JP2010026481A - 電子写真機器用導電性ロールの製法 - Google Patents

電子写真機器用導電性ロールの製法 Download PDF

Info

Publication number
JP2010026481A
JP2010026481A JP2008280290A JP2008280290A JP2010026481A JP 2010026481 A JP2010026481 A JP 2010026481A JP 2008280290 A JP2008280290 A JP 2008280290A JP 2008280290 A JP2008280290 A JP 2008280290A JP 2010026481 A JP2010026481 A JP 2010026481A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
component
foam layer
range
urethane foam
composition
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2008280290A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5097085B2 (ja
Inventor
Motoharu Ishihara
基晴 石原
Kunio Ito
邦夫 伊東
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Riko Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Riko Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Riko Co Ltd filed Critical Sumitomo Riko Co Ltd
Priority to JP2008280290A priority Critical patent/JP5097085B2/ja
Publication of JP2010026481A publication Critical patent/JP2010026481A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5097085B2 publication Critical patent/JP5097085B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Dry Development In Electrophotography (AREA)
  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)
  • Rolls And Other Rotary Bodies (AREA)

Abstract

【課題】ウレタン発泡層において、電気抵抗を低抵抗化できるとともに、耐久使用による導電性の変化が生じにくく、さらにウレタン発泡層内における電気抵抗のばらつきを抑制することができる、電子写真機器用導電性ロールの製法を提供する。
【解決手段】下記の(F)成分を除く各成分を特定の割合で混合した予備混合物と、下記の(A),(B),(F)成分を特定の割合で反応させてなるプレポリマーとを混合して、ウレタン発泡層2用組成物中の下記の(G)成分の含有割合が、0.05〜10重量%の範囲となるようウレタン発泡層2用組成物を調製し、それにより、軸体1の外周面に、ウレタン発泡層2を形成する。
(A)EO単位が30モル%未満で、Mwが1000〜6000の範囲にあるポリエーテルポリオール。
(B)EO単位が50モル%以上で、Mwが3000〜15000の範囲にあるポリエーテルポリオール。
(C)カーボンブラック。
(D)発泡剤。
(E)触媒。
(F)イソシアネート。
(G)イオン導電剤。
【選択図】図1

Description

本発明は、複写機,プリンター,ファクシミリ(FAX)のような電子写真機器に用いられる電子写真機器用導電性ロールの製法に関するものである。
トナー供給ロールは、複写機、レーザービームプリンター(LBP)等に使用されるロールであり、現像ロールに圧接して使用され、トナーを現像ロールに供給する役目と、現像ロール上のトナーを掻きとる役目をしており、フルカラー機においては必要不可欠なロールである。このようなトナー供給ロールは、通常、現像ロールとの間にバイアス差を設け、現像ロール上のトナーを掻きとり、あるいは現像ロールへとトナーを供給している。従来、トナー供給ロールは、導電性のウレタンスラブスポンジを切り抜き、ロール形状に研磨して作製していたが、研磨のケバがとれて異物となる。そこで、研磨レスの製法として、金型一体成形により形成されたウレタンスポンジロールが提案されている。そして、そのウレタン発泡層に導電性を付与するため、通常、そのウレタン発泡層用材料(組成物)中にはカーボンブラックが加えられる(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−98786号公報
しかしながら、上記金型一体成形によると、導電剤であるカーボンブラックが多量に必要なことから、材料粘度が上昇し、成形が困難となる。これにより、導電剤であるカーボンブラックの配合量が限られるため、上記ウレタン発泡層の低抵抗化が難しくなる。また、金型一体成形においてエアの巻き込みを防ぐために、片側から発泡した場合、発泡開始から発泡終了迄には時間差が生じるため、カーボンブラックが凝集状態となり、金型の両端部(すなわち、得られるウレタン発泡層の長手方向両端部)で電気抵抗差が生じる等の難点がある。また、カーボンブラックを多量に配合した場合、通電等による外部ストレスによりカーボンブラックのストラクチャーが崩れやすいため、ウレタン発泡層の導電性が変化しやすくなる。そのため、ロールの耐久使用により、画像不具合を生じやすくなる。
本発明は、このような事情に鑑みなされたもので、ウレタン発泡層において、電気抵抗を低抵抗化できるとともに、耐久使用による導電性の変化が生じにくく、さらにウレタン発泡層内における電気抵抗のばらつきを抑制することができる、電子写真機器用導電性ロールの製法の提供をその目的とする。
上記の目的を達成するため、本発明は、軸体と、その外周面に形成されるウレタン発泡層とを備えた電子写真機器用導電性ロールの製法であって、円筒型を準備し、円筒型内の中心軸上に軸体をセットする工程と、下記の(A),(C),(D),(E),(G)成分、または(A),(B),(C),(D),(E),(G)成分を、下記(α)の関係を満たすよう配合し混合した予備混合物と、下記の(A),(B),(F)成分を下記(β)の関係を満たすよう配合し反応させてなるプレポリマーとを混合して、ウレタン発泡層用組成物中の下記の(G)成分の含有割合が、0.05〜10重量%の範囲となるようウレタン発泡層用組成物を調製し、この組成物を上記円筒型の成形キャビティの片側から注入する工程と、上記組成物を加熱して発泡硬化させて軸体の外周面にウレタン発泡層を形成する工程とを備えた電子写真機器用導電性ロールの製法を、その要旨とする。
(A)エチレンオキサイド(EO)単位が30モル%未満で、重量平均分子量(Mw)が1000〜6000の範囲にあるポリエーテルポリオール。
(B)エチレンオキサイド(EO)単位が50モル%以上で、重量平均分子量(Mw)が3000〜15000の範囲にあるポリエーテルポリオール。
(C)カーボンブラック。
(D)発泡剤。
(E)触媒。
(F)イソシアネート。
(G)イオン導電剤。
(α)(B)成分と、(A)成分との重量混合比が、(B)成分/(A)成分=0/100〜40/60。
(β)(A)成分と、(B)成分と、(F)成分との重量混合比が、(B)成分/{(A)成分+(B)成分+(F)成分}=0.03〜0.4。
本発明者らは、ウレタン発泡層において、電気抵抗を低抵抗化できるとともに、ウレタン発泡層内における電気抵抗のばらつきを抑制することができる電子写真機器用導電性ロールを得るため、鋭意研究を重ねた。その結果、上記EO単位が30モル%未満の特定のポリエーテルポリオール(A成分)と、上記EO単位が50モル%以上の特定のポリエーテルポリオール(B成分)と、カーボンブラック(C成分)と、発泡剤(D成分)と、触媒(E成分)と、イソシアネート(F成分)と、イオン導電剤(G成分)とを材料とし、イソシアネートを除く上記各成分を特定の割合で混合した予備混合物と、上記AおよびB成分のポリオールの一部とイソシアネートとを特定の割合で反応させてなるプレポリマーとを混合して、ウレタン発泡層用組成物中の上記G成分の含有割合が特定の範囲となるようウレタン発泡層用組成物を調製すると、カーボンブラックの配合量を多くしなくとも、導電性を確保することができることを見いだした。
このように、本発明の電子写真機器用導電性ロールの製法は、上記EO単位が30モル%未満の特定のポリエーテルポリオール(A成分)と、上記EO単位が50モル%以上の特定のポリエーテルポリオール(B成分)と、カーボンブラック(C成分)と、発泡剤(D成分)と、触媒(E成分)と、イソシアネート(F成分)と、イオン導電剤(G成分)とを材料とし、イソシアネートを除く上記各成分を特定の割合で混合した予備混合物と、上記AおよびB成分のポリオールの一部とイソシアネートとを特定の割合で反応させてなるプレポリマーとを混合して、ウレタン発泡層用組成物中の上記イオン導電剤(G成分)の含有割合が特定範囲となるウレタン発泡層用組成物を調製し、この組成物を、軸体がセットされた円筒型の成形キャビティの片側から注入し、上記組成物を加熱して発泡硬化させて、軸体の外周面にウレタン発泡層を形成することにより行われる。そのため、上記ウレタン発泡層において、安定したカーボンブラックの分散状態を形成することができ、電気抵抗を低抵抗化できるとともに、ロールの耐久使用による導電性の変化が生じにくく耐久性に優れ、さらにウレタン発泡層内における電気抵抗のばらつきを抑制することができる。また、この製法により、円筒型の両端部における発泡が均一に行われるようになる。さらに、この製法により形成されたウレタン発泡層は、連通性も高いため、この層を備えたロールを、例えば、トナー供給ロールとして使用することにより、トナー掻き取り性、トナー供給性に優れるようになる。
特に、上記ウレタン発泡層用組成物中の、(G)成分のイオン導電剤の含有割合が特定の範囲となるよう配合すると、耐久性が上がるとともに、より効果的に導電性を確保することができるようになる。
また、上記ウレタン発泡層用組成物のNCOインデックスが特定の範囲となるよう、上記予備混合物とプレポリマーとを混合すると、ウレタン発泡層の低硬度化と架橋密度とのバランスにより優れるようになる。
本発明の製法により得られる電子写真機器用導電性ロール(以下、「導電性ロール」と略す。)は、例えば、図1に示すように、軸体1の外周面にウレタン発泡層2が形成されて構成されている。
そして、本発明の製法は、例えば、次のようにして行われる。すなわち、まず、図2に示すように、導電性ロールのウレタン発泡層2の軸方向の長さに略等しい長さの円筒型3と、この円筒型3の両端を閉塞するキャップ4,5とから構成された成形型を準備する。この成形型は、円筒型3内の中心軸上に軸体1となる芯金をセットし、上記円筒型3の両端をキャップ4,5で閉塞するとともに、これらキャップ4,5により上記軸体1を支持することによって、円筒型3内に目的とする導電性ロールの最終ロール形状(外径)を与える成形キャビティ6が形成されるようになっている。そして、下記の(A),(C),(D),(E),(G)成分、または(A),(B),(C),(D),(E),(G)成分を、下記(α)の関係を満たすよう配合し混合した予備混合物と、下記の(A),(B),(F)成分を下記(β)の関係を満たすよう配合し反応させてなるプレポリマーとを混合して、ウレタン発泡層2用組成物中の下記(G)成分の含有割合が、0.05〜10重量%の範囲となるようウレタン発泡層2用組成物を調製し、この組成物を上記円筒型3の成形キャビティ6の片側から注入する。その後、上記組成物を所定温度(好ましくは、40〜70℃)のオーブン中で所定時間(好ましくは、1〜60分間)加熱して発泡硬化させた後、脱型して、軸体1の外周面にウレタン発泡層2が形成されてなる単層構造の導電性ロール(図1参照)を作製することができる。このような発泡によると、エアの巻き込みを防ぐことができ、得られたウレタン発泡層2内における両端の電気抵抗差をより軽減することができる点で好ましい。
(A)エチレンオキサイド(EO)単位が30モル%未満で、重量平均分子量(Mw)が1000〜6000の範囲にあるポリエーテルポリオール。
(B)エチレンオキサイド(EO)単位が50モル%以上で、重量平均分子量(Mw)が3000〜15000の範囲にあるポリエーテルポリオール。
(C)カーボンブラック。
(D)発泡剤。
(E)触媒。
(F)イソシアネート。
(G)イオン導電剤。
(α)(B)成分と、(A)成分との重量混合比が、(B)成分/(A)成分=0/100〜40/60。
(β)(A)成分と、(B)成分と、(F)成分との重量混合比が、(B)成分/{(A)成分+(B)成分+(F)成分}=0.03〜0.4。
上記予備混合物中のB成分とA成分との重量混合比は、上記(α)の関係を満たすよう配合する必要があり、好適な範囲は、B成分/A成分=0/100〜35/65の範囲である。すなわち、この範囲よりもB成分が多過ぎる(A成分が少な過ぎる)と、A成分とB成分とが相分離するおそれがあり、また吸水性も大きくなるおそれもあるからである。
また、上記プレポリマー中のA成分と、B成分と、F成分との重量混合比は、上記(β)の関係を満たすよう配合する必要があり、好適な範囲は、B成分/(A成分+B成分+F成分)=0.05〜0.35の範囲である。すなわち、この数値範囲の下限未満となるよう各成分を配合して上記プレポリマーを調製すると、B成分により得られる効果(カーボンブラックの分散安定効果等)が小さくなる傾向がみられ、逆に、この数値範囲の上限を超えるよう各成分を配合して上記プレポリマーを調製すると、吸水性が高くなり過ぎる等の問題を生じるからである。
そして、上記予備混合物とプレポリマーとの混合により調製されたウレタン発泡層2用組成物中の、G成分のイオン導電剤の含有割合は、前述のように、0.05〜10重量%の範囲となるよう配合する必要があり、より好ましくは、0.1〜8重量%の範囲である。すなわち、この範囲内でイオン導電剤を配合すると、耐久性が上がるとともに、より効果的に導電性を確保することができるようになるからである。
また、上記ウレタン発泡層2用組成物は、そのNCOインデックスが、60〜150の範囲となるよう上記予備混合物とプレポリマーとを混合することが好ましく、より好ましくは、70〜130の範囲である。すなわち、この範囲内であると、ウレタン発泡層の低硬度化と架橋密度とのバランスにより優れるようになるからである。
上記導電性ロールに用いる軸体1としては、例えば、金属製の中空体や中実体等があげられる。そして、その材質としては、ステンレス、アルミニウム、鉄にメッキを施したもの等があげられる。さらには、樹脂製の軸体に金属をメッキしたものや、導電性樹脂材料を用いて形成してなる軸体等があげられる。
上記軸体1の外周面に形成されるウレタン発泡層2の形成材料としては、前記A〜G成分が用いられる。
上記A成分のポリエーテルポリオールとしては、エチレンオキサイド(EO)単位が30モル%未満で、重量平均分子量(Mw)が1000〜6000の範囲にあるものが用いられ、好ましくはEO単位が0〜20モル%で、重量平均分子量(Mw)が3000〜6000の範囲である。すなわち、上記EO単位が30モル%以上であると、吸水性が高くなり、高湿環境下での物性低下が顕著になるからである。また、上記重量平均分子量(Mw)が1000未満であると、導電性ロールに必要な柔軟性を保つのが難しく、逆に6000を超えると、へたり特性の悪化が顕著になるからである。
ここで、本発明におけるEO単位(ユニット)のモル%は、ポリエーテルポリオール中の〔EO/(PO+BO+EO)〕のモル%で表される。なお、POはプロピレンオキサイド単位を示し、BOはブチレンオキサイド単位を示す。
上記A成分のポリエーテルポリオールとしては、例えば、ポリプロピレングリコール、ポリブチレングリコール、またはそれらのEO変性タイプ等があげられる。これらは単独でもしくは二種以上併せて用いられる。これらのなかでも、低硬度と低へたりの点で、ポリプロピレングリコールもしくはまたはそれらのEO変性タイプが好ましい。
また、上記B成分のポリエーテルポリオールとしては、エチレンオキサイド(EO)単位が50モル%以上で、重量平均分子量(Mw)が3000〜15000の範囲にあるものが用いられ、好ましくはEO単位が60〜100モル%で、重量平均分子量(Mw)が5000〜13000の範囲である。すなわち、上記EO単位が50モル%未満であると、カーボンブラックとの親和性が低く、所望の効果が得られないからである。また、上記重量平均分子量(Mw)が3000未満である場合でも、カーボンブラックとの親和性が低くなり、逆に15000を超えると、A成分との相溶性が非常に悪くなり、物性が極端に低下するからである。
上記B成分のポリエーテルポリオールとしては、例えば、ポリエチレングリコール(PEG)、EO変性ポリプロピレングリコール(PPG)、EO変性ポリブチレングリコール等があげられる。これらは単独でもしくは二種以上併せて用いられる。これらのなかでも、A成分との相溶性、液粘度の点で、PEG、EO変性PPGが好ましい。
上記C成分のカーボンブラックとしては、高導電性カーボンブラックが好ましい。
上記カーボンブラック(C成分)の配合量は、導電性、成形性等の観点から、前記予備混合物中のA成分とB成分の合計量100重量部(以下「部」と略す)に対して、1〜30部の範囲とすることが好ましく、特に好ましくは2〜20部の範囲である。
また、上記D成分の発泡剤としては、水が好ましい。上記発泡剤(D成分)の配合量は、前記予備混合物中のA成分とB成分の合計量100部に対して、0.3〜2.5部の範囲が好ましく、特に好ましくは0.8〜2.0部の範囲である。
つぎに、上記E成分の触媒としては、例えば、第三級アミン触媒、有機金属化合物等があげられる。これらは単独でもしくは二種以上併せて用いられる。これらのなかでも、第三級アミン触媒が好ましい。
上記第三級アミン触媒としては、例えば、トリエチルアミン、ジメチルアミノエチルモルフォリン、N,N−ジメチルシクロヘキシルアミン(DMEDA)、N,N,N′,N′−テトラメチルエチレンジアミン(TMEDA)、N,N,N′,N″,N″−ペンタメチルジエチレントリアミン(PMDETA)、トリエチレンジアミン(TEDA)、ジメチルアミノエタノール(DMEA)、ビス(2−ジメチルアミノエチル)エーテル(BDMEE)等があげられる。これらは単独でもしくは二種以上併せて用いられる。これらのなかでも、トリエチルアミン、ジメチルアミノエチルモルフォリンが好ましい。
上記第三級アミン触媒の配合量は、前記予備混合物中のA成分とB成分の合計量100部に対して、0.1〜3部の範囲が好ましく、特に好ましくは0.5〜3部の範囲である。
また、上記F成分のイソシアネートとしては、例えば、4,4′−ジフェニルメタンジイソシアネート(MDI)、トリレンジイソシアネート(TDI)〔2,4−体、2,6−体、2,4−体と2,6−体との混合物〕、3,3′−ビトリレン−4,4′−ジイソシアネート、3,3′−ジメチルジフェニルメタン−4,4′−ジイソシアネート、2,4−トリレンジイソシアネートウレチジンジオン(2,4−TDIの二量体)、1,5−ナフチレンジイソシアネート、メタフェニレンジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネート(HDI)、イソホロンジイソシアネート(IPDI)、4,4′−ジシクロヘキシルメタンジイソシアネート(水添MDI)、カルボジイミド変性MDI、オルトトルイジンジイソシアネート、キシレンジイソシアネート、パラフェニレンジイソシアネート、リジンジイソシアネートメチルエステル等があげられる。これらは単独でもしくは二種以上併せて用いられる。これらのなかでも、低抵抗化と低硬度化の点で、TDIが好ましい。
また、上記G成分のイオン導電剤としては、例えば、テトラエチルアンモニウム、テトラブチルアンモニウム、ラウリルトリメチルアンモニウム等のドデシルトリメチルアンモニウム、ヘキサデシルトリメチルアンモニウム、ステアリルトリメチルアンモニウム等のオクタデシルトリメチルアンモニウム、ベンジルトリメチルアンモニウム、ベンジルトリエチルアンモニウム、ベンジルトリブチルアンモニウム、変性脂肪族ジメチルエチルアンモニウム等の第4級アンモニウム塩、塩素酸塩、塩酸塩、臭素酸塩、ヨウ酸塩、ホウフッ化水素酸塩、硫酸塩、アルキル硫酸塩、カルボン酸塩、ホウ酸塩、スルホン酸塩等の有機イオン導電物質、リチウム、ナトリウム、カルシウム、マグネシウム等のアルカリ金属またはアルカリ土類金属の過塩素酸塩、塩素酸塩、塩酸塩、臭素酸塩、ヨウ酸塩、ホウフッ化水素酸塩、トリフルオロメチル硫酸塩、スルホン酸塩等の無機イオン導電性物質等があげられる。これらは単独でもしくは二種以上併せて用いられる。
なお、上記ウレタン発泡層2用組成物には、上記A成分〜G成分に加えて、架橋剤、整泡剤、界面活性剤、難燃剤、充填剤、導電性付与剤、帯電防止剤等を必要に応じて適宜に配合しても差し支えない。これらは単独でもしくは二種以上併せて用いられる。
上記架橋剤としては、例えば、ジエタノールアミン等があげられる。また、上記整泡剤としては、例えば、シリコーン整泡剤(ポリオキシアルキレン−ジメチルポリシロキサン系コポリマー等)、非シリコーン整泡剤等があげられる。
そして、本発明の製法により得られる導電性ロールにおいて、そのウレタン発泡層2の厚みは、2〜8mmの範囲が好ましく、特に好ましくは2.5〜6mmの範囲である。
なお、本発明の製法により得られる導電性ロールは、前記図1に示したような、単層構造に限定するものではなく、例えば、ウレタン発泡層2の外周面に直接、表層を形成してもよく、またウレタン発泡層2の外周面に、少なくとも1つの中間層を介して表層を形成しても差し支えない。
本発明の製法により得られる導電性ロールは、複写機,プリンター,ファクシミリ(FAX)等の電子写真機器に用いることができ、例えば、トナー供給ロール,帯電ロール,現像ロール,転写ロール,定着ロール等として用いることができる。そして、そのウレタン発泡層の発泡セルが細かく、連通性も高いことから、例えば、トナー供給ロールとして使用すると、トナー掻き取り性、トナー供給性に優れるため、好ましい。
つぎに、実施例について比較例と併せて説明する。ただし、本発明は、これら実施例に限定されるものではない。
まず、実施例および比較例に先立ち、ウレタン発泡層の形成材料として、下記に示す材料を準備もしくは調製した。なお、下記A成分およびB成分の「Ohv」は、JIS K 0070の水酸基価を示す。
〔ポリエーテルポリオール(i):A成分〕
三洋化成社製、サンニックスGP5000(EO:0モル%、Ohv:34mgKOH/g、Mw:5000)
〔ポリエーテルポリオール(ii):A成分〕
三洋化成社製、サンニックスGP4000(EO:0モル%、Ohv:42mgKOH/g、Mw:4000)
〔ポリエーテルポリオール(iii) :A成分〕
三洋化成社製、サンニックスGP3000(EO:0モル%、Ohv:56mgKOH/g、Mw:3000)
〔ポリエーテルポリオール(iv):A成分〕
第一工業製薬社製、ハイフレックスG6000(EO:20モル%、Ohv:28mgKOH/g、Mw:6000)
〔PPG:A成分〕
旭ガラス社製、EXCENOL3021J(EO:0モル%、Ohv:34mgKOH/g、Mw:3300)
〔PEG(i):B成分〕
三洋化成社製、PEG5000(EO:100モル%、Ohv:22mgKOH/g、Mw:5000)
〔PEG(ii):B成分〕
三洋化成社製、PEG13000(EO:100モル%、Ohv:8.6mgKOH/g、Mw:13000)
〔EO変性PPG(i):B成分〕
第一工業製薬社製、DR4500(EO:80モル%、Ohv:25mgKOH/g、Mw:4500)
〔EO変性PPG(ii):B成分〕
第一工業製薬社製、ハイフレックスD3000(EO:50モル%、Ohv:38mgKOH/g、Mw:3000)
〔導電性カーボンブラック:C成分〕
ケッチェンブラックインターナショナル社製、ケッチェンブラックEC300J
〔イオン導電剤(i):G成分〕
過塩素酸リチウム(LiClO4
〔イオン導電剤(ii):G成分〕
ホウ酸カリウム塩
〔イオン導電剤(iii) :G成分〕
TBAHS(テトラブチルアンモニウムハイドロジェンサルフェート)
〔架橋剤〕
ジエタノールアミン(Ohv:534mgKOH/g)
〔シリコーン整泡剤〕
東芝シリコーン社製、L650
〔発泡剤:D成分〕
水(Ohv:6233mgKOH/g)
〔第三級アミン触媒:E成分〕
トリエチレンジアミン
〔第三級アミン触媒:E成分〕
ジメチルアミノエチルモルフォリン
〔イソシアネート:F成分〕
三井化学ポリウレタン社製、コスモネートT100(NCO%:48)
〔プレポリマー(1) 〕
上記EO変性PPG(i)(第一工業製薬社製、DR4500)12.5部と、上記PPG(旭ガラス社製、EXCENOL3021J)37.5部と、上記イソシアネート(三井化学ポリウレタン社製、コスモネートT100)50部とを反応させてプレポリマー(NCO%:22.8)を作製した。
〔プレポリマー(2) 〕
上記EO変性PPG(i)(第一工業製薬社製、DR4500)35部と、上記PPG(旭ガラス社製、EXCENOL3021J)15部と、上記イソシアネート(三井化学ポリウレタン社製、コスモネートT100)50部とを反応させてプレポリマー(NCO%:23.0)を作製した。
〔プレポリマー(3) 〕
上記EO変性PPG(i)(第一工業製薬社製、DR4500)5部と、上記PPG(旭ガラス社製、EXCENOL3021J)45部と、上記イソシアネート(三井化学ポリウレタン社製、コスモネートT100)50部とを反応させてプレポリマー(NCO%:22.8)を作製した。
〔プレポリマー(4) 〕
上記EO変性PPG(i)(第一工業製薬社製、DR4500)5部と、上記PPG(旭ガラス社製、EXCENOL3021J)15部と、上記イソシアネート(三井化学ポリウレタン社製、コスモネートT100)80部とを反応させてプレポリマー(NCO%:37.9)を作製した。
〔プレポリマー(5) 〕
上記EO変性PPG(i)(第一工業製薬社製、DR4500)45部と、上記PPG(旭ガラス社製、EXCENOL3021J)5部と、上記イソシアネート(三井化学ポリウレタン社製、コスモネートT100)50部とを反応させてプレポリマー(NCO%:23.0)を作製した。
〔プレポリマー(6) 〕
上記EO変性PPG(i)(第一工業製薬社製、DR4500)2部と、上記PPG(旭ガラス社製、EXCENOL3021J)48部と、上記イソシアネート(三井化学ポリウレタン社製、コスモネートT100)50部とを反応させてプレポリマー(NCO%:22.7)を作製した。
〔プレポリマー(7) 〕
上記EO変性PPG(i)(第一工業製薬社製、DR4500)2.5部と、上記PPG(旭ガラス社製、EXCENOL3021J)7.5部と、上記イソシアネート(三井化学ポリウレタン社製、コスモネートT100)90部とを反応させてプレポリマー(NCO%:43.0)を作製した。
〔プレポリマー(8) 〕
上記PEG(ii)(三洋化成社製、PEG13000)40.0部と、上記PPG(旭ガラス社製、EXCENOL3021J)10.0部と、上記イソシアネート(三井化学ポリウレタン社製、コスモネートT100)50.0部とを反応させてプレポリマーを作製した。
〔プレポリマー(9) 〕
上記EO変性PPG(ii)(第一工業製薬社製、ハイフレックスD3000)3.0部と、上記ポリエーテルポリオール(iv)(第一工業製薬社製、ハイフレックスG6000)67.0部と、上記イソシアネート(三井化学ポリウレタン社製、コスモネートT100)30部とを反応させてプレポリマーを作製した。
〔プレポリマー(10)〕
上記EO変性PPG(ii)(第一工業製薬社製、ハイフレックスD3000)15.0部と、上記PPG45.0部と、上記イソシアネート(三井化学ポリウレタン社製、コスモネートT100)40部とを反応させてプレポリマーを作製した。
〔プレポリマー(11)〕
上記PEG(ii)(三洋化成社製、PEG13000)12.5部と、上記ポリエーテルポリオール(iv)(第一工業製薬社製、ハイフレックスG6000)37.5部と、上記イソシアネート(三井化学ポリウレタン社製、コスモネートT100)50部とを反応させてプレポリマーを作製した。
〔実施例1〜16、比較例1〜7〕
まず、前記図2に示した成形型を準備し、円筒型3内の中心軸上に軸体1となる芯金(直径5mm、SUS304製)をセットし、上記円筒型3の両端をキャップ4,5で閉塞した。つぎに、上記各材料(プレポリマーおよびイソシアネートを除く)を、下記の表1および表2に示す割合で混合した予備混合物と、上記作製のプレポリマー(1) 〜(11)の いずれか又はイソシアネートとを、同表に示す割合で混合してウレタン発泡層用組成物を調製し、この組成物を、上記円筒型3の成形キャビティ6の片側から注入した。これを60℃のオーブン中で30分間加熱して発泡硬化させた後、脱型して、軸体の外周面にウレタン発泡層(厚み5.5mm)が形成されてなる導電性ロールを作製した。なお、上記予備混合物中のB成分とA成分との重量混合比(ポリオール側 B/A)、プレポリマー中のA成分とB成分とF成分との重量混合比〔プレポリマーB/(A+B+F)〕、上記ウレタン発泡層用組成物中のイオン導電剤の含有割合(重量%)、上記ウレタン発泡層用組成物のNCOインデックスを、下記の表1〜表3に併せて示した。
Figure 2010026481
Figure 2010026481
Figure 2010026481
このようにして得られた実施例および比較例の導電性ロールを用いて、下記の基準に従い各特性の評価を行った。その結果を、後記の表4〜表6に併せて示した。
〔電気抵抗値〕
50mm×50mmの金属平板電極を用い、ロール表面から1mm圧縮し、メガテスター(HIOKI社製、ディジタルメグオームテスタ3119)にて平板と、芯金間に500Vの条件で印加した時の抵抗を測定した。なお、上記抵抗値は、軸方向(幅方向)の3ヶ所(左右と中央)×周方向の120°ごとの3ヶ所の計9ヶ所の測定相乗平均を示す。
〔通電耐久性〕
各導電性ロールを金属ドラム上で50rpmで回転させながら、一定電圧(100V)を4時間かけ、ロールの抵抗値変化を測定した。通電前の抵抗値(R1)と4時間通電後の抵抗値(R2)との対数比率(log R2/R1 )を通電耐久性とした。
〔ロール硬度〕
各導電性ロールの硬度を以下のようにして求めた。すなわち、図3(a)に示すように、導電性ロールを、その両端の軸体1部分において支持し、ウレタン発泡層2を、板状押圧面(50mm×50mm、厚み7mm)を有する治具7により10mm/分の速度で押圧した時の、1mm変位時の荷重(g)を測定した。なお、上記硬度の測定は、図3(b)に示すように、軸方向(幅方向)の2ヶ所×周方向の90°ごとの4ヶ所の計8ヶ所の測定ポイントについて行い、その平均値で示している。
〔スポンジ密度〕
導電性ロール中央部の外径を測定した後、中央部を中心に50mm幅にスポンジ(ウレタン発泡層)を切抜いて重量を測定し密度を算出した。
〔画像特性〕
各導電性ロールを、トナー供給ロールとして市販プリンターの現像装置に組み込み、画像出しを行った後、画像評価(濃度むら)を行った。評価は、濃度むらがなく画像が良好なものを◎、濃度むらが軽微なものを○、濃度むらが明らかなものを△、濃度むらが実用に供しがたいものを×とした。なお、画出しの環境条件は、標準温度(23℃)かつ標準湿度(55%)環境下(N/N)か、または、高温(33℃)かつ高湿度(85%)環境下(H/H)かのいずれかで行った。そして、N/N環境下においては、初期画像、トナー濃度が5%となる程度の文字列を1万枚まで出力した後(耐久後)の画像とを評価した。また、H/H環境下においては、初期画像のみの評価を行った。
Figure 2010026481
Figure 2010026481
Figure 2010026481
上記の結果から、全実施例品は、電気抵抗が低く、通電耐久性に優れ、画像特性にも優れていた。
これに対して、比較例1〜6では、実施例と同様、予備混合物とプレポリマーとを用いてウレタン発泡層用組成物を調製し、ロールを作製しているが、予備混合物中のB成分とA成分との重量混合比、プレポリマー中のA成分とB成分とF成分との重量混合比、またはウレタン発泡層用組成物中のイオン導電剤の含有割合が、本発明の規定範囲から外れるため、実施例と比べ、電気抵抗が高くなったり、通電耐久性,画像特性に劣る結果となった。比較例7では、プレポリマーを用いず、予備混合物に直接、イソシアネートを混合し、ウレタン発泡層用組成物を調製したが、この場合も、実施例と比べ、電気抵抗が高くなったり、通電耐久性,画像特性に劣る結果となった。
なお、A成分として用いるポリエーテルポリオールのEOが30モル%以上であると、吸水性が高くなり、高湿環境下での物性低下が顕著になるが、30モル%未満とすることにより、このような問題が解消されることを実験により確認した。また、A成分として用いるポリエーテルポリオールのMwが1000未満であると、導電性ロールに必要な柔軟性を保つのが難しくなるが、Mwを1000以上とすることにより、このような問題が解消されることを実験により確認した。一方、B成分として用いるポリエーテルポリオールのMwが15000を超えると、A成分であるポリエーテルポリオールとの相溶性が非常に悪くなり、物性が極端に低下するが、Mwを15000以下とすることにより、このような問題が解消されることを実験により確認した。
また、実施例の導電性ロールは、そのウレタン発泡層の外周に中間層や表層を形成することにより、トナー供給ロール以外にも、帯電ロール,現像ロール,転写ロール,定着ロール等としても使用できることが実験により確認された。すなわち、これらの用途においても、実施例と同様、電気抵抗が低く、通電耐久性,画像特性に優れる結果が得られることが実験により確認された。
本発明の導電性ロールは、例えば、複写機,プリンター,ファクシミリのような電子写真機器(OA機器)等に使用することができる。
本発明の製法により得られる導電性ロールの一例を示す斜視図である。 本発明の導電性ロールの製法の一例を示す説明図である。 (a),(b)はロール硬度の測定方法を示す説明図である。
符号の説明
1 軸体
2 ウレタン発泡層

Claims (2)

  1. 軸体と、その外周面に形成されるウレタン発泡層とを備えた電子写真機器用導電性ロールの製法であって、円筒型を準備し、円筒型内の中心軸上に軸体をセットする工程と、下記の(A),(C),(D),(E),(G)成分、または(A),(B),(C),(D),(E),(G)成分を、下記(α)の関係を満たすよう配合し混合した予備混合物と、下記の(A),(B),(F)成分を下記(β)の関係を満たすよう配合し反応させてなるプレポリマーとを混合して、ウレタン発泡層用組成物中の下記の(G)成分の含有割合が、0.05〜10重量%の範囲となるようウレタン発泡層用組成物を調製し、この組成物を上記円筒型の成形キャビティの片側から注入する工程と、上記組成物を加熱して発泡硬化させて軸体の外周面にウレタン発泡層を形成する工程とを備えたことを特徴とする電子写真機器用導電性ロールの製法。
    (A)エチレンオキサイド(EO)単位が30モル%未満で、重量平均分子量(Mw)が1000〜6000の範囲にあるポリエーテルポリオール。
    (B)エチレンオキサイド(EO)単位が50モル%以上で、重量平均分子量(Mw)が3000〜15000の範囲にあるポリエーテルポリオール。
    (C)カーボンブラック。
    (D)発泡剤。
    (E)触媒。
    (F)イソシアネート。
    (G)イオン導電剤。
    (α)(B)成分と、(A)成分との重量混合比が、(B)成分/(A)成分=0/100〜40/60。
    (β)(A)成分と、(B)成分と、(F)成分との重量混合比が、(B)成分/{(A)成分+(B)成分+(F)成分}=0.03〜0.4。
  2. 上記ウレタン発泡層用組成物のNCOインデックスが60〜150の範囲となるよう、上記予備混合物とプレポリマーとを混合する請求項1記載の電子写真機器用導電性ロールの製法。
JP2008280290A 2008-06-20 2008-10-30 電子写真機器用導電性ロールの製法 Active JP5097085B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008280290A JP5097085B2 (ja) 2008-06-20 2008-10-30 電子写真機器用導電性ロールの製法

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008161576 2008-06-20
JP2008161576 2008-06-20
JP2008280290A JP5097085B2 (ja) 2008-06-20 2008-10-30 電子写真機器用導電性ロールの製法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010026481A true JP2010026481A (ja) 2010-02-04
JP5097085B2 JP5097085B2 (ja) 2012-12-12

Family

ID=41732332

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008280290A Active JP5097085B2 (ja) 2008-06-20 2008-10-30 電子写真機器用導電性ロールの製法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5097085B2 (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002053639A (ja) * 1999-12-10 2002-02-19 Bridgestone Corp 導電性弾性部材及び画像形成装置
JP2008070733A (ja) * 2006-09-15 2008-03-27 Canon Chemicals Inc トナー供給ローラー及びその製造方法
JP2009156944A (ja) * 2007-12-25 2009-07-16 Tokai Rubber Ind Ltd トナー供給ロールおよびその製法

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002053639A (ja) * 1999-12-10 2002-02-19 Bridgestone Corp 導電性弾性部材及び画像形成装置
JP2008070733A (ja) * 2006-09-15 2008-03-27 Canon Chemicals Inc トナー供給ローラー及びその製造方法
JP2009156944A (ja) * 2007-12-25 2009-07-16 Tokai Rubber Ind Ltd トナー供給ロールおよびその製法

Also Published As

Publication number Publication date
JP5097085B2 (ja) 2012-12-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101427243B1 (ko) 도전성 공급롤러의 제조방법, 이로부터 제조된 공급롤러 및이를 포함하는 정전기적 기록장치
JP6165621B2 (ja) 電子写真機器用導電性組成物およびこれを用いた電子写真機器用導電性ロール
JP6154139B2 (ja) 導電性高分子材料、導電性高分子材料の製造方法、及び画像形成装置部材
JP5144969B2 (ja) トナー供給ローラー及びその製造方法
KR101280042B1 (ko) 화상형성장치용 현상기의 공급롤러 및 그의 제조방법
JP4914822B2 (ja) トナー供給ロールの製法
JP5144975B2 (ja) トナー供給ローラ
JP5190876B2 (ja) 導電性ゴム部材
JP2008179030A (ja) 導電性ポリウレタン成形体の製造方法および導電性ロール
JP2008033100A (ja) トナー供給ローラー
JP5097085B2 (ja) 電子写真機器用導電性ロールの製法
JP5238335B2 (ja) トナー供給ローラ及びその製造方法
JP4925744B2 (ja) 導電性ローラ及びそれを備えた画像形成装置
JP2007316230A (ja) ポリウレタンフォームローラ及びトナー供給ローラ
JP2007316231A (ja) ポリウレタンフォームローラ及びトナー供給ローラ
JP5129953B2 (ja) 導電性ローラ及び導電性ローラの製造方法
JP2013096539A (ja) 導電性ロール
JP2005121982A (ja) 導電性ロール及びその製造方法
JP4678766B2 (ja) 導電性ローラ
JP2000219717A (ja) 導電性部材及び画像形成装置
JP5396250B2 (ja) 電子写真機器用トナー供給ロール
JP2008020639A (ja) ポリウレタンフォームローラ、トナー供給ローラ及び電子写真装置
JP5302590B2 (ja) 帯電ロール
JPH09278856A (ja) ウレタンフォーム製造用組成物、弾性材料及び弾性部材
JP5024499B2 (ja) 画像形成装置用導電性弾性部材、及び画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110705

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120911

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120921

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5097085

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150928

Year of fee payment: 3