JP2010026195A - 現像剤収容容器および画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】現像剤を収容して密閉するための開口可能部を有する容器本体61と、容器本体61の内部空間と外部空間とを仕切る前記開口可能部を塞ぐ外蓋62と、を備える現像剤収容容器において、容器本体61の一部に変形可能な薄膜64が用いられ、この薄膜64が変形することによって内部空間と外部空間との気圧差を緩和して内部空間と外部空間との気圧を均衡させる。
【選択図】図8
Description
これらの交換作業において、それ以前の保管、輸送時の環境の差異によって、トナーボトルの内部気圧と外気との気圧差が生じている場合がある。多くの場合においては、トナーボトルが密閉されているとはいえ極めて微小な穴や隙間等を通じてトナーボトル内外の気圧の均衡はとられるが、例えば、輸送直後に高地で使用する場合や保管環境と使用環境において大きな温度差を伴う場合においては、気圧差が生じる場合がある。
そのようなトナーボトルの内部気圧と外気圧との間で気圧差が生じた場合、特に「(トナーボトル内部気圧)>(外気圧)」となった場合において、外蓋を外した際に気圧差によって、内蓋が外れてしまうことがある。逆に「(トナーボトル内部気圧)<(外気圧)」という状況が急激あるいは長時間発生すると、トナーボトルの凹み等の変形に至る場合がある。また、先述したトナーボトルにおける極めて微小な穴や隙間といったものを積極的に通じるようにすると、トナーを密閉するという本来の目的を果たせなくなる。
これまで、トナーボトルにおいてトナーボトル内外の気圧差の緩和をトナーボトル形状の変形によって得るものとして、一体部材として積極的な外力を加え変形させる特許文献1に開示の技術や分割部材において積極的な外力を加え変形させる特許文献2および3に開示の技術があるが、これらはトナーボトル内外の気圧差の緩和とはいっても一気に装置本体にトナーの補給又はトナーの注ぎ込みを行う際に加圧し後押しする機能に過ぎず、トナー補給のための開口可能部を解放した際の不具合を解消できるものではない。
また、同様に一気に画像形成装置本体にトナーの補給又はトナーの注ぎ込みを行う際に、トナー補給目的の開口可能部とは異なる箇所に穴を開けるようにした特許文献4〜7に開示の技術に至っては、その開けられた穴からのトナーの飛散、流出は防げられない。
特許文献9に開示の技術では、放置、保管状態を想定しているものの、以上一連の穴を設けるものと類似であり、外気に触れる解放箇所を与えてしまっているため、内包されるトナーの吸湿や外部へのトナーの飛散、流出を防止できない。
特許文献10に開示の技術に関しても、先述の通気フィルタを用いたものと同様に微細な穴を有するシート部にトナーが詰まってしまうこと、および湿気を帯びた空気の侵入が想定される。
よって、完全なる密閉を前提に、積極的な外力を加えることなく現像剤あるいはトナー容器内外の気圧差、変動を緩和する機能を持たせることによって、現像剤あるいはトナーの保管性、設置性を改善、向上させる本発明は、これまでのものとは大きく異なるものである。
その保管から使用に伴う移動、設置において急激な環境変化、主には気圧の変化を伴う場合においては、トナーボトルの内部気圧と外気圧との差異が生じ、外蓋を外した際に軽圧入されている内蓋までもが気圧差により外れ、内包するトナーを飛び散らせ、オペレータの手、衣服や周辺のカーペット、机といったものを汚してしまう場合がある。
比較的硬質なケースやボトル形状をなし、清掃や構成部品の分解再組立等により容易に再利用可能なハードボトルタイプのトナーボトルの場合、小径高密度の気泡によるスポンジやフィルタ機能を有する通気シートで通気させトナーボトル内外の気圧差を緩和させようとした場合、近年の小粒径化したトナーの場合、漏れ出してくる場合がある。
同様に小径高密度気泡のスポンジやフィルタ機能を有する通気シートによる通気の場合、空気のみならず水分をトナーボトル内に取り込んでしまい、トナーの凝集や帯電能力低下といった特性値としての変化が生じ、装置実装上においての画像品質問題やトナー補給、搬送路での詰まりといった問題を引き起こしてしまう恐れもある。
また、装置使用動作中も常にトナーボトルを装置内に内在させるタイプとは異なり、装置内トナーホッパにトナーボトルより装置内のトナーホッパへトナーを注ぎ込むタイプの方式をとっている装置の場合、その注ぎ込み作業において画像形成装置本体へのトナー注ぎ口となる開口可能部を密着密閉した後のトナーボトル内と外気圧との気圧均衡手段として、開栓補給時における補給開口部とは反対に位置する端部面の一部を解放可能としているものもあるが、これも輸送時の急激な気圧変化や振動あるいはオペレータの誤操作によって開栓してしまう恐れを伴うし、実際に装置内トナーホッパへのトナー補給時において解放された一端の解放箇所より少なからずのトナーは外部へ飛散、流出してしまう。一方、トナーを封入している容器の多くが軟質なフィルム等による袋形状のソフトパッケージ状のトナーボトル(その形態より以降、トナーパッケージと表記する)においては、保管から使用に際しての移動、設置に伴う急激な気圧変動が生じた場合においても、その軟質な素材ゆえにトナーパッケージの形状を変化、変形させ、トナーパッケージ内外の気圧差を吸収させることが可能である。
本発明の現像剤収容容器は、現像剤を収容して密閉するための開口可能部を有する容器本体と、前記容器本体の内部空間と外部空間とを仕切る前記開口可能部を塞ぐ蓋と、を備える現像剤収容容器において、前記容器本体の一部に変形可能な薄膜が用いられ、この薄膜が変形することによって前記内部空間と外部空間との気圧差を緩和して前記内部空間と外部空間との気圧を均衡させることを特徴とする。
また、本発明の現像剤収容容器は、さらに、前記薄膜は、無負荷で静置した状態の形状が平坦でないことを特徴とする。
また、本発明の現像剤収容容器は、さらに、前記薄膜は、容易に伸縮および変形可能なゴム材料からなることを特徴とする。
また、本発明の現像剤収容容器は、さらに、異物の衝撃および接触によって前記薄膜が破損するのを防ぐための薄膜保護部材を有していることを特徴とする。
また、本発明の現像剤収容容器は、さらに、前記薄膜保護部材は、画像形成装置本体側に現像剤補給を行うために画像形成装置本体側からの駆動力を受ける機能を有していることを特徴とする。
また、本発明の現像剤収容容器は、さらに、前記薄膜保護部材が、類似する現像剤又は現像剤収容容器の誤挿入、誤セットを防止する機能を有していることを特徴とする。
また、本発明の現像剤収容容器は、さらに、請求項1ないし請求項6のいずれかに記載の現像剤収容容器を備えていることを特徴とする。
上記プリンタ部100は、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色の画像を形成するための4個のプロセスカートリッジ18Y,M,C,Kからなる画像形成ユニット20を備えている。各符号の数字の後に付されたY,M,C,Kは、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック用の部材であることを示している。プロセスカートリッジ18Y,M,C,Kの他には、光書込ユニット21、中間転写ユニット17、二次転写装置22、及びベルト定着方式の定着装置25などが配設されている。
このような原稿読取動作と併行して、各プロセスカートリッジ18Y,M,C,K内の各機器、中間転写ユニット17、二次転写装置22、及び定着装置25がそれぞれ駆動を開始する。そして、読取センサ36によって構築された画像情報に基づいて、光書込ユニット21が駆動制御されて、各像担持体1Y,M,C,K上に、Y,M,C,Kトナー像が形成される。これらのトナー像は、中間転写ベルト110上に重ね合わせて転写され、4色トナー像となる。
先ず、光書込ユニット21について説明する。光書込ユニット21は、図示しない光源、ポリゴンミラー、f−θレンズ、反射ミラーなどを有し、画像データに基づいて像担持体1の表面にレーザー光を照射する。すると、帯電装置によって一様帯電された像担持体1は、レーザー光が照射された部分について表面電位が減衰する。この減衰により、像担持体1の表面に静電潜像が形成される。このようにして形成された静電潜像は現像装置4Y,M,C,Kによって現像されてトナー像となる。
なお、像担持体1に形成されたトナー像は、中間転写ベルト110に一次転写される。一次転写後の像担持体1の表面にはトナーが残っているため、クリーニング装置によって像担持体1の表面がクリーニングされる。そして、潤滑剤塗布装置を経た後、除電器によって除電され、帯電装置によって一様帯電され、初期状態に戻る。
中間転写ベルト110に転写された4色トナー像は、二次転写ニップで転写紙に転写される。二次転写ニップ通過後にトナーが表面に残留した中間転写ベルト110は、従動ローラ14とベルトクリーニング装置90との間に挟み込まれ、ここでベルトクリーニング装置90によってクリーニングされる。
給紙カセット44から送り出された転写紙を受け入れる給紙路46には、複数の搬送ローラ対47と、給紙路46の末端付近に設けられたレジストローラ対49とが設けられている。転写紙は、搬送ローラ対47を介してレジストローラ対49に向けて搬送される。レジストローラ対49に向けて搬送された転写紙は、レジストローラ対49のローラ間に挟まれる。一方、中間転写ベルト110上に形成された4色トナー像は、ベルトの無端移動に伴って二次転写ニップに進入する。レジストローラ対49は、二次転写ニップにおいて4色トナー像を転写させることができるタイミングでローラ間に挟み込んだ転写紙を送り出す。これにより、二次転写ニップでは、中間転写ベルト110上の4色トナー像が転写紙に転写される。このようにしてフルカラー画像が印刷された転写紙は、紙搬送ベルト24の無端移動に伴って移動し、次いで紙搬送ベルト24から定着装置25に送られる。
定着装置25で定着処理が施された転写紙は、プリンタ筐体の図中左側板から突設したスタック部57に排紙されるか、もう一方の面にもトナー像を形成するために二次転写ニップに戻されるかする。
図3は、本発明の現像剤収容容器の第1実施形態を示している。同図に示す現像剤収容容器であるトナーボトル6は、現像剤を収容する長尺状の容器本体61と、この容器本体61の一端に設けられた外蓋62とを備えている。この外蓋62は容器本体61とは別体として設けられており、外蓋62を容器本体61から離隔させると、図4に示すような形態となる。すなわち、外蓋62の内側には外蓋62と螺合する口部61aが設けられている。そのため、外蓋62を容器本体61から離隔させるときは、雌螺子が形成された外蓋62を容器本体61に対して回すようにして外すことになる。また、外蓋62が螺合する口部61aには内蓋63が設けられている。この内蓋63は軽圧入により口部61aに保持されている。この内蓋63を口部61aから取り外すと図5に示すような形態となる。すなわち、内蓋63は口部61aに挿入される円錐台部63aと口部61aと当接するフランジ部63bとからなる。このように容器本体61は、トナーを収容、密閉する口部61aを塞ぐ内蓋63によって内部空間と外部空間とが仕切られる。この口部61a、内蓋63及び外蓋62で開口可能部が構成されている。勿論、容器本体61は、密閉する開口可能部を備えていればよく、図に示す構成には限定されない。以上のような容器本体61、外蓋62及び内蓋63からなるトナーボトル6は、再資源化において分解、清掃作業が容易である。
次に、セットされたトナーボトル6の内蓋開放動作を図6を用いて説明する。先ず、トナーボトル6が保持されていないトナーボトルセットトレイ8が引き出された状態で、作業者は、矩形枠状のセットレバー7を把持する。そして、トナーボトルセットトレイ8が画像形成装置本体に押し込まれて収納されないようにしながらセットレバー7を引き降ろす。すなわち、セットレバー7を把持した腕を下方に動かしてセットレバー7を下方に回動させる。すると、図7に示すように、内蓋打抜きチャック9により軽圧入された内蓋63が引き抜かれる。内蓋63が引き抜かれると、口部61aの開口部が露呈するので、この開口を通じてトナーを補給することが可能となる。
この薄膜64には、平坦な形態のみならず、図9に示すような平坦でない形状にした形態も採用することができる。すなわち、無負荷で静置した状態の形状が平坦でなくてもよい。図9のような形状にすることによって、容器本体61に取り付けられた状態での薄膜64の変形の自由度が広がる。そして、輸送や保管において容器閉塞空間の内部と外部に気圧差が生じた場合、容器本体61の一部に設けられた薄膜64の変形による気圧差緩和範囲が、同素材で形成された平坦な薄膜と比べて、大きくなる。すなわち、より大きな気圧差を緩和することができ、内蓋外れやトナーの飛散をより確実に防止することができる。
図10は、本発明の現像剤収容容器の第2実施形態を示している。同図に示す現像剤収容容器であるトナーボトル6は、第1実施形態で説明した図9に示すトナーボトル6に薄膜保護部材65を設けたものである。この薄膜保護部材65は、異物の衝撃および接触によって薄膜64が破損するのを防ぐためのものである。図10では、薄膜保護部材65として円環状の部材が用いられており、この薄膜保護部材65は、その円環部分に付着した接着剤を介して薄膜64を覆うようにして容器本体61に設けられている。薄膜保護部材65を円環状の部材としたのは、薄膜保護部材65を設けても薄膜64による気圧差緩和効果が得られるようにするためである。すなわち、薄膜64の一部は外気と接触するようにされている。
薄膜保護部材65を容器本体61に設ける場合、薄膜64を薄膜保護部材65に固定してから薄膜64と薄膜保護部材65とを一体として容器本体61に取り付けてもよい。また、薄膜保護部材65の形状は薄膜64を覆うことができる形状であればよく、円板状に限られない。例えば図11に示すように、円筒カップ状であってもよい。これによって、トナーボトル6の輸送、保管の際に薄膜64に外力が加わることを防止する薄膜保護機能と容器本体61から画像形成装置本体へトナーを供給するために容器本体61を回転駆動させる駆動伝達機能とを併用させることができる。そして、容器本体61において双方の機能を保持するためのスペースが狭い場合においても、十分にその機能を果たすことが可能となる。ただし、薄膜保護部材65を容器本体61に設けても薄膜64による気圧差緩和効果が得られるようにするため、薄膜64の全部を覆うようにしてはならない。なお、この第2実施形態でも、第1実施形態と同様の効果を奏することができる。
図12は、本発明の現像剤収容容器の第3実施形態を示している。同図に示す現像剤収容容器であるトナーボトル6は、薄膜保護部材65にトナーボトル6を回転させる際の駆動受け部65aが設けられている点が特徴である。この小突起状の駆動受け部65aは画像形成装置本体にトナーを供給するときにトナーボトル6を回転駆動させるための係合部としての機能を発揮する。
そして、図13に示すように画像形成装置本体側に、駆動受け部65aに対応する形状の凹形状の駆動受け部66aが形成された駆動カップリング66を設け、駆動カップリング66からの回転駆動力が駆動受け部65aおよび66aを介してトナーボトル6に伝達される。トナーボトル6に駆動伝達がなされ、トナーボトル6が回転駆動すると、トナーボトル6内のトナーが画像形成装置本体に補給される。
図16は、本発明の現像剤収容容器の第4実施形態を示している。同図に示す現像剤収容容器であるトナーボトル6の一端には外蓋62が設けられている。このトナーボトル6は図5に示したような内蓋63を有していない。そのため、この第4実施形態では、外蓋62は常に容器本体61に固定して用いられる。また、上記実施形態のように、有底カップ状の外蓋62とは異なり、外蓋62の底部に薄膜64を設け、通気性を確保している。この形態の場合、薄膜64は通気性だけでなくトナーの流通性をも確保できるように構成されていなければならない。通気性及びトナー流通性を大きくするには、比較的大きなメッシュを薄膜64に形成する方法が挙げられるが、トナーボトル6の着脱時などにトナーが飛散する恐れがあるため、これらの点に留意して適切な大きさのメッシュを形成する必要がある。なお、この第4実施形態でも、第1実施形態と同様の効果を奏することができる。
図17は、本発明の現像剤収容容器の第5実施形態を示している。この現像剤収容容器であるトナーボトル6は、容器本体61の形状が円筒形でなく、直方体状である。容器本体61の形状は円筒形以外の形状であっても発明の効果を発揮することができる。図17では薄膜64は、外蓋62が設けられている側と反対側の面のやや下方に設けられている。勿論、薄膜64の位置は図で示す位置には限定されない。例えば、図18に示すように、直方体状の容器本体61の上面側に薄膜64を設けるようにしてもよい。なお、この第5実施形態でも、第1実施形態と同様の効果を奏することができる。
図19は、本発明の現像剤収容容器の第6実施形態を示している。同図に示す現像剤収容容器であるトナーボトル6は、外蓋62の外径と同程度の外径の長尺状の容器本体61を有している。この容器本体61の外蓋62がある側と反対側には、容器本体61の内部に向けて窪んだ薄膜64が設けられている。このトナーボトル6は、高地に設置された画像形成装置に好適に用いられる。トナーボトル6の内圧に対して外気圧が低下した際に、その気圧差を緩和、均衡させるために薄膜64は変形する。このときの変形量および形状は、ここに図示した限りではない。なお、この第6実施形態でも、第1実施形態と同様の効果を奏することができる。
3 フロントカバー
4 現像装置
6 トナーボトル
61 容器本体
61a 口部
62 外蓋
63 内蓋
63a 円錐台部
63b フランジ部
64 薄膜
65 薄膜保護部材
65a 駆動受け部
66 駆動カップリング
66a 駆動受け部
7 セットレバー
8 トナーボトルセットトレイ
9 内蓋打抜きチャック
14 従動ローラ
15 駆動ローラ
16 二次転写ローラ
17 中間転写ユニット
18 プロセスカートリッジ
20 画像形成ユニット
21 光書込ユニット
22 二次転写装置
23 張架ローラ
24 紙搬送ベルト
25 定着装置
26 定着ベルト
27 加圧ローラ
30 原稿台
31 原稿排紙部
32 コンタクトガラス
33 第1走行体
34 第2走行体
35 結像レンズ
36 読取センサ
42 給紙ローラ
43 ペーパーバンク
44 給紙カセット
45 分離ローラ
46 給紙路
47 搬送ローラ対
49 レジストローラ対
50 手差し給紙ローラ
51 手差しトレイ
52 分離ローラ
53 手差し給紙路
57 スタック部
72 一次転写ローラ
90 ベルトクリーニング装置
100 プリンタ部
110 中間転写ベルト
200 給紙装置
300 スキャナ部本体
400 自動原稿送り装置
Claims (7)
- 現像剤を収容して密閉するための開口可能部を有する容器本体と、
前記容器本体の内部空間と外部空間とを仕切るために前記開口可能部を塞ぐ蓋と、
を備える現像剤収容容器において、
前記容器本体の一部に変形可能な薄膜が用いられ、この薄膜が変形することによって前記内部空間と外部空間との気圧差を緩和して前記内部空間と外部空間との気圧を均衡させる
ことを特徴とする現像剤収容容器。 - 請求項1に記載の現像剤収容容器において、
前記薄膜は、無負荷で静置した状態の形状が平坦でない
ことを特徴とする現像剤収容容器。 - 請求項1又は請求項2に記載の現像剤収容容器において、
前記薄膜は、容易に伸縮および変形可能なゴム材料からなる
ことを特徴とする現像剤収容容器。 - 請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の現像剤収容容器において、
異物の衝撃および接触によって前記薄膜が破損するのを防ぐための薄膜保護部材を有している
ことを特徴とする現像剤収容容器。 - 請求項4に記載の現像剤収容容器において、
前記薄膜保護部材は、画像形成装置本体側に現像剤補給を行うために画像形成装置本体側からの駆動力を受ける機能を有している
ことを特徴とする現像剤収容容器。 - 請求項4又は請求項5に記載の現像剤収容容器において、
前記薄膜保護部材が、類似する現像剤又は現像剤収容容器の誤挿入、誤セットを防止する機能を有している
ことを特徴とする現像剤収容容器。 - 請求項1ないし請求項6のいずれかに記載の現像剤収容容器を備えている
ことを特徴とする画像形成装置。
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JP2008186774A JP5168001B2 (ja) | 2008-07-18 | 2008-07-18 | 現像剤収容容器および画像形成装置 |
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