値と前記心拍変化算出手段により算出された心拍変化情報とに基づいて心筋の酸素消費量を示す心筋酸素消費量指標値を算出する心筋酸素消費量指標値算出手段と、(e)その心筋酸素消費量指標値算出手段により算出された心筋酸素消費量指標値と前記心拍変化情報算出手段により算出された心拍変化情報とに基づいて、前記血圧測定手段による血圧測定を起動させる血圧測定起動手段とを、含むことにある。
このようにすれば、血圧測定起動手段において、心筋酸素消費量指標値算出手段により算出された心筋酸素消費量指標値と前記心拍変化情報算出手段により算出された心拍変化情報とに基づいて、前記血圧測定手段による血圧測定を起動させることから、生体状態の実際にリスクに応じた起動条件で血圧測定手段による血圧測定が起動される。従って、生体の実際のリスクに応じて適切な周期或いはタイミングでカフを用いた血圧測定が可能な自動血圧監視装置が得られる。
ここで、好適には、前記心拍変化情報算出手段は、前記生体の心拍数の変化を算出するものであり、前記血圧測定起動手段は、前記心拍数の増加率が前記心筋酸素消費量指標値が小さくなるほど高く設定された判定値以上となることに基づいて前記血圧測定手段による血圧測定の起動を開始させるものである。このようにすれば、心筋酸素消費量指標値が小さくなるほど高く設定された前記心拍数の増加率の判定値に基づいて前記血圧測定手段による血圧測定の起動を開始させるので、前記心拍数の増加率がリスクの少ない生体ほど高く設定された判定値以上となることに基づいて血圧測定の起動が開始させられるので、リスクの少ない生体に対して、必要以上の血圧測定を行うことが防止される。
また、好適には、前記血圧測定起動手段は、前記最高血圧値が所定値以下である場合には、前記心拍変化情報の増加率が予め設定された判定値以下となったことに基づいて前記血圧測定手段による血圧測定の起動を開始させるものである。このようにすれば、低血圧に対するリスクのある生体に対して、適切なタイミングで血圧測定を開始させることができる利点がある。
また、好適には、前記最高血圧値記憶手段に最高血圧値が記憶されてからの経過時間が予め設定された更新周期を越えたときに、その最高血圧値記憶手段に記憶された最高血圧値を、前記生体から新たに測定された最高血圧値に更新する更新手段が、さらに含まれる。このようにすれば、所定の更新周期を経過する毎に最高血圧値が更新されるので、その最高血圧値に基づいて算出される心筋酸素消費量指標値が生体の実際の最高血圧値の変化に応じた値とされてその心筋酸素消費量指標値の精度が高められるとともに、血圧監視の精度も高められる。
また、好適には、前記最高血圧値記憶手段に記憶される生体の最高血圧値は、表示された血圧測定値から手動入力により記憶された値であってもよいし、統計的な汎用値であってもよい。
また、好適には、前記心拍変化情報算出手段によって算出される生体の心拍の変化情報は、心拍数変化率であってもよいし、心拍数変化量であってもよい。
以下、本発明の一実施例を図面に基づいて詳細に説明する。図1は、本発明が適用された血圧監視装置10の構成を説明するブロック図である。
図1において、血圧監視装置10は、ゴム製袋を布製帯状袋内に有してたとえば患者の上腕部12に巻回されるカフ14と、このカフ14に配管16を介してそれぞれ接続された圧力センサ18、圧力制御弁20、および空気ポンプ22とを備えている。この圧力制御弁20は、カフ14内へ空気ポンプ22の圧力の供給を許容する圧力供給状態、その圧力供給を停止させ且つカフ14内を徐々に排圧する徐速排圧状態、およびカフ14内を急速に排圧する急速排圧状態の3つの状態と、それらの中間的状態とに切り換えられるように構成されている。
圧力センサ18は、カフ14内の圧力を検出してその圧力を表す圧力信号SPを静圧弁別回路24および脈波弁別回路26にそれぞれ供給する。静圧弁別回路24はローパスフィルタを備え、圧力信号SPに含まれる定常的な圧力すなわちカフ圧Pを表すカフ圧信号SKを弁別してそのカフ圧信号SKをA/D変換器28を介して電子制御装置30へ供給する。
上記脈波弁別回路26はバンドパスフィルタを備え、圧力信号SPの振動成分である脈波信号SMを周波数的に弁別してその脈波信号SMをA/D変換器32を介して電子制御装置30へ供給する。この脈波信号SMが表すカフ脈波は、患者の心拍に同期して図示しない上腕動脈から発生してカフ14に伝達される圧力振動波すなわちカフ脈波であり、上記カフ14、圧力センサ22、および脈波弁別回路26は、カフ脈波センサとして機能している。
上記電子制御装置30は、CPU32、ROM34、RAM36、および図示しないI/Oポート等を備えた所謂マイクロコンピュータにて構成されており、CPU32は、ROM34に予め記憶されたプログラムに従ってRAM36の記憶機能を利用しつつ信号処理を実行することにより、I/Oポートから駆動信号を出力して圧力制御弁20および空気ポンプ22を制御するとともに、表示器37の表示内容を制御する。
容積脈波検出装置として機能する光電脈波センサ38は、生体の末梢血管の容積脈波(プレシスモグラフ)を検出するために、たとえば脈拍検出などに用いるものと同様に構成されており、指尖部などの生体の一部を収容可能なハウジング40内には、ヘモグロビンによって反射可能な波長帯の赤色光或いは赤外光、好ましくは酸素飽和度によって影響を受けない800nm程度の波長、を生体の表皮に向かって照射する光源である発光素子42と、ハウジング40の発光素子42に対向する側に設けられ、上記生体の一部を透過してきた光を検出する受光素子44とを備え、毛細血管内の血液容積に対応する光電脈波信号SMを出力し、A/D変換器46を介して電子制御装置30へ供給する。この光電脈波信号SMは、末梢部の毛細血管内のヘモグロビンの量すなわち血液量に対応して一拍毎に脈動する信号であるので、光電脈波センサ38は生体の心拍信号を検出する心拍信号検出装置としても機能している。
図2は、上記血圧監視装置10における電子制御装置30の制御機能の要部を説明する機能ブロック線図である。図2において、血圧測定手段50は、予め設定された血圧測定周期毎に血圧測定が起動され、カフ圧制御手段52によってたとえば生体の上腕部に巻回されたカフ14の圧迫圧力を所定の目標圧力値PCM(たとえば、180mmHg程度の圧力値)まで急速昇圧させたあとに3乃至5mmHg/sec程度の速度で徐速降圧させられる徐速降圧期間内において、順次採取される脈波信号SMが表す脈波の振幅の変化に基づきよく知られたオシロメトリック法を用いて最高血圧値BPSYS、平均血圧値PMEAN、および最低血圧値BPDIAなどを決定し、その決定された最高血圧値BPSYS、平均血圧値PMEAN、および最低血圧BPDIAなどを表示器37に表示させる。
心拍数算出手段56は、光電脈波センサ38により検出された光電脈波信号SMすなわち心拍信号に基づいて、たとえば5拍程度の移動平均値を算出することにより心拍数HRを連続的に求める。心拍変化情報算出手段58は、上記心拍数算出手段56により求められた心拍数HRの変化、たとえば後述の最高血圧値BPSYSが記憶されてからの心拍数変化率ΔHRまたは心拍数変化量dHRを連続的に算出する。
最高血圧値記憶手段60は、血圧監視対象となる生体の最高血圧値BPSYSを血圧監視区間の開始に先立って記憶する。この最高血圧値BPSYSは、手動入力された値であってもよいが、血圧監視区間の開始に先立って前記血圧測定手段50により測定されて自動的に記憶されたものであってもよい。
心筋酸素消費量指標値算出手段62は、心筋の酸素消費量を示す指標値たとえば心拍数血圧値積RPP(=HR×BPSYS)を、上記心拍数算出手段56により算出された生体の心拍数HRと上記最高血圧値記憶手段60により記憶された生体の最高血圧値BPSYSとに基づき、それらの積を求めることによって算出される。一般に、健常な生体の心拍数血圧値積RPPは、7000乃至12000の範囲であると言われている。
血圧測定起動手段64は、上記心拍変化情報算出手段58により連続的に算出された決定された心拍数変化率ΔHRまたは心拍数変化量dHRと、上記心筋酸素消費量指標値算出手段62により求められた心筋の酸素消費量を示す指標値たとえば心拍数血圧値積RPPとに基づいて、前記血圧測定手段50の血圧測定を生体のリスクに応じた適切な周期或いはタイミングで起動させる。血圧測定起動手段64は、通常血圧或いは高血圧では、上記心筋酸素消費量指標値(心拍数血圧値積RPP)が小さくなるほど高く設定された心拍数増加率判定値Aに基づいて、すなわち実際の心拍数増加率ΔHRが上記心拍数増加率判定値A以上となったことに基づいて、血圧測定手段50による血圧測定を起動させる。このように、心拍数血圧値積RPPが高くなるほど、すなわち生体のリスク(危険度合)が高くなるほど小さくなるように心拍数増加率判定値Aが設定されているので、リスクの少ない生体ほど心拍数増加率ΔHRが大きい状態で血圧測定が起動され、リスクの多い生体ほど心拍数増加率ΔHRが小さい状態で血圧測定が起動されることになる。
たとえば、血圧測定起動手段64は、最高血圧値BPSYSが100mmHg以下の低血圧では、負の値に設定された心拍数増加率判定値B以下となったことに基づいて血圧測定手段50による血圧測定の起動が判断される。上記の心拍数増加率判定値Aとしては、たとえば、前回の最高血圧値BPSYSが100mmHg以下である場合には−10%に設定された心拍数増加率判定値A1が用いられ、心拍数血圧値積RPPが8400以下である場合には+20%に設定された心拍数増加率判定値A2が用いられ、心拍数血圧値積RPPが8400乃至9800の範囲である場合には+15%に設定された心拍数増加率判定値A3が用いられ、心拍数血圧値積RPPが9800以上である場合には+10%に設定された心拍数増加率判定値A4が用いられる。なお、血圧測定起動手段64は、たとえば、前回の血圧測定から2分以上経過し、前回の自動起動から5分以上経過し、且つ上記血圧測定起動条件が5秒以上満足された場合に、血圧測定手段50による血圧測定を開始させる。
更新手段66は、前記最高血圧値記憶手段60に最高血圧値BPSYSが記憶されてからの経過時間teが、たとえば5分以上、好適には10乃至30分程度に予め設定された更新周期Tを越えたときに、その最高血圧値記憶手段60に記憶された最高血圧値BPSYSを、生体から新たに測定された最高血圧BPSYSに更新する。
図3は、上記電子制御装置30の制御作動の要部を説明するフローチャートであり、図示しない電源スイッチおよび起動スイッチが操作されることにより実行される。先ず、図示しないカウンタやレジスタをクリアする初期処理が実行された後、血圧測定手段50に対応するステップS1(以下、ステップを省略する。)では、カフ14を用いて生体の血圧測定が実行される。すなわち、カフ14の圧迫圧力が所定の目標圧力値PCM(たとえば、180mmHg程度の圧力値)まで急速昇圧させたあとに3乃至5mmHg/sec程度の速度で徐速降圧させられる徐速降圧期間内において、順次採取される脈波信号SMが表す脈波の振幅の変化に基づきオシロメトリック法を用いて血圧値が決定される。たとえば、脈波振幅の包絡線の変曲点に対応するカフ圧を最高血圧値BPSYSおよび最低血圧値BPDIAとして決定され、最大脈波振幅の発生時点のカフ圧を平均血圧値PMEANとして決定される。
続いて、最高血圧値記憶手段60に対応するS2では、上記S1において測定された生体の最高血圧値BPSYSが記憶される。次いで、心拍数算出手段56および心拍変化情報算出手段58に対応するS3では、光電脈波センサ40により検出された脈波の周期からたとえばその5拍の移動平均値を算出することにより心拍数HR(p/min)が逐次算出されるとともに、最高血圧値BPSYSが記憶されたときの心拍数HRに対する心拍数変化率ΔHR[=100×(HR−HR)/HR](%)が逐次算出される。
そして、心筋酸素消費量指標値算出手段62に対応するS4では、予め記憶された次式(1)から上記記憶された生体の最高血圧値BPSYSと生体から逐次求められた実際の心拍数HRとに基づいて心拍数血圧値積RPPが算出される。この心拍数血圧値積RPP(Rate Pressure Product)は、学術的に、心筋の酸素消費量を適格に表す心筋酸素消費量指標値とされている。
RPP=HR×BPSYS (1)
続いて、血圧測定起動手段64に対応するS5乃至S11において、通常血圧以上では、上記心筋酸素消費量指標値(心拍数血圧値積RPP)が小さくなるほど高く設定された心拍数増加率判定値Aに基づいて、すなわち実際の心拍数増加率ΔHRが上記心拍数増加率判定値A以上となったことに基づいて血圧測定手段50による血圧測定の起動が判断される。また、たとえば最高血圧BPSYSが100mmHg以下の低血圧では、負の値に設定された心拍数増加率判定値B以下となったことに基づいて血圧測定手段50による血圧測定の起動が判断される。
先ず、S5では、前記記憶された生体の最高血圧値BPSYSが100mmHg以下の低血圧であるか否かが判断される。このS5の判断が肯定される場合はS6において、実際の心拍数増加率ΔHRが負の値に設定された心拍数増加率判定値Bたとえば−10%以下となったか否かが判断される。このS6の判断が肯定される場合は血圧測定手段50に対応するS13の血圧測定ルーチンが開始されるが、否定される場合はS12が実行される。
上記S5の判断が否定される場合はS7において、心筋酸素消費量が比較的少ない状態であるか否か、すなわち心拍数血圧値積RPPが予め設定された判定値8400以下であるか否かが判断される。このS7の判断が肯定される場合はS8において、実際の心拍数増加率ΔHRが正の値に設定された心拍数増加率判定値A1たとえば+20%以上となったか否かが判断される。このS8の判断が肯定される場合は血圧測定手段50に対応するS13の血圧測定ルーチンが開始されるが、否定される場合はS12が実行される。
上記S7の判断が否定される場合はS9において、心筋酸素消費量が中程度の状態であるか否か、すなわち心拍数血圧値積RPPが予め設定された判定値9800以下であるか否かが判断される。このS9の判断が肯定される場合はS10において、実際の心拍数増加率ΔHRが正の値に設定された心拍数増加率判定値A1たとえば+15%以上となったか否かが判断される。このS10の判断が肯定される場合は血圧測定手段50に対応するS13の血圧測定ルーチンが開始されるが、否定される場合はS12が実行される。
上記S9の判断が否定される場合は、心筋酸素消費量が比較的多い状態であって、心拍数血圧値積RPPが予め設定された判定値9800を越えた状態であるので、S11において、実際の心拍数増加率ΔHRが正の値に設定された心拍数増加率判定値A1たとえば+10%以上となったか否かが判断される。このS11の判断が肯定される場合は血圧測定手段50に対応するS13の血圧測定ルーチンが開始されるが、否定される場合はS12が実行される。
上記S12は更新手段66に対応するものであり、そこでは、最高血圧値記憶手段60に最高血圧値BPSYSが記憶されてからの経過時間teが、たとえば20乃至30分程度に予め設定された更新周期Tを越えたか否かが判定される。このS12の判断が否定される場合は前記S3以下が繰り返し実行されるが、肯定される場合はS13以下が実行される。
血圧測定手段50に対応するS13では、S1と同様に血圧測定ルーチンが実行されることにより生体の最高血圧値BPSYS等が測定され、S14において表示器37等に出力された後、S2以下が繰り返し実行される。これにより、そのS13において測定された新たな最高血圧値BPSYSが最高血圧値記憶手段60に記憶されて、最高血圧値BPSYSが更新される。
上述のように、本実施例によれば、血圧測定起動手段64において、心筋酸素消費量指標値算出手段62により算出された心筋酸素消費量指標値(心拍数血圧値積RPP)と心拍変化情報算出手段58により算出された心拍変化情報(ΔHR)とに基づいて、血圧測定手段50による血圧測定を起動させることから、生体状態の実際にリスクに応じた起動条件で血圧測定手段50による血圧測定が起動される。従って、生体の実際のリスクに応じて適切な周期或いはタイミングでカフを用いた血圧測定が可能となる。
また、本実施例によれば、心拍変化情報算出手段58は、生体の心拍数の変化を算出するものであり、血圧測定起動手段64は、心拍数HRの増加率ΔHRが心筋酸素消費量指標値(心拍数血圧値積RPP)が小さくなるほど高く設定された判定値A以上となることに基づいて血圧測定手段50による血圧測定の起動を開始させるものであることから、心拍数の増加率ΔHRがリスクの少ない生体ほど高く設定された判定値A以上となることに基づいて血圧測定の起動が開始させられるので、リスクの少ない生体に対して、必要以上の血圧測定を行うことが防止される。
また、本実施例によれば、血圧測定起動手段64は、最高血圧値BPSYSが所定値以下の低血圧である場合には、心拍変化情報の増加率ΔHRが予め設定された負の値である判定値B以下となったことに基づいて血圧測定手段50による血圧測定の起動を開始させるものであるので、低血圧に対するリスクのある生体に対して、適切なタイミングで血圧測定を開始させることができる利点がある。
また、本実施例によれば、最高血圧値記憶手段60に最高血圧値BPSYSが記憶されてからの経過時間が予め設定された更新周期Tを越えたときに、その最高血圧値記憶手段60に記憶された最高血圧値BPSYSを、生体から新たに測定された最高血圧値BPSYSに更新する更新手段66が、さらに含まれており、所定の更新周期Tを経過する毎に最高血圧値BPSYSが更新されるので、その最高血圧値BPSYSに基づいて算出される心筋酸素消費量指標値(心拍数血圧値積RPP)が生体の実際の最高血圧値BPSYSの変化に応じた値とされてその心筋酸素消費量指標値の精度が高められるとともに、血圧監視の精度も高められる。
以上、本発明の一実施例を図面に基づいて説明したが、本発明はその他の態様においても適用される。
たとえば、前述の実施例では、心拍数算出手段56は、光電脈波センサ38から出力される光電脈波信号SMに基づいて心拍数HRを算出していたが、圧脈波センサから出力される圧脈波信号、心電誘導装置から出力される心電誘導波信号などに基づいて心拍数HRを算出してもよい。すなわち、光電脈波センサ38が心拍信号検出装置として用いられていたが、生体の上腕部12に巻回されるカフ14の圧力振動、心電誘導装置、心音マイクロホン等が心拍信号検出装置として備えられてもよい。
また、前述の実施例の血圧測定手段50では、所謂オシロメトリック法に従い、カフ14の圧迫圧力に伴って変化する圧脈波の大きさの変化状態に基づいて血圧値を決定するように構成されていたが、所謂コロトコフ音法に従い、カフ14の圧迫圧力に伴って発生および消滅するコロトコフ音に基づいて血圧値を決定するように構成されてもよい。
また、前述の実施例では、血圧測定起動手段64において、心拍変化情報として心拍数変化率ΔHRが用いられていたが、それに替えて、最高血圧値BPSYSが最高血圧値記憶手段60に記憶されてからの心拍数変化量、その逆数などが用いられてもよい。要するに、最高血圧値BPSYSが最高血圧値記憶手段60に記憶されてからの心拍数変化情報が用いられればよい。
その他、本発明はその主旨を逸脱しない範囲において種々変更が加えられ得るものである。
本発明の一実施例である血圧監視装置の構成を示すブロック図である。 図1の実施例の電子制御装置の制御機能の要部を説明する機能ブロック線図である。 図1の実施例の電子制御装置の制御作動の要部を説明するフローチャートである。
符号の説明
10:血圧監視装置
14:カフ
50:血圧測定手段
58:心拍変化情報算出手段
60:最高血圧値記憶手段
62:心筋酸素消費量指標値算出手段
64:血圧測定起動手段
66:更新手段

Claims (4)

  1. 生体の一部への圧迫圧力を変化させるカフを用いて該生体の血圧値を測定する血圧測定手段を備え、該生体の血圧値を監視するための自動血圧監視装置であって、
    前記生体の最高血圧値を記憶する最高血圧値記憶手段と、
    前記生体の心拍の変化情報を示す心拍変化情報を算出する心拍変化情報算出手段と、
    前記最高血圧値記憶手段により記憶された最高血圧値と前記心拍変化算出手段により算出された心拍変化情報とに基づいて心筋の酸素消費量を示す心筋酸素消費量指標値を算出する心筋酸素消費量指標値算出手段と、
    該心筋酸素消費量指標値算出手段により算出された心筋酸素消費量指標値と前記心拍変化情報算出手段により算出された心拍変化情報とに基づいて、前記血圧測定手段による血圧測定を起動させる血圧測定起動手段と
    を、含むことを特徴とする自動血圧監視装置。
  2. 前記心拍変化情報算出手段は、前記生体の心拍数の変化を算出するものであり、
    前記血圧測定起動手段は、前記心拍数の増加率が前記心筋酸素消費量指標値が小さくなるほど高く設定された判定値以上となることに基づいて前記血圧測定手段による血圧測定の起動を開始させるものである請求項1の自動血圧監視装置。
  3. 前記血圧測定起動手段は、前記最高血圧値が所定値以下である場合には、前記心拍変化情報の増加率が予め設定された判定値以下となったことに基づいて前記血圧測定手段による血圧測定の起動を開始させるものである請求項1または2の自動血圧監視装置。
  4. 前記最高血圧値記憶手段に最高血圧値が記憶されてからの経過時間が予め設定された更新周期を越えたときに、該最高血圧値記憶手段に記憶された最高血圧値を、前記生体から新たに測定された最高血圧値に更新する更新手段を、さらに含むものである請求項1乃至3のいずれかの自動血圧監視装置。
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