JP2010081060A - 受信装置及び受信システム - Google Patents

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Abstract

【課題】受信装置を搭載する基板の小型化を図れる受信装置を提供する。
【解決手段】受信装置3のチューナ部11は高周波信号を中間周波信号に変換するチューナ回路部が実装される第1基板22を有し、本体部12は中間周波信号に所定の処理を施す回路部が実装される第2基板31を有する。第2基板31は板状部を有する基板取付部材41の第1面FSに取り付けられる。基板取付部材41の第2面BSには、第3基板61が取り付けられる。基板取付部材41には、第1面FSに対する高さについてチューナ部11の方が第2基板31より高くなるようにシャーシ23を支持する腕部415が形成される。
【選択図】図7

Description

本発明は、デジタルテレビジョン放送に代表される高周波信号を受信するための受信装置に関する。また、本発明は、受信装置と映像表示装置とを備えた受信システムに関する。
デジタルテレビジョン放送に代表される高周波信号を受信するための受信装置に関して、従来、種々の開発が行われている(例えば、特許文献1又は2参照)。従来の受信装置の構成について、図13を参照しながら説明する。なお、図13は、従来の受信装置の構成を示す図で、図13(a)は受信装置を上から見た場合の概略平面図、図13(b)は受信装置を側面から見た場合の概略平面図である。なお、図13(a)においては、説明の便宜のため、シャーシ115、127(これらについては後述する)の上面はないものとして図示している。また、図13においては、従来の受信装置100が実装される基板109(破線で示す。以下ではメイン基板と表現する)についても図示している。
図13に示すように、従来の受信装置100は、大きくはチューナ部101と、本体部102と、を備える。チューナ部101と本体部102とは、メイン基板109に取り付けられる。
チューナ部101は、放送信号入力端子111と、チューナ回路基板112と、を備える。チューナ回路基板112には、チューナ回路部113と、チューナ接続端子114とが設けられる。例えばデジタルテレビジョン放送等の放送波が図示しないアンテナによって受信されると、放送信号入力端子111を介して放送信号がチューナ回路部113に入力される。チューナ回路部113は、放送信号の中から所定周波数の信号を抽出(選局)し、中間周波数の信号(中間周波信号)に変換する。得られた中間周波信号は、チューナ接続端子114を介して本体部102へと出力される。
なお、チューナ部101のチューナ回路部113はシャーシ115によって覆われ、このシャーシ115がメイン基板109に取り付けられることで、チューナ部101はメイン基板109に固定される。
本体部102には、本体部回路基板121が設けられ、この本体部回路基板121には、入力端子122と、第1回路部123と、第2回路部124と、第3回路部125と、出力端子126と、が備えられる。チューナ部101から出力された中間周波信号は、メイン基板109及び入力端子122を介して第1回路部123に入力される。
第1回路部123は、受け取った信号に復調処理を施して第2回路部124に出力する。第2回路部124は、受け取った信号に施されている圧縮処理を解除して第3回路部125に出力する。第3回路部125は、圧縮処理の解除により復元されたデジタルの映像及び音声信号を、アナログの映像及び音声信号に変換する。そして、アナログの映像及び音声信号は、出力端子126を介して不図示の映像表示装置等へと出力される。
なお、本体部102を構成する本体部回路基板121の全体は、シャーシ127によって覆われ、このシャーシ127がメイン基板109に取り付けられることで、本体部102はメイン基板109に固定される。また、本体部回路基板121に設けられる入力端子122と出力端子126は、シャーシ127の外側に引き出されている。
特開2000−68673号公報 特開平11−341375号公報
ところで、従来の受信装置100は、受信システムを小型化する上で問題がある。具体的には、従来の受信装置100においては、チューナ部101と本体部102とがメイン基板109上に横並びで取り付けられることになるため、チューナ部101と本体部102とを配置するために大きな面積が必要となる。このために、従来の受信装置の構成では、メイン基板109のサイズが大きくなってしまい、受信システム全体の小型化が行い難いという問題が発生する。
そこで、本発明の目的は、受信装置を搭載する基板の小型化を図れる受信装置を提供することである。また、本発明の他の目的は、そのような受信装置を備え、システム全体の小型化が可能な受信システムを提供することである。
上記目的を達成するために本発明は、アンテナで受信した高周波信号を中間周波信号に変換するチューナ部と、前記チューナ部から出力される中間周波信号に所定の処理を施す本体部と、を備える受信装置であって、前記チューナ部は、前記高周波信号を前記中間周波信号に変換するチューナ回路部が実装される第1基板と、前記第1基板を取り付けるシャーシと、を有し、前記本体部は、前記中間周波信号に前記所定の処理を施す回路部が実装される第2基板を有し、前記第2基板は、板状部を有する基板取付部材に取り付けられ、前記板状部の前記第2基板が取り付けられる側を第1面、該第1面の裏面側を第2面とした場合に、前記第2面側には第3基板が取り付けられるようになっており、前記基板取付部材には、前記第1面及び前記第2面に対して略垂直な方向に突出し、前記第1面側では前記第2基板と前記第2面側では前記第3基板と接触して、前記第2基板と前記第3基板とを電気的に接続する第1の接続端子と、前記第2面側から略垂直な方向に突出し、前記第3基板に取り付けられる脚部と、前記板状部の側面に設けられ、前記第1面に対する高さについて前記チューナ部の方が前記第2基板より高くなるように前記シャーシを支持する腕部と、が形成されることを特徴としている。
本構成によれば、基板取付部材を用いて本体部が有する第2基板を第3基板(メイン基板に該当)に取り付ける構成であり、従来のように本体部をシャーシで覆う必要がない。そして、このような構成において、更に、基板取付部材に形成される腕部を利用して、チューナ部が、本体部が有する第2基板の上部に配置される構成としている。このために、従来の構成(図13参照)に比べて、第3基板においてチューナ部及び本体部が占める面積を低減できる。したがって、メイン基板である第3基板の小型化を図れる。
上記構成の受信装置において、前記チューナ部に設けられ、前記第1基板と前記第3基板とを直接接続する第2の接続端子を有することとしても良い。本構成のように、チューナ部に設けられる接続端子を、本体部を構成する第2基板と接続することなく第3基板(メイン基板)と接続する場合、第2基板で発生するデジタルノイズによってチューナ部が受ける影響を低減できる。
上記構成の受信装置において、前記チューナ部及び前記基板取付部材の少なくとも一方に設けられ、前記第1基板と前記第2基板とを電気的に直接接続する第3の接続端子を有することとしても良い。本構成では、チューナ部から出力される中間周波信号を直接本体部の第2基板に出力することになる。この場合、第3基板(メイン基板)に設ける端子用パターンの面積を低減できるために、第3基板の小型化を図ることが可能となる。
上記構成の受信装置において、前記チューナ部の前記シャーシから突出するシャーシ端子が設けられ、前記シャーシ端子は前記腕部を貫通して前記第3基板に取り付けられることとしても良い。本構成の場合、腕部によってシャーシ端子が固定されることになるために、チューナ部の固定が強固ものとなる。
上記構成の受信装置において、前記第2基板には放熱板が取り付けられたICが設けられ、前記シャーシの一部が前記放熱板と当接している、或いは前記放熱板と一体となっていることとしても良い。本構成によれば、放熱面積を増大させることができ、ICで発生する熱を効率良く放熱することが可能となる。
上記構成の受信装置において、前記第1基板のアースと前記第2基板のアースとが、前記第3基板を介して接続されるのが好ましい。本構成によれば、第1基板及び第2基板で各々発生するノイズによる影響を低減し易い。
上記構成の受信装置において、前記腕部の前記第1面に対する突出量が調整可能であることとしても良い。本構成によれば、チューナ部と第2基板との距離を変更する必要が生じた場合にも対応しやすい。
また、上記目的を達成するために本発明の受信システムは、上記構成のうちのいずれかかの受信装置と、前記受信装置から出力される信号を受け取って、映像及び音声を出力する映像表示装置と、を備えることを特徴としている。
この構成によれば、受信装置が実装される基板の小型化が図れるために、受信システム全体の小型化が可能となる。
本発明によれば、受信装置を搭載する基板の小型化を図れる受信装置を提供できる。また、本発明によれば、そのような受信装置を備えることにより、受信システムの小型化を図れる。
以下、本発明の受信装置及びそれを用いた受信システムの実施形態について、図面を参照しながら説明する。
まず、本実施形態の受信システムについて、図1を参照しながら説明する。図1は、本実施形態の受信システムの構成を示すブロック図である。図1に示すように、本実施形態の受信システム1は、大きくは、アンテナ2と、受信装置3と、映像表示装置4と、を備える。アンテナ2は、例えばデジタルテレビジョン放送等の高周波信号を受信するために備えられる。
受信装置3は、チューナ部11と本体部12とを備える。チューナ部11は、アンテナ2によって受信した高周波信号の中から所定周波数の信号を抽出(選局)し、中間周波数の信号(以下では中間周波信号と表現する)に変換する。本体部12は、チューナ部11から出力される中間周波信号を受け取り、受け取った信号を処理して映像及び音声信号に変換する。
映像表示装置4は、表示処理部13と音声処理部14とを備える。表示処理部13は、受信装置3から出力される映像信号を処理して、映像表示装置4が有する図示しない画面に映像を表示させる。音声処理部14は、受信装置3から出力される音声信号を処理して、映像表示装置4が有する図示しないスピーカから音声を出力させる。
以下、本発明の特徴部を備える受信装置3の構成について詳細に説明するが、3つの実施形態を挙げて説明する。
(受信装置の第1実施形態)
まず、第1実施形態の受信装置3の構成について説明する。図2は、第1実施形態の受信装置3が備えるチューナ部11の構成を説明するための図で、図2(a)はチューナ部11の構成を示す概略斜視図、図2(b)はチューナ部11の構成を示す概略平面図である。なお、図2(b)においては、チューナ部11を構成するシャーシ23の上蓋231が取り付けられていない状態を示している。
図2に示すように、チューナ部11は、放送信号入力端子21と、チューナ回路基板(本発明の第1基板の実施形態)22と、シャーシ23と、を備える。放送信号入力端子21は、アンテナ2(図1参照)によって受信された放送信号をチューナ部11へと入力する端子である。
チューナ回路基板22には、チューナ回路部221が形成されており、アンテナ2によって受信された放送信号は放送信号入力端子21を介してチューナ回路部221に入力される。チューナ回路部221は、放送信号の中から所定周波数の信号を抽出(選局)し、中間周波数の信号(中間周波信号)に変換する機能を有する。チューナ回路基板22には、更にチューナ接続端子222が形成されており、チューナ回路部221によって得られた中間周波信号は、このチューナ接続端子222を介して図示しないメイン基板へと出力される。すなわち、チューナ接続端子222は図示しないメイン基板と電気的に接続されている。
なお、本実施形態におけるメイン基板(本発明の第3基板の実施形態)は受信装置3が実装される基板のことを指しており、例えば本実施形態の受信システム1全体を制御するコントロール基板等が該当する。以下、メイン基板は同様の意味で使用する。また、チューナ接続端子222は、本発明の第2の接続端子の実施形態である。
シャーシ23は略箱状に形成され、チューナ回路部221を覆った状態でチューナ回路基板22を支持している。なお、チューナ接続端子222は、シャーシ23に覆われていない。シャーシ23の上下は開閉自在となっており、シャーシ23は上蓋231と下蓋232とを備える。また、シャーシ23の下面からは、アースをとるために4つのGND接続端子(本発明のシャーシ端子の実施形態)233a、233b、233c、233dが突出している。なお、本実施形態では、各GND接続端子233a〜233dは、シャーシ23の下面の四隅近傍から突出している。
図3は、第1実施形態の受信装置3が備える本体部12の構成を説明するための図である。図3に示すように、本体部12には本体部回路基板(本発明の第2基板の実施形態)31が設けられる。そして、この本体部回路基板31には、第1回路部311と、第2回路部312と、第3回路部313と、端子接続パターン314a、314b、314cと、が備えられる。
第1回路部311は、入力された信号に復調処理を施すための回路を有している。第2回路部312は、入力された信号に施されている圧縮処理を解除するための回路を有している。第3回路部313は、入力されたデジタルの映像及び音声信号を、アナログの映像及び音声信号に変換するための回路を有している。
端子接続パターン314a〜314cは、その詳細は後述する基板取付部材41(後述の図4参照)に形成される接続端子413a〜413cを挿入可能となるように設けられ、本体部回路基板31に複数の貫通孔を形成して成る。端子接続パターン314a(以下では第1端子接続パターン314aと記載する)は、第1回路部311に接続される。端子接続パターン314b(以下では第2端子接続パターン314bと記載する)は、第1回路部311及び第3回路部313に接続される。端子接続パターン314c(以下では第3端子接続パターン314cと記載する)は、各回路部311〜313に接続される。
このように形成される本体部回路基板31は、基板取付部材41に取り付けられる。従来は、図13に示されるように、シャーシ127で本体部回路基板121全体を覆う構成としていた。しかし、この構成の場合、シャーシ127の存在により受信装置100の大きさが大型化してしまう。このため、本実施形態においては、受信装置3の小型化を図るために、本体部回路基板31をシャーシで覆うのではなく、基板取付部材41に取り付けることにしている。以下、基板取付部材41の構成について、主に図4から図6を参照しながら説明する。
なお、図4は、第1実施形態の受信装置3が備える基板取付部材41の構成を示す図である。図5は、図4にAで示す範囲の拡大図である。図6は、図4にBで示す範囲の拡大図である。なお、図4においては、基板取付部材41を表側から見たもの(平面図)を中央に表し、上下左右の各方向から見たもの(側面図)を、その周囲に表している。
図4及び図5を参照して、基板取付部材41は、板状部411と、第1スペーサ412aと、第2スペーサ412bと、接続端子413と、脚部414と、腕部415と、を備える。
板状部411は絶縁材で形成されており、主面(最も広い面)の外縁が長方形である平板について、その内部を平面視長方形の形に切り抜いて形成される形状となっている。言い換えれば、板状部411は額縁状の枠体(フレーム)となっている。基板取付部材41を構成する主要部分は、この板状部411である。
なお、板状部411の主面の外縁形状は、本体部回路基板31の実装面の外縁形状と、ほぼ合同になるように設定されている。
第1スペーサ412aは、所定の厚みを持つ板状体であり、板状部411の裏面BS(本発明の第2面に該当する)側において、板状部411の四隅(裏面側における各角の近傍)に取り付けられている。第2スペーサ412bは、所定の厚みを持つ板状体であり、板状部411の表面FS(本発明の第1面に該当する)側において、板状部411の四隅(表面側における各角の近傍)および板状部411におけるその他の所定箇所に取り付けられている。
基板取付部材41が備える接続端子413には、入力用接続端子413a、出力用接続端子413b及びアース用接続端子413cの3種類がある。いずれの接続端子413a〜413cも、弾性の有る金属(導電性部材)にて細長い形状に形成されている。入力用接続端子413aは、チューナ部11から一旦メイン基板に出力された中間周波信号を本体部回路基板31へと伝送するものである。また、出力用接続端子413bは、本体部12から出力される信号をメイン基板へと伝送し、映像及び音声処理を行わせるためのものである。また、アース用接続端子413cは、本体部回路基板31に形成される各回路部311〜313をメイン基板に設けられるグランドパターン(アースパターン)に接続するものである。
入力用接続端子413aは、板状部411の第1の辺411a(図4の中央に示す板状部411の左側の辺)に沿って複数設けられる。出力用接続端子413bは、板状部411の第2の辺411b(図4の中央に示す板状部411の上側の辺)に沿って複数設けられる。また、アース用接続端子413cは、板状部411の第3の辺411c(図4の中央に示す板状部411の右側の辺)に複数設けられる。
入力用接続端子413a、出力用接続端子413b及びアース用接続端子413cは、いずれも板状部411の主面を、略垂直な方向に貫くように設けられている。言い換えれば、入力用接続端子413a、出力用接続端子413b及びアース用接続端子413cは、板状部411の表面FS側と裏面BS側から双方に突出している。これにより、板状部411の表面FS側に取り付けられる本体部回路基板31と、板状部411の裏面BS側に取り付けられるメイン基板とを、電気的に接続することができるようになっている。すなわち、入力用接続端子413a、出力用接続端子413b及びアース用接続端子413cは、本発明の第1の接続端子の実施形態である。
なお、各接続端子413a〜413cは、裏面BS側においては第1スペーサ412aの厚みよりも大きく突出しており、表面FS側においては第2スペーサ412bの厚みよりも大きく突出している。そのため、各スペーサ412a、412bに接触するように回路基板が取り付けられたとき、接続端子413a〜413cを当該回路基板に接触させることができるようになっている。また、各接続端子413a〜413cのうちの幾つかについては、図6に示す如く、一部が「く」の字型となるように曲げ加工の施された、折り曲げ部413sが設けられている。
脚部414は、板状部411の裏面BS側において、板状部411の四隅の各々から、主面に対して垂直に突出するように設けられている。脚部414は、第1スペーサ412aや各接続端子413a〜413cよりも、板状部411から大きく突出している。なお、脚部414は、図5に示すように第1スペーサ412aを介して突出するようにしても良いし、その他の構成として板状部411から直接突出するようにしても良い。
また、本実施形態では、図5に示すように、脚部414の先端近傍において、フック部414a(小さな突起)が形成されている。このフック部414aは、基板取付部材41がメイン基板に取り付けられた後、容易に抜けないようにするためのものである。
腕部415は、板状部411の第1の辺411aの外周側側面全体と、第4の辺411dの外周側側面のうち、第1の辺411a寄りの一部に設けられている。この腕部415は、チューナ部11のシャーシ23を支持するために設けられている。そして、腕部415は、板状部411の表面FSに対する高さについて、チューナ部11の方が本体部回路基板31よりも高くなるようにチューナ部11を支持するように形成されている。
なお、このような腕部415は、基板取付部材41に接着剤等で貼り付ける構成としても良いし、又は、板状部411と同一の材質として、板状部411と一体的に設けても良い。更に、腕部415の板状部411の表面FSに対する突出量を変更できるように、例えばビス留めする構成(この場合、例えば腕部415に長孔を設けてビス留め位置をスライドできるようにする)等としても良い。腕部415の板状部411の表面FSに対する突出量を変更できる構成とすると、チューナ部11の高さを適宜変更できるので便利である。
図7は、第1実施形態の受信装置3における各部の位置関係を示す図で、図7(a)は受信装置3の概略平面図、図7(b)は図7(a)に示す受信装置3を矢印C方向に見た場合の側面図、図7(c)は図7(a)に示す受信装置3を矢印D方向に見た場合の側面図である。なお、図7(a)において破線の楕円で囲む部分は、チューナ部11の下部側の構成を示している。
以下、主に図7を参照しながら、受信装置3の組み立て手順例を説明し、受信装置3の各部間の関係についても明らかにする。
まず、本体部回路基板31が基板取付部材41に取り付けられる。具体的には、先ず本体部回路基板31の裏面側と基板取付部材41の板状部411の表面FS側が対向するように、また本体部回路基板31と基板取付部材41の外縁同士が、主面に垂直な方向から見て重なるように、本体部回路基板31が基板取付部材41に載置される。
本体部回路基板31の基板取付部材41への取り付けにより、入力用接続端子413aの表側に突出する部分は、第1端子接続パターン314a(図3参照)を形成する複数の貫通孔を貫通する。また、出力用接続端子413bの表側に突出する部分は、第2端子接続パターン314b(図3参照)を形成する複数の貫通孔を貫通する。更に、アース用接続端子413cの表側に突出する部分は、第3端子接続パターン314c(図3参照)を形成する複数の貫通孔を貫通する。そして、各接続端子413a〜413cは、対応する端子接続パターン314a〜314cに、はんだ付けによって固定される。
なお、本体部回路基板31と基板取付部材41の外縁同士は互いに略合同な長方形であるため、上述の通り、互いに重なるように本体部回路基板31を基板取付部材41に載置させることが可能である。そのため、本体部回路基板31と基板取付部材41との位置合わせが容易となっている。
また、先述した通り各接続端子413a〜413cの幾つかには折り曲げ部413sが設けられている。そのため本体部回路基板31が基板取付部材41に載置された段階で、この折り曲げ部413sが、端子接続パターン314a〜314cの貫通孔の内部側面から径方向に弾性力を加えることになる。したがって、本体部回路基板31と基板取付部材41との位置関係が不安定となる(本体部回路基板31がぐらつく)ことを極力抑えることが可能となっており、当該はんだ付け工程の実行が容易となっている。
また、本体部回路基板31は、基板取付部材41に載置されたとき、第2スペーサ412bに接触する。これにより本体部回路基板31と板状部411とは接触せず、双方間には第2スペーサ412bの厚み分のスペースSP1が生じることになる。このため、本体部回路基板31が放熱し易いようになっている。また、本体部回路基板31における回路パターンが板状部411に接触することを、極力回避することが可能となっている。
本体部回路基板31が基板取付部材41に取り付けられると、チューナ部11が基板取付部材41の腕部415に支持された状態で、本体部12の上部に配置される。なお、本実施形態においては、チューナ部11のシャーシ23には4つのGND接続端子233a〜233dが形成される。このうち、GND接続端子233dは、チューナ部11を本体部12の上部に配置した時点で、本体部回路基板31に形成されるる貫通孔(図示せず)を貫通するようになっている。
チューナ部11が本体部12の上部に配置されると、基板取付部材41の脚部414がメイン基板61に予め設けられた脚部挿入用孔(図示せず)に挿入される。この際、脚部414は脚部挿入用孔を貫通し、その結果、脚部414の先端に設けられているフック部414aが、メイン基板61の裏面側(基板取付部材41と対向する面の裏側)に引っ掛かるようになっている。なお脚部挿入用孔の各々は、脚部414の突出部がスムーズに挿入され得る程度の大きさに設定されており、また各脚部414の位置に対応した位置に設けられている。
これにより、脚部414と脚部挿入用孔は、基板取付部材41をメイン基板61に載置させる工程において、基板取付部材41とメイン基板61との相対的な位置関係を定める役割をも果たしている。そのため、基板取付部材41をメイン基板61に取り付ける工程が手作業にてなされる場合、当該工程において、各脚部414を位置決めのための目印として利用することが可能となっている。
また、メイン基板61には、チューナ部11のチューナ接続端子222、基板取付部材41に設けられた各接続端子413a〜413c、及びチューナ部11のGND接続端子233a〜233dの位置に対応して、接続端子挿入用孔及びGND接続端子挿入孔(いずれも図示せず)も形成されている。そのため、基板取付部材41がメイン基板61に載置される際、チューナ接続端子222及び接続端子413a〜413cは各接続端子挿入用孔に挿入され、各GND接続端子233a〜233dは各GND接続端子挿入孔に挿入されることとなる。ここで、GND接続端子挿入孔の孔の形状は、GND接続端子233a〜233dを挿入し易いように平面視楕円状に設けるのが好ましい。
なお、各接続端子413a〜413dに形成される折り曲げ部413sが接続端子挿入用孔に挿入されると、折り曲げ部413sは、孔の内部側面から径方向に弾性力を加えられる。したがって、上述のフック部414aの効果と合わせて、基板取付部材41がメイン基板61に載置された後、メイン基板61から容易に外れないようになっている。そして、この状態で、各接続端子413a〜413c及び各GND接続端子233a〜233dと、メイン基板61とは、互いにはんだ付けにより固定されることになるから、当該はんだ付けの工程が容易なものとなっている。
また、本実施形態においては、各GND接続端子233a〜233dは各GND接続端子挿入孔に挿入されることで、メイン基板61に形成されるアースパターンに接続されるようになっている。すなわち、本実施形態においては、各GND接続端子233a〜233dは、本体部回路基板31に電気的に接続することなく、メイン基板61にのみ電気的に接続される構成となっている。このために、本体部回路基板31で発生するデジタルノイズによって、チューナ部11が影響を受ける可能性が低減される。
なお、メイン基板61において、GND接続端子233a〜233dが接続されるアースパターン(チューナ回路基板22用のアース)と、アース用接続端子413cが接続されるアースパターン(本体部回路基板31用のアース)とを接続するのが好ましい。これにより、各基板で発生するノイズをメイン基板61で遮断して、各ノイズが他の基板に対して悪影響を及ぼすことを低減可能である。
また、メイン基板61は、基板取付部材41がメイン基板61に載置されたとき、第1スペーサ412aに接触する。これによりメイン基板61と板状部411とは接触せず、双方間には第1スペーサ412aの厚み分のスペースSP2が生じることになる。そのため、メイン基板61で発生する熱を放熱し易くなっている。
次に、第1実施形態に係る受信装置3の動作内容について説明する。まず、放送信号入力端子21にアンテナ2によって受信された放送信号が入力される。なお、ここでの放送信号は、デジタル放送(テレビ放送)に係るものであり、テレビ番組のコンテンツ情報(デジタルの映像や音声に係る情報)に、圧縮処理と変調処理が施されて生成された信号である。
放送信号入力端子21に入力された放送信号は、チューナ回路部221に入力される。チューナ回路部221は、入力された放送信号について所定の周波数のものを抽出(選局)し、中間周波信号に変換する。この中間周波信号は、チューナ接続端子222を介してメイン基板61に入力される。
メイン基板61に入力された中間周波信号は、入力用接続端子413a及び第1端子接続パターン314a介して本体部回路基板31の第1回路部311に入力される。第1回路部311は、入力された信号に対して、復調処理を施した上で第2回路部312に信号を出力する。第2回路部312は、入力された信号に対して圧縮処理を解除することで、デジタルテレビ放送の所定番組に係る映像および音声情報を取得し、これらの情報を第3回路部313に出力する。第3回路部313は、入力されたデジタルの映像および音声情報を、アナログの映像および音声情報に変換し、第2端子接続パターン314bおよび出力用接続端子413bを介して、メイン基板61に出力する。映像表示装置4は、メイン基板61に出力されたアナログの映像および音声情報を処理して映像表示や音声出力を行う。
以上のように構成される第1実施形態の受信装置3においては、基板取付部材41を用いて本体部回路基板31をメイン基板61に取り付ける構成であり、従来のように本体部2をシャーシで覆う必要がない。そして、基板取付部材41における板状部411が枠状に形成されているために、本体部回路基板31の裏面に出っ張り(電子部品)が存在しても、この出っ張りと板状部411とが干渉することを極力防げるようになっている。
そして、第1実施形態の受信装置3においては、基板取付部材41に形成される腕部415を利用して、チューナ部11が本体部回路基板31の回路素子と接触することなく、チューナ部11を本体部12の上部に配置する構成となっている。このために、従来の構成(図13参照)に比べて、メイン基板61に対してチューナ部11及び本体部12が占める面積を低減でき、メイン基板61の小型化を図りやすい。
なお、本体部回路基板31の上部には、図8に示すように集積回路(IC;Integrated Circuit)314が実装されることがある。なお、図8は、第1実施形態の受信装置3の変形例を説明するための図である。本体部回路基板31の上部にIC315を実装する場合、IC315における発熱を放熱し易くするためにIC315の上部に放熱板316を配置することが行われる。ところで、上述のように、本実施形態においては、チューナ部11が本体部回路基板31の上部に配置される構成である。このため、放熱板316の放熱効率を向上することを狙って、チューナ部11のシャーシ23の下蓋232サイズを大きくし、下蓋232と放熱板316とが当接するような構成とすることも可能である。
なお、放熱効率を向上する構成としては、上述の構成に限らない。すなわち、シャーシ23の下蓋232に限らず、上蓋231が放熱板315と当接する構成でも構わないし、場合によっては、シャーシ23のその他の部分(上蓋231及び下蓋232以外の部分)が放熱板315と当接する構成でも構わない。更に、シャーシ23の一部と放熱板315とを一体的に形成しても構わない。
(第2実施形態)
次に、第2実施形態の受信装置の構成について、図9及び図10を参照しながら説明する。図9は、第2実施形態の受信装置が備える基板取付部材の構成を示す概略平面図である。図10は、第2実施形態の受信装置における各部の位置関係を示す図で、図10(a)は、第2実施形態の受信装置を図7(b)の場合と同一方向から見た場合の側面図、図10(b)は第2実施形態の受信装置を図7(c)の場合と同一方向から見た場合の側面図である。
なお、第2実施形態の受信装置5を説明するにあたって、第1実施形態の受信装置3と同一の部材については同一の符号を付し、特に説明の必要がない場合にその説明を省略する。
第2実施形態の受信装置5が第1実施形態の受信装置3と異なる点は、大きくは基板取付部材41が備える入力用接続端子413aと腕部415との構成、及び、チューナ部11の本体部12に対する位置関係である。以下、この違いについて説明する。
第2実施形態においても、基板取付部材41が備える入力用接続端子413aは、板状部411の第1の辺411a(図9の左側の辺)に沿って複数設けられる。この点、第1実施形態の場合と同様であるが、以下の点において第1実施形態の場合と異なる。すなわち、第2実施形態の受信装置5における入力用接続端子413aは、板状部411の表面側においてのみ、板状部411の主面に対して略垂直な方向に延び出している。そして、入力用接続端子413aは、第2スペーサ412bの厚みよりも大きく突出しており、本体部回路基板31が板状部411の表面に取り付けられた状態で、第1端子接続パターン314a(図3参照)が有する孔を貫通するようになっている。
すなわち、第2実施形態の入力用接続端子413aは、本体部回路基板(本発明の第2基板の実施形態)31とは電気的に接続されるが、メイン基板(本発明の第3基板の実施形態)61とは電気的に接続されない構成となっている。
また、第2実施形態の受信装置5においては、チューナ部11が第1実施形態の場合と比べて本体部12の中央寄りに配置される。具体的には、本体部回路基板31の第1接続パターン314aを貫通した入力用接続端子413aと、チューナ接続端子222の一部とを直接電気的に接続できる位置にチューナ部11は配置されている。そして、このように、チューナ部11を配置していることから、チューナ部11を支持する腕部415の構成について第1実施形態の場合と変更している。具体的には、板状部411の第4の辺411dの外周側側面のうち、第1の辺411a寄りの一部にのみ、腕部415を設ける構成としている。
以上のような第2実施形態において、入力用接続端子413aと、チューナ接続端子222の一部とは、例えばはんだ等を用いて電気的に接続される。したがって、本実施形態では入力用接続端子413a及びチューナ接続端子222の一部は、チューナ回路基板(本発明の第1基板の実施形態)22と本体部回路基板31とを電気的に直接接続する機能を有し、本発明の第3の接続端子の実施形態に該当する。
第2実施形態のように受信装置5を形成した場合、チューナ部11から出力される中間周波信号について、メイン基板61を介して本体部2に入力するのではなく、チューナ部11から直接本体部2に出力する構成とできる。そして、この場合、メイン基板61に設ける端子用パターンの面積を低減できるために、メイン基板61の部品取り付けスペースの増加、或いは、メイン基板61の小型化を図ることが可能となる。
なお、第2実施形態において、チューナ接続端子222の残りの一部は、本体部回路基板31及び基板取付部材41を貫通し、メイン基板61と直接電気的に接続される。したがって、チューナ接続端子222の残りの一部は、本発明の第2の接続端子の実施形態に該当する。そして、このように、本体部回路基板31を介さずに直接メイン基板61に接続端子を接続する構成ことにより、本体部回路基板22で発生するデジタルノイズによるチューナ部11への悪影響を低減できる。
また、本実施形態においては、チューナ部11と本体部12との電気的接続を、チューナ接続端子222の一部と入力用接続端子413aとを接続することによって確保する構成とした。しかし、この構成に限定されない。すなわち、例えば、チューナ接続端子222の一部、或いは入力用接続端子413aの長さを本実施形態の構成よりも長くして、チューナ接続端子222の一部と入力用接続端子413aのうちのいずれか一方の接続端子だけを用いて、チューナ部11と本体部12との電気的接続を確保する構成等としても構わない。
(第3実施形態)
次に、第3実施形態の受信装置の構成について、図11及び図12を参照しながら説明する。図11は、第3実施形態の受信装置が備える基板取付部材の構成を示す概略平面図である。図12は、第3実施形態の受信装置における各部の位置関係を示す図で、図12(a)は、第3実施形態の受信装置を図7(b)の場合と同一方向から見た場合の側面図、図12(b)は第3実施形態の受信装置を図7(c)の場合と同一方向から見た場合の側面図である。
なお、第3実施形態の受信装置6を説明するにあたって、第1実施形態の受信装置3と同一の部材については同一の符号を付し、特に説明の必要がない場合にその説明を省略する。
第3実施形態の受信装置6が第1実施形態の受信装置3と異なる点は、大きくは基板取付部材41が備える腕部415の構成についてである。図11に示すように、第3実施形態の受信装置6が備える腕部415は、第1実施形態の受信装置3が備える腕部415の一部を更に太くした構成となっている(第1実施形態から太くした部分について模様を異なるものとしている)。なお、腕部415については、その全体を一体的に設ける構成としても良いし、複数の部材から成る構成としても良い。この点は、第1実施形態についても同様である。
このように腕部415の一部を特に太くしているのは、図12に示すように、チューナ部11が有するGND接続端子223a〜223cが腕部415を貫通してメイン基板61と接続されるようにするためである。このように構成することにより、チューナ部11の固定を強固なものとできる。
なお、本実施形態では、4つのGND接続端子223a〜223dが設けられるが、GND接続端子223dについては、本体部回路基板31を貫通してメイン基板61に接続される構成であるために、GND接続端子223dは腕部415を貫通しない構成としている。そして、場合によっては、GND接続端子223dを設けない構成としても構わない。
(その他)
本発明は以上に示した実施形態に限定されないのは言うまでもない。すなわち、本発明の目的を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。例えば、受信装置の放送信号接続端子の前段にアンテナを備えるようにし、受信装置単体で、放送信号(放送波)を受信できるようにしても勿論構わない。
本発明の受信装置を用いれば、受信装置が実装されるメイン基板の小型化を図れる。すなわち、本発明の受信装置を用いれば、例えば受信装置と映像表示装置とを備える受信システムの小型化を図れ、本発明の受信装置は当該受信システムに好適に適用できる。
は、本実施形態の受信システムの構成を示すブロック図である。 は、第1実施形態の受信装置が備えるチューナ部の構成を説明するための図である。 は、第1実施形態の受信装置が備える本体部の構成を説明するための図である。 は、第1実施形態の受信装置が備える基板取付部材の構成を示す図である。 は、図4にAで示す範囲の拡大図である。 は、図4にBで示す範囲の拡大図である。 は、第1実施形態の受信装置における各部の位置関係を示す図である。 は、第1実施形態の受信装置の変形例を説明するための図である。 は、第2実施形態の受信装置が備える基板取付部材の構成を示す概略平面図である。 は、第2実施形態の受信装置における各部の位置関係を示す図である。 は、第3実施形態の受信装置が備える基板取付部材の構成を示す概略平面図である。 は、第3実施形態の受信装置における各部の位置関係を示す図である。 は、従来の受信装置の構成を示す図である。
符号の説明
1 受信システム
2 アンテナ
3、5、6 受信装置
4 映像表示装置
11 チューナ部
12 本体部
22 チューナ回路基板(第1基板)
23 シャーシ
31 本体部回路基板(第2基板)
41 基板取付部材
61 メイン基板(第3基板)
221 チューナ回路部
222 チューナ接続端子(第2の接続端子或いは第3の接続端子)
231 シャーシの上蓋
232 シャーシの下蓋
233a〜233d GND接続端子(シャーシ端子)
311 第1回路部
312 第2回路部
313 第3回路部
315 IC
316 放熱板
411 板状部
413a 入力用接続端子(第1の接続端子或いは第3の接続端子)
413b 出力用接続端子(第1の接続端子)
413c アース用接続端子(第1の接続端子)
414 脚部
415 腕部
FS 板状部の表面(第1面)
BS 板状部の裏面(第2面)

Claims (8)

  1. アンテナで受信した高周波信号を中間周波信号に変換するチューナ部と、
    前記チューナ部から出力される中間周波信号に所定の処理を施す本体部と、を備える受信装置であって、
    前記チューナ部は、前記高周波信号を前記中間周波信号に変換するチューナ回路部が実装される第1基板と、前記第1基板を取り付けるシャーシと、を有し、
    前記本体部は、前記中間周波信号に前記所定の処理を施す回路部が実装される第2基板を有し、
    前記第2基板は、板状部を有する基板取付部材に取り付けられ、
    前記板状部の前記第2基板が取り付けられる側を第1面、該第1面の裏面側を第2面とした場合に、前記第2面側には第3基板が取り付けられるようになっており、
    前記基板取付部材には、
    前記第1面及び前記第2面に対して略垂直な方向に突出し、前記第1面側では前記第2基板と前記第2面側では前記第3基板と接触して、前記第2基板と前記第3基板とを電気的に接続する第1の接続端子と、
    前記第2面側から略垂直な方向に突出し、前記第3基板に取り付けられる脚部と、
    前記板状部の側面に設けられ、前記第1面に対する高さについて前記チューナ部の方が前記第2基板より高くなるように前記シャーシを支持する腕部と、が形成されることを特徴とする受信装置。
  2. 前記チューナ部に設けられ、前記第1基板と前記第3基板とを直接接続する第2の接続端子を有することを特徴とする請求項1に記載の受信装置。
  3. 前記チューナ部及び前記基板取付部材の少なくとも一方に設けられ、前記第1基板と前記第2基板とを電気的に直接接続する第3の接続端子を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の受信装置。
  4. 前記チューナ部の前記シャーシから突出するシャーシ端子が設けられ、
    前記シャーシ端子は前記腕部を貫通して前記第3基板に取り付けられることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の受信装置。
  5. 前記第2基板には放熱板が取り付けられたICが設けられ、
    前記シャーシの一部が前記放熱板と当接している、或いは前記放熱板と一体となっていることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の受信装置。
  6. 前記第1基板のアースと前記第2基板のアースとが、前記第3基板を介して接続されることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の受信装置。
  7. 前記腕部の前記第1面に対する突出量が調整可能であることを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の受信装置。
  8. 請求項1から7のいずれかに記載の受信装置と、
    前記受信装置から出力される信号を受け取って、映像及び音声を出力する映像表示装置と、
    を備えることを特徴とする受信システム。
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