JP2010026195A - 現像剤収容容器および画像形成装置 - Google Patents

現像剤収容容器および画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】第一に製造、生産から装置に実装されるに至るまでの過程において、内包される現像剤の品質を損なうことなくかつ現像剤の漏れ、噴出しを防止する現像剤収容容器を提供する。第二に再利用、再資源化において分解、清掃作業が容易な現像剤収容容器を提供する。
【解決手段】現像剤を収容して密閉するための開口可能部を有する容器本体61と、容器本体61の内部空間と外部空間とを仕切る前記開口可能部を塞ぐ外蓋62と、を備える現像剤収容容器において、容器本体61の一部に変形可能な薄膜64が用いられ、この薄膜64が変形することによって内部空間と外部空間との気圧差を緩和して内部空間と外部空間との気圧を均衡させる。
【選択図】図8

Description

本発明は、電子写真プリンタや複写機といった電子写真方式の画像形成装置および当該装置に使用される現像剤収容容器に関する。
電子写真方式の画像形成装置においては、像形成に使用、消費されるトナーを補給用のボトルに充填させた、一般的にトナーボトルあるいはトナーカートリッジと呼ばれる現像剤収容容器が用いられている。これらは装置の継続使用に際して消耗品として、定期的に人の手により交換される。交換までの流通としては、工場で生産、保管の後、様々な輸送手段によって市場へと渡る。その後も装置において使用されるまでの保管の期間、環境といった状態についても多種多様である。多くの場合、交換に際しては、上述のトナーボトルに取り付けられた外蓋を外し、軽圧入等で解放可能に設けられた内蓋を露呈させた後、本体作像部へとトナーを導く補給部へセットする。
これらの交換作業において、それ以前の保管、輸送時の環境の差異によって、トナーボトルの内部気圧と外気との気圧差が生じている場合がある。多くの場合においては、トナーボトルが密閉されているとはいえ極めて微小な穴や隙間等を通じてトナーボトル内外の気圧の均衡はとられるが、例えば、輸送直後に高地で使用する場合や保管環境と使用環境において大きな温度差を伴う場合においては、気圧差が生じる場合がある。
そのようなトナーボトルの内部気圧と外気圧との間で気圧差が生じた場合、特に「(トナーボトル内部気圧)>(外気圧)」となった場合において、外蓋を外した際に気圧差によって、内蓋が外れてしまうことがある。逆に「(トナーボトル内部気圧)<(外気圧)」という状況が急激あるいは長時間発生すると、トナーボトルの凹み等の変形に至る場合がある。また、先述したトナーボトルにおける極めて微小な穴や隙間といったものを積極的に通じるようにすると、トナーを密閉するという本来の目的を果たせなくなる。
近年、画像品質向上の目的等により、トナーはより小粒径化が進んでおり、それを封入するトナーボトルの密閉性はより求められている。以上のような気圧変動をトナー封入容器として吸収するものとしては、袋状のパッケージの方が有利ではあるものの、外的な衝撃や可搬性についてはハードボトル容器の方が優れているといえる。また、同容器にトナー再充填や同容器の部品レベルでの再利用に対しても、使用後の疲労、損傷程度や分解性を考えるとハードボトル容器の方が有利であるといえる。そして、このハードボトルタイプの可搬性や再利用性における利点および密閉性を損なうことなく、トナーボトルの内外気圧差に耐え得る新しい機能を有するトナーボトルの開発が望まれている。
これまで、トナーボトルにおいてトナーボトル内外の気圧差の緩和をトナーボトル形状の変形によって得るものとして、一体部材として積極的な外力を加え変形させる特許文献1に開示の技術や分割部材において積極的な外力を加え変形させる特許文献2および3に開示の技術があるが、これらはトナーボトル内外の気圧差の緩和とはいっても一気に装置本体にトナーの補給又はトナーの注ぎ込みを行う際に加圧し後押しする機能に過ぎず、トナー補給のための開口可能部を解放した際の不具合を解消できるものではない。
また、同様に一気に画像形成装置本体にトナーの補給又はトナーの注ぎ込みを行う際に、トナー補給目的の開口可能部とは異なる箇所に穴を開けるようにした特許文献4〜7に開示の技術に至っては、その開けられた穴からのトナーの飛散、流出は防げられない。
これらの延長上にある特許文献8に開示の技術では、穴からの飛散防止用に微細な穴を有するフィルタが設けられているが、この箇所にトナーそのものや水分による詰まりが生じた場合においては機能を果たせない他、湿気を帯びた空気であれば内部に侵入し、トナー品質に影響を及ぼすと想定される。
特許文献9に開示の技術では、放置、保管状態を想定しているものの、以上一連の穴を設けるものと類似であり、外気に触れる解放箇所を与えてしまっているため、内包されるトナーの吸湿や外部へのトナーの飛散、流出を防止できない。
特許文献10に開示の技術に関しても、先述の通気フィルタを用いたものと同様に微細な穴を有するシート部にトナーが詰まってしまうこと、および湿気を帯びた空気の侵入が想定される。
よって、完全なる密閉を前提に、積極的な外力を加えることなく現像剤あるいはトナー容器内外の気圧差、変動を緩和する機能を持たせることによって、現像剤あるいはトナーの保管性、設置性を改善、向上させる本発明は、これまでのものとは大きく異なるものである。
画像形成装置において、消耗品となるトナーボトルの交換作業、使用直前の保管については、主としてユーザーであり、保管性や可搬性、交換性といったトナーボトルが容器として有するべき機能は画像形成装置本来の画像形成とは異なる付帯機能であるが、画像形成装置の安定稼動においては必要な機能である。
その保管から使用に伴う移動、設置において急激な環境変化、主には気圧の変化を伴う場合においては、トナーボトルの内部気圧と外気圧との差異が生じ、外蓋を外した際に軽圧入されている内蓋までもが気圧差により外れ、内包するトナーを飛び散らせ、オペレータの手、衣服や周辺のカーペット、机といったものを汚してしまう場合がある。
比較的硬質なケースやボトル形状をなし、清掃や構成部品の分解再組立等により容易に再利用可能なハードボトルタイプのトナーボトルの場合、小径高密度の気泡によるスポンジやフィルタ機能を有する通気シートで通気させトナーボトル内外の気圧差を緩和させようとした場合、近年の小粒径化したトナーの場合、漏れ出してくる場合がある。
同様に小径高密度気泡のスポンジやフィルタ機能を有する通気シートによる通気の場合、空気のみならず水分をトナーボトル内に取り込んでしまい、トナーの凝集や帯電能力低下といった特性値としての変化が生じ、装置実装上においての画像品質問題やトナー補給、搬送路での詰まりといった問題を引き起こしてしまう恐れもある。
これらの問題に対し、通気機能を担う解放孔の径を小さくしていくと、粒径にある程度以上の分布を持つトナーや水分が詰まり、目的である通気の機能を果たさなくなってしまう。これらのことを合わせ考えると、小径高密度の気泡によるスポンジやフィルタ機能を有する通気シートを用いることは、完全なる解決に至ることはできない。
また、装置使用動作中も常にトナーボトルを装置内に内在させるタイプとは異なり、装置内トナーホッパにトナーボトルより装置内のトナーホッパへトナーを注ぎ込むタイプの方式をとっている装置の場合、その注ぎ込み作業において画像形成装置本体へのトナー注ぎ口となる開口可能部を密着密閉した後のトナーボトル内と外気圧との気圧均衡手段として、開栓補給時における補給開口部とは反対に位置する端部面の一部を解放可能としているものもあるが、これも輸送時の急激な気圧変化や振動あるいはオペレータの誤操作によって開栓してしまう恐れを伴うし、実際に装置内トナーホッパへのトナー補給時において解放された一端の解放箇所より少なからずのトナーは外部へ飛散、流出してしまう。一方、トナーを封入している容器の多くが軟質なフィルム等による袋形状のソフトパッケージ状のトナーボトル(その形態より以降、トナーパッケージと表記する)においては、保管から使用に際しての移動、設置に伴う急激な気圧変動が生じた場合においても、その軟質な素材ゆえにトナーパッケージの形状を変化、変形させ、トナーパッケージ内外の気圧差を吸収させることが可能である。
しかし、保管、輸送時において長時間の変形状態におかれた場合、特に高温を伴う場合においては、内包するトナーを固化、凝集させてしまう恐れがある。また、トナーパッケージ内外の気圧差が一時的であっても、画像形成装置に設置して使用する際にトナーパッケージが変形していると、オペレータがセットし難いという、作業の不自由さを発生させる。あるいは、輸送、保管やオペレータの作業において、トナーパッケージは、露出部の多くが軟質ゆえに裂傷や擦過といった破損によってトナーを密閉する本来の機能を損なう恐れがある。また、完全な裂傷や擦過による致命的な破損がなくとも、軽微なものを有していたり変形の履歴が残っていたりした場合、再利用には適さない。仮に再利用を実施できる状態のものであっても、トナーパッケージはその軟質さゆえ、清掃作業も困難であると共に清掃作業においても破損に至るリスクを負う。
特許3774407号公報 特開2003−029516号公報 特開2002−251058号公報 特開2002−116612号公報 特開2002−108078号公報 特開2001−337526号公報 特開2001−305842号公報 特許3507979号公報 特許3804114号公報 特開平5−142940号公報
そこで、本発明は上記問題点に鑑みてなされたものであり、その課題は、第一に製造、生産から装置に実装されるに至るまでの過程において、内包される現像剤の品質を損なうことなくかつ現像剤の漏れ、噴出しを防止する現像剤収容容器および、現像剤収容容器が搭載される画像形成装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決する手段である本発明の特徴を以下に挙げる。
本発明の現像剤収容容器は、現像剤を収容して密閉するための開口可能部を有する容器本体と、前記容器本体の内部空間と外部空間とを仕切る前記開口可能部を塞ぐ蓋と、を備える現像剤収容容器において、前記容器本体の一部に変形可能な薄膜が用いられ、この薄膜が変形することによって前記内部空間と外部空間との気圧差を緩和して前記内部空間と外部空間との気圧を均衡させることを特徴とする。
また、本発明の現像剤収容容器は、さらに、前記薄膜は、無負荷で静置した状態の形状が平坦でないことを特徴とする。
また、本発明の現像剤収容容器は、さらに、前記薄膜は、容易に伸縮および変形可能なゴム材料からなることを特徴とする。
また、本発明の現像剤収容容器は、さらに、異物の衝撃および接触によって前記薄膜が破損するのを防ぐための薄膜保護部材を有していることを特徴とする。
また、本発明の現像剤収容容器は、さらに、前記薄膜保護部材は、画像形成装置本体側に現像剤補給を行うために画像形成装置本体側からの駆動力を受ける機能を有していることを特徴とする。
また、本発明の現像剤収容容器は、さらに、前記薄膜保護部材が、類似する現像剤又は現像剤収容容器の誤挿入、誤セットを防止する機能を有していることを特徴とする。
また、本発明の現像剤収容容器は、さらに、請求項1ないし請求項6のいずれかに記載の現像剤収容容器を備えていることを特徴とする。
上記解決する手段としての現像剤収容容器およびこれを備える画像形成装置では、製造、生産から装置に実装されるに至るまでの過程において、内包される現像剤の品質を損なうことなくかつ現像剤の漏れ、噴出しを防止することができる。また、再利用、再資源化において分解、清掃作業が容易である。
以下に、本発明を実施するための最良の形態を図面に基づいて説明する。なお、いわゆる当業者は特許請求の範囲内における本発明を変更・修正をして他の実施形態をなすことは容易であり、これらの変更・修正はこの特許請求の範囲に含まれるものであり、以下の説明はこの発明における最良の形態の例であって、この特許請求の範囲を限定するものではない。
図1は、本発明の現像剤収容容器が装着される画像形成装置を示している。この画像形成装置は、略直方体状をしており、脚部を介して床上に設置されている。この画像形成装置の下部側には、上下方向に沿って引出し状の給紙カセット44が数段設けられている。給紙カセット44より上方には、正面方向に引き倒すことができるフロントカバー3が設けられている。このフロントカバー3は、正面・背面方向に回動自在に設けられている。図中においてフロントカバー3より左側にはスタック部57が設けられている。さらに、画像形成装置の最上部には自動原稿送り装置(ADF)400が設けられている。この画像形成装置は、一般的に用いられているものを概略化したものである。
図2は、本発明の画像形成装置の内部構造を示している。この画像形成装置は複写機であり、画像形成装置本体と圧板開閉式スキャナとから構成されている。図に示すように、画像形成装置本体の内部には、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)用の像担持体(感光体ともいう)1Y,M,C,Kが並行して配設されている。すなわち、この画像形成装置は、タンデム型のカラーレーザー複写機である。画像形成装置本体は、プリンタ部100と、プリンタ部100を載せる給紙装置200とを備えている。圧板開閉式スキャナは、プリンタ部100の上に固定されたスキャナ部本体300と、スキャナ部本体300に回動自在に設けられた自動原稿送り装置400とを備えている。
上記プリンタ部100は、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色の画像を形成するための4個のプロセスカートリッジ18Y,M,C,Kからなる画像形成ユニット20を備えている。各符号の数字の後に付されたY,M,C,Kは、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック用の部材であることを示している。プロセスカートリッジ18Y,M,C,Kの他には、光書込ユニット21、中間転写ユニット17、二次転写装置22、及びベルト定着方式の定着装置25などが配設されている。
原稿をコピーする際には、ユーザーは、例えばシート原稿の束を自動原稿送り装置400の原稿台30にセットする。又は、1枚の原稿をコンタクトガラス32の上に載置する。1枚ずつコンタクトガラス32の上に載置する場合、先ず、スキャナ部本体300に対して自動原稿送り装置400を上方へ回動させ、コンタクトガラス32を露出させる。この後、コンタクトガラス32に原稿を載置し、次いで自動原稿送り装置400を下方へ回動させてコンタクトガラス32との間に原稿を挟み込む。
このようにして原稿をセットした後、コピースタートスイッチを押下すると、スキャナ部本体300による原稿読取動作がスタートする。ただし、自動原稿送り装置400にシート原稿をセットした場合には、この原稿読取動作に先立って、自動原稿送り装置400が作動してシート原稿をコンタクトガラス32まで移動させる。原稿読取動作では、先ず、第1走行体33と第2走行体34とがともに走行を開始し、第1走行体33に設けられた光源から光が発射される。そして、原稿面からの反射光は、第2走行体34内に設けられたミラーで反射し、次いで、結像レンズ35を通過し、最後に読取センサ36に入射する。読取センサ36は、入射光に基づいて画像情報を構築する。シート原稿が自動原稿送り装置400によりコンタクトガラス32上に載置された場合には、シート原稿は原稿排紙部31に排紙される。
このような原稿読取動作と併行して、各プロセスカートリッジ18Y,M,C,K内の各機器、中間転写ユニット17、二次転写装置22、及び定着装置25がそれぞれ駆動を開始する。そして、読取センサ36によって構築された画像情報に基づいて、光書込ユニット21が駆動制御されて、各像担持体1Y,M,C,K上に、Y,M,C,Kトナー像が形成される。これらのトナー像は、中間転写ベルト110上に重ね合わせて転写され、4色トナー像となる。
また、原稿読取動作の開始とほぼ同時に、給紙装置200は給紙動作を開始する。この給紙動作では、複数の給紙ローラ42のうちの1個が選択的に回転させられ、ペーパーバンク43内に多段に設けられた給紙カセット44のうちの1つから転写紙が送り出される。転写紙が送り出される際、分離ローラ45で1枚ずつ転写紙が分離されて1枚ずつ転写紙が給紙路46に進入する。その後、搬送ローラ対47によって二次転写ニップに向けて搬送される。一方、給紙カセット44からの給紙に代えて、手差しトレイ51からの給紙が行われる場合がある。この場合、手差し給紙ローラ50が選択的に回転させられ、手差し給紙ローラ50によって転写紙が画像形成装置内に送り出される。その際、複数枚の転写紙が相互の摩擦力により一体として搬送されようとするが、分離ローラ52があるので、転写紙は1枚ずつ搬送されることになる。このようにして1枚ずつ転写紙がプリンタ部100の手差し給紙路53に給紙される。
以下、画像形成装置の構成要素(光書込ユニット21、中間転写ユニット17、二次転写装置22及び定着装置25)について説明する。なお、フルカラー画像を形成する場合を前提として説明する。
先ず、光書込ユニット21について説明する。光書込ユニット21は、図示しない光源、ポリゴンミラー、f−θレンズ、反射ミラーなどを有し、画像データに基づいて像担持体1の表面にレーザー光を照射する。すると、帯電装置によって一様帯電された像担持体1は、レーザー光が照射された部分について表面電位が減衰する。この減衰により、像担持体1の表面に静電潜像が形成される。このようにして形成された静電潜像は現像装置4Y,M,C,Kによって現像されてトナー像となる。
なお、像担持体1に形成されたトナー像は、中間転写ベルト110に一次転写される。一次転写後の像担持体1の表面にはトナーが残っているため、クリーニング装置によって像担持体1の表面がクリーニングされる。そして、潤滑剤塗布装置を経た後、除電器によって除電され、帯電装置によって一様帯電され、初期状態に戻る。
次いで、中間転写ユニット17について説明する。中間転写ユニット17は、中間転写ベルト110とベルトクリーニング装置90を有している。また、中間転写ユニット17は、従動ローラ14、駆動ローラ15、二次転写ローラ16、及び4個の一次転写ローラ72Y,M,C,Kを有している。中間転写ベルト110は、従動ローラ14を含む複数のローラによって張架されている。そして、中間転写ベルト110は、モータによって駆動される駆動ローラ15の回転によって無端移動する。4個の一次転写ローラ72Y,M,C,Kは、それぞれ中間転写ベルト110の内周面に接触するようにして配設され、図示しない電源から一次転写バイアス電圧が印加される。また、一次転写ローラ72Y,M,C,Kは、中間転写ベルト110をその内周面側から像担持体1Y,M,C,Kに向けて押圧して一次転写ニップを形成する。そして、一次転写バイアス電圧の影響により、像担持体1Y,M,C,Kと一次転写ローラ72Y,M,C,Kとの間(一次転写ニップ)に一次転写電界が形成される。
像担持体1Y上に形成されたYトナー像は、この一次転写電界やニップ圧の影響によって中間転写ベルト110に一次転写される。このYトナー像には、像担持体1M,C,Kに形成されたM,C,Kトナー像が順次重ね合わされる。この重ね合わせにより、中間転写ベルト110には多重トナー像である4色重ね合わせトナー像(以下、4色トナー像という)が形成される。
中間転写ベルト110に転写された4色トナー像は、二次転写ニップで転写紙に転写される。二次転写ニップ通過後にトナーが表面に残留した中間転写ベルト110は、従動ローラ14とベルトクリーニング装置90との間に挟み込まれ、ここでベルトクリーニング装置90によってクリーニングされる。
次いで、二次転写装置22について説明する。二次転写装置22は、中間転写ユニット17の下方に設けられている。また、二次転写装置22は、2個の張架ローラ23によって張架された紙搬送ベルト24を備えている。紙搬送ベルト24は、少なくともいずれか一方の張架ローラ23の回転駆動に伴って、無端移動する。2個の張架ローラ23のうち、図中右側に配設された張架ローラ23は、二次転写ローラ16と対になって、中間転写ベルト110及び紙搬送ベルト24を挟み込んでいる。この挟込みにより、中間転写ベルト110と紙搬送ベルト24とが接触して二次転写ニップが形成される。そして、この右側の張架ローラ23には、トナーと逆極性の二次転写バイアス電圧が印加される。この二次転写バイアス電圧の印加により、二次転写ニップにおいて中間転写ベルト110から張架ローラ23側に向けてトナーが静電移動する二次転写電界が形成される。そして、中間転写ベルト110に転写された4色トナー像に同期するようにレジストローラ対49によって二次転写ニップに送り込まれた転写紙に、二次転写電界及びニップ圧の影響により4色トナー像が転写される。なお、張架ローラ23に二次転写バイアス電圧を印加する方式に代えて、帯電チャージャで転写紙を非接触状態で帯電させる方式を採用してもよい。
画像形成装置本体の下部に設けられた給紙装置200には、複数の転写紙を束の状態にして収容可能な給紙カセット44が、鉛直方向に間隔を置いて複数配設されている。給紙カセット44の一番上の転写紙には、給紙ローラ42が押し当てられている。そして、給紙ローラ42を回転させることにより、一番上の転写紙は給紙路46に向けて送り出される。
給紙カセット44から送り出された転写紙を受け入れる給紙路46には、複数の搬送ローラ対47と、給紙路46の末端付近に設けられたレジストローラ対49とが設けられている。転写紙は、搬送ローラ対47を介してレジストローラ対49に向けて搬送される。レジストローラ対49に向けて搬送された転写紙は、レジストローラ対49のローラ間に挟まれる。一方、中間転写ベルト110上に形成された4色トナー像は、ベルトの無端移動に伴って二次転写ニップに進入する。レジストローラ対49は、二次転写ニップにおいて4色トナー像を転写させることができるタイミングでローラ間に挟み込んだ転写紙を送り出す。これにより、二次転写ニップでは、中間転写ベルト110上の4色トナー像が転写紙に転写される。このようにしてフルカラー画像が印刷された転写紙は、紙搬送ベルト24の無端移動に伴って移動し、次いで紙搬送ベルト24から定着装置25に送られる。
最後に、定着装置25について説明する。定着装置25は、定着ベルト26を2個のローラによって張架させながら無端移動させる装置であるベルトユニットと、定着ベルト26を押圧する加圧ローラ27とを備えている。定着ベルト26と加圧ローラ27とは互いに当接して定着ニップを形成しており、紙搬送ベルト24から受け取った転写紙をここに挟み込む。ベルトユニットにおける2個のローラのうち、加圧ローラ27に押圧される方のローラは、内部に図示しない熱源を備えており、このローラの発熱によって定着ベルト26を加熱する。加熱された定着ベルト26は、定着ニップに挟み込まれた転写紙を加熱する。この加熱やニップ圧の影響により、フルカラー画像が転写紙に定着する。
定着装置25で定着処理が施された転写紙は、プリンタ筐体の図中左側板から突設したスタック部57に排紙されるか、もう一方の面にもトナー像を形成するために二次転写ニップに戻されるかする。
なお、Kトナーのみからなるモノクロ画像を形成する場合には、図示しない機構により、中間転写ベルト110を図中左下に傾けるような姿勢にして、その上部張架面を像担持体1Y,M,Cから離間させる。そして、4個の像担持体1Y,M,C,Kのうち、像担持体1Kだけを回転させて、Kトナー像だけを作像する。この際、Y,M,Cについては、像担持体1だけでなく、現像装置4の駆動をも停止させる。
〔第1実施形態〕
図3は、本発明の現像剤収容容器の第1実施形態を示している。同図に示す現像剤収容容器であるトナーボトル6は、現像剤を収容する長尺状の容器本体61と、この容器本体61の一端に設けられた外蓋62とを備えている。この外蓋62は容器本体61とは別体として設けられており、外蓋62を容器本体61から離隔させると、図4に示すような形態となる。すなわち、外蓋62の内側には外蓋62と螺合する口部61aが設けられている。そのため、外蓋62を容器本体61から離隔させるときは、雌螺子が形成された外蓋62を容器本体61に対して回すようにして外すことになる。また、外蓋62が螺合する口部61aには内蓋63が設けられている。この内蓋63は軽圧入により口部61aに保持されている。この内蓋63を口部61aから取り外すと図5に示すような形態となる。すなわち、内蓋63は口部61aに挿入される円錐台部63aと口部61aと当接するフランジ部63bとからなる。このように容器本体61は、トナーを収容、密閉する口部61aを塞ぐ内蓋63によって内部空間と外部空間とが仕切られる。この口部61a、内蓋63及び外蓋62で開口可能部が構成されている。勿論、容器本体61は、密閉する開口可能部を備えていればよく、図に示す構成には限定されない。以上のような容器本体61、外蓋62及び内蓋63からなるトナーボトル6は、再資源化において分解、清掃作業が容易である。
図1の画像形成装置において、フロントカバー3を開蓋してトナーボトル6を保持するトレイを引き出すと、図6に示すような構造となる。図6は、フロントカバー3を開蓋した後、セットレバー7を把持してトナーボトルセットトレイ8を引き出した状態を示している。トナーボトルセットトレイ8を引き出した状態では、容易にトナーボトル6をトレイ上に載置することができる。
次に、セットされたトナーボトル6の内蓋開放動作を図6を用いて説明する。先ず、トナーボトル6が保持されていないトナーボトルセットトレイ8が引き出された状態で、作業者は、矩形枠状のセットレバー7を把持する。そして、トナーボトルセットトレイ8が画像形成装置本体に押し込まれて収納されないようにしながらセットレバー7を引き降ろす。すなわち、セットレバー7を把持した腕を下方に動かしてセットレバー7を下方に回動させる。すると、図7に示すように、内蓋打抜きチャック9により軽圧入された内蓋63が引き抜かれる。内蓋63が引き抜かれると、口部61aの開口部が露呈するので、この開口を通じてトナーを補給することが可能となる。
以下、本発明の特徴点について説明する。図3ないし図5に示したトナーボトル6は、外蓋62が設けられる側と反対側に、図8に示すような変形可能な平坦な円形状の薄膜64が壁面の一部として設けられている。すなわち、薄膜64が設けられている部分の容器本体61には開口が形成され、この開口を覆うように薄膜64が設けられている。この薄膜64は、容易に伸縮および変形可能なゴム材料によって形成されている。薄膜64の容器本体61への固定は、例えば、薄膜64の周縁側と容器本体61の前記開口の周りとを接着剤を介して接合することで行われる。そして、このゴム製の薄膜64が変形することによって密閉された容器本体61の容積が変化し、トナーボトル6の内圧と外気圧との気圧差を緩和、均衡させることができる。すなわち、このトナーボトル6は、輸送や保管において容器閉塞空間の内部と外部に気圧差が生じた場合、容器本体61の一部に設けられた薄膜64の変形をもってして、気圧差を緩和することが可能であり、当該閉塞空間の内外の気圧差によって発生する外蓋開栓時の内蓋外れや内容物であるトナーの飛び出し、飛散を防止することができる。また、容器本体61が輸送、保管、組付け、再利用のための分解、清掃、および再組付けなどされる場合において外力が加わっても、その弾性によって裂傷、擦過といった破損を免れることができる。
この薄膜64には、平坦な形態のみならず、図9に示すような平坦でない形状にした形態も採用することができる。すなわち、無負荷で静置した状態の形状が平坦でなくてもよい。図9のような形状にすることによって、容器本体61に取り付けられた状態での薄膜64の変形の自由度が広がる。そして、輸送や保管において容器閉塞空間の内部と外部に気圧差が生じた場合、容器本体61の一部に設けられた薄膜64の変形による気圧差緩和範囲が、同素材で形成された平坦な薄膜と比べて、大きくなる。すなわち、より大きな気圧差を緩和することができ、内蓋外れやトナーの飛散をより確実に防止することができる。
〔第2実施形態〕
図10は、本発明の現像剤収容容器の第2実施形態を示している。同図に示す現像剤収容容器であるトナーボトル6は、第1実施形態で説明した図9に示すトナーボトル6に薄膜保護部材65を設けたものである。この薄膜保護部材65は、異物の衝撃および接触によって薄膜64が破損するのを防ぐためのものである。図10では、薄膜保護部材65として円環状の部材が用いられており、この薄膜保護部材65は、その円環部分に付着した接着剤を介して薄膜64を覆うようにして容器本体61に設けられている。薄膜保護部材65を円環状の部材としたのは、薄膜保護部材65を設けても薄膜64による気圧差緩和効果が得られるようにするためである。すなわち、薄膜64の一部は外気と接触するようにされている。
薄膜保護部材65を容器本体61に設ける場合、薄膜64を薄膜保護部材65に固定してから薄膜64と薄膜保護部材65とを一体として容器本体61に取り付けてもよい。また、薄膜保護部材65の形状は薄膜64を覆うことができる形状であればよく、円板状に限られない。例えば図11に示すように、円筒カップ状であってもよい。これによって、トナーボトル6の輸送、保管の際に薄膜64に外力が加わることを防止する薄膜保護機能と容器本体61から画像形成装置本体へトナーを供給するために容器本体61を回転駆動させる駆動伝達機能とを併用させることができる。そして、容器本体61において双方の機能を保持するためのスペースが狭い場合においても、十分にその機能を果たすことが可能となる。ただし、薄膜保護部材65を容器本体61に設けても薄膜64による気圧差緩和効果が得られるようにするため、薄膜64の全部を覆うようにしてはならない。なお、この第2実施形態でも、第1実施形態と同様の効果を奏することができる。
〔第3実施形態〕
図12は、本発明の現像剤収容容器の第3実施形態を示している。同図に示す現像剤収容容器であるトナーボトル6は、薄膜保護部材65にトナーボトル6を回転させる際の駆動受け部65aが設けられている点が特徴である。この小突起状の駆動受け部65aは画像形成装置本体にトナーを供給するときにトナーボトル6を回転駆動させるための係合部としての機能を発揮する。
そして、図13に示すように画像形成装置本体側に、駆動受け部65aに対応する形状の凹形状の駆動受け部66aが形成された駆動カップリング66を設け、駆動カップリング66からの回転駆動力が駆動受け部65aおよび66aを介してトナーボトル6に伝達される。トナーボトル6に駆動伝達がなされ、トナーボトル6が回転駆動すると、トナーボトル6内のトナーが画像形成装置本体に補給される。
駆動受け部65aの形状は図12に示す一対の突起に限定されることはなく、図14(a)に示すように、容器中心軸周りに120度間隔で3箇所に突起を形成してもよい。また、図14(b)に示すように、容器中心軸周りに90度間隔で4箇所に突起を形成してもよい。又は、図14(c)に示すような断面正方形状の小突起を一対設けてもよい。そして、この突起に合わせて駆動カップリング66の形状を決定するとよい(図15(a)〜(c)参照)。具体的には、駆動受け部65aの突起の形状と、駆動受け部66aの溝の形状とが一致しないとトナーボトル6の挿入およびセットを完全には行うことができないようにして、トナーボトル6の誤挿入および誤セットを防止することができる。カラー画像を出力する画像形成装置の色の異なるトナー同士に差異を持たせる場合や類似構造の装置間で異なる成分のトナーを使用する場合には、極めて有効である。また、同機能を有する類似のトナーボトル6を複数種類必要とする場合において、容器本体61を複数種類作製することなく、形状の異なる当該部材65のみを複数種類作製するのみで必要な種類のトナーボトル6をラインナップさせることが可能となる。なお、この第3実施形態でも、第1実施形態と同様の効果を奏することができる。
〔第4実施形態〕
図16は、本発明の現像剤収容容器の第4実施形態を示している。同図に示す現像剤収容容器であるトナーボトル6の一端には外蓋62が設けられている。このトナーボトル6は図5に示したような内蓋63を有していない。そのため、この第4実施形態では、外蓋62は常に容器本体61に固定して用いられる。また、上記実施形態のように、有底カップ状の外蓋62とは異なり、外蓋62の底部に薄膜64を設け、通気性を確保している。この形態の場合、薄膜64は通気性だけでなくトナーの流通性をも確保できるように構成されていなければならない。通気性及びトナー流通性を大きくするには、比較的大きなメッシュを薄膜64に形成する方法が挙げられるが、トナーボトル6の着脱時などにトナーが飛散する恐れがあるため、これらの点に留意して適切な大きさのメッシュを形成する必要がある。なお、この第4実施形態でも、第1実施形態と同様の効果を奏することができる。
〔第5実施形態〕
図17は、本発明の現像剤収容容器の第5実施形態を示している。この現像剤収容容器であるトナーボトル6は、容器本体61の形状が円筒形でなく、直方体状である。容器本体61の形状は円筒形以外の形状であっても発明の効果を発揮することができる。図17では薄膜64は、外蓋62が設けられている側と反対側の面のやや下方に設けられている。勿論、薄膜64の位置は図で示す位置には限定されない。例えば、図18に示すように、直方体状の容器本体61の上面側に薄膜64を設けるようにしてもよい。なお、この第5実施形態でも、第1実施形態と同様の効果を奏することができる。
〔第6実施形態〕
図19は、本発明の現像剤収容容器の第6実施形態を示している。同図に示す現像剤収容容器であるトナーボトル6は、外蓋62の外径と同程度の外径の長尺状の容器本体61を有している。この容器本体61の外蓋62がある側と反対側には、容器本体61の内部に向けて窪んだ薄膜64が設けられている。このトナーボトル6は、高地に設置された画像形成装置に好適に用いられる。トナーボトル6の内圧に対して外気圧が低下した際に、その気圧差を緩和、均衡させるために薄膜64は変形する。このときの変形量および形状は、ここに図示した限りではない。なお、この第6実施形態でも、第1実施形態と同様の効果を奏することができる。
図1は、本発明の画像形成装置の一実施形態を示す説明図である。 図2は、本発明の画像形成装置の内部構造を示す説明図である。 図3は、本発明の現像剤収容容器の第1実施形態を示す説明図である。 図4は、図3の現像剤収容容器(トナーボトル)から外蓋を取り外した状態を示す説明図である。 図5は、図4の現像剤収容容器(トナーボトル)から内蓋を取り外した状態を示す説明図である。 図6は、フロントカバーを開蓋してトナーボトルセットトレイを引き出した状態を示す説明図である。 図7は、セットされた現像剤収容容器(トナーボトル)の内蓋開放動作を示す説明図である。 図8は、本発明の特徴点である薄膜が設けられた現像剤収容容器(トナーボトル)を示す説明図である。 図9は、図8の現像剤収容容器(トナーボトル)の変形例を示す説明図である。 図10は、本発明の現像剤収容容器の第2実施形態を示す説明図である。 図11は、図10の現像剤収容容器(トナーボトル)の変形例を示す説明図である。 図12は、本発明の現像剤収容容器の第3実施形態を示す説明図である。 図13は、図12の現像剤収容容器(トナーボトル)に駆動カップリングが設けられた状態を示す説明図である。 図14は、駆動受け部の形状を示す説明図である。図14(a)は、容器中心軸周りに120度間隔で3箇所に突起が設けられている例を示している。図14(b)は、容器中心軸周りに90度間隔で3箇所に突起が設けられている例を示している。図14(c)は断面正方形状の小突起を一対設けた例を示している。 図15は、図14の駆動受け部と係合する駆動カップリングの形状を示す説明図である。図15(a)は、図14(a)の駆動受け部と対をなす駆動カップリングを示している。図15(b)は、図14(b)の駆動受け部と対をなす駆動カップリングを示している。図15(c)は、図14(c)の駆動受け部と対をなす駆動カップリングを示している。 図16は、本発明の現像剤収容容器の第4実施形態を示す説明図である。 図17は、本発明の現像剤収容容器の第5実施形態を示す説明図である。 図18は、図17の現像剤収容容器(トナーボトル)の変形例を示す説明図である。 図19は、本発明の現像剤収容容器の第6実施形態を示す説明図である。
符号の説明
1 像担持体
3 フロントカバー
4 現像装置
6 トナーボトル
61 容器本体
61a 口部
62 外蓋
63 内蓋
63a 円錐台部
63b フランジ部
64 薄膜
65 薄膜保護部材
65a 駆動受け部
66 駆動カップリング
66a 駆動受け部
7 セットレバー
8 トナーボトルセットトレイ
9 内蓋打抜きチャック
14 従動ローラ
15 駆動ローラ
16 二次転写ローラ
17 中間転写ユニット
18 プロセスカートリッジ
20 画像形成ユニット
21 光書込ユニット
22 二次転写装置
23 張架ローラ
24 紙搬送ベルト
25 定着装置
26 定着ベルト
27 加圧ローラ
30 原稿台
31 原稿排紙部
32 コンタクトガラス
33 第1走行体
34 第2走行体
35 結像レンズ
36 読取センサ
42 給紙ローラ
43 ペーパーバンク
44 給紙カセット
45 分離ローラ
46 給紙路
47 搬送ローラ対
49 レジストローラ対
50 手差し給紙ローラ
51 手差しトレイ
52 分離ローラ
53 手差し給紙路
57 スタック部
72 一次転写ローラ
90 ベルトクリーニング装置
100 プリンタ部
110 中間転写ベルト
200 給紙装置
300 スキャナ部本体
400 自動原稿送り装置

Claims (7)

  1. 現像剤を収容して密閉するための開口可能部を有する容器本体と、
    前記容器本体の内部空間と外部空間とを仕切るために前記開口可能部を塞ぐ蓋と、
    を備える現像剤収容容器において、
    前記容器本体の一部に変形可能な薄膜が用いられ、この薄膜が変形することによって前記内部空間と外部空間との気圧差を緩和して前記内部空間と外部空間との気圧を均衡させる
    ことを特徴とする現像剤収容容器。
  2. 請求項1に記載の現像剤収容容器において、
    前記薄膜は、無負荷で静置した状態の形状が平坦でない
    ことを特徴とする現像剤収容容器。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の現像剤収容容器において、
    前記薄膜は、容易に伸縮および変形可能なゴム材料からなる
    ことを特徴とする現像剤収容容器。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の現像剤収容容器において、
    異物の衝撃および接触によって前記薄膜が破損するのを防ぐための薄膜保護部材を有している
    ことを特徴とする現像剤収容容器。
  5. 請求項4に記載の現像剤収容容器において、
    前記薄膜保護部材は、画像形成装置本体側に現像剤補給を行うために画像形成装置本体側からの駆動力を受ける機能を有している
    ことを特徴とする現像剤収容容器。
  6. 請求項4又は請求項5に記載の現像剤収容容器において、
    前記薄膜保護部材が、類似する現像剤又は現像剤収容容器の誤挿入、誤セットを防止する機能を有している
    ことを特徴とする現像剤収容容器。
  7. 請求項1ないし請求項6のいずれかに記載の現像剤収容容器を備えている
    ことを特徴とする画像形成装置。
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