JP2010029100A - 表示板付き育苗トレイ - Google Patents

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Abstract

【課題】内枠がない育苗トレイにも対応可能で、表示板を見やすい姿勢とすることができ、別個の部品を必要とせず、簡易な構成で費用節減、省資源化を可能とする表示板付き育苗トレイを提供する。
【解決手段】育苗トレイ1の外枠1aの上辺に、表示板3の差し込み片4を立姿勢で受け入れる表示板受け溝2が設けられ、表示板3は一枚の平らな平面維持性のあるシートで構成され、一表面には育苗ポットPに植栽される植物に関する情報Gが表示され、表示板受け溝2に立姿勢で受け入れられる差し込み片4が表示板3の適所に差し込み片4の基部4aを残した切り溝3で形成され、表示板3の情報表示側が外側となって差し込み片4より下方側が外枠1aの外側となるように差し込み片4が表示板受け溝2に立姿勢で差し込まれる。
【選択図】図1

Description

本発明は、複数の育苗ポットを縦横に配列した状態で収容する育苗トレイと、前記育苗ポットに植栽される植物に関する情報を表示する表示板とを備えた表示板付き育苗トレイ、及び、この表示板付き育苗トレイに用いる育苗トレイと表示板とに関する。
育苗トレイに収容された育苗ポットに植栽される植物に関する情報を表示するようにしたものについては、例えば、図5(a)に示すように、育苗トレイ11の外枠11aの外側に、両面テープ14で表示板13を貼り付けるようにした表示板付き育苗トレイ15がある。
しかしながら、このトレイ15においては、いちいち、外枠11aの外側に両面テープを貼り付ける、この両面テープの剥離紙を剥がすという手間がかかり、張り直しの場合にも煩雑であり、その解決が望まれていた。
また、単に表示板13を両面テープで外枠11aの外側に貼り付けただけでは、図5(a)に示すように、その情報表示面がほぼ鉛直に近い状態とならざるを得ず、一般に、この表示板付き育苗トレイ15を上から見下ろす観る者にとっては、かならずしも見やすいものとは言えなかった。
図5(b)に示す表示板付き育苗トレイ17は、育苗トレイ11の外枠11aに、表示板取付具16を介して、表示板13を取り付けたものである。
このトレイ17においては、表示板13を取り付けるのに、取付具16という別個の部品が必要となり、費用節減、省資源の観点から改善が求められていた。
一方、特許文献1の表示板付き育苗トレイは、両面テープの煩雑さの問題の解決は図られているが、表示板は鉛直の状態であった。
また、特許文献2の表示板付き育苗トレイは、表示板を取りつける相手方の育苗トレイが内枠付き(特許文献2では、仕切り6)のものに限定され、また、表示板の鉛直の問題についての記載はなかった。
特開2006−204127号公報(図1) 特開2006−167462号公報(図1)
本発明は、上記問題を解決しようとするもので、内枠がない育苗トレイにも対応可能で、表示板を見やすい姿勢とすることができ、別個の部品を必要とせず、簡易な構成で費用節減、省資源化を可能とする表示板付き育苗トレイ、及び、この表示板付き育苗トレイに用いる育苗トレイと表示板とを提供することを目的としている。
請求項1記載の表示板付き育苗トレイは、複数の育苗ポットを縦横に配列した状態で収容する育苗トレイと、前記育苗ポットに植栽される植物に関する情報を表示する表示板とを備えた表示板付き育苗トレイであって、
前記育苗トレイの外枠の上辺に、前記表示板の差し込み片を立姿勢で受け入れる表示板受け溝が設けられ、前記表示板は、一枚の平らな平面維持性のあるシートで構成され、一表面には前記育苗ポットに植栽される植物に関する情報が表示され、前記表示板受け溝に立姿勢で受け入れられる差し込み片が、前記表示板の適所に、前記差し込み片の基部を残した切り溝で形成され、
前記表示板の情報表示側が外側となって、前記差し込み片より下方側が前記外枠の外側となるように該差し込み片が前記表示板受け溝に立姿勢で差し込まれるようにされていることを特徴とする。
請求項2記載の育苗トレイは、複数の育苗ポットを縦横に配列した状態で収容する育苗トレイであって、前記育苗トレイの外枠の上辺に、前記育苗ポットに植栽される植物に関する情報を表示する表示板の差し込み片を立姿勢で受け入れる表示板受け溝が設けられ、
前記表示板は、一枚の平らな平面維持性のあるシートで構成され、一表面には前記育苗ポットに植栽される植物に関する情報が表示され、前記表示板受け溝に立姿勢で受け入れられる差し込み片が、前記表示板の適所に、前記差し込み片の基部を残した切り溝で形成され、
前記表示板の情報表示側が外側となって、前記差し込み片より下方側が前記外枠の外側となるように該差し込み片が前記表示板受け溝に立姿勢で差し込まれるようにされていることを特徴とする。
請求項3記載の育苗トレイは、請求項2に従属し、表示板受け溝は、受け入れられた表示板の差し込み片を差し込み方向と直交する方向に屈曲させる、該受け溝の内側方向への小突部を備えていることを特徴とする。
請求項4記載の育苗トレイ用の表示板は、複数の育苗ポットを縦横に配列した状態で収容する育苗トレイに用いられ、前記育苗ポットに植栽される植物に関する情報を表示する育苗トレイ用の表示板であって、
前記育苗トレイの外枠の上辺に、前記表示板の差し込み片を立姿勢で受け入れる表示板受け溝が設けられ、前記表示板は、一枚の平らな平面維持性のあるシートで構成され、一表面には前記育苗ポットに植栽される植物に関する情報が表示され、前記表示板受け溝に立姿勢で受け入れられる差し込み片が、前記表示板の適所に、前記差し込み片の基部を残した切り溝で形成され、
前記表示板の情報表示側が外側となって、前記差し込み片より下方側が前記外枠の外側となるように該差し込み片が前記表示板受け溝に立姿勢で差し込まれるようにされていることを特徴とする。
請求項5記載の育苗トレイ用の表示板は、請求項4に従属し、差し込み片の基部側に、前記差し込み片が表示板受け溝に差し入れられた状態で、該差し込み片の抜き出しを防止する抜き出し止め部が設けられたことを特徴とする。
請求項1記載の表示板付き育苗トレイによれば、複数の育苗ポットを縦横に配列した状態で収容する育苗トレイと、前記育苗ポットに植栽される植物に関する情報を表示する表示板とを備えた表示板付き育苗トレイであって、
前記育苗トレイの外枠の上辺に、前記表示板の差し込み片を立姿勢で受け入れる表示板受け溝が設けられ、前記表示板は、一枚の平らな平面維持性のあるシートで構成され、一表面には前記育苗ポットに植栽される植物に関する情報が表示され、前記表示板受け溝に立姿勢で受け入れられる差し込み片が、前記表示板の適所に、前記差し込み片の基部を残した切り溝で形成され、
前記表示板の情報表示側が外側となって、前記差し込み片より下方側が前記外枠の外側となるように該差し込み片が前記表示板受け溝に立姿勢で差し込まれるようにされているので、内枠がない育苗トレイにも対応可能で、表示板を見やすい姿勢とすることができ、別個の部品を必要とせず、簡易な構成で費用節減、省資源化を可能とする。
請求項2記載の育苗トレイによれば、請求項1の表示板付き育苗トレイに用いるものであるので、請求項1の効果を、育苗トレイとして発揮する。
請求項3記載の育苗トレイによれば、請求項2の効果に加え、表示板受け溝は、受け入れられた表示板の差し込み片を差し込み方向と直交する方向に屈曲させる、該受け溝の内側方向への小突部を設けたので、差し込み片が薄い場合にも、受け溝内で確実に立姿勢を維持させることができる。
請求項4記載の育苗トレイ用の表示板によれば、請求項1の表示板付き育苗トレイに用いるものであるので、請求項1の効果を、表示板として発揮する。
請求項5記載の育苗トレイ用の表示板によれば、請求項4の効果に加え、差し込み片の基部側に、前記差し込み片が表示板受け溝に差し入れられた状態で、該差し込み片の抜き出しを防止する抜き出し止め部が設けられたので、差し込み片の抜き出しを防止することができる。
以下に、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。
実施形態1
図1は、本発明の表示板付き育苗トレイの一例を示すもので、(a)は、その外観斜視図、(b)は、その要部断面図、(c)は、(b)のAA断面図、(d)は、(c)のBB断面図である。
図2は、図1の育苗トレイを示すもので、(a)は、その平面図、(b)は、その側面図、(c)は(a)の表示板受け溝部分の拡大図、(d)は、(c)のCC断面図、図3
は、図1の表示板を示すもので、(a)は、その平面図、(b)は、その側面図、(c)は、(a)の差し込み片部分の拡大図である。
図1の表示板付き育苗トレイ5は、複数の育苗ポットPを縦横に配列した状態で収容する育苗トレイ1(図2)と、この育苗ポットPに植栽される植物に関する情報を表示する表示板3(図3)とを備えたものであって、以下の点を特徴とする。
1)育苗トレイ1の外枠1aの上辺に、表示板3の差し込み片4を立姿勢で受け入れる表示板受け溝2が設けられている。
2)表示板3は、一枚の平らな平面維持性のあるシートで構成され、一表面には育苗ポットPに植栽される植物に関する情報Gが表示され、育苗トレイ1の表示板受け溝2に立姿勢で受け入れられる差し込み片4が、表示板3の適所に、差し込み片4の基部4bを残した切り溝3aで形成されている。
3)表示板3の情報表示側が外側となって、差し込み片4より下方側が育苗トレイ1の外枠1aの外側となるように差し込み片4が表示板受け溝2に立姿勢で差し込まれるようにされている。
以下、図面は前後するが、先に図2、3を用いて、育苗トレイ1、表示板3について、より詳しく説明する。
図2の育苗トレイ1は、既述の構成に加えて、外枠1aの内側を縦6列、横4列にそれぞれ育苗ポットPを収容する個別収容部Uを形成するように区画する内枠1bを備えている。この縦横の列数は、この例に限定されるものではない。
各個別収容部Uは、内枠1bから下方に伸びた側壁枠1cと、この側壁枠1cの下方端部分を連結する底枠1dとを備えていて、育苗ポットPをしっかりと収容し、保持することができる。
外枠1aの上辺に設けられた表示板受け溝2は、この上辺を貫通するもので、外枠1aの長手方向に伸びた溝形状となっている。表示板受け溝2の溝幅は、ここに受け入れられる差し込み片4の厚さ(表示板3の厚さ)より大きく、この差し込み片4の厚さの2倍程度か、この2倍より小さいものとなっている。表示板受け溝2の長手方向の長さを溝長さL0とする。
表示板受け溝2は、この例では、長方形状の外枠1aの、長い方と短い方とのそれぞれに溝間距離が等しくなるように、2箇所ずつ、合計8箇所設けられている。
これにより、横長の表示板3の2つの差し込み片4をそれぞれの表示板受け溝2に差し込んで、この表示板3を横長状態で、育苗トレイ1の外枠1aにしっかり固定することができると共に、外枠1aの長い方と、短い方のどちらにでも、同じ表示板3を固定することができる。
表示板受け溝2には、溝内側に溝幅方向に突起する小突部2aが設けられている。この例では、小突部2aは、溝2の外から内向きに溝長手方向長さを4等分する位置に三箇所、溝2の内から外向きに、前記三箇所の小突起2aの中間に位置するように2箇所で、合計5つ設けられている。
この受け溝2の内側方向への小突部2aは、この表示板受け溝2に受け入れられる差し込み片4を、その差し込み方向に直交する方向に屈曲させるものである。その作用効果については、図1(c)を用いて後述する。
育苗トレイ1の素材としては、プラスチック、あるいは、生分解性プラスチックが好適である。また、育苗トレイを、パルプを成形したパルプモールドとしてもよい。
表示板3は、図3に示すように、一枚の平らな平面維持性のあるシートを、育苗トレイ1の外枠1aに取り付けて、表示手段として用いることができる程度の大きさ、形状としたものである。
表示板3のの素材としては、耐水性のある紙シート、印刷性の良い合成樹脂シート、合成樹脂シートに紙を貼り合わせたもの等を適宜選択することができる。具体的には、ポリプロピレン(PP)合成紙が好適である。
表示板3の表示使用時に下方側となる位置には、その更に下方に表示可能部分を残すように、差し込み片4を形成する切り溝3aが設けられている。
つまり、この表示板3は、不使用状態では、凹凸の無い平らな状態のものであり、適所に単に切り溝3aが設けられているだけなので、平板状のシートに、切り溝3aを付加するという一工程の作業で制作することができ、安価に製造することができる。
また、凹凸が無いので、積層配置する場合にも余分な上下方向の場所を取らず、スペース効率よく積層配置することができるので、保管、運搬にも有利である。
表示板3には、切り溝3以外に、差し込み片4の中央位置となる部分に、必要に応じて、差し込み片4の立姿勢維持強度を高めるための折り目線3bが設けられている。この折り目線3bは、差し込み片4への僅かな凹み線であり、これにより、この差し込み片4を小突部2aを備えた表示板受け溝2を差し込んだ際の立姿勢維持強度が高まる。
切り溝3で形成される差し込み片4は、全体としては舌形状をしており、その基部4a(二点鎖線で示す。)には切り溝が設けられておらず、差し込み片4の屈曲の際のヒンジ機能を発揮するものである。
この舌形状の先端部分を舌部4c、この舌部4cの基部4a側に切り溝3で形成された凹部分の舌部側を抜き出し止め部4bと称する。舌部4cは、差し込み片4を表示板受け溝2に差し込む際の案内となるもので、この差し込みをやりやすくするものである。
抜き出し止め部4bは、一対で設けられ、その外幅寸法L2が、表示板受け溝2の溝長さL0より長くなっており、一方、前記凹部分の底部分となる狭隘な内幅寸法L1は、表示板受け溝2の溝長さL0より短くなっている。
こうして、この抜き出し止め部4bは、図1(d)でも後述するように、差し込み片4が表示板受け溝2に差し入れられた状態で、差し込み片4の抜き出しを防止するものとなっている。
また、この表示板3では、3箇所の切り溝3により、3つの差し込み片4が形成されているが、この切り溝3を設ける箇所数は、表示板3の横長さや形状に対応して決定されるもので、表示板3が小さい場合には中央の1箇所でもよく、2箇所でもよく、4箇所以上であっても良い。
上記のような構成の表示板受け溝2を備えた育苗トレイ1と、差し込み片4を備えた表示板とを組み合わせた表示板付き育苗トレイ5について、以下、図1に戻って、その作用効果を説明する。
表示板3を育苗トレイ5に取り付ける場合には、平面状の表示板3に対して、必要な箇所の基部4aを折れ曲がりのヒンジ部分として、差し込み片4の舌部4aを情報表示側から非表示側へ屈曲させて、この舌部4aが、育苗トレイ1の表示板受け溝2に受け入れられるようにするだけでよい。
そうすると、表示板3は、育苗トレイ1に図1に示したような状態で取り付けられる。
つまり、図1(a)、(b)で明確に示されているように、切り溝3で形成された差し込み片4が表示板受け溝2に立姿勢で差し込まれ、この表示板3の差し込み片4から下方部分が、その情報表示側が外側で、外枠1aの外側となるようにするだけで、自然に、表示板3の育苗ポットPに植栽される植物に関する情報Gが見やすいように、表示板3が傾斜した状態で育苗トレイ1に取り付けられる。
ここで、図1(b)、(c)に示されたように、表示板3の差し込み片4は、育苗トレイの表示板受け溝2に設けられた小突部2aにより、その差し込み方向とは直交する方向に波形状に屈曲されている。
これにより、たとえ、表示板3が薄いものであっても、この薄さに対して広めの表示板受け溝2の中で、差し込み片4が水平方向にがたつくことがなく、差し込み片4の立姿勢がきちんと保持された状態で、受け入れられる。したがって、この観点からは、表示板3をより薄いものとすることもできる。
このような小突部2aの機能を考慮すると、表示板受け溝2の溝長さL0にも関係するが、その個数は少なくとも1個以上であればよく、また、本例示のように受け溝2内面に対向するように設けるのが良い。
また、図1(d)に示されたように、表示板3の差し込み片4の舌部4cが表示板受け溝2に差し込まれた状態では、抜き出し止め部4bにより、この舌部4c(つまり、差し込み片4)の抜き出しが防止される。
なお、意図的に抜き出したい場合には、差し込み片4を、その内幅寸法L1と表示板受け溝2の溝長さL0の差分だけ溝長さ方向に移動させれば、一方の抜き出し止め部4bを受け溝2の一端から覗かせるようにでき、その後、差し込み片4を逆方向に移動させれば、同様にして、他方の抜け出し止め部4bを受け溝2の他端から覗かせて、舌部4aを受け溝2から抜き出すことができる。
また、この表示板3は、育苗トレイ1の外枠1aの表示板受け溝2から外側に付けるものなので、内枠の有無に関係なく育苗トレイに取りつけることができる。また、必要な部品は、表示板3だけなので、別個の部品が必要とされない。更に、両面テープを用いないので、両面テープを用いる場合の煩雑さがなく、表示板の繰り返し使用が可能である。
更に、育苗トレイ1への追加加工は、表示板受け溝2だけなので、成形型の対応もしやすく、表示板3も単なるシート状のものに切り溝3を追加工(外部形状の加工と同時に切り溝加工をすることも可能である。)しただけのものであり、製造コストも安価なものとすることができる。
こうして、この表示板付き育苗トレイ5によれば、内枠がない育苗トレイにも対応可能で、表示板を見やすい姿勢とすることができ、別個の部品を必要とせず、簡易な構成で費用節減、省資源化を可能とすることができる。
また、この表示板付き育苗トレイ5を構成する育苗トレイ1によれば、上記表示板付き育苗トレイ5の効果を、育苗トレイとして発揮することができる。この表示板付き育苗トレイ5を構成する表示板3によれば、上記表示板付き育苗トレイ5の効果を、表示板として発揮することができる。
実施形態2
図4は、本発明の育苗トレイの他例を示すもので、(a)は、その平面図、(b)は、その側面図、(c)は(a)の表示板受け溝部分の拡大図、(d)は、(c)のCC断面図である。これより、既に説明した部分と同じ部分については、同じ符号を付して重複説明を省略する。
この育苗トレイ1Aは、図2の育苗トレイ1と比べて、個別収容部がない点が異なっている。つまり、外枠11eの内側を区画する内枠がなく、外枠11e下方からは、全体に渡る側壁枠11fが伸びだし、この側壁枠11fの下端部分を底壁枠11dで連結したものとなっている。
育苗ポットPは、この外枠11eの内側に区画されることなく縦横に配列されて収容される。
実施形態1の表示板付き育苗トレイ5の上記説明から解るように、本発明の育苗トレイと表示板とは、育苗トレイの内側部分の構成、具体的には、区画の有無、個別収容部の有無には拘束されないものである。
よって、この育苗トレイ1Aによれば、表示板付き育苗トレイ5と同様の効果が、表示板付き育苗トレイ、育苗トレイ、表示板として発揮される。
なお、本発明の表示板付き育苗トレイ、及び、この表示板付き育苗トレイに用いる育苗トレイと表示板は、上記の実施形態に限定されず、特許請求の範囲に記載された範囲、実施形態の範囲で、種々の変形例、組み合わせが可能である。
本発明の表示板付き育苗トレイ、及び、この表示板付き育苗トレイに用いる育苗トレイと表示板は、内枠がない育苗トレイにも対応可能で、表示板を見やすい姿勢とすることができ、別個の部品を必要とせず、簡易な構成で費用節減、省資源化を可能とすることが要請される産業分野に用いることができる。
本発明の表示板付き育苗トレイの一例を示すもので、(a)は、その外観斜視図、(b)は、その要部断面図、(c)は、(b)のAA断面図、(d)は、(c)のBB断面図 図1の育苗トレイを示すもので、(a)は、その平面図、(b)は、その側面図、(c)は(a)の表示板受け溝部分の拡大図、(d)は、(c)のCC断面図 図1の表示板を示すもので、(a)は、その平面図、(b)は、その側面図、(c)は、(a)の差し込み片部分の拡大図 本発明の育苗トレイの他例を示すもので、(a)は、その平面図、(b)は、その側面図、(c)は(a)の表示板受け溝部分の拡大図、(d)は、(c)のCC断面図 (a)、(b)は、従来の表示板付き育苗トレイを例示する要部断面図
符号の説明
P 育苗ポット
1、1A 育苗トレイ
1a、1f 外枠
2 表示板受け溝
2a 小突部
3 表示板
3a 切り溝
4 差し込み片
4a 基部
4b 抜き出し止め部
5 表示板付き育苗トレイ

Claims (5)

  1. 複数の育苗ポットを縦横に配列した状態で収容する育苗トレイと、前記育苗ポットに植栽される植物に関する情報を表示する表示板とを備えた表示板付き育苗トレイであって、
    前記育苗トレイの外枠の上辺に、前記表示板の差し込み片を立姿勢で受け入れる表示板受け溝が設けられ、
    前記表示板は、一枚の平らな平面維持性のあるシートで構成され、一表面には前記育苗ポットに植栽される植物に関する情報が表示され、前記表示板受け溝に立姿勢で受け入れられる差し込み片が、前記表示板の適所に、前記差し込み片の基部を残した切り溝で形成され、
    前記表示板の情報表示側が外側となって、前記差し込み片より下方側が前記外枠の外側となるように該差し込み片が前記表示板受け溝に立姿勢で差し込まれるようにされていることを特徴とする表示板付き育苗トレイ。
  2. 複数の育苗ポットを縦横に配列した状態で収容する育苗トレイであって、
    前記育苗トレイの外枠の上辺に、前記育苗ポットに植栽される植物に関する情報を表示する表示板の差し込み片を立姿勢で受け入れる表示板受け溝が設けられ、
    前記表示板は、一枚の平らな平面維持性のあるシートで構成され、一表面には前記育苗ポットに植栽される植物に関する情報が表示され、前記表示板受け溝に立姿勢で受け入れられる差し込み片が、前記表示板の適所に、前記差し込み片の基部を残した切り溝で形成され、
    前記表示板の情報表示側が外側となって、前記差し込み片より下方側が前記外枠の外側となるように該差し込み片が前記表示板受け溝に立姿勢で差し込まれるようにされていることを特徴とする育苗トレイ。
  3. 表示板受け溝は、受け入れられた表示板の差し込み片を差し込み方向と直交する方向に屈曲させる、該受け溝の内側方向への小突部を備えていることを特徴とする請求項2記載の育苗トレイ。
  4. 複数の育苗ポットを縦横に配列した状態で収容する育苗トレイに用いられ、前記育苗ポットに植栽される植物に関する情報を表示する育苗トレイ用の表示板であって、
    前記育苗トレイの外枠の上辺に、前記表示板の差し込み片を立姿勢で受け入れる表示板受け溝が設けられ、
    前記表示板は、一枚の平らな平面維持性のあるシートで構成され、一表面には前記育苗ポットに植栽される植物に関する情報が表示され、前記表示板受け溝に立姿勢で受け入れられる差し込み片が、前記表示板の適所に、前記差し込み片の基部を残した切り溝で形成され、
    前記表示板の情報表示側が外側となって、前記差し込み片より下方側が前記外枠の外側となるように該差し込み片が前記表示板受け溝に立姿勢で差し込まれるようにされていることを特徴とする育苗トレイ用の表示板。
  5. 差し込み片の基部側に、前記差し込み片が表示板受け溝に差し入れられた状態で、該差し込み片の抜き出しを防止する抜き出し止め部が設けられたことを特徴とする請求項4記載の育苗トレイ用の表示板。
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