JP2010028634A - 受信装置及び受信システム - Google Patents
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Abstract
【課題】受信装置を搭載する基板の小型化を図れる受信装置を提供する。
【解決手段】受信装置3において、チューナ部11は高周波信号を中間周波信号に変換するチューナ回路部が実装される第1基板32を有し、本体部12は中間周波信号に所定の処理を施す回路部が実装される第2基板41を有する。第2基板41は基板取付部材51に取り付けられ、基板取付部材51の第2基板41が取り付けられる取付面の裏側の面には、第2基板41と対向するように所定の第3基板が取り付けられるようになっている。チューナ部11は、第2基板41の基板取付部材51と対向する面の裏面側に、第1基板32と第2基板41とが離れて対向するように配置される。
【選択図】図2
【解決手段】受信装置3において、チューナ部11は高周波信号を中間周波信号に変換するチューナ回路部が実装される第1基板32を有し、本体部12は中間周波信号に所定の処理を施す回路部が実装される第2基板41を有する。第2基板41は基板取付部材51に取り付けられ、基板取付部材51の第2基板41が取り付けられる取付面の裏側の面には、第2基板41と対向するように所定の第3基板が取り付けられるようになっている。チューナ部11は、第2基板41の基板取付部材51と対向する面の裏面側に、第1基板32と第2基板41とが離れて対向するように配置される。
【選択図】図2
Description
本発明は、デジタルテレビジョン放送に代表される高周波信号を受信するための受信装置に関する。また、本発明は、受信装置と映像表示装置とを備えた受信システムに関する。
デジタルテレビジョン放送に代表される高周波信号を受信するための受信装置に関して、従来、種々の開発が行われている(例えば、特許文献1又は2参照)。従来の受信装置の構成について、図11を参照しながら説明する。なお、図11は、従来の受信装置の構成を示す図で、図11(a)は受信装置を上から見た場合の概略平面図、図11(b)は受信装置を側面から見た場合の概略平面図である。なお、図11(a)においては、説明の便宜のため、シャーシ115、127(これらについては後述する)の上面はないものとして図示している。また、図11においては、従来の受信装置100が実装される基板109(破線で示す。以下ではメイン基板と表現する)についても図示している。
図11に示すように、従来の受信装置100は、大きくはチューナ部101と、本体部102と、を備える。チューナ部101と本体部102とは、メイン基板109に取り付けられる。
チューナ部101は、チューナ入力端子111と、チューナ回路基板112と、を備える。チューナ回路基板112には、チューナ回路部113と、チューナ出力端子114とが設けられる。例えばデジタルテレビジョン放送等の放送波が図示しないアンテナによって受信されると、チューナ入力端子111を介して放送信号がチューナ回路部113に入力される。チューナ回路部113は、放送信号の中から所定周波数の信号を抽出(選局)し、中間周波数の信号(中間周波信号)に変換する。得られた中間周波信号は、チューナ出力端子114を介して本体部102に出力される。
なお、チューナ部101のチューナ回路部113はシャーシ115によって覆われ、このシャーシ115がメイン基板109に取り付けられることで、チューナ部101はメイン基板109に固定される。
本体部102には、本体部回路基板121が設けられ、この本体部回路基板121には、本体部入力端子122と、第1回路部123と、第2回路部124と、第3回路部125と、本体部出力端子126と、が備えられる。チューナ部101から出力された中間周波信号は、本体部入力端子122を介して第1回路部123に入力される。
第1回路部123は、受け取った信号に復調処理を施して第2回路部124に出力する。第2回路部124は、受け取った信号に施されている圧縮処理を解除して第3回路部125に出力する。第3回路部125は、圧縮処理の解除により復元されたデジタルの映像及び音声信号を、アナログの映像及び音声信号に変換する。そして、アナログの映像及び音声信号は、本体部出力端子126を介して、例えば映像表示装置等が備える回路基板(メイン基板109)に出力される。
なお、本体部102を構成する本体部回路基板121の全体は、シャーシ127によって覆われ、このシャーシ127がメイン基板109に取り付けられることで、本体部102はメイン基板109に固定される。また、本体部回路基板121に設けられる本体部入力端子122と本体部出力端子126は、シャーシ127の外側に引き出されている。
特開2000−68673号公報
特開平11−341375号公報
上述のように、従来の受信装置100においては、チューナ部101と本体部102とは、いずれもメイン基板109上に取り付けられる構成となっている。そして、チューナ部101から出力される信号は、メイン基板109を介して本体部102へと入力されるようになっている。しかしながら、この構成の場合、メイン基板109上に受信装置100を構成する2つの構成部(チューナ部101と本体部102)を取り付ける必要があり、メイン基板109の大きさが大きくなってしまうという問題があった。このために、従来の受信装置100を用いる場合においては、システム全体の小型化が図り難いといった問題があった。
以上の点を鑑みて、本発明の目的は、受信装置を搭載する基板の小型化を図れる受信装置を提供することである。また、本発明の他の目的は、そのような受信装置を備え、システム全体の小型化が可能な受信システムを提供することである。
上記目的を達成するために本発明は、アンテナで受信した高周波信号を中間周波信号に変換するチューナ部と、前記チューナ部から出力される中間周波信号に所定の処理を施す本体部と、を備える受信装置であって、前記チューナ部は、前記高周波信号を前記中間周波信号に変換するチューナ回路部が実装される第1基板と、前記第1基板を取り付けるシャーシと、を有し、前記本体部は、前記中間周波信号に前記所定の処理を施す回路部が実装される第2基板を有し、前記第2基板は、板状の取付面を有する基板取付部材に取り付けられ、前記基板取付部材の前記第2基板が取り付けられる前記取付面(「表面」とする)の裏側の面(「裏面」とする)には、前記第2基板と対向するように所定の第3基板が取り付けられるようになっており、前記基板取付部材には、前記表面側及び前記裏面側において、各面に対して略垂直な方向に突出し、前記表面側では前記第2基板と、前記裏面側では前記第3基板と接触して、前記第2基板と前記第3基板とを電気的に接続する接続端子と、前記第3基板への取り付けに用いられ、前記裏面側から略垂直な方向に突出する脚部と、が形成されており、前記チューナ部は、前記第2基板の前記基板取付部材と対向する面の裏面側に、前記第1基板と前記第2基板とが離れて対向するように配置されることを特徴としている。
本構成によれば、受信装置の本体部が有する第2基板は、基板取付部材に取り付けられて第3基板(受信装置が実装される基板)に搭載される。このために、第2基板を第3基板に搭載するにあたって、従来の構成で必要とされた第2基板全体を覆うシャーシが不要となる。第2基板全体をシャーシで覆う構成の場合は、シャーシの外部に接続端子を形成する必要があったため(図11参照)に、第3基板が大型化することがあったが、本構成によれば、上述のように第2基板を覆うシャーシが不要であり、第3基板の小型化が図れる。更に、受信装置のチューナ部が、チューナ部が有する第1基板が第2基板と離れて対向するように配置される(例えばチューナ部が本体部の上部に配置される状態をイメージすると良い)ので、従来の構成(図11参照)に比べて第3基板を更に小型化できる。
上記構成の受信装置において、前記チューナ部は、前記第1基板の全体が前記第2基板と重なるように配置されるのが好ましい。このような構成を有することで、チューナ部の構成部分が第2基板からはみ出す量を極力減らすことができ、第3基板(受信装置が実装される基板)の小型化に有利である。
上記構成の受信装置において、前記第1基板から突出する接続端子と、前記第2基板から突出する接続端子と、を接続して前記第1基板と前記第2基板とが電気的に接続されることとしても良い。また、上記構成の受信装置において、前記第1基板と前記第2基板とを電気的に接続するための接続端子が、前記第1基板と前記第2基板のうちの一方からのみ突出していることとしても良い。これらによれば、チューナ部と本体部との接続を、第3基板を介することなく接続でき、第3基板にチューナ部と本体部とを電気的に接続する配線パターンが不要となる。また、別形態として、上記構成の受信装置において、前記第1基板から突出する接続端子を、前記第2基板と電気的に接続することなく、前記第3基板と接続することとしても良い。この場合、第3基板にチューナ部と本体部とを電気的に接続する配線パターンが必要となるが、この場合には本体部のデジタルノイズをチューナ部に入れないようにできるという利点を有する。
上記構成の受信装置において、前記チューナ部の前記シャーシからはアース用端子が突出し、前記アース用端子は、前記第2基板及び前記基板取付部材を貫通して前記第3基板に取り付けられることとしても良い。この構成によれば、受信装置を小型とし易い。
上記構成の受信装置において、前記第1基板のアースと前記第2基板のアースとが、前記第3基板を介して接続されることとしても良い。これにより、第3基板でアースパターンを纏めることとなり、アースパターンのために必要と成る面積を減らすことが可能となる。
上記構成の受信装置において、前記第2基板にはICが設けられ、前記ICには放熱板が当接され、前記シャーシの一部が前記放熱板と当接している、或いは前記放熱板と一体となっていることとしても良い。これにより、放熱面積を増大させることができ、ICで発生する熱を効率良く放熱することが可能となる。また、この構成において、前記シャーシに、前記第1基板の実装面と平行な2つの蓋が設けられる場合には、前記シャーシの一部が、前記2つの蓋のいずれか一方であることとしても良い。
また、上記目的を達成するために本発明の受信システムは、上記構成のうちのいずれかかの受信装置と、前記受信装置から出力される信号を受け取って、映像及び音声を出力する映像表示装置と、を備えることを特徴としている。
この構成によれば、受信装置が実装される基板の小型化が図れるために、受信システム全体の小型化が可能となる。
本発明によれば、受信装置を搭載する基板の小型化を図れる受信装置を提供できる。また、本発明によれば、そのような受信装置を備えることにより、受信システムの小型化を図れる。
以下、本発明の受信装置及びそれを用いた受信システムの実施形態について、図面を参照しながら説明する。
まず、本実施形態の受信システムについて、図1を参照しながら説明する。図1は、本実施形態の受信システムのブロック図である。図1に示すように、本実施形態の受信システム1は、大きくは、アンテナ2と、受信装置3と、映像表示装置4と、を備える。
アンテナ2は、例えばデジタルテレビジョン放送等の高周波信号を受信するためのものである。受信装置3は、チューナ部11と本体部12とを備える。チューナ部11は、アンテナ2によって受信した高周波信号の中から所定周波数の信号を抽出(選局)し、中間周波数の信号(以下では中間周波信号と表現する)に変換する。本体部12は、チューナ部11から出力される中間周波信号を受け取り、受け取った信号を処理して映像及び音声信号に変換する。
映像表示装置4は、表示処理部13と音声処理部14とを備える。表示処理部13は、受信装置3から出力される映像信号を処理して、映像表示装置4が有する図示しない画面に映像を表示させる。音声処理部14は、受信装置3から出力される音声信号を処理して、映像表示装置4が有する図示しないスピーカから音声を出力させる。
次に、本実施形態の受信装置3について、図2から図8を参照しながら詳細に説明する。なお、図2は、本実施形態の受信装置3の構成を示す概略斜視図である。また、図3は、本実施形態の受信装置3の構成を示す概略側面図で、チューナ部11及び放熱板61(後述する)が取り付けられる前の状態を示している。図4は、本実施形態のチューナ部11の構成を示す概略平面図で、シャーシ35の上蓋35aが取り付けられていない状態を示している。図5は、本実施形態の本体部12の構成を示す概略平面図である。図6は、本実施形態の本体部12が取り付けられる基板取付部材51の構成を示す図である。図7は、図6にAで示す範囲の拡大図である。図8は、図6にBで示す範囲の拡大図である。なお、図6においては、基板取付部材51を表側から見たもの(平面図)を中央に表し、上下左右の各方向から見たもの(側面図)を、その周囲に表している。
上述のように、受信装置3は、チューナ部11と本体部12とを備えるが、本実施形態においては、チューナ部11は、図2に示すように本体部12の上部に配置される構成となっている。このように構成されるチューナ部11と本端部12の構成について、以下順に説明する。
まず、チューナ部11の構成について説明する。図3及び図4を参照して、チューナ部11は、チューナ入力端子31と、チューナ回路基板(請求の範囲に記載の第1基板が該当する)32と、を備える。チューナ回路基板32には、チューナ回路部33と、複数のチューナ出力端子34と、が設けられる。
チューナ入力端子31は、アンテナ2(図1参照)によって受信された放送信号がチューナ回路部33へと入力できるように設けられる。チューナ回路部33は、放送信号の中から所定周波数の信号を抽出(選局)し、中間周波数の信号(中間周波信号)に変換する。得られた中間周波信号は、チューナ出力端子34を介して本体部12に出力される。チューナ出力端子34は、チューナ回路基板32に対して略垂直な方向を向くように取り付けられている。
また、チューナ部11は略箱状のシャーシ35を備え、このシャーシ35によってチューナ回路部33は覆われた状態となっている。チューナ回路基板32は、このシャーシ35に取り付けられる。なお、シャーシ35の上下は着脱自在となっており、シャーシ35は上蓋35aと下蓋35bを備える。本実施形態においては、下蓋35bは上蓋35aより大きく、後述の放熱板61側に向かって延出し、放熱板61と当接する構成となっている。また、シャーシ35の下面からは、アースをとるために4つのGND接続端子36a、36b、36c、36dが突出している。各GND接続端子36a〜36dは、シャーシ35の下面の四隅近傍から突出している。
次に、本体部12の構成について説明する。図5に示すように、本体部12には、本体部回路基板(請求の範囲に記載の第2基板が該当する)41が設けられ、この本体部回路基板41には、第1回路部42と、第2回路部43と、第3回路部44と、端子接続パターン45a〜45cと、が備えられる。第1回路部42は、入力された信号に復調処理を施すための回路を有している。第2回路部43は、入力された信号に施されている圧縮処理を解除するための回路を有している。第3回路部44は、入力されたデジタルの映像及び音声信号を、アナログの映像及び音声信号に変換するための回路を有している。
なお、図3に示すように、本体部回路基板41上には集積回路(IC:Integrated Circuit)47が配置される。このため、図2に示すように、IC47で発生する熱を放熱すするために、IC47の上部にIC47に当接するように放熱板61が配置される。この放熱板61は上述のように、チューナ部11を構成するシャーシ35の下蓋35bと当接しており、放熱可能な面積が広くなっている。このために、IC47で発生する熱を効率良く放熱可能となっている。
端子接続パターン45a〜45cは、その詳細は後述する基板取付部材51(図6参照)に形成される接続端子513a〜513cを挿入可能となるように設けられ、本体部回路基板41を貫通する孔を有している。端子接続パターン45a(以下では第1端子接続パターン45aと記載する)は、第1回路部42に接続される。端子接続パターン45b(以下では第2端子接続パターン45bと記載する)は、第1回路部42や第3回路部44に接続される。端子接続パターン45c(以下では第3端子接続パターン45cと記載する)は、各回路部42〜44に接続される。
上述のように、本実施形態の受信装置3においては、チューナ部11が本体部12の上に配置される。そして、チューナ部11からはGND接続端子36a〜36dが突出している。このために、本体部回路基板41には、GND接続端子36a〜36dが貫通できるようにGND接続端子用貫通孔46a〜46dが設けられている。
このように形成される本体部12の本体部回路基板41は、基板取付部材51に取り付けられる。従来は、図11に示されるように、シャーシ127で本体部回路基板121全体を覆う構成としていた。しかし、この構成の場合、シャーシ127の存在により受信装置100の大きさが大型化してしまう。このため、本実施形態においては、受信装置3の小型化を図るために、本体部回路基板41をシャーシで覆うのではなく、基板取付部材51に取り付けることにしている。以下、基板取付部材51の構成について、主に図6から図8を参照しながら説明する。
図6及び図7を参照して、基板取付部材51は、板状部511と、第1スペーサ512aと、第2スペーサ512bと、接続端子513と、脚部514と、を備える。
板状部511は、所定の絶縁材質で形成されており、主面(最も広い面)の外縁が長方形である平板について、その内部を平面視長方形の形に切り抜いて形成される形状となっている。言い換えれば、板状部511は額縁状の枠体(フレーム)となっている。基板取付部材51を構成する主要部分は、この板状部511である。以下では、基板取付部材51のことをフレーム51と表現する。
なお、板状部511の主面の外縁形状は、本体部回路基板41の実装面の外縁形状と、ほぼ合同になるように設定されている。
第1スペーサ512aは、所定の厚みを持つ板状体であり、フレーム51の裏面側において、板状部511の四隅(裏面側における各角の近傍)に取り付けられている。これにより第1スペーサ512aは、フレーム51がメイン基板9に取り付けられたときに、その厚み分のスペースSP2(段差と見ることもできる)を双方間に生じさせる(図3参照)。
第2スペーサ512bは、所定の厚みを持つ板状体であり、フレーム51の表面側において、板状部511の四隅(表面側における各角の近傍)および板状部511におけるその他の所定箇所に取り付けられている。これにより第2スペーサ512bは、本体部回路基板41がフレーム51に取り付けられたときに、その厚み分のスペースSP1(段差と見ることもできる)を双方間に生じさせる(図3参照)。
フレーム51が備える接続端子513には、第1接続端子513a、第2接続端子513b及び第3接続端子513cの3種類がある。いずれの接続端子513も、弾性の有る金属(導電性部材)にて細長い形状に形成される。
第1接続端子513aは、板状部511の第1の辺511a(図6の左側の辺)に沿って複数設けられる。第1接続端子513aは板状部511の主面に対して略垂直な方向に延び出すように、板状部511の表面のみに設けられる。第1接続端子513aは、第2スペーサ512bの厚みよりも大きく突出しており、本体部回路基板41が板状部511の取付面(表面)に取り付けられた状態で、第1端子接続パターン45aが有する孔を貫通する。そして、第1接続端子513aは、チューナ部11に設けられるチューナ出力端子34と接続され、チューナ部11から出力される信号を本体部12に伝送する役目を果たす。
第2接続端子513bは、板状部511の第2の辺511b(図6の上側の辺)に沿って複数設けられる。また、第3接続端子513cは、板状部511の第3の辺511c(図6の右側の辺)に複数設けられる。第2接続端子513bと第3接続端子513bとは、いずれも板状部511の主面を、略垂直な方向に貫くように設けられている。言い換えれば、第2接続端子513bと第3接続端子513cとは、板状部511の表側と裏側から双方に突出している。これにより、フレーム51の取付面(表面)に取り付けられる本体部回路基板41と、取付面の裏側面(裏面)に取り付けられるメイン基板9(図3参照)とを、電気的に接続することができるようになっている。
なお、各接続端子513b、513cは、裏面側においては第1スペーサ512aの厚みよりも大きく突出しており、表面側においては第2スペーサ512bの厚みよりも大きく突出している。そのため、各スペーサ512a、512bに接触するように回路基板が取り付けられたとき、接続端子513b、513cを当該回路基板に接触させることが容易と成っている。第2接続端子513bの表側に突出する部分は、第2端子接続パターン45bが有する孔を貫通する。また、第3接続端子513cの表側に突出する部分は、第3端子接続パターン45cが有する孔を貫通する。
また、メイン基板9は受信装置3が搭載される基板であり、請求の範囲に記載の第3基板に該当する。また、メイン基板9は、本実施形態においては、映像表示装置4に備えられる基板が該当する。
また、第2接続端子513bは、本体部12から出力される信号をメイン基板9の映像及び音声処理を行う回路へと伝送するものである。また、第3接続端子513cは、本体部回路基板41に形成される各回路部42〜44をメイン基板9に設けられるグランドパターン(アースパターン)に接続するものである。
また、第1接続端子513a、第2接続端子513b及び第3接続端子513dのうちの幾つかについては、図8に示す如く、一部が「く」の字型となるように曲げ加工の施された、折り曲げ部513sが設けられている。これにより各接続端子513a〜513cが、各端子接続パターン45a〜45cの孔やメイン基板9に設けられる接続端子挿入用孔92(図9参照)に挿入されると、折り曲げ部513sが当該孔の側面に接触する。その結果、折り曲げ部513sには、当該折り曲げが解除される方向に力が加えられ、この折り曲げ状態を保とうとするような(つまり、孔の内部側面からほぼ径方向に向かう)弾性力が生ずる。これは、フレーム51と回路基板との相対的位置を、極力安定させるようにするためのものである。
脚部514は、フレーム51の裏面側において、板状部511の四隅の各々から、主面に対して垂直に突出するように設けられている。また第1スペーサ512aや各接続端子513b、513cよりも、板状部511から大きく突出している。なお、脚部514は、図7に示すように第1スペーサ512aを介して突出するようにしても良く、板状部511から直接突出するようにしても良い。
また、図7に示すように、脚部514における突出部分の先端近傍には、その突出部分の側面からフック部514a(小さな突起)が突出している。このフック部514aは、後述する通り、フレーム51がメイン基板9に取り付けられた後、容易に抜けないようにするためのものである。このような構成により脚部514は、メイン基板9への、フレーム51の取り付けに用いられる。
上述のように、本実施形態の受信装置3においては、チューナ部11が本体部12の上に配置される。そして、チューナ部11からはGND接続端子36a〜36dが突出している。このために、フレーム51には、本体部回路基板41と同様に、GND接続端子36a〜36dが貫通できるようにGND接続端子用貫通孔515a〜515dが設けられている(図6参照)。
次に本実施形態の受信装置3を組み立てる手順について説明する。ここで示す手順については一例であり、本発明は、ここで示す手順に限定して解釈されるものではないのは当然である。
まず、本体部回路基板41がフレーム51に取り付けられる。具体的には、先ず本体部回路基板41の裏面側とフレーム51の表面側が対向するように、また本体部回路基板41とフレーム51の外縁同士が、主面に垂直な方向から見て重なるように、本体部回路基板2がフレーム51に載置される。このとき、フレーム51に備えられている各接続端子513a〜513cは、対応する端子接続パターン45a〜45cの孔を貫通することになる。このように載置された状態で各接続端子513a〜513cは、対応する端子接続パターン45a〜45cに、はんだ付けによって固定される。なお、本体部回路基板41とフレーム51の外縁同士は互いに略合同な長方形であるため、上述の通り、互いに重なるように本体部回路基板41をフレーム51に載置させることが可能である。そのため、本体部回路基板41とフレーム51との位置合わせが容易となっている。
ここで先述した通り、接続端子513a〜513cの幾つかには折り曲げ部513sが設けられている。そのため本体部回路基板41がフレーム51に載置された段階で、この折り曲げ部513sが、端子接続パターン45a〜45cの孔の内部側面から径方向に弾性力を加えることになる。そのため、本体部回路基板41とフレーム51との位置関係が不安定となる(本体部回路基板41がぐらつく)ことを極力抑えることが可能となっており、当該はんだ付け工程の実行が容易となっている。
また、本体部回路基板41は、フレーム51に載置されたとき、第2スペーサ12bに接触する。これにより本体部回路基板41と板状部511とは接触せず、図3に示す通り、双方間には第2スペーサ12bの厚み分のスペースSP1が生じることになる。そのため、本体部回路基板41とフレーム51との接触面積が比較的小さくなっており、本体部回路基板41が放熱し易いようになっている。また、本体部回路基板41における回路パターンが板状部511に接触することを、極力回避することが可能となっている。
また、本体部回路基板41がフレーム51に載置されたとき、本体部回路基板41に設けられるGND接続端子用貫通孔46a〜46dと、フレーム51に設けられるGND接続端子用貫通孔515a〜515dとが重なるように、両貫通孔は形成されている。
本体部回路基板41がフレーム51に取り付けられると、チューナ部11が本体部12上に搭載される。具体的には、チューナ部11のシャーシ35から突出するGND接続端子36a〜36dが、本体部回路基板41に設けられるGND接続端子用貫通孔46a〜46d及びフレーム51に設けられるGND接続端子用貫通孔515a〜515dを貫通するように、チューナ部11が取り付けられる。そして、チューナ出力端子34と第1接続端子513aとがはんだ付けによって接続される。また、チューナ部11を取り付ける際に、チューナ部11のシャーシ35の下蓋35bが放熱板61と当接するように取り付ける。
なお、本実施形態においては、チューナ部11は、チューナ回路基板32と本体部回路基板41とが離れて対向するように配置される。また、本実施形態においては、チューナ回路基板31の全体が本体部回路基板41と重なり合うように配置されている。このように配置することにより、メイン基板9の小型化を図りやすい。ただし、この構成に限定する趣旨ではなく、必要に応じて、チューナ回路基板31の一部が本体部回路基板41からはみ出るような構成等としても構わない。
次に、受信装置3をメイン基板9に取り付ける手順について、図9を参照しながら説明する。図9は、本実施形態の受信装置3をメイン基板9に載置させる様子を説明するための図である。
先ず図9に示すように、脚部514がメイン基板9に予め設けられた脚部挿入用孔91に挿入されるように、フレーム51がメイン基板9に載置される。なお脚部挿入用孔91の各々は、脚部514の突出部がスムーズに挿入され得る程度の大きさに設定されており、また各脚部514の位置に対応した位置に設けられている。
これにより、脚部514と脚部挿入用孔91は、フレーム51をメイン基板9に載置させる工程において、フレーム51とメイン基板9との相対的な位置関係を定める役割をも果たしている。そのため、フレーム51をメイン基板9に取り付ける工程が手作業にてなされる場合、当該工程において、各脚部514を位置決めのための目印として利用することが可能となっている。
また、メイン基板9には、フレーム51に設けられた各接続端子513b、513cとチューナ部11のGND接続端子36a〜36dの位置に対応して、接続端子挿入用孔92及びGND接続端子挿入孔93も備えられている。そのため、フレーム51がメイン基板9に載置される際、各接続端子513b、513cは各接続端子挿入用孔92に挿入され、各GND接続端子36a〜36dは各GND接続端子挿入孔93に挿入されることとなる。GND接続端子挿入孔93の孔の形状は、GND接続端子36a〜36dを挿入し易いように平面視楕円状に設けられている。各GND接続端子36a〜36dは各GND接続端子挿入孔93に挿入されることで、メイン基板9に形成されるアースパターンに接続される。
なお、フレーム51がメイン基板9に載置されたときには、脚部514は脚部挿入用孔91を貫通し、その結果、脚部514の先端に設けられているフック部514aが、メイン基板9の裏面側(フレーム51と対向する面の裏側)に引っ掛かるようになっている。また更に接続端子513の折り曲げ部513sが、接続端子挿入用孔92の内部側面から径方向に弾性力を加えるようになっている。
これらの結果、フレーム51がメイン基板9に載置された後、メイン基板9から容易に外れないようになっている。また、この状態で、各接続端子513b、513c及び各GND接続端子36a〜36dとメイン基板9とは、互いにはんだ付けにより固定されることになるから、当該はんだ付けの工程が容易なものとなっている。
また、メイン基板9は、フレーム51がメイン基板9に載置されたとき、第1スペーサ512aに接触する。これによりメイン基板9と板状部511とは接触せず、図3に示すように、双方間には第1スペーサ512aの厚み分のスペースSP2が生じることになる。そのため、メイン基板9とフレーム51との接触面積が比較的小さくなっており、メイン基板9が放熱し易いようになっている。
ここで図5におけるX−X´間の概略的な断面図(但し、接続端子などは省略し、メイン基板9を加えている)を、図10に示す。本図に示すように、フレーム51における板状部511、第1スペーサ512a及び第2スペーサ512bを足した厚み(図中のt1)は、本体部回路基板41の裏面側から突出している部分(例えば信号処理を行う装置を備えたことによるもの)48の高さ(図中のt2)よりも、大きくなるように設定されている。
なお上述したt1は、フレーム51における、本体部回路基板41に接触する面とメイン基板9に接触する面との距離と見ることもできる。このように設定されていることにより、フレーム51がメイン基板9に取り付けられる際に、本体部回路基板41の裏面側における突出部分48がメイン基板9と干渉しないようになっている。
次に本実施形態に係る受信装置3の動作内容について説明する。まず、チューナ入力端子31には、アンテナ2によって受信された放送信号が入力される。なお、ここでの放送信号は、デジタル放送(テレビ放送)に係るものであり、テレビ番組のコンテンツ情報(デジタルの映像や音声に係る情報)に、圧縮処理と変調処理が施されて生成された信号である。
チューナ入力端子31に入力された放送信号は、チューナ回路部33に入力される。チューナ回路部33は、入力された放送信号について所定の周波数のものを抽出(選局)し、中間周波信号に変換する。この中間周波信号は、チューナ出力端子34から、第1接続端子513a及び第1端子接続パターン45aを介して、第1回路部42に入力される。
第1回路部42は、入力された信号に対して、復調処理を施した上で第2回路部42に出力する。第2回路部43は、入力された信号に対して圧縮処理を解除することで、デジタルテレビ放送の所定番組に係る映像および音声情報を取得し、これらの情報を第3回路部44に出力する。第3回路部44は、入力されたデジタルの映像および音声情報を、アナログの映像および音声情報に変換し、第2端子接続パターン45bおよび第2接続端子513bを介して、メイン基板9に出力する。メイン基板9に出力されたアナログの映像および音声情報を処理して、映像表示装置4は映像表示や音声出力を行う。
なお、本発明は以上に示した実施形態に限定されないのは言うまでもない。すなわち、本発明の目的を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
例えば、本実施形態においては、チューナ部11と本体部12との電気的接続を、チューナ出力端子34と第1接続端子513aとを接続することによって確保する構成とした。しかし、これに限らず、例えば、チューナ出力端子34或いは第1接続端子513aの長さを本実施形態の構成よりも長くして、チューナ出力端子34と第1接続端子513aのうちのいずれか一方の接続端子だけを設けて、チューナ部11と本体部12とを電気的に接続する構成としても構わない。
更に、本実施形態においては、チューナ部11のチューナ出力端子34と第1接続端子513aとを接続して、チューナ部11と本体部12との電気的な接続を、メイン基板9を介することなく行った。この場合、メイン基板9に、チューナ部11と本体部12との電気的な接続を行うための配線を設ける必要がないという利点を有する。しかし、チューナ出力端子34を本体部回路基板41と接続することなくメイン基板9に接続する構成とし、チューナ部11と本体部12との電気的な接続について、メイン基板9を介して行う構成としても構わない。この場合、本体部回路基板41のデジタルノイズをチューナ部11に入れないことが可能となる。
また、本実施形態においては、放熱板61がチューナ部11のシャーシ35の下蓋35bと当接する構成とした。しかし、放熱効果を高められる構成であれば良く、他の形態としても構わない。例えば、下蓋35bの代わりにシャーシ35の上蓋35aと当接する構成でも構わないし、その他のシャーシ35の一部と当接する構成でも構わない。また、放熱板61をシャーシ35の上蓋35aや下蓋35b等のシャーシ35の一部と一体的に設ける構成としても構わない。
また、本実施形態においては、GND接続端子36a〜36dが、本体部回路基板41とフレーム51を貫通してメイン基板9のアースパターンと接続する構成とした。しかし、この構成に限定される趣旨ではない。すなわち、GND接続端子36a〜36dが、本体部回路基板41とフレーム51を貫通することなく、メイン基板9のアースパターンと接続される構成等としても良い。
また、メイン基板9において、GND接続端子36a〜36dが接続されるアースパターンと、第3接続端子513cが接続されるアースパターンとを接続する構成としても良い。
その他、受信装置3のチューナ入力端子31の前段にアンテナを備えるようにし、受信装置単体で、放送信号(放送波)を受信できるようにしても勿論構わない。
本発明の受信装置を用いれば、受信装置が実装されるメイン基板の小型化を図れる。すなわち、本発明の受信装置を用いれば、例えば受信装置と映像表示装置とを備える受信システムの小型化を図れ、本発明の受信装置は当該受信システムに好適に適用できる。
1 受信システム
2 アンテナ
3 受信装置
4 映像表示装置
9 メイン基板(第3基板)
11 チューナ部
12 本体部
31 チューナ入力端子
32 チューナ回路基板(第1基板)
33 チューナ回路部
34 チューナ出力端子(接続端子)
35 シャーシ
35a シャーシの上蓋
35b シャーシの下蓋
36a〜36d GND接続端子(アース用端子)
41 本体部回路基板(第2基板)
42 第1回路部
43 第2回路部
44 第3回路部
47 IC
51 フレーム(基板取付部材)
61 放熱板
511 板状部
513a 第1接続端子(第2基板から突出する接続端子)
2 アンテナ
3 受信装置
4 映像表示装置
9 メイン基板(第3基板)
11 チューナ部
12 本体部
31 チューナ入力端子
32 チューナ回路基板(第1基板)
33 チューナ回路部
34 チューナ出力端子(接続端子)
35 シャーシ
35a シャーシの上蓋
35b シャーシの下蓋
36a〜36d GND接続端子(アース用端子)
41 本体部回路基板(第2基板)
42 第1回路部
43 第2回路部
44 第3回路部
47 IC
51 フレーム(基板取付部材)
61 放熱板
511 板状部
513a 第1接続端子(第2基板から突出する接続端子)
Claims (10)
- アンテナで受信した高周波信号を中間周波信号に変換するチューナ部と、
前記チューナ部から出力される中間周波信号に所定の処理を施す本体部と、を備える受信装置であって、
前記チューナ部は、前記高周波信号を前記中間周波信号に変換するチューナ回路部が実装される第1基板と、前記第1基板を取り付けるシャーシと、を有し、
前記本体部は、前記中間周波信号に前記所定の処理を施す回路部が実装される第2基板を有し、
前記第2基板は、板状の取付面を有する基板取付部材に取り付けられ、
前記基板取付部材の前記第2基板が取り付けられる前記取付面(「表面」とする)の裏側の面(「裏面」とする)には、前記第2基板と対向するように所定の第3基板が取り付けられるようになっており、
前記基板取付部材には、
前記表面側及び前記裏面側において、各面に対して略垂直な方向に突出し、前記表面側では前記第2基板と、前記裏面側では前記第3基板と接触して、前記第2基板と前記第3基板とを電気的に接続する接続端子と、
前記第3基板への取り付けに用いられ、前記裏面側から略垂直な方向に突出する脚部と、が形成されており、
前記チューナ部は、前記第2基板の前記基板取付部材と対向する面の裏面側に、前記第1基板と前記第2基板とが離れて対向するように配置されることを特徴とする受信装置。 - 前記チューナ部は、前記第1基板の全体が前記第2基板と重なるように配置されることを特徴とする請求項1に記載の受信装置。
- 前記第1基板から突出する接続端子と、前記第2基板から突出する接続端子と、を接続して前記第1基板と前記第2基板とが電気的に接続されることを特徴とする請求項1又は2に記載の受信装置。
- 前記第1基板と前記第2基板とを電気的に接続するための接続端子が、前記第1基板と前記第2基板のうちの一方からのみ突出していることを特徴とする請求項1又は2に記載の受信装置。
- 前記第1基板から突出する接続端子を、前記第2基板と電気的に接続することなく、前記第3基板と接続することを特徴とする請求項1又は2に記載の受信装置。
- 前記チューナ部の前記シャーシからはアース用端子が突出し、
前記アース用端子は、前記第2基板及び前記基板取付部材を貫通して前記第3基板に取り付けられることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の受信装置。 - 前記第1基板のアースと前記第2基板のアースとが、前記第3基板を介して接続されることを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の受信装置。
- 前記第2基板にはICが設けられ、
前記ICには放熱板が当接され、
前記シャーシの一部が前記放熱板と当接している、或いは前記放熱板と一体となっていることを特徴とする請求項1から7のいずれかに記載の受信装置。 - 前記シャーシには、前記第1基板の実装面と平行な2つの蓋が設けられ、
前記シャーシの一部は、前記2つの蓋のいずれか一方であることを特徴とする請求項8に記載の受信装置。 - 請求項1から9のいずれかに記載の受信装置と、
前記受信装置から出力される信号を受け取って、映像及び音声を出力する映像表示装置と、
を備えることを特徴とする受信システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008189738A JP2010028634A (ja) | 2008-07-23 | 2008-07-23 | 受信装置及び受信システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008189738A JP2010028634A (ja) | 2008-07-23 | 2008-07-23 | 受信装置及び受信システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010028634A true JP2010028634A (ja) | 2010-02-04 |
Family
ID=41734008
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008189738A Pending JP2010028634A (ja) | 2008-07-23 | 2008-07-23 | 受信装置及び受信システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2010028634A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8711574B2 (en) | 2011-06-30 | 2014-04-29 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Electronic device and printed circuit board |
-
2008
- 2008-07-23 JP JP2008189738A patent/JP2010028634A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US8711574B2 (en) | 2011-06-30 | 2014-04-29 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Electronic device and printed circuit board |
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