JP2010024710A - 建築物の通気構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】床下空間の通気性を十分に確保しつつ、同時に床暖房機能をも発揮することのできる建築物の通気構造を提供する。
【解決手段】建築物の通気構造を、大引14の上に配設され、その下面に下向きに突出して所定領域を囲む枠状体113a,bを有すると共に、該枠状体113a,bの内側において下面と大引14との間に所定の通気孔114を形成する床下地板111a,bと、床下地板111a,bの下方に形成される床下空間12内に配設され、周辺空気との間で熱交換を行う熱交換用流体が供給される熱交換器15a,bと、送風機19の駆動によって外気を床下空間12内に取り込み、熱交換機15a,bへと導く外気導入ダクト18とを備え、床下空間12内の空気が、枠状体113a,bの外側でかつ該枠状体113a,bの最下部よりも上方の位置(F,G,H)から排出されるように構成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、建築物の通気構造に関し、特に、床下空間の通気性を確保しつつ、冬季において床暖房機能を発揮することのできる建築物の通気構造に関する。
従来から床下空間に蓄熱体を設置する建築物の構造が知られている。例えば、特許文献1に記載のものでは、蓄熱体を建築物の基礎と直接接触しないように床下空間に設置することで、加熱、冷却が繰り返されることによるコンクリート基礎の劣化を抑制するようにしている。
特開2003−279058号公報
しかしながら、上記従来の構造では、床下空間に外気が取り込まれていないため、床下空間の通気性を十分に確保できないおそれがある。床下空間の通気性が不十分であると、湿気や淀んだ空気を効果的に排出することができず、構成部材の腐朽や劣化を招くおそれがあるという問題がある。
本発明は、このような問題に着目してなされたものであり、床下空間の通気性を十分に確保しつつ、同時に床暖房機能をも発揮することのできる建築物の通気構造を提供することを目的とする。
このため、本発明による建築物の通気構造は、根太又は大引の上に配設され、その下面に下向きに突出して所定領域を囲む枠状体を有すると共に、該枠状体の内側において前記下面と前記根太又は大引との間に所定の通気孔を形成する床下地板と、前記床下地板の下方に形成される床下空間内に配設され、周辺空気との間で熱交換を行う熱交換用流体が供給される熱交換器と、送風機の駆動によって外気を前記床下空間内に取り込み、前記熱交換機へと導く外気導入ダクトとを備え、前記床下空間内の空気が、前記枠状体の外側でかつ該枠状体の最下部よりも上方の位置から排出されるように構成したことを特徴とする。
ここで、前記外気導入ダクトは、前記床下空間内に取り込んだ外気を前記熱交換器の下側から上向きに吹き出すように形成されていることが好ましい。
また、前記床下地板は、それぞれが各部屋に対応する領域を囲む複数の枠状体を有し、該複数の枠状体のうちの少なくとも1つの枠状体の前記下面からの突出量が、他の枠状体の突出量とは異なるように構成してもよい。例えば、前記床下地板が2つの枠状体を有する場合には、それぞれ枠状体の突出量が異なるようにし、前記床下地板が3つの枠状体を有する場合には、3つの枠状体の突出量が全て異なるようにするか、2つの枠状体の突出量を等しくして残りの1つの枠状体の突出量のみが異なるようにする。
また、前記床下空間を建築物の最下階の床下空間であって、建築物の内部空間を画する内被材と建築物の外郭を画する外被材との間に、前記最下階の床下空間と上階の床下空間とを連通する第1通気層を形成し、前記最下階の床下空間内の空気が、前記第1通気層に排出されるように構成してもよい。
さらに、前記床下空間が建築物の最下階の床下空間であって、建築物の内部空間を画する内被材と建築物の外郭を画する外被材との間に、前記最下階の床下空間と屋根裏空間とを連通する第2通気層を形成し、前記最下階の床下空間内の空気が、前記第2通気層に排出されるように構成してもよい。
本発明による建築物の通気構造によれば、建築物の構造の複雑化を招くことなく、冬季においては、建築物の通気性、特に床下空間の通気性を十分に確保しつつ、暖められた空気を床下に蓄えて床暖房機能を発揮することができ、夏季においては、建築物の通気性、特に床下空間の通気性を十分に確保しつつ、床下空間の温度を低下させて建築物内部の温度上昇を抑制することができる、という効果がある。
以下、本発明の実施形態を図に基づいて説明する。
図1は、本発明が適用された建築物の通気構造の一例(第1実施形態)の概略断面図を示している。なお、図中の矢印は空気の流れを示している。
図1において、建築物の基礎10と最下階の床部11との間に最下階の床下空間12が形成される。基礎10は、例えば鉄筋を配したコンクリート製であって、基礎底部101と、該基礎底部101に連続して形成された基礎立ち上がり部102とから構成される。
基礎底部101は、いわゆるベタ基礎として形成してもよいが、図1において破線で示すように、一部を取り除いて砂地等からなる調湿部105を設けるようにしてもよい。
基礎立ち上がり部102は、外周を取り囲むように形成される外周構成部と、該外周構成部の内側に位置する内側構成部とからなる。基礎立ち上がり部102の外周構成部には、外部(外気)と最下階の床下空間12とを連通する開閉可能な床下換気口103が形成されており、基礎立ち上がり部の内側構成部には、通気口104が形成されている。
また、基礎底部101の上面及び基礎立ち上がり部102の外周構成部の内側面は、ウレタンフォーム等の断熱材106によって覆われている。
基礎立ち上がり部102の上には土台13が取り付けられており、基礎底部101の上方には、床束(図示省略)によって支持される大引14が配設される。
なお、本実施形態においては、根太(一階根太)が設けられておらず、床部11は大引14の上に設置されている。床部11は、床下地板111(111a,111b)と、該床下地板111(111a,111b)の上側に設置される仕上げ板112(112a,112b)とを含んで構成され、床下地板111(111a,111b)が大引14の上に取り付けられる。ここで、床下地板111(111a,111b)と仕上げ板112(112a,112b)との間に制振材などを介在させるようにしてもよいし、床下地板111の上面を仕上げ面として床下地板111と仕上げ板112とが一体に構成されてもよい。
図2は、最下階の床下(床下地板111)を下方から見た状態を示しており、図3は、図2のX−X断面図である。
図1〜3に示すように、本実施形態において、最下階の各部屋(A、B)の床下地板111(111a,111b)は、その下面に下向きに突出する枠状体113(113a,113b)を有している。これらの枠状体113a,113bは、それぞれ床下地板111a、111bの下面から所定の高さ(突出量)hを有しており、最下階の各部屋の下方の所定領域を囲むように設けられる。なお、ここで言う各部屋には、最下階の全ての部屋とその一部の部屋の両方が含まれる。
本実施形態において、枠状体113aは、最下階の部屋Aのほぼ全体をカバーするように床下地板111aの下面の周縁部近傍に設けられており、枠状体113bは、最下階の部屋Bのほぼ全体をカバーするように床下地板111bの下面の周縁部近傍に設けられている。
また、床下地板111a,111bは、大引14上に取り付けた際に、それぞれ枠状体113a、113bの内側の領域において、該床下地板111a,111bの下面と大引14との間に所定の通気孔114を形成するように構成されている。この通気孔114は、枠状体113a,113bの内側において、各大引14によって仕切られる領域、すなわち、互いに隣接する領域同士を連通させる。
通気孔114は、図3に示すように、あらかじめ各大引14の上面に溝又は切欠き14aを設けておくことによって形成することができるが、これに限られない。図示は省略するが、例えば、床下地板111(111a,111b)を、床下地板本体と、該下地板本体の下面に大引14に対応するように取り付けられる補強部材(補強板)と、枠状体113(113a,113b)とで構成し、各補強部材の枠状体113(113a,113b)の内側にする部分に溝又は切欠きを設けておき、各補強部材が大引14上に位置するように床下地板111(111a,111b)を取り付けることで、床下地板111(111a,111b)の下面と各大引14との間に通気孔114を形成することができる。
ここで、図2に破線で示すように、少なくとも隣接する通気孔114同士の大引14の長手方向の位置をずらすようにして、各通気孔114が直線上に配置しないようにするのが好ましい。より好ましくは、隣接する通気孔114が部屋(A,B)の中心線L(La,Lb)を挟んで反対側(さらに言えば、反対側の周縁部近傍)に配置されるようにする。できるだけ枠状体113a、113b内の全体にわたって空気の移動が生じるようにするためである。
なお、図2、3では、床下地板111a,111bの下面と各大引14との間に1つの通気孔114を形成するようにしているが、複数の通気孔114を形成するようにしてもよい。この場合であっても、各通気孔114が直線上に配置しないようにする。
図1に戻って、床下空間12内の最下階の各部屋(A,B)の下方には、それぞれ周辺空気との間で熱交換を行うための熱交換用流体が循環供給される熱交換器15(15a、15b)が配設されている。これらの熱交換器15a、15bには、建築物の外部に設けた冷温水供給装置(熱交換用流体供給装置)16から配管17を介して、熱交換用流体としての「温水(湯)」又は「冷水(水)」が循環供給されるようになっている。なお、冷温水供給装置16は、後述する制御ユニット20からの指令によって駆動され、また、熱交換器15(15a,15b)を循環させる温水又は冷水の温度や流量の調整が可能である。ここで、本実施形態では、熱交換用流体として「温水(湯)」又は「冷水(水)」を循環供給するようにしているが、これに限るものではなく、外気よりも高温の熱交換用流体又は外気よりも低温の熱交換用流体が循環供給されればよい。
さらに、外気を床下空間12内に取り込み、熱交換器15a,15bの下側に導入する外気導入ダクト18が設けられている。この外気導入ダクト18は、外部から床下換気口103を介して床下空間12内に伸びており、送風機19の駆動によって床下空間12内に取り込んだ外気を熱交換器15a,15bの下側から上向きに外気を吹き出すようになっている。なお、送風機19は、後述する制御ユニット20からの指令によって駆動され、また、外気導入量を調整することができる。
制御ユニット20は、建築物の住人等の操作者(以下単に「操作者」という)の操作(スイッチON)によって起動して冷温水供給装置16及び送風機19の駆動を制御する。また、本実施形態においては、制御ユニット20は、通常制御モードと自動制御モードとの2つのモードを有する。
通常制御モードにおいては、制御ユニット20は、あらかじめ設定された所定温度の温水又は冷水を、あらかじめ設定された所定流量で熱交換器15a,15bに循環させるように冷温水供給装置16を駆動すると共に、あらかじめ設定された所定流量の外気を床下空間12内に導入するように送風機19を駆動する。
一方、自動制御モードにおいては、操作者によって設定された温度(目標温度)、及び、枠状体113の内側で空気の温度を検出する1つ以上の温度センサ21の検出信号(実際の温度)に基づいて、冷温水供給装置16及び/又は送風機19の動作状態を制御する。
ここで、冷温水供給装置16から熱交換器15a、15bのそれぞれに独立して熱交換用流体を供給できるように構成しておくことで、熱交換器15a,15bに対して温度の異なる温水又は冷水を供給することができる。
また、本実施形態に係る建築物には、建築物の外郭を画する外被材31と、建築物(の各部屋)の内部空間を画する内被材32との間に2つの通気層が形成されている。より具体的には、外被材31と内被材32との間に壁用断熱材33が介装されており、この壁用断熱在33と外被材31との間に外側通気層34が形成され、壁用断熱材33と内被材32との間に内側通気層35(35a,35b)が形成されている。
外側通気層34の下部は外気吸入口36として開口して外部(外気)と連通しており、上部は屋根用断熱材37の外側を通って棟排気口38を介して外部(外気)と連通している。
内側通気層35は、最下階の床下空間12と上階の床下空間とを連通する第1内側通気層(本発明の「第1通気層」に相当する)35aと、最下階の床下空間12と屋根裏空間Cとを連通する第2内側通気層(本発明の「第2通気層」に相当する)35bとを含む。
第1内側通気層35aは、最下階の床下空間12と、二階の部屋Dの床下空間39及び屋根裏部屋Eの床下空間40とを連通している。なお、最下階の床下空間と、全ての上階の床下空間とを連通させる必要はなく、第1内側通気層35aは、最下階の床下空間12と、二階の部屋Dの床下空間39又は屋根裏部屋Eの床下空間40とを連通するようにしてもよい。
ここで、屋根裏空間C、二階の部屋D及び屋根裏部屋Eは、それぞれ通気口41,42,43を介して最下階の部屋B上方の吹き抜けに連通しており、二階の部屋Dの床下及び屋根裏部屋Eの床下も、最下階の床下と同様に、床下地板がその下面に枠状体を有し、該枠状体の内側の領域において、床下地板の下面と根太等(図示省略)との間に所定の通気孔を形成している。
第1内側通気層35aの下部は、枠状体113aの外側(建築物の一方の壁側)で、かつ枠状体113aの最下部よりも高い位置で最下階の床下空間12に開口し(図1中のF部参照)、上部は2つに分岐して一方が二階の部屋Dの床下空間39に開口し、他方が屋根裏部屋Eの床下空間40に開口している。
第2内側通気層35bの下部は、第1内側通気層35aと同様、枠状体113bの外側(建築物の他方の壁側)で、かつ枠状体113bの最下部よりも高い位置で最下階の床下空間12に開口しており(図1中のG部参照)、上部は屋根裏空間Cに開口している。
さらに、本実施形態に係る建築物には、部屋を仕切る壁の内側にも壁内通気層が形成されている。具体的には、最下階の部屋Aと部屋Bとを仕切る壁の内側には第1壁内通気層44が形成され、二階の部屋Dを仕切る壁の内側には第2壁内通気層45が形成され、屋根裏部屋Eを仕切る壁の内側には第3壁内通気層46が形成されている。
第1壁内通気層44の下部は、枠状体113aと枠状体113bとの間(すなわち、枠状体113の外側)で、かつ、枠状体113a及び枠状体113bの最下部よりも高い位置で最下階の床下空間12に開口しており(図1のH部、図2の開口部を参照)、上部は、部屋A又は部屋Bの上部空間に開口している。かかる第1壁内通気層44により、最下階の床下空間12は建築物の内部空間(室内空間)と連通することになる。
第2壁内通気層45の下部は、二階の部屋Dの床下空間39に開口しており、上部は、部屋Dの上部空間又は最下階の部屋B上方の吹き抜け(以下、単に「吹き抜け」という)に開口している。かかる第2壁内通気層45により、二階の部屋Dの床下空間39は建築物の内部空間(室内空間)と連通することになる。
第3壁内通気層46に下部は、屋根裏部屋Eの床下空間40に開口しており、上部は、屋根裏部屋Eの上部空間又は吹き抜けに開口している。かかる第3壁内通気層46により、屋根裏部屋Eの床下空間40は建築物の内部空間(室内空間)と連通することになる。
さらに、吹き抜けの上部には、開閉可能な天窓47が設けられており、また、屋根裏空間Cは、開閉可能な自然換気口48を介して外部(外気)と連通し、屋根裏部屋Eは、換気扇を備えた強制換気口49を介して外部(外気)と連通している。
従って、天窓47を「開」、自然換気口48を「開」及び/又は換気扇を「ON」とすることにより、吹き抜け、屋根裏空間C及び屋根裏部屋Eから空気を外部に排出することができる。
次に、以上のような構成を有する本実施形態の作用を説明する。
まず、冬季において、操作者が制御ユニット20の操作パネル(図示省略)を介して通常制御モード(冬季通常制御モード)を選択すると、冷温水供給装置16によって所定温度の温水が所定流量で熱交換器15a、15bに循環供給されると共に、送風機19によって所定流量の外気が連続的に床下空間12内に導入されて熱交換器15a,15bの下側から上向きに供給される。
導入された外気は熱交換機15a、15bを通過する際に暖められて、床下地面111a、111bの直下へと流れる。床下地面111a、111bには、それぞれ枠状体113a、113bが設けられ、また、枠状体113a、113bの内側の領域は通気孔114によって連通しているため、暖められた外気は、枠状体113a、113bの内側を床下地面111a、111bの下面に沿って移動する。これにより、枠状体113a、113bの内側全体、すなわち、最下階の部屋A、Bの床下全体に暖められた空気が蓄えられ、最下階の部屋A、Bの床が暖められる。
そして、外気の連続導入によって暖められた空気の蓄積量が枠状体113a、113bの内側の容積を超えると、暖められた空気が枠状体113a、113bから溢れ出し、この溢れ出した空気は、枠状体113の外側でかつ枠状体の最下部よりも上方に開口する第1内側通気層35a、第2内側通気層35b及び第1壁内通気層44によって最下階の床下空間12から排出される(F部、G部、H部)。
ここで、特に昼間においては外側通気層34内には上昇気流が発生し、これに伴って第1内側通気層35a及び第2内側通気層35b内にも下から上へと向かう空気の流れが生じるため、枠状体113a、113bから溢れ出した空気は、該第1内側通気層35a及び第2内側通気層35bに効果的に吸い込まれる。
その後、暖められた空気は、第1内側通気層35aを介して二階の部屋Dの床下空間39及び屋根裏部屋Eの床下空間40に供給される。
二階の部屋Dの床下空間39及び屋根裏空間Eの床下空間40においても、最下階の床下空間12と同様に、暖められた空気が枠状体の内側に蓄えられ、二階の部屋Dの床及び屋根裏部屋Eの床が暖められる。そして、その蓄積量が所定量以上となると枠状体から溢れ出し、それぞれ第2壁内通気層45、第3壁内通気層46に排出される。
第1内側通気層35a、二階の部屋Dの床下空間39及び第2壁内通気層45を通過した空気は、二階の部屋Dの上部空間又は最下階の部屋B上方の吹き抜けに排出され、第1内側通気層35a、屋根裏部屋Eの床下空間40及び第3壁内通気層46を通過した空気は、屋根裏部屋Eの上部空間又は吹き抜けに排出され、第2内側通気層35bを通過した空気は、屋根裏空間Cに排出される。これらの空気は、その後、天窓47、自然換気口48又は強制換気口49を介して外部に排出される。
このようにして、冬季において、最下階の床下空間12内、二階の部屋Dの床下空間39内、及び、屋根裏部屋Eの床下空間40内における空気の移動を促進して通気性を十分に確保しつつ、床暖房機能をも発揮することができる。また、暖められた空気が第1内側通気層35a及び第2内側通気層35bを通過するので、建築物内部の温度低下が抑制される。なお、床下換気口103を閉じておくことにより、より効果的に床暖房機能を発揮できることはもちろんである。
一方、操作者が制御ユニット20の操作パネルを介して自動制御モードを選択し、温度設定(目標温度設定)を行うと、制御ユニット20は、温度センサ21の検出信号(すなわち、枠状体の内側の実際の空気温度)を入力し、設定された温度と実際の空気温度とに基づいて冷温水供給装置16及び/送風機19の駆動を制御する。
例えば、設定された温度に対して実際の空気温度が低いほど、熱交換器15a、15bを循環させる温水の温度を上昇させ、又は/及び、熱交換器15a、15bを循環させる温水の流量を増大させる。あるいは、熱交換器15a、15aを循環させる温水の温度を上昇させると共に流量を増大させつつ、外気の導入量を増大する。ここで、実際の空気温度が設定された温度を超えた場合には、冷温水供給装置16及び送風機19の駆動を一時的に停止するようにしてもよい。これにより、床下空間(12,39、40)内の通気性を十分に確保しつつ、床暖房機能の自動調整を行うことが可能となる。
次に、夏季において、操作者が制御ユニット20の操作パネルを介して通常制御モード(夏季通常制御モード)を選択すると、冷温水供給装置16によって所定温度の冷水が所定流量で熱交換器15a、15bに循環供給されると共に、送風機19によって所定流量の外気が連続的に床下空間12内に導入されて熱交換器15a,15bの下側から上向きに供給される。
導入された外気は熱交換器15a,15bを通過する際に冷却され、徐々に最下階の床下空間12内の温度を下げると共に、該床下空間12内に空気の流れを生じさせる。また、最下階の床下空間12内の冷却された空気が、第1内側通気層35a及び第2内側通気層35bへと吸い込まれる。
これにより、夏季において、床下空間(12,39,40)内の通気性を十分に確保しつつ、建築物内部の温度上昇を抑制することができる。
一方、操作者が制御ユニット20の操作パネルを介して自動制御モードを選択し、温度設定を行うと、制御ユニット20は、温度センサ21の検出信号(すなわち、枠状体113の内側の実際の空気温度)を入力し、設定された温度と実際の空気温度とに基づいて冷温水供給装置16及び/送風機19の駆動を制御する。
例えば、設定された温度に対して実際の空気温度が高いほど、熱交換器15a,15bを循環させる冷水の温度を低下させ、又は/及び、熱交換器15a,15bを循環させる冷水の流量を増大させる。あるいは、熱交換器15a、15bを循環させる冷水の温度を低下させると共に流量を増大させつつ、外気の導入量を増大する。ここで、実際の空気温度が設定された温度まで低下した場合には、冷温水供給装置16及び送風機19の駆動を一時的に停止するようにしてもよい。これにより、床下空間(12,39、40)内の通気性を十分に確保しつつ、建築物内部の温度上昇の抑制を自動的に行うことが可能となる。
以上説明したように、本実施形態による建築物の通気構造によると、冬季においては建築物の各床を適度に暖めつつ(すなわち、床暖房機能を発揮しつつ)、各床下空間の通気性を十分に確保することができ、夏季においては建築物内部の温度上昇を抑制しつつ、各床下空間の通気性を十分に確保することができる。
ここで、熱交換器15a,15bに熱交換用流体を供給するための配管17や外気導入ダクト18の設置には床下換気口103を利用し、また、床下地板111a、111bの下面に枠状体113a,113bを設けると共に、大引14等によって仕切られる領域間を連通させるだけで済むので、既存の建築物に対しても容易に適用することができる。
さらに、建築物自体や建築物の属する地域等に応じて枠状体113a、113bの高さ(下向きの突出量)を調整することにより、各建築物に適した床暖房機能を実現することも可能となる。
なお、上記実施形態では、最下階の各部屋の床下地板がそれぞれ枠状体を有する構成としているが、最下階全体の床下地板が1つの枠状体を有する構成としてもよい。この場合、枠状体が最下階の床部のほぼ全体に対応する領域を囲むように形成し、熱交換器を床下空間のほぼ中央に配置するようにすればよい。
また、二階の部屋Dの床下地板や屋根裏部屋Eの床下地板が、枠状体を有しない構成としてもよい。この場合、二階の部屋D及び屋根裏部屋Eの床暖房機能が低下することにはなるが、その分、通気性を向上させることができる。
さらに、上記実施形態において、枠状体113aの高さ(突出量)と、枠状体113bの高さ(突出量)とが異なるように形成してもよい。言い換えれば、床下地板が、その下面に下向きに突出してそれぞれが各部屋に対応する領域を囲む複数の枠状体を有し、該複数の枠状体の少なくも1つの高さ(突出量)が、他の枠状体の高さ(突出両)と異なるように形成してもよい。
例えば、人が集まりやすい部屋などの特定の部屋(例えば、居間)に対応する枠状体の高さ(突出量)は、他の部屋に対応する枠状体の高さ(突出量)よりも大きくすれば、特に冬季において、特定の部屋に対する床暖房機能を高めることができるので、より効果的な床暖房が可能となる。この場合、床下空間12に熱交換器を1つだけ配置するようにしてもよい。また、温度センサ21は、最も高い(突出量が最も大きい)枠状体の内側に配置するのが好ましい。
さらに、上記実施形態では、最下階の床下地板111を大引14の上に設置しているが、大引14の上に根太を設ける構成に適用することもできる。この場合には、上記した大引14に関する記載を根太に置き換えて、床下地板111が、根太の上に取り付けられた際に、枠状体113の内側において、該床下地板111の下面と根太との間に所定の通気孔(空間)を形成するように構成すればよい。
さらにまた、枠状体113(113a,113b)の一部にスリットを設け、該スリットを通じて枠状体113の内側に蓄えられた外気(暖められた空気)の一部が枠状体113の外に排出されるようにしてもよい。具体的には、枠状体113の隅(図では4隅)にスリットを設けることが好ましい。このようにすると、暖められた空気が枠状体113内の滞留してしまうことが防止され、構成部材の腐朽や劣化をより効果的に防止できる。
ところで、上記実施形態では、建築物全体の通気構造を対象とし、最下階の床下空間12内の空気が、主として第1内側通気層35a及び第2内側通気層35bに排出されるようになっているが、本発明は、このような内側通気層を備えていない構成にも適用可能である。以下に第2実施形態として説明する。
図4、建築物の上階(ここでは、二階)の床下の通気構造の一例の概略断面図を示している。図4において、二階の床部51は、二階梁(図示省略)の上に取り付けられた二階根太52の上に設置される。床部51は、床下地板511と、該床下地板511の上側に設置される仕上げ板512とを含んで構成される。
床下地板511は、その下面に下向きに突出する枠状体513を有している。この枠状体513は、床下地板511の下面から所定の高さを有しており、二階の部屋のほぼ全体をカバーするように設けられている。
また、床下地板511は、二階根太52上に取り付けた際に、枠状体513の内側の領域において、該床下地板511の下面と二階根太52との間に所定の通気孔514を形成するように構成されている。この通気孔514は、枠状体513の内側において各二階根太52によって仕切られる、互いに隣接する領域(空間)同士を連通させるものである。なお、かかる通気孔514の形成については、上述した実施形態と同様である。
床下空間53には、熱交換用流体が循環供給される熱交換器54が配設されている。この熱交換器54には、床部51のほぼ中央の下方に設置されており、外部に設けた冷温水供給装置55から配管56を介して、熱交換用流体としての温水又は冷水が循環供給される。冷温水供給装置55は、後述する制御ユニット70からの指令によって駆動され、熱交換器54を循環させる温水又は冷水の温度及び流量を調整することができる。
また、床下空間53には、外気導入ダクト57を介して外気が導入される。この外気導入ダクト57は、送風機58を備えており、該送風機58の駆動によって外気を床下空間53内に取り込み、熱交換器54の下側から上向きに吹き出す。送風機58は、後述する制御ユニット70からの指令によって駆動され、外気導入量を調整することができる。
なお、熱交換器54に熱交換用流体としての温水又は冷水を供給するための配管56及び外気導入ダクト57は、外部から建築物の側壁59を貫通して床下空間53内に伸びている。
制御ユニット70は、操作者の操作(スイッチON)によって起動して冷温水供給装置55及び送風機57の駆動を制御する。また、制御ユニット70は、通常制御モードと自動制御モードとの2つのモードを有し、自動制御モードにおいては、枠状体513の内側の温度を検出する少なくとも1つの温度センサ71の検出信号(実際の温度)に基づいて冷温水供給装置55及び/又は送風機58の動作状態を制御する。かかる制御ユニット60による冷温水供給装置55及び送風機58の制御は、上述した実施形態と同様であるので、ここでの説明は省略する。
ここで、本実施形態では、側壁59に床下空間53内の空気を外部に排出することのできる第1排気口60、第2排気口61が形成されている。第1排気口60は、床下地板511の枠状体513の外側で、かつ該枠状態513の最下部よりも高い位置に形成されている。第2排気口61は、開閉可能に構成され、第1排気口61よりも下側の位置に形成されている。床下空間53は、第1排気口60、第2排気口61を介して外部(外気)と連通する。なお、第1排気口60及び第2排気口61は、それぞれ建築物の対向する両側壁に設けられている。
そして、冬季においては、第2排気口61が閉じられると共に、制御ユニット70により熱交換器54に温水が循環供給され、外気が熱交換器54の下側から上向きに供給される。
熱交換器54を通過する際に暖められた空気(外気)は枠状体513の内側に蓄えられて床部51を暖める。そして、暖められた空気の蓄積量が所定量以上となると、枠状体513から溢れ出し、この溢れ出した空気は、第1排気口60から外部に排出される。
一方、夏季においては、第2排気口61が開かれると共に、制御ユニット70によって冷水が熱交換機54に循環供給され、外気が熱交換器54の下側から上向きに供給される。外気は、熱交換器54を通過する際に冷却されて床下空間53内の温度を下げると共に、床下空間53内に空気の流れを生じさせる。床下空間53内の空気は、第2排気口61から外部に排出されると共に、床下空間53内の比較的高温の空気は上昇して枠状体513、排気口60を経て外部に排出される。
このようにして、本実施形態においても、冬季には床部を適度に暖めつつ(すなわち、床暖房機能を発揮しつつ)、床下空間の通気性を十分に確保することができ、夏季には床下空間内の温度上昇を抑制しつつ、床下空間の通気性を十分に確保することができる。
なお、本実施形態においても、操作者による制御ユニット70の操作パネルを介した操作によって、通常制御モードと自動制御モードとの切り替えが可能であることはもちろんである。また、二階に複数の部屋が有る場合には、各部屋の床下地板が枠状体を有するように構成してもよいし、各枠状体の高さ(下向きの突出量)を異ならせてもよい。
本発明が適用された建築物の通気構造の一例(第1実施形態)の概略断面図である。 上記建築物の最下階の床下を下方から見た状態を示す図である。 図2のX−X断面図である。 本発明の第2実施形態を示す図である。
符号の説明
10…基礎、11…床部、12…床下空間、13…土台、14…大引、15…熱交換器、16…冷温水供給装置、17…配管、18…外気導入ダクト、19…送風機、20…制御ユニット、21…温度センサ、34…外側通気層、35…内側通気層、44〜46…壁内通気層、51…床部、52…二階根太、53…床下空間、54…熱交換器、55…冷温水供給装置、56…配管、57…外気導入ダクト、58…送風機、59…側壁、60,61…排気口、70…制御ユニット、71…温度センサ、111…床下地板、112…仕上げ板、113…枠状体、114…通気孔、511…床下地板、512…仕上げ板、513…枠状体、514…通気孔

Claims (7)

  1. 根太又は大引の上に配設され、その下面に下向きに突出して所定領域を囲む枠状体を有すると共に、該枠状体の内側において前記下面と前記根太又は大引との間に所定の通気孔を形成する床下地板と、
    前記床下地板の下方の床下空間内に配設され、周辺空気との間で熱交換を行う熱交換用流体が供給される熱交換器と、
    送風機を有し、該送風機の駆動によって外気を前記床下空間内に取り込んで前記熱交換機へと導く外気導入ダクトと、を備え、
    前記床下空間内の空気が、前記枠状体の外側でかつ該枠状体の最下部よりも上方の位置から排出されるように構成したことを特徴とする建築物の通気構造。
  2. 前記外気導入ダクトは、前記取り込んだ外気を前記熱交換器の下側から上向きに吹き出すように形成されたことを特徴とする請求項1記載の建築物の通気構造。
  3. 前記床下地板は、それぞれが各部屋に対応する領域を囲む複数の枠状体を有し、
    前記複数の枠状体のうちの少なくとも1つ枠状体の前記下面からの突出量が、他の枠状体の突出量とは異なることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の建築物の通気構造。
  4. 前記床下空間が建築物の最下階の床下空間であって、
    建築物の内部空間を画する内被材と建築物の外郭を画する外被材との間に、前記最下階の床下空間と上階の床下空間とを連通する第1通気層を形成し、
    前記最下階の床下空間内の空気が、前記第1通気層に排出されるように構成したことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の建築物の通気構造。
  5. 前記床下空間が建築物の最下階の床下空間であって、
    建築物の内部空間を画する内被材と建築物の外郭を画する外被材との間に、前記最下階の床下空間と屋根裏空間とを連通する第2通気層を形成し、
    前記最下階の床下空間内の空気が、前記第2通気層に排出されるように構成したことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載の建築物の通気構造。
  6. 前記熱交換器に、前記外気よりも高温の熱交換用流体又は前記外気より低温の熱交換用流体を循環供給する熱交換用流体供給装置と、
    前記熱交換用流体供給装置及び前記送風機の少なくとも一方の駆動を制御する制御装置と、
    を備えることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1つに記載の建築物の通気構造。
  7. 前記枠状体の内側の温度を検出する温度センサを備え、
    前記制御装置は、前記温度センサにより検出された温度に基づいて前記熱交換用流体供給装置及び前記送風機の少なくとも一方の動作状態を制御することを特徴とする請求項6記載の建築物の通気構造。
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