JPH1046694A - 建築物の通気構造 - Google Patents

建築物の通気構造

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JPH1046694A
JPH1046694A JP20978196A JP20978196A JPH1046694A JP H1046694 A JPH1046694 A JP H1046694A JP 20978196 A JP20978196 A JP 20978196A JP 20978196 A JP20978196 A JP 20978196A JP H1046694 A JPH1046694 A JP H1046694A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 屋根裏空間と床下空間とを連通する内側通気
層における空気の流通をスムーズにして、内側通気層の
効果を十分に発揮できる建築物の通気構造を提供する。 【解決手段】 夏期の各室冷房切時には、各部屋11の
開放された窓35等から各内部空間に流入した外気が各
内部空間を通って、上階の部屋11の内部空間に至り、
ここから、欄間等の開放された開口部を経て、最上階の
部屋23の内部空間に至り、ここから開放された天窓2
4を通って外気に流出するようにし、開放された床下換
気口16から内側通気層15に導入された外気が、該層
15を経て屋根裏空間10に至り、開放された通気口3
3から最上階の部屋23の内部空間に流出し、ここから
天窓24を通って外気に流出する内部空間空気の流れに
より、天窓24から外気に流出するようにし、外気を内
側通気層15、各部屋11の内部空間空気と共に天窓2
4から外気に流出させ、内側通気層15の空気の流れが
良好にして、空気が内側通気層15から外部に抜け易く
し、内側通気層15を設けたことによる効果、即ち、夏
は涼しいという効果等が十分に発揮されるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建築物の通気構造
に関し、部屋の内部空間を画する内被材と、建築物の外
郭を画する外被材との間に形成され、屋根裏空間と床下
空間とを連通する内側通気層の通気性を向上する技術に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、建築物において、図6に示すよう
に、断熱材1を挟んで、屋根裏空間2と床下空間3とを
連通する内側通気層4と、上部及び下部が外気に開放さ
れた外側通気層5とを設けると共に、外気と床下空間3
とを床下開閉ダンパ6を介して連通する床下換気口7
と、外側通気層5と内側通気層4とを棟下開閉ダンパ8
を介して連通する棟下換気口9とを設けた通気構造が知
られている(実公平5−38167号公報参照)。
【0003】このものでは、外側通気層5を外気が流通
する一方、床下換気口7から床下空間3に導入された外
気が内側通気層4を通って棟下換気口9から外側通気層
5上部に至り、該外側通気層5上部の開放口10から外
部に排出されるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の建築物の通気構造にあっては、内側通気層4
における空気流通において次のような問題点がある。即
ち、上述したように、外気が床下空間3から内側通気層
4を通って外側通気層5上部の開放口10から外部に排
出される構成では、内側通気層4の流路抵抗が大きいた
め、空気の流れが悪く、空気が内側通気層4から外部に
抜け難い。
【0005】このため、内側通気層4を設けたことによ
る効果、即ち、夏は涼しいという効果、梅雨期等の湿気
を低減できる効果が十分に発揮されないという問題があ
った。本発明は以上のような従来の課題を解決するため
なされたものであり、屋根裏空間と床下空間とを連通す
る内側通気層における空気の流通をスムーズにして、夏
は涼しく、梅雨期等の湿気を低減できる内側通気層の効
果を十分に発揮できる建築物の通気構造を提供すること
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】このため、請求項1に係
る発明は、屋根裏に形成された屋根裏空間と、部屋の内
部空間を画する内被材と、建築物の外郭を画する外被材
との間に形成され、前記屋根裏空間と床下空間とを連通
する内側通気層と、外気と前記床下空間とを連通する開
閉自由な床下換気口と、屋根部に形成されて、最上階の
部屋の内部空間と連通する開閉自由な天窓と、前記屋根
裏空間と前記最上階の部屋の内部空間とを連通する開閉
自由な通気口と、を含んで構成されたことを特徴とす
る。
【0007】請求項2に係る発明は、前記屋根裏空間
は、自然換気を行う開閉自由な自然換気口と、強制換気
を行う換気扇を備えた常時開の強制換気口を介して外気
と連通することを特徴とする。請求項3に係る発明は、
前記最上階の部屋の内部空間は、強制換気を行う換気扇
を備えた常時開の強制換気口を介して外気と連通するこ
とを特徴とする。
【0008】請求項4に係る発明は、断熱材を間に挟ん
で前記内側通気層の外側に外側通気層を設け、外側通気
層の下部を下部開口部を介して外気と連通すると共に、
上部を上部開口部を介して外気と連通したことを特徴と
する。請求項5に係る発明は、前記上部開口部は、自然
換気を行う開閉自由な自然換気口と、強制換気を行う換
気扇を備えた強制換気口とから構成されることを特徴と
する。
【0009】請求項6に係る発明は、前記部屋が複数で
あり、各部屋の内部空間同士が連通していることを特徴
とする。請求項7に係る発明は、同じ階の隣接する部屋
の内部空間同士は欄間に形成された開閉可能な開口部を
介して連通することを特徴とする。
【0010】請求項8に係る発明は、下階と上階の部屋
の内部空間同士は階段を介して連通することを特徴とす
る。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。図1は、本発明に係る建築物の通気
構造の一実施形態を示す概略断面図、図2はこの通気構
造を更に簡略化して示した図である。これらの図におい
て、屋根裏には屋根裏空間10が設けられている。
【0012】又、複数設けられた部屋11の内部空間を
画する内被材12と、建築物の外郭を画する外被材13
との間に形成され、前記屋根裏空間10と床下空間14
とを連通する内側通気層15が設けられ、外気と床下空
間14とを連通する開閉自由な床下換気口16が基礎1
7に設けられている。更に、外被材13と内被材12と
の間に介装された断熱材18を間に挟んで前記内側通気
層15の外側に外側通気層19が設けられている。
【0013】この外側通気層19の下部は下部開口部と
しての外気吸入口20を介して外気と連通すると共に、
上部は上部開口部を介して外気と連通される。この場
合、上部開口部は、自然換気を行う開閉自由な自然換気
口21と、強制換気を行う換気扇を備えた強制換気口2
2とから構成される。一方、屋根部には、最上階の部屋
23の内部空間と連通する開閉自由な天窓24が設けら
れている。
【0014】又、前記屋根裏空間10と前記最上階の部
屋23の内部空間とを連通する開閉自由な通気口33が
設けられている。ここで、前記屋根裏空間10は、自然
換気を行う開閉自由な自然換気口25と、強制換気を行
う換気扇を備えた常時開の強制換気口26を介して外気
と連通するように構成されている。
【0015】又、前記最上階の部屋23の内部空間は、
強制換気を行う換気扇を備えた常時開の強制換気口27
を介して外気と連通するように構成されている。各部屋
11の内部空間同士は連通しており、同じ階の隣接する
部屋の内部空間同士は欄間に形成された開閉可能な開口
部を介して連通する。これについては後に詳述する。
【0016】又、下階と上階の部屋の内部空間同士は階
段28を介して連通する。ここで、本実施形態において
は、床下空間14における地面の上方近傍位置に水や湯
等の熱交換用流体が循環供給される放熱体29が設けら
れており、外気を床下空間14に導入して、外気をこの
放熱体29の上面に向けて吐出するための給気管30が
設けられている。
【0017】前記放熱体29には、夏期等に水道水が循
環供給され、冬期等にボイラ31からの湯が循環供給さ
れるようになっている。前記給気管30の一端部は基礎
17を貫通して、常開の給気口30Aとして外気に開口
し、他端部は放熱体29上面に対向する位置に開口され
る。前記床下空間14における地面は砂地32とされ
る。
【0018】尚、図2において、34は各部屋11の内
部空間を換気する換気扇、35は各部屋11の窓であ
る。次に、図3を参照して、建築物の最上部分の構成の
具体例を説明する。欄間36には、木製又はアルミニウ
ム製の開閉式の欄間建具37が設けられた開口部38が
設けられている。
【0019】最上階の部屋23の内部空間は、廊下側に
設けられており、階段28が設けられている。前記最上
階の部屋23の天井に天窓24が設けられ、該天窓24
に設けられた開閉手段24Aは自動開閉式又は手動開閉
式の構造となっている。屋根裏空間10と最上階の部屋
23の内部空間とを連通する開閉自由な通気口33は、
屋根裏空間10と最上階の部屋23の内部空間とを仕切
る壁部39に形成され、通気口33には、開閉手段とし
て、網戸40と手動式や電動式のブリーゼ41等が設け
られている。
【0020】図4は、屋根裏空間と最上階の部屋23の
内部空間とを連通する開閉自由な通気口33の他の実施
形態を示しており、この実施形態においては、木製建具
42とアルミサッシ及び網戸43が設けられている。こ
の場合、図5に示すように、木製建具42とアルミサッ
シ及び網戸43が設けられている通気口33の両側部の
壁部に、補助の通気口44を形成し、各通気口44には
電気開閉式のシャッター付き換気扇を装着するようにし
ても良い。
【0021】かかる構成において、四季特に、夏期と冬
季、冷暖房の有無等の各種条件における窓35(以下、
A)、天窓24(以下、B)、開口部38(以下、
C)、強制換気口27(以下、D)、換気扇34(以
下、E)、給気口30A(以下、F)、床下換気口16
(以下、G)、通気口33(以下、H)、自然換気口2
5(以下、I)、強制換気口26(以下、J)、強制換
気口22(以下、K)、自然換気口21(以下、L)の
開閉状況は次の通りである。
【0022】夏期 各室冷房切時 Aは開、Bは開、Cは開、Dは開、Eは開、Fは開、G
は開、Hは開、Iは閉、Jは開、Kは開、Lは開とす
る。各室冷房入時 Aは閉、Bは閉、Cは閉、Dは開、Eは開、Fは開、G
は開、Hは開、Iは閉、Jは開、Kは開、Lは開とす
る。
【0023】冬期 各室暖房入時・切時共 Aは閉、Bは閉、Cは閉、Dは開、Eは開、Fは開、G
は閉、Hは閉、Iは閉、Jは開、Kは開、Lは開とす
る。春期、秋期、梅雨期 Aは開、Bは開、Cは開、Dは開、Eは開、Fは開、G
は開、Hは開、Iは開、Jは開、Kは閉、Lは開とす
る。
【0024】次に、建築物における空気流れ状態とその
作用・効果について説明する。夏期において、各室冷房
切時には、自然換気口21が閉じられ、強制換気口22
が開かれることにより、外気吸入口20から外気が外側
通気層19に導入され、該層19を上昇して強制換気口
22から排出される。この場合、外側通気層19を通過
する空気は高速流となり、風量が多く、建築物の内壁温
度上昇を抑えることができ、自然換気口21が閉じられ
ることにより棟からの温度の高い風が外側通気層19に
流入するのが抑えられる。
【0025】一方、各部屋11の開かれた窓35からそ
の内部空間に流入した外気は、最上階の部屋23の内部
空間に至り、ここから天窓24を介して外気に流出され
る。又、給気口30Aから給気管30を介して導入され
た外気が放熱体29に向けて吐出され、冷却される。加
えて、地中は外気よりも低温度のため、床下の気温が低
く、内側空気層15は屋根裏空間10と開放された通気
口33を介して最上階の部屋23の内部空間と連通して
おり、最上階の部屋23の内部空間と連通する天窓24
近くは気温が高く、天窓24近くと地表との温度差で上
昇気流が生起され、この上昇気流によって床下換気口1
6から流入した外気が内側通気層15を上昇して、屋根
裏空間10に至り、ここから、通気口33を経て最上階
の部屋23の内部空間に至り、ここから天窓24を介し
て外気に流出される。
【0026】尚、屋根裏空間10からは自然換気口25
と強制換気口26を介して排気が行われる。夏期におい
て、各室冷房入時は、切時と同様に自然換気口21が閉
じられ、強制換気口22が開かれることにより、外気吸
入口20から外気が外側通気層19に導入され、該層1
9を上昇して強制換気口22から排出される。
【0027】一方、各部屋11の窓35は閉じられ、天
窓24も閉じられるから、外気が各部屋23の内部空間
から天窓24へと流出しない。又、冷房切時と同様に給
気口30Aから給気管30を介して導入された外気が放
熱体29に向けて吐出されて冷却され、生起した上昇気
流によって床下換気口16から流入した外気が内側通気
層15を上昇して、屋根裏空間10に至り、ここから、
通気口33を経て最上階の部屋23の内部空間に至り、
ここから強制換気口27を介して外気に流出される。
【0028】尚、屋根裏空間10からは強制換気口26
のみを介して排気が行われる。冬期においては、強制換
気口22が閉じられ、自然換気口21が開かれることに
より、外気吸入口20から外気が外側通気層19に導入
され、該層19を上昇して自然換気口21から排出され
る。この場合、外側通気層19を通過する空気は低速流
となり、風量が少なく、建築物内部の熱を逃がさな
い。。
【0029】一方、給気口30Aから給気管29を介し
て導入された外気が放熱体29に向けて吐出され、加熱
される。この場合、床下空間14には砂地からなる地中
からの湿気が吸い出されており、放熱体29により温め
られた空気は温湿空気となって内側通気層15を上昇し
て、屋根裏空間10に至り、ここから、強制換気口26
を介して外気に流出される。
【0030】以上説明した通気構造によれば、夏期の各
室冷房切時には、各部屋11の開放された窓35等から
各内部空間に流入した外気が各内部空間を通って、上階
の部屋11の内部空間に至り、ここから、欄間等の開放
された開口部を経て、最上階の部屋23の内部空間に至
り、ここから開放された天窓24を通って外気に流出す
る。
【0031】一方、開放された床下換気口16から内側
通気層15に導入された外気は、該層15を経て屋根裏
空間10に至り、開放された通気口33から最上階の部
屋23の内部空間に流出し、ここから天窓24を通って
外気に流出する内部空間空気の流れにより、天窓24か
ら外気に流出する。このように、内側通気層15に放熱
体29により冷却した外気等を流通させ、この外気を内
側通気層15、各部屋11の内部空間空気と共に天窓2
4から外気に流出させることにより、内側通気層15の
空気の流れが良好となり、空気が内側通気層15から外
部に抜け易くなるため、内側通気層15を設けたことに
よる効果、即ち、夏は涼しいという効果、梅雨期等の湿
気を低減できる効果が十分に発揮されるようになる。
【0032】又、冬期等にあっては、各部屋11の内部
空間を介しての空気の流れをなくし、内側通気層15に
放熱体29により温めた空気を床下空間14から流通さ
せることにより、暖房効果が得られる。尚、天窓24
(以下、B)等の各開口部等は、夏期と冬期等により開
閉する必要があるが、これを気温に基づいて自動的に制
御する構成としても良く、わざわざ手動でその都度各開
口部等の開閉を行う必要がなくなり、便利である。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に係る発
明によれば、内側通気層の空気の流れが良好となり、空
気が内側通気層から外部に抜け易くなるため、内側通気
層を設けたことによる効果、即ち、夏は涼しいという効
果、梅雨期等の湿気を低減できる効果が十分に発揮され
るようになる。
【0034】請求項2に係る発明によれば、前記屋根裏
空間の自然換気と強制換気が行うことができる。請求項
3に係る発明によれば、最上階の部屋の内部空間の強制
換気を行うことができる。請求項4に係る発明によれ
ば、外側通気層により、建築物の外側に断熱層を形成す
ることができる。
【0035】請求項5に係る発明によれば、外側通気層
の自然換気と強制換気を行うことができる。請求項6〜
8に係る発明によれば、各部屋の内部空間同士が欄間に
形成された開閉可能な開口部や階段を介して連通し、全
ての部屋の通気性が良好となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る建築物の通気構造の一実施形態
を示す概略断面図
【図2】 同上の通気構造を更に簡略化して示した断面
【図3】 同上の通気構造における建築物の最上部分の
構成の具体例を説明する断面図
【図4】 他の具体例を説明する断面図
【図5】 図4における通気口部分の他の例を示す正面
【図6】 従来の建築物の通気構造の一例を示す概略断
面図
【符号の説明】
10 屋根裏空間 11 部屋 12 内被材 13 外被材 14 床下空間 15 内側通気層 16 床下換気口 18 断熱材 19 外側通気層 20 外気吸入口 23 最上階の部屋 24 天窓 33 通気口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F24F 7/02 F24F 7/02 L 13/14 13/14 B

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】屋根裏に形成された屋根裏空間と、 部屋の内部空間を画する内被材と、建築物の外郭を画す
    る外被材との間に形成され、前記屋根裏空間と床下空間
    とを連通する内側通気層と、 外気と前記床下空間とを連通する開閉自由な床下換気口
    と、 屋根部に形成されて、最上階の部屋の内部空間と連通す
    る開閉自由な天窓と、 前記屋根裏空間と前記最上階の部屋の内部空間とを連通
    する開閉自由な通気口と、 を含んで構成されたことを特徴とする建築物の通気構
    造。
  2. 【請求項2】前記屋根裏空間は、自然換気を行う開閉自
    由な自然換気口と、強制換気を行う換気扇を備えた常時
    開の強制換気口を介して外気と連通することを特徴とす
    る請求項1記載の建築物の通気構造。
  3. 【請求項3】前記最上階の部屋の内部空間は、強制換気
    を行う換気扇を備えた常時開の強制換気口を介して外気
    と連通することを特徴とする請求項1又は2記載の建築
    物の通気構造。
  4. 【請求項4】断熱材を間に挟んで前記内側通気層の外側
    に外側通気層を設け、外側通気層の下部を下部開口部を
    介して外気と連通すると共に、上部を上部開口部を介し
    て外気と連通したことを特徴とする請求項1〜3のうち
    いずれか1つに記載の建築物の通気構造。
  5. 【請求項5】前記上部開口部は、自然換気を行う開閉自
    由な自然換気口と、強制換気を行う換気扇を備えた強制
    換気口とから構成されることを特徴とする請求項1〜4
    のうちいずれか1つに記載の建築物の通気構造。
  6. 【請求項6】前記部屋が複数であり、各部屋の内部空間
    同士が連通していることを特徴とする請求項1〜5のう
    ちいずれか1つに記載の建築物の通気構造。
  7. 【請求項7】同じ階の隣接する部屋の内部空間同士は欄
    間に形成された開閉可能な開口部を介して連通すること
    を特徴とする請求項1〜6のうちいずれか1つに記載の
    建築物の通気構造。
  8. 【請求項8】下階と上階の部屋の内部空間同士は階段を
    介して連通することを特徴とする請求項1〜7のうちい
    ずれか1つに記載の建築物の通気構造。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006274800A (ja) * 2006-07-18 2006-10-12 Misawa Homes Co Ltd 微気候デザイン建物
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