JP2010024000A - エレベータのかご室 - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明は、壁パネルの意匠性の低下を防止しつつ、壁パネルの据付作業をかご室内からより容易に行うことができるエレベータのかご室を得ることを目的とするものである。
【解決手段】第1及び第2の背面壁パネル15,16の左側部には、複数の壁パネル締結用クリップ22が上下方向に互いに間隔をおいてそれぞれ取り付けられている。第1及び第2の背面壁パネル15,16の右側部には、複数の壁パネル締結用クリップ孔23が上下方向に互いに間隔をおいて設けられている。本実施例では、第1及び第2の左側面壁パネル12,13及び第1、第2及び第3の右側面壁パネル18,19,20にも、第1及び第2の背面壁パネル15,16と同様の位置に複数の壁パネル締結用クリップ22及び壁パネル締結用クリップ孔23が設けられている。
【選択図】図4
【解決手段】第1及び第2の背面壁パネル15,16の左側部には、複数の壁パネル締結用クリップ22が上下方向に互いに間隔をおいてそれぞれ取り付けられている。第1及び第2の背面壁パネル15,16の右側部には、複数の壁パネル締結用クリップ孔23が上下方向に互いに間隔をおいて設けられている。本実施例では、第1及び第2の左側面壁パネル12,13及び第1、第2及び第3の右側面壁パネル18,19,20にも、第1及び第2の背面壁パネル15,16と同様の位置に複数の壁パネル締結用クリップ22及び壁パネル締結用クリップ孔23が設けられている。
【選択図】図4
Description
この発明は、かご天井とかご床との間に壁パネルが設けられているエレベータのかご室に関するものである。
従来のエレベータのかご室では、作業者がかご室内から横側板と後ろ側板とをボルト及びナットで締結するための締結作業孔が横側板と後ろ側板とに設けられている。また、締結作業孔を塞ぐ仕上げ鋼板が横側板と後ろ側板とに設けられている(例えば、特許文献1参照)。
上記のように構成された従来のエレベータのかご室では、横側板と後ろ側板とがボルト及びナットで締結されているため、横側板及び後ろ側板の据付作業に手間がかかってしまう。また、かご室内から締結作業孔を仕上げ鋼板によって塞ぐと、横側板及び後ろ側板の意匠性が低下してしまう。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、壁パネルの意匠性の低下を防止しつつ、壁パネルの据付作業をかご室内からより容易に行うことができるエレベータのかご室を得ることを目的とする。
この発明に係るエレベータのかご室は、縁部に上部レールが設けられているかご天井、縁部に下部レールが設けられ、かご天井と対向しているかご床、かご天井とかご床との間に設けられ、上部及び下部レールに沿って変位可能な複数の壁パネル、及び互いに隣接する壁パネル間に設けられ、壁パネルを相互に締結する複数の締結装置を備え、締結装置は、互いに隣接する壁パネルの一方に設けられた締結部と、他方に設けられ締結部が締結される被締結部とを有し、締結部は、上部及び下部レールに沿う壁パネルの移動により被締結部に押し付けられることによって被締結部に締結される。
この発明のエレベータのかご室は、かご天井及びかご床の縁部に設けられている上部及び下部レールに沿って各壁パネルが変位可能となっており、互いを隣接する壁パネル間には壁パネルを相互に締結する複数の締結装置が設けられている。この締結装置は、互いに隣接する壁パネルの一方に設けられた締結部と他方に設けられ締結部が締結される被締結部とを有し、上部及び下部レールに沿う壁パネルの移動により締結部が被締結部に押し付けられることによって締結部が被締結部に締結される。このため、各壁パネルをボルト及びナットで締結する必要がなくなるとともに、締結作業孔及び締結作業孔を塞ぐための仕上げ鋼板も必要なくなるので、各壁パネルの意匠性の低下を防止しつつ、各壁パネルの据付作業をかご室内からより容易に行うことができる。
以下、この発明を実施するための最良の形態について、図面を参照して説明する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1を示すエレベータのかご室を示す正面図、図2は図1のかご室を示す平面図である。図において、かご室1の幅方向両側には、互いに平行な断面コ字型の第1及び第2のかご枠柱2,3が設けられている。第1及び第2のかご枠柱2,3の下部の間には、かご床4が設けられている。かご床4は、複数のボルト5によって第1及び第2のかご枠柱2,3に固定されている。第1及び第2のかご枠柱2,3の上部の間には、かご天井6が設けられている。かご天井6は、複数のボルト5と断面L字形の天井固定治具7とによって第1及び第2のかご枠柱2,3に固定されている。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1を示すエレベータのかご室を示す正面図、図2は図1のかご室を示す平面図である。図において、かご室1の幅方向両側には、互いに平行な断面コ字型の第1及び第2のかご枠柱2,3が設けられている。第1及び第2のかご枠柱2,3の下部の間には、かご床4が設けられている。かご床4は、複数のボルト5によって第1及び第2のかご枠柱2,3に固定されている。第1及び第2のかご枠柱2,3の上部の間には、かご天井6が設けられている。かご天井6は、複数のボルト5と断面L字形の天井固定治具7とによって第1及び第2のかご枠柱2,3に固定されている。
かご室1の正面には、第1及び第2の袖壁8,9が設けられている。第1及び第2の袖壁8,9の間には、出入口10が設けられている。第1及び第2の袖壁8,9は、複数のボルト5によってかご床4とかご天井6とに固定されている。かご天井6と出入口10との間には、出入口上板11が設けられている。出入口上板11は、複数のボルト5によってかご天井6及び第1及び第2の袖壁8,9に固定されている。
かご室1の左側面には、第1、第2及び第3の左側面壁パネル12,13,14が前後方向に並べて設けられている。かご室1の背面には、第1、第2及び第3の背面壁パネル15,16,17がかご室1の幅方向に並べて設けられている。かご室1の右側面には、第1、第2及び第3の右側面壁パネル18,19,20が前後方向に並べて設けられている。
第1及び第2の袖壁8,9及び第1、第2及び第3の左側面壁パネル12,13,14及び第1、第2及び第3の背面壁パネル15,16,17及び第1、第2及び第3の右側面壁パネル18,19,20が互いに隣接する間には、第1及び第2の袖壁8,9及び第1、第2及び第3の左側面壁パネル12,13,14及び第1、第2及び第3の背面壁パネル15,16,17及び第1、第2及び第3の右側面壁パネル18,19,20を相互に締結する複数の締結装置21が設けられている。
図3は図1のIII−III線に沿う断面図、図4は図2の第1及び第2の背面壁パネル15,16を示す正面図、図5は図4の第1及び第2の背面壁パネル15,16を示す平面図である。各締結装置21は、互いに隣接する第1及び第2の袖壁8,9及び第1、第2及び第3の左側面壁パネル12,13,14及び第1、第2及び第3の背面壁パネル15,16,17及び第1、第2及び第3の右側面壁パネル18,19,20の一方に設けられた締結部としての壁パネル締結用クリップ22と、他方に設けられ壁パネル締結用クリップ22が締結される被締結部としての壁パネル締結用クリップ孔23を有している。
第2の袖壁9の幅方向の一端部9aには、複数の壁パネル締結用クリップ22が上下方向に互いに間隔をおいて取り付けられている。第1の袖壁8の幅方向の一端部8aには、複数の壁パネル締結用クリップ孔23が上下方向に互いに間隔をおいて設けられている。
図4に示すように、第1及び第2の背面壁パネル15,16の左側部には、複数の壁パネル締結用クリップ22が上下方向に互いに間隔をおいてそれぞれ取り付けられている。第1及び第2の背面壁パネル15,16の右側部には、複数の壁パネル締結用クリップ孔23が上下方向に互いに間隔をおいて設けられている。本実施例では、第1及び第2の左側面壁パネル12,13及び第1、第2及び第3の右側面壁パネル18,19,20にも、第1及び第2の背面壁パネル15,16と同様の位置に複数の壁パネル締結用クリップ22及び壁パネル締結用クリップ孔23が設けられている。
第3の左側面壁パネル14の幅方向の一端部14aには、複数の壁パネル締結用クリップ22が取り付けられている。第3の左側面壁パネル14の幅方向の他端部14bには、複数の壁パネル締結用クリップ孔23が設けられている。また、第3の背面壁パネル17の幅方向の一端部17aには、複数の壁パネル締結用クリップ22が取り付けられている。第3の背面壁パネル17の幅方向の他端部17bには、複数の壁パネル締結用クリップ孔23が設けられている。
ここで、各壁パネル締結用クリップ22は、中空円筒状になっている。また、各壁パネル締結用クリップ22は、先端部の径が基端部の径より小さくなっている。各壁パネル締結用クリップ22は、弾性変形によって各壁パネル締結用クリップ孔23に挿入(圧入)することができ、挿入後には復元されて各壁パネル締結用クリップ孔23に締結される。
第1及び第2の背面壁パネル15,16の下部には、一対の下部キャスタ24がそれぞれ設けられている。第1及び第2の背面壁パネル15,16の上部には、一対の上部キャスタ25がそれぞれ設けられている。ここで、第1、第2及び第3の左側面壁パネル12,13,14及び第3の背面壁パネル17及び第1、第2及び第3の右側面壁パネル18,19,20にも、第1及び第2の背面壁パネル15,16と同様の一対の下部キャスタ24及び上部キャスタ25が設けられている。
図6は図1のVI−VI線に沿う断面図、図7は図2のVII−VII線に沿う断面図、図8は図7のVIII部を拡大して示す断面図である。かご床4の左側縁部には、第1の下部レール26がボルト締結されている。かご床4の背面側縁部には、第2の下部レール27がボルト締結されている。かご床4の右側縁部には、第3の下部レール28がボルト締結されている。かご天井6の左側縁部には、第1の上部レール29がボルト締結されている。かご天井6の背面側縁部には、第2の上部レール30がボルト締結されている。かご天井6の右側縁部には、第3の上部レール31がボルト締結されている。
第1、第2及び第3の下部レール26,27,28及び第1、第2及び第3の上部レール29,30,31は、例えば、アルミニウム又はアルミニウム合金によって構成されている。
第1、第2及び第3の下部レール26,27,28には、折り曲げられて下部レール溝32が形成されている。また、第2及び第3の下部レール27,28の下部レール溝32には、第2及び第3の下部レール溝進入口32a,32bが設けられている。第1、第2及び第3の上部レール29,30,31には、折り曲げられて上部レール溝33が形成されている。また、第2及び第3の上部レール29,30には、第2及び第3の下部レール溝進入口32a,32bと対向する位置に第2及び第3の上部レール溝進入口(図示せず)が設けられている。
図7,8に示すように、下部キャスタ24及び上部キャスタ25は、断面T字形の支持部材34と、回転軸35と、一対の車36と、固定用ナット37とをそれぞれ有している。支持部材34の一端部は、第2の左側面壁パネル12の端部に貫通されている。また、支持部材34の他端部は、回転軸35に支持されている。回転軸35は、支持部材34の軸線を中心として回転可能(旋回可能)となっている。車36は、回転軸35の両端部に回転可能に設けられている。固定用ナット37は、支持部材34の端部に螺着されている。従って、下部キャスタ24及び上部キャスタ25は、第2の左側面壁パネル13に固定されている。これにより、第1、第2及び第3の左側面壁パネル12,13,14及び第1、第2及び第3の背面壁パネル15,16,17及び第1、第2及び第3の右側面壁パネル18,19,20は、第1、第2及び第3の下部レール26,27,28及び第1、第2及び第3の上部レール29,30,31に沿って変位可能となっている。
また、各壁パネル締結用クリップ22及び各壁パネル締結用クリップ孔23は、第1、第2及び第3の左側面壁パネル12,13,14及び第1、第2及び第3の背面壁パネル15,16,17及び第1、第2及び第3の右側面壁パネル18,19,20が第1、第2及び第3の下部レール26,27,28及び第1、第2及び第3の上部レール29,30,31に沿う移動により各壁パネル締結用クリップ22が各壁パネル締結用クリップ孔23に押し付けられることによって各壁パネル締結用クリップが各壁パネル締結用クリップ孔23に挿入(圧入)されるので、各壁パネル締結用クリップ22が各壁パネル締結用クリップ22に締結することができる。
ここで、各壁パネル12〜20の上下左右の四辺には、例えば板金のプレス成形により、上面、下面、第1側面及び第2側面が形成されている。そして、下部キャスタ24は下面に、また、上部キャスタ25は上面にそれぞれ取り付けられている。また、壁パネル締結用クリップ22は第1側面にそれぞれ取り付けられ、壁パネル締結用クリップ孔23は第2側面にそれぞれ設けられている。
次に、据付手順について説明する。図9〜図12は図2の壁パネル12〜20を下部レール26〜28及び上部レール29〜31に配置していく状態を示す平面図である。
壁パネル12〜20の据付作業を行う場合、まず、第2の袖壁9をかご床4とかご天井6と間に固定する。その後、第1の左側面壁パネル12を第2の下部レール溝進入口32a及び第2の上部レール溝進入口から進入させるとともに、第2の下部及び上部レール27,30と第1の下部及び上部レール26,29とに沿って変位させ、第2の袖壁9の幅方向の一端部9aに設けられている各壁パネル締結用クリップ孔23に第1の左側面壁パネル12の幅方向の一端部12aに設けられている各壁パネル締結用クリップ22を押し付けることによって、各壁パネル締結用クリップ22が各壁パネル締結用クリップ孔23に締結されるので、第1の袖壁8と第1の左側面壁パネル12とを固定することができる。ここで、図10に示すように、第2及び第3の左側面壁パネル13,14は、第1の左側面壁パネル12と同様の方法で配置する。
また、第1の背面壁パネル15を第3の下部レール溝進入口32b及び第3の上部レール溝進入口から進入させるとともに、第3の下部及び上部レール28,31と第2の下部及び上部レール27,30とに沿って変位させ、第3の左側面壁パネル14の幅方向の他端部14bに設けられている各壁パネル締結用クリップ孔23に第1の背面壁パネル15の幅方向の一端部15aに設けられている各壁パネル締結用クリップ22を押し付けることによって、各壁パネル締結用クリップ22が各壁パネル締結用クリップ孔23に締結されるので、第3の左側面壁パネル14と第1の背面壁パネル15とを固定することができる。ここで、図11に示すように、第2及び第3の背面壁パネル16,17は、第1の背面壁パネル15と同様の方法で配置する。
さらに、第1の右側面壁パネル18を第3の下部及び上部レール28,31の端部から進入させるとともに、第3の下部及び上部レール28,31に沿って変位させ、第3の背面壁パネル17の幅方向の他端部17bに設けられている各壁パネル締結用クリップ孔23に第1の右側面壁パネル18の幅方向の一端部18aに設けられている各壁パネル締結用クリップ22を押し付けることにより、各壁パネル締結用クリップ22が各壁パネル締結用クリップ孔23に締結されるので、第3の背面壁パネル17と第1の右側面壁パネル18とを固定することができる。ここで、図12に示すように、第2及び第3の右側面壁パネル19,20は、第1の右側面壁パネル18と同様の方法で配置される。最後に、第1の袖壁8をかご床4とかご天井6との間に固定するとともに、第3の右側面壁パネル20の幅方向の一端部20aに固定する。
このようなエレベータのかご室1では、壁パネル12〜20を第2及び第3の下部レール溝進入口32a,32b及び第2及び第3の上部レール溝進入口から進入させるとともに、下部レール26〜28及び上部レール29〜31に沿って変位させ、互いに隣接する各壁パネル12〜20の一方に設けられている各壁パネル締結用クリップ22を他方に設けられている各壁パネル締結用クリップ孔23に押し付けることによって、各壁パネル締結用クリップ22が各壁パネル締結用クリップ孔23に挿入され各壁パネル締結用クリップ22が各壁パネル締結用クリップ孔23に締結される。このため、各壁パネル12〜20をボルト及びナットで締結する必要がなくなるとともに、締結作業孔及び締結作業孔を塞ぐための仕上げ鋼板も必要なくなるので、各壁パネル12〜20の意匠性の低下を防止しつつ、各壁パネル12〜20の据付作業をかご室1内からより容易に行うことができる。
また、壁パネル12〜20の上下部には、下部キャスタ24及び上部キャスタ25が設けられているので、下部レール26〜28及び上部レール29〜31に沿って壁パネル12〜20をスムーズに移動させることができる
さらに、第2及び第3の下部レール27,28の下部レール溝32には、第2及び第3の下部レール溝進入口32a,32bが設けられ、第2及び第3の上部レール29,30には、第2及び第3の下部レール溝進入口32a,32bと対向する位置に第2及び第3の上部レール溝進入口が設けられているので、かご室1内から壁パネル12〜20を下部レール26〜28及び上部レール29〜31に配置させることができる。
さらに、第2及び第3の下部レール27,28の下部レール溝32には、第2及び第3の下部レール溝進入口32a,32bが設けられ、第2及び第3の上部レール29,30には、第2及び第3の下部レール溝進入口32a,32bと対向する位置に第2及び第3の上部レール溝進入口が設けられているので、かご室1内から壁パネル12〜20を下部レール26〜28及び上部レール29〜31に配置させることができる。
なお、壁パネル12〜20の上下部には、必ずしも一対の車を設けなくてもよく。例えば、壁パネル12〜20を下部レール26〜28及び上部レール29〜31に沿って摺動させる構成を用いてもよい。
また、上記の例では、締結装置21として壁パネル締結用クリップ22を壁パネル締結用クリップ孔23に押し込む構造を示したが、締結装置12はこれに限定されるものではない。
また、上記の例では、締結装置21として壁パネル締結用クリップ22を壁パネル締結用クリップ孔23に押し込む構造を示したが、締結装置12はこれに限定されるものではない。
4 かご床、6 かご天井、12 第1の左側面壁パネル(壁パネル)、13 第2の左側面壁パネル(壁パネル)、14 第3の左側面壁パネル(壁パネル)、15 第1の背面壁パネル(壁パネル)、16 第2の背面壁パネル(壁パネル)、17 第3の背面壁パネル(壁パネル)、18 第1の右側面壁パネル(壁パネル)、19 第2の右側面壁パネル(壁パネル)、20 第3の右側面壁パネル(壁パネル)、21 締結装置、22 壁パネル締結用クリップ(締結部)、23 壁パネル締結用クリップ孔(被締結部)、26 第1の下部レール(下部レール)、27 第2の下部レール(下部レール)、28 第3の下部レール(下部レール)、29 第1の上部レール(上部レール)、30 第2の上部レール(上部レール)、31 第3の上部レール(上部レール)、32a 第2の下部レール溝進入口(進入口)、32b 第3の下部レール溝進入口(進入口)、36 車。
Claims (3)
- 縁部に上部レールが設けられているかご天井、
縁部に下部レールが設けられ、上記かご天井と対向しているかご床、
上記かご天井と上記かご床との間に設けられ、上記上部及び下部レールに沿って変位可能な複数の壁パネル、及び
互いに隣接する上記壁パネル間に設けられ、上記壁パネルを相互に締結する複数の締結装置
を備え、
上記締結装置は、互いに隣接する上記壁パネルの一方に設けられた締結部と、他方に設けられ上記締結部が締結される被締結部とを有し、
上記締結部は、上記上部及び下部レールに沿う上記壁パネルの移動により上記被締結部に押し付けられることによって上記被締結部に締結されることを特徴とするエレベータのかご室。 - 各上記壁パネルの上下には、上記上部及び下部レールに沿って転動される車が設けられていることを特徴とする請求項1記載のエレベータのかご室。
- 上記上部及び下部レールには、上記壁パネルを上記かご室内から上記上部及び下部レールに進入させるための進入口が設けられていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載のエレベータのかご室。
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