JP2010021753A - 画像処理装置、画像処理方法およびデジタルスチルカメラ - Google Patents

画像処理装置、画像処理方法およびデジタルスチルカメラ Download PDF

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Abstract

【課題】少ない処理で大きなぼかし処理を実現する画像処理装置、画像処理方法およびデジタルスチルカメラを提供すること。
【解決手段】入力された背景画像データにぼかし処理を行うぼかし処理手段を備える画像処理装置であって、前記背景画像データは、レンズから入射した光より生成され、前記ぼかし処理手段は、前記背景画像データを取得した際の前記レンズの焦点位置に基づいて縮小率を決定する縮小率決定手段と、前記背景画像データを当該決定された縮小率で縮小して縮小画像データ作成する画像データ縮小手段と、前記縮小画像データに空間フィルタ処理を行ってフィルタ処理画像データを作成する空間フィルタ処理手段と、前記フィルタ処理画像データを、当該決定された縮小率の逆数分拡大して拡大画像データを作成する画像データ拡大手段と、を有することを特徴とする。
【選択図】図5

Description

本発明は、ぼかし処理機能を備えた画像処理装置、画像処理方法およびデジタルスチルカメラに関する。
コンパクトデジタルカメラで用いられる撮像素子の面積は、一眼レフカメラで用いられる撮像素子の面積や銀塩フィルムよりも小さい。このため、コンパクトデジタルカメラでは同じ画角の画像を撮影するために必要な撮影光学系の焦点距離は一眼レフカメラよりも短い。焦点距離が短いと、撮影光学系のFナンバーを同じにしても、被写界深度が深くなってしまう。ここで、焦点距離が短くなることに比例させてFナンバーを小さくする(明るくする)ことができれば被写界深度を浅くすることができるが、撮影光学系を大口径化する必要があり、サイズおよびコストが増大してしまう。このため、コンパクトデジタルカメラで撮影すると、相対的に広い距離範囲に対して焦点が合ってしまう。これは、同じ明るさの画像を撮影したときにぼけの少ない画像が得られるという点では長所ともなるが、ポートレートのように背景を大きくぼかすような撮影は困難となり問題である。
上記した問題に対して、画像処理により背景をぼかすカメラが特許文献1〜4として提案されている。これらのカメラでは、距離や画角内の位置に応じてフィルタの特性を変え、遠近感のあるぼけを再現している。
特開平11−266388号公報 特開2003−37767号公報 特開2003−101858号公報 特開平9−318870号公報
しかしながら、上記のようなフィルタによる画像処理だけで大きなぼかし処理を行うためには、次数の多いフィルタを多数備えたフィルタ処理が必要であり、処理回路の大規模化によるコストアップや、処理速度の低下を避けられないという問題がある。
本発明は、以上のような状況を鑑みてなされたものであり、少ない処理で大きなぼかし処理を実現する画像処理装置、画像処理方法およびデジタルスチルカメラを提供することを目的としている。
本発明者らは鋭意検討を重ねた結果、下記(1)〜(9)に記載の技術的特徴を有することで上記課題が解決されることを見出し、本発明を完成するに至った。
(1):入力された背景画像データにぼかし処理を行うぼかし処理手段を備える画像処理装置であって、前記背景画像データは、レンズから入射した光より生成され、前記ぼかし処理手段は、前記背景画像データを取得した際の前記レンズの焦点位置に基づいて縮小率を決定する縮小率決定手段と、前記背景画像データを当該決定された縮小率で縮小して縮小画像データ作成する画像データ縮小手段と、前記縮小画像データに空間フィルタ処理を行ってフィルタ処理画像データを作成する空間フィルタ処理手段と、前記フィルタ処理画像データを、当該決定された縮小率の逆数分拡大して拡大画像データを作成する画像データ拡大手段と、を有することを特徴とする画像処理装置。
(2):入力された背景画像データにぼかし処理を行うぼかし処理手段を備える画像処理装置であって、前記背景画像データは、主要被写体と背景被写体とを有する被写体の画像データの中の前記背景被写体の画像データであり、前記ぼかし処理手段は、前記主要被写体までの距離と前記背景被写体までの距離との差に基づいて縮小率を決定する縮小率決定手段と、前記背景画像データを当該決定された縮小率で縮小して縮小画像データ作成する画像データ縮小手段と、前記縮小画像データに空間フィルタ処理を行ってフィルタ処理画像データを作成する空間フィルタ処理手段と、前記フィルタ処理画像データを、当該決定された縮小率の逆数分拡大して拡大画像データを作成する画像データ拡大手段と、を有することを特徴とする画像処理装置。
(3):入力された背景画像データに入力されたぼかし強度でぼかし処理を行うぼかし処理手段を備える画像処理装置であって、前記ぼかし処理手段は、当該入力されたぼかし強度に基づいて縮小率を決定する縮小率決定手段と、前記背景画像データを当該決定された縮小率で縮小して縮小画像データ作成する画像データ縮小手段と、前記縮小画像データに空間フィルタ処理を行ってフィルタ処理画像データを作成する空間フィルタ処理手段と、前記フィルタ処理画像データを、当該決定された縮小率の逆数分拡大して拡大画像データを作成する画像データ拡大手段と、を有することを特徴とする画像処理装置。
(4):入力された背景画像データにぼかし処理を行うぼかし処理手段を備える画像処理装置であって、前記ぼかし処理手段は、前記背景画像データの画像サイズに基づいて縮小率を決定する縮小率決定手段と、前記背景画像データを当該決定された縮小率で縮小して縮小画像データ作成する画像データ縮小手段と、前記縮小画像データに空間フィルタ処理を行ってフィルタ処理画像データを作成する空間フィルタ処理手段と、前記フィルタ処理画像データを、当該決定された縮小率の逆数分拡大して拡大画像データを作成する画像データ拡大手段と、を有することを特徴とする画像処理装置。
(5):入力された背景画像データにぼかし処理を行う画像処理方法であって、前記背景画像データは、レンズから入射した光より生成され、前記ぼかし処理は、前記背景画像データを取得した際の前記レンズの焦点位置に基づいて縮小率を決定し、前記背景画像データを当該決定された縮小率で縮小して縮小画像データ作成し、前記縮小画像データに空間フィルタ処理を行ってフィルタ処理画像データを作成し、前記フィルタ処理画像データを、当該決定された縮小率の逆数分拡大して拡大画像データを作成することを特徴とする画像処理方法。
(6):入力された背景画像データにぼかし処理を行う画像処理方法であって、前記背景画像データは、主要被写体と背景被写体とを有する被写体の画像データの中の前記背景被写体の画像データであり、前記ぼかし処理は、前記主要被写体までの距離と前記背景被写体までの距離との差に基づいて縮小率を決定し、前記背景画像データを当該決定された縮小率で縮小して縮小画像データ作成し、前記縮小画像データに空間フィルタ処理を行ってフィルタ処理画像データを作成し、前記フィルタ処理画像データを、当該決定された縮小率の逆数分拡大して拡大画像データを作成することを特徴とする画像処理方法。
(7):入力された背景画像データに入力されたぼかし強度でぼかし処理を行う画像処理方法であって、前記ぼかし処理は、当該入力されたぼかし強度に基づいて縮小率を決定し、前記背景画像データを当該決定された縮小率で縮小して縮小画像データ作成し、前記縮小画像データに空間フィルタ処理を行ってフィルタ処理画像データを作成し、前記フィルタ処理画像データを、当該決定された縮小率の逆数分拡大して拡大画像データを作成することを特徴とする画像処理方法。
(8):入力された背景画像データにぼかし処理を行う画像処理方法であって、前記ぼかし処理は、前記背景画像データの画像サイズに基づいて縮小率を決定する縮小率決定手段と、前記背景画像データを当該決定された縮小率で縮小して縮小画像データ作成し、前記縮小画像データに空間フィルタ処理を行ってフィルタ処理画像データを作成し、前記フィルタ処理画像データを、当該決定された縮小率の逆数分拡大して拡大画像データを作成することを特徴とする画像処理方法。
(9):上記(1)乃至(4)のいずれか1項に記載の画像処理装置を備えたことを特徴とするデジタルスチルカメラ。
上記(1)または(6)に記載の発明によれば、ぼかし処理を縮小、空間フィルタ、拡大の処理で構成し、その縮小率を、背景画像データを取得した際のレンズの焦点距離に基づいて決定するように構成しているので、装置のコストアップや処理速度の低下を招くことなく、実際のレンズでのぼけ方に近い、大きなぼかし処理を行うことができるという効果がある。
上記(2)または(6)に記載の発明によれば、ぼかし処理を縮小、空間フィルタ、拡大の処理で構成し、その縮小率を、主要被写体までの距離と背景被写体までの距離の差に基づいて決定するように構成しているので、装置のコストアップや処理速度の低下を招くことなく、実際のレンズでのぼけ方に近い、大きなぼかし処理を行うことができるという効果がある。
上記(3)または(7)に記載の発明によれば、ぼかし処理を縮小、空間フィルタ、拡大の処理で構成し、その縮小率を、利用者が選択するような入力されたぼかし強度に基づいて決定するように構成しているので、装置のコストアップや処理速度の低下を招くことなく、利用者の意図したままの、大きなぼかし処理を行うことができるという効果がある。
上記(4)または(8)に記載の発明によれば、ぼかし処理を縮小、空間フィルタ、拡大の処理で構成し、その縮小率を、画像サイズ(画素数)に基づいて決定するように構成しているので、装置のコストアップや処理速度の低下を招くことなく、画像サイズにより制限されること無く、大きなぼかし処理を行うことができるという効果がある。
上記(9)に記載のデジタルスチルカメラによれば、限られたリソース上でぼかし処理を行うことが可能になり、少ない処理で大きなぼかし処理を実現することができるという効果がある。
本発明に係る画像処理装置、画像処理方法およびデジタルスチルカメラによれば、少ない処理で大きなぼかし処理を実現することができる。
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態について具体的に説明する。
図1に本発明に係るデジタルスチルカメラ装置及び接続機器の構成を示す。図1において、01は、デジタルスチルカメラ装置である。02は、デジタルスチルカメラ装置01全体の制御を行うために設けられた、CPU、NANDフラッシュメモリ、SDRAM、タイマー等からなるシステム制御部である。03は、撮像のために設けられた、光学系部品を駆動するためのモータや、CCDを駆動するためのCCD駆動回路、A/D変換器等からなる、撮像部である。
04は、撮像部で得られた画像信号に種々の画像処理を施すと共に、撮像部03のCCD駆動タイミング、レンズ駆動モータを制御してズーミング、フォーカシング、露出調整等を行い、また、画像の圧縮伸長を行うために設けられた画像処理用DSP(デジタルシグナルプロセッサ)、RAM等からなる画像処理部である。05は、画像処理部04で処理された画像信号をLCDへ表示するための信号処理を行い、また、ユーザーインターフェイスのための種々のグラフィック画像を生成しLCDへ表示するために設けられたD/A変換器、オンスクリーンディスプレイコントローラ等からなる表示制御部である。
06は、画像を表示し、また、ユーザーインターフェイスのためのグラフィックを表示するために設けられたLCDである。07は、記録メディアとのインターフェイスのために設けられたメモリカードコントローラ等からなる記録メディアインターフェイス部である。08は、圧縮された画像信号や画像に纏わる種々の情報を記憶するために設けられたフラッシュメモリ等からなる、デジタルスチルカメラ装置01から着脱可能な記録メディアである。
09は、ダイアル等のユーザーインターフェイスの状態検出を行い、またメインCPUへの主電源制御を行うために設けられた、サブCPU等からなるハードキーインターフェイス部である。10は、USB接続してデータ通信を行うために設けられた、通信コントローラからなる通信インターフェイス部である。11は、デジタルスチルカメラ装置01とUSB接続して、デジタルスチルカメラ装置01からの画像を転送して再生したり、デジタルスチルカメラ装置01へ各種設定を行うためのPC(パーソナルコンピュータ)である。
12は、撮影モードを設定するための、モードダイヤルである。13は、撮影を指示するための、レリーズキーである。14は、撮像を行うためのCCDである。15は、光学像をCCD14上に結像させるための、レンズである。
図2は本発明のデジタルスチルカメラの一実施の形態の外観を示す上面図である。図3は図2のデジタルスチルカメラの外観を示す正面図である。図4は図2のデジタルスチルカメラの外観を示す背面図である。
図2〜4において、デジタルスチルカメラ本体1の上面には、レリーズシャッタ(SW1)62、モードダイヤル(SW2)63、およびサブLCD64が配置されている。デジタルスチルカメラ本体1の正面には、SDカード/電池蓋65、ストロボ発光部66、光学ファインダ67、測距ユニット68、リモコン受光部69、鏡胴ユニット70が配置されている。デジタルスチルカメラ本体1の背面には、AFLED71、ストロボLED72、ズームスイッチ(ワイド)(SW3)73、ズームスイッチ(遠隔)(SW4)74、セルフタイマ/削除スイッチ(SW5)75、メニュースイッチ(SW6)76、上/ストロボスイッチ(SW7)77が配置されている。さらに、デジタルスチルカメラ本体1の背面には、右スイッチ(SW8)78、ディスプレイスイッチ(SW9)79、下/ストロボスイッチ(SW10)80、左/画像確認スイッチ(SW11)81、オーケースイッチ(SW12)82、LCDモニタ83および電源スイッチ(SW13)84が配置されている。またさらに、デジタルスチルカメラ本体1の背面には、光学ファインダ67が正面と同様の位置に配置されている。この光学ファインダ67は、装置の正面から背面まで挿通した状態で固定されている。
まず、従来の起動動作について説明する。利用者が電源ボタン84を押下すると、ハードキーインターフェイス部09はメインCPUへの電源供給をオンする。システム制御部02内のメインCPUは、まずNANDフラッシュメモリのブート部からアクセス(プログラム実行)を開始し、ブートプログラムによってプログラム・データをSDRAMへ転送する。SDRAMへの転送が完了すると、プログラムの実行ポインタ(プログラムカウンタ)を、転送したSDRAM上のプログラムに移し、以降はSDRAM上のプログラムにより起動処理を開始する。
起動処理には、OS(オペレーティングシステム)の初期化や鏡胴の繰りだし処理、記録メディアの初期化処理などが含まれる。鏡胴の繰り出し処理は、画像処理部04を介して撮像部03のレンズ駆動モータに所定の間隔(2mS)毎にパルス信号を与えることで行う。また、記録メディアの初期化処理は、記録メディアインターフェイス部07を介して記録メディア08への電源とクロックを供給した後、記録メディア08へ初期化コマンドを発行する。実際の初期化処理は記録メディア08内で行われ、システム制御部02はその完了を検知するために記録メディア08のステータスを10mS間隔でポーリングする。
続いて撮影時の動作について説明する。利用者は撮影に先立ち、図2〜4に示されている種々のキー、ダイヤルを操作し、撮影モード(高画質モード、低画質モード等)を決定する。利用者の操作内容はハードキーインターフェイス部09を通じてシステム制御部02で判別され、システム制御部02は、操作に応じて表示制御部05へガイダンスグラフィックを生成して、利用者に次操作を促す。システム制御部02は、撮影モードが決定されると、モードに応じた処理パラメータを画像処理部04へ設定する。
あるいはまた、利用者はズームスイッチ73,74を操作し、画角(構図)を決定する。利用者の操作内容はハードキーインターフェイス部09を通じてシステム制御部02で判別され、システム制御部02は、操作に応じて撮像部03を制御しレンズを駆動する。撮像部03は画像処理部04からの制御に従い、実際の撮影に先だって、モニタリング画像を表示するための撮像動作を開始する。
撮像されたデータは連続的に画像処理部04へ送られ、画像処理部04では色空間変換、ガンマ補正、ホワイトバランス調整などの処理を施した後、画像データを表示制御部05へ送る。表示制御部05では、画像データを信号処理してLCD06へ表示し、利用者へ撮像状態を提示する。レリーズボタン13が押されると、その操作はモード設定と同様にしてハードキーインターフェイス部09を通じてシステム制御部02で判別される。
撮像部03は画像処理部04からの制御に従い、フォーカス合わせを行った後、取り込んだ画像を画像処理部04へ送り、画像処理部04は、撮影モードに応じた画像処理、圧縮処理を行う。システム制御部02は、圧縮された画像データを読み出し、さらにヘッダー情報を付加した後、記録メディアインターフェイス部07を通じて記録メディア08へ書き込む。以上で一連の撮影動作を完了する。
続いて、本発明の実施例1として、利用者の操作に応じて入力されたぼかし強度で、背景部分のぼかし量を変える例について説明する。動作フローを図5(A)に示す。本フローはモニタリング中の動作に関わる動作を示している。モニタリング動作を開始すると、システム制御部02は、後述するぼかし量パラメータを初期値(=5)に設定する(step01−001)。システム制御部02は画像処理部04及び撮像部03を制御し、CCDAFのスキャン動作を行う(step01−002)。続いてシステム制御部02は、各画像の位置毎の距離の判定を行う(step01−003)。
ここで、CCDAFの概要ついて説明する。
一般に、デジタルカメラやビデオカメラのように二次元撮像素子を有する電子撮像装置では、撮像素子で光電変換された映像信号によって画面の鮮鋭度を検出し、この鮮鋭度が最大になるようにフォーカシングレンズの位置を制御して焦点調節を行う。通常、この鮮鋭度は、ピントがぼけている状態では小さく、ピントが合うにつれて大きくなり、ピントが完全に合った状態で最大値に達する。
CCDAFは、無限端から近端までフォーカスレンズを徐々に動かすとともに、複数の位置で被写体を撮像し、撮像された複数の画像データのうち、もっとも鮮鋭度が高い画像が得られたフォーカスレンズの位置を合焦位置とする方法である。
以下、図6を参照しながら説明する。図6(A)において、100はモニタリング画像の撮影領域、101は1つのAF評価値エリアを示している。図6(A)に示すように、AF評価値エリアは、撮影領域内を均等に分割した小領域となっており、CCDAFにより各領域毎のAF評価値(領域内の画像のコントラストの積算値)が得られる。システム制御部02は、各領域毎に、CCDAFのスキャンにより得られたレンズ位置毎のAF評価値を、所定のアルゴリズムに基づき解析し、AF評価値のピーク位置に相当するレンズの位置を判定する。さらにシステム制御部02は、各領域毎に、現在のズーム位置からレンズの駆動位置を距離情報に変換する。
このCCDAFにおけるレンズ位置(合焦距離)とAF評価値との関係の一例を図7に示す。
図7において、横軸はレンズ位置及び、レンズ位置に対応した合焦する距離、縦軸はAF評価値を示している。また、901は遠距離にある被写体(例えば図6(D)の105の背景の山部分)のスキャンに伴うAF評価値の変化を示した波形、902は同じく中距離にある被写体(例えば図6(D)の105の背景の縁石部分111)のスキャンに伴うAF評価値の変化を示した波形、903は同じく近距離にある被写体(例えば図6(D)の人物部分)のスキャンに伴うAF評価値の変化を示した波形である。
ここで、AF評価値はAF評価値エリア内の各画素に対し、水平方向の画素間でHPF(ハイパスフィルター)演算を行い、得られた高周波成分を加算したものである。HPFの係数は、例えば、ki={−1,−2,6,−2,−1}といった値が用いられる。k0は注目画素の水平方向−2の座標の画素に乗算される係数、k1は注目画素の水平方向−1の座標の画素に乗算される係数、k2は注目画素に乗算される係数、k3は注目画素の水平方向+1の座標の画素に乗算される係数、k4は注目画素の水平方向+2の座標の画素に乗算される係数である。
このAF評価値の演算を、図8に示すAF評価値エリア内の5画素を抜き出したものを例に挙げて具体的に説明する。
図8において、1001は、注目画素の水平方向−2の座標の画素、1002は、注目画素の水平方向−1の座標の画素、1003は、注目画素、1004は、注目画素の水平方向+1の座標の画素、1005は、注目画素の水平方向+2の座標の画素を示している。AF評価値は、下記式(1)で求められる。
(AF評価値) = k0×(1001の画素の値) + k1×(1002の画素の値) + k2×(1003の画素の値) + k3×(1004の画素の値) + k4×(1005の画素の値) ・・・式(1)
AF評価値から距離情報を取得するには、ガウスの結像方程式、
1/a+1/b=1/f
から、
a=bf/(b−f)
として求められる。
ここで、a:レンズから被写体までの距離、b:レンズから撮像素子間の距離、f:レンズの焦点距離、である。レンズから被写体までの距離aが求める距離情報である。レンズの焦点距離fは、撮影時のズーム位置により一意に求められる。レンズから撮像素子間の距離bは、AF評価値のピークの得られたフォーカスレンズの位置から一意に求められる。以上により、画角100内の全領域のAF評価値エリア101毎の距離情報を得ることができる。
また、図6(A)において、102はオートフォーカスでフォーカスを合わせるエリアであるAFエリアを示している。システム制御部02は、AFエリアの被写体までの距離と、所定範囲内の距離にあるAF評価値エリアをまとめて主要被写体ブロックとして判定する(step01−004)。図6(B)において、103は主要被写体ブロックを示している。なお、主要被写体ブロック103はAFエリア102を含む。
AFエリアの被写体までの距離と、主要被写体ブロックを決定するための所定範囲を、図9を参照しながら説明する。
図9において、横軸は無限遠から近距離に向けた距離、1101から1105は、図6(D)の105の様な被写体を、step01−002,003で測距した、各部の距離を示している。1101は、背景の山部分までの距離、1102は、105の背景の縁石部分111までの距離、1103は、人物の頭部までの距離、1104は、人物の顔部までの距離、1105は、人物の胸部までの距離である。AFエリアは、図6(A)に示す様に、人物の顔部に設定されており、AFエリアの被写体までの距離は1104と等しい。1106,1107は、主要被写体ブロックを決定するための所定範囲を示しており、1106は近距離側の範囲、1107は遠距離側の範囲である。図9の例では、1103,1104,1105が所定範囲に含まれる。
以上の様な判定に基づき、図6(B)の103で示したエリアを、主要被写体ブロックとして判定する。なお、この所定範囲1106,1107は、レンズの焦点距離とAFエリアの被写体までの距離に基づき、あらかじめシステム制御部02内に記憶されているテーブルを参照することで設定される。設定は、レンズの焦点距離が長い場合には所定範囲は短く、レンズの焦点距離が短い場合には所定範囲は長く設定され、また、AFエリアの被写体までの距離が長い場合には所定範囲は長く、AFエリアの被写体までの距離が短い場合には所定範囲は短く、設定される。
このときシステム制御部02は、主要被写体ブロック103に相当する位置の画像データの平均輝度を算出して記憶する(step01−005)。また、システム制御部02は、得られた主要被写体ブロック103の情報と、撮像した画像を元に主要被写体領域を判定する(step01−006)。この処理は、従来の画像処理(輪郭抽出)により、主要被写体ブロック103を含む任意形状の領域の判定を行う。
図6(C)において、104は主要被写体領域を示している。画像処理部04は、主要被写体領域104の情報を基に、主要被写体画像の抽出処理、背景画像のぼかし処理、合成処理を順次行う(step01−007〜009)。図6(D)において、105は撮影画像、106は主要被写体、107は抽出した主要被写体画像、108は背景画像、109はぼかした背景画像、110は合成画像を示している。
主要被写体の抽出処理(step01−007)では、主要被写体領域104に沿って画像を分離することで、主要被写体の抽出を行う。結果として、撮影画像105は主要被写体画像107と背景画像108に分離される。背景画像のぼかし処理(step01−008;ぼかし処理手段)では、背景画像108にぼかし量パラメータに基づくぼかし処理を行い、ぼかした背景画像109を生成する。
ここで、ぼかし処理の詳細について図5(C)のフローに基づいて説明する。システム制御装置02は、ぼかし量パラメータに基づき、表1に示すような処理内容を決定する(step03−001)。
表1において、ぼかし量Bpはぼけの大きさを決定するぼかし量パラメータの値(値が大きい方が大きなぼけを生ずる)、縮小処理はぼかし量パラメータの値により決定する縮小処理の縮小率(画像の一辺の長さの比)、フィルタタイプは後述する空間フィルタのタイプAもしくはタイプBを示している。即ち、大きなぼけを得る場合には、画像をより小さく縮小してから空間処理を行う。なお、縮小処理は、バイリニア法により、画像の画素数を減らすようにサンプリングを行う。また、本実施例では、表1に示すような処理内容で縮小率決定手段が決定されていることから、システム制御装置02が縮小率決定手段に対応する。
ぼかし量パラメータは、2〜112の範囲で変化する整数値であり、1画素からなる点像をぼかし処理を行った結果の、ぼけの大きさの直径の画素数に等しい。
なお、縮小処理の縮小率の分母の値16は、画像の水平サイズと垂直サイズの公約数となる値が設定されており、縮小後の画像サイズは水平方向、垂直方向共に整数以下の端数を生じない。これにより、縮小処理や拡大処理における丸めによる誤差を排除することができ、縮小拡大後の画像サイズを正確に元画像に合わせることができ、ひいては、後述する合成処理の処理結果の画像品位を向上することができるため好ましい。
ぼかし量パラメータの値が、所定値以下の場合には、縮小処理を行わずに空間フィルタの処理のみを行う(step03−002,003)。空間フィルタの処理は、システム制御部02からの設定に基づき画像処理部04で実行される。空間フィルタ処理では、下式(2)のように入力画像(In(x,y))にフィルタ係数(k(ix,iy))を演算し、出力画像(Out(x,y))を得る。
ここで、In:入力画像、Out:出力画像、k:フィルタ係数、fs:フィルタサイズ(本実施例では7)、である。
また、上記式2におけるfsがぼかし量パラメータ(ぼかし強度)に相当し、後述するstep01−014において、利用者の操作に応じて1ずつ値が変化する。ぼかし量パラメータは、利用者の操作により変更されるパラメータで、ぼかし量の大小を制御する。
さらに、上記式2において、座標の演算結果(x+ix―fs/2、及びy+iy−fs/2)は、整数に切り捨て、かつ、入力画像内を指し示す様にクリップされる。
フィルタ係数の例を図10に示す。図10(A)は、ぼかし量パラメータの値が2の場合のフィルタ係数を示しており、ぼけの大きさの直径の画素数が2相当のぼけ画像を生成する。ぼけの大きさの直径の画素数は、画像の見た目のぼけの強さと同義であり、ぼかし量パラメータの値が大きいほど、大きなぼけが生じた画像が生成される。
図において波線で示した円がぼけの大きさを示している。同様にして図10(B)は、ぼかし量パラメータの値が7の場合のフィルタ係数を示している。
このように、システム制御部02は、ぼけの大きさの直径の画素数が、ぼかし量パラメータの値に等しくなるようなフィルタ係数を設定してぼかし処理を行う。
ぼかし量が所定量以上の場合には、画像データ縮小手段により一旦画像を縮小処理して縮小画増データを作成した後、空間フィルタ処理手段により空間フィルタの処理を行ってフィルタ処理画像データを作成し、次いで画像データ拡大手段により拡大処理を行うことで拡大画像データを作成して元の大きさに戻す(step03−004〜006)。拡大処理では、step03−004で行われる縮小率の逆数分の拡大処理を行い、結果、画像サイズは元の大きさとなる。なお、拡大処理は、バイリニア法により、画像の画素数を増やすようにサンプリングを行う。ここで、得られた拡大画像データは、即ちぼかし処理が行われた背景画像データである。
これらの縮小、空間フィルタ、拡大の処理は、システム制御部02からの設定に基づき画像処理部04で実行される。縮小処理を伴うぼかし処理のフィルタは、ぼけの大きさの直径の画素数が、(ぼかし量パラメータの値)×(縮小率)の値に等しくなるようなフィルタ係数を設定してぼかし処理を行う。図10(C)は、ぼかし量パラメータの値が28の場合のフィルタ係数を示しており、ぼけの大きさの直径の画素数は、(28)×(4/16)=7、となる。
ここでフィルタタイプA、Bについて説明する。これまで説明した図10(A)、図10(B)、図10(C)はフィルタタイプAに分類され、図10(D)はフィルタタイプBに分類される。図10(D)は、ぼかし量パラメータの値が56の場合のフィルタ係数を示しており、ぼけの大きさの直径の画素数は、(56)×(2/16)=7、となり、大きさはぼかし量パラメータの値が28の場合のフィルタ係数と等しい。しかしながら図10(D)の係数では、波線で示した2重の円で囲まれるドーナツ状の部分の係数を大きな値に設定しており、これにより、縮小に伴うぼけ形状の視認性の劣化を防いでいる。画像の見た目では、ぼけ形状の視認性があることによって、ぼかす前の被写体の概観が残り、光学的にぼかした場合と同等なぼけ画像にすることができる。
以下、図5(A)のフローに戻り説明する。合成処理(step01−009)では、ぼかした背景画像109に主要被写体画像107を重ね合わせて合成を行い、合成画像110を生成する。生成した合成画像は、表示制御部05を介してLCD06へ表示される(step01−010)。以上で1コマのモニタリング画像の処理が完了する。このときシステム制御部02は、主要被写体ブロック103に相当する位置の画像データの平均輝度を算出し(step01−011)、step01−005で算出して記憶した値と比較し、所定量以上の差があった場合には、再度CCDAFのスキャン動作へ移行する(step01−012)。
また、ぼかし量の変更の操作が行われた場合には、操作に応じてぼかし量パラメータ(ぼかし強度)を変更し(step01−013,014)、以上の動作をモニタリング終了まで繰り返し実行する(step01−015)。なお、1コマ毎のモニタリング画像の処理は、step01−006から繰り返し行われる。また、レリーズボタン13が押された場合には、取り込んだ撮影画像に対してstep01−006〜009と同様のぼかし処理を行い、背景をぼかした画像を記録する。その場合のぼかし量パラメータ(撮影時のぼかし量パラメータ)は、下記式(3)に示すように、撮影画像の水平画像サイズ(画素数)とモニタリング画像の水平画像サイズの比率で補正することで得られる。
(撮影時のぼかし量パラメータ) = (モニタリング時のぼかし量パラメータ)×(撮影画像の水平画像サイズ)/(モニタリング画像の水平画像サイズ) ・・・式(3)
上式では、モニタリング時のぼかし量パラメータを、撮影時のぼかし量パラメータとして適切な量に補正する為に、撮影画像とモニタリング画像との画像サイズの比を乗算している。この補正の結果、画像サイズの異なるモニタリング画像に好適に用いられるモニタリング時ぼかし量パラメータを補正して、撮影時のぼかし量パラメータを算出し、好適なぼかし効果を有する撮影画像が得られる。
続いて、本発明の実施例2として、レンズの焦点距離、及び/または被写体及び背景部分の各領域における距離情報を取得して算出された各領域の距離の差、及び/または画像サイズ(画素数)に応じてぼかし量(ぼかし強度)を変える例について説明する。動作フローを図5(B)に示す。step02−001〜007は、step01−001〜007と同じである。
step02−008において、画像処理部04は、距離情報に基づいて背景画像を複数に分割する。
この様子を図11に示す。図11において、200は撮影画像、201は主要被写体、202は抽出した主要被写体画像、203は遠距離にある背景画像、204は近距離にある背景画像、205、206はぼかした背景画像、207は合成画像を示している。画像処理部04は、距離に応じたぼかし量をもって、背景画像203、204を各々ぼかし処理を行う(step02−008)。
ここで距離に応じたぼかし量パラメータBpは、次式(4)で決定する。
Bp=K×f×|(a'−a)|/(a'×a) ・・・式(4);(小数点以下切り上げ)
ここで、a':ぼかし処理を行う背景までの距離(背景被写体までの距離)、a:合焦している被写体までの距離(主要被写体までの距離)、f:レンズの焦点距離、K:画素数により決定する係数である。ここで、Kについて具体的な例を挙げると、640×480ピクセルの場合1.2×10、1280×960ピクセルの場合2.4×10を適用することができるが、この数値に限られるものではない。
即ち、レンズの焦点距離が長ければ長いほど、より大きなぼけが生じる。また、合焦している被写体までの距離と、ぼかし処理を行う背景までの距離との差が大きければ大きいほど、より大きなぼけが生じる。このような大きなぼけを生じさせる方法によって、光学的にぼかした場合と同等なぼけ画像を得ることができる。なお、Bpの値が2未満の場合には、ぼかし処理は行わない。
システム制御装置02は、実施例1と同様にしてぼかし量パラメータBpの値に基づき、上記表1から縮小率とフィルタタイプを決定する。(前記縮小率決定手段による。)
合成処理(step02−010)では、ぼかした背景画像205に、ぼかした背景画像206を重ね合わせ、さらに主要被写体画像202を重ね合わせて合成を行い、合成画像207を生成する。なお、step02−011〜013は、step01−010〜012と同じである。
本実施例においては、モニタリング画像を基準としたぼかし量パラメータを設定し、撮影した画像にぼかし処理を行う際には、撮影画像の水平画像サイズとモニタリング画像の水平画像サイズの比率で補正する例について示したが、逆に、撮影画像を基準としたぼかし量パラメータを設定し、モニタリング画像に適用するぼかし量パラメータを、下記式(5)で求めても良い。
(モニタリング時のぼかし量パラメータ) = (撮影時のぼかし量パラメータ)×(モニタリング画像の水平画像サイズ)/(撮影画像の水平画像サイズ) ・・・式(5)
更に、複数の画像サイズの撮影モードを備える場合には、最大撮影画像サイズを基準としたぼかし量パラメータを設定し、モニタリング画像に適用するぼかし量パラメータを、下記式(6)で求め、撮影画像に適用するぼかし量パラメータを下記式(7)で求めても良い。
(モニタリング時のぼかし量パラメータ) = (最大撮影画像サイズのぼかし量パラメータ)×(モニタリング画像の水平画像サイズ)/(最大撮影画像の水平画像サイズ) ・・・式(6)
(撮影時のぼかし量パラメータ) = (最大撮影画像サイズのぼかし量パラメータ)×(撮影画像の水平画像サイズ)/(最大撮影画像の水平画像サイズ) ・・・式(7)
なお、この場合においても、図5(C)のstep03−002〜006に示した処理フローと同様にして、補正後のぼかし量パラメータの値に基づいて、縮小処理を行わずに空間フィルタの処理のみを行う場合と、縮小してから空間フィルタの処理を行う場合とを、切り換えることが可能であることは言うまでもない。
また、本実施例においては、主要被写体ブロックを決定するための所定範囲を、レンズの焦点距離とAFエリアの被写体までの距離に基づき設定する例について示したが、さらには、ぼかし量パラメータの値に応じて補正を行っても良い。この場合、ぼかし量パラメータの値により、ぼかし量パラメータの値が大きい場合には所定範囲は短く、ぼかし量パラメータの値が小さい場合には所定範囲を長く設定する。
本発明に係るデジタルスチルカメラ装置及び接続機器の構成を示すブロック図である。 本発明に係るデジタルスチルカメラにおける一実施の形態の外観を示す上面図である。 図2のデジタルスチルカメラの外観を示す正面図である。 図2のデジタルスチルカメラの外観を示す背面図である。 本発明に係るデジタルスチルカメラにおける実施例1および実施例2の動作フローである。 本発明に係るデジタルスチルカメラにおける実施例1の画像処理を示す図である。 本発明に係るデジタルスチルカメラにおける実施例1のAF評価値の変化を示す図である。 本発明に係るデジタルスチルカメラにおける実施例1のAF評価値のHPFで演算対象となる画素を示す図である。 本発明に係るデジタルスチルカメラにおける実施例1のAFエリアの被写体までの距離と所定範囲を示す図である。 本発明に係るデジタルスチルカメラにおける実施例1のフィルタ係数の分布を示す図である。 本発明に係るデジタルスチルカメラにおける実施例2の画像処理を示す図である。
符号の説明
01 デジタルスチルカメラ装置
02 システム制御部
03 撮像部
04 画像処理部
05 表示制御部
06 LCD
07 記録メディアインターフェイス部
08 記録メディア
09 ハードキーインターフェイス部
10 通信インターフェイス部
11 PC
12 モードダイヤル
13 レリーズ
14 CCD
15 レンズ

Claims (9)

  1. 入力された背景画像データにぼかし処理を行うぼかし処理手段を備える画像処理装置であって、
    前記背景画像データは、レンズから入射した光より生成され、
    前記ぼかし処理手段は、
    前記背景画像データを取得した際の前記レンズの焦点位置に基づいて縮小率を決定する縮小率決定手段と、
    前記背景画像データを当該決定された縮小率で縮小して縮小画像データ作成する画像データ縮小手段と、
    前記縮小画像データに空間フィルタ処理を行ってフィルタ処理画像データを作成する空間フィルタ処理手段と、
    前記フィルタ処理画像データを、当該決定された縮小率の逆数分拡大して拡大画像データを作成する画像データ拡大手段と、を有することを特徴とする画像処理装置。
  2. 入力された背景画像データにぼかし処理を行うぼかし処理手段を備える画像処理装置であって、
    前記背景画像データは、主要被写体と背景被写体とを有する被写体の画像データの中の前記背景被写体の画像データであり、
    前記ぼかし処理手段は、
    前記主要被写体までの距離と前記背景被写体までの距離との差に基づいて縮小率を決定する縮小率決定手段と、
    前記背景画像データを当該決定された縮小率で縮小して縮小画像データ作成する画像データ縮小手段と、
    前記縮小画像データに空間フィルタ処理を行ってフィルタ処理画像データを作成する空間フィルタ処理手段と、
    前記フィルタ処理画像データを、当該決定された縮小率の逆数分拡大して拡大画像データを作成する画像データ拡大手段と、を有することを特徴とする画像処理装置。
  3. 入力された背景画像データに入力されたぼかし強度でぼかし処理を行うぼかし処理手段を備える画像処理装置であって、
    前記ぼかし処理手段は、
    当該入力されたぼかし強度に基づいて縮小率を決定する縮小率決定手段と、
    前記背景画像データを当該決定された縮小率で縮小して縮小画像データ作成する画像データ縮小手段と、
    前記縮小画像データに空間フィルタ処理を行ってフィルタ処理画像データを作成する空間フィルタ処理手段と、
    前記フィルタ処理画像データを、当該決定された縮小率の逆数分拡大して拡大画像データを作成する画像データ拡大手段と、を有することを特徴とする画像処理装置。
  4. 入力された背景画像データにぼかし処理を行うぼかし処理手段を備える画像処理装置であって、
    前記ぼかし処理手段は、
    前記背景画像データの画像サイズに基づいて縮小率を決定する縮小率決定手段と、
    前記背景画像データを当該決定された縮小率で縮小して縮小画像データ作成する画像データ縮小手段と、
    前記縮小画像データに空間フィルタ処理を行ってフィルタ処理画像データを作成する空間フィルタ処理手段と、
    前記フィルタ処理画像データを、当該決定された縮小率の逆数分拡大して拡大画像データを作成する画像データ拡大手段と、を有することを特徴とする画像処理装置。
  5. 入力された背景画像データにぼかし処理を行う画像処理方法であって、
    前記背景画像データは、レンズから入射した光より生成され、
    前記ぼかし処理は、
    前記背景画像データを取得した際の前記レンズの焦点位置に基づいて縮小率を決定し、
    前記背景画像データを当該決定された縮小率で縮小して縮小画像データ作成し、
    前記縮小画像データに空間フィルタ処理を行ってフィルタ処理画像データを作成し、
    前記フィルタ処理画像データを、当該決定された縮小率の逆数分拡大して拡大画像データを作成することを特徴とする画像処理方法。
  6. 入力された背景画像データにぼかし処理を行う画像処理方法であって、
    前記背景画像データは、主要被写体と背景被写体とを有する被写体の画像データの中の前記背景被写体の画像データであり、
    前記ぼかし処理は、
    前記主要被写体までの距離と前記背景被写体までの距離との差に基づいて縮小率を決定し、
    前記背景画像データを当該決定された縮小率で縮小して縮小画像データ作成し、
    前記縮小画像データに空間フィルタ処理を行ってフィルタ処理画像データを作成し、
    前記フィルタ処理画像データを、当該決定された縮小率の逆数分拡大して拡大画像データを作成することを特徴とする画像処理方法。
  7. 入力された背景画像データに入力されたぼかし強度でぼかし処理を行う画像処理方法であって、
    前記ぼかし処理は、
    当該入力されたぼかし強度に基づいて縮小率を決定し、
    前記背景画像データを当該決定された縮小率で縮小して縮小画像データ作成し、
    前記縮小画像データに空間フィルタ処理を行ってフィルタ処理画像データを作成し、
    前記フィルタ処理画像データを、当該決定された縮小率の逆数分拡大して拡大画像データを作成することを特徴とする画像処理方法。
  8. 入力された背景画像データにぼかし処理を行う画像処理方法であって、
    前記ぼかし処理は、
    前記背景画像データの画像サイズに基づいて縮小率を決定する縮小率決定手段と、
    前記背景画像データを当該決定された縮小率で縮小して縮小画像データ作成し、
    前記縮小画像データに空間フィルタ処理を行ってフィルタ処理画像データを作成し、
    前記フィルタ処理画像データを、当該決定された縮小率の逆数分拡大して拡大画像データを作成することを特徴とする画像処理方法。
  9. 請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像処理装置を備えたことを特徴とするデジタルスチルカメラ。
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