JP2010028889A - 回転電機 - Google Patents

回転電機 Download PDF

Info

Publication number
JP2010028889A
JP2010028889A JP2008183630A JP2008183630A JP2010028889A JP 2010028889 A JP2010028889 A JP 2010028889A JP 2008183630 A JP2008183630 A JP 2008183630A JP 2008183630 A JP2008183630 A JP 2008183630A JP 2010028889 A JP2010028889 A JP 2010028889A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
holder
wall
connection terminal
partition
teeth
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2008183630A
Other languages
English (en)
Inventor
Michihisa Kono
通久 河野
Minoru Nakajima
稔 中島
Hiroyuki Sato
博之 佐藤
Hidenori Okada
秀徳 岡田
Koji Iwabuchi
浩二 岩渕
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP2008183630A priority Critical patent/JP2010028889A/ja
Publication of JP2010028889A publication Critical patent/JP2010028889A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Insulation, Fastening Of Motor, Generator Windings (AREA)
  • Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)
  • Windings For Motors And Generators (AREA)

Abstract

【課題】接続端子を確実に絶縁することができる回転電機を提供する。
【解決手段】各ステータ片20において、接続端子31は、その胴体部31aを予め格納するホルダ50を介して、インシュレータ23の仕切り部27aに取付けられる。胴体部31aの開口側側面31eは、係合部43に設けられた上壁34によって覆われ、断面コの字状の領域30aに注入されたシール材39により接続端子31が絶縁されている。
【選択図】図4

Description

本発明は、例えばモータや発電機等の回転電機に関する。
従来、分割コアをそれぞれ有する複数のステータ片を環状に連結してステータを構成する回転電機が知られている(例えば特許文献1参照)。
特許文献1に記載の回転電機では、ステータを構成するステータ片のインシュレータの径方向外側に設けられているヨーク絶縁部には、インシュレータに巻回されているコイルから引き込まれた一端と、入力端子に接続する入力線バスバーとを接続する接続端子が配置されている。また、インシュレータの径方向内側に設けられているティース先端部には、コイルから引き込まれている他端と、隣接するステータ片のコイルの他端とを接続する接続端子が配置されている。
例えば、図15に示すように、インシュレータ100のヨーク絶縁部101に接続端子103を取付けるには、ヨーク絶縁部101に設けられている接続端子取付部102の軸方向上方から接続端子103を挿入し、接続端子103の挿入部103aを接続端子取付部102に設けられている溝102aに挿嵌するとともに、係止凸部103bを、接続端子取付部102の係止凹部102bに係止する。
そして、図16に示すように、接続端子103の接続部103cにコイルの一端等のエナメル線104を挿入し、熱加締め用電極105により接続部103cを加熱してエナメル線104の被覆を熱で剥がしながら加締めて、エナメル線104と接続部103cとを接続する。また、同様にして、図示しない入力線バスバーを他の接続部103cに接続する。その後、図17に示すように、ヨーク絶縁部101にシール材106を注入し、シール材106を加熱硬化させて、接続端子103を覆って絶縁し、固定する。
特開2003−333789号公報(第1図)
ところで、接続端子103がインシュレータ100のヨーク絶縁部101に取付けられる際、図17に示すように、挿入部103aが挿入された溝102aの内部に空気溜まりSができ、シール材106を加熱硬化する際に空気が加熱されて膨張し、気泡107がシール材106の表面に上昇する。このため、接続端子103の上側に移動した気泡107によって、接続端子103が露出し、絶縁性を悪化させる可能性がある。また、図16に示すように、接続端子103を熱加締めする際に、樹脂製の接続端子取付部102が軟化し、接続端子103が浮き上がってしまい(矢印A)、その後シール材106を注入しても接続端子103の一部が露出する可能性がある。
本発明は、前述した問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、接続端子を確実に絶縁することができる回転電機を提供することにある。
前述した目的を達成するために、本発明の請求項1にかかる回転電機は、複数の鋼板を積層することによって構成され、ティース部(例えば、後述する実施形態におけるティース部22b)、ティース先端部(例えば、後述する実施形態におけるティース先端部22c)、及びバックヨーク部(例えば、後述する実施形態におけるバックヨーク部22a)を有する分割コア(例えば、後述する実施形態における分割コア22)と、前記ティース部、前記ティース先端部、及び前記バックヨーク部をそれぞれ絶縁する、ティース絶縁部(例えば、後述する実施形態におけるティース絶縁部26a)、ティース先端絶縁部(例えば、後述する実施形態におけるティース先端絶縁部26c)、及びバックヨーク絶縁部(例えば、後述する実施形態におけるバックヨーク絶縁部26b)を備えると共に、前記ティース先端絶縁部と前記バックヨーク絶縁部において、前記ティース絶縁部との間を仕切るように軸方向に突出する一対の仕切り部(例えば、後述する実施形態における仕切り部27a,27b)を備えるインシュレータ(例えば、後述する実施形態におけるインシュレータ23)と、前記ティース絶縁部に巻回されるコイル(例えば、後述する実施形態におけるコイル25)と、前記仕切り部に取付けられる胴体部(例えば、後述する実施形態における胴体部31a,32a)、及び該胴体部の少なくとも一端から径方向に屈曲して延出する少なくとも一つの接続部(例えば、後述する実施形態における接続部31b,31c,32b,32c)を備える接続端子(例えば、後述する実施形態における接続端子31,32)と、をそれぞれ有する複数のステータ片(例えば、後述する実施形態におけるステータ片20)を環状に連結するステータ(例えば、後述する実施形態におけるステータ12)を有する回転電機(例えば、後述する実施形態における回転電機10)であって、前記ティース先端部と前記バックヨーク絶縁部の少なくとも一方は、前記仕切り部と、前記仕切り部から径方向に延出する底板部(例えば、後述する実施形態における底板部28a,28b)と、該底板部から前記軸方向に屈曲して延出する壁部(例えば、後述する実施形態における壁部29a,29b)とで、軸方向片側を開口した断面コの字状の領域(例えば、後述する実施形態における領域30a,30b)を構成し、前記接続端子の胴体部を予め格納するとともに、前記インシュレータの仕切り部に設けられた係合部(例えば、後述する実施形態における係合部43)に係合するホルダ(例えば、後述する実施形態におけるホルダ50,60)をさらに備え、前記胴体部の開口側側面(例えば、後述する実施形態における開口側側面31e)は、前記係合部に設けられた上壁(例えば、後述する実施形態における上壁34)または該上壁に突き当てられる前記ホルダの天板(例えば、後述する実施形態における天板87)によって覆われ、前記領域に注入されたシール材(例えば、後述する実施形態におけるシール材39)により前記接続端子が絶縁されていることを特徴とする。
請求項2にかかる発明は、請求項1にかかる回転電機において、前記ホルダは、前記接続端子の胴体部の底板側側面を支持した状態で前記胴体部を予め格納する格納部(例えば、後述する実施形態における格納部51)を備え、前記係合部は、前記ホルダの開口側側面を支持する前記上壁と、前記ホルダの底板側側面を支持する下壁(例えば、後述する実施形態における下壁33)と、前記ホルダの径方向一側面を支持する支持壁(例えば、後述する実施形態における支持壁35)と、前記上壁から軸方向に屈曲して前記支持壁と対向する第1の延出壁(例えば、後述する実施形態における第1の延出壁36a)と、前記下壁から軸方向に屈曲して前記支持壁と対向する第2の延出壁(例えば、後述する実施形態における第2の延出壁36b)と、を備えることで、前記係合部には、前記支持壁、前記上壁、及び前記第1の延出壁によって構成される第1のスライド溝(例えば、後述する実施形態における第1のスライド溝37a)と、前記支持壁、前記下壁、及び前記第2の延出壁によって構成される第2のスライド溝(例えば、後述する実施形態における第2のスライド溝37b)と、前記第1及び第2のスライド溝の周方向側方に形成される開口部(例えば、後述する実施形態における開口部37c)と、が設けられ、前記ホルダは、前記開口部から前記第1及び第2のスライド溝に沿って挿入されることで前記係合部に配置されることを特徴とする。
請求項3にかかる発明は、請求項1または2にかかる回転電機において、前記仕切り部には、前記ティース絶縁部に巻回された前記コイルの一端(例えば、後述する実施形態における一端25a)が引き出される引出し溝(例えば、後述する実施形態における引出し溝27c)が形成されており、前記ホルダは、前記格納部の一端側から外方へ延出して、前記仕切り部の引出し溝に係止可能なホルダ延出部(例えば、後述する実施形態におけるホルダ延出部57)、をさらに有することを特徴とする。
請求項4にかかる発明は、請求項3にかかる回転電機において、前記ホルダ延出部は、前記接続端子の接続部の前記コイルが接続される部分より底板部側に位置することを特徴とする。
請求項5にかかる発明は、請求項1にかかる回転電機において、前記バックヨーク絶縁部は、前記上壁に向かって前記ホルダを挿入するためのホルダ挿入口(例えば、後述する実施形態におけるホルダ挿入口70)が形成される前記底板部と、その軸方向中間部に段差(例えば、後述する実施形態における段差72)が設けられる径方向案内面(例えば、後述する実施形態における径方向案内面71a)、該径方向案内面の両側で対向する周方向案内面(例えば、後述する実施形態における周方向案内面71b,71c)、及び、前記ホルダ挿入口から前記段差まで軸方向に延びるように前記一方の周方向案内面に形成されるガイド溝(例えば、後述する実施形態におけるガイド溝73)、を備える前記仕切り部の係合部と、を備え、前記ホルダは、前記接続端子の胴体部を格納する格納部を有するとともに、該格納部に格納された前記接続端子の接続部が延出する側と反対側の側面に、前記段差に対向する段差部(例えば、後述する実施形態における段差部88)と、前記ガイド溝に係合するガイド突起(例えば、後述する実施形態におけるガイド突起89)と、を備え、前記ホルダは、前記ホルダ挿入口から前記径方向及び周方向案内面に案内されながら挿入されることで、前記バックヨーク絶縁部の前記仕切り部に取付けられることを特徴とする。
請求項6にかかる発明は、請求項1〜5にかかる回転電機において、前記ホルダと前記接続端子は、インサート成形によって一体化されていることを特徴とする。
請求項1に記載の回転電機によれば、シール材を断面コの字状の領域に注入して加熱硬化後、接続端子の胴体部の開口側側面に気泡が発生したとしても、上壁または天板が胴体部の開口側側面全体を覆うので、接続端子を空気中に露出させることがなくなり、絶縁性を確保することができる。また、ホルダによって接続端子の良好な挿入性が得られるとともに、ホルダと接続端子との間やホルダと仕切り部との間に空気溜まりが発生するのを抑制することができる。さらに、接続端子を熱加締めする際に、インシュレータの軟化により接続端子が傾いて接続部が浮き上がるのを防止することができ、接続端子がシール材から露出するのを防止することができる。また、接続端子の胴体部は、ホルダによって予め格納されるので、従来のような係合凸部を接続端子に設ける必要がなく、接続端子を容易に加工することができる。
請求項2に記載の回転電機によれば、ホルダと接続端子との間やホルダと仕切り部との間に、空気溜まりがよりでき難くなり、シール材を加熱硬化した後に、気泡が発生しないので、絶縁性を確保することができる。また、ホルダは、開口部によって横から第1及び第2のスライド溝に沿って係合部に挿入されるので、ホルダの軸方向へのずれが確実に規制され、熱加締めする際に接続端子が傾くのを確実に防止することができる。
請求項3に記載の回転電機によれば、ホルダの脱落を防止して、接続端子を確実に取り付けることができる。
請求項4に記載の回転電機によれば、引出されたコイルの一端とホルダ延出部との干渉を防止することができる。
請求項5に記載の回転電機によれば、ホルダをバックヨーク絶縁部の仕切り部に隙間なく確実に取り付けることができ、空気溜まりの発生を抑制することができる。また、ホルダを底板部側から挿入することで組み付け性を向上させることができ、さらに、底板部には、バックヨーク部が面してしているので、ホルダが脱落するのを防止することができる。
請求項6に記載の回転電機によれば、接続端子とホルダとの間に空気溜まりをなくすことができ、後にシール材を加熱硬化させる際に気泡が発生するのを防止することができる。
以下、本発明の各実施形態に係る回転電機について図面に基づいて詳細に説明する。
図1に示すように、本発明の第1の実施形態である回転電機10は、ハウジング11の内側に、複数(本実施形態では、18個)のステータ片20(図2参照)を環状に配置して構成されるステータ12を有しており、ステータ12の内側には、ステータ12に対して回転する図示しないロータが対向配置されている。
回転電機10は、三相交流型とされ、ハウジング11に配置されたU相、V相、W相の入力端子U,V,Wにリング状の複数の集配電ケーブル(バスリング)21u、21v、21wがそれぞれ接続されている。また、図2に示すように、各ステータ片20のコイル25の一端25aが、各相ごとにリング状の複数の集配電ケーブル21u、21v、21wのいずれかと接続端子31により接続されている。また、各ステータ片20のコイル25の他端25bは、隣接するステータ片20のコイル25の他端25bと接続端子32により接続されており、その一部を図示しないアース端子に接続することで、各コイル25の中点接続がなされている。これにより、U相、V相、W相の励磁電流が各コイル25に供給される。
図3及び図4に示すように、ステータ片20は、略T字状に打ち抜かれたケイ素鋼板を積層して構成され、バックヨーク部22a、ティース部22b、ティース先端部22cを有する分割コア22と、ティース部22bを電気絶縁する樹脂製のインシュレータ23と、インシュレータ23を介してティース部22bの周囲に巻回されるコイル25と、をそれぞれ有する。
インシュレータ23は、ステータ12の軸線方向に分割された2つのインシュレータ片23a、23bを組み合わせて構成されている。インシュレータ23は、径方向の内外に一対の鍔部24a、24bを有しており、両鍔部24a、24bの間には、外側にコイル25が巻回されるティース絶縁部26aを有している。また、インシュレータ23の軸方向外側(図4及び図5において上側)では、鍔部24aの径方向外側に、バックヨーク部22aを絶縁するバックヨーク絶縁部26bが設けられており、鍔部24bの径方向内側には、ティース先端部22cを絶縁するティース先端絶縁部26cが設けられている。
インシュレータ23のバックヨーク絶縁部26b及びティース先端絶縁部26cには、ティース絶縁部26aとの間を仕切るように軸方向上側に突出する一対の仕切り部27a、27bが設けられている。仕切り部27a、27bには、ティース絶縁部26aに巻回されているコイル25の一端25aまたは他端25bを、バックヨーク絶縁部26bまたはティース先端絶縁部26cに引出すための切欠きである引出し溝27cが設けられている。
バックヨーク絶縁部26bとティース先端絶縁部26cの少なくとも一方(本実施形態では、両方)には、仕切り部27a、27bと、仕切り部27a、27bの基部から径方向外側または内側に延出する底板部28a、28bと、底板部28a、28bから軸方向上側に延出し、仕切り部27a,27bと径方向に対向する壁部29a、29bとで、軸方向片側を開口した断面コの字状の領域30a、30bが構成されている。図5に示すように、各相の集配電ケーブル21u、21v、21wは、コの字状の領域30aの外周部においてケーブル接続部材40によって軸方向に重ねて配線されており、周方向に所定の間隔(ステータ片20で3個置き)で、径方向内側に向けてそれぞれU字状に屈曲形成された接続部21aが設けられている。
コの字状の領域30a,30bが形成されている仕切り部27a、27bには、後述するホルダ50、60に予め格納された接続端子31、32が取り付けられている。接続端子31,32は、ホルダ50,60に格納される胴体部31a,32aを中央に有し、胴体部31aの少なくとも一端(本実施形態では、両端)から径方向外側または内側に屈曲して延出する少なくとも一つ(本実施形態では、2つ)の接続部31b、31c、32b、32cを有している。
図5(a)に示すように、例えば、バックヨーク側のコの字状の領域30aに用いられる接続端子31では、一方の接続部31bにはコイル25の一端25aが接続され、他方の接続部31cには集配電ケーブル21u、21v、21wのいずれかの接続部21aが接続される。なお、一方の接続部31bのみ設ける場合には、コイル25の一端25aと集配電ケーブル21u(21v、21w)の接続部21aとを同時に加締めて接続する。
この接続端子31を取り付けるホルダ50は、図6に示すように、樹脂により略矩形箱状に形成されており、径方向内側に位置する内側壁54と、内側壁54との間に胴体部31aの板厚と略等しい隙間を持って径方向外側に位置する、内側壁54と略平行な外側壁55と、内側壁54と外側壁55とを接続する、周方向一側面及び軸方向一側面に形成されるL字状の連結壁56と、を有し、内部に接続端子31の胴体部31aを格納する格納部51を形成する。内側壁54の軸方向両端部には、格納部51から軸方向に延出する一対の上側延出部52及び下側延出部53が設けられている。そして、接続端子31は、その胴体部31aの底板側側面が支持された状態で格納部51に格納され、胴体部31aの接続部31b側側面31dと内側壁54のホルダ延出部側側面54cとが略面一となるように配置されている(図7(b)参照)。
また、ホルダ50には、格納部51を形成する外側壁55から、連結壁56と反対方向へ突出するホルダ延出部57が設けられており、ホルダ延出部57の先端には、格納部51側(すなわち、径方向内側)へ突出し、インシュレータ23の引出し溝27cに係止可能な係止突起57aが設けられている。なお、ホルダ延出部57は、図?に示すような接続端子31及びホルダ50が仕切り部27aに取付けられた状態において、接続端子31の接続部31bの略U字状の開口(コイルが接続される部分)より底板部28a側に位置するように設けられている。これにより、接続部31bに収容されるように引出されたコイル25の一端25aとホルダ延出部57の干渉が防止される。
図6に示すように、仕切り部27aには、接続端子31を予め格納したホルダ50が係合する係合部43が設けられている。係合部43は、ホルダ50の底板部側側面50aを支持する下壁33と、ホルダ50の開口側側面50b及びホルダ50に格納された接続端子31の胴体部31aの開口側側面31eを覆うように周方向に延びる上壁34を備える。また、係合部43は、ホルダ50の径方向一側面54aを支持する支持壁35と、支持壁35と対向して、上壁34から軸方向下方へ屈曲してホルダ50の径方向他側面54bを支持する第1の延出壁36aとが設けられており、支持壁35、上壁34、及び第1の延出壁36aによって第1のスライド溝37aが形成されている。さらに、係合部43は、支持壁35と対向して、下壁33から軸方向上方へ屈曲してホルダ50の径方向他側面54bを支持する第2の延出壁36bが設けられており、支持壁35、下壁33、及び第2の延出壁36bによって第2のスライド溝37bが形成されている。
図7に示すように、第1のスライド溝37a及び第2のスライド溝37bの周方向側方には、開口部37cが形成されており、ホルダ50が、開口部37cから第1のスライド溝37a及び第2のスライド溝37bに沿って挿入される。さらに、開口部37cと反対側の係合部43の側方には、胴体部31aの接続部31b側側面31dと内側壁54のホルダ延出部側側面54cとが当接可能な当接面37dと、ホルダ延出部37と嵌合可能な延出部収容部37eとが形成されている。
なお、上記の構造は、ティース先端絶縁部26cにおいても、接続端子32に接続される配線が異なる点、各部の形状や寸法が一部異なる点を除き、バックヨーク絶縁部26bと概ね同じである。ただし、図5(b)に示すように、バックヨーク絶縁部26bの底板部28aには、分割コア22のバックヨーク部22aが臨む窓部41が形成されている。また、バックヨーク絶縁部26bの仕切り部27aでは、図5(b)に示すように、鍔部24aと支持壁35との間に肉抜き部42が形成されているが、ティース先端絶縁部26cにおいては、肉抜き部が設けられずに、鍔部24bが支持壁35を構成している。
次に、接続端子31、32の取り付け及び接続作業について説明する。なお、バックヨーク絶縁部26bにおける接続端子31に対する作業と、ティース先端絶縁部26cにおける接続端子32に対する作業は、略同様に行うことができるので、以下においては、バックヨーク部22aにおける接続端子31に対する作業について説明する。
図8(a)に示すように、接続端子31は、その胴体部31aをホルダ50の格納部51に挿入することで、L字状の連結壁55によって胴体部31aの直交する2つの側面(底板側側面及び開口部37c側側面)を支持した状態でホルダ50に格納されてホルダ50に位置決めされる。なお、ホルダ50は、接続端子31を図示しない金型に配置した後、射出成形によって接続端子31と一体化して成形(インサート成形)されてもよい。この場合、接続端子31とホルダ50との間に、後述するシール材の硬化後に気泡の原因となる空気溜まりを無くすことができる。
次いで、図8(b)に示すように、接続端子31を格納したホルダ50を開口部37cから挿入して、ホルダ50の上側延出部52を第1のスライド溝37aに沿って、下側延出部53を第2のスライド溝37bに沿って移動させる。
そして、図8(c)に示すように、ホルダ50を支持壁35に沿って移動させて、ホルダ50から突出して設けられているホルダ延出部57の係止突起57aを、仕切り部27aに設けられている引出し溝27cに係止することで、ホルダ50は仕切り部27aに位置決めされる。
この状態で、ホルダ50の上側延出部52が第1のスライド溝37aに、下側延出部53が第2のスライド溝37bにそれぞれ嵌り込み、開口側側面50aが上壁34によって支持され、底板側側面が下壁33によって支持されると共に、接続端子31の胴体部31aの開口側側面31eも上壁34によって覆われている。
これにより、図7(b)の矢印に示すように、ホルダ50の格納部51内の空気が胴体部31aの挿入によって抜け、仕切り部27aの係合部43内の空気がホルダ50の挿入によって抜けるので、従来、接続端子の挿入部とインシュレータの溝との間に生じたような空気溜まりを防止することができる。
次いで、各ステータ片20をそれぞれ組み立てた後に連結して、断面コの字状の領域30aを環状に構成した後、図9に示すように、接続部31bに例えばコイル25の一端25aを位置決めし、熱加締め用電極38a、38bに電流を流しながら加締ることによって、一端25aを加熱して被覆を除去しながら加締る。この際、熱によって仕切り部27aが軟化した場合でも、上壁34及び下壁33が設けられているので、接続端子31は軸方向にずれない。同様にして、接続部31cに例えば集配電ケーブル21u、21v、21wのいずれかの接続部21aを位置決めし、熱加締め用電極38a、38bによって被覆を除去しながら加締る。
その後、シリコーン等のシール材39を領域30aに充填することにより(図5(b)参照)、ホルダ50を介して仕切り部27aに取り付けられる接続端子31を絶縁して領域30a内に固定することができる。
従って、本実施形態の回転電機10によれば、接続端子31,32の胴体部31a,32aの開口側側面31eは、係合部43に設けられた上壁34によって覆われているので、シール材39を断面コの字状の領域30a,30bに注入して加熱硬化後、接続端子31,32の胴体部31a,32aの開口側側面31eに気泡が発生したとしても、上壁34が胴体部31a,32aの開口側側面全体を覆うので、接続端子31,32を空気中に露出させることがなくなり、絶縁性を確保することができる。
接続端子31,32の胴体部31a,32aを予め格納するとともに、インシュレータ23の仕切り部27a,27bに設けられた係合部に係合するホルダ50,60を備えるので、接続端子31,32の良好な挿入性が得られるとともに、ホルダ50と接続端子31,32との間、やホルダ50と仕切り部27a,27bとの間に、空気溜まりが発生するのを抑制することができる。さらに、接続端子31,32を熱加締めする際に、インシュレータ23の軟化により接続端子31,32が傾いて接続部31b、31cが浮き上がるのを防止することができ、接続端子31,32がシール材39から露出するのを防止することができる。また、接続端子31、32の胴体部31a、32aは、ホルダ50,60によって予め格納されるので、従来のような係合凸部を接続端子に設ける必要がなく、接続端子を容易に加工することができる。
特に、ホルダ50,60は、接続端子31,32の胴体部31a,32aの底板側側面を支持した状態で胴体部31a,32aを予め格納する格納部51を備え、係合部43は、ホルダ50,60の開口側側面を支持する上壁34と、ホルダ50,60の底板側側面を支持する下壁33と、ホルダ50,60の径方向一側面を支持する支持壁35と、上壁34から軸方向に屈曲して支持壁35と対向する第1の延出壁36aと、下壁33から軸方向に屈曲して支持壁35と対向する第2の延出壁36bと、を備えることで、係合部43には、支持壁35、上壁34、及び第1の延出壁36aによって構成される第1のスライド溝37aと、支持壁35、下壁33、及び第2の延出壁36bによって構成される第2のスライド溝37bと、第1及び第2のスライド溝37a,37bの周方向側方に形成される開口部37cと、が設けられ、ホルダ50,60は、開口部37cから第1及び第2のスライド溝37a,37bに沿って挿入されることで係合部43に配置される。従って、ホルダ50,60と接続端子31,32との間やホルダ50,60と仕切り部27a,27bとの間に、空気溜まりがよりでき難くなり、シール材39を加熱硬化した後に、気泡が発生しないので、絶縁性を確保することができる。また、ホルダ50,60は、開口部37cによって横から第1及び第2のスライド溝37a,37bに沿って係合部43に挿入されるので、ホルダ50,60の軸方向へのずれが確実に規制され、熱加締めする際に接続端子31,32が傾くのを確実に防止することができる。
また、ホルダ50に設けられているホルダ延出部57を、仕切り部27a、27bにおいてコイル25の一端25aまたは他端25bを引き出すために設けられている引出し溝27cに係止させるので、ホルダ50の脱落を防止して、接続端子31、32を確実に取り付けることができる。
そして、ホルダ延出部57は、接続端子31、32の接続部31b、31c、32b、32cのコイル25の一端25a等が接続される部分より底板部28a、28b側に位置するので、引出されたコイル25の一端25a等とホルダ延出部57との干渉を防止することができる。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態に係る回転電機について、図10〜図14を参照して詳細に説明する。なお、第1実施形態と同一又は同等部分については同一符号を付して、説明を省略或いは簡略化する。
図10〜図14に示すように、本実施形態にかかる回転電機では、接続端子31を予め格納するホルダ80が、インシュレータ23の底板部28aに形成されたホルダ挿入口70から軸方向に挿入され、仕切り部27aの係合部43aに取り付けられる構造に係るもので、バックヨーク絶縁部26bにのみ適用されるものである。
図13に示すように、係合部43aには、その軸方向中間部に段差72が設けられる径方向案内面71aと、径方向案内面71aの両側で対向する周方向案内面71b,71cと、ホルダ挿入口70から段差72まで軸方向に延びるように一方の周方向案内面71cに形成されるガイド溝73と、が形成される。
一方、図12に示すように、接続端子31を予め格納するホルダ80も樹脂により略矩形箱状に形成されており、径方向内側に位置する内側壁84と、内側壁84との間に胴体部31aの板厚と略等しい隙間を持って径方向外側に位置する、内側壁84と略平行な外側壁85と、内側壁84と外側壁85とを接続する、周方向一側面及び軸方向一側面に形成されるL字状の連結壁86と、を有し、内部に接続端子31の胴体部31aを格納する格納部81を形成する。格納部81の軸方向上側には、内側壁84の上端から径方向外側へ延出し、仕切り部27aの上壁34に突き当てられる天板87が設けられている。このため、接続端子31の胴体部31aの開口側側面31eは、天板87によって覆われており、上方へ露出するのが防止されている。また、外側壁85の下端部から径方向外側へ延出する一対の下部支持板85a、85aが設けられており、これらの外面がホルダ挿入口70に嵌合して係止されるようになっている。内側壁84は、外側壁85よりも大きな寸法を有しており、接続端子31が格納された状態において、天板87と外側壁85との間の胴体部31aの一部と内側壁84の周方向案内面71c側の一部が断面コの字領域30aに臨んでいる。
また、内側壁84における、格納部51に格納された接続端子31の接続部31b、31cが延出する側と反対側の側面には、径方向案内面71aに設けられている段差72に対向する段差部88と、周方向案内面71bに設けられているガイド溝73に係合するガイド突起89を備えている。
ここで、バックヨーク絶縁部26bにおける接続端子31の取り付け作業は、まず、図14(a)に示すように、接続端子31の胴体部31aを、ホルダ80の格納部81に周方向側方から挿入する。なお、第1実施形態と同様に、ホルダ80は、接続端子31を図示しない金型に配置した後、射出成形によって接続端子31と一体化して成形(インサート成形)されてもよい。
次いで、図14(b)に示すように、接続端子31を格納したホルダ80を軸方向下方から底板部28aのホルダ挿入口70から軸方向上方へ挿入する。このとき、ホルダ80のガイド突起89をガイド溝73に嵌合させて挿入し、ホルダ80の段差部88をガイド部71の段差72に当接させる(図14(c)参照)。また、この状態でホルダ80の天板87は、仕切り部27aの上壁34に突き当てられる。従って、図11の矢印に示されるように、ホルダ80の格納部81内の空気は、胴体部31aの挿入によって抜け、仕切り部27aの係合部43a内の空気は、ホルダ80の挿入によって抜けるので、空気溜まりの発生を抑えることができる。このようにして、ホルダ80が係合部43a内の所定位置まで挿入されることで、接続端子31は、ホルダ80を介してインシュレータ23の仕切り部27aに取付けられる。また、インシュレータ23と分割コア22とを組み立てると、ホルダ80が挿入された底板面側にはバックヨーク部22aが面しているので、ホルダ80が脱落することはない。
なお、その後の接続端子31に対する各配線の接続作業及びシール材39の充填作業は、上述した第1実施形態のものと同様である。
以上、説明した本発明の第2実施形態にかかる回転電機によれば、バックヨーク絶縁部26bは、上壁34に向かってホルダを80挿入するためのホルダ挿入口70が形成される底板部28aと、その軸方向中間部に段差72が設けられる径方向案内面71a、径方向案内面71aの両側で対向する周方向案内面71b,71c、及び、ホルダ挿入口70から段差72まで軸方向に延びるように一方の周方向案内面71cに形成されるガイド溝73、を備える仕切り部27aの係合部43aと、を備える。さらに、ホルダ80は、接続端子31の胴体部31aを格納する格納部81を有するとともに、格納部81に格納された接続端子31の接続部31b、31cが延出する側と反対側の側面に、段差72に対向する段差部88と、ガイド溝73に係合するガイド突起89と、を備え、ホルダ80は、ホルダ挿入口70から径方向及び周方向案内面71a,71b,71cに案内されながら挿入されることで、バックヨーク絶縁部26bの仕切り部27aに取付けられる。従って、ホルダ80をバックヨーク絶縁部26bの仕切り部27aに隙間なく確実に取り付けることができ、空気溜まりの発生を抑制することができる。また、ホルダ80を底板部側から挿入することで組み付け性を向上させることができ、さらに、底板部28aには、バックヨーク部22aが面してしているので、ホルダ80が脱落するのを防止することができる。
なお、本発明の回転電機は、前述した各実施形態に限定されるものでなく、適宜な変形、改良等が可能である。
本発明の第1実施形態にかかる回転電機の軸方向から見た正面図である。 ステータの一部を示す軸方向から見た拡大図である。 ステータ片の斜視図である。 ステータ片の分解斜視図である。 (a)は、コの字状の領域を示す軸方向から見た平面図であり、(b)は、(a)のV−V線に沿った断面図である。 (a)は、ホルダの斜視図であり、(b)はその正面図である。 (a)は、接続端子が予め格納されたホルダを仕切り部に挿入した後の状態を示す断面図であり、(b)は、該挿入後の状態における図5のVII−VII線に沿った断面図である。 (a)〜(c)は、接続端子の取り付け作業の工程を示す説明図である。 接続端子に端子を熱加締めしている状態を示す断面図である。 本発明の第2実施形態にかかる回転電機のステータ片の斜視図である。 (a)は、コの字状の領域の断面図であり、(b)は、接続端子が予め格納されたホルダを仕切り部に挿入した後の状態を示す断面図である。 (a)は、ホルダを上方表面から見た斜視図であり、(b)はホルダを下方背面から見た斜視図である。 (a)は、インシュレータを裏面から見た斜視図であり、(b)は、ホルダ挿入口から見た要部拡大斜視図である。 (a)〜(c)は、接続端子の取り付け作業の工程を示す説明図である。 従来の回転電機におけるインシュレータ及び接続端子を示す斜視図である。 従来の接続端子の熱加締め状態を示す説明図である。 従来の接続端子の装着状態を示す断面図である。
符号の説明
10 回転電機
12 ステータ
20 ステータ片
22 分割コア
22a バックヨーク部
22b ティース部
22c ティース先端部
23 インシュレータ
25 コイル
25a 一端
26a ティース絶縁部
26b バックヨーク絶縁部
26c ティース先端絶縁部
27a、27b 仕切り部
27c 引出し溝
28a、28b 底板部
29a、29b 壁部
30a、30b 領域
31、32 接続端子
31a、32a 胴体部
31b、31c、32a、32b 接続部
31e 開口側側面
33 下壁
34 上壁
35 支持壁
36a 第1の延出壁
36b 第2の延出壁
37a 第1のスライド溝
37b 第2のスライド溝
37c 開口部
39 シール材
43,43a 係合部
50,80 ホルダ
51,81 格納部
52 上側延出部
53 下側延出部
70 ホルダ挿入口
71a 径方向案内面
71b、71c 周方向案内面
72 段差
73 ガイド溝
87 天板
88 段差部
89 ガイド突起

Claims (6)

  1. 複数の鋼板を積層することによって構成され、ティース部、ティース先端部、及びバックヨーク部を有する分割コアと、
    前記ティース部、前記ティース先端部、及び前記バックヨーク部をそれぞれ絶縁する、ティース絶縁部、ティース先端絶縁部、及びバックヨーク絶縁部を備えると共に、前記ティース先端絶縁部と前記バックヨーク絶縁部において、前記ティース絶縁部との間を仕切るように軸方向に突出する一対の仕切り部を備えるインシュレータと、
    前記ティース絶縁部に巻回されるコイルと、
    前記仕切り部に取付けられる胴体部、及び該胴体部の少なくとも一端から径方向に屈曲して延出する少なくとも一つの接続部を備える接続端子と、
    をそれぞれ有する複数のステータ片を環状に連結するステータを有する回転電機であって、
    前記ティース先端部と前記バックヨーク絶縁部の少なくとも一方は、前記仕切り部と、前記仕切り部から径方向に延出する底板部と、該底板部から前記軸方向に屈曲して延出する壁部とで、軸方向片側を開口した断面コの字状の領域を構成し、
    前記接続端子の胴体部を予め格納するとともに、前記インシュレータの仕切り部に設けられた係合部に係合するホルダをさらに備え、
    前記胴体部の開口側側面は、前記係合部に設けられた上壁または該上壁に突き当てられる前記ホルダの天板によって覆われ、
    前記領域に注入されたシール材により前記接続端子が絶縁されていることを特徴とする回転電機。
  2. 前記ホルダは、前記接続端子の胴体部の底板側側面を支持した状態で前記胴体部を予め格納する格納部を備え、
    前記係合部は、前記ホルダの開口側側面を支持する前記上壁と、前記ホルダの底板側側面を支持する下壁と、前記ホルダの径方向一側面を支持する支持壁と、前記上壁から軸方向に屈曲して前記支持壁と対向する第1の延出壁と、前記下壁から軸方向に屈曲して前記支持壁と対向する第2の延出壁と、を備えることで、
    前記係合部には、前記支持壁、前記上壁、及び前記第1の延出壁によって構成される第1のスライド溝と、前記支持壁、前記下壁、及び前記第2の延出壁によって構成される第2のスライド溝と、前記第1及び第2のスライド溝の周方向側方に形成される開口部と、が設けられ、
    前記ホルダは、前記開口部から前記第1及び第2のスライド溝に沿って挿入されることで前記係合部に配置されることを特徴とする請求項1に記載の回転電機。
  3. 前記仕切り部には、前記ティース絶縁部に巻回された前記コイルの一端が引き出される引出し溝が形成されており、
    前記ホルダは、前記格納部の一端側から外方へ延出して、前記仕切り部の引出し溝に係止可能なホルダ延出部、をさらに有することを特徴とする請求項1または2に記載の回転電機。
  4. 前記ホルダ延出部は、前記接続端子の接続部の前記コイルが接続される部分より底板部側に位置することを特徴とする請求項3に記載の回転電機。
  5. 前記バックヨーク絶縁部は、
    前記上壁に向かって前記ホルダを挿入するためのホルダ挿入口が形成される前記底板部と、
    その軸方向中間部に段差が設けられる径方向案内面、該径方向案内面の両側で対向する周方向案内面、及び、前記ホルダ挿入口から前記段差まで軸方向に延びるように前記一方の周方向案内面に形成されるガイド溝、を備える前記仕切り部の係合部と、
    を備え、
    前記ホルダは、前記接続端子の胴体部を格納する格納部を有するとともに、該格納部に格納された前記接続端子の接続部が延出する側と反対側の側面に、前記段差に対向する段差部と、前記ガイド溝に係合するガイド突起と、を備え、
    前記ホルダは、前記ホルダ挿入口から前記径方向及び周方向案内面に案内されながら挿入されることで、前記バックヨーク絶縁部の前記仕切り部に取付けられることを特徴とする請求項1に記載の回転電機。
  6. 前記ホルダと前記接続端子は、インサート成形によって一体化されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の回転電機。
JP2008183630A 2008-07-15 2008-07-15 回転電機 Withdrawn JP2010028889A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008183630A JP2010028889A (ja) 2008-07-15 2008-07-15 回転電機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008183630A JP2010028889A (ja) 2008-07-15 2008-07-15 回転電機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2010028889A true JP2010028889A (ja) 2010-02-04

Family

ID=41734167

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008183630A Withdrawn JP2010028889A (ja) 2008-07-15 2008-07-15 回転電機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2010028889A (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103973056A (zh) * 2013-01-25 2014-08-06 广东美的环境电器制造有限公司 分块定子总成及其制造方法
KR20140144374A (ko) * 2013-06-10 2014-12-19 엘지이노텍 주식회사 Eps모터의 스테이터
WO2016076599A1 (ko) * 2014-11-11 2016-05-19 엘지이노텍 주식회사 모터
JP2016208828A (ja) * 2015-04-16 2016-12-08 マグネティ マレッリ ソチエタ ペル アツィオニ 剛体棒を伴う固定子巻線を有する電気機械の製造方法
WO2018087882A1 (ja) * 2016-11-11 2018-05-17 三菱電機株式会社 回転電機
WO2018123446A1 (ja) * 2016-12-27 2018-07-05 パナソニックIpマネジメント株式会社 電動機、及びそれを用いた送風機
JP2021044940A (ja) * 2019-09-11 2021-03-18 株式会社マキタ 電動作業機
WO2021256178A1 (ja) * 2020-06-17 2021-12-23 パナソニックIpマネジメント株式会社 成形コイル、ステータ及び回転電機

Cited By (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103973056B (zh) * 2013-01-25 2016-11-23 广东美的环境电器制造有限公司 分块定子总成及其制造方法
CN103973056A (zh) * 2013-01-25 2014-08-06 广东美的环境电器制造有限公司 分块定子总成及其制造方法
KR20140144374A (ko) * 2013-06-10 2014-12-19 엘지이노텍 주식회사 Eps모터의 스테이터
KR102046517B1 (ko) * 2013-06-10 2019-12-02 엘지이노텍 주식회사 Eps모터의 스테이터
US10432060B2 (en) 2014-11-11 2019-10-01 Lg Innotek Co., Ltd. Stator insulator with protrusions for mounting bus bar
WO2016076599A1 (ko) * 2014-11-11 2016-05-19 엘지이노텍 주식회사 모터
US11018551B2 (en) 2014-11-11 2021-05-25 Lg Innotek Co., Ltd. Motor
US10700574B2 (en) 2014-11-11 2020-06-30 Lg Innotek Co., Ltd. Motor
JP2016208828A (ja) * 2015-04-16 2016-12-08 マグネティ マレッリ ソチエタ ペル アツィオニ 剛体棒を伴う固定子巻線を有する電気機械の製造方法
WO2018087882A1 (ja) * 2016-11-11 2018-05-17 三菱電機株式会社 回転電機
JPWO2018123446A1 (ja) * 2016-12-27 2019-10-31 パナソニックIpマネジメント株式会社 電動機、及びそれを用いた送風機
CN109952694A (zh) * 2016-12-27 2019-06-28 松下知识产权经营株式会社 电动机和使用其的风机
WO2018123446A1 (ja) * 2016-12-27 2018-07-05 パナソニックIpマネジメント株式会社 電動機、及びそれを用いた送風機
JP7029603B2 (ja) 2016-12-27 2022-03-04 パナソニックIpマネジメント株式会社 電動機、及びそれを用いた送風機
JP2021044940A (ja) * 2019-09-11 2021-03-18 株式会社マキタ 電動作業機
WO2021049124A1 (ja) * 2019-09-11 2021-03-18 株式会社マキタ 電動作業機
CN114207991A (zh) * 2019-09-11 2022-03-18 株式会社牧田 电动作业机
WO2021256178A1 (ja) * 2020-06-17 2021-12-23 パナソニックIpマネジメント株式会社 成形コイル、ステータ及び回転電機

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2010028889A (ja) 回転電機
US8067866B2 (en) Central electricity distribution member for rotary electric machine
JP4301334B2 (ja) 回転電機
JPWO2018038246A1 (ja) モータ
JP6221034B2 (ja) モータおよびモータの製造方法
CN108696024B (zh) 绕组卷绕零部件和旋转电机
WO2012141135A1 (ja) 集配電リング及びその製造方法
JP6979464B2 (ja) 回転電機の固定子
JP2010246269A (ja) インシュレータおよび回転電機
JP5262463B2 (ja) ステータ
EP2738916B1 (en) Stator of an electric motor comprising a coil insulation
JP6260358B2 (ja) 集中巻きモータの配電部材
JP2016019420A (ja) バスバーユニット及びこれを備えた回転電機
JP3718473B2 (ja) 電動機
JP4493652B2 (ja) 電動機固定子
JP5233630B2 (ja) ステータ、回転電機、ステータの製造方法および回転電機の製造方法
EP3343736A1 (en) Terminal block of rotating electric machine
JP4292050B2 (ja) 回転電機のステータ
JP5793348B2 (ja) 回転電機及びその製造方法
EP2940836B1 (en) Rotating machine
JP2017073924A (ja) 電動機用ステータ
JP2009112114A (ja) 回転電機
JP7268542B2 (ja) 回転電機用配線部材の配置構造
JP5019067B2 (ja) 回転電機
JP2017093224A (ja) コイル固定部材

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20111004