JP2010028724A - 画像読取装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】カラーセンサとモノクロセンサとを備える画像読取装置において、容易に解像度を向上させる。
【解決手段】原稿の画像を画像データとして読み取る画像読取装置であって、主走査方向に等ピッチで配列される複数のカラー用受光素子21a,21b,21cを備えるカラーセンサ20a,20b,20cと、主走査方向に上記カラー用受光素子と同じ等ピッチで配列される複数のモノクロ用受光素子21dを備えると共に、上記主走査方向において上記カラー用受光素子に対して上記モノクロ用受光素子が半ピッチずれて配置されるモノクロセンサ20dと、上記カラー用受光素子からの入力データ及び上記モノクロ用受光素子からの入力データの少なくともいずれかを用いてモノクロ画像データを生成するデータ生成部とを備える。
【選択図】図3

Description

本発明は、画像読取装置に関するものである。
複合機等の画像形成装置は、原稿に形成された画像を画像データとして読み取るための画像読取装置を備えている。
このような画像読取装置は、一般的に、受光素子が主走査方向に配列されたリニアイメージセンサを備えており、リニアイメージセンサと原稿とを副走査方向に相対移動させながら原稿に形成された画像を画像データとして読み取るように構成されている。
このような画像読取装置においては、通常、主走査方向の所定の範囲に配列されるリニアイメージセンサの受光素子の数が解像度となるため、高解像度を求められる画像読取装置においては、上記所定の範囲により多数の受光素子を配列する必要がある。
ところが、リニアイメージセンサの機械的な制限から、所定の範囲に配列できる受光素子の数には限界がある。
そこで、受光素子ピッチが主走査方向に半分ずれるように2つのリニアイメージセンサを配列し、これら2つのリニアイメージセンサから取得されるデータを合成して画像データを生成する方法が提案されている。
例えば、特許文献1には、高解像度が要求される領域に対応した箇所のみに2つのリニアイメージセンサを配置することによって、必要な領域の解像度を高めると共に2つのリニアイメージセンサを配置することによるコストの上昇を抑えた画像読取装置が提案されている。
特開2006−93820号公報
ところで、カラー画像データとモノクロ画像データの両方の画像データを取得可能な画像読取装置の中には、カラーデータを取得するためのカラー用受光素子を複数備えるリニアイメージセンサであるカラーセンサと、モノクロデータを取得するためのモノクロ用受光素子を複数備えるリニアイメージセンサであるモノクロセンサとを備えるものがある。
そして、このようなカラーセンサとモノクロセンサとを備える画像読取装置において、上述の高解像度技術を適用しようとした場合には、カラーセンサとモノクロセンサとの各々に対して、2つ目のリニアイメージセンサを設置する必要が生じ、画像読取装置の製造コストが大幅に上昇してしまう。
特に、カラーセンサとして、赤色用カラーセンサ、緑色用カラーセンサ及び青色用カラーセンサを備える場合には、モノクロセンサと合わせて、合計4つのリニアイメージセンサを増設する必要が生じ、画像読取装置の製造コストが、極めて大幅に上昇してしまう。
本発明は、上述する問題点に鑑みてなされたもので、カラーセンサとモノクロセンサとを備える画像読取装置において、容易に解像度を向上させることを目的とする。
本発明は、上記課題を解決するための手段として、以下の構成を採用する。
第1の発明は、原稿の画像を画像データとして読み取る画像読取装置であって、主走査方向に等ピッチで配列される複数のカラー用受光素子を備えるカラーセンサと、主走査方向に上記カラー用受光素子と同じ等ピッチで配列される複数のモノクロ用受光素子を備えると共に、上記主走査方向において上記カラー用受光素子に対して上記モノクロ用受光素子が半ピッチずれて配置されるモノクロセンサと、上記カラー用受光素子からの入力データ及び上記モノクロ用受光素子からの入力データの少なくともいずれかを用いてモノクロ画像データを生成するデータ生成部とを備えるという構成を採用する。
第2の発明は、上記第1の発明において、上記カラーセンサとして、上記副走査方向に配列される赤色用カラーセンサ、緑色用カラーセンサ及び青色用カラーセンサを備え、上記赤色用カラーセンサの上記カラー用受光素子と、記緑色用カラーセンサの上記カラー用受光素子と、記青色用カラーセンサの上記カラー用受光素子とが上記主走査方向において合致して配置されているという構成を採用する。
第3の発明は、上記第1または第2の発明において、上記モノクロセンサは、上記カラーセンサよりも高速でデータを出力可能とされているという構成を採用する。
本発明によれば、カラーセンサとモノクロセンサとが、主走査方向において受光素子ピッチに対して半分ずれて配置されている。このため、カラーセンサのカラー用受光素子からの入力データに対して、モノクロ用受光素子からの入力データが半ピッチずれたものとなる。
したがって、カラーセンサのカラー用受光素子からの入力データによって生成されたモノクロ画像データと、モノクロ用受光素子からの入力データによって生成されたモノクロ画像データとを合成することによって、高解像度のモノクロ画像データを生成することができる。
このように本発明によれば、カラーセンサとモノクロセンサとの両方を備える画像読取装置において、新たにリニアイメージセンサを増設することなく、画像データの高解像度化を実現することができる。よって、ラーセンサとモノクロセンサとを備える画像読取装置において、容易に解像度を向上させることが可能となる。
以下、図面を参照して、本発明に係る画像読取装置の一実施形態について説明する。なお、以下の説明においては、画像読取装置を備える画像形成装置として複合機を挙げて説明する。
図1は、本実施形態における複合機Aの機能構成を示すブロック図である。この図に示すように、本実施形態の複合機Aは、CPU(Central Processing Unit)1、ROM(Read Only Memory)2、RAM(Random Access Memory)3、各種センサ群4、印刷用紙搬送部5、画像データ記憶部6、画像形成部7、通信I/F部8、操作表示部9及び画像読取装置10を備えている。
CPU1は、ROM2に記憶されている制御プログラムや、各種センサ群4から入力される検出信号、画像データ記憶部6に記憶されている画像データ、通信I/F部8を介してパーソナルコンピュータ等の外部機器から受信する印刷指示信号及び印刷用画像データ、操作表示部9から入力される操作信号等に基づいて複合機Aの全体動作を制御するものである。
ROM2は、CPU1によって実行される制御プログラムやその他のデータを記憶する不揮発性メモリである。
RAM3は、CPU1が制御プログラムを実行して各種動作を行う際に、データの一時保存先に用いられるワーキングメモリである。
各種センサ群4は、例えば用紙切れ検出センサや、用紙位置検出センサ、温度センサ等の画像形成動作に必要な各種センサであり、それぞれで検出した各種の情報を検出信号としてCPU1に出力する。
印刷用紙搬送部5は、図示しない印刷用紙トレイに収納されている印刷用紙を画像形成部7に搬送するための搬送ローラ及び印刷用紙搬送ローラ駆動用のモータや、画像形成処理後の印刷用紙を図示しない印刷用紙排紙トレイに搬送するための搬送ローラ及び搬送ローラ駆動用のモータなどから構成されている。
画像データ記憶部6は、例えばフラッシュメモリであり、CPU1の要求に応じて原稿の画像データを記憶する一方、所定の原稿の画像データをCPU1に出力する。
画像形成部7は、CPU1の制御の下、画像データ記憶部6に記憶されている原稿の画像データやパーソナルコンピュータ等の外部機器から受信した印刷用画像データに基づいて、印刷用紙搬送部5から搬送される印刷用紙にトナーを転写し、当該トナーの定着処理を行うことによって印刷用紙に画像を形成するものである。
通信I/F部8は、複合機Aとパーソナルコンピュータ等の外部機器との間で通信を行うためのインタフェースであり、LAN(Local Area Network)等のネットワークによって外部機器と接続されている。
操作表示部9は、スタートキー、ストップキー、電源キー、テンキー(数値入力キー)、タッチパネル、クリアキーやその他の各種操作キー、を備えており、それぞれのキーの操作指示をCPU1に出力すると共に、CPU1の制御の下、タッチパネルに種々の画面を表示する。
次に、画像読取装置10について図2を参照して詳細に説明する。図2は、本実施形態に係る複合機Aの画像読取装置10の構成を示す概略構成図である。
図2に示すように、画像読取装置10は、自動原稿搬送型読取装置11、フラットベッド型読取装置12及び画像読取回路13(データ生成部)を備えている。
自動原稿搬送型読取装置11は、原稿トレイ11aに載置された原稿束から一枚ずつ原稿を自動搬送しながら原稿の画像を画像データとして読み取る読取装置であり、原稿トレイ11a、CIS(Contact Image Sensor)11b、原稿排出トレイ11d及びランプ11eを備えている。
原稿トレイ11aは、読取対象の原稿を載置する台である。また、自動原稿搬送型読取装置11は、原稿トレイ11aに載置された原稿束から一枚ずつ原稿を搬送する複数の搬送ローラ(図示略)を備えており、原稿を搬送ローラによって点線で示す原稿搬送経路に沿って搬送して原稿排出トレイ11dに排出する。
CIS11bは、原稿の画像を読み取るために上記原稿搬送経路の途中に設けられた密着型イメージセンサ(リニアイメージセンサ)である。このCIS11bは、原稿から読み取った画像の画像データ(アナログ信号)を画像読取回路13に出力する。
本実施形態においてCIS11bは、赤色用CIS20aと、緑色用CIS20bと、青色用CIS20cと、黒色用CIS20dとから構成されている。
図3の模式図に示すように、赤色用CIS20aは、赤色光を受光して赤色信号(データ)として出力する赤色用受光素子21a(カラー用受光素子)が主走査方向に一定のピッチdで配列されて構成されている。
また、緑色用CIS20bは、緑色光を受光して緑色信号(データ)として出力する緑色用受光素子21b(カラー用受光素子)が主走査方向に一定のピッチdで配列されて構成されている。
また、青色用CIS20cは、青色光を受光して青色信号(データ)として出力する青色用受光素子21c(カラー用受光素子)が主走査方向に一定のピッチdで配列されて構成されている。
また、黒色用CIS20dは、白色光を受光して輝度信号(データ)として出力する黒色用受光素子21d(モノクロ用受光素子)が主走査方向に一定のピッチdで配列されて構成されている。なお、黒色用CIS20dは、カラーセンサである赤色用CIS20a、緑色用CIS20b、及び青色用CIS20cよりも高速でデータを出力可能とされている。
これらの赤色用CIS20aと、緑色用CIS20bと、青色用CIS20cと、黒色用CIS20dとは、図3の模式図に示すように、副走査方向に一定の間隔Dにて配列されている。
そして、赤色用CIS20aと、緑色用CIS20bと、青色用CIS20cとは、赤色用受光素子21aと緑色用受光素子21bと青色用受光素子21cとが主走査方向において合致するように配置されている。
これに対して、黒色用CIS20dは、赤色用受光素子21aと緑色用受光素子21bと青色用受光素子21cとに対して主走査方向において黒色用受光素子21dが上記ピッチdの半分(半ピッチ)ずれるように配置されている。
ランプ11eは、原稿に一定強度の照明光(白色光)を照射するものである。そして、CIS11bによって、ランプ11eの照明光の反射光が画像信号として読み取られる。
フラットベッド型読取装置12は、上面に原稿載置台としてのコンタクトガラス(図示略)が嵌め込まれ、原稿搬送経路に沿ってコンタクトガラス上に載置された原稿の画像を読み取るものであり、ランプ12a、ミラー12b、集光レンズ12c及びCCD(Charge Coupled Devices)12d備えている。
ランプ12aは、コンタクトガラス上の原稿の表面に一定強度の照明光(白色光)を走査状に照射するものであり、ミラー12bは、原稿の表面の反射光を集光レンズ12cに向けて反射するものである。
集光レンズ12cは、ミラー12bによって反射された原稿の表面の反射光をCCD12dの受光面に集光させるものである。
CCD12dは、集光レンズ12cによって集光された原稿の表面の反射光を画像データ(アナログ信号)に変換し、画像読取回路13に出力する。
なお、CCD12dも、CIS11bと同様にカラーセンサとモノクロセンサとを有する構成を有している。具体的には、CCD12dは、赤色用CIS20aに換えて赤色用CCDを備え、緑色用CIS20bに換えて緑色用CCDを備え、青色用CIS20cに換えて青色用CCDを備え、黒色用CIS20dに換えて黒色用CCDを備えている。
そして、黒色用CCDの受光素子が、主走査方向において、赤色用CCDの受光素子、緑色用CCDの受光素子及び青色用CCDの受光素子に対して、半ピッチずれて配置されている。
画像読取回路13について図4を参照して詳細に説明する。図4は、画像読取回路13の機能構成を示す機能ブロック図である。なお、図4における太矢印は画像データの入出力を示し、細矢印は制御信号の入出力を示す。
画像読取回路13は、自動原稿搬送型読取装置11及びフラットベッド型読取装置12を制御すると共に入力されたCIS11bあるいはCCD12dから入力されたデータをデジタル信号に変換すると共に入力されたデータに対して所定の処理を行うことによって画像データを生成するものである。
この画像読取回路13は、A/D変換部13a、画像処理回路13c、画像メモリ回路13d、画像読取用RAM13e、画像読取用ROM13f及び画像読取用CPU13gを備えている。
A/D変換部13aは、画像読取用CPU13gの制御の下、自動原稿搬送型読取装置11のCIS11bあるいはフラットベッド型読取装置12のCCD12dから入力されるデータ(アナログ信号)をデジタル信号に変換し、このデジタル信号を画像処理回路13cに出力する。
画像処理回路13cは、画像読取用CPU13gの制御の下、A/D変換部13aから入力されるデータから画像データを生成する。
以下に、画像処理回路13cによる高解像度のモノクロ画像データの生成、高速でのモノクロ画像データの生成、カラー画像データの生成について説明する。なお、以下の説明においては、CIS11bからの入力データに基づいて画像データを生成する場合について説明するが、CCD12dからの入力データに基づいて画像データを生成する場合であっても画像処理回路13cにおける信号処理は同様となる。
高解像度のモノクロ画像データを生成する場合には、画像処理回路13cは、図5のフローチャートに示すように、まず赤色用CIS20aの赤色用受光素子21aから入力されるデータに含まれる輝度データと、緑色用CIS20bの緑色用受光素子21bから入力されるデータに含まれる輝度データと、青色用CIS20cの青色用受光素子21cから入力されるデータに含まれる輝度データとを、所定の重み付け係数を用いて加算することによって、第1モノクロ画像を生成する(ステップS1)。
また、画像処理回路13cは、黒色用CIS20dの黒色用受光素子21dから入力されるデータに基づいて第2モノクロ画像を生成する(ステップS2)。この黒色用受光素子21dから入力されるデータに基づく第2モノクロ画像は、黒色用受光素子21dがカラー用受光素子(赤色用受光素子21a、緑色用受光素子21b、青色用受光素子21c)に対して主走査方向に半ピッチずれて配置されているため、カラー用受光素子から入力されるデータに基づく第1モノクロ画像に対して、各画素が半ピッチずれたものとなる。
そして、画像処理回路13cは、各画素が半ピッチずれた第1モノクロ画像データと第2モノクロ画像データを合成することによって、高解像度のモノクロ画像データを生成する(ステップS3)。
また、高速でモノクロ画像データを生成する場合には、画像処理回路13cは、カラーセンサ(赤色用CIS20a,緑色用CIS20b,青色用CIS20c)よりも高速でデータを出力可能な黒色用CIS20dからのデータのみに基づいてモノクロ画像データを生成する。
また、カラー画像データを生成する場合には、画像処理回路13cは、赤色用CIS20aの赤色用受光素子21aから入力されるデータに基づいて赤色画像データを生成し、緑色用CIS20bの緑色用受光素子21bから入力されるデータに基づいて緑色画像データを生成し、青色用CIS20cの青色用受光素子21cから入力されるデータに基づいて青色画像データを生成し、赤色画像データと緑色画像データと青色画像データとを合成することによってカラー画像データを生成する。
そして、画像処理回路13cは、上述のようにして生成した画像データを画像メモリ回路13dに出力する。
画像メモリ回路13dは、画像読取用CPU13gの制御の下、画像処理回路13cから入力される画像データの記憶するものである。
画像読取用RAM13eは、画像読取用CPU13gが制御プログラムを実行して各種動作を行う際に、データの一時保存先に用いられるワーキングメモリである。
画像読取用ROM13fは、画像読取用CPU13gによって実行される制御プログラムやその他のデータを記憶する不揮発性メモリである。
そして、本実施形態において画像読取用ROM13fは、画像処理回路13cにて高解像度のモノクロ画像データの生成するためのプログラム、高速でのモノクロ画像データの生成するためのプログラム、及びカラー画像データの生成するためのプログラム等を記憶している。
画像読取用CPU13gは、画像読取用ROM13fに記憶されている制御プログラムに基づいて画像読取装置10の全体動作を制御する。
なお、上記画像処理回路13cの機能を画像読取用CPU13gに担わせることも可能である。
そして、このような構成を有する本実施形態の複合機Aでは、CPU1の制御の下、画像形成部7にて画像読取装置10にて生成された画像データに基づく画像が印刷用紙に印刷されたり、通信I/F部8を介して画像データが送信されたりする。
以上のような本実施形態の複合機Aが備える画像読取装置10によれば、カラーセンサ(赤色用CIS、緑色用CIS、青色用CIS、赤色用CCD、緑色用CCD、青色用CCD)とモノクロセンサ(黒色用CIS、黒色用CCD)とが、主走査方向において受光素子ピッチに対して半分ずれて配置されている。このため、カラーセンサのカラー用受光素子からの入力データに対して、モノクロ用受光素子からの入力データが半ピッチずれたものとなる。
したがって、カラーセンサのカラー用受光素子からの入力データによって生成されたモノクロ画像データと、モノクロ用受光素子からの入力データによって生成されたモノクロ画像データとを合成することによって、高解像度のモノクロ画像データを生成することができる。
このように本実施形態の複合機Aが備える画像読取装置10によれば、カラーセンサとモノクロセンサとの両方を備える画像読取装置において、新たにリニアイメージセンサを増設することなく、画像データの高解像度化を実現することができる。よって、ラーセンサとモノクロセンサとを備える画像読取装置において、容易に解像度を向上させることが可能となる。
また、本実施形態の複合機Aが備える画像読取装置10においては、黒色用CIS20dが、カラーセンサ(赤色用CIS20a,緑色用CIS20b,青色用CIS20c)よりも高速でデータを出力可能とされている。
このため、黒色用CIS20dからの入力データのみに基づいてモノクロ画像データを生成することによって、短時間でモノクロ画像データを生成することが可能となる。
以上、本発明の実施形態について図面を参照して詳説したが、具体的な構成は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において設計変更等が可能である。
例えば、上記実施形態においては、画像読取装置10及び操作表示部9が複合機Aに搭載されている構成について説明した。
しかしながら、本発明はこれに限定されるものではなく、複写機等の画像形成装置、ファクシミリ装置あるいはスキャナ装置に用いることも可能である。
また、上記実施形態においては、画像メモリ回路13dに記憶された画像データを画像形成部7における印刷あるいは通信I/F部8による送信に用いる構成について説明した。
しかしながら、本発明はこれに限定されるものではなく、画像メモリ回路13dに記憶された画像データを、例えば複合機Aの画像データ記憶部6に記憶させても良い。
本発明の一実施形態である画像読取装置を備える複合機の機能ブロック図である。 本発明の一実施形態である画像読取装置の概略構成図である。 本発明の一実施形態である画像読取装置が備えるCISの模式図である。 本発明の一実施形態である画像読取装置の機能ブロック図である。 本発明の一実施形態である画像読取装置において高解像度のモノクロ画像データを生成する場合のフローチャートである。
符号の説明
10……画像読取装置、11b……CIS、20a……赤色用CIS(カラーセンサ)、20b……緑色用CIS(カラーセンサ)、20c……青色用CIS(カラーセンサ)、20d……黒色用CIS(モノクロセンサ)、21a……赤色用受光素子(カラー用受光素子)、21b……緑色用受光素子(カラー用受光素子)、21c……青色用受光素子(カラー用受光素子)、21d……黒色用受光素子(モノクロ用受光素子)、13……画像読取回路(データ生成部)

Claims (3)

  1. 原稿の画像を画像データとして読み取る画像読取装置であって、
    主走査方向に等ピッチで配列される複数のカラー用受光素子を備えるカラーセンサと、
    主走査方向に前記カラー用受光素子と同じ等ピッチで配列される複数のモノクロ用受光素子を備えると共に、前記主走査方向において前記カラー用受光素子に対して前記モノクロ用受光素子が半ピッチずれて配置されるモノクロセンサと、
    前記カラー用受光素子からの入力データ及び前記モノクロ用受光素子からの入力データの少なくともいずれかを用いてモノクロ画像データを生成するデータ生成部と
    を備えることを特徴とする画像読取装置。
  2. 前記カラーセンサとして、前記副走査方向に配列される赤色用カラーセンサ、緑色用カラーセンサ及び青色用カラーセンサを備え、
    前記赤色用カラーセンサの前記カラー用受光素子と、記緑色用カラーセンサの前記カラー用受光素子と、記青色用カラーセンサの前記カラー用受光素子とが前記主走査方向において合致して配置されていることを特徴とする請求項1記載の画像読取装置。
  3. 前記モノクロセンサは、前記カラーセンサよりも高速でデータを出力可能とされていることを特徴とする請求項1または2記載の画像読取装置。

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