JP2010022630A - ミシンの制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】パルス出力手段の異常によって、主軸モータの駆動開始直後から極めて短時間でミシンの縫製速度が上がることを防止する。
【解決手段】第1異常判別部17により異常を判別する第1の所定時間(Lmax)よりも短い第2の所定時間(Tmax)の間、前記出力パルスの有無を監視するパルス監視部19と、パルス監視手段19による出力パルスの監視の結果、出力パルスのない状態が主軸モータ6の駆動開始直後から第2の所定時間(Tmax)を経過した場合には、主軸モータ6の駆動を停止し、第2の所定時間(Tmax)中に出力パルスがあった場合には、主軸モータ6の駆動を続行する第2異常判別部20とを有する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ミシンのモータ駆動を制御するミシンの制御装置に関する。
一般に、ミシンは、主軸モータによってミシン主軸を回転駆動することにより、針の上下動や布の送り歯の駆動等、縫製動作を行うミシンの各部を駆動するようになっており、従来より、このようなミシンは、主軸モータの回転異常を検出し、主軸モータを停止するミシン制御装置を備えている。
従来のミシンの制御装置は、例えば、主軸モータの回転速度を検出する速度検出手段と、主軸モータに与えたい速度である設定速度と検出された主軸モータの実際の回転速度とを比較し、主軸モータの回転速度の異常を検出する異常検出手段とを備えている。そして、前記異常検出手段は、主軸モータの実際の回転速度が設定速度よりも低い所定速度以下である状態が所定時間続いた場合には、異常検出手段は主軸モータを含むミシンの回転速度が異常であると判断し、ミシンの制御装置の制御部は、異常検出手段からの異常信号を受けると主軸モータの駆動を停止する。
特開昭56−49687号公報
前述した従来のミシンの制御装置は、主軸モータの実際の回転速度が所定速度以下である状態が所定時間を経過するまでは、主軸モータの回転を停止しない。上述の所定時間は、厚い生地を縫製する場合に縫い針が縫製物を貫通するために要する時間を考慮し、一般的に0.5〜1.0秒程に設定されている。しかし、ループ制御が用いられた主軸モータの回転速度制御において、速度検出手段の故障により主軸モータの回転速度が実際より低く検出された場合、制御部は主軸モータを駆動する設定速度を漸次高めていくため、前述の所定時間を経過して制御部が主軸モータを停止する前に主軸モータの回転速度が高速になる場合があった。
そのような場合に、極めて短時間でミシンの縫製速度が上がることで、ミシンの操作者により縫製物の姿勢を保つ操作が縫製物の移動速度に追い付かず、縫製位置のずれが発生するなど低品質の縫製が行われてしまうおそれがあるという問題を有していた。さらに、ミシンの操作者が想定しない高速度によって縫製物が移動することにより、縫製物に操作者の指が絡みとられたまま縫い針まで送られて、操作者が怪我をしてしまうおそれもあった。
さらにまた、前述のような急激なミシンの回転速度の上昇により、縫い針がたわみ、他の部品を接触することで折れてしまうおそれもあるという問題を有していた。
本発明はこれらの点に鑑みてなされたものであり、パルス出力手段の異常によって、主軸モータの駆動開始直後から極めて短時間でミシンの縫製速度が上がることを防止することが可能なミシンの制御装置を提供することを目的とする。
前記目的を達成するため、請求項1に記載の発明に係るミシンの制御装置の特徴は、少なくともミシンの主軸モータを駆動制御する制御部と、主軸モータの回転に応じてパルスを出力するパルス出力手段と、前記パルス出力手段から出力された出力パルスに基づいて前記主軸モータの回転速度を算出する速度算出部と、前記速度算出部により算出された前記主軸の回転速度が所定速度を下回る状態が、第1の所定時間(Lmax)を経過した場合には、前記ミシンに異常があると判別する第1異常判別とを備え、前記第1異常判別部により前記ミシンに異常があると判別された場合に、前記制御部が前記主軸モータの駆動を停止するミシンの制御装置において、前記制御部は、前記第1の所定時間(Lmax)よりも短い第2の所定時間(Tmax)の間、前記出力パルスの有無を監視するパルス監視部と、前記パルス監視部による前記出力パルスの監視の結果、前記出力パルスのない状態が前記主軸モータの駆動開始直後から前記第2の所定時間(Tmax)を経過した場合には、前記エンコーダに異常があると判別し、前記第2の所定時間(Tmax)中に前記出力パルスがあった場合には、前記エンコーダに異常がないと判別する第2異常判別部とを有し、前記第2異常判別部により前記エンコーダに異常があると判別された場合には、前記主軸モータの駆動を停止し、前記主軸モータに異常がないと判別された場合には、前記主軸モータの駆動を続行する点にある。
この請求項1に記載の発明によれば、主軸モータの駆動開始直後に、第2異常判別手段によって、主軸モータの駆動開始直後から第2の所定時間(Tmax)、主軸モータの駆動と連動して出力される出力パルスの有無を監視し、パルスの出力がない場合に、パルス出力手段であるエンコーダの異常を検出して主軸モータの駆動を停止することができる。これにより、エンコーダに異常が発生している場合であっても、主軸モータの駆動開始直後に、主軸モータの駆動を停止することができるので、主軸モータの駆動開始から極めて短時間の内に高速度で主軸モータを駆動することを防止することができる。
以上述べたように、請求項1に記載の発明に係るミシンの制御装置によれば、主軸モータの駆動開始直後から極めて短時間でミシンの縫製速度が上がることを防止することができる。これにより、前記ミシンの制御装置は、縫製位置のずれが発生するなど低品質の縫製が行われてしまうことを確実に防止して、縫製物の品質の向上を図ることができる。また、前記ミシンの制御装置は、ミシンの操作者が怪我をしてしまうことを確実に防止し、さらには、縫い針がたわみ、他の部品を接触することで折れてしまうことを防止することができる。
以下、本発明に係るミシンの制御装置の一実施形態を図1から図3を参照して説明する。
図1は、本実施形態に係るミシンの制御装置を備えたミシンの構成を示すブロック図である。
図1に示すように、本実施形態に係るミシンの制御装置1は、ミシン2の各部の動作を制御する制御部であるマイクロコンピュータ3を備えており、マイクロコンピュータ3は、ミシン2の主軸モータ6の異常を検出するモータ異常検出部8の各部を制御する制御部としての機能も備えている。
ミシン2はミシン主軸5を備えており、ミシン主軸5には図示しない針棒や送り歯などの各駆動機構が連結されている。このミシン主軸5はミシン主軸5を回転駆動する主軸モータ6を備えており、主軸モータ6は、主軸モータ駆動回路7を介してマイクロコンピュータ3に接続されている。
また、ミシン2は、主軸モータ6の回転速度を制御する速度制御部9を有しており、速度制御部9は、マイクロコンピュータ3に備えられている。さらに、ミシン2には、操作者によって縫製動作の最高速度を設定可能なスライドボリューム等の最高速度設定手段10が設けられている。そして、ミシン2は、速度制御部9によって制御された設定速度に基づいて主軸モータ6がミシン主軸5を回転駆動することにより、針棒の上下動や布の送り歯の駆動等、縫製動作を行うミシン2の各部を駆動するようになっている。この設定速度は、例えば、操作ペダル11を踏み込むことにより縫製速度を調整可能なミシン2において、操作者によって最高速度設定手段10により設定された縫製時の最高速度に基づき操作ペダル11の踏み込み量により算出される。
ミシン主軸5を駆動する主軸モータ6のシャフトには、主軸モータ6の回転駆動に連動して主軸モータ6の回転速度に比例したパルスを出力するパルス出力手段としてのエンコーダ15が備えられている。なお、本実施形態において、エンコーダ15は、主軸モータ6のシャフトに取り付けられているが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、主軸モータ6の回転駆動に連動し、主軸モータ6の回転速度に比例したパルスを出力するように取り付けられていればよい。
マイクロコンピュータ3は、エンコーダ15から出力された出力パルスに基づいて、主軸モータ6の速度を算出する速度算出手段としてのパルスカウンタ16を有している。速度制御部9は、パルスカウンタ16により算出された速度をもとに、主軸モータ駆動回路7の制御を行う。例えば、速度制御部9は、主軸モータ6の回転速度が設定速度に達していない場合は、主軸モータ6の回転をさらに上げるように主軸モータ駆動回路7に指令を与え、主軸モータ6の回転速度が設定速度を越えている場合は、主軸モータ6の回転を下げるように指令を与える。
また、パルスカウンタ16により算出された主軸モータ6の回転速度は、モータ異常検出部8の第1異常判別部17および第2異常判別部20にも伝えられる。主軸モータ6の実際の回転速度が所定速度以下の状態が第1の所定時間(Lmax)を経過した場合、第1異常判別部17は、ミシン2に異常があると判別し、異常検出信号を速度制御部9に送り、速度制御部9は、主軸モータ駆動回路7への指令を止め、主軸モータ6の回転を停止する。この第1異常判別部17は、主軸モータ6の回転速度が所定速度を下回る状態が第1の所定時間(Lmax)を経過しない場合には、ミシン2に異常がないと判別するようになっている。そして、マイクロコンピュータ3は、第1異常判別部17によってミシン2に異常があると判別された場合には、主軸モータ6の駆動を停止し、ミシン2に異常がないと判別された場合には、主軸モータ6の駆動を続行するようになっている。
ここで、第1異常判別部17において、ミシン2の異常を判別する際の所定速度は、縫製条件に応じて主軸モータ6に与えたい速度である設定速度に対して、例えば50%の速度とし、前記設定速度により異なる。所定速度を設定速度の90%など、あまり差の無い値にしてしまうと、例えば厚い生地を縫製し、縫い針が縫製物を貫通する際の抵抗により針を駆動する主軸モータ6の速度が若干遅くなるが縫製作業を続けても問題は無い場合でも、主軸モータ6の回転が止められてしまうこととなる。
また、第1異常判別部17において、ミシン2の異常を判別する際の第1の所定時間(Lmax)は、厚物の縫製物を縫製する場合において縫い針が縫製物を貫通する時間を考慮して設定され、例えば、主軸モータ6の駆動開始と同時に第1の所定時間(Lmax)を起算する場合には、0.5〜1.0秒とする。
さらに、第2異常判別部20は、主軸モータ6の駆動開始直後から前記第1の所定時間(Lmax)よりも短い時間であって、エンコーダ15からパルスが出力される時間よりも少し長い第2の所定時間(Tmax)の間、出力パルスの有無を監視するパルス監視部19と、パルス監視部19による出力パルスの監視の結果に基づき、主軸モータ6の駆動開始直後のエンコーダ15の異常を判別するようになっている。
この第2異常判別部20は、パルス監視部19による出力パルスの監視の結果、出力パルスのない状態が主軸モータ6の駆動開始直後から第2の所定時間(Tmax)を経過した場合には、エンコーダ15を異常と判別し、一方、前記第2の所定時間(Tmax)中に出力パルスがあった場合には、エンコーダ15に異常はないと判別するようになっている。そして、マイクロコンピュータ3は、第2異常判別部20によって、エンコーダ15に異常があると判別された場合には、主軸モータ6の駆動を停止し、異常がないと判別された場合には、主軸モータ6の駆動を続行するようになっている。
これら第1異常判別部17、パルス監視部19、第2異常判別部20は、マイクロコンピュータ3におけるモータ異常検出部8に備えられている。また、モータ異常検出部8には、第1異常判別部17における第1の所定時間(Lmax)を計測するための第1タイマ21、および第2異常判別部20における第2の所定時間(Tmax)を計測するための第2タイマ22が備えられており、第1タイマ21および第2タイマ22は、主軸モータ6の駆動開始と同時に起算するようになっている。
次に、本実施形態に係るミシンの制御装置1の作用について説明する。
まず、図2に示すように、マイクロコンピュータ3は、操作ペダル11による主軸モータ6の駆動操作があったか否かを判別し(ST1)、駆動操作がないと判断した場合には(ST1においてNo)、繰り返し操作ペダル11の駆動操作があったか否かを判別する(ST1)。そして、マイクロコンピュータ3は、駆動操作があったと判断した場合には(ST1においてYes)、パルスカウンタ16の数値Pを0とするとともに(ST2)、第1タイマ21の数値(L)を0とし(ST3)、さらに、第2タイマ22の数値(T)を0とした後(ST4)、主軸モータ駆動回路7を介して主軸モータ6の駆動を開始する(ST5)。
続いて、マイクロコンピュータ3は、第1タイマ21および第2タイマ22による起算を開始した後(ST6)、パルス監視部19によりパルスカウンタ16の数値Pを監視することによって、エンコーダ15から出力された出力パルスの有無を監視する。そして、マイクロコンピュータ3は、第2異常判別部20によって、パルス監視部19による監視の結果、パルスカウンタ16の数値Pが0か否かを判別し(ST7)、数値Pが0であると判断した場合には(ST7においてYes)、続いて、第2タイマ22により計測した数値(T)が第2の所定時間(Tmax)を経過したか否かを判別する(ST8)。
この結果、マイクロコンピュータ3は、第2異常判別部20において、第2タイマ22により計測した数値(T)が第2の所定時間(Tmax)を経過したと判断しエンコーダ15に異常があると判別した場合には(ST8においてYes)、主軸モータ6の駆動を停止する(ST9)。一方、第2異常判別部20において、第2タイマ22により計測した数値(T)が第2の所定時間(Tmax)を経過していないと判断した場合には(ST8においてNo)、繰り返し、パルス監視部19による監視し、パルスカウンタ16の数値Pが0か否かを判別する(ST7)。
また、マイクロコンピュータ3は、第2異常判別部20において、パルス監視部19による監視の結果、パルスカウンタ16の数値Pが0ではなく、エンコーダに異常がないと判別した場合には(ST7においてNo)、主軸モータ6の駆動を続行する。
続いて、マイクロコンピュータ3は、第1異常判別部17によってミシン2の異常を判別する(ST10)。
第1異常判別部17によるミシン2の異常判別においては、図3に示すように、まず、マイクロコンピュータ3は、第1異常判別部17によってパルスカウンタ16により算出された主軸モータ6の駆動速度を読み込み(ST101)、算出されたモータ回転速度が所定速度を下回るか否かを判別する(ST102)。ここで、マイクロコンピュータ3は、第1異常判別部17によって、パルスカウンタ16により算出されたモータ回転速度が所定速度を下回らないと判断した場合には(ST102においてNo)、第1タイマ21により計測した数値(L)を0にする(ST103)。
続いて、マイクロコンピュータ3は、前述の第1タイマ21の数値(L)を0にした後(ST103)、または、第1異常判別部17によって、パルスカウンタ16により算出された駆動速度が所定速度を下回ると判断した場合には(ST102においてYes)、第1タイマ21により計測した数値(L)が第1の所定時間(Lmax)を経過したか否かを判別する(ST104)。そして、マイクロコンピュータ3は、第1異常判別部17によって第1タイマ21により計測した数値(L)が第1の所定時間(Lmax)を経過したと判断しミシン2に異常があると判別した場合には(ST104においてYes)、主軸モータ6の駆動を停止する(ST105)。
一方、マイクロコンピュータ3は、第1異常判別部17によって第1タイマ21により計測した数値(L)が第1の所定時間(Lmax)を経過していないと判断しミシン2に異常がないと判別した場合には(ST104においてNo)、第1異常判別部17によるミシン2の異常の判別を終了し、操作ペダル11の操作が終了されたか否かを判別する(ST11)。そして、マイクロコンピュータ3は、操作ペダル11の操作が終了されていないと判断した場合には(ST11においてNo)、再度第1異常判別部17によるエンコーダ15の異常判別を繰り返し(ST10)、操作ペダル11操作が終了されたと判断した場合には(ST11においてYes)、主軸モータ6の駆動を停止する(ST12)。
前述のように、本実施形態によれば、主軸モータ6の駆動開始直後に、第2異常判別部20によって、主軸モータ6の駆動開始直後から第2の所定時間(Tmax)の間、主軸モータ6の回転と連動して出力される出力パルスの有無を監視し、パルスの出力がない場合に、エンコーダ15の異常を検出して主軸モータ6の駆動を停止することができる。これにより、エンコーダ15に異常が発生している場合に、主軸モータ6の駆動開始直後に、主軸モータ6の駆動を停止することができるので、速度制御部9によって主軸モータ6の駆動開始から極めて短時間のうちに高速度で主軸モータ6を駆動することを防止することができる。
したがって、ミシンの制御装置1によれば、主軸モータ6の駆動開始から極めて短時間のうちに高速度で主軸モータ6を駆動してしまうことにより、ミシン2の操作者が縫製物の姿勢を保つ操作が縫製物の移動速度に追い付かず、縫製位置のずれが発生するなど低品質の縫製が行われてしまうことを確実に防止することができる。さらに、ミシン2の操作者が想定しない速度によって縫製物が移動することにより、縫製物に操作者の指が絡みとられたまま縫い針まで送られて、操作者が縫い針によって怪我をしてしまうことも確実に防止することが可能となる。さらにまた、急激なミシン2の回転速度の上昇によって縫い針がたわみ、他の部品を接触することによる折れの発生を防止することができる。
なお、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、必要に応じて種々変更することが可能である。
例えば、本実施形態においては、主軸モータ6の駆動開始するとともに第1タイマ21による計測を開始するが、本発明はこれに限定されるものではなく、第2異常判別部20による主軸モータ6の異常判別後に第1タイマ21による計測を開始してもよい。このような場合、第1の所定時間(Lmax)は、厚物の縫製物を縫製する場合において縫い針が縫製物を貫通する時間を考慮して設定されれば、0.5〜1.0秒より短く設定してもよい。
また、異常判別部17、20が異常があると判別した場合に主軸モータ6を停止させる手段として、主軸モータ6などを強制的に停止させるブレーキ手段を用いることも可能である。
本発明に係るミシンの制御装置を備えたミシンの構成を示すブロック図 図1に示すミシンの制御装置による主軸モータの異常判別の工程を示すフローチャート 図2における主軸モータの異常判別工程のうち第1異常判別部による主軸モータの異常判別の工程を示すフローチャート
符号の説明
1 ミシンの制御装置
2 ミシン
3 マイクロコンピュータ
5 ミシン主軸
6 主軸モータ
7 主軸モータ駆動回路
9 速度制御部
10 速度設定手段
11 操作ペダル
15 エンコーダ
16 パルスカウンタ
17 第1異常判別部
19 パルス監視部
20 第2異常判別部
21 第1タイマ
22 第2タイマ

Claims (1)

  1. 少なくともミシンの主軸モータを駆動制御する制御部と、
    主軸モータの回転に応じてパルスを出力するパルス出力手段と、
    前記パルス出力手段から出力された出力パルスに基づいて前記主軸モータの回転速度を算出する速度算出部と、
    前記速度算出部により算出された前記主軸の回転速度が所定速度を下回る状態が、第1の所定時間(Lmax)を経過した場合には、前記ミシンに異常があると判別する第1異常判別と、
    を備え、前記第1異常判別部により前記ミシンに異常があると判別された場合に、前記制御部が前記主軸モータの駆動を停止するミシンの制御装置において、
    前記制御部は、前記第1の所定時間(Lmax)よりも短い第2の所定時間(Tmax)の間、前記出力パルスの有無を監視するパルス監視部と、
    前記パルス監視部による前記出力パルスの監視の結果、前記出力パルスのない状態が前記主軸モータの駆動開始直後から前記第2の所定時間(Tmax)を経過した場合には、前記エンコーダに異常があると判別し、前記第2の所定時間(Tmax)中に前記出力パルスがあった場合には、前記エンコーダに異常がないと判別する第2異常判別部とを有し、
    前記第2異常判別部により前記エンコーダに異常があると判別された場合には、前記主軸モータの駆動を停止し、前記主軸モータに異常がないと判別された場合には、前記主軸モータの駆動を続行することを特徴とするミシンの制御装置。
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