JP7317562B2 - 通信装置 - Google Patents
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Description
以下、図1A~図3Cを参照することにより、本発明の第1実施形態について説明する。図1A及び図1Bは、第1実施形態に係る通信装置の構造を示す図である。図2A及び図2Bは、第1実施形態に係る通信装置を構成する筐体の外形を説明する図である。図3Aは、第1実施形態に係る通信装置を構成する放熱部の構成を示す図である。図3Bは、第1実施形態に係る通信装置で用いられる金属ブロックの形状図の例である。図3Cは、第1実施形態に係る通信装置で用いられる筐体を構成するピースの形状図の例である。
図1A及び図1Bは、本発明の第1実施形態に係る通信装置1の構造を示す。図1Aは、通信装置1を、基板が設置される側を下側とした場合、上方から見た構造を示す図であり、図1Bは、通信装置1を側方から見た構造を示す図である。通信装置1は、例として、筐体11、放熱部12、通信モジュール13、収容部14、アンテナ基部15A~15C、電子部品16A~16G、アンテナケーブル17A~17C、ジャック18A及び18B、USB端子19、リセットボタン20、電源部21、基板22を備える。
本実施形態に係る通信装置1は、通信モジュール13と、筐体11と、これらに接する放熱部12を備える。
放熱部12は、通信モジュール13で発生する熱エネルギーを筐体11に伝熱することにより、この熱エネルギーを簡便に装置外部に放出することが可能となる。
通信装置1は、収容部14により通信モジュール13を基板22から上方に離して設置することができる。これは、通信モジュール13が基板22に直接設置されている場合に比較して、通信モジュール13と筐体11の距離を狭め、放熱部12を構成する材料の量を節約することが可能となる。
これにより、筐体11において、上下方向、すなわち放熱部12と通信モジュール13の積層方向に、複数のピースを重ねて組み合わせる構成となっている場合に比較して、複数のピース同士が重なり合う面積を少なくすることが可能となり、筐体11の重量を軽くすることが可能となる。
放熱部12がラバー製の放熱材を備えることにより、筐体11がスライド式で開閉する場合、スムーズに開閉することが可能となる。
また、筐体11は、金属製であり、好ましくは、鉄とアルミとの積層構造である。
これらにより、通信モジュール13から発する熱エネルギーを効率よく放熱することが可能となる。
通信装置1が上記の構成を有する放熱部12を備えることにより、結果として、筐体11を小型化することが可能となる。
これにより、通信装置1は、高速通信を実現することが可能となる。この場合、通信モジュール13における発熱量が増加するが、通信装置1は、上記の構成を有する放熱部12を備えることにより、高速通信に伴って発する熱エネルギーを装置外部に簡便に放出することが可能となる。
本実施形態で用いられる放熱部12は、種々の通信装置の中でも、とりわけ多量の通信量を処理する必要のあるルータに用いることが好適である。
以下、図4を参照することにより、本発明の第2実施形態について説明する。なお、以下では、第2実施形態に係る通信装置1Aが、第1実施形態に係る通信装置1と異なる点、具体的には、通信装置1Aが、放熱部12の代わりに有する放熱部32について説明する。図4は、第2実施形態に係る通信装置1Aを構成する放熱部32の構成を示す図である。
放熱部32は、第1実施形態における放熱部12と異なり樹脂製であると共に、筐体11ではなく通信モジュール13に固着する。より詳細には、放熱部32は、該放熱部32を通信モジュール13の表面に固着するための固着部32Aと、通信モジュール13からの熱エネルギーを筐体11に伝熱する伝熱部32Bとの積層構造となっている。
これにより、電子部品16A~16Gとアンテナケーブル17との間の干渉を減少することが可能となり、延いては、通信装置1Aが、より高品質な通信を実現することが可能となる。更には、通信装置1Aをノイズが発生しやすい場所に設置することも可能となる。
アンテナケーブルから漏れ出る電磁界は、電子部品と干渉し、電子部品の動作へ悪影響を与える。この干渉する電磁界の強度は、以下のように見積もることができる。
電子部品と干渉する電界E干渉の強さは、この磁界に自由空間のインピーダンス120πを乗算して見積もることができ、
したがって、たとえばアンテナケーブルを電子部品からの距離3mmの位置から、固着部による引き回しによって15mmの位置に離隔に広げた場合、電子部品への干渉電界は1/5にまで低減する。
この引き回しにより電界の干渉を受けやすい制御IC部近傍を避けることができるため、通信装置のより安定した動作を保証することができる。
第2実施形態に係る通信装置1Aにより、第1実施形態に係る通信装置1と同様の効果が奏される。
これにより、電子部品16A~16Gとアンテナケーブル17との干渉の度合いが減少し、通信装置1Aはより高品質な通信を実現することが可能となる。
これにより、筐体11をスライド式で開閉する場合、よりスムーズに開閉することが可能となる。
11 11A 11B 筐体
11Aa ピース
11Ab 11Ac 嵌合部
12 放熱部
12A 金属製ブロック
12Aa 12Ab 嵌合部
12B ラバー製放熱材
13 通信モジュール
14 収容部
15 15A 15B 15C アンテナ基部
16 16A 16B 16C 16D 16E 16F 16G 電子部品
17 17A 17B 17C アンテナケーブル
18 18A 18B 18C ジャック
19 USB端子
20 リセットボタン
21 電源部
22 基板
25 通信モジュール基板
32 放熱部
32A 固着部
32B 伝熱部
Claims (9)
- 通信に関する処理の実行に伴い発熱する通信モジュールと、
前記通信モジュールを収容する筐体と、
前記通信モジュールと前記筐体とに接すると共に、前記通信モジュールの発熱における熱エネルギーを前記筐体に伝達する放熱部と、
相互に離間して配置される複数のアンテナ基部と、を備え、
前記放熱部は、該放熱部を前記通信モジュールの表面に固着するための固着部と、前記熱エネルギーを前記筐体に伝熱する伝熱部との積層構造となっており、
前記筐体内に更に、
前記複数のアンテナ基部のそれぞれと前記通信モジュールとを接続するアンテナケーブルと、
ルータ制御に用いられる電子部品を備え、
前記アンテナケーブルは、前記放熱部によって、前記電子部品と干渉しない位置に配設される
ことを特徴とする通信装置。 - 通信モジュールまたは通信モジュールを搭載する通信モジュール基板を収容する収容部を更に備え、
前記筐体内において、上から、前記放熱部、前記通信モジュールの順に積層された構造を有することを特徴とする請求項1に記載の通信装置。 - 前記筐体は、該筐体を構成する複数のピースが、前記放熱部と前記通信モジュールの積層方向と直交する方向に、互いにスライドすることにより開閉する、請求項2に記載の通信装置。
- 前記複数のアンテナ基部は互いに1/2波長以上離間していることを特徴とする請求項1~3のいずれか1項に記載の通信装置。
- 前記伝熱部は前記筐体に固着せずに接触しており平滑性を有することで、前記伝熱部と前記筐体とが互いにスライドする、請求項1~4のいずれか1項に記載の通信装置。
- 前記筐体は金属製である、請求項1~5のいずれか1項に記載の通信装置。
- 前記筐体は鉄とアルミとの積層構造となっている、請求項6に記載の通信装置。
- 前記筐体は、125mm×80mm×25mmの直方体内に収まる大きさである、請求
項1~7のいずれか1項に記載の通信装置。 - 請求項1~8のいずれか1項に記載の通信装置を用いる通信方法であって、
前記放熱部が、前記通信モジュールの発熱における熱エネルギーを前記筐体に伝達するステップを有する、通信方法。
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JP2009223881A (ja) | 2008-02-20 | 2009-10-01 | Mitsubishi Electric Corp | 無線通信装置 |
JP2011077578A (ja) | 2009-09-29 | 2011-04-14 | Mitsumi Electric Co Ltd | チューナモジュール |
JP2011159704A (ja) | 2010-01-29 | 2011-08-18 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 光トランシーバ |
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