JP2010028375A - 送信装置、受信装置、送受信方法および送受信システムおよびプログラム - Google Patents

送信装置、受信装置、送受信方法および送受信システムおよびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】待機電力を低減させて複数の装置で電子番組表情報を共有化する。
【解決手段】送信装置100は、放送波に含まれる電子番組表情報を取得する取得部102と、取得部102により取得された電子番組表情報を被記憶媒体108に記録する記録部106と、被記憶媒体108に記録された電子番組表情報と、取得部102により新たに取得された電子番組表情報とを比較して電子番組表情報が変更されたか否かを判断する判断部104と、電子番組表情報が変更されたと判断部104により判断された場合に、新たに取得された電子番組表情報を、ネットワークを介して接続された1または2以上の受信装置に送信する送信部110と、を備える。
【選択図】図4

Description

本発明は、送信装置、受信装置、送信方法および送信システムおよびプログラムに関し、特に、電子番組表情報を送受信する送信装置、受信装置、送信方法および送信システムおよびプログラムに関する。
近年、EPG(Electoronic Program Guide)と呼ばれるテレビ番組表を電子化してテレビ画面に表示するシステムが実用化されている。EPGは、電波の隙間を利用して電子番組表情報を含むデータを送出してレコーダ等の専用端末で受信される。EPG情報には、テレビ番組表情報だけでなく、番組開始日時および終了日時、番組名、番組内容、ジャンル名、出演者などの、番組に関する情報などが含まれている。
HDD/DVDレコーダやテレビチューナを備えたパソコンなど、映像や音声からなるデータを記録、再生する記録再生装置のうち、EPG情報を利用する機能を有するものは、地上波データ放送やインターネットにより配信されているEPG情報を受信し、この記録再生装置に接続されたCRTなどの表示装置にEPGを表示することができる。
ユーザが複数の記録再生装置を所有している場合には、複数の記録再生装置それぞれにおいてEPGが受信されることとなる。この場合、複数の記録再生装置各々が独立してテレビジョン放送波から最新のEPG情報を取得することができる。しかし、EPG情報を取得するタイミングは各記録装置により異なる。また、EPG情報を取得するのに数十分から1時間程度かかってしまう。したがって、記録再生装置ごとに最新のEPG情報が異なるものとなってしまうという問題があった。
そこで、複数の記録再生装置でEPG情報を共有して1台のレコーダが他機の電子番組表情報を参照することにより、複数の記録再生装置が保持するEPG情報を最新のものとする技術が開示されている(例えば、特許文献1、特許文献2)。
特開2005−175788号公報 特開2007−208927号公報
しかし、EPG情報を取得するためには通常の使用中以外の電力(いわゆる待機電力)が使われる。したがって、各記録再生装置が、1日に一定間隔で何度もEPG情報を受信することとなれば、EPG情報を受信するための待機電力は所有する記録再生装置の台数分だけ増大してしまうという問題があった。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、待機電力を低減させて複数の装置で電子番組表情報を共有化することが可能な、新規かつ改良された送信装置、受信装置、送信方法および送信システムおよびプログラムを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、放送波に含まれる電子番組表情報を取得する取得部と、取得部により取得された電子番組表情報を被記憶媒体に記録する記録部と、被記憶媒体に記録された電子番組表情報と、取得部により新たに取得された電子番組表情報とを比較して電子番組表情報が変更されたか否かを判断する判断部と、電子番組表情報が変更されたと判断部により判断された場合に、新たに取得された電子番組表情報を、ネットワークを介して接続された1または2以上の受信装置に送信する送信部と、を備える、送信装置が提供される。
かかる構成によれば、放送波から取得した電子番組表情報と、記憶媒体に記録された電子番組表情報とを比較して、電子番組表情報が変更されている場合に、新たに取得された電子番組表情報をネットワークを介して接続された他の装置に送信する。また、電子番組表情報とともに電子番組表情報を取得する電子番組表情報取得時刻を送信して、送信された電子番組表情報取得時刻に示される時刻に放送波に含まれる電子番組表情報を取得する。
これにより、待機電力を低減させて複数の装置で電子番組表情報を共有化することができる。複数台のレコーダがネットワークを介して接続されている場合には、複数台のレコーダのうちの1台が放送波からEPG情報を取得して、他のレコーダに当該EPG情報を送信する。これにより、放送波からEPG情報を取得するための電源をオンする回数を低減し、消費電力を削減することが可能となる。
また、取得部は、所定期間の電子番組表情報を取得し、記録部は、取得部により取得された所定期間の電子番組表情報を被記憶媒体に記録し、判断部は、被記憶媒体に記録された所定期間内の電子番組表情報と取得部により新たに取得された電子番組表情報とを比較して、所定期間内の電子番組表情報に変更があるか否かを判断し、送信部は、判断部により所定期間内の電子番組表情報に変更があると判断された場合に、1または2以上の受信装置に電子番組表情報を取得部により取得した直後に送信してもよい。
電子番組表情報には番組の名称および内容を示す番組情報と当該電子番組表情報を取得した時刻を示す時刻情報が含まれ、送信部は、電子番組表情報が変更されていないと判断部により判断された場合に、電子番組表情報に含まれる時刻情報のみを送信するようにしてもよい。
電子番組表情報に含まれる当該電子番組表情報を取得した時刻に応じて、次に電子番組表情報を取得する電子番組表情報取得時刻を決定する決定部を備え、送信部は、電子番組表情報とともに決定部により決定された電子番組表情報を取得する時刻を示す電子番組表情報取得時刻を受信装置に送信するようにしてもよい。
上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、ネットワークに接続された送信装置から送信される電子番組表情報および電子番組表情報を取得する時刻を示す電子番組表情報取得時刻を受信する受信部と、受信部により受信された電子番組表情報を被記憶媒体に記録する記録部と、受信部により受信された電子番組表情報取得時刻に示される時刻に放送波に含まれる電子番組表情報を取得する取得部と、被記憶媒体に記録された電子番組表情報と、取得部により取得された電子番組表情報とを比較して電子番組表情報が変更されたか否かを判断する判断部と、を備え、記録部は、電子番組表情報が変更されたと判断部により判断された場合に、取得された電子番組表情報を被記憶媒体に記録する受信装置が提供される。
また、電子番組表情報には番組の名称および内容を示す番組情報と当該電子番組表情報を取得した時刻を示す時刻情報とが含まれ、受信部は、送信装置により電子番組表情報に含まれる時刻情報のみ送信された場合に、被記憶媒体に記録された電子番組表情報の時刻情報のみを更新するようにしてもよい。
上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、放送波に含まれる電子番組表情報を取得するステップと、取得された電子番組表情報を被記憶媒体に記録するステップと、被記憶媒体に記録された電子番組表情報と、取得部により新たに取得された電子番組表情報とを比較して電子番組表情報が変更されたか否かを判断するステップと、電子番組表情報が変更されたと判断された場合に、新たに取得された電子番組表情報を、ネットワークを介して接続された1または2以上の受信装置に送信するステップと、を含む、送信方法が提供される。
上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、ネットワークに接続された送信装置から送信される電子番組表情報および電子番組表情報を取得する時刻を示す電子番組表情報取得時刻を受信するステップと、受信された電子番組表情報を被記憶媒体に記録するステップと、受信された電子番組表情報取得時刻に示される時刻に放送波に含まれる電子番組表情報を取得するステップと、被記憶媒体に記録された電子番組表情報と、取得部により取得された電子番組表情報とを比較して電子番組表情報が変更されたか否かを判断するステップと、を含む、受信方法が提供される。
上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、コンピュータを、放送波に含まれる電子番組表情報を取得する取得部と、取得部により取得された電子番組表情報を被記憶媒体に記録する記録部と、被記憶媒体に記録された電子番組表情報と、取得部により新たに取得された電子番組表情報とを比較して電子番組表情報が変更されたか否かを判断する判断部と、電子番組表情報が変更されたと判断部により判断された場合に、新たに取得された電子番組表情報を、ネットワークを介して接続された1または2以上の受信装置に送信する送信部と、を備える送信装置として機能させるためのプログラムが提供される。
上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、コンピュータを、ネットワークに接続された送信装置から送信される電子番組表情報および電子番組表情報を取得する時刻を示す電子番組表情報取得時刻を受信する受信部と、受信部により受信された電子番組表情報を被記憶媒体に記録する記録部と、受信部により受信された電子番組表情報取得時刻に示される時刻に放送波に含まれる電子番組表情報を取得する取得部と、被記憶媒体に記録された電子番組表情報と、取得部により取得された電子番組表情報とを比較して電子番組表情報が変更されたか否かを判断する判断部と、を備え、記録部は、電子番組表情報が変更されたと判断部により判断された場合に、取得された電子番組表情報を被記憶媒体に記録する、受信装置として機能させるためのプログラムが提供される。
上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、送信装置と受信装置とがネットワークを介して接続されており、送信装置は、放送波に含まれる電子番組表情報を取得する取得部と、取得部により取得された電子番組表情報を被記憶媒体に記録する記録部と、被記憶媒体に記録された電子番組表情報と、取得部により新たに取得された電子番組表情報とを比較して電子番組表情報が変更されたか否かを判断する判断部と、電子番組表情報が変更されたと判断部により判断された場合に、新たに取得された電子番組表情報を、受信装置に送信する送信部と、を備え、受信装置は、送信装置から送信される電子番組表情報および電子番組表情報を取得する時刻を示す電子番組表情報取得時刻を受信する受信部と、受信部により受信された電子番組表情報を被記憶媒体に記録する記録部と、受信部により受信された電子番組表情報取得時刻に示される時刻に放送波に含まれる電子番組表情報を取得する取得部と、被記憶媒体に記録された電子番組表情報と、取得部により取得された電子番組表情報とを比較して電子番組表情報が変更されたか否かを判断する判断部と、を備える、送受信システムが提供される。
以上説明したように本発明によれば、待機電力を低減させて複数の装置で電子番組表情報を共有化することができる。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
また、以下に示す順序に従って当該「発明を実施するための最良の形態」を説明する。
〔1〕本実施形態の目的
〔2〕送受信システムの概要
〔3〕送信装置/受信装置の内部構造
〔4〕送信装置/受信装置の機能構成
〔5〕送受信システムの動作
〔1〕本実施形態の目的
まず、本発明の実施形態の目的について説明する。近年、EPG(Electoronic Program Guide)と呼ばれるテレビ番組表を電子化してテレビ画面に表示するシステムが実用化されている。EPGでは、電波の隙間を利用して電子番組表情報を含むデータを送出してレコーダ等の専用端末で受信される。EPG情報(電子番組表情報とも称する。)には、テレビ番組表情報だけでなく、番組開始日時および終了日時、番組名、番組内容、ジャンル名、出演者などの、番組に関する情報などが含まれている。
HDD/DVDレコーダやテレビチューナを備えたパソコンなど、映像や音声からなるデータを記録、再生する記録再生装置のうち、EPG情報を利用する機能を有するものは、地上波データ放送やインターネットにより配信されているEPG情報を受信し、この記録再生装置に接続されたCRTなどの表示装置にEPGを表示することができる。
ユーザが複数の記録再生装置を所有している場合には、複数の記録再生装置それぞれにおいてEPG情報が受信されることとなる。この場合、複数の記録再生装置各々が独立してテレビジョン放送波から最新のEPGを取得することができる。しかし、EPG情報を取得するタイミングは各記録装置により異なる。また、EPG情報を取得するのに数十分から1時間程度かかってしまう。そこで、複数の記録再生装置でEPGを共有して1台のレコーダが他機の電子番組表情報を参照することにより、複数の記録再生装置が保持するEPG情報を最新のものとする技術が開示されている。
しかし、EPG情報を取得するためには通常の使用中以外の電力(いわゆる待機電力)が使われる。したがって、各記録再生装置が、1日に一定間隔何度もEPG情報を受信することとなれば、EPG情報を受信するための待機電力は所有する記録再生装置の台数分だけ増大してしまうという問題があった。そこで、上記のような事情を一着眼点として、本発明の実施形態にかかる送受信システム1が創作されるに至った。本実施形態にかかる送受信システム1によれば、待機電力を低減させて複数の装置で電子番組表情報を共有化することができる。
〔2〕送受信システムの概要
まず、図10を参照して、従来のテレビジョン受像機におけるEPG情報の取得方法について説明する。図10では、テレビジョン受像機に直接複数台のレコーダを接続した場合の、EPG情報の取得方法について説明している。従来、視聴しているチャンネル以外のチャンネルのEPG情報を取得するためには、EPGの再生周期が遅いために長い時間を要していた。したがって、テレビジョン受像機の電源を入れてから、視聴中のチャンネル以外のチャンネルのEPGの表示がされるまでに時間がかかっていた。
また、このように長い時間をかけてすべてのチャンネルのEPG情報を取得しても、取得したEPG情報を蓄積したり保持したりしておくためには大容量のメモリ(揮発性メモリ及び不揮発性メモリ)が必要であった。また、電源をオフしてしまうとEPG情報は消えてしまうため、電源をオンするたびに再度EPG情報を取得しなければならなかった。
そこで、一度取得したEPG情報を不揮発性メモリに記憶しておくことが考えられる。いったん電源オフした後に再度電源を入れた場合、取得に時間のかかるEPG情報を不揮発性メモリに蓄積されたEPG情報から取得する。これにより、素早くEPG情報を表示することが可能となる。
図10に示したように、テレビジョン受像機の電源がONであった場合に(S302)、テレビジョン受像機のEPG情報をロードしてEPG記憶部に保存する(S304)。そして、レコーダの接続がある場合には(S306)、各レコーダにEPG情報を送信して、各レコーダのEPG記憶部に保存する(S308)。そして、テレビジョン受像機の電源がオフであった場合には(310)、レコーダに記憶されているEPG情報を取得する(S312)。
しかし、上記のような方法を利用しても、電源をオフする前に取得されていなかったEPG情報は、不揮発性メモリに記憶されていないため、電源を入れた後に放送波からEPG情報を取得する必要がある。次に、テレビジョン受像機の電源がオフになった後は、レコーダから共有化したEPG情報を転送する。また、テレビジョン受像機の電源をオフしてから次に電源を入れるまでに長い時間が経過している場合には、不揮発性メモリに記憶されているEPG情報は古いデータになっている。
したがって、表示したい番組のEPG情報が不揮発性メモリに記憶されているEPG情報に含まれていない場合や、放送スケジュールが変更になり変更後のEPG情報が含まれていない可能性がある。この場合には、最新のEPG情報を取得するために、結局、従来通り、電源を入れた後に放送波からEPG情報を取得しなければならず、最新のEPG情報の表示に時間がかかるという問題が発生する。
そこで、本実施形態では、図1に示したように、テレビジョン受像機(TV)40にネットワークハブ(Net Work Hub)50を介して複数台のレコーダ(A1〜A4)を接続する送受信システム1を提案している。送受信システム1によれば、レコーダにより取得された最新のEPG情報をネットワーク経由で共有することが可能となる。さらに、各レコーダの電源オン回数を減らして待機電力を低減するこが可能となる。以下、送受信システム1の詳細について説明する。
〔3〕送信装置および受信装置の内部構造
まず、本実施形態にかかる送信装置100および受信装置200の内部構造について説明する。図2は送信装置100および受信装置200の一例であるレコーダ(A(1)〜A(4))(以下レコーダAと称する)の内部構造を示すブロック図である。図2に示したように、レコーダAは、主に、アンテナ10、11、CPU12、BS/CSデジタルチューナ16、地上波デジタルチューナ17、ROM18、RAM19、ネットワークI/F部20、フロントディスプレイ(Front Display)21、タイマ(Timer)22、Subμ―COM23、アウトプットセレクタ(Output Selecter)25、デコーダ(Decoder)26、インプットセレクタ(Input Selecter)27、エンコーダ(Encoder)28
アンテナ10は、BS/CSデジタル放送波を受信して、周波数変換した信号をBS/CSチューナ16に提供する。アンテナ11は、地上波デジタル放送波を受信して、周波数変換した信号を地上波デジタルチューナに提供する。BS/CSデジタルチューナ16および地上波デジタルチューナは、受信した高周波デジタル変調信号のうちから特定の周波数の信号を取り出す。
ROM18、RAM19などのメモリには、CPU12により実行されるプログラムや番組情報、ユーザ入力情報、番組予約情報などが格納される。CPU12は、ROM18に記憶されたプログラムにしたがって、レコーダAの処理動作を制御する。
最近のネットワーク環境では、放送波からEPG情報を取得するよりも速くEPG情報を取得することができる。そこで、本実施形態では、レコーダAの一部(ネットワークI/F部20、フロントディスプレイ21、タイマ22、Subμ―COM23)を低電力で常時電源オンとする。
Subμ―COM23は、EPG情報を取得するために、裏電源をオンするタイミングを各レコーダでプログラムする機能を有する。ここで、裏電源とは、ユーザ入力によりレコーダの電源がオンにされていない場合に、EPG情報を取得するためにレコーダによりオンされる電源をいう。通常、2時間おきに放送波からEPG情報を取得すると仮定すると、1台のレコーダがEPG情報を取得後2時間ごとに他レコーダが順次にEPG情報を取得することとなる。
例えば、レコーダが4台ネットワークに接続されている場合には、最初にEPG情報を取得したレコーダは、8時間後に電源オンにすればよいこととなる。そして、自身がEPG情報を取得していない場合には、短時間でネットワーク経由によりEPG情報を共有化することが可能となる。このように、本実施形態では、複数台のレコーダを使用する場合に、裏電源オンの待機電力を大幅に削減することができる。
次に、図3を参照して、レコーダAによる放送波からのEPG情報の取得について説明する。BS/CSデジタルチューナのアンテナ10により受信されたBS/CSデジタル放送波が、周波数変換されてBS/CSデジタルチューナ16に提供される。また、地上波デジタルチューナのアンテナ11により受信された地上波デジタル放送波が、周波数変換された地上波デジタルチューナ17に提供される。
BS/CSデジタルチューナ16および地上波デジタルチューナ17により特定の周波数が取り出され、マルチプレクサ33に提供される。マルチプレクサ33は、BS/CSデジタルチューナ16および地上波デジタルチューナ17により提供された2つの信号を1つの信号に合成して、CPU12に提供する。CPU12は、提供された信号(ストリーム)を、番組情報等を含むPSI/SIと映像・音声等を含むAVストリームと文字等のデータストリームとに分離する。そして、Subμ―COM23は、PSI/SIをEPG情報記憶部29に記憶する。以上、レコーダAによる放送波からのEPG情報の取得について説明した。
〔4〕送信装置/受信装置の機能構成
次に、図4を参照して、本実施形態にかかる送信装置100および受信装置200の機能構成について説明する。上記したように、送信装置100および受信装置200としては、レコーダAを例示できる。レコーダAは、送信装置100または受信装置200として機能させてもよいし、送信装置100および受信装置200の機能を備えていてもよい。
図4に示したように、送信装置100は、取得部102、判断部104、記録部106、記憶媒体108、送信部110などを備える。また、受信装置200は、取得部202、受信部204、判断部206、記録部208、記憶媒体210などを備える。
取得部102は、放送波に含まれる電子番組表情報を取得する機能を有する。取得部102は、上記したCPU12やSubμ―COM23を例示でき、上記したアンテナ10または11により受信され、チューナ等によって取り出された特定の周波数から電子番組表情報を抽出する機能を有する。
電子番組表情報は、共通部分と固有情報部分を有している。共通部分には、番組の名称や放送日時、番組内容の説明等を含むイベント情報テーブル、現在の日付時刻を含む時刻オフセットテーブル、編成チャンネルの名称と情報を含むサービス記述テーブルなどが含まれる。また、固有情報部分には、各レコーダにおいて設定される予約録画情報などが含まれる。
記録部106は、取得部102により取得された電子番組表情報を記憶媒体108に記録する機能を有する。記録部106は、上記したSubμ―COM23を例示できる。記録部106は、放送波から取得した共通部分と、レコーダで設定された固有情報部分とにわけて、記憶媒体108に記憶するようにしてもよい。
判断部104は、記憶媒体108に記録された電子番組表情報と、取得部102により取得された電子番組表情報とを比較して、電子番組表情報が変更されたか否かを判断する機能を有する。判断部104としては、上記したSubμ―COM23を例示できる。そして、送信部110は、電子番組表情報が変更されたと判断部により判断された場合に、新たに取得した電子番組表情報を、ネットワークを介して接続された受信装置200に送信する。図4では、受信装置200のみが送信装置100に接続しているが、かかる例に限定されず、複数台の受信装置が送信装置100に接続されていてもよい。
通常、電子番組表情報は8日間分の情報が取得される。例えば、8日間分のデータに急な変更がない場合には、判断部104により電子番組表情報に変更がないと判断され、送信部110による送信が行われない。一方、9日目のデータが発生し、電子番組表情報に変更があったと判断部104により判断された場合には、送信部110によりデータの差分のみ受信装置200に送信される。この場合、送信部110は、電子番組表情報を、取得部102により取得した直後に送信するようにしてもよい。
決定部109は、電子番組表情報に含まれる電子番組表情報を取得した時刻に応じて、次に電子番組表情報を取得する電子番組表情報取得時刻を決定する機能を有する。決定部109は、上記したSubμ―COM23を例示できる。例えば、送信装置100に3台の受信装置200が接続され、2時間おきに電子番組表情報を取得する場合には、最初に電子番組表情報を取得した時刻から8時間後に電子番組表情報取得時刻を設定する。
また、受信装置200ごとに、電子番組表情報取得時刻を設定することができる。例えば、送信装置100に3台の受信装置200が接続され、2時間おきに電子番組表情報を取得する場合には、送信装置100の電子番組表情報取得時刻に2時間加えた時刻、4時間加えた時刻、6時間加えた時刻をそれぞれ電子番組表情報取得時刻に設定するようにしてもよい。
そして、送信部110は、電子番組表情報とともに、決定部109により決定された電子番組表情報を取得する時刻を示す電子番組表情報取得時刻を受信装置200に送信する。以上、送信装置100の機能構成について説明した。次に、受信装置200の機能構成について説明する。
図4に示したように、受信装置200は、取得部202、受信部204、判断部206、記録部208、記憶媒体210などを備える。受信部204は、ネットワークに接続された送信装置から送信される電子番組表情報および電子番組表情報を取得する時刻を示す電子番組表情報取得時刻を受信する機能を有する。
記録部208は、受信部204により受信された電子番組表情報を記憶媒体に記録する機能を有する。取得部202は、受信部204により受信された電子番組表情報取得時刻に示される時刻に放送波に含まれる電子番組表情報を取得する機能を有する。
判断部206は、被記憶媒体に記録された電子番組表情報と、取得部202により取得された電子番組表情報とを比較して電子番組表情報が変更されたか否かを判断する機能を有する。そして、記録部208は、電子番組表情報が変更されたと判断部206により判断された場合に、取得した電子番組表情報を記憶媒体に記録する機能を有する。以上、受信装置200の機能構成について説明した。
本実施形態では、送信装置100と受信装置200とが別体の装置としたが、かかる例に限定されない。例えば、送信装置100と受信装置200とが一体の装置であってもよい。すなわち、送信装置100および受信装置200として例示できるレコーダが、送信装置100および受信装置200の機能を備え、複数台のレコーダがネットワークを介して接続されるようにしてもよい。
次に、図5〜図7を参照して、4台のレコーダがネットワークを介して接続されている場合の電子番組表情報(EPG情報)の取得とレコーダの裏電源オン(ON)について説明する。
図5は、従来の放送波からのEPG情報の取得方法と裏電源オンサイクルについて説明する説明図である。図5に示したように、レコーダA(1)〜A(4)は、それぞれ、EPG情報の取得周期に裏電源をオンにして、放送波からEPG情報を取得している。EPG情報は、ユーザが使用中以外のレコーダの待機時に定期的に裏電源がオンされて放送波から取得される。したがって、EPG情報の周期には、4台分の待機電力が消費されることとなる。
本実施形態では、レコーダA(1)〜A(4)のいずれか1台により取得されたEPG情報をネットワーク経由で送受信することにより、無駄な電源をオンする回数を低減して、消費電力を削減することが可能となる。例えば、図6に示したように、レコーダA(1)〜A(4)の各レコーダは、数時間おきにEPG情報を放送波から取得する。つまり、各レコーダは、最初のEPG取得から次のEPG情報取得までの時間間隔を通常の時間の4倍とすることが可能となり、裏電源オンする回数を減らすことができる。例えば、2時間ごとにEPG情報を取得する必要がある場合には、レコーダA(1)〜レコーダA(4)は、最初にEPG情報を放送波から取得した後、8時間後にEPG情報を放送波から取得すればよいこことなる。
また、図7に示したように、レコーダA(1)〜A(4)は、2時間ごとにEPG情報を最新化するために、いずれか1台で取得したEPG情報を他のレコーダに送信したり、EPG情報を他のレコーダから受信したりしている。例えば、レコーダA(1)が放送波からEPG情報取得(1)した場合には、ネットワークを介してレコーダA(2)〜A(4)にEPG情報を送信する。そして、レコーダA(2)〜A(4)は、ネットワークを介してレコーダA(1)からEPG情報を受信する。
次に、レコーダA(2)が放送波からEPG情報取得(2)し、ネットワークを介してレコーダA(1)、A(3)、A(4)にEPG情報を送信する。そして、レコーダA(1)、A(3)、A(4)は、ネットワークを介してレコーダA(2)からEPG情報を受信する。さらに、レコーダA(3)が放送波からEPG情報取得(3)し、ネットワークを介してレコーダA(1)、A(2)、A(4)にEPG情報を送信する。そして、レコーダA(1)、A(2)、A(4)は、ネットワークを介してレコーダA(3)からEPG情報を受信する。
さらに、レコーダA(4)が放送波からEPG情報取得(4)し、ネットワークを介してレコーダA(1)〜A(3)にEPG情報を送信する。そして、レコーダA(1)〜A(3)は、ネットワークを介してレコーダA(4)からEPG情報を受信する。このように、順次にEPG情報が取得され、取得されたEPG情報が他のレコーダに送信されることにより、裏電源オンの回数を減らして待機電力を低減させて、複数の装置でEPG情報を共有化することが可能となる。
各レコーダは、変更があった場合にのみEPG情報を他のレコーダに送信するようにしてもよい。例えば、各レコーダが8日間分のEPG情報を取得するとする。この場合、8日間のEPGデータに急な変更がない場合には、当該EPGデータを他のレコーダに送信しない。また取得したEPG情報に9日目のEPGデータが発生し、現在保持しているEPGデータに変更がある場合には、データの差分を転送する。ただし、EPG情報に含まれる時刻情報は更新されるため、当該時刻情報は必ず送信する。
また、各レコーダは、EPG情報や時刻情報を送信するとともに、送信先のレコーダが次にEPG情報を放送波から取得する時刻を送信する。これにより、EPG情報等を受信したレコーダは、送信された時刻を元にEPG情報を放送波から取得することができる。したがって、複数台のレコーダがネットワークを介して接続されている場合に、定間隔で順次にEPG情報を取得することが可能となる。
また、EPG情報の重要度に応じて他のレコーダに送信するか否かを判断するようにしてもよい。例えば、EPG情報に重要な情報が含まれている場合には、緊急度が高いため、他のレコーダにすぐにネットワークを介してEPG情報を送信する。EPG情報に重要な情報が含まれていない場合には、緊急度が低いため、他のレコーダがネットワークに接続したり電源がオンになったときにEPG情報を送信するようにしてもよい。
上記したように、EPG情報には、テレビ番組表情報だけでなく、番組開始日時および終了日時、番組名、番組内容、ジャンル名、出演者などの、番組に関する情報などが含まれている。その他、どの放送波か、どのチャンネルか等の情報も含まれている。例えば、緊急の番組編成によりEPG情報に一部が変更となった場合には重要度が高いと考えられ、他のレコーダにEPG情報を転送する必要がある。また、生放送の番組の放送日時、番組名、ジャンルあるいは出演者名の変更に対応するため、番組内容が一部変更された場合には、重要度が高いと考えられ、他のレコーダに転送する必要がある。
最初にEPG情報を取得した後、次にEPG情報を取得するまでの時間間隔を空けるとEPG情報に含まれる時刻情報が一部欠落するため、時刻情報は常時ネットワークから取得する必要がある。そこで、各レコーダは、EPG情報を取得すると、EPG情報に変更がなくとも、すぐにネットワークを介して各レコーダにEPG情報の時刻情報を送信する。これにより、各レコーダは、放送波からEPG情報取得の時間間隔を通常よりあけても、ネットワークを介して最新の番組情報と時刻情報を取得することが可能となる。
通常、放送波からのEPG情報を取得するためのデータ転送速度は最大80Mbpsであるが、EPG情報取得にかかる実際のデータ転送速度は数10Mbpsである。一方、ネットワークを介したデータ転送速度は、最大100Mbpsであり、放送波からのEPG情報取得よりも数倍速いと考えられる。したがって、放送波からのEPG情報取得回数を最小限にし、ネットワークを介してEPG情報を送受信することにより、データ転送にかかる消費電力を低減することが可能となる。以上、4台のレコーダがネットワークを介して接続されている場合の電子番組表情報(EPG情報)の取得とレコーダの裏電源オン(ON)について説明した。
〔5〕送受信システムの動作
次に、図8を参照して、I台のレコーダがネットワークを介して接続されている場合のEPG情報の送信方法について説明する。図8は、EPG情報の送信方法について説明するフローチャートである。図8に示したように、まず、レコーダが1台目であることを示すため、I=1をセットする(S102)。次に、Iが4より大きいか否かを判定する(S104)。Iが4より小さい場合には、レコーダA(I)の裏電源をオンにする指示があるか否かを判定する(S106)。Iが4より大きい場合には、I=1を再度セットする(S102)。
ステップS106において、レコーダA(I)の裏電源をオンにする指示があったと判定された場合には、レコーダA(I)の裏電源をオンにする(S108)。そして、放送波から取得した自機EPGの情報をEPG情報記憶部(記憶媒体108)に保存する(S110)。次に、接続されている他のレコーダがあるか否かを判定する(S112)。ステップS112において、接続されている他のレコーダがあると判定された場合には、他機にEPG情報を送信し、次に裏電源をオンにするレコーダ番号を送信する(S114)。
そして、レコーダA(I)の裏電源をオフにする(S116)。そして、レコーダA(I)の裏電源がオフか否かを判定する(S118)。ステップS118において裏電源がオフであると判定された場合には、Iに1を加算(I=I+1)する(S120)。そして、ステップS106〜ステップS118の処理を繰り返す。以上、I台のレコーダがネットワークを介して接続されている場合のEPG情報の送信方法について説明した。次に、EPG情報の差分の送信について説明する。
図9は、レコーダにおけるEPG情報の差分の送信について説明するフローチャートである。図9に示したように、まず、裏電源オンされたレコーダは、放送波から8日間のEPG情報を取得する(S202)。そして、既に記憶媒体に記録しているEPG情報とステップS202において取得したEPG情報とを比較する(S204)。ステップS204において比較した結果、9日目のEPG情報が発生したか否かを判定する(S206)。
ステップS206において、9日目のEPG情報が発生していないと判定された場合には、8日間のEPG情報に変更があったか否かを判定する(S208)。ステップS208において、8日間のEPG情報に変更があったと判定された場合にはステップS210以降の処理を行う。一方、ステップS208において、8日間のEPG情報に変更がなかったと判定された場合には、処理を終了する。
ステップS206において、9日目のEPG情報が発生していると判定された場合には、EPG情報の差分を取得する(S210)。そして、ステップS210において取得したEPG情報の差分を他のレコーダに送信する(S212)。上記したように、EPG情報の差分がなくとも、時刻情報は他のレコーダに送信される。以上、レコーダにおけるEPG情報の差分の送信について説明した。
本実施形態にかかる送受信システム1によれば、放送波から取得した電子番組表情報と、記憶媒体に記録された電子番組表情報とを比較して、電子番組表情報が変更されている場合に、新たに取得された電子番組表情報をネットワークを介して接続された他の装置に送信する。また、電子番組表情報とともに電子番組表情報を取得する電子番組表情報取得時刻を送信して、送信された電子番組表情報取得時刻に示される時刻に放送波に含まれる電子番組表情報を取得する。
これにより、待機電力を低減させて複数の装置で電子番組表情報を共有化することができる。複数台のレコーダがネットワークを介して接続されている場合には、複数台のレコーダのうちの1台が放送波からEPG情報を取得して、他のレコーダに当該EPG情報を送信する。これにより、放送波からEPG情報を取得するための電源をオンする回数を低減し、消費電力を削減することが可能となる。
また、EPG情報は、取得した日から1週間先までの計8日分の番組情報をテレビジョン画面に表示し、視聴予約・録画予約、ジャンル別検索等を行うことができ、マルチ編成や放送時間の変更にもほぼリアルタイムで対応することが可能となる。上記したように、8日分の後の9日目のEPG情報が発生した場合のみならず、8日間のEPG情報に変更があった場合、すなわち急な変更にも対応することができる。これにより、例えば、スポーツ中継が延伸されて後の番組の放送時間が変更となった場合にも対応することが可能となる。
本実施形態では、複数台のレコーダのうち、定期的に1台のレコーダのみの電源をオンにしてEPG情報を放送波から取得して、変更があった場合にのみ他のレコーダに送信する。これにより、レコーダ1台の電源オン回数を低減させ、さらにネットワーク経由でデータを送信することにより、消費電力を低減させるとともに、複数の装置で電子番組表情報を共有化することが可能となる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる例に限定されない。本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、上記実施形態では、複数台のレコーダを順次に電源オンとする構成としたが、本発明はかかる例に限定されない。例えば、1台のレコーダだけを常時電源オンにして、EPG情報を取得するために起動させるようにしてもよい。または、EPG情報を取得するサーバから、ネットワークを介してすべてのレコーダがEPG情報を取得するようにしてもよい。この場合でも上記実施形態と同様の効果を得ることが可能となる。
本発明の一実施形態にかかる送受信システムの概要を示す説明図である。 同実施形態にかかるレコーダの内部構造を示すブロック図である。 同実施形態にかかるレコーダによる放送波からのEPG情報の取得について説明する説明図である。 同実施形態にかかる送信装置および受信装置の機能構成を示すブロック図である。 同実施形態にかかる電子番組表情報の取得とレコーダの裏電源オンについて説明する説明図である。 同実施形態にかかる電子番組表情報の取得とレコーダの裏電源オンについて説明する説明図である。 同実施形態にかかる電子番組表情報の取得とレコーダの裏電源オンについて説明する説明図である。 同実施形態にかかるEPG情報の送信方法について説明するフローチャートである。 同実施形態にかかるレコーダにおけるEPG情報の差分の送信について説明するフローチャートである。 従来の従来のテレビジョン受像機におけるEPG情報の取得方法について説明する説明図である。
符号の説明
100 送信装置
102 取得部
104 判断部
106 記録部
108 記憶媒体
109 決定部
110 送信部
200 受信装置
202 取得部
204 受信部
206 判断部
208 記録部
210 記憶媒体

Claims (11)

  1. 放送波に含まれる電子番組表情報を取得する取得部と、
    前記取得部により取得された前記電子番組表情報を被記憶媒体に記録する記録部と、
    前記被記憶媒体に記録された前記電子番組表情報と、前記取得部により新たに取得された電子番組表情報とを比較して前記電子番組表情報が変更されたか否かを判断する判断部と、
    前記電子番組表情報が変更されたと前記判断部により判断された場合に、前記新たに取得された電子番組表情報を、ネットワークを介して接続された1または2以上の受信装置に送信する送信部と、
    を備える、送信装置。
  2. 前記取得部は、所定期間の前記電子番組表情報を取得し、
    前記記録部は、前記取得部により取得された所定期間の前記電子番組表情報を被記憶媒体に記録し、
    前記判断部は、前記被記憶媒体に記録された所定期間内の電子番組表情報と前記取得部により新たに取得された前記電子番組表情報とを比較して、前記所定期間内の電子番組表情報に変更があるか否かを判断し、
    前記送信部は、前記判断部により前記所定期間内の電子番組表情報に変更があると判断された場合に、前記1または2以上の受信装置に前記電子番組表情報を前記取得部により取得した直後に送信する、請求項1に記載の送信装置。
  3. 前記電子番組表情報には番組の名称および内容を示す番組情報と当該電子番組表情報を取得した時刻を示す時刻情報が含まれ、
    前記送信部は、前記電子番組表情報が変更されていないと前記判断部により判断された場合に、前記電子番組表情報に含まれる前記時刻情報のみを送信する、請求項1に記載の送信装置。
  4. 前記電子番組表情報に含まれる当該電子番組表情報を取得した時刻に応じて、次に電子番組表情報を取得する電子番組表情報取得時刻を決定する決定部を備え、
    前記送信部は、前記電子番組表情報とともに前記決定部により決定された前記電子番組表情報を取得する時刻を示す電子番組表情報取得時刻を前記受信装置に送信する、請求項1に記載の送信装置。
  5. ネットワークに接続された送信装置から送信される電子番組表情報および前記電子番組表情報を取得する時刻を示す電子番組表情報取得時刻を受信する受信部と、
    前記受信部により受信された前記電子番組表情報を被記憶媒体に記録する記録部と、
    前記受信部により受信された前記電子番組表情報取得時刻に示される時刻に放送波に含まれる電子番組表情報を取得する取得部と、
    前記被記憶媒体に記録された電子番組表情報と、前記取得部により取得された電子番組表情報とを比較して電子番組表情報が変更されたか否かを判断する判断部と、
    を備え、
    前記記録部は、電子番組表情報が変更されたと前記判断部により判断された場合に、前記取得された電子番組表情報を被記憶媒体に記録する、受信装置。
  6. 前記電子番組表情報には番組の名称および内容を示す番組情報と当該電子番組表情報を取得した時刻を示す時刻情報とが含まれ、
    前記受信部は、前記送信装置により前記電子番組表情報に含まれる前記時刻情報のみ送信された場合に、前記被記憶媒体に記録された前記電子番組表情報の前記時刻情報のみを更新する、請求項1に記載の受信装置。
  7. 放送波に含まれる電子番組表情報を取得するステップと、
    前記取得された前記電子番組表情報を被記憶媒体に記録するステップと、
    前記被記憶媒体に記録された電子番組表情報と、前記取得部により新たに取得された電子番組表情報とを比較して電子番組表情報が変更されたか否かを判断するステップと、
    前記電子番組表情報が変更されたと判断された場合に、前記新たに取得された電子番組表情報を、ネットワークを介して接続された1または2以上の受信装置に送信するステップと、を含む、送信方法。
  8. ネットワークに接続された送信装置から送信される電子番組表情報および前記電子番組表情報を取得する時刻を示す電子番組表情報取得時刻を受信するステップと、
    前記受信された前記電子番組表情報を被記憶媒体に記録するステップと、
    前記受信された前記電子番組表情報取得時刻に示される時刻に放送波に含まれる電子番組表情報を取得するステップと、
    前記被記憶媒体に記録された電子番組表情報と、前記取得部により取得された電子番組表情報とを比較して電子番組表情報が変更されたか否かを判断するステップと、
    を含む、受信方法。
  9. コンピュータを、
    放送波に含まれる電子番組表情報を取得する取得部と、
    前記取得部により取得された前記電子番組表情報を被記憶媒体に記録する記録部と、
    前記被記憶媒体に記録された電子番組表情報と、前記取得部により新たに取得された電子番組表情報とを比較して電子番組表情報が変更されたか否かを判断する判断部と、
    前記電子番組表情報が変更されたと前記判断部により判断された場合に、前記新たに取得された電子番組表情報を、ネットワークを介して接続された1または2以上の受信装置に送信する送信部と、を備える送信装置として機能させるためのプログラム。
  10. コンピュータを、
    ネットワークに接続された送信装置から送信される電子番組表情報および前記電子番組表情報を取得する時刻を示す電子番組表情報取得時刻を受信する受信部と、
    前記受信部により受信された前記電子番組表情報を被記憶媒体に記録する記録部と、
    前記受信部により受信された前記電子番組表情報取得時刻に示される時刻に放送波に含まれる電子番組表情報を取得する取得部と、
    前記被記憶媒体に記録された電子番組表情報と、前記取得部により取得された電子番組表情報とを比較して電子番組表情報が変更されたか否かを判断する判断部と、
    を備え、
    前記記録部は、電子番組表情報が変更されたと前記判断部により判断された場合に、前記取得された電子番組表情報を被記憶媒体に記録する、受信装置として機能させるためのプログラム。
  11. 送信装置と受信装置とがネットワークを介して接続されており、
    前記送信装置は、
    放送波に含まれる電子番組表情報を取得する取得部と、
    前記取得部により取得された前記電子番組表情報を被記憶媒体に記録する記録部と、
    前記被記憶媒体に記録された電子番組表情報と、前記取得部により新たに取得された電子番組表情報とを比較して電子番組表情報が変更されたか否かを判断する判断部と、
    前記電子番組表情報が変更されたと前記判断部により判断された場合に、前記新たに取得された電子番組表情報を、前記受信装置に送信する送信部と、
    を備え、
    前記受信装置は、
    前記送信装置から送信される電子番組表情報および前記電子番組表情報を取得する時刻を示す電子番組表情報取得時刻を受信する受信部と、
    前記受信部により受信された前記電子番組表情報を被記憶媒体に記録する記録部と、
    前記受信部により受信された前記電子番組表情報取得時刻に示される時刻に放送波に含まれる電子番組表情報を取得する取得部と、
    前記被記憶媒体に記録された電子番組表情報と、前記取得部により取得された電子番組表情報とを比較して電子番組表情報が変更されたか否かを判断する判断部と、
    を備える、送受信システム。
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