JP2010027244A - 誘導灯 - Google Patents

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Abstract

【課題】コストアップを抑えつつ、利便性、外観美観性および作業性を向上させた誘導灯を提供する。
【解決手段】誘導灯Aは、端面から入射した光源からの光を前方に照射させる導光板5と、前方に配置される枠体1の開口部1aを臨むようにして導光板5の前方に配置され、導光板5からの光を透過させることで所定の表示を行う表示板4と、表示板4の前方に配置されて表示板4を保護する透光性の保護カバー3と、動作表示を行うモニターランプ16とを備えている。保護カバー3は、上部カバー3aと下部カバー3bとで二重構造に形成され、下部カバー3bの外周端縁には導光板5よりも外側に張り出す張出部3cが一体に形成されている。そして、モニターランプ16は、該モニターランプ16の直射光が下部カバー3bの張出部3cを透過し、枠体1の開口部1aから斜め前方に照射されるように配置されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、誘導灯に関するものである。
従来より、床埋込型の誘導灯が種々提供されているが、この種の誘導灯は例えば人に踏まれるような通路などに設置されるため、通常保護カバーなどで覆われている。したがって、内部に収納したモニターランプの状態を確認するためには、保護カバーやその他枠などの外郭部品を取り外さなければならず、利便性に欠けるものであった。
そこで、利便性を向上させるために、枠などの外郭部品にモニター構造を設けることが考えられるが、この場合モニター構造部分の保護構造や当該部分からの塵埃の侵入を防止する必要があるため、構造が複雑化するとともにコストアップになるという問題があった。
また、床面に直交する方向からモニターランプを視認できるように、枠と表示板の間あるいは枠と導光板の間の隙間部分にモニターランプを配置したものも提案されているが、この場合隙間を通して内部構造が見えてしまうことで、外観美観性を損なうという問題があった。
さらに近年では、上記の問題点を踏まえた上で、リモコン送信器を用いてモニターランプの状態確認ができるものも提案されている(例えば特許文献1参照)。この誘導灯は、表示板の材料として光透過率の高いものを用いるとともに、モニターランプを表示板に近接して配置することで、表示板を透過したランプ光を外部から視認できるようになっている。
特開2007−250267号公報(段落[0019]−段落[0040]、及び、第1図−第4図)
上述の特許文献1に示した誘導灯は、保護カバーや枠などの外郭部品を取り外すことなくモニターランプの状態確認を行えるものではあるが、モニターランプの出射面を表示板に対向させているため(すなわち、ランプ軸が表示板と略直交するようにモニターランプを配置しているため)、出射光が拡散するものの誘導灯に近寄らなければランプ光を視認できず、その結果誘導灯が複数ある場合には確認作業に手間がかかるものであった。
本発明は上記問題点に鑑みて為されたものであり、その目的とするところは、コストアップを抑えつつ、利便性、外観美観性および作業性を向上させた誘導灯を提供することにある。
請求項1の発明は、端面から入射した光源からの光を前方に照射させる導光板と、前方に配置される枠体の開口部を臨むようにして導光板の前方に配置され、該導光板からの光を透過させることで所定の表示を行う表示板と、表示板の前方に配置されて該表示板を保護する透光性の保護カバーと、動作表示を行うモニターランプとを備え、保護カバーは、導光板側の少なくとも一部に該導光板よりも外側に張り出す張出部が形成され、モニターランプのランプ光が該張出部を透過して枠体の開口部から斜め前方に照射されるように、モニターランプが配置されたことを特徴とする。
請求項2の発明は、ランプ光の少なくとも一部が保護カバーの内部を通過して枠体の開口部から斜め前方に照射されるように、ランプ光を反射させる反射板を設けたことを特徴とする。
請求項1の発明によれば、モニターランプを斜め方向から視認できるように構成することで、誘導灯から離れた位置からでもモニターランプの状態確認を行うことができるから、誘導灯が複数ある場合であっても確認時間を短縮することができ、特許文献1に示した誘導灯に比べて作業性を向上させることができる。また、従来例のように保護カバーや枠などの外郭部品を取り外さなくてもよく、さらにモニターランプを確認しながら、例えば他のリモコン操作なども同時に行うこともできるから利便性が向上する。また、モニターランプを枠などの外郭部品に設けた場合に比べて枠体を簡単な構造にすることができるから、コストアップを抑えることができ、さらに枠と表示板あるいは枠と導光板の間に隙間を設ける必要がないので、内部構造が見え難くなり外観美観性が向上するという効果がある。
請求項2の発明によれば、部品製造時のばらつきや施工時の嵌合ばらつきなどによってモニターランプからの直射光が視認できない場合であっても、反射板による反射光を視認することができるから、モニターランプの状態確認を確実に行うことができるという効果がある。
以下に本発明に係る誘導灯の実施形態を図1〜図8に基づいて説明する。本発明に係る誘導灯は、例えば床面などの造営面に埋込配設され、避難誘導用の標識として用いられる。なお、以下の説明では特に断りがない限り、図4(a)中の矢印a−bの方向を上下方向、矢印c−dの方向を前後方向、矢印e−fの方向を左右方向として説明する。
本実施形態の誘導灯Aは、図3に示すように枠体1と、パッキン2と、保護カバー3と、表示板4と、導光板5と、反射板6と、ベース7と、灯具本体8とで構成され、例えば床面に埋込配設された矩形箱状の埋込ボックス9内に収納される。
枠体1は、例えばステンレス製であって、中央部に矩形状の開口部1aを有する横長の矩形枠状に形成され、枠体1の外周部分には固定ねじ10が挿通されるねじ挿通孔1bが所定の位置に複数(本実施形態では6個)貫設されている。ここにおいて、開口部1aの開口寸法は、後述する保護カバー3を構成する上部カバー3aの外形寸法と略同寸法に設定されており、組立状態では上部カバー3aの上面が開口部1aを通して上方に露出するようになっている(図1参照)。
パッキン2は、例えば合成樹脂成形品であって、枠体1と略同じ外形寸法の矩形枠状に形成され、中央部には上記の開口部1aと略同寸法に開口する開口部2aが設けられている。また、上記の各ねじ挿通孔1bに対応する部位には、同様に固定ねじ10が挿通されるねじ挿通孔2bがそれぞれ貫設されている。
保護カバー3は、例えば透明な強化ガラスからなり、略矩形板状の上部カバー3aおよび下部カバー3bで二重構造に形成されている。上部カバー3aは後述する導光板5と略同じ外形寸法に形成され、下部カバー3bは上部カバー3aよりも長寸且つ幅広に形成されており、導光板5よりも外側に張り出す張出部3cが全周に渡って一体に形成されている。
表示板4は、例えば合成樹脂成形品であって、横長の略矩形板状に形成され、表示板4の上面には左右方向を差し示す矢印や人物を模したピクトグラムで構成された表示パターンPが印刷形成されている。なお、本実施形態では、表示板4の外形寸法を上記の枠体1の開口部1aの開口寸法と略同寸法に設定しており、表示板4の上面全体が上方から視認できるようになっている。
導光板5は、例えば透明なアクリル樹脂成形品であって、上記の表示板4の外形寸法と略同寸法に設定されており、組立状態において表示板4の下方に配置される。この導光板5の左右方向両端面には、組立状態において光源ブロック11、11がそれぞれ対向して配置されるようになっており、各光源ブロック11から照射された光はそれぞれ導光板5の内部を透過して上方(すなわち表示板4側)に照射される。
反射板6は、横長の略矩形板状であって、前後方向両端部が上方に折り曲げられており、下方から導光板5を保持するような形で配置される。また、反射板6の主面には、受光孔6a、6aが点対称な位置にそれぞれ貫設されている。なお、上記の受光孔6aの一方は、組立状態において後述するリモコン受光ブロック23の受光素子19に対向する形に配置され、リモコン送信器(図示せず)から送信されるワイヤレス信号(例えば、赤外線など)を受信できるようになっている。ここにおいて、上記の受光孔6a、6aは点対称な位置に設けられているので、反射板6の左右が入れ替わった状態で取り付けられたとしても何れかの受光孔6aが受光素子19に対向するから、ワイヤレス信号を確実に受信できるとともに反射板6の取付ミスを防止することができる。
ベース7は、後述の電装品を収納するためのケースであって、上方が開口した横長矩形箱状のベース本体7aの内部には、電源端子台22や、停電時における電源供給用の蓄電池24や、点灯制御ブロック12が収納されている。点灯制御ブロック12は、点灯回路(図示せず)、光源ブロック11を構成する冷陰極蛍光ランプ21および蓄電池24の状況(例えば蓄電池24の充電状態など)をチェックする自己点検機能を有し、上記の点灯回路を制御する制御回路が内蔵されている。また、ベース本体7aの左右方向両端部には、光源ブロック11、11が互いに対向する形に配置され、上述したように組立状態では、各光源ブロック11が導光板5の左右方向両端部にそれぞれ対向する形に配置される。さらに、ベース本体7aの内部には、取付金具20に取り付けられたスイッチブロック13およびリモコン受光ブロック23も収納されている。
取付金具20は、図1に示すようにそれぞれ略L字状に形成された取付片20b、20cが連結片20aを介して一体に折曲形成されており、さらに一方の取付片20cは連結片20aに対して斜め上方に傾斜する形に折り曲げられている。また、取付片20bにおいて上記の受光素子19に対応する部位には受光孔20eが貫設され、取付片20cにおいてスイッチブロック13に対応する部位には該スイッチブロック13を構成するモニターランプ15、16、点検スイッチ17および自己点検スイッチ18を露出させる切欠部20fが設けられている(図4(b)参照)。ここにおいて、スイッチブロック13は図1に示すように固定ねじを用いて取付片20cに取着され、リモコン受光ブロック23は固定ねじを用いて取付片20bに取着される。
光源ブロック11は、図3に示すように略コ字型に形成されたランプ保持金具25と、直管型の冷陰極蛍光ランプ21とで構成されており、各冷陰極蛍光ランプ21は、電線26を介して点灯制御ブロック12の出力端にそれぞれ接続されている(図5参照)。
灯具本体8は、図3に示すように上面が開口する横長の略矩形箱状であって、灯具本体8の開口端縁には外側に延出する鍔部8aが全周に渡って設けられている。また、鍔部8aには、枠体1のねじ挿通孔1bおよびパッキン2のねじ挿通孔2bに対応する部位に、固定ねじ10が螺合するねじ孔8bがそれぞれ設けられている。
次に、本実施形態の誘導灯Aの回路構成について説明する。図5は本実施形態の誘導灯Aの概略ブロック図を示し、点灯制御ブロック12には電源端子台22、蓄電池24、リモコン受光ブロック23、スイッチブロック13および冷陰極蛍光ランプ21がそれぞれ接続されている。ここに、点灯制御ブロック12は、通常時には電源端子台22から供給される商用電源ACから動作電源を生成するとともに、点灯回路(図示せず)に電源供給しつつ蓄電池24を充電し、停電時には蓄電池24からの放電電力から動作電源を生成するとともに、点灯回路に電源供給を行っている。そして、点灯回路から各冷陰極蛍光ランプ21にそれぞれ点灯電力が供給されると、各冷陰極蛍光ランプ21がそれぞれ点灯するようになっている。なお、電源端子台22には常用消灯スイッチ22aが設けられており、点検者などがこの常用消灯スイッチ22aを押すと、点灯制御ブロック12により点灯回路への商用電源ACの供給が遮断され、その結果両光源ブロック11、11の冷陰極蛍光ランプ21、21が消灯状態となる。
スイッチブロック13は、モニターランプ15、16、点検スイッチ17および自己点検スイッチ18で構成され、モニターランプ15は、例えば赤色のLEDからなり、冷陰極蛍光ランプ21の状態に応じて点灯、消灯または点滅する。例えば、冷陰極蛍光ランプ21が正常な場合にはモニターランプ15は消灯し、ランプ外れやランプ割れなどの異常時には点灯し、さらにランプ交換時期が経過した場合には点滅するようになっている。一方、モニターランプ16は、例えば緑色のLEDからなり、蓄電池24の状態に応じて点灯、消灯または点滅する。例えば、蓄電池24が正常な場合にはモニターランプ16は点灯し、電池外れの場合には消灯し、さらに電池交換時期が経過した場合には点滅するようになっている。
点検スイッチ17は、例えばモメンタリ型の押ボタンスイッチであって、本スイッチを押している間だけ非常点灯するようになっている。すなわち、点検スイッチ17を押している間は、点灯制御ブロック12により点灯回路への商用電源ACの供給が停止され、蓄電池24からの放電電力をもとに冷陰極蛍光ランプ21が点灯することになる。さらに、自己点検スイッチ18は、例えばモメンタリ型の押ボタンスイッチであって、点灯制御ブロック12は自己点検スイッチ18が押されると、商用電源ACの供給を遮断するとともに蓄電池24により冷陰極蛍光ランプ21を定格時間非常点灯させ、定格時間経過後は自動的に常用点灯(すなわち商用電源ACによる点灯状態)に切り替える(以下、自己点検という。)。なおこのとき、点灯制御ブロック12は、冷陰極蛍光ランプ21および蓄電池24の状態も合わせて点検し、上述したモニターランプ15、16を介して点検結果を表示させる。
リモコン受光ブロック23は、リモコン送信器(図示せず)から送信されたワイヤレス信号を受信するための受光素子19を備えており、受光素子19がワイヤレス信号を受信すると、受信したワイヤレス信号に対応する信号が点灯制御ブロック12に入力される。そして、点灯制御ブロック12では入力された信号に応じて各種の制御動作が実行される。例えば、リモコン送信器に設けられた点検スイッチ(図示せず)が押されると、リモコン送信器からは点検スイッチに対応するワイヤレス信号(本実施形態では自己点検に対応する信号)が送信され、受光素子19がこのワイヤレス信号を受信すると、点灯制御ブロック12は上述した自己点検を実行することになる。なお、本実施形態の誘導灯Aでは、リモコン受光ブロック23を反射板6の下方に配置しているため、反射板6において受光素子19に対応する部位に受光孔6aを設けているが、組立状態では受光孔6a、取付金具20に設けた受光孔20eおよび受光素子19の各中心軸が略一致するように、反射板6、取付金具20およびリモコン受光ブロック23がそれぞれ配置されることになる。
次に、誘導灯Aの組立手順について説明する。なお、以下の説明では、光源ブロック11、点灯制御ブロック12、電源端子台22、蓄電池24、スイッチブロック13およびリモコン受光ブロック23を予めベース7内に収納し、さらに各電装品間を図示しない電線により予め接続しているものとして説明する。まず、床面に埋込配設された埋込ボックス9内に灯具本体8を収納し、電線孔9aを通して埋込ボックス9内に導入した電源線14を、電線孔(図示せず)を通して灯具本体8内に導入する。次に、ベース7を灯具本体8内に収納した後、電源線14を電源端子台22の入力端に接続する。さらにその後、ベース7の上方に反射板6、導光板5、表示板4、保護カバー3の順番に積層配置する。なおこのとき、反射板6は、一方の受光孔6aがリモコン受光ブロック23の受光素子19に対向するように配置される。そして最後に、上方からパッキン2、枠体1の順番に配置し、ねじ挿通孔1b、2bに挿通した各固定ねじ10をそれぞれ対応するねじ孔8bに螺合させると、誘導灯Aの組み立てが完了する(図4(a)参照)。
ここで、図1は誘導灯Aの組立状態の一例を示す断面図であり、リモコン受光ブロック23を構成する受光素子19は、受光面が受光孔6a、20eに対向するように配置される。一方、スイッチブロック13を構成するモニターランプ15、16(図1ではモニターランプ16のみ図示)は、上述したようにスイッチブロック13を取り付けるための取付片20cを連結片20aに対して傾斜させているため、モニターランプ15、16から照射される光(以下、直射光という。)は斜め方向に照射されることになるが、本実施形態では保護カバー3の下部カバー3bに導光板5よりも外側に張り出す張出部3cを形成しているので、モニターランプ15、16の直射光は、保護カバー3の張出部3cを透過して枠体1の開口部1aから斜め上方(図1中の矢印aの向き)に照射されることになる。なお本実施形態で用いるモニターランプ15、16は、直射光が矢印aを中心としてθ1(θ1=12.4°)の角度で拡散するようになっており、また視認できる最大角度は床面からθ2(θ2=75°)となっている。
而して、図1に示す誘導灯Aによれば、モニターランプ15、16を斜め方向から視認できるように構成することで、誘導灯Aから離れた位置からでもモニターランプ15、16の状態確認を行うことができるから、誘導灯Aが複数ある場合であっても確認時間を短縮することができ、特許文献1に示した誘導灯に比べて作業性を向上させることができる。また、従来例のように保護カバーや枠などの外郭部品を取り外さなくてもよく、さらにモニターランプ15、16を確認しながら、例えばリモコン操作なども同時に行うこともできるから利便性が向上する。また、モニターランプを枠などの外郭部品に設けた場合に比べて枠体1を簡単な構造にすることができるから、コストアップを抑えることができ、さらに枠と表示板あるいは枠と導光板の間に隙間を設ける必要がないから、内部構造が見え難くなり外観美観性が向上する。
ここで、図2は本実施形態における誘導灯Aの組立状態の別の例を示す断面図であり、例えば保護カバー3の製作誤差により、組立状態において保護カバー3を構成する上部カバー3aの端面3dが正規の位置(図1に示す位置)よりも内側(図2中の左側)に位置している。この場合、モニターランプ15、16(図2ではモニターランプ16のみ図示)の直射光は図中の破線bの向きに照射されることになるが、図2に示すように上部カバー3aの端面3dで遮られるため上方からランプ光を確認することができない。したがって、本実施形態では保護カバー3の製作誤差があった場合でも、モニターランプ15、16のランプ光を確認できるように、取付片20cの先端部に反射片20d(反射板)を設けている(図6、7参照)。
まず、図6は保護カバー3が製作誤差のない寸法で製作された場合(すなわち、図1と同様)を示しており、この場合モニターランプ15、16(図6ではモニターランプ16のみ図示)の直射光は斜め上方(図6中の矢印aの向き)に照射される。なおこの場合も、図1に示す誘導灯Aと同様に、モニターランプ15、16の直射光が、矢印aを中心としてθ1(θ1=12.4°)の角度で拡散するようになっており、また視認できる最大角度は床面からθ2(θ2=75°)となっている。また、モニターランプ15、16のランプ光の一部は上記の反射片20dにより反射され、保護カバー3の内部を通過して枠体1の開口部1aから斜め上方(図6中の矢印cの向き)に照射される。なお、この反射光は、矢印cを中心としてθ3(θ3=13.5°)の角度で拡散するようになっており、また反射光を視認できる最大角度は床面からθ4(θ4=47°)となっている。すなわち、本実施例の場合にはモニターランプ15、16の直射光、反射光ともに視認できるようになっている。
一方、図7は保護カバー3が製作誤差を含む寸法で製作された場合を示しており、この場合モニターランプ15、16の直射光は図2の場合と同様に上部カバー3aの端面3dで遮られ、上方から視認することができない。しかし、モニターランプ15、16のランプ光の一部は上記の反射片20dにより反射され、保護カバー3の内部を通過して枠体1の開口部1aから斜め上方(図7中の矢印cの向き)に照射される。すなわち、本実施例の場合、モニターランプ15、16の直射光は視認できないが、反射光は視認できるようになっている。
ここにおいて、上記の反射片20dは、モニターランプ15、16の上方(前方)に配置されており、モニターランプ15、16の反射光(図7中の実線c)は表示板4および反射板6に干渉しないような角度で反射される。また、上記の反射光は上述した直射光(図7中の破線a)よりも浅い角度であって、且つ、上部カバー3aの端面3dに当たらない角度で反射される。すなわち、上記すべての条件を満たすように光を反射させることによって、外部からランプ光を視認できるとともに、直射光よりも離れた位置からでもランプ光を視認できるのである。
而して、図6、7に示す誘導灯Aによれば、部品製造時のばらつきや施工時の嵌合ばらつきなど(例えば、保護カバー3の製作誤差など)によってモニターランプ15、16の直射光が視認できない場合であっても、反射片20dによる反射光を視認することができるから、モニターランプ15、16の状態確認を確実に行うことができる。
ここで、図8は本実施形態の誘導灯Aに対してリモコン送信器27を用いて自己点検を行う場合を示しており、図中の領域dはモニターランプ(図示せず)の直射光が視認できる領域、領域eは反射光が視認できる領域をそれぞれ示している。今、誘導灯Aから点検者Xまでの水平距離L≒1.5m、点検者Xの視線の高さH≒1.6mであるとすると、点検者Xが誘導灯Aのモニター部分を見下ろす角度θ5≒47°となるから、上述したθ4と略一致することになり、点検者Xからはモニターランプの反射光が見えることになる。この場合、モニターランプを確認しながらリモコン操作を行うこともできるから、利便性が向上するという利点がある。
なお、本実施形態では、保護カバー3を上部カバー3aおよび下部カバー3bで二重構造に形成しているが、保護カバーの構造は本実施形態に限定されるものではなく、導光板側の部位に当該導光板よりも外側に張り出す張出部が設けられていれば一体であってもよい。また、点検者Xから誘導灯Aまでの距離Lは一例であって、例えば誘導灯の配置レイアウトなどに応じて距離Lを適宜設定してもよい。
本実施形態の誘導灯の一部省略せる断面図である。 同上の一部省略せる別の断面図である。 同上の分解斜視図である。 同上を示し、(a)は斜視図、(b)は要部詳細図である。 同上の概略ブロック図である。 同上の一部省略せるさらに別の断面図である。 同上の一部省略せるまたさらに別の断面図である。 同上をリモコン操作する際の動作説明図である。
符号の説明
1 枠体
1a 開口部
3 保護カバー
3c 張出部
4 表示板
5 導光板
16 モニターランプ
A 誘導灯

Claims (2)

  1. 端面から入射した光源からの光を前方に照射させる導光板と、前方に配置される枠体の開口部を臨むようにして導光板の前方に配置され、該導光板からの光を透過させることで所定の表示を行う表示板と、表示板の前方に配置されて該表示板を保護する透光性の保護カバーと、動作表示を行うモニターランプとを備え、前記保護カバーは、前記導光板側の少なくとも一部に該導光板よりも外側に張り出す張出部が形成され、前記モニターランプのランプ光が該張出部を透過して前記枠体の開口部から斜め前方に照射されるように、前記モニターランプが配置されたことを特徴とする誘導灯。
  2. 前記ランプ光の少なくとも一部が前記保護カバーの内部を通過して前記枠体の開口部から斜め前方に照射されるように、前記ランプ光を反射させる反射板を設けたことを特徴とする請求項1記載の誘導灯。
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