JP4586578B2 - デジタルカメラ及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、デジタルカメラ及びプログラムに関する。
デジタルカメラは、CCD(Charge Coupled Device)等の撮像素子、被写体像を撮像素子に結像するレンズ、撮像素子により光電変換されたアナログ情報をデジタルの画像データに変換するA/D変換器、画像データを適正な色、サイズ、圧縮率に変換する情報処理部、撮像した画像データを蓄積するメモリ、画像データを記憶メディアに書き込む記録部等により構成されている。
この種のデジタルカメラを用いて被写体が撮像される場合、撮像された画像データ中に、人物の手前にある金網等の画像データも含まれる。また、デジタルカメラがズーム機能を有し、被写界深度が浅い被写体領域が撮像される場合でも、金網等の画像データはぼけることはあっても消えることはない。
金網等の画像データを除去する方法として、パーソナルコンピュータ等を用いて、撮像した被写体の画像データから金網等の画像データのみを手作業で修正(レタッチ)する方法がある。一方、動く被写体に対応する画像データだけを、撮像された複数の画像データからそれぞれ除去する手法が開示されている(特許文献1参照)。この手法では、まず、被写体は、撮像素子により3回以上連続して撮像される。この後、例えば、1回目に撮像された画像データ(基準データ)の画素値が、2回目以降の画像データの画素値とそれぞれ比較される。この比較結果により、動く被写体に対応する画像データが特定され、特定された画像データは除去される。
特開平11−4377号公報
しかしながら、上述したように撮像した被写体の画像データから金網等の画像データを手作業で修正(レタッチ)した場合、手間と時間がかかってしまうという問題があった。 また、特許文献1の手法では、撮像された複数の画像データにおいて画素値が一致しない画像データを、動く被写体に対応する画像データとして除去している。この方式では、画素値が一致しない画像データは、動きのある被写体(人物等)に対応する画像データに限られる。このため、この方式では、静止した被写体のうち人物の手前にある金網等の不要な画像データを除去できない。
本発明の目的は、レタッチ等の手間のかかる作業をすることなく、不要な部分画像を除去するデジタルカメラ及びプログラムを提供することである。
請求項1記載のデジタルカメラは、カメラ本体までの距離がそれぞれ異なる部分被写体で構成される被写体を連続して複数回撮像する撮像手段と、前記撮像手段により撮像された複数の画像のうち異なる画像間において複数回撮像する時のカメラ本体の振動に伴い前記部分被写体に対応する部分画像が移動した移動量を部分画像毎に算出する第1の移動量算出手段と、前記第1の移動量算出手段により部分画像毎に算出された移動量を用いて、該部分画像のうち、焦点が合わされた部分被写体に対応する部分画像の移動量より大きい移動量の部分画像を除去した画像に基づいた合成画像を生成する画像生成手段とを備えることを特徴とする。
請求項2記載のデジタルカメラは、カメラ本体までの距離がそれぞれ異なる部分被写体で構成される被写体を連続して複数回撮像する撮像手段と、前記撮像手段により撮像された複数の画像のうち異なる画像間において複数回撮像する時のカメラ本体の振動に伴い前記部分被写体に対応する部分画像が移動した移動量を部分画像毎に算出する第1の移動量算出手段と、前記第1の移動量算出手段により部分画像毎に算出された移動量を用いて、該部分画像のうち、前記カメラ本体までの距離が、焦点が合わされた部分被写体までの距離より小さい部分被写体に対応する部分画像を除去した画像に基づいた合成画像を生成する画像生成手段とを備えることを特徴とする。
請求項7記載のプログラムは、カメラ本体までの距離がそれぞれ異なる部分被写体で構成される被写体を連続して複数回撮像することで得られた複数の画像のうち異なる画像間において複数回撮像する時のカメラ本体の振動に伴い前記部分被写体に対応する部分画像が移動した移動量を部分画像毎に算出する移動量算出工程と、前記移動量算出工程により部分画像毎に算出された移動量を用いて、該部分画像のうち、焦点が合わされた部分被写体に対応する部分画像の移動量より大きい移動量の部分画像を除去した画像に基づいた合成画像を生成する画像生成工程とをコンピュータに実行させることを特徴とする。
請求項8記載のプログラムは、カメラ本体までの距離がそれぞれ異なる部分被写体で構成される被写体を連続して複数回撮像することで得られた複数の画像のうち異なる画像間において複数回撮像する時のカメラ本体の振動に伴い前記部分被写体に対応する部分画像が移動した移動量を部分画像毎に算出する移動量算出工程と、前記移動量算出工程により部分画像毎に算出された移動量を用いて、該部分画像のうち、前記カメラ本体までの距離が、焦点が合わされた部分被写体までの距離より小さい部分被写体に対応する部分画像を除去した画像に基づいた合成画像を生成する画像生成工程とをコンピュータに実行させることを特徴とする。
本発明によれば、手間のかかる作業をすることなく、不要な部分画像を除去することができる。
以下、本発明の実施形態を図面を用いて説明する。
図1は本発明のデジタルカメラ及びデジタルカメラの画像処理方法の第1の実施形態を示している。デジタルカメラ100は、レンズ系10(合焦手段)、絞り12、シャッター14、CCD16(撮像手段)、A/D変換回路18、閃光発光回路20、CPU22、RAM24、ROM26、I/F(Interface)回路28、CCDドライバ30、シャッタードライバ32、絞りドライバ34、レンズ駆動用ドライバ36、液晶モニター38、操作部40、バス42、RAM24及びスロット46を有している。
レンズ系10は、デジタルカメラ100の本体までの距離がそれぞれ異なる部分被写体(後述)で構成される被写体に焦点を合わせるフォーカスレンズ及び被写体像をズームするためのズームレンズ等を含む複数枚のレンズで構成される。フォーカスレンズ及びズームレンズは、レンズ駆動用ドライバ36により光軸方向の位置が調節される。絞り12は、レンズ系10とシャッター14の間に配置される。絞り12は、絞りドライバ34によって駆動される。絞り12の絞り値は、レンズ系10を通過した光の光量を絞るように調節される。
シャッター14は、レンズ系10からCCD16への光路を遮る位置に配置されるシャッター膜(図示せず)を有している。シャッター14は、シャッタードライバ32によって駆動され、レンズ系10を通過した光によってCCD16が露光される時間を調節する。シャッター膜は、後述するシャッタースイッチSW2が押下げされたときに、レンズ系10からCCD16への光路を確保するために開く。
CCD16は、シャッター14を介してレンズ系10に対向する位置に配置されている。CCD16は、CCDドライバ30により駆動され、レンズ系10より結像される複数の部分被写体像を連続して撮像することが可能である。
A/D変換回路18は、CPU22の制御によりCCD16により撮像された画像をA/D変換し、画像データを生成する。閃光発光回路20は、暗時や逆光などの状況下で、CPU22によって駆動され、被写体に対して補助光を照射する。
CPU22は、ROM26のプログラムを実行することによって、デジタルカメラ100内のバス42で接続された各回路の動作を制御する。例えば、CPU22は、シャッタースイッチSW2や操作部40からの入力に基づいて、自動焦点調整や自動露光等の制御を行う。
RAM24は、CCD16により撮像された画像データ等を一時的に格納する。ROM26は、デジタルカメラ100を動作するためにCPU22により実行されるプログラムを格納している。なお、ROM26は、CPU22に搭載される内蔵ROM(図示せず)で代用することも可能である。
I/F回路28は、図示しない端子を介して、デジタルカメラ100をパーソナルコンピュータ(PC)等の外部機器に接続する。液晶モニター38は、液晶パネル(図示せず)及び液晶パネルの駆動用ドライバ回路(図示せず)等で構成される。液晶モニター38は、デジタルカメラ100の背面(レンズ系10の取り付け部と反対面)に配置されている。
液晶モニター38には、シャッタースイッチSW2(後述)の押し下げ前及び押し下げ後に、CCD16により撮像される画像や各種設定画面が表示される。すなわち、液晶モニター38は、レンズ系10により結像される複数の部分被写体の画像を映すファインダーとしても利用される。撮影者は、液晶モニター38に映し出された複数の部分被写体の画像を見ることによって、被写体の構図等を正確に判断できる。
操作部40は、スイッチSW1、SW2及びSW3を含む各種スイッチ(図示せず)を有している。各種スイッチの操作は、CPU22により認識される。主電源スイッチSW1は、デジタルカメラ100の電源をオン又はオフする。シャッタースイッチSW2は、被写体を撮影する時に撮影者により押下げられる。選択スイッチSW3は、液晶モニター38の表示画面に応じて、画像や露光時間等を選択するためのスイッチである。
記憶メディア44は、フラッシュメモリ等で構成され、デジタルカメラ100の電源がオフの間もデータを保持する。記憶メディア44は、スロット46を介してバス42に接続される。記憶メディア44は、CCD16により撮像された画像データ等を格納する。 図2は、撮像時の振動によりCCD16の撮像面に結像された複数の部分被写体が移動した距離の詳細を示している。レンズ系10(図1)によりCCD16の撮像面に結像される被写体の位置は、撮像時の振動(例えば、手ブレ)により移動する場合がある。この例では、部分被写体A、Bで構成される被写体が連続して撮像される。本実施形態において、部分被写体とは、CCD16の撮像面までの距離がそれぞれ異なる被写体を指す。部分被写体Aは、CCD16の撮像面から部分被写体Bより近い位置に位置している。部分被写体Aは、例えば、金網や電線であり、撮像面から距離laだけ離れて位置している。一方、部分被写体Bは、レンズ系10により焦点が合わされた人物等の主要被写体であり、撮像面から部分被写体Aまでの距離laより大きい距離lbだけ撮像面から離れている。レンズ系10の瞳位置から撮像面までは、距離loだけ離れている。図のデジタルカメラ100の位置1では、部分被写体A、Bは、レンズ系10により撮像面の相異なる位置にそれぞれ結像されている。
この例では、撮像時の振動(手ブレ等)により、デジタルカメラ100の位置は、図の垂直方向に位置1から位置2へ距離Dだけ移動する。デジタルカメラ100が移動する間に、部分被写体A、Bは、例えば、連続して2回撮像される。位置1、2でそれぞれ撮像された2つの静止画像(以下、フレーム)は、CPU22によって、後述するフレーム1、2としてRAM24に格納される。デジタルカメラ100の手ブレによる移動に応じて、部分被写体Aが撮像面に結像された位置は、距離daだけ垂直方向に移動する。一方、部分被写体Bが撮像面に結像された位置は、距離daより小さい距離dbだけ垂直方向に移動する。距離da、dbは、以下の式(1)、(2)でそれぞれ表される。
da=D・(lo/la)・・・(1)
db=D・(lo/lb)・・・(2)
式(1)、(2)より、距離la、lbは、距離da、dbとそれぞれ反比例する。例えば、la=1m、lb=10m、lo=40mm、D=5mmとすると、da=5×(40/(1×1000))=0.2mm、db=5×(40/(10×1000))=0.02mmとなる。
例えば、CCD16の画素サイズを2.5μmとすると、距離daに対応する移動画素数は、0.2/(2.5/1000)=80pixel、また、距離dbに対応する移動画素数は、0.02/(2.5/1000)=8pixelとして算出される。撮像面に結像された位置が撮像時の手ブレにより移動する距離は、部分被写体から撮像面(デジタルカメラ100)までの距離が近いほど大きい。この距離da、dbは、連続して撮像されるフレーム1、2間で、部分被写体A、Bに対応する画素ブロック(後述)がそれぞれ移動した量(動きベクトル量)に等しい。
図3は、図2に示した部分被写体に対応する画素ブロックが移動した量である動きベクトル量の算出方法を示している。図3(a)は、CCD16により、部分被写体A(図2)を含む被写体が、例えば、5回連続して撮像されたフレームを示している。複数のフレームの番号は、撮像された順番を示している。この例では、フレームは、画素に対応する座標値をそれぞれ有している。撮像時の手ブレによって、部分被写体Aに対応する画像A(図の塗りつぶし部分)は相対的に移動する。換言すると、撮像時の手ブレによって、画像Aの座標値はフレーム毎に変化する。この例では、画像Aは、複数の画素で構成される画素ブロック(部分画像)のいずれかに含まれる。画素ブロックは、フレームをマトリックス状に区画して構成されている。画像Aの座標値は、画像Aを含む画素ブロックを構成するいずれかの画素の座標値として認識される。画素ブロックが奇数個(例えば、15×15ピクセル)の画素で構成されている場合、画像Aの座標値は、対応する画素ブロックの中心に位置する画素の座標値として認識される。
CPU22による画像Aの動きベクトル量の算出方法を、図3(b)を用いて説明する。まず、連続して撮像されたフレーム1〜5は、CPU22によりRAM24に格納される。複数のフレーム1〜5は、例えば、15×15ピクセルの画素で構成される複数の画素ブロックにそれぞれ細分化される。この後、CPU22は、フレーム1において画像Aが含まれる画素ブロック(図の破線部分)と、フレーム1に隣り合うフレーム2に含まれる各画素ブロックとを順次比較する。
この比較によって、フレーム1において画像Aが含まれる画素ブロックと最も類似する画素ブロックがフレーム2から検出される。画像Aが含まれる画素ブロックの座標値(X1、Y1)から、最も類似する画素ブロックの座標値(X2、X2)までの距離及び移動方向を求めることで、画像Aの動きベクトル量は算出される。この例では、フレーム1を構成する他の画素ブロックについても、同様に、動きベクトル量が算出される。フレーム1を構成する画素ブロック毎に算出された動きベクトル量は、RAM24にそれぞれ格納される。
この後、上述したフレーム1、2と同様の比較が、フレーム2〜5の連続する2フレームを用いて行われる。上述と同様に、フレーム2〜5を構成する画素ブロック毎に算出された動きベクトル量は、RAM24に格納される。動きベクトル量は、図2で述べたように、画素ブロックに対応する部分被写体からデジタルカメラ100(CCD16の撮像面)までの距離に反比例する。このため、図2の部分被写体A(金網や電線等)の画像を含む画素ブロックに対応する動きベクトル量は、部分被写体B(人物等)の画像を含む画素ブロックに対応する動きベクトル量に比べて大きい。本実施形態では、CPU22は、上述した動きベクトル量に基づいて、撮影者にとって不要な部分被写体である金網や電線等の画像を含む画素ブロックをフレーム1〜5からそれぞれ除去する。
図4及び図5は、撮像時の振動によりフレーム毎に移動した画像の具体例を示している。この例では、デジタルカメラ100を用いて、複数の部分被写体(金網、人物及び林等の背景)で構成される被写体が撮像される。金網は、デジタルカメラ100から最も近く位置している。人物は、レンズ系10により焦点が合わされた主要被写体であり、金網よりもデジタルカメラ100から離れて位置している。背景(林等)は、人物よりもデジタルカメラ100から離れて位置している。
例えば、被写体は、図3と同様に、フレーム1〜5の順番で連続して撮像される。この例では、フレーム1が基本フレームとして設定される。なお、フレーム3〜5は、図示を省略する。例えば、最初に撮像された基本フレームでは、金網の一部は、人物の鼻(顔の黒い部分)の下に位置している(図4)。次に撮像されたフレーム2では、撮像時の手ブレにより、金網の一部は、人物の鼻と重複して位置している。これに対して、人物や林の位置は、ほとんど移動していない(図5)。図3で述べたように、複数の部分被写体(金網、人物及び背景)の画像がフレーム毎に移動する量(動きベクトル量)は、複数の部分被写体からデジタルカメラ100までの距離に反比例する。このため、デジタルカメラ100までの距離が最も近い金網の画像がフレーム毎に移動する距離は、他の部分被写体(人物及び背景)の画像が移動する距離に比べて大きい。
フレーム1〜5は、図3で述べたように、CPU22によって複数の部分被写体の画像を含む画素ブロック(例えば、15×15ピクセル)にそれぞれ細分化され、各画素ブロックに対応する動きベクトル量がそれぞれ算出される。
図6は、複数の部分被写体の画像を含む画素ブロックに対応する動きベクトル量を示している。図3で述べたように、複数のフレームを構成する画素ブロック毎に算出された動きベクトル量は、各画素ブロックにそれぞれ対応付けてRAM24に格納される。この例では、フレーム1(基本フレーム)の詳細を説明する。
図は、各画素ブロックに細分化された基本フレームを示している。図の矢印は、金網の画像を含む画素ブロックに対応する動きベクトル量を示している。一方、人物及び林等の背景の画像に対応する動きベクトル量は、上述したように、金網の画像を含む画素ブロックに対応する動きベクトル量に比べて小さい。このため、図示を省略している。
図7は、画素ブロックに対応する動きベクトル量の相関関係を示している。図中の画素ブロックの濃淡は、画素ブロックに対応する動きベクトル量の大きさを示している。この例では、動きベクトル量の大きい金網の画像を含む画素ブロックの色を最も濃く示している。一方、動きベクトル量の小さい人物及び林等の背景の画像に対応する画像を含む画素ブロックの色を、金網の画像を含む画素ブロックの色に比べてぞれぞれ淡く示している。
図8は、図4及び図5で述べたフレーム1〜5を用いて合成した合成画像を示している。本実施形態では、CPU22は、所定値を超える動きベクトル量に対応する画素ブロックをフレーム1〜5からそれぞれ除去する。一般的に、所定値を超える動きベクトル量に対応する画素ブロックには、人物(図4)よりデジタルカメラ100に近い位置にある金網(図4)の画像が含まれる。よって、CPU22は、金網の画像を含む画素ブロックのみをフレーム1〜5からそれぞれ除去した後、フレーム1〜5を合成したフレームである合成フレーム(合成画像)を生成する。このため、金網の画像が取り除かれた合成フレームを自動的に取得できる。
図9は、本発明を適用していないデジタルカメラでフレーム1〜5を合成する例を示している。この例では、人物の画像を含む画素ブロックの座標値がフレーム1〜5で一致するようにして合成されることで、合成フレームは生成される。図3で述べたように、金網の画像を含む画素ブロックの座標値がフレーム毎に移動した量は、人物の画像を含む画素ブロックの座標値が移動した量に比べて大きい。このため、この例では、フレーム1〜5は、撮影者にとって不要な金網の画像が複数存在した状態で合成される。
図10及び図11は、デジタルカメラ及びデジタルカメラの画像処理方法の第1の実施形態における画像生成動作を表している。図10及び図11に示す動作は、CPU22(第1の移動量算出手段、画像生成手段及び時間設定手段)がROM26に格納されたプログラムを実行することによって実現される。
まず、ステップS100において、CPU22は、液晶モニター38を駆動し、図1で述べたシャッター膜が開いている時間である露光時間を、連続して撮像されるフレーム毎に最適な露光時間(例えば、1フレーム当たり1秒)に設定する(第1設定動作)か、あるいは、連続して撮像されるフレームを合成した合成フレームに対して最適な露光時間(例えば、複数のフレーム1〜5全体に対して1秒、すなわち、1フレーム当たり200msec程度)に設定する(第2設定動作)か否かを撮影者が選択スイッチSW3を操作して選択するための画面を表示する。この後、処理はステップS102に移行する。
ステップS102において、CPU22は、撮影者がスイッチSW3を操作して、「露光時間をフレーム毎に最適な露光時間に設定」を選択したことを検出すると、処理はステップS104に移行する。一方、CPU22は、「露光時間を合成フレームに対して最適な露光時間に設定」を選択したことを検出すると、処理は図11のステップS120に移行する。
ステップS104において、CPU22は、撮影者によってシャッタースイッチSW2が半押下げされるのを待つ。シャッタースイッチSW2の半押下げが検出されると、処理はステップS106に移行する。ステップS104は、シャッタースイッチSW2の半押下げが検出されるまで繰り返される。
ステップS106において、CPU22は、レンズ駆動用ドライバ36を介してレンズ系10を駆動して、主要被写体(例えば、人物)に焦点を合わせる。この後、処理はステップS108に移行する。
ステップS108において、CPU22は、撮影者によってシャッタースイッチSW2が更に押下げされるのを待つ。シャッタースイッチSW2の更なる押下げが検出されると、処理はステップS110に移行する。ステップS108は、シャッタースイッチSW2の更なる押下げが検出されるまで繰り返される。
ステップS110において、CPU22は、合成フレームを生成するために、CCDドライバ30、シャッタードライバ32、絞りドライバ34、レンズ駆動用ドライバ36をそれぞれ制御して、CCD16、シャッター14、絞り12、レンズ系10を駆動し、複数の部分被写体(人物、金網及び背景等)で構成される被写体からの反射光を画素毎に受光する。この時、CPU22は、シャッター14のシャッター膜を、連続して撮像されるフレーム毎に最適な露光時間(例えば、1フレーム当たり1秒)開けて、CCD16を露光する。CPU22は、CCDドライバ30を制御してCCD16を駆動し、受光した反射光を、複数回(この例では、5回)連続して光電変換させる。CPU22は、A/D変換回路18を制御して、CCD16が光電変換したアナログ量をデジタル量に変換させる。この後、処理はステップS112に移行する。
ステップS112において、CPU22は、A/D変換回路18にてA/D変換された複数のフレーム(例えば、図3のフレーム1〜5)をRAM24に格納する。CPU22は、図3で述べたように、格納された複数のフレームを用いて、画素ブロック毎に動きベクトル量を算出し、算出した動きベクトル量をRAM24に格納する。この後、処理はステップS114に移行する。
ステップS114において、CPU22は、主要被写体(例えば、人物)の画像を含む画素ブロックに対応する動きベクトル量より大きく、かつ、所定値を超える動きベクトル量に対応する画素ブロックを、フレーム1〜5からそれぞれ除去する。このように、本実施形態では、フレームから不要な部分被写体(例えば、金網)の画像を含む画素ブロックのみが除去される。この後、処理はステップS116に移行する。
ステップS116において、CPU22は、基本フレームから除去された画素ブロックを、例えば、図3に示したフレーム3の同じ座標値に対応する画素ブロックに置き換えることで合成フレームを生成する。この例のように、露光時間がフレーム毎に最適な露光時間(例えば、1フレーム当たり1秒)に設定される場合、フレーム1〜5の輝度(明るさ)はそれぞれ最適に保たれる。このため、CPU22によって生成される合成フレームの輝度を最適にできる。そして、デジタルカメラ及びデジタルカメラの画像処理方法の第1の実施形態における画像生成動作が終了する。
一方、ステップS102で「露光時間を合成フレームに対して最適な露光時間に設定」を選択したことを検出する場合、図11のステップS104〜S108が実行され、ステップS118に移行する。
ステップS118において、CPU22は、合成フレームを生成するために、CCDドライバ30、シャッタードライバ32、絞りドライバ34、レンズ駆動用ドライバ36をそれぞれ制御して、CCD16、シャッター14、絞り12、レンズ系10を駆動し、複数の部分被写体(人物、金網及び背景等)で構成される被写体からの反射光を画素毎に受光する。この時、CPU22は、シャッター14のシャッター膜を、連続して撮像されるフレームを合成した合成フレームに対して最適な露光時間(例えば、複数のフレーム1〜5全体に対して1秒間)開けて、CCD16を露光する。CPU22は、CCDドライバ30を制御してCCD16を駆動し、受光した反射光を、複数回(この例では、5回)連続して光電変換させる。CPU22は、A/D変換回路18を制御して、CCD16が光電変換したアナログ量をデジタル量に変換させる。この後、処理はステップS120に移行する。
ステップS120において、CPU22は、A/D変換回路18にてA/D変換された複数のフレーム(例えば、図3のフレーム1〜5)をRAM24に格納する。CPU22は、図3で述べたように、格納された複数のフレームを用いて、画素ブロック毎に動きベクトル量を算出し、算出した動きベクトル量をRAM24に格納する。この後、処理はステップS122に移行する。
ステップS122において、CPU22は、所定値を超える動きベクトル量に対応し、かつ、主要被写体(例えば、人物)の画像を含む画素ブロックに対応する動きベクトル量より大きい動きベクトル量に対応する画素ブロックをフレーム1〜5からそれぞれ除去し、除去した複数のフレームを重ね合わせることで合成フレームを生成する。本実施形態では、露光時間がフレーム1〜5全体に対して最適な露光時間に設定されるため、各フレームの露光時間は短い時間(例えば、1秒未満。一般的に、高速に連続して撮影可能なカメラでは、1秒間に5〜8コマ撮影となるため、それぞれの露光時間は130msec程度)に設定される。一般的に、露光時間が長秒時(例えば、1秒を超える時間)に設定された状態で、高い輝度を有する部分被写体(太陽や電球等)が撮像される場合、フレームの輝度は過度になりやすい。本実施形態では、フレーム毎の露光時間が短い時間(例えば、1秒未満)に設定されるため、例えば、太陽や電球等が撮像される場合であっても、生成される合成フレームの輝度を適切にできる。この後、処理はステップS124に移行する。
ステップS124において、CPU22は、合成フレームにおいて、フレーム1〜5で除去された画素ブロック(合成フレームの一部)を構成する画素の輝度値を上げる。フレーム1〜5で除去された画素ブロックを構成する画素の輝度値は、合成フレーム内の他の画素の輝度値に比べて小さい。例えば、フレーム1のみで画素ブロックが除去された場合、除去された画素ブロックを構成する画素に対するゲインは、5/(5−1)=1.25となる。このように、合成フレームの一部を構成する画素の輝度値は上げられる。そして、デジタルカメラ及びデジタルカメラの画像処理方法の第1の実施形態における画像生成動作が終了する。
以上、第1の実施形態では、CPU22は、撮影者にとって不要な部分被写体(例えば、金網)の画像を含む画素ブロックを、複数のフレーム(例えば、フレーム1〜5)から確実に除去できる。このため、撮影者は、手間のかかる修正(レタッチ)作業により、複数のフレーム内から金網の画像を取り除く必要がない。
CPU22は、フレームから不要な部分被写体(例えば、金網)の画像を含む画素ブロックのみを除去する。このため、主要被写体を引き立てるために必要な部分被写体(例えば、林等の背景)の画像をフレームに残すことができる。
CPU22は、高い輝度を有する部分被写体(太陽や電球等)が撮像されない場合は、露光時間をフレーム毎に最適な露光時間に設定し、高い輝度を有する部分被写体が撮像される場合は、露光時間をフレーム毎に最適な露光時間に設定できる。このため、生成される合成フレームの輝度(明るさ)を常に適切にできる。
図12は本発明のデジタルカメラ及びデジタルカメラの画像処理方法の第2の実施形態を示している。第1の実施形態で説明した要素と同一の要素については、同じ符号を付し、詳細な説明を省略する。デジタルカメラ200は、CCD変位機構48(光軸変位手段)が新たに形成されていることを除き、第1の実施形態のデジタルカメラ100と同じである。CCD変位機構48は、CPU22によって制御される。CCD変位機構48は、光電変換時の振動を強制的に発生させるために、CCD16を駆動して、CCD16の受光面を光軸と直交する方向に移動させる。
図13及び図14は、デジタルカメラ及びデジタルカメラの画像処理方法の第2の実施形態における画像生成動作を表している。この実施形態では、図12に示したCPU22が実行するためのROM26に格納されているプログラムが、デジタルカメラ及びデジタルカメラの画像処理方法の第1の実施形態と相違する。図13及び図14は、第1の実施形態(図10及び図11)のステップS110、S118がステップS200、S202にそれぞれ置き換えられた点を除いて、図10及び図11と同じである。
上述した図10及び図11と同じ処理については、詳細な説明を省略する。また、図13及び図14に示す動作は、CPU22(第1の移動量算出手段及び画像生成手段)がROM24に格納されたプログラムを実行することによって実現される。
まず、ステップS100において、CPU22は、液晶モニター38を駆動し、図1で述べたシャッター膜が開いている時間である露光時間を、連続して撮像されるフレーム毎に最適な露光時間(例えば、1フレーム当たり1秒)に設定する(第1設定動作)か、あるいは、連続して撮像されるフレームを合成した合成フレームに対して最適な露光時間(例えば、複数のフレーム1〜5全体に対して1秒、すなわち、1フレーム当たり200msec程度)に設定する(第2設定動作)か否かを撮影者が選択スイッチSW3を操作して選択するための画面を表示する。この後、処理はステップS102に移行する。
ステップS102〜S108が実行され、処理はステップS200に移行する。ステップS200において、CPU22は、合成フレームを生成するために、CCDドライバ30、シャッタードライバ32、絞りドライバ34、レンズ駆動用ドライバ36をそれぞれ制御して、CCD16、シャッター14、絞り12、レンズ系10を駆動し、複数の部分被写体(人物、金網及び背景等)で構成される被写体からの反射光を画素毎に受光する。この時、CPU22は、シャッター14のシャッター膜を、連続して撮像されるフレーム毎に最適な露光時間(例えば、1フレーム当たり1秒)開けて、CCD16を露光する。CPU22は、CCDドライバ30を制御してCCD16を駆動し、受光した反射光を、複数回(この例では、5回)連続して光電変換させる。この時、CPU22は、振動を強制的に発生させるために、CCD変位機構48を制御して、CCD16の受光面を光軸と直交する方向に移動させる。CPU22は、A/D変換回路18を制御して、CCD16が光電変換したアナログ量をデジタル量に変換させる。この後、処理はステップS112に移行する。
ステップS112〜S116が実行された後、デジタルカメラ及びデジタルカメラの画像処理方法の第2の実施形態における画像生成動作が終了する。一方、ステップS102で「露光時間を合成フレームに対して最適な露光時間に設定」を選択したことを検出する場合、図14のステップS104〜S108が実行され、処理はステップS202に移行する。
ステップS202において、CPU22は、合成フレームを生成するために、CCDドライバ30、シャッタードライバ32、絞りドライバ34、レンズ駆動用ドライバ36をそれぞれ制御して、CCD16、シャッター14、絞り12、レンズ系10を駆動し、複数の部分被写体(人物、金網及び背景等)で構成される被写体からの反射光を画素毎に受光する。この時、CPU22は、シャッター14のシャッター膜を、連続して撮像されるフレームを合成した合成フレームに対して最適な露光時間(例えば、複数のフレーム1〜5全体に対して1秒間)開けて、CCD16を露光する。CPU22は、CCDドライバ30を制御してCCD16を駆動し、受光した反射光を、複数回(この例では、5回)連続して光電変換させる。この時、CPU22は、振動を強制的に発生させるために、CCD変位機構48を制御して、CCD16の受光面を光軸と直交する方向に移動させる。CPU22は、A/D変換回路18を制御して、CCD16が光電変換したアナログ量をデジタル量に変換させる。この後、処理はステップS120に移行する。ステップS120〜S124が実行された後、デジタルカメラ及びデジタルカメラの画像処理方法の第2の実施形態における画像生成動作が終了する。
以上、第2の実施形態では、第1の実施形態と同様な効果を得ることができる。更に、CPU22は、CCD16による光電変換時、CCD16の受光面を光軸と直交する方向に強制的に移動させる。CPU22は、強制的に移動させることで算出された動きベクトル量に基づいて、合成フレームを生成する。よって、撮影者は、手ブレ等の偶発的に起こる振動に依ることなく、自身にとって不要な金網の画像が取り除かれた合成フレームを自動的に取得できる。
図15は本発明のデジタルカメラ及びデジタルカメラの画像処理方法の第3の実施形態を示している。第1の実施形態で説明した要素と同一の要素については、同じ符号を付し、詳細な説明を省略する。デジタルカメラ300は、レンズ系変位機構50(光軸変位手段)が新たに形成されていることを除き、第1の実施形態のデジタルカメラ100と同じである。レンズ系変位機構50は、CPU22によって制御される。レンズ系変位機構50は、光電変換時の振動を強制的に発生させるために、レンズ系10を駆動して、光軸をCCD16の受光面と平行する方向に移動させる。
図16及び図17は、デジタルカメラ及びデジタルカメラの画像処理方法の第3の実施形態における画像生成動作を表している。この実施形態では、図15に示したCPU22が実行するためのROM26に格納されているプログラムが、デジタルカメラ及びデジタルカメラの画像処理方法の第1の実施形態と相違する。図16及び図17は、第1の実施形態(図10及び図11)のステップS110、S118がステップS300、S302にそれぞれ置き換えられた点を除いて、図10及び図11と同じである。
上述した図10及び図11と同じ処理については、詳細な説明を省略する。また、図16及び図17に示す動作は、CPU22(第1の移動量算出手段及び画像生成手段)がROM24に格納されたプログラムを実行することによって実現される。
まず、ステップS100において、CPU22は、液晶モニター38を駆動し、図1で述べたシャッター膜が開いている時間である露光時間を、連続して撮像されるフレーム毎に最適な露光時間(例えば、1フレーム当たり1秒)に設定する(第1設定動作)か、あるいは、連続して撮像されるフレームを合成した合成フレームに対して最適な露光時間(例えば、複数のフレーム1〜5全体に対して1秒、すなわち、1フレーム当たり200msec程度)に設定する(第2設定動作)か否かを撮影者が選択スイッチSW3を操作して選択するための画面を表示する。この後、処理はステップS102に移行する。
ステップS102〜S108が実行され、処理はステップS300に移行する。ステップS300において、CPU22は、合成フレームを生成するために、CCDドライバ30、シャッタードライバ32、絞りドライバ34、レンズ駆動用ドライバ36をそれぞれ制御して、CCD16、シャッター14、絞り12、レンズ系10を駆動し、複数の部分被写体(人物、金網及び背景等)で構成される被写体からの反射光を画素毎に受光する。この時、CPU22は、シャッター14のシャッター膜を、連続して撮像されるフレーム毎に最適な露光時間(例えば、1フレーム当たり1秒)開けて、CCD16を露光する。CPU22は、CCDドライバ30を制御してCCD16を駆動し、受光した反射光を、複数回(この例では、5回)連続して光電変換させる。この時、CPU22は、振動を強制的に発生させるために、レンズ系変位機構50を制御して、光軸をCCD16の受光面と平行する方向に移動させる。CPU22は、A/D変換回路18を制御して、CCD16が光電変換したアナログ量をデジタル量に変換させる。この後、処理はステップS112に移行する。
ステップS112〜S116が実行された後、デジタルカメラ及びデジタルカメラの画像処理方法の第2の実施形態における画像生成動作が終了する。一方、ステップS102で「露光時間を合成フレームに対して最適な露光時間に設定」を選択したことを検出する場合、図17のステップS104〜S108が実行され、処理はステップS302に移行する。
ステップS302において、CPU22は、合成フレームを生成するために、CCDドライバ30、シャッタードライバ32、絞りドライバ34、レンズ駆動用ドライバ36をそれぞれ制御して、CCD16、シャッター14、絞り12、レンズ系10を駆動し、複数の部分被写体(人物、金網及び背景等)で構成される被写体からの反射光を画素毎に受光する。この時、CPU22は、シャッター14のシャッター膜を、連続して撮像されるフレームを合成した合成フレームに対して最適な露光時間(例えば、複数のフレーム1〜5全体に対して1秒間)開けて、CCD16を露光する。CPU22は、CCDドライバ30を制御してCCD16を駆動し、受光した反射光を、複数回(この例では、5回)連続して光電変換させる。この時、CPU22は、振動を強制的に発生させるために、レンズ系変位機構50を制御して、光軸をCCD16の受光面と平行する方向に移動させる。CPU22は、A/D変換回路18を制御して、CCD16が光電変換したアナログ量をデジタル量に変換させる。この後、処理はステップS120に移行する。ステップS120〜S124が実行された後、デジタルカメラ及びデジタルカメラの画像処理方法の第2の実施形態における画像生成動作が終了する。
以上、第3の実施形態では、第1の実施形態と同様な効果を得ることができる。更に、CPU22は、CCD16による光電変換時、光軸をCCD16の受光面と平行する方向に強制的に移動させる。CPU22は、強制的に移動させることで算出された動きベクトル量に基づいて、合成フレームを生成する。よって、撮影者は、手ブレ等の偶発的に起こる振動に依ることなく、自身にとって不要な金網の画像が取り除かれた合成フレームを自動的に取得できる。
図18は、デジタルカメラ及びデジタルカメラの画像処理方法の第4の実施形態における画像生成動作を表している。この実施形態では、図1に示したCPU22が実行するためのROM26に格納されているプログラムが、デジタルカメラ及びデジタルカメラの画像処理方法の第1の実施形態と相違する。その他の構成は、デジタルカメラの第1の実施形態の図1と同じである。また、図18に示す動作は、CPU22(画像生成手段、回数算出手段、第1及び第2の移動量算出手段)がROM24に格納されたプログラムを実行することによって実現される。
まず、ステップS400において、CPU22は、後述する補助フレーム(補助画像)を取得するために、CCDドライバ30、シャッタードライバ32、絞りドライバ34、レンズ駆動用ドライバ36をそれぞれ制御して、CCD16、シャッター14、絞り12、レンズ系10を駆動し、複数の部分被写体(例えば、人物、金網及び背景)で構成される被写体からの反射光を画素毎に受光する。本実施形態において、補助フレームとは、撮影者が被写体の構図を決めるために用いる画像を指す。CPU22は、CCDドライバ30を制御してCCD16を駆動し、受光した反射光を、複数回(例えば、3回以上)連続して光電変換させる。CPU22は、A/D変換回路18を制御して、CCD16が光電変換したアナログ量をデジタル量に変換させる。この後、処理はステップS402に移行する。 ステップS402において、CPU22は、A/D変換された複数の補助フレームをRAM24にそれぞれ格納する。CPU22は、図3と同様に、複数の補助フレームを用いて、画素ブロック(部分画像)毎に動きベクトル量を算出し、算出した動きベクトル量をRAM24に格納する。この後、処理はステップS404に移行する。
ステップS404において、CPU22は、所定値を超える動きベクトル量に対応する画素ブロックを、複数の補助フレームからそれぞれ除去する。除去した後で、CPU22は、例えば最初に撮像された補助フレーム1で除去された画素ブロックに対応するビットデータを”0”に、補助フレーム1で除去されなかった画素ブロックに対応するビットデータを”1”に設定する。CPU22は、補助フレーム1で除去された画素ブロックを他の補助フレームの同じ座標値の画素ブロックに順次置き換えることで、補助フレーム1で除去された画素ブロックに対応するビットデータを”0”から”1”に順次変換する。例えば、この変換は、補助フレーム1で除去された画素ブロックに対応するビットデータが全て”0”から”1”に変換されるまで実行される。この例では、補助フレーム1で除去された画素ブロックに対応するビットデータは、2、3番目にそれぞれ撮像された補助フレーム2、3のみを用いて”0”から”1”に変換される。この例では、CPU22は、補助フレーム1及び、ビットデータの変換に用いられた補助フレーム2、3を合計した数量から、合成フレームを生成するために必要なCCD16の撮像回数(この例では、3回)を算出する。この後、処理はステップS406に移行する。
ステップS406において、CPU22は、撮影者によってシャッタースイッチSW2(撮像開始手段)が押下げされるのを待つ。シャッタースイッチSW2の押下げ(撮像要求)が検出されると、処理はステップS408に移行する。シャッタースイッチSW2の押下げが検出されないと、処理はステップS400に移行する。
ステップS408において、CPU22は、合成フレームを生成するために、CCDドライバ30、シャッタードライバ32、絞りドライバ34、レンズ駆動用ドライバ36をそれぞれ制御して、CCD16、シャッター14、絞り12、レンズ系10を駆動し、複数の部分被写体(例えば、人物、金網及び背景)で構成される被写体からの反射光を画素毎に受光する。CPU22は、CCDドライバ30を制御してCCD16を駆動し、受光した反射光を、算出した撮像回数(この例では、3回)のみ連続して光電変換させる。このため、CCD16は、合成フレームの生成に必要な撮像回数以上、被写体からの反射光を光電変換することはない。CPU22は、A/D変換回路18を制御して、CCD16が光電変換したアナログ量をデジタル量に変換させる。この後、処理はステップS410に移行する。
ステップS410において、CPU22は、A/D変換回路18にてA/D変換されたフレーム1〜3のみをRAM24に格納する。このように、合成フレームを生成するために必要なフレームのみがRAM24に格納される。CPU22は、図3と同様に、格納された複数のフレームを用いて、画素ブロック毎に動きベクトル量を算出し、算出した動きベクトル量をRAM24に格納する。この後、処理はステップS412に移行する。
ステップS412において、CPU22は、所定値を超える動きベクトル量に対応する画素ブロックをフレーム1〜3からそれぞれ除去する。CPU22は、例えば最初に撮像されたフレーム1から除去された画素ブロックを、フレーム2、3の同じ座標値の画素ブロックに置き換えて合成フレームを生成する。そして、デジタルカメラ及びデジタルカメラの画像処理方法の第4の実施形態における画像生成動作が終了する。
以上、本実施形態では、第1の実施形態と同様な効果を得ることができる。更に、CCD16は、必要な撮像回数以上、被写体からの反射光を光電変換することはない。このため、撮影者によりシャッタースイッチSW2が押下げられてから合成フレームが取得されるまでの時間が短縮され、撮像された複数のフレームを格納するRAM24の記憶容量を節約できる。
なお、上述した第1〜4の実施形態では、CPU22は、動きベクトル量に基づいて、不要な部分被写体(例えば、金網)の画像を含む画素ブロックを除去する例について述べた。本発明は、かかる実施形態に限定されるものではない。CPU22は、焦点が合わされた主要被写体(例えば、人物)からデジタルカメラ本体までの絶対距離を算出するものでもよい。CPU22は、この絶対距離及び動きベクトル量から、他の部分被写体(金網等)の絶対距離を算出し、算出された絶対距離に基づいて、不要な部分被写体(例えば、金網)の画像を含む画素ブロックを除去してもよい。また、CPU22は、撮影者により画素ブロックを除去するか否かが決定されるために、複数の部分被写体(人物や金網等)の絶対距離を液晶モニター38に表示するものでもよい。
上述した第1〜4の実施形態では、CPU22は、フレーム1〜5を、15×15ピクセルの画素から構成される画素ブロックにそれぞれ細分化する例について述べた。本発明は、かかる実施形態に限定されるものではない。CPU22は、8×8ピクセル等のように更に小さい画素ブロックにそれぞれ細分化されるものでもよい。
上述した第1〜4の実施形態では、CPU22は、シャッター14を制御して、CCD16が露光される時間を調節する例について述べた。本発明は、かかる実施形態に限定されるものではない。CCD14は、レンズ系10を通過した光によって露光される時間を調節する電子シャッター機能を搭載しているものでもよい。
上述した第4の実施形態では、CPU22は、複数の補助フレームに基づいて算出された撮像回数だけCCD16に被写体を撮像させる例について述べた。本発明は、かかる実施形態に限定されるものではない。CPU22は、実験・経験的に決められた撮像回数だけCCD16に被写体を撮像させるものでもよい。
上述した第1〜3の実施形態では、CPU22は、基本フレームから除去された画素ブロックを、フレーム3の同じ座標値に対応する画素ブロックに置き換えることで合成フレームを生成する例について述べた。本発明は、かかる実施形態に限定されるものではない。CPU22は、画素ブロックが除去されたフレーム1〜5の画素値を平均し、平均した画素値を有するフレームを合成フレームとして生成するものでもよい。
以上、本発明について詳細に説明してきたが、上記の実施形態及びその変形例は発明の一例に過ぎず、本発明はこれに限定されるものではない。本発明を逸脱しない範囲で変形可能であることは明らかである。
本発明は、レタッチ等の手間のかかる作業をすることなく、不要な部分画像を除去するデジタルカメラ及びプログラムに関する。
本発明のデジタルカメラ及びデジタルカメラの画像処理方法の第1の実施形態を示すブロック図である。 撮像時の振動によりCCD16の撮像面に結像された複数の部分被写体が移動した距離の詳細を示す説明図である。 図2に示した部分被写体に対応する画素ブロックが移動した量である動きベクトル量の算出方法を示す説明図である。 撮像時の振動によりフレーム毎に移動した画像(中間調画像を含む)の具体例を示す説明図である。 撮像時の振動によりフレーム毎に移動した画像(中間調画像を含む)の具体例を示す説明図である。 複数の部分被写体の画像を含む画素ブロックに対応する動きベクトル量を示す説明図である(中間調画像を含む)。 画素ブロックに対応する動きベクトル量の相関関係を示す説明図である(中間調画像を含む)。 図4及び図5で述べたフレーム1〜5を用いて合成した合成画像(中間調画像を含む)を示す説明図である。 本発明を適用していないデジタルカメラでフレーム1〜5を合成する例を示す説明図である(中間調画像を含む)。 デジタルカメラ及びデジタルカメラの画像処理方法の第1の実施形態における画像生成動作を示すフローチャートである。 デジタルカメラ及びデジタルカメラの画像処理方法の第1の実施形態における画像生成動作を示すフローチャートである。 本発明のデジタルカメラ及びデジタルカメラの画像処理方法の第2の実施形態を示すブロック図である。 デジタルカメラ及びデジタルカメラの画像処理方法の第2の実施形態における画像生成動作を示すフローチャートである。 デジタルカメラ及びデジタルカメラの画像処理方法の第2の実施形態における画像生成動作を示すフローチャートである。 本発明のデジタルカメラ及びデジタルカメラの画像処理方法の第3の実施形態を示すブロック図である。 デジタルカメラ及びデジタルカメラの画像処理方法の第3の実施形態における画像生成動作を示すフローチャートである。 デジタルカメラ及びデジタルカメラの画像処理方法の第3の実施形態における画像生成動作を示すフローチャートである。 デジタルカメラ及びデジタルカメラの画像処理方法の第4の実施形態における画像生成動作を示すフローチャートである。
符号の説明
10 レンズ系
12 絞り
14 シャッター
16 CCD
18 A/D変換回路
20 閃光発光回路
22 CPU
24 RAM
26 ROM
28 I/F回路
30 CCDドライバ
32 シャッタードライバ
34 絞りドライバ
36 レンズ駆動用ドライバ
38 液晶モニター
40 操作部
42 バス
44 記憶メディア
46 スロット
48 CCD変位機構
50 レンズ系変位機構
100、200、300、400 デジタルカメラ

Claims (8)

  1. カメラ本体までの距離がそれぞれ異なる部分被写体で構成される被写体を連続して複数回撮像する撮像手段と、
    前記撮像手段により撮像された複数の画像のうち異なる画像間において複数回撮像する時のカメラ本体の振動に伴い前記部分被写体に対応する部分画像が移動した移動量を部分画像毎に算出する第1の移動量算出手段と、
    前記第1の移動量算出手段により部分画像毎に算出された移動量を用いて、該部分画像のうち、焦点が合わされた部分被写体に対応する部分画像の移動量より大きい移動量の部分画像を除去した画像に基づいた合成画像を生成する画像生成手段とを備えることを特徴とするデジタルカメラ。
  2. カメラ本体までの距離がそれぞれ異なる部分被写体で構成される被写体を連続して複数回撮像する撮像手段と、
    前記撮像手段により撮像された複数の画像のうち異なる画像間において複数回撮像する時のカメラ本体の振動に伴い前記部分被写体に対応する部分画像が移動した移動量を部分画像毎に算出する第1の移動量算出手段と、
    前記第1の移動量算出手段により部分画像毎に算出された移動量を用いて、該部分画像のうち、前記カメラ本体までの距離が、焦点が合わされた部分被写体までの距離より小さい部分被写体に対応する部分画像を除去した画像に基づいた合成画像を生成する画像生成手段とを備えることを特徴とするデジタルカメラ。
  3. 請求項1又は請求項2に記載のデジタルカメラにおいて、
    連続して撮像される画像毎に前記撮像手段の露光時間を適切な時間に設定する第1設定動作を実施する第1時間設定手段を備え、
    前記第1設定動作が実施されると、前記画像生成手段は、前記合成画像を生成する際に、前記複数の画像のうち前記部分画像が除去された基本画像において、前記基本画像から除去された部分画像の領域を、前記基本画像以外の画像における前記基本画像から除去された部分画像の領域に対応する領域で置き換えることを特徴とするデジタルカメラ。
  4. 請求項1又は請求項2に記載のデジタルカメラにおいて、
    前記合成画像に対して前記撮像手段の露光時間を適切な時間に設定するために、各画像の露光時間を少なく設定する第2設定動作を実施する第2時間設定手段を備え、
    前記第2設定動作が実施されると、前記画像生成手段は、前記合成画像を生成する際に、前記部分画像を前記複数の画像からそれぞれ除去して、部分画像が除去された複数の画像を重ね合わせることを特徴とするデジタルカメラ。
  5. 請求項1から請求項のいずれか1項記載のデジタルカメラにおいて、
    前記撮像手段により複数の画像を撮像するときに、前記カメラ本体に振動を強制的に発生させるために、前記撮像手段の受光面と前記受光面に対する光軸とを相対的に変位させる光軸変位手段を有することを特徴とするデジタルカメラ。
  6. 請求項1から請求項5のいずれか1項記載のデジタルカメラにおいて、
    前記被写体の撮像を、撮像者からの撮像要求に同期して開始する撮像開始手段と、
    前記撮像手段に含まれ、前記被写体の構図を決定する補助画像を取得するために、前記撮像要求前に前記被写体を連続して撮像する補助撮像手段と、
    前記補助撮像手段により撮像された複数の補助画像を比較して、補助撮像時のカメラ本体の振動に伴い前記部分被写体に対応する部分画像が移動した移動量をそれぞれ算出する第2の移動量算出手段と、
    前記第2の移動量算出手段により算出された移動量を用いて、前記合成画像を生成するために必要な撮像回数を算出する回数算出手段とを備え、
    前記撮像手段は、前記被写体を、前記回数算出手段により算出された回数を連続して撮像することを特徴とするデジタルカメラ。
  7. カメラ本体までの距離がそれぞれ異なる部分被写体で構成される被写体を連続して複数回撮像することで得られた複数の画像のうち異なる画像間において複数回撮像する時のカメラ本体の振動に伴い前記部分被写体に対応する部分画像が移動した移動量を部分画像毎に算出する移動量算出工程と、
    前記移動量算出工程により部分画像毎に算出された移動量を用いて、該部分画像のうち、焦点が合わされた部分被写体に対応する部分画像の移動量より大きい移動量の部分画像を除去した画像に基づいた合成画像を生成する画像生成工程とをコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
  8. カメラ本体までの距離がそれぞれ異なる部分被写体で構成される被写体を連続して複数回撮像することで得られた複数の画像のうち異なる画像間において複数回撮像する時のカメラ本体の振動に伴い前記部分被写体に対応する部分画像が移動した移動量を部分画像毎に算出する移動量算出工程と、
    前記移動量算出工程により部分画像毎に算出された移動量を用いて、該部分画像のうち、前記カメラ本体までの距離が、焦点が合わされた部分被写体までの距離より小さい部分被写体に対応する部分画像を除去した画像に基づいた合成画像を生成する画像生成工程とをコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
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