JP2011077578A - チューナモジュール - Google Patents

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    • H05K7/20472Sheet interfaces

Abstract

【課題】 熱伝導シートの盛上りを防止すると共に、熱伝導シートの有無を容易に確認すること。
【解決手段】 チューナモジュール(100)は、回路基板(20)と、アンテナ装置で受信された高周波の受信信号を復調して音声信号を出力するために、回路基板上に実装された電子部品(22)と、回路基板と電子部品とを収納する金属ケース(10)と、電子部品と金属ケースとの間に配置された熱伝導シート(32)とを含む。熱伝導シート(32)は、電子部品(22)の外形と実質的に等しいか僅かに小さい寸法を持つ。金属ケース(10)には、電子部品の外周形状に沿うように、少なくとも1つのスリット状穴(111)が形成されている。
【選択図】 図2

Description

本発明は、ラジオ受信機用のチューナモジュールに関し、特に、人工衛星からの電波(以下「衛星波」とも呼ぶ)または地上での電波(以下「地上波」とも呼ぶ)を受信してデジタルラジオ放送を聴取することが可能な車載用デジタルラジオ受信機に適したチューナモジュールに関する。
SDARS(Satellite Digital Audio Radio Service)とは、米国における衛星(以下、「SDARS衛星」と呼ぶ)を使用したデジタル放送によるサービスである。すなわち、米国においては、SDARS衛星からの衛星波または地上波を受信して、デジタルラジオ放送を聴取可能にしたデジタルラジオ受信機が開発され、実用化されている。現在、米国では、XMとシリウスという2つの放送局が計250チャネル以上のラジオ番組を全国に提供している。このデジタルラジオ受信機は、一般には、自動車等の移動体(移動局)に搭載され、周波数が約2.3GHz帯の電波(SDARS信号)を受信してラジオ放送を聴取することが可能である。すなわち、デジタルラジオ受信機は、モバイル放送を聴取することが可能なラジオ受信機である。受信電波(SDARS信号)の周波数が約2.3GHz帯なので、そのときの受信波長(共振波長)λは約128mmである。尚、地上波は、衛星波を一旦、地球局で受信した後、周波数を若干シフトし、直線偏波で再送信したものである。すなわち、衛星波は円偏波であるのに対して、地上波は直線偏波である。SDARS用アンテナとして、パッチアンテナのような平面アンテナが使用される。
XM衛星ラジオ用アンテナ装置は、静止衛星2基より円偏波電波を受信し、不感地帯では地上直線偏波設備により電波を受信する。一方、シリウス衛星ラジオ用アンテナ装置は、周回衛星3基(シンクロ型)より円偏波電波を受信し、不感地帯では地上直線偏波設備により電波を受信する。
このようにデジタルラジオ放送では、約2.3GHz帯の周波数の電波(SDARS信号)が使用されるので、そのSDARS信号を受信するアンテナ装置は、室外に設置される場合が多い。従って、デジタルラジオ受信機を自動車等の移動体(移動局)に搭載するには、そのアンテナ装置を移動体(移動局)の屋根に取り付けられる場合が多い。
このような自動車用アンテナと自動車の室内に設置される受信機本体(ヘッドユニット)とは、延長ケーブルを介して電気的に接続される。ヘッドユニットは外部機器として動作する。
この種の衛星波または地上波を受信する受信システムは、アンテナ部(アンテナ装置)とチューナ部(衛星ラジオ受信モジュール)とを含む。アンテナ部(アンテナ装置)は衛星波または地上波を受信して高周波の受信信号を出力する。チューナ部(衛星ラジオ受信モジュール)は受信信号を復調して音声信号を出力する。
このようなチューナを構成する電子部品は、通常、プリント配線基板に実装されてシールドを兼ねる金属ケースに収容される(例えば、特許文献1参照)。
図5を参照して、衛星デジタル受信モジュールの構成の一例について説明する。衛星デジタルラジオ受信モジュールは、アンテナ101、チューナ部102、信号復調部103、チャンネル復調部104、音声デコーダ105、データデコータ106、制御部107、および操作部108を有する(例えば、特許文献2参照)。
ところで、チューナを構成する電子部品にはIC部品も含まれており、このIC部品から熱が発生する。IC部品で発生した熱を良好に外部へ放熱させるために、電子部品(IC部品)と金属ケースとの間に熱伝導シート(伝熱シート)を配置したチューナモジュールが提案されている(例えば、特許文献3参照)。このような熱伝導シート(伝熱シート)としては、例えば、熱伝導性の良好なシリコーンゴムが使用される。
一方、熱伝導シート(伝熱シート)の貼り忘れを確認(防止)するために、金属ケースに覗き穴を設けることが行われている。例えば、特許文献4は、伝熱シートを放熱部材に装着する際の位置ずれを抑えると共に、伝熱シートの有無を容易に確認することができる表示装置を開示している。特許文献4では、その実施例として、伝熱シートの少なくとも対角に対応した放熱部材の箇所に貫通部として丸穴を設けている。
特開平6−209268号公報 特開2002−344335号公報 特開2007−194830号公報 特開2006−330587号公報(図2)
前述したように、熱伝導シート(伝熱シート)としては、熱伝導性の良好なシリコーンゴムが使用される。一方、電子部品(IC部品)と金属ケースとの間に熱伝導シート(伝熱シート)を配置する場合、熱伝導シート(伝熱シート)は、金属ケースと電子部品(IC部品)とで押圧された状態で挟まれる。シリコーンゴムは弾性体であるので、上記押圧によって熱伝導シート(伝熱シート)は伸びることになる。
その結果、上記特許文献4に記載されているように、熱伝導シート(伝熱シート)の少なくとも対角に対応した、金属ケース箇所に貫通部(丸穴)を設けた場合、その貫通部(丸穴)から熱伝導シート(伝熱シート)が盛り上がってくる恐れがある。
したがって、本発明の課題は、熱伝導シートの盛上りを防止すると共に、熱伝導シートの有無を容易に確認することができる、チューナモジュールを提供することある。
本発明の他の課題は、熱伝導シートを金属ケースに貼り付ける際の位置ずれを抑えることができる、チューナモジュールを提供することにある。
本発明によれば、回路基板(20)と、アンテナ装置で受信された高周波の受信信号を復調して音声信号を出力するために、前記回路基板上に実装された電子部品(22)と、前記回路基板と前記電子部品とを収納する金属ケース(10)と、前記電子部品と前記金属ケースとの間に配置された熱伝導シート(32)とを有するチューナモジュール(100)であって、前記熱伝導シート(32)は、前記電子部品(22)の外形と実質的に等しいか僅かに小さい寸法を持ち、前記金属ケース(10)には、前記電子部品の外周形状に沿うように、少なくとも1つのスリット状穴(111)が形成されていることを特徴とするチューナモジュールが得られる。
上記チューナモジュールにおいて、前記スリット状穴(111)が互いに対向する位置に、少なくとも2つ形成されていることが望ましい。前記電子部品(22)は、直方体形状をしていてよい。この場合、前記スリット状穴(111)は、前記電子部品(22)の角部と対応する位置に配置されていることが好ましい。前記スリット状穴(111)の数は、4であってよい。各スリット状穴(111)がL字形状をしていることが望ましい。前記熱伝導シート(32)はシリコーンゴムから成ることが好ましい。
尚、上記括弧内の符号は、本発明の理解を容易にするために付したものであり、一例にすぎず、これらに限定されないのは勿論である。
本発明では、電子部品と金属ケースとの間に配置された熱伝導シートが、電子部品の外形と実質的に等しいか僅かに小さい寸法を持ち、金属ケースに、電子部品の外周形状に沿うように、少なくとも1つのスリット状穴を形成したので、熱伝導シートの盛上りを防止すると共に、熱伝導シートの有無を容易に確認することができる。
本発明の一実施の形態に係るチューナモジュールの平面図である。 図1に示したチューナモジュールの正面断面図である。 図2の主要部を拡大して示すチューナモジュールの要部拡大断面図である。 図1に示したチューナモジュールを構成している電子部品を実装しているプリント配線基板(回路基板)を示す図で、(a)はプリント配線基板(回路基板)を上面側から見た平面図であり、(b)はプリント配線基板(回路基板)を下面側から見た底面図である。 デジタルラジオ受信機の一例として衛星ラジオ受信モジュールの構成を示すブロック図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
図1乃至図3を参照して、本発明の一実施の形態に係るチューナモジュール100について説明する。図1はチューナモジュール100の平面図である。図2はチューナモジュール100の正面断面図である。図3は図2の主要部を拡大して示すチューナモジュール100の要部拡大断面図である。
ここでは、図1及び図2に示されるように、直交座標系(X,Y,Z)を使用している。図1及び図2に示した状態では、X軸方向は前後方向(奥行き方向)であり、Y軸方向は左右方向(横方向)であり、Z軸方向は上下方向(高さ方向)である。
図示のチューナモジュール100は、カーステレオのメイン基板の主面上に横型に設置される(伏せ形取り付けの)例を示している。しかしながら、本発明は、チューナモジュールをカーステレオのメイン基板の主面上に縦型に設置される(縦形取り付けの)場合にも適用可能なのは勿論である。
車載用デジタルラジオ受信機の構成要素のうち、チューナ部と復調部、音声デコーダ部、データデコーダ部およびこれらを制御するコントローラが1つのプリント配線基板(回路基板)20に実装され、このプリント配線基板(回路基板)20が金属ケース(後述する)に収容される場合について示している。このような構成をここでは「チューナモジュール」と呼ぶ。
チューナモジュール100は、後述する金属ケース(板金ケース;シールドケース)10とプリント配線基板(回路基板)20とを有する。金属ケース(板金ケース;シールドケース)10は、第1のケース11及び第2のケース12から成る。チューナモジュール100は、をカーステレオの水平方向に延在するメイン基板の主面上に横置きで設置されるタイプなので、第1のケース11はアッパーケースと呼ばれ、第2のケース12はロアーケースと呼ばれる。
尚、チューナモジュール100が縦置きの場合、第1のケース11はフロントケースとして、第2のケース12はリアケースとして、それぞれ用いられる。
図示の例では、アッパーケース11、ロアーケース12とも、金属板の折り曲げによって作られる。
アッパーケース11は、実質的に底板部(下板部)が無い箱型をしている。すなわち、アッパーケース11は、実質的に前後方向Xおよび左右方向Yで規定されるX−Y平面と平行に延在する上板部11aを持つ。アッパーケース11は、互いに前後方向Xで対向する前板部11bおよび後板部(背板部)11cと、互いに左右方向Yで対向する右板部11dおよび左板部11eとを持つ。
一方、ロアーケース12は、実質的に上板部が無い箱型をしている。すなわち、ロアーケース12は、実質的に前後方向Xおよび左右方向Yで規定されるX−Y平面と平行に延在する底板部(下板部)12aを持つ。ロアーケース12は、互いに前後方向Xで対向する前板部(図示せず)および後板部(図示せず)と、互いに左右方向Yで対向する右板部12dおよび左板部12eとを持つ。
プリント配線基板(回路基板)20は、外部との電気的接続が必要な部分(後述する)を除いて、アッパーケース11とロアーケース12との間の空間に収容され、シールドが実現される。図示の例では、図2に示されるように、プリント配線基板(回路基板)20は、ロアーケース12に挟まれた状態で固定されている。
図4は、チューナモジュール100を構成している回路部品(電子部品)を実装しているプリント配線基板(回路基板)20を示す図である。図4において、(a)はプリント配線基板(回路基板)20を上面側から見た平面図であり、(b)はプリント配線基板(回路基板)20を下面側から見た底面図である。
プリント配線基板(回路基板)20は、前後方向Xおよび左右方向Yで規定されるX−Y平面と平行に延在する略矩形の平板状をしている。プリント配線基板(回路基板)20は、互いに上下方向Zで対向する上面20aおよび下面(底面)20bを持つ。プリント配線基板(回路基板)20は、互いに左右方向Yで対向する右辺20cおよび左辺20dと、互いに前後方向Xで対向する前辺20eおよび後辺(背辺)20fを持つ。プリント配線基板(回路基板)20の上面20a側にアッパーケース11が配置され、下面(底面)20b側にロアーケース12が配置されている。
図4(a)に示されるように、プリント配線基板(回路基板)20の上面20aには、チューナ部の主要構成部品である第1のIC部品21及び復調部の主要構成部品である第2のIC部品22が実装されている。一方、図4(b)に示されるように、プリント配線基板(回路基板)20の下面(底面)20bには、メモリの主要構成部品である第3のIC部品23が実装されている。
すなわち、プリント配線基板(回路基板)20には、アンテナ装置(図示せず)で受信された高周波の受信信号を復調して音声信号を出力するための電子部品として、第1乃至第3のIC部品21〜23が実装されている。第2のIC部品22は、図4(a)から明らかなように、直方体形状をしている。第3のIC部品23も、図4(b)から明らかなように、直方体形状をしている。
図2および図3に示されるように、第2のIC部品22の上面(ここでは全面)、あるいはこれに対応する金属ケース10の内面(アッパーケース11の上板部11aの内壁)に熱伝導シート32を貼着している。熱伝導シート32は、熱伝導を良くするために第2のIC部品22とアッパーケース11の上板部11aの内壁とに面接触により密着させるようにしている。熱伝導シート32の材料としては、例えばシリコーンゴム、アクリルゴム、黒鉛等が挙げられる。
図示はしないが、第3のIC部品23の上面(ここでは全面)、あるいはこれに対応する金属ケース10の内面(ロアーケース12の底板部12aの内壁)に熱伝導シートを貼着している。
尚、図2および図3は、熱伝導シート32が、金属ケース10(アッパーケース11)と第2のIC部品(電子部品)22とで押圧されて挟まれた状態を示している。従って、図2および図3の状態では、上記押圧によって熱伝導シート32が伸びている。
この押圧前の状態においては、熱伝導シート32は、第2のIC部品(電子部品)22の外形と実質的に等しいか僅かに小さい寸法を持っていることに注意されたい。
第3のIC部品23の上面に貼着されている熱伝導シート(図示せず)も、押圧前の状態においては、第3のIC部品(電子部品)23の外形と実質的に等しいか僅かに小さい寸法を持っていることに注意されたい。
図2に示されるように、プリント配線基板(回路基板)20の下面(底面)20bには、その後辺(背辺)20f側に、メイン基板(図示せず)の配線パターンに対して差し込まれるコネクタピン25が取り付けられる。ロアーケース12の底板部(下板部)12aは、このコネクタピン25の設置位置と対応する背板部の位置に、矩形のコネクタ用切欠き部12a−1を持つ。
また、図4(a)に示されるように、プリント配線基板(回路基板)20は、左奥角部に、アンテナ装置(図示せず)からの高周波(RF)の受信信号を入力するためのRF入力部201を持つ。一方、図2に示されるように、アッパーケース11の上板部11aは、このRF入力部201と対応する左板部11eの位置に、矩形の切欠き部11a−1を持つ。RF入力部201には、RFコネクタ30が接続される。
RFコネクタ30は、チューナモジュール100の左下方(すなわち、左板部11eに近接した位置)で、左方向に突出した状態で、チューナモジュール100に取り付けられている。
図1に示されるように、金属ケース10のアッパーケース11の上板部11aには、第2のIC部品(電子部品)22の外形形状に沿うように、4つのスリット状穴111が形成されている。4つのスリット状穴111は、第2のIC部品(電子部品)22の角部と対応する位置に、4つのスリット状穴111によって囲まれる領域112が第2のIC部品(電子部品)22とほぼ同じとなるように配置されている。各スリット状穴111はL字形状をしている。
換言すれば、図3に示されるように、熱伝導シート32の反発力を、プリント配線基板(回路基板)20に搭載している第2のIC部品(電子部品)22の外周部へ分散させるように、第2のIC部品(電子部品)22の外周形状に沿って、L字形状の4つのスリット状穴111を金属ケース10(アッパーケース11)に形成している。これにより、図3に示されるように、熱伝導シート32の反発力が矢印方向へ分散する。
このように、本実施の形態では、金属ケース10に、電子部品22の外形形状に沿うように、L字形状の4つのスリット状穴111を形成し、4つのスリット状穴111で囲まれる領域112が第2のIC部品(電子部品)22の外形形状とほぼ同等となるようにしたので、金属ケース10の押圧によって熱伝導シート32がスリット状穴111から盛り上がってくるのを防ぐことができる。何故なら、非押圧時に、熱伝導シート32は、電子部品22の外形と実質的に等しいか僅かに小さい寸法を持っているからである。一方、上記金属ケース10の押圧によって、図3に示されるように、熱伝導シート32が伸びるので、スリット状穴111を介して熱伝導シート32の有無を目視によって容易に確認することができる。したがって、チューナモジュール100の組立後でも、熱伝導シート32の貼り忘れを確認(防止)することができる。
更に、L字形状の4つのスリット状穴111を電子部品22の角部と対応する位置に配置し、4つのスリット状穴111で囲まれる領域112が第2のIC部品(電子部品)22の外形形状とほぼ同等となるようにしたので、熱伝導シート32を金属ケース10(アッパーケース11)の上板部11aの内壁に貼る際に、左右、前後、斜めのいずれの方向であっても貼付位置のずれを極力抑えることができる。これにより、電子部品22に対する熱伝導シート32の位置ずれを抑えることができる。
同様に、図示はしないが、金属ケース10のロアーケース12の底板部12aには、第3のIC部品(電子部品)23の外形形状に沿うように、4つのスリット状穴が形成されている。これら4つのスリット状穴は、第3のIC部品(電子部品)23の角部と対応する位置に配置されている。各スリット状穴はL字形状をしている。
以上、本発明について好ましい実施の形態によって説明してきたが、本発明は上述した実施の形態に限定しないのは勿論である。例えば、上記実施の形態では、金属ケースに、電子部品の外周形状に沿うように、L字形状の4つのスリット状穴を形成しているが、スリット状穴の形状や個数はこれに限定されないのは勿論である。例えば、スリット状穴を互いに対向する位置に、少なくとも2つ形成してもよい。スリット状穴も、直線形状であっても良い。熱伝導シートの貼り忘れを確認するだけなら、1つのスリットを設けてるだけでもよい。また、上記実施の形態では、スリット状穴を電子部品の角部に対応する位置に配置しているが、スリット状穴の配置位置もこれに限定されないのは勿論である。とにかく、金属ケースに、電子部品の外形形状に沿うように、少なくとも1つのスリット状穴を形成すれば良い。
本発明は、特に小型化が要求される車載用デジタルラジオ受信機におけるチューナ装置に適しているが、電子部品を使用していることで放熱が要求されるラジオ受信機全般に適用できることは言うまでも無い。
10 金属ケース
11 アッパーケース(第1のケース)
111 スリット状穴
12 ロアーケース(第2のケース)
20 プリント配線基板(回路基板)
22 電子部品(IC部品)
32 熱伝導シート
100 チューナモジュール

Claims (6)

  1. 回路基板と、アンテナ装置で受信された高周波の受信信号を復調して音声信号を出力するために、前記回路基板上に実装された電子部品と、前記回路基板と前記電子部品とを収納する金属ケースと、前記電子部品と前記金属ケースとの間に配置された熱伝導シートとを有するチューナモジュールであって、
    前記熱伝導シートは、前記電子部品の外形と実質的に等しいか僅かに小さい寸法を持ち、
    前記金属ケースには、前記電子部品の外周形状に沿うように、少なくとも1つのスリット状穴が形成されていることを特徴とするチューナモジュール。
  2. 前記スリット状穴が互いに対向する位置に、少なくとも2つ形成されている、請求項1に記載のチューナモジュール。
  3. 前記電子部品は、直方体形状をしており、
    前記スリット状穴は、前記電子部品の角部と対応する位置に配置されている、請求項1又は2に記載のチューナモジュール。
  4. 前記スリット状穴の数が4である、請求項3に記載のチューナモジュール。
  5. 各スリット状穴がL字形状をしている、請求項3又は4に記載のチューナモジュール。
  6. 前記熱伝導シートはシリコーンゴムから成る、請求項1乃至5のいずれか1つに記載のチューナモジュール。
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