JP4166741B2 - 通信方法 - Google Patents

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Description

本発明は、無線インターフェースを有する第一の装置及び第二の装置が通信するための技術に関する。
IEEE802.11等の無線LANにおいては、局(STA)とアクセスポイント(AP)の間でリアルタイムトラフィック(以下RTTともいう)な制御及び接続情報を交換するために共通の無線媒体が用いられる。
しかしながら、無線媒体であるAPでは、非リアルタイムトラフィック(以下NRTT
ともいう)に関しても同様に同一媒体で受信を行う為に、無線媒体の競合が生ずることか
ら、RTTに対しての品質確保が困難となるという問題がある。
RTTに対しての品質確保の問題を解決するためのものとして、無線区間を時間で拘束することで、RTTとNRTTを分散させることを意図したものがある(特許文献1参照)。これは、QoS要請を受け付けた後に、AP側で利用可能な帯域を管理しておき、競合確認を行いSTAに対して応答を行う方式を用いる。応答情報を元に、STAは時間に合わせた送信を行う。
また、STA側で、RTTとNRTTのアプリケーションを区分しておき、RTTに関しては、無線区間に対して毎回リソースの要請を行い、AP側でリソースの割り当てが可能であれば帯域を割り当てることを行うとともに、複数の要請が存在している場合に、単位時間が要する必要容量と全体が持つ容量との兼ね合いを調整して最適なリソースを帯域に割り当てるものも提案されている(特許文献2参照)。
しかしながら、前者では、無線区間は時間拘束方式で拘束されてしまう事に伴い、QoS要請により確保を行った時間に対して、情報が存在しなかった場合に、それらの帯域は効率的に利用できない状況が発生してしまう。また、無線帯域では複数の端末が存在するのが一般的であり、その部分に対して時間拘束を行う方式を採用する場合には電波強度、データロス等の影響を受けてしまうことにより、タイミング合わせ等が困難となる。さらに、同期をあわさなければならない為に、時間的な一致を合わせること自体に複雑な機能を必要となる。
一方、後者では、毎回リソース数の確保を行う必要が発生するという問題がある。また利用リソースを要請する端末側に関しても要請するための、RTTに関するトラフィック発生情報をもたなければならない為、アプリケーションからの発生情報を監視した後に要請を行う事となる為に、時間的な面でも有利とはいえない。また、複数の端末からの要請がバースト的に発生する可能性があり、発生した場合には、競合処理の計算が複雑化してしまう。
さらに、両者は、STA側からのアクセスがRTT及び、NRTTが同一である為に、不正なアクセスを受けてしまう事で、RTTが確保できない可能性も残ることとなる。
特開2003-209554号公報 特開2003-169363号公報
本発明の課題は、RTT等の特定通信の品質を確保するための技術を提供することにある。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、次の構成とした。
無線インターフェースを有する第一の装置及び第二の装置が通信する方法であって、第一の装置が、所定通信パターンを含む通信要素確保要請を送信するステップと、第二の装置が、前記通信要素確保要請が含む所定通信パターンの通信を、自己に割り当てられているリソース量との関係で受け付け可能か否かを判定し、受け付け可能と判定した場合に、新たなアドレスを生成して送信するとともに、この新たなアドレスと前記所定通信パターンとの対応関係を保持するステップと、第一の装置が、所定情報を、前記新たなアドレスを利用して送信するステップと、第二の装置が、前記新たなアドレスを利用して送信された所定情報については、その新たなアドレスに対応する所定通信パターンで転送するステップと、を備える通信方法。
本発明によれば、品質を確保できると判定した場合にのみ、新たなアドレスを生成して第一の装置に送信する。そして、新たなアドレスを利用して送信された所定情報のみが転送されることになる。従って、第一の装置がRTT等の特定通信を行う場合であっても、その品質(QoS)を確保することが可能となる。
上記通信方法においては、例えば、前記新たなアドレスを利用して送信された所定情報をメモリに保持するステップをさらに備え、前記第二の装置は、新たなアドレスに対応する所定通信パターンに従って、前記メモリから所定情報を読み出して転送する。
このようにすれば、第一の装置がRTT等の特定通信を行う場合であっても、その品質(QoS)を確保することが可能となる。また、セキュリティを向上させることが可能となる。
上記通信方法においては、例えば、第二の装置に搭載される機能のうち、データを保持する機能、通信要素確保要請によるデータ収集機能、ネットワークに対して情報を送信する機能のうちすくなくとも1つを、1又は複数の別装置に対して割り当てる。
これは、第二の装置に搭載される機能の分散例を示したものである。
上記通信方法においては、例えば、第二の装置が、第一の装置を受け付けるための送信許容周期情報を付与して送付するステップをさらに備え、第一の装置が付与情報を元に送信許容周期情報を送信することで、第二の装置が保持した情報を送信許容周期情報に従って転送する。
上記通信方法においては、例えば、前記第一の装置は移動通信装置であり、前記第二の装置は無線基地局である、
これは、第一の装置及び第二の装置を例示したものである。従って、第一の装置及び第二の装置はこれらに限定されない。例えば、前記第一の装置は移動通信装置であり、前記第二の装置は移動支援装置(ホームエージェント)であってもよい。
上記通信方法においては、例えば、第一の装置が持つ無線インターフェースは、通常のインターフェースである。
これは第一の装置が持つ無線インターフェースの例示である。従って、第一の装置が持つ無線インターフェースはこれに限定されない。
また、本発明は装置の発明として次のように特定することもできる。
通信要素確保要請を作成する手段と、通信要素確保要請を行うアプリケーションとの関連付けを行う手段と、通信要素確保要請を送信する手段と、通信要素確保要請を受信した装置より新たなアドレスを受信した場合に、関連付けを行ったアプリケーションに関して、新たなアドレスを利用して通信する手段と、を備える通信装置。
上記通信装置においては、例えば、通信要素確保要請を行わなかったアプリケーションに関して、新たなアドレスを利用せずに通信する手段を備える。
また、本発明は装置の発明として次のように特定することもできる。
第二の装置が持つ機能を搭載する、装置が複数存在するネットワークにおいて、複数の第二の装置に対して、通信要素確保要請を行う通信装置。
上記通信装置においては、例えば、さらに通信先の端末の近隣に属する第二の装置に対して通信要素確保要請を行う。
また、上記通信装置においては、例えば、前記通信要素確保要請を送信する手段によりさらに新たな通信要素確保要請を送信することにより、新たなアドレス情報に対するリソース割り当ての変更を行う。
また、上記通信装置においては、例えば、前記通信要素確保要請を送信する手段によりさらに新たな通信要素確保要請を送信することにより、アドレス情報内の割り当て情報を分割して新たに作成したアドレスを追加情報として要請する。
本発明は装置の発明として次のように特定することもできる。
第一の装置から所定通信パターンを含む通信要素確保要請を受信する手段と、前記所定通信パターンに関連付けを行った新たなアドレスを作成する手段と、前記新たなアドレス情報を第一の装置に送信する手段と、を備える通信制御装置。
上記通信制御装置においては、例えば、前記新たなアドレスを作成する手段は、ランダムなアドレスを生成する。
また、上記通信制御装置においては、例えば、前記新たなアドレスには一定時間の制限が設定されている。
また、上記通信制御装置においては、例えば、第一の装置から前記新たなアドレスを利用して送信された所定情報を一定時間保持する手段と、その保持手段から所定通信パターンに基づき所定を収集して転送する手段と、を備える。
また、上記通信制御装置においては、例えば、前記新たなアドレスを第一の装置に送信するときに、さらに第一の装置に対して、第二の装置が収集を行う周期指示情報を付与する。
本発明は、システムの発明として次のように特定することもできる。
無線インターフェースを有する第一の装置及び第二の装置が通信するシステムであって、所定通信パターンを含む通信要素確保要請を送信する第一の装置と、前記通信要素確保要請が含む所定通信パターンの通信を、自己に割り当てられているリソース量との関係で受け付け可能か否かを判定し、受け付け可能と判定した場合に、新たなアドレスを生成して、この新たなアドレスと前記所定通信パターンとの対応関係を保持する第二の装置と、前記新たなアドレスを前記第二の装置から第一の装置に送信する手段と、を備え、前記第一の装置は、所定情報を、前記新たなアドレスを利用して送信し、前記第二の装置は、前記新たなアドレスを利用して送信された所定情報については、その新たなアドレスに対応する所定通信パターンで転送する、通信システム。
また、本発明は、通信制御装置の発明として特定することもできる。
所定情報を送信する装置との間で通信する通信装置であって、前記装置から送信された所定情報を受信する手段と、所定通信パターンを含む所定情報を受信した場合、該所定通信パターンの通信を、自己に割り当てられているリソース量との関係で受け付け可能か否かを判定する手段と、受け付け可能と判定した場合に、新たなアドレスを生成する手段と、この新たなアドレスと前記所定通信パターンとの対応関係を保持する手段と、前記新たなアドレスを前記装置に提供する手段と、前記新たなアドレスを利用して送信された所定情報を受信した場合、該所定情報を、該新たなアドレスに対応する所定通信パターンで転送する手段と、を備える通信制御装置。
また、本発明は通信装置の発明として次のように特定することもできる。
所定通信パターンを含む通信要素確保要請を、第一アドレスを利用して送信する手段と、前記通信要素確保要請が含む所定通信パターンの通信を自己に割り当てられているリソース量との関係で受け付け可能と判定した装置から送信される第二アドレスを受信する手段と、所定情報を、前記第二アドレスを利用して送信する手段と、を備える通信装置。
本発明の原理について図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の原理図を示す。
図1に示すように、本発明の通信方法等が実現されるネットワークシステムは、第一の装置m1と、ネットワークn2に接続される第二の装置m2、及び、第一の装置と第二の装置との間の無線通信ネットワークn1などを包含する。ネットワークn2は、インターネットやクローズドネットワーク等の一般的なネットワークである。
第一の装置m1は、無線通信ネットワークn1を介して第二の装置m2との間で通信を行う機能を有する。第一の装置m1は、通信要件確保要請(本発明の所定通信パターンを含む)を第二の装置m2に対して行う(S10)。例えば、第一の装置m1においてリアルタイム通信アプリケーションが起動された場合に、第一の装置m1は、通信要件確保要請を第二の装置m2に対して行う。
第二の装置m2は、第一の装置m1からの通信要件確保要請を受信した後に、その要請に基づきネットワーク内で第二の装置m2に割り当てられたリソース情報をもとに、その要請のあったリソース提供の可否について判定し、提供可能であれば通信要件確保要請用のアドレスを生成する(S11)。この生成されたアドレスと先ほど受信した通信要件確保要請(本発明の所定通信パターンを含む)との対応関係が要求パターン割当アドレス対応リストに保持される。
第二の装置m2は、その生成したアドレスを第一の装置m1に対して送信する(S12)。
第一の装置m1は、そのリアルタイム通信アプリケーションを、第二の装置m2からのアドレスに切り替える(S13)。
第一の装置m1のリアルタイム通信アプリケーションは、所定情報を、その切り替えられた新たなアドレスを用いて第二の装置m2に送信する(S14)。第二の装置m2は第一の装置m1からの送信内容を受信しこれを保持する(S15)。第二の装置m2は、S11で生成されたアドレスに対応付けられた通信要件確保要請(本発明の所定通信パターン)を元に、保持情報を収集して(S16)、その収集した情報をネットワークに対して送信する(S17)。すなわち、第二の装置m2は、第一の装置m1からその新たなアドレスを利用して送信された所定情報については、その新たなアドレスに対応する所定通信パターンで転送することになる。
以上説明したように、図1に示したシステムにおいては、所定通信パターンを含む通信要素確保要請を送信する(S10)第一の装置m1と、その通信要素確保要請が含む所定通信パターンの通信を、自己に割り当てられているリソース量との関係で受け付け可能か否かを判定し、受け付け可能と判定した場合に、新たなアドレスを生成して(S11)、この新たなアドレスと前記所定通信パターンとの対応関係を保持する第二の装置m2を備えている。新たなアドレスは第二の装置m2から第一の装置m1に送信される(S12)。
第一の装置m1は、所定情報を、第二の装置m2からの新たなアドレスを利用して送信する(S14)。第二の装置は、新たなアドレスを利用して送信された所定情報を保持し(S15)、その保持された所定情報については、その新たなアドレスに対応する所定通信パターンで転送する(S16,17)。
従って、第一の装置m1(リアルタイム通信アプリケーション)が要請した通信の品質を確保することが可能となる。また、通信要件確保要請(本発明の所定通信パターン)に基づいたアドレスで、第一の装置m1を利用することが可能となる。
図2は、本発明の原理図の第二の形態を示す。図2に示すように、第二の装置m2が持つ機能の一部を第三の装置m3に持たせた点が図1と異なる。
第一の装置m1は、通信要件確保要請(本発明の所定通信パターンを含む)を第三の装置m3に対して行う(S20)。例えば、第一の装置m1においてリアルタイム通信アプリケーションが起動された場合に、第一の装置m1は、通信要件確保要請を第三の装置m3に対して行う。第三の装置m3は、第一の装置m1からの通信要件確保要請を保持する(図2中保持aに保持している例を示す)。
第二の装置m2は、第三の装置m3が保持する情報(第一の装置m1からの通信要件確保要請)を周期的に読み出し、その要請に基づきネットワーク内で第二の装置m2に割り当てられたリソース情報をもとに、その要請のあったリソース提供の可否について判定し、提供可能であれば通信要件確保要請用のアドレスを生成する(S21)。この生成されたアドレスと先ほど受信した通信要件確保要請(本発明の所定通信パターンを含む)との対応関係が要求パターン割当アドレス対応リストに保持される。
第二の装置m2は、その生成したアドレスを第三の装置m3に対して送信する(S22)。
第三の装置m3は、第二の装置m2からのアドレスに対して管理情報の作成(パケット受付の許可、保持対象、保持b機能の構築)を行う(S23)。その後、第三の装置m3は、第二の装置m2からのアドレスを第一の装置m1に対して送信する(S24)。
第一の装置m1は、そのリアルタイム通信アプリケーションを、第三の装置m3からのアドレスに切り替える(S25)。
第一の装置m1のリアルタイム通信アプリケーションは、所定情報を、その切り替えられた新たなアドレスを用いて第三の装置m3に送信する(S26)。第三の装置m3は第一の装置m1からの送信内容を受信しこれを保持bに保持する(S27)。
第二の装置m2は、S21で生成されたアドレスに対応付けられた通信要件確保要請(本発明の所定通信パターン)を元に、保持bからその保持情報を収集して(S28)、その収集した情報をネットワークに対して送信する(S19)。すなわち、第二の装置m2は、第一の装置m1からその新たなアドレスを利用して送信された所定情報については、その新たなアドレスに対応する所定通信パターンで転送することになる。
このように、第一の装置m1から新たなアドレスを利用して送信された所定情報を第三の装置m3(保持b)に保持させ、これを第二の装置m2が収集するように構成したことから、コア側のネットワークである、第二の装置m2に対して、第一の装置m1等の端末からのトラフィックの直接的な影響を抑えることが可能となる。
(変形例)
次に、本発明の原理図の第二の形態の変形例について説明する。
図2では、第三の装置m3を前段に設け、第二の装置m2を後段に設けているが、第三の装置m3と第二の装置m2の関係が、ネットワークの端点となってもよい。例えば、第三の装置m3側を第一の装置m1側の近隣に設け、第二の装置m2側を第一の装置m1との通信を行う新たな装置の近隣に設けることが想定できる。この場合、第一の装置m1の近隣側の通信処理ではなく、新たな端末側との通信を行うのに適した間隔(ギャップ)サイズを確保することが容易となる。
また、第三の装置m3が第二の装置m2であった場合、つまり、多段構成で第二の装置m2が構成されている場合には、前段m2側で、ネットワークリソース面での選択フィルタリング機能を提供して、後段m2側で、間隔面での品質保証を行わせることも可能となる。
また、図1のS11及び図2のS21で生成されるアドレスについては、例えば、図3に示すように、第二の装置m2にランダムアドレス生成部を設け、これにより生成される乱数を用いてアドレスを生成する(2-a)とともに、管理アドレスとの関連付けを行う
ようにしてもよい。このようにすれば、変動アドレスを払い出す事が可能となることから、セキュリティ面で強固な構成を構築することが可能となる。
また、図4に示すように、図2又は図3に示した構成に加えてさらに、第一の装置m1の非リアルタイムであるアプリケーション(又は通信要件確保要請を用いないアプリケーション)から(新たなアドレス以外のアドレスを利用して)送信される(S30)所定情報を第三の装置m3(保持c)に保持させ(S31)、これを第二の装置m2がリソースに空きがあるときに収集し(S32)その収集した情報をネットワークに対して送信する(S33)ようにしてもよい。
なお、S30〜S33の処理は、図2又は図3に示したS20〜S29の処理と並列的に動作させることが考えられる。
図5は、本発明の原理図の第三の形態を示す。図5に示すように、第三の装置m3の機能を持つ装置が1つ以上あった場合の例でかつ、第二の装置m2により提供されるアドレスが、第四の装置m4に分割して処理を行わせる構成となっている。
第一の装置m1は、通信要件確保要請(本発明の所定通信パターンを含む)を第三の装置m3に対して行う(S40)。例えば、第一の装置m1においてリアルタイム通信アプリケーションが起動された場合に、第一の装置m1は、通信要件確保要請を第三の装置m3に対して行う。第三の装置m3は、第一の装置m1からの通信要件確保要請を保持する(図5中保持aに保持している例を示す)。
第二の装置m2は、第三の装置m3が保持する情報(第一の装置m1からの通信要件確保要請)を周期的に読み出し、その要請に基づきネットワーク内で第二の装置m2に割り当てられたリソース情報をもとに、その要請のあったリソース提供の可否について判定し、提供可能であれば通信要件確保要請用のアドレスを生成する(S41)。この生成されたアドレスと先ほど受信した通信要件確保要請(本発明の所定通信パターンを含む)との
対応関係が要求パターン割当アドレス対応リストに保持される。
第二の装置m2は、S41で生成したアドレスを第四の装置m4に対して送信する(S42)。
第四の装置m4は、第二の装置m2からのアドレスに対して管理情報の作成(パケット受付の許可、保持対象、保持d機能の構築)を行う(S43)。この時にアドレスの通知無しを要求してアドレスを送信する。
第二の装置m2は、アドレスの生成無しで通知(指示)を第三の装置m3に対して行う(S44)。第三の装置m3は、第二の装置m2からのアドレスを第一の装置m1に対して送信する(S45)。
第一の装置m1は、そのリアルタイムアプリケーションを、第三の装置m3からのアドレスに切り替える(S46)。
第一の装置m1のリアルタイム通信アプリケーションは、所定情報を、その切り替えられた新たなアドレスを用いて第四の装置m4に送信する(S47)。第四の装置m4は第一の装置m1からの送信内容を受信しこれを保持dに保持する(S48)。
第二の装置m2は、S41で生成されたアドレスに対応付けられた通信要件確保要請(本発明の所定通信パターン)を元に、保持dからその保持情報を収集して(S49)、その収集した情報をネットワークに対して送信する(S50)。
なお、第一の装置m1の非リアルタイムであるアプリケーション(又は通信要件確保要請を用いないアプリケーション)から(新たなアドレス以外のアドレスを利用して)送信される(S51)所定情報を第三の装置m3(保持c)に保持させ(S52)、これを第二の装置m2がリソースに空きがあるときに収集し(S53)その収集した情報をネットワークに対して送信する(S54)ようにしてもよい。
なお、S51〜S54の処理は、S40〜S49の処理と並列的に動作させることが考えられる。
以上説明したように、図5に示したシステムにおいては、明示的に空きのあるネットワーク側を用いて、通信要件要請にあった処理を分離することができるために、第三の装置m3に対して不正な負荷をかけられた場合でも、第四の装置m4が独立して動作するために無線品質を確保した通信が可能となる。
図6を参照しながら第一の装置m1の構成例について説明する。図6は、第一の装置m1の機能ブロック図である。
図6に示すように、第一の装置m1は、通信を行う為の受信機能c1、送信機能c2、受信情報識別c3、アドレス生成機能c4、アプリケーション管理テーブルc5、タイマー機能c6、リアルタイムアプリケーションc7、非リアルタイムアプリケーションc8などを備えている。
第一の装置m1は、受信情報識別機能c3により、制御用の信号か否かに関して識別を行う。そして、第一の装置MNm1は、制御用の信号の場合に、アドレス生成機能c4内で、ルータ広告(RA)を受信した場合にアドレス(CoA)を生成する。このアドレス生成に関しては、DHCP等によりアドレスを受信する機能となっていてもよいが、ここでは、モバイルIPを想定しているのでルータ広告としている。
また、アプリケーション管理テーブル(図8参照)c5に関しては、通信要素確保要請により送信を行った結果、情報等を受けた場合に、転送を行う。アプリケーション管理テ
ーブルc5は、通信要素確保要請を行ったときに、タイマー情報があった場合には、タイマー監視を行う。また、通信要素確保要請によりアドレス(RCoA)を受信した場合には、アドレス生成機能c4に対して、該当のアドレス生成を行い、アプリケーション管理テーブルc5上のRCoAフィールド部分に該当アドレスを保持する。
また、通常の通信アプリケーションデータの場合には、該当のアドレス情報に関連したリアルタイムアプリケーションc7、非リアルタイムアプリケーションc8に対して中継機能を行う。
リアルタイムアプリケーションc7及び、非リアルタイムアプリケーションc8からの送信処理に関しては、アプリケーション管理テーブルc5上で対応付けを行ったアドレスを用いて通信を行う。
また、第二の装置m2より周期送信要請処理が受信情報識別機能c3経由できた場合には、その周期送信要請を保持して端末からデータを送信するときにその情報を送信する。
図7を参照しながら第二の装置m2の構成例について説明する。図7は、第二の装置m2の機能ブロック図である。
図7に示すように、第二の装置m2は、通信を行う為の受信機能b1、送信機能b2、バッファ管理情報b3、リソース管理機能b4、タイマー機能b5、アドレス管理機能b6、要求パターン割り当てアドレス対応リストb7、フィルタリング管理機能b8などを備えている。
第二の装置m2は、バッファ管理情報b3により、受信機能b1からの情報を保持する。ここでバッファは、通信要件確保要請を保持する為の共通制御バッファと、通信要件要請を用いない情報を保持するための共通データバッファ、個別アドレス単位で動的に管理するための個別バッファの3種類からなる。
リソース管理機能b4は、バッファを周期的に監視しその格納情報を収集する。
タイマー機能b5は、各種時間周期や、第一の装置m1からの通信要件要請の内容によって各種タイミングを取る。
アドレス管理機能b6は、リソース管理機能b4からの要請を受けてアドレスの生成を行い、その生成したアドレスをソース管理部b4へ送信する。
要求パターン割り当てアドレス対応リストb7は、リソース管理機能b4が第一の装置m1からの要請を受けた要求パターンと、その要求パターンに対して割り当てたアドレスを管理するためのリストである。
リソース管理機能b4は提供期間に制限を設けることができる。タイマー機能b5を用いて有効期間を管理する。また該当アドレスに関して受付を許可して、個別バッファに格納させるために、フィルタリング管理機能b8に対してアドレスの登録を行う。その後に、バッファ管理情報b3に対して、個別バッファの生成要求を行い、送信機能b2を用いてアドレスを送信する。
本発明によれば、RTT等の特定通信の品質を確保することが可能となる。また、ネットワークのコア部分に関して、自在なプロトコルを用いる事が可能となること、更にネットワーク側が望むアドレスのみで制御が可能な点を設けることによる、セキュリティ面の向上と要求するポリシーが明確に分類することが可能となる。さらに、中継処理側で保持する情報を開けるゲートとして用いる事で、送信側に関して意識的な時間管理を行わせる
事が可能となる。また、無線区間に関しては無駄に無効な要求を送信させることを抑止することが可能となる。さらに、ネットワークを連携させる方法や、負荷を分散させて管理することも容易となる。また、通信に本方式を用いると通信相手側の直前で保証させるべき情報を提供することができるために、ギャップサイズに関しても他の方式と比べて優位となる。
以下、本発明の実施形態であるネットワークシステムについて図面を参照しながら説明する。図9は、本発明の実施形態であるネットワークシステムの概略構成を説明するための図である。
図9に示すように、本ネットワークシステムは、移動通信端末m1、リソース管理エージェント(RMA)m2、バッファリング用フィルタ機能搭載ルータm3、アクセスポイント(AP)m3-1、バッファm3−2、バッファm3−3、バッファm3−4、ネットワークn1〜n3などを包含する。
移動通信端末(以下MNともいう。)m1は、Mobile Node(以降:MNという)または、Station(以降: STAという)であり、RTTとNRTTで利用アドレスを別々に利用できる機能を持つ。
リソース管理エージェント(以下RMAともいう)m2は、移動通信端末m1側への送信リソース量を把握する機能を持ち、各m3に対して自分が管理している領域に対して情報を獲得する処理と、情報を転送するためのアドレス管理機能からなる。
バッファリング用フィルタ機能搭載ルータ(以下BFRともいう)m3は、3つの機能を持つバッファ(m3−2、m3−3、m3−4)からなる。
アクセスポイント(AP)m3-1は、移動通信端末m1からのデータをネットワークn3に対して転送する機能を持つ。以下の説明では、BFRm3が本機能を含むものとする。
バッファm3−2は、共通QoSを受け付けるバッファ(以下共通受付バッファともいう)である。バッファm3−3は、個別アドレスを管理して、アドレス毎に管理を行うバッファである(以下個別バッファともいう)。バッファm3−4は、共通データ送信バッファである(以下共通データ送信バッファともいう)。
ネットワークn1は、移動通信端末m1がアクセスを行う時に属するネットワークである。ネットワークn2は、無線通信区間である。ネットワークn3は、ネットワークのバックボーンである。
(通信要求振り分け処理)
通信要求振り分け処理について図10を参照しながら説明する。
以下の説明においては、BFRm3がRMAm2に組み込まれて一体的に構成されているものとする(図1に対応)。
アクセスルータの機能を併せ持つRMAm2は、所定タイミングでルータ広告を送信する(S100)。
MNm1は、それを用いて、気付けアドレスCoAを作成する(S101)。MNm1は、通信要素確保要請(リアルタイムアプリケーションの特性要件)を生成する。MNm1は、その通信要素確保要請を、S101で作成したアドレスCoAを用いてRMAm2に送信する(S102)。
通信要請確保要請は、図8に示す周期、時間、パターン(本発明の所定通信パターンに相当)のうちの少なくとも一つを含む。例えば、図11は、通信要素確保要請として、周期=ON、時間=0(直ちに)、パターン=0103,0812,1821,2427,0000を、MNm1からRMAm2に送信する例を表す。このパターンは、MNm1とRMAm2の間のリソースとして図12に示すように30のリソース(図12中の一つのボックスが一つのリソースを表す)が存在していることを表す。パターン中の0103は、30のリソース中、01番目から03番目までの3つのリソースを、0812は、08番目から12番目までの5つのリソースを、1821は、18番目から21番目までの4つのリソースを、2427は、24番目から27番目までの4つのリソースを、それぞれ、要求していることを表す。なお、0000は、要求が終わったことを表す。なお、ここに示したパターンは利用したい位置に関して数値化した例である。また、ここに示す時間は本来の時間、又は、上記数値化した数値のカウンタ情報の何れでもよい。
RMAm2は、MNm1からの通信要素確保要請(要求条件)については、CoAアドレスを含んでおり、かつ、制御信号(周期等)を含んでいることから、この通信要素確保要請を共通制御バッファに格納する(S103)。
RMAm2は、周期的に共通制御バッファから通信要素確保要請を読み出す(S104)。
RMAm2は、自己が保持するリソース管理テーブルを参照して、自己に割り当てられたリソースをもとに、受付パターン解析して受付が可能か否かを判定する。そして受付可能と判断すると、アクセスアドレスを生成して払い出す。
この動作の例を図11及び図12を参照しながら説明する。なお、図11中の番号と図12中の番号とは共通のものを使用している。(1)(図11及び図12中丸数字で示す。
以下も同じ。)では、RMAm2がネットワークに割り当てられた帯域量をさしており、この場合、30のリソースを持つ事となる。(2)では、MNm1からのリソース要請(所
定通信パターン)がこのパターンで要請する処理であり、RMAm2は割り当てが可能である為に、この要求パターンを保持して、このパターンに対応したアドレス(後述のRCoA)をMNm1に送信する。
(3)はRMAm2がもつリソースの残帯域を表す。(4)ではMNm1から新たなリソース要請が送信されたケースであり、RMAm2では該当処理をそのまま割り当てる事ができない為に、(5)時間軸をずらしてパターンが割りあたる部分を探す。この場合、1つ後ろ
へずらしたことを表す。この要求パターンを後述のように保持して、このパターンに対応したアドレス(後述のRCoA)をMNm1に送信する。(6)はRMAm2が持つリソー
スの残帯域を表す。
(7)ではMNm1から新たなリソース要請が送信されたケースであるが、RMAm2は
要求を満足する帯域がないために、アドレスを返送しないことにより、受付を拒否する。
また、図11におけるリソース割り当て管理処理にて、該当処理をアドレスと関連つける処理を記載している。
なお、捕足ではあるが、パターンを要求するときに、MNm1からの要求に対して要請時間の幅を持たせる事で、RMAm2が管理するリソース配分が行いやすくなる事となり、該当のリソースパターンが始められる迄の時間を返送する事で、リソース要請が頻発する事を防いでもよい。払いだされたアドレスはMNmn1側で追加で作成されることとなる。MNm1では、リアルタイムなアプリケーションに関してのアプリケーションデータを払い出されたアドレスを用いることとなる。また、払い出されたアドレスに関しては、
RMA側にて、バッファの作成を行い内部で決めたタイミングにより、データをネットワークに対して送信する動作を行うことにより、リアルタイムな通信を実現する。また、非リアルタイムな情報に関しては、以前のアドレスを用いることで変更なしに利用することが可能となる。これらについてはいずれも後述する。
以上のようにして、受付可能か否かが判断される。
リソース管理テーブル(図13参照)は、図11に示すように、パターン0130,0000を保持する。このパターンは、図11に示すように30のリソースがRMAm2に割り当てられていることを表す。
RMAm2は、受付可能な場合に、パターンをネットワーク側で処理させるための、一意の貸し出しアドレス(RCoA)を生成する(S105)。
なお、S105で生成されるアドレス(RCoA)については、図15に示すように、ランダムアドレスを生成して(S105)、これを自己が管理しているアドレスに対して関連付けて保持する(S105)ようにしてもよい。これにより、常に一定のアドレス利用を行わない事となる為に、セキュリティを強固にすることが可能となる。
また、S105のアドレスの生成の際に、そのアドレスの有効時間を設定するようにしてもよい(図16参照)。
RMAm2は、この生成されたRCoAと先ほど受信した通信要件要請(有効時間を設定した場合はこれも。図16参照。)とを図14に示すバッファ管理テーブルに登録する。バッファ管理テーブル(図14参照)には、図11に示すように、例えば、「ON/0/0103,0812,1821,2427,0000/RCoA−1/0」を保持する。図14中、「RCoA−1」が生成されたRCoAを、「ON/0/0103,0812,1821,2427,0000」が受信した通信要件確保要請を、それぞれ表す。
また、RMAm2は、管理CoA情報に対して、割り当てRCoAを保持(S106)した後に、該当RCoAからの送信を受け付ける(保持する)ための個別バッファを作成し、及び、MNm1に対してRCoA(有効時間を設定したときはこれも。図16参照。)を送信する(S107)。なお、有効時間を設定したときは、例えば、図14に示すように個別バッファ(参照Blk)にその有効時間が格納されることとなり、この有効時間のみ該当アドレスからの要求を受け付けることとなる。有効時間が経過した場合、管理情報を開放する。
MNm1は、RMAm2からのアドレスRCoAを受け取った後に、自己のアプリケーション管理テーブルにそのRCoAを(作成して)登録する(S108)。これにより、通信要件要請で用いたリアルタイムなアプリケーションとのアドレス関係がCoAからRCoAへ変更される。
すなわち、以後、そのリアルタイムなアプリケーションは、データ(本発明の所定情報に相当)を、RCoAを用いてRMAm2に送信することになる(S109)。なお、有効時間もともに受信した場合には、例えば、その有効時間経過前に、図17に示すように更新要求を行うことが可能となる。
RMAm2は、MNm1(リアルタイムなアプリケーション)からのデータについては、RCoAアドレスを含んでいることから、そのデータを、先ほどRCoA用に個別に生成した個別バッファに一時的に格納(保持)する(S110)。図13に、個別バッファの格納例を示す。MNm1からのデータについては、m1送信メッセージ1・・m1送信メッセージ(m1からのデータ)nのように保持する。
RMAm2は、RCoAを生成するときの条件情報をもとに、特定周期に基づき個別バッファの情報を読み出す。例えば、図11に示すように、バッファ管理テーブルに、RCoAとして「RCoA−1」が、パターンとして「ON/0/0103,0812,1821,2427,0000」が、登録されている場合には、RCoA−1の個別バッファ(参照Blk)からm1送信メッセージを、その特定周期「ON/0/0103,0812,1821,2427,0000」で読み出す(S111)。
RMAm2は、その特定周期で読み出したデータをその先のネットワークへ送信する(S112)。
次に、非リアルタイムなアプリケーションの処理について説明する。
非リアルタイムなアプリケーションは、データを、RCoAではなくCoAを用いてRMAm2に送信することになる(S113)。これは、通信要素確保要請を用いない通信処理である。
RMAm2は、MNm1(非リアルタイムなアプリケーション)からのデータについては、CoAアドレスを含んでいるが、制御信号(周期等の通信要素確保要請)を含んでいないことから、共通バッファに格納する(S114)。
RMAm2は、自己が保持するリソース管理テーブルを参照して、通信リソースに空きがある場合に、共通バッファからその格納データを読み出し、その読み出したデータをその先のネットワークへ送信する(S115)。
なお、S102〜S112の処理とS113〜S115の処理とを、同時に実行することも考えられる。
以上説明したように、図9に示したシステムにおいては、所定通信パターンを含む通信要素確保要請を送信する(S102)MNm1と、その通信要素確保要請が含む所定通信パターンの通信を、自己に割り当てられているリソース量との関係で受け付け可能か否かを判定し、受け付け可能と判定した場合に、新たなアドレスを生成して(S105)、この新たなアドレスと前記所定通信パターンとの対応関係を保持するRMAm2を備えている。新たなアドレスはRMAm2からMNm1に送信される(S107)。
MNm1は、所定情報を、RMAm2からの新たなアドレスを利用して送信する(S109)。RMAm2は、新たなアドレスを利用して送信された所定情報を保持し(S110)、その保持された所定情報については、その新たなアドレスに対応する所定通信パターンで転送する(S111、S112)。
従って、MNm1(リアルタイム通信アプリケーション)が要請した通信の品質を確保することが可能となる。また、通信要件確保要請(本発明の所定通信パターン)に基づいたアドレスで、MNm1を利用することが可能となる。
また、ネットワーク側でRTTに関するリソース制御を行うものに関して明示的に指定を与えるとともに、それらに対してバッファリング機能とさらにバッファリング機能により蓄えられた情報に関して、ゲート機能用いて単位時間の獲得を行うことで、NRTTと、RTTの処理を明示的に分離するとともに、ネットワーク側での管理となる。従って、単一ユーザーが独占状態に陥るのを避けること、品質を確保するときにユーザーが送信処理を行う情報や、その情報をネットワークへ対して送信する制御をMNm1が主導的な動作でネットワーク側に送り込めないこととなる。
また、ネットワーク側でMNm1のRTTをサポートすることが可能となる。すなわち
、ネットワーク側で特定のアドレス(図10中RCoA)を払い出すときに、制御要求とは別のAP(図10中RMAm2)が持つアドレスプレフィックスのデータを送信する(S107)ことにより、制御処理でRTT処理を明確に別ネットワークに分離することが可能となる。また、複数のMNm1が存在する場合でもこれらを効率的に管理することが可能となる。
(リソース更新要請)
S108でMNm1がRCoAを作成している場合に、さらにそのRCoAに関して新たな通信要素確保要請(または、継続)を行うと、再度S102〜S107と同様のルートを用いてアドレスの獲得を行うこととなる。この処理について図17を参照しながら説明する。
MNm1は、通信要素確保要請(リアルタイムアプリケーションの特性要件)を生成する。MNm1は、その通信要素確保要請(図17中通信要素確保要請-2で表す)を、S101で作成したアドレスCoAを用いてRMAm2に送信する(S102−1)。
RMAm2は、MNm1からの通信要素確保要請(要求条件)については、CoAアドレスを含んでおり、かつ、制御信号(周期等)を含んでいることから、この通信要素確保要請を共通制御バッファに格納する(S103−1)。
RMAm2は、周期的に共通制御バッファから通信要素確保要請を読み出す(S104−1)。
RMAm2は、自己が保持するリソース管理テーブルを参照して、自己に割り当てられたリソースをもとに、受付パターン解析して受付が可能か否かを判定する。
RMAm2は、受付可能な場合に、パターンをネットワーク側で処理させるための、一意の貸し出しアドレス(同一のRCoA)を生成する(S105―1)。
RMAm2は、この生成されたRCoAと先ほど受信した通信要素確保要請(有効時間を設定した場合はこれも。図16参照。)とを図14に示すバッファ管理テーブルに登録する。
また、RMAm2は、管理CoA情報に対して、割り当てRCoAを保持(S106−1)した後に、該当RCoAからの送信を受け付ける(保持する)ための個別バッファを作成し、及び、MNm1に対してRCoA(有効時間を設定したときはこれも。図16参照。)を送信する(S107−1)。
MNm1は、RMAm2からのRCoAを受け取った後に、自己のアプリケーション管理テーブルにそのRCoAを(作成して)登録する(S108−1)。これにより、通信要件要請で用いたリアルタイムなアプリケーションとのアドレス関係がCoAからRCoAへ変更(上書き)される。
すなわち、以後、そのリアルタイムなアプリケーションは、データを、RCoAを用いてRMAm2に送信することになる(S109−1)。
(複数通信要素確保処理)
上述のように、貸出アドレスとして1つのRCoAを生成する(S105)例について説明したが、これに限定されることなく、次のようにしてもよい。例えば、図18に示すように、複数(図18では2つを例示)の貸出アドレスRCoA、RCoA−2を生成して(S105)、これらをバッファ管理テーブルに登録し、管理CoA情報に対して、割り当てRCoAを保持(S106)した後に、該当RCoAからの送信を受け付ける(保持する)ための個別バッファを作成し、及び、MNm1に対してRCoA(有効時間を設定したときはこれも。図16参照。)を送信するようにしてもよい(S107)。
このように、ネットワークを中継して別の端末とのリアルタイムな通信を行う場合に複数のアドレスと帯域をネットワークに対して要請を行う通信が可能な条件が通信先の端末とのネゴシエーションにより整った場合に該当アドレスを払い出すことが可能となっている。 この機能により、通信相手との保証された通信をネットワーク側が提供することが
可能となる。
(バッファ管理装置中継処理)
次に、バッファ管理装置中継処理について図19を参照しながら説明する。
以下の説明においては、BFRm3とRMAm2とが別体で構成されているものとする(図2に対応)。
BFRm3は、所定タイミングでルータ広告を送信する(S200)。MNm1は、それを用いて、気付けアドレスCoAを作成する(S201)。
MNm1は、通信要素確保要請(リアルタイムアプリケーションの特性要件)を生成する。MNm1は、その通信要素確保要請を、S201で作成したアドレスCoAを用いてBFRm3に送信する(S202)。
BFRm3は、MNm1からの通信要素確保要請(要求条件)については、CoAアドレスを含んでおり、かつ、制御信号(周期等)を含んでいることから、この通信要素確保要請を共通制御バッファに格納する(S203)。
RMAm2は、周期的に共通制御バッファから通信要素確保要請を読み出す(S204)。
RMAm2は、リソース管理テーブルを参照して、該当m3に割り当てられたリソースをもとに、受付パターンを解析して受付が可能か否かを判定する。
RMAm2は、受付可能な場合に、パターンをネットワーク側で処理させるための、一意の貸し出しアドレス(RCoA)を生成する(S205)。RMAm2は、この生成されたRCoAと先ほど受信した通信要件要請とを図14に示すバッファ管理テーブルに登録する。また、RMAm2は、管理CoA情報に対して、割り当てRCoAを保持(S206)した後に、BFRm3にアドレス通知を行う(S207)。
BFRm3は、該当RCoAアドレスからの送信を受け付ける(保持する)ための個別バッファを作成し、MNm1に対してRCoAを送信する(S208)。
MNm1は、RMAm2からのアドレスRCoAを受け取った後に、自己のアプリケーション管理テーブルにそのRCoAを登録する(S209)。これにより、通信要件要請で用いたリアルタイムなアプリケーションとのアドレス関係がCoAからRCoAへ変更される。
すなわち、以後、そのリアルタイムなアプリケーションは、データ(本発明の所定データに相当)を、RCoAを用いてRMAm2に送信することになる(S210)。
RMAm2は、MNm1(リアルタイムなアプリケーション)からのデータについては、RCoAアドレスを含んでいることから、そのデータをRCoA用に個別に生成した個別バッファに一時的に格納(保持)する(S211)。図13に、個別バッファの格納例を示す。MNm1からのデータについては、m1送信メッセージ1・・m1送信メッセージ(m1からのデータ)nのように保持する。
RMAm2は、RCoAを生成するときの条件情報をもとに、特定周期に基づきBFRm3の個別バッファの情報を読み出す。例えば、図11に示すように、バッファ管理テー
ブルに、RCoAとして「RCoA−1」が、パターンとして「ON/0/0103,0812,1821,2427,0000」が、登録されている場合には、RCoA−1の個別バッファ(参照Blk)からm1送信メッセージを、その特定周期「ON/0/0103,0812,1821,2427,0000」で読み出す(S212)。
RMAm2は、その特定周期で読み出したデータをその先のネットワークへと送信する(S213)。
次に、非リアルタイムなアプリケーションの処理について説明する。
非リアルタイムなアプリケーションは、データを、RCoAではなくCoAを用いてBFRm3に送信することになる(S214)。これは、通信要素確保要請を用いない通信処理である。
BFRm3は、MNm1(非リアルタイムなアプリケーション)からのデータについては、CoAアドレスを含んでいるが、制御信号(周期等の通信要素確保要請)を含んでいないことから、共通バッファに格納する(S215)。
RMAm2は、自己が保持するリソース管理テーブルを参照して、通信リソースに空きがある場合に、共通バッファからその格納データを読み出し、その読み出したデータをその先のネットワークへ送信する。
(周期ルックインイネーブル予約処理)
次に、周期ルックインイネーブル要請処理について図20を参照しながら説明する。本処理は、図19のS200〜S207の後に行われる処理であって、図20ではS300以降の処理である。
RMAm2は、RCoAを返送するとともに、MNm1側から送信データに対しての制御情報であるlook-in-Cycle情報を送信する(S300)。このlook-in-Cycle情報は、例えば、MNm2が、リソース管理テーブルを参照して、データが送信可能なリソース位置に1、それ以外の位置に0、を設定することで作成する(図20に示すビット列参照)。
MNm1は、RMAm2からのRCoAを受け取った後に、自己のアプリケーション管理テーブルにそのRCoAを登録する(S301)。これにより、通信要件要請で用いたリアルタイムなアプリケーションとのアドレス関係がCoAからRCoAへ変更される。
すなわち、以後、そのリアルタイムなアプリケーションは、データを、RCoAを用いてRMAm2に送信することになる(S302)。
RMAm2は、MNm1(リアルタイムなアプリケーション)からのデータについては、RCoAアドレスを含んでいることから、そのデータをRCoA用に個別に生成した個別バッファに一時的に格納(保持)する(S303)。図13に、個別バッファの格納例を示す。MNm1からのデータについては、m1送信メッセージ1・・m1送信メッセージ(m1からのデータ)nのように保持する。
MNm1は、Look-in-cycle情報をBFRm3に送信することで、データの送信タイミ
ングをBFRm3に対して要請する(S304)。BFRm3は、個別バッファからその格納データを Look-in-cycle情報のタイミングで読み出し、RMAm2に送信する(S305)。RMAm2は、BFRm3からのデータをその先のネットワークへと送信する(S306)。
次に、非リアルタイムなアプリケーションの処理について説明する。
非リアルタイムなアプリケーションは、データを、RCoAではなくCoAを用いてR
MAm2に送信することになる(S306)。これは、通信要素確保要請を用いない通信処理である。
RMAm2は、MNm1(非リアルタイムなアプリケーション)からのデータについては、CoAアドレスを含んでいるが、制御信号(周期等の通信要素確保要請)を含んでいないことから、共通バッファに格納する(S307)。
RMAm2は、自己が保持するリソース管理テーブルを参照して、通信リソースに空きがある場合に、共通バッファからその格納データを読み出し、その読み出したデータをその先のネットワークへ送信する(S308)。
なお、S300〜S305の処理とS306〜S308の処理とを、同時に実行することも考えられる。
この例では、既にデータを送信しており、格納されている情報を搬出するパターンを送信する事で、そのパターンに基づいた送信を行う事となる。
また、RMAm2の前に対してバッファリングが可能なバッファリング用フィルタ機能搭載ルータm3(もしくはAP)を置くことにより、一定時間の情報保持がされることとなり、これを用いてRTT情報に対して、シーケンス番号を持たせると、電波が不安定で届きにくい場合に、RTT情報を複数回送信する事で、格納情報をより確実にならべることが可能となる。
(周期ルックインイネーブル予約処理)
次に、周期ルックインイネーブル予約処理について図21を参照しながら説明する。本処理は、図19のS200〜207及び図20のS300〜303の後に行われる処理であって、図21ではS309以降の処理である。
MNm1は、look-in-Cycle情報を送信する(S309)が、BFRm3は、そのサイ
クル情報を一定時間保持して定期的にゲートを空ける動作を行う(S310)。
図21に示すように、先にS310の処理を行ってその後に、S303の処理を実行することが可能な点が図20とは異なる。
S311〜314の処理は、図20のS305〜308の処理と同様であるので、その説明を省略する。
この例では、周期的にゲートを起動させておき、データをその周期で送信する事で目的の時間と一致したデータをネットワークに流しこむ事となる。また、データが来た事をトリガーとして、そのパターンでのタイミング送信を行う方法についても可能となる。
(動作詳細)
(MNm1における通信要素確保要請)
MNm1における通信要素確保要請について図22を参照しながら説明する。
MNm1は、受信したデータがルータ広告であり(S400:Yes)、かつ、そのルータ広告のプレフィクスに変化があれば(S401:Yes)、そのルータ広告より、通信アドレスを更新(気付けアドレスCoAを作成)する(S402)。これは公知のモバイルIPの機能である。
そして、MNm1は、図8に示す自己のアプリケーション管理テーブルを参照して、通信を保証するアプリケーションが登録されていれば(S403:Yes)、通信要素確保要請情報(リアルタイムアプリケーションの特性要件)を生成する(S404)。MNm1は、先ほどS402で生成したCoAを用いて、その通信要素確保要請をメッセージとしてRMAm2に送信する(S405)。
一方、ルータ広告のプレフィクスに変化がなく(S401:No)、かつ、通信を保証するアプリケーションが登録されている(S406:Yes)場合には、その通信を保証するアプリケーション用にRCoAが確保されていなければ(S407:No)、上記と同様に、通信要素確保要請情報の生成(S404)、その通信要素確保要請をメッセージとしてRMAm2に送信(S405)する。
以上のように、MNm1は、通信を保証するアプリケーションが登録されている場合に、通信要素確保要請を行うようになっている。
(RMAm2における通信要素確保要請に対する処理)
RMAm2は、MNm1からの通信要素確保要請(要求条件)については、CoAアドレスを含んでおり、かつ、制御信号(周期等)を含んでいることから、この通信要素確保要請を共通制御バッファに格納する(S103)。この動作については既に説明した(図10参照)。
図23は、RMAm2のタイマーにより(周期的な)読み取りタイミングが到来するごとに、実行される。
RMAm2は、そのタイマーが読み取りタイミングを発行すると、通信要素確保要請(図23中受付メッセージと記載)が格納されていれば共通制御バッファからその通信要素確保要請を読み出す(S500:Yes)。その読み出した通信要素確保要請に対応するCoAが既に管理しているCoAでなければ(S501:No)、RMAm2は、通信要素確保要請情報は管理リソース上で提供可能か否かを判定する(S502)。すなわち、RMAm2は、自己が保持するリソース管理テーブルを参照して、自己に割り当てられたリソースをもとに、受付パターン解析して受付が可能か否かを判定する。そして、RMAm2は、提供可能(受付可能)な場合(S502:Yes)に、アドレス割り当てリソース管理テーブルを更新する(S503)。すなわち、パターンをネットワーク側で処理させるための、一意の貸し出しアドレス(RCoA)を生成し(S105)、この生成されたRCoAと先ほど受信した通信要件要請(有効時間を設定した場合はこれも。図16参照。)とを図13に示すリソース管理テーブルに登録する。RMAm2は、受付メッセージを1つずらし、再度、S500以降の処理を繰り返す。
一方、S500で読み出した通信要素確保要請に対応するCoAが既に管理しているCoAであれば(S501:Yes)、RMAm2は、通信要素確保要請情報は現在と差異があるか否かを判定する(S505)。そして、RMAm2は、差異がなければ(S505:No)、有効時間を更新し(S506)、アドレス情報とタイマー情報を返送する(SS507)。この動作については既に説明した(図s8参照)。
一方、差異があれば(S505:Yes)、RMAm2は、さらに通信要素確保要請は分割要請か否かを判定する(S508)。そして、RMAm2は、分割要請であり(S508:Yes)、かつ、分割が正しく行えるのであれば(S509:Yes)、分割を実施して新たなアドレスを作成し(S510)、バッファアドレスの情報管理を更新し(S511)、アドレス情報を返送する(S512)。この動作については既に説明した(図10参照)。なお、分割が正しく行えるか否かの判断(S509)は、例えば、RMAm2が、自己のリソース管理テーブルを参照することで判断することが考えられる。
一方、分割要請でなければ(S508:No)、RMAm2は、さらに通信要素変更要請か否かを判定する(S513)。そして、RMAm2は、通信要素変更要請であれば(S513:Yes)、上記S502〜S504の処理を実行する。
(MNm1におけるアドレス取得後の処理)
図24に示すように、MNm1は、受信したアドレス(RCoA)が新しくもなく複数
アドレスでもなければ(S600:No)、通信要素確保要請に伴う情報の更新を行う(S601)。この動作については既に説明した(図17参照)。
一方、受信したアドレスが新しいか又は複数アドレスであれば(S600:Yes)mMNm1は、さらに要求は分割か否かを判定する(S602)。そして、要求が分割でなければ(S602:No)、MNm1は、通信要素確保要請に関連するアプリケーションに関して、利用アドレスを変更する(S603)。この動作については既に説明した(図10等参照)。
一方、要求が分割で有れば(S602:Yes)、MNm1は、旧アドレスの通信要素確保要請に伴う情報の更新(S604)、新アドレスの管理情報テーブルに対して登録更新(S605)を行う。この動作については既に説明した(図10参照)。
(RMAm2における個別バッファからの読み出し処理)
RMAm2は、MNm1(リアルタイムなアプリケーション)からのデータについては、RCoAアドレスを含んでいることから、そのデータをRCoA用に個別に生成した個別バッファに一時的に格納(保持)する(S110)。この動作については既に説明した(図10参照)。
図25は、RMAm2のタイマーにより(周期的な)読み取りタイミングが到来するごとに、実行される。
RMAm2は、そのタイマーが読み取りタイミングを発行すると、個別バッファの登録数が空きの状態でなければ(S700:No)、登録に関して処理(図14に示すブロックの個別バッファ情報に関する処理)、例えば登録数を見て登録数分、参照Blkを監視する処理を行う(S701)。そして、読み出し用のblk情報のデータが存在すれば(S702:Yes)、該当バッファから情報を収集し(S703)、メッセージ送信処理を実行する(S704)。この動作については既に説明した(図10参照)。
(RMAm2における送信可能周期情報登録処理)
RMAm2は、MNm1(リアルタイムなアプリケーション)からのデータについては、RCoAアドレスを含んでいることから、そのデータをRCoA用に個別に生成した個別バッファに一時的に格納(保持)する(S110)。この動作については既に説明した(図10参照)。
図26は、RMAm2のタイマーにより(周期的な)読み取りタイミングが到来するごとに、実行される。
RMAm2は、そのタイマーが読み取りタイミングを発行すると、個別バッファの登録数が空きの状態でなければ(S800:No)、登録に関して処理(図14に示すブロックの個別バッファ情報に関する処理)、例えば登録数を見て登録数分、参照Blkを監視する処理を行う(S801)。そして、個別バッファの登録数は全て終了していなければ(S802:No)、該当blkへの送信可能周期情報(図14中割り当てパターン情報、すなわちLook-in-cycleに相当)の登録(S803)、次回blkへ移動(S804)
する。以上のS802〜S804の処理を登録されている個別バッファの全てに対して行う。この動作については既に説明した(図21参照)。
このようにして個別バッファごとに送信可能周期情報が登録されると、図27に示すように、RMAm2は、送信すべき情報が存在していれば(S805:Yes)、メッセージ送信処理を実行する(S806)。
(RMAm2における共通バッファからの読み出し処理)
RMAm2は、MNm1(非リアルタイムなアプリケーション)からのデータについては、CoAアドレスを含んでいるが、制御信号(周期等の通信要素確保要請)を含んでいないことから、共通バッファに格納する(S114)。この動作については既に説明した
(図10参照)。
図28は、RMAm2のタイマーにより(周期的な)読み取りタイミングが到来するごとに、実行される。
RMAm2は、そのタイマーが読み取りタイミングを発行すると、自己のリソース管理テーブルを参照して管理リソースに空きが存在すれば(S900:Yes)、さらに共通バッファに受け付けメッセージの残りが有るか否かを判定する(S901)。そして、残りがあれば(S901:Yes)、共通バッファから残りの受付メッセージを読み出して、管理リソースが空き容量までメッセージ送信処理を行う(S901:Yes、S902、S903:No)。
一方、管理リソースに空きが存在しないか(S901:No)、又は管理リソースの空き容量迄送信した(S903:Yes)場合には、さらにRMAm2は、受付メッセージ残りがあり、かつ、受付メッセージは保持有効時間を超過しているか否かを判定する(S904)。そして、その判定がNoであれば(S904:No)、S900に戻って再度上記の処理を繰り返す。一方、その判定がYesであれば(S904:Yes)、該当受付メッセージの廃棄(S905)、次回メッセージの判定(S906)を行い、S904以後の処理を実行する。
本発明は、その精神または主要な特徴から逸脱することなく、他の様々な形で実施することができる。このため、上記の実施形態はあらゆる点で単なる例示にすぎない。これらの記載によって本発明が限定的に解釈されるものではない。
本発明は次のように特定することもできる。
(付記1)
無線インターフェースを有する第一の装置及び第二の装置が通信する方法であって、第一の装置が、所定通信パターンを含む通信要素確保要請を送信するステップと、第二の装置が、前記通信要素確保要請が含む所定通信パターンの通信を、自己に割り当てられているリソース量との関係で受け付け可能か否かを判定し、受け付け可能と判定した場合に、新たなアドレスを生成して送信するとともに、この新たなアドレスと前記所定通信パターンとの対応関係を保持するステップと、第一の装置が、所定情報を、前記新たなアドレスを利用して送信するステップと、第二の装置が、前記新たなアドレスを利用して送信された所定情報については、その新たなアドレスに対応する所定通信パターンで転送するステップと、を備える通信方法。(1)
(付記2)
前記新たなアドレスを利用して送信された所定情報をメモリに保持するステップをさらに備え、前記第二の装置は、新たなアドレスに対応する所定通信パターンに従って、前記メモリから所定情報を読み出して転送する、付記1に記載の通信方法。(2)
(付記3)
第二の装置に搭載される機能のうち、データを保持する機能、通信要素確保要請によるデータ収集機能、ネットワークに対して情報を送信する機能のうちすくなくとも1つを、1又は複数の別装置に対して割り当てる付記1に記載の通信方法。
(付記4)
第二の装置が、第一の装置を受け付けるための送信許容周期情報を付与して送付するステップをさらに備え、第一の装置が付与情報を元に送信許容周期情報を送信することで、第二の装置が保持した情報を送信許容周期情報に従って転送する付記1から付記3のいずれかに記載の通信方法。
(付記5)
前記第一の装置は移動通信装置であり、前記第二の装置は無線基地局である、付記1から付記4のいずれかに記載の通信方法。
(付記6)
前記第一の装置は移動通信装置であり、前記第二の装置は移動支援装置(ホームエージェント)である、付記1から付記4のいずれかに記載の通信方法。
(付記7)
第一の装置が持つ無線インターフェースは、通常のインターフェースである、付記1から付記4のいずれかに記載の通信方法。
(付記8)
通信要素確保要請を作成する手段と、通信要素確保要請を行うアプリケーションとの関連付けを行う手段と、通信要素確保要請を送信する手段と、通信要素確保要請を受信した装置より新たなアドレスを受信した場合に、関連付けを行ったアプリケーションに関して、新たなアドレスを利用して通信する手段と、を備える通信装置。
(付記9)
通信要素確保要請を行わなかったアプリケーションに関して、新たなアドレスを利用せずに通信する手段を備える付記8に記載の通信装置。
(付記10)
相手装置(本実施形態では第二の装置)が持つ機能を搭載する、装置が複数存在するネットワークにおいて、複数の前記装置に対して、通信要素確保要請を行う通信装置。
(付記11)
さらに通信先の端末の近隣に属する第二の装置に対して通信要素確保要請を行う付記10に記載の通信装置。
(付記12)
前記通信要素確保要請を送信する手段によりさらに新たな通信要素確保要請を送信することにより、新たなアドレス情報に対するリソース割り当ての変更を行う付記8に記載の通信装置。
(付記13)
前記通信要素確保要請を送信する手段によりさらに新たな通信要素確保要請を送信することにより、アドレス情報内の割り当て情報を分割して新たに作成したアドレスを追加情報として要請する付記8に記載の通信装置。
(付記14)
第一の装置から所定通信パターンを含む通信要素確保要請を受信する手段と、前記所定通信パターンに関連付けを行った新たなアドレスを作成する手段と、前記新たなアドレス情報を第一の装置に送信する手段と、を備える通信制御装置。
(付記15)
前記新たなアドレスを作成する手段は、ランダムなアドレスを生成する付記14に記載の通信制御装置。
(付記16)
前記新たなアドレスには一定時間の制限が設定されている付記14又は15に記載の通信制御装置。
(付記17)
第一の装置から前記新たなアドレスを利用して送信された所定情報を一定時間保持する手段と、その保持手段から所定通信パターンに基づき所定を収集して転送する手段と、を備える付記14から付記16のいずれかに記載の通信装置。
(付記18)
前記新たなアドレスを第一の装置に送信するときに、さらに第一の装置に対して、第二の装置が収集を行う周期指示情報を付与する付記17に記載の通信装置。
(付記19)
無線インターフェースを有する第一の装置及び第二の装置が通信するシステムであって、所定通信パターンを含む通信要素確保要請を送信する第一の装置と、前記通信要素確保要請が含む所定通信パターンの通信を、自己に割り当てられているリソース量との関係で受け付け可能か否かを判定し、受け付け可能と判定した場合に、新たなアドレスを生成し
て、この新たなアドレスと前記所定通信パターンとの対応関係を保持する第二の装置と、前記新たなアドレスを前記第二の装置から第一の装置に送信する手段と、を備え、前記第一の装置は、所定情報を、前記新たなアドレスを利用して送信し、前記第二の装置は、前記新たなアドレスを利用して送信された所定情報については、その新たなアドレスに対応する所定通信パターンで転送する、通信システム。(3)
(付記20)
所定情報を送信する装置との間で通信する通信制御装置であって、前記装置から送信された所定情報を受信する手段と、所定通信パターンを含む所定情報を受信した場合、該所定通信パターンの通信を、自己に割り当てられているリソース量との関係で受け付け可能か否かを判定する手段と、受け付け可能と判定した場合に、新たなアドレスを生成する手段と、この新たなアドレスと前記所定通信パターンとの対応関係を保持する手段と、前記新たなアドレスを前記装置に提供する手段と、前記新たなアドレスを利用して送信された所定情報を受信した場合、該所定情報を、該新たなアドレスに対応する所定通信パターンで転送する手段と、を備える通信制御装置。(4)
(付記21)所定通信パターンを含む通信要素確保要請を、第一アドレスを利用して送信する手段と、前記通信要素確保要請が含む所定通信パターンの通信を自己に割り当てられているリソース量との関係で受け付け可能と判定した装置から送信される第二アドレスを受信する手段と、所定情報を、前記第二アドレスを利用して送信する手段と、を備える通信装置。(5)
(付記22)
所定情報を送信する装置との間で通信する通信制御装置を、前記装置から送信された所定情報を受信する手段、所定通信パターンを含む所定情報を受信した場合、該所定通信パターンの通信を、自己に割り当てられているリソース量との関係で受け付け可能か否かを判定する手段、受け付け可能と判定した場合に、新たなアドレスを生成する手段、この新たなアドレスと前記所定通信パターンとの対応関係を保持する手段、前記新たなアドレスを前記装置に提供する手段、前記新たなアドレスを利用して送信された所定情報を受信した場合、該所定情報を、該新たなアドレスに対応する所定通信パターンで転送する手段、として機能させるためのプログラム。
(付記23)
通信装置を、所定通信パターンを含む通信要素確保要請を、第一アドレスを利用して送信する手段、前記通信要素確保要請が含む所定通信パターンの通信を自己に割り当てられているリソース量との関係で受け付け可能と判定した装置から送信される第二アドレスを受信する手段、所定情報を、前記第二アドレスを利用して送信する手段、として機能させるためのプログラム。
本発明によれば、RTT等の特定通信の品質を確保することが可能となる。また、ネットワークのコア部分に関して、自在なプロトコルを用いる事が可能となること、更にネットワーク側が望むアドレスのみで制御が可能な点を設けることによる、セキュリティ面の向上と要求するポリシーが明確に分類することが可能となる。さらに、中継処理側で保持する情報を開けるゲートとして用いる事で、送信側に関して意識的な時間管理を行わせる事が可能となる。また、無線区間に関しては無駄に無効な要求を送信させることを抑止することが可能となる。さらに、ネットワークを連携させる方法や、負荷を分散させて管理することも容易となる。また、通信に本方式を用いると通信相手側の直前で保証させるべき情報を提供することができるために、ギャップサイズに関しても他の方式と比べて優位となる。
本発明の原理図(第一の形態)である。 本発明の原理図(第二の形態)である。 本発明の変形例を説明するための図である。 本発明の変形例を説明するための図である。 本発明の原理図(第三の形態)である。 第一の装置m1の機能ブロック図である。 第二の装置m2の機能ブロック図である。 アプリケーション管理テーブル例である。 本発明の実施形態であるネットワークシステムの概略構成を説明するための図である。 通信要求振り分け処理を説明するための図である。 リソースをもとに、受付パターン解析して受付が可能か否かを判定する処理について説明するための図である。 リソースをもとに、受付パターン解析して受付が可能か否かを判定する処理について説明するための図である。 リソース管理テーブルの例である。 バッファ管理テーブル。 ランダムアドレスの生成について説明するための図である。 有効時間の設定について説明するための図である。 リソース更新要請処理について説明するための図である。 複数通信要素確保処理について説明するための図である。 バッファ管理装置中継処理について説明するための図である。 周期ルックインイネーブル処理(周期ルックインゲートイネーブル要請処理)について説明するための図である。 周期ルックインイネーブル処理(周期ルックインゲートイネーブル要請処理)について説明するための図である。 MNm1における通信要素確保要請について説明するためのフローチャートである。 RMAm2における通信要素確保要請に対する処理について説明するためのフローチャートである。 MNm1におけるアドレス取得後の処理について説明するためのフローチャートである。 RMAm2における個別バッファからの読み出し処理について説明するためのフローチャートである。 RMAm2における送信可能周期情報登録処理について説明するためのフローチャートである。 RMAm2における送信可能周期情報登録処理について説明するためのフローチャートである。 RMAm2における共通バッファからの読み出し処理について説明するためのフローチャートである。
符号の説明
m1 MN(移動通信端末)
m2 RMA(リソース管理エージェント)
m3 BFR(バッファリング用フィルタ機能搭載ルータ)

Claims (5)

  1. 無線インターフェースを有する第一の装置及び第二の装置が通信する方法であって、
    第一の装置が、リアルタイム通信の希望の複数の時間位置を指定するための所定通信パターンを含み、前記希望の複数の時間位置は連続の時間位置を含む、通信要素確保要請を送信するステップと、
    第二の装置が、前記通信要素確保要請が含む前記所定通信パターンの通信を、自己に割り当てられているリソース量との関係で受け付け可能か否かを判定し、受け付け可能と判定した場合に、新たなアドレスを生成して送信するとともに、この新たなアドレスと前記所定通信パターンとの対応関係を保持するステップと、
    第一の装置が、所定情報を、前記新たなアドレスを利用して送信するステップと、
    第二の装置が、前記新たなアドレスを利用して送信された前記所定情報については、その新たなアドレスに対応する前記所定通信パターンで転送するステップと、
    を備える通信方法。
  2. 前記新たなアドレスを利用して送信された前記所定情報をメモリに保持するステップをさらに備え、
    前記第二の装置は、前記新たなアドレスに対応する前記所定通信パターンに従って、前記メモリから前記所定情報を読み出して転送する、
    請求項1に記載の通信方法。
  3. 無線インターフェースを有する第一の装置及び第二の装置が通信するシステムであって、
    リアルタイム通信の希望の複数の時間位置を指定するための所定通信パターンを含み、前記希望の複数の時間位置は連続の時間位置を含む、通信要素確保要請を送信する第一の装置と、
    前記通信要素確保要請が含む前記所定通信パターンの通信を、自己に割り当てられているリソース量との関係で受け付け可能か否かを判定し、受け付け可能と判定した場合に、新たなアドレスを生成して、この新たなアドレスと前記所定通信パターンとの対応関係を保持する第二の装置と、
    前記第二の装置からの前記新たなアドレスを前記第一の装置に送信する手段と、
    を備え、
    前記第一の装置は、所定情報を、前記新たなアドレスを利用して送信し、
    前記第二の装置は、前記新たなアドレスを利用して送信された前記所定情報については、その新たなアドレスに対応する前記所定通信パターンで転送する、通信システム。
  4. 所定情報を送信する装置との間で通信する通信制御装置であって、
    前記装置から送信された前記所定情報を受信し、前記所定情報は、リアルタイム通信の希望の複数の時間位置を指定するための所定通信パターンを含み、前記希望の複数の時間位置は連続の時間位置を含む、通信要素確保要請である、手段と、
    前記所定通信パターンを含む前記所定情報を受信した場合、該所定通信パターンの通信を、自己に割り当てられているリソース量との関係で受け付け可能か否かを判定する手段と、
    受け付け可能と判定した場合に、新たなアドレスを生成する手段と、
    この新たなアドレスと前記所定通信パターンとの対応関係を保持する手段と、
    前記新たなアドレスを前記装置に提供する手段と、
    前記新たなアドレスを利用して送信された前記所定情報を受信した場合、該所定情報を、該新たなアドレスに対応する前記所定通信パターンで転送する手段と、
    を備える通信制御装置。
  5. リアルタイム通信の希望の複数の時間位置を指定するための所定通信パターンを含み、前記希望の複数の時間位置は連続の時間位置を含む、通信要素確保要請を、第一アドレスを利用して送信する手段と、
    前記通信要素確保要請が含む前記所定通信パターンの通信を自己に割り当てられているリソース量との関係で受け付け可能と判定した装置から送信される第二アドレスを受信する手段と、
    所定情報を、前記第二アドレスを利用して送信する手段と、
    を備える通信装置。
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